【硬式野球】相手の不意を突き、着実に盗塁・加点！　本学ナイン、再び首位へ！

2024年9月24日 07:05

札幌学生野球連盟春季1部リーグ第2節第3戦

【スタメン】

北海学園大学

1(右) 金野颯汰（＝こんの・そうた/④・人文・札幌第一）
2(二三) 増田禅（＝ますだ・ぜん/④・法・北海）
3(遊) 常谷拓輝（＝つねや・ひろき/③・人文・札幌静修）
4(一) 郡山遥翔（＝こおりやま・はると/②・法・札幌大谷）
5(三一) 水野航士朗（＝みずの・こうしろう/③・経営・札幌第一）
6(中) 下向航（＝しもむかい・こう/③・経営・浦河）
7(指) 永島慶大（＝ながしま・けいた/④・経営・札幌第一）
8(捕) 久保田廉太朗（＝くぼた・れんたろう／④・経営・札幌国際情報）
9(左) 小保内貴堂（＝おぼない・きどう/①・経済・北海）
先発木村駿太（＝きむら・しゅんた/③・経済・札幌国際情報）

札幌大谷大学

1(中) 笠原陸（＝かさはら・りく/④・社会・駒澤大学苫小牧）
2(三) 田中飛勇我（＝たなか・ひゅうが/①・社会・北照）
3(二) 大見晨藍（＝おおみ・しんあい/④・社会・札幌大谷）
4(捕) 中川諒（＝なかがわ・まこと/③・社会・札幌大谷）
5(指) 石鳥颯（＝いしとり・そう/③・社会・札幌大谷）
6(右) 曵地悠星（ひきち・ゆうせい/③・社会・大麻）
7(左) 佐々木陵人（ささき・りょうと/①・社会・北照）
8(一) 高橋彰磨（たかはし・しょうま/④・社会・旭川明成）
9(遊) 三崎凌大（みさき・りょうた/②・社会・武修館）

【スコア

（北海学園大学）
　木村（9回0四球0失点9奪三振） ― 久保田

（札幌大谷大）
　及川（7回4四球1失点5奪三振） ― 中川
　柄目（2回2四球1失点1奪三振） ― 中川

【戦評】
　雨雲が福住の空を覆う中始まった、大和ハウスプレミストドーム（札幌ドーム）での、札幌大谷大学との一戦。

　1回裏、二死の状況で大谷大の3番大見が、投げては本学木村の2球目にて中安打を放ち、出塁するも、続く4番中川を見逃し三振に抑え、得点とはならなかった。

　2回表、本学の攻撃。6番下向が、投げては大谷大の及川の初球を見切って1ボールとすると、続く2球目にサード方向のゴロを放つ。すると、大谷大の三塁手田中の悪送球による失策で、下向は二塁へ。早くも先制のチャンスを掴んだ本学は、無死二塁で向かえた7番永島の捕犠にて、6番下向が三塁への盗塁に成功する。さらに続く8番久保田が一死三塁の状況でショートゴロを放ち、その間に三塁ランナーは本塁に生還。本学は2戦連続となる先制点を挙げた。

　追いつきたい大谷大は一死の状況で先頭打者の笠原が死球にて出塁すると、続く2番田中のショートゴロで二塁へ。しかし、二死二塁の状況で向かえた3番大見が空振り三振に倒れ、依然として１点差の状況が続く展開となった。

　4回表、一死にて向かえた5番水野が三安打にて出塁すると、続く6番下向が投安打にて出塁。一死一、二塁で向かえた7番永島が中飛を打ち上げるも空しく倒れる。二死一、二塁で向かえた8番久保田が2ボール2ストライクと粘り、5球目に左安打を放つも、二塁走者アウトにより追加点を重ねることはできなかった。

　5回・6回・7回と、両者一歩も譲らない熾烈な攻防戦が繰り広げられる中向かえた8回表、3番常谷が右安打を放つと、4番関の捕犠で、常谷は二塁への盗塁に成功する。続く5番水野の打席。投げては大谷大及川の3球目の暴投により、二塁走者は三塁へ進塁した。なお水野は空振り三振に倒れ、6番下向が敬遠により出塁した。二死一、三塁で向かえたチャンスで7回表より永島に代わって井樫が打席に立ち、四球を選んだ。二塁の代走に火ノ川を指名し向かえた8番久保田の打席、しかし大谷大の柄目が初球を投げるも、大谷大の捕手中川が捕らえ損ね（捕逸し）、常谷がホームに生還。大谷大は追加点を許す展開となった。

　2対0と大谷大にとって厳しい展開が続き、どうにかこの戦況を打開したい大谷大であったが本学ナインの堅い守備陣を打ち破ることが出来ずゲームセット。本学は攻守の堅い連係プレーで白星を勝ち取り、秋季リーグ順位を再び首位に上げた。

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