新生児訪問を終えて
1ヶ月健診の日に自治体から電話。新生児訪問の日程調整だった。
ついにきたか、と思いつつ少しワクワクした気持ちもあった。
いざ当日。10時訪問というのに、私たちが起きたのは9時を回る。まだまだ全然起床時間は安定していなかった!
慌ててご飯を食べて、食器を洗い、見えるところの整理をする。
今まで、当たり前のように訪問していた自分を恥じた。子育て世帯にとって、10時の訪問は楽ではない!何事もなかったかのように、扉を開けてくれたその時まで、実は戦場だったのだ。
眠い目を擦りながら、必死に準備してくれていたことに感謝しよう、と感じた。
さて、訪問では、母から出産時の状況について確認、母子手帳チェック、現在の育児の様子、サポート状況確認、子どもの体重測定、ストレスチェック、地域情報の提供といった流れでさくさく終了。
終わった時はなんだか晴々した気持ちだった。
なぜだろう?あぁそうか、出産の振り返りができたから。話を聞いてもらえた満足感かもしれない。
困っていることありますか?と言われてもわからない。困ってないと言うと嘘になるけど、正解がない中で正解を問いたい気持ちはすごくある。会話の中で浮き彫りになる心配事を引き出してもらえると多分、その場だけでも安心につながる。あぁ、自分はこんなことが話したかったのか、と気づかされる。人に話すって大事だなぁ。
子どもをたくさん褒めてくれるとなお嬉しいものだ。
おかげで、今からまた育児に向き合える糧となる。
パートナーにも参加してもらえたことも大きい。ぼやっとしている保健師像だが、保健師さんってすごい仕事だね、の一言がすごく嬉しかったよ。