【硬式野球】第2節2試合目 ピンチを乗り越え、タイムリーヒット連発で連勝
令和6年度札幌学生野球連盟春季1部リーグ 5月15日 第2節第2試合
北海学園大学 ― 札幌大学
【スタメン】
北海学園大学
1(三)森 晴斗 (④・法・知内)
2(二)杉林 蒼太 (③・経済・北海)
3(遊)常谷 拓輝 (③・人文・札幌静修)
4(指)南 泰成 (④・法・札幌光星)
5(中)郡山 遥翔 (②・法・札幌大谷)
6 (右左) 柏原 翔太 (②・経済・旭川実業)
7(右)斉藤 真吾 (③・経済・北海)
8(捕)久保田 廉太朗(④・経営・札幌国際情報)
9(中)下向 航 (③・経営・浦河)
先発投手 木村 駿太 (③・経済・札幌国際情報)
札幌大学
1 (左) 水野 楓海 (①・札幌静修)
2 (右) 桑田 翔叶 (③・旭川大高)
3 (中) 佐野 翔騎郎 (④・札幌山の手)
4 (指) 小飼 隆太 (③・札幌静修)
5 (一) 石井 凌輔 (③・大谷室蘭)
6 (二) 三浦 琉生 (③・苫小牧中央)
7 (三) 近藤 大翔 (③・旭川大高)
8 (捕) 布施 友梧 (④・札幌第一)
9 (遊) 久保田 晃士 (②・青森山田)
先発投手 宮田 文仁 (③・苫小牧中央)
【スコア】
(学園大)木村(7回)→ 住吉(2回)
(札幌大)宮田(7回)→ 高松(1回)→ 早坂(1回)
本塁打:(札幌大)布施(7回スリーラン)
【順位表】
【戦評】
雲一つない空の下、野幌硬式野球場で始まった対札大戦。
2回表まで本学で5安打、札幌大で2安打が出るも、得点することが出来ないまま迎えた3回裏。1アウト2、3塁(9番久保田の左安打・1番水野の死球・2番桑田の投ギ)のピンチがやってきた。
双方に緊張感が走る中、3番佐野の激しくバットが折れるヒット。佐野は1塁へ進むが、ホームへの送球はキャッチャーに届きタッチアウト。札幌大に得点を許さず、ピンチを逃れた。
その後4回まで両者1点も譲らない状況であったが、5回表の本学の攻撃で空気が変わる。
4番南の送りバント成功もあり、2番杉林が3塁、3番常谷が2塁にいる中迎えた5番郡山の打席。3ボール2ストライクからのヒットは、サードの頭をはるかに超え、2番杉林、3番常谷がホームに。これにより本学は先制点2点を決めた。
本学ナインの得点は止まらない。応援席からの「打て常谷、頼むぞ常谷」のコールの中、3番常谷が期待に応え中安打。この後、5回にタイムリーヒットを放った5番郡山が中安打。常谷がホームに還り2打席連続のタイムリーヒットとなった。さらに6番柏原が放った中安打で郡山もホームに還り、7回表終了時点で本学4点対札点となった。
そんな中迎えた7回裏札幌大の攻撃。6番三浦の進塁・7番近藤の右安打の後、8番布施の打球はフェンスを越え、スリーランホームランとなる。7回裏ノーアウト、札幌大ナインの反撃が始まった。
3点得点された後は9番久保田の三振・1番水野ゴロで2アウトとなったが、2番桑田、3番佐野の連続ヒット。しかし4番小飼のピッチャーゴロで3アウトにして、失点を3点に抑えた。
1点差で始まった8回表、本学は9番下向の三野、1番森・2番杉林の四球により満塁のチャンス。そこに常谷が左安打を放ち2点を獲得。9回表には6番柏原のツーベースヒット、8番久保田のタイムリーヒットで1点を獲得し、札幌大との点差を引き離すことに成功した。
9回裏は9番久保田が四球で進塁となるも、奪2三振、レフトフライで3アウト。
7対3で本学が勝利した。
これにより本学は第2節2連勝。明治神宮への道を一歩一歩進んでいる本学硬式野球部に、これからも目が離せない。
【ギャラリー】