アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編9『伊良衣良と激辛』4
アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編9『伊良衣良と激辛』4
2024/01/25校正更新
2024/01/23校正更新
2023/07/21校正更新
2023/06/26校正更新
2023/06/21校正更新
この話はストーリーの都合上過激な性描写や暴力描写、及びグロテスク、パクリな表現を多く含みます。
20才未満の方の閲覧はご遠慮ください。
激辛選手権王『ルシファー』
前髪に癖毛のある方まで髪の毛を伸ばした少女、というのが最初に会ったイメージだったが擬態能力を持っているらしくて何とも言えない、
【この娘が全くもって正体が不明だとしか言いようがなかった。しかし最近になって『ローズ』と判明、『かなえ』は最初『ローズメイディン』とか考えていたらしいが長すぎるので本人が断固拒否をしたもよう。
私が推測したところあそこにいた淫魔の中でもずば抜けた能力使いだった。彼女は私とあつしが『瑠璃』さんの正体(獣鬼化していた)を伝える前から彼女(実際は瑠璃の姿と大きさに擬態した獣鬼だった。
私もあろうことか1学年上の上級生に輪姦射精されて種子と人造精子を仕込まれている。
その瑠璃になりすましていた獣鬼はその後、彼女のペットになったらしい。)の正体を知っていたようだったし、奴らに種子と人造精子を撃ち込まれて肉体と精神を凌辱されながら獣鬼に肉を喰らい尽くされ自我を失うという演技をやってのけていた。】
現在は約400年前の第4惑星『地球』にいて今までの過去の自分の記憶に疑問を持ち始めた数ヶ月前の自分と情報交換のために入れ替わっている
『ハルサメとナッツ』シリーズのナッツの中にいる「サタン』や『淫魔』と過去に因縁があるらしいが謎だ。
伊良衣良『博多ラーメン』
もちろん私自身のことだ。胸まであるソバージュヘアが理由らしいが、これでも毎日ブラッシングはしているつもりだ。
それにしてもひどいコードネームじゃない?、『瞬足娘』とかまともな名前を考えられなかったのだろうか?
もっとも『ウ〇娘』とかだったら断固拒否だけどね。
ちなみに『博多ラーメンはストレートの細い麺だぞ』と言うツッコミは亜希に言ってくれ。
【未来の世界では『あつし』 こと『ニナ』を始めとする6人姉妹(とはいえ受精卵クローン)の長女『イカロス』である、あ、念のために断っておくが某アニメのような背中に大きな純白の大きな翼がはえた超巨乳の優しい瞳をした美少女を思い浮かべないように、それこそ失望しかしないから!】
決めゼリフは『遅いことなら〇〇でも出来る』だ。過去の私はほとんど記憶がなく東北地方の海辺の町で幼少期の『刈り上げ君』を肩車しているセーラー服を着た志乃らしき人物を見た記憶はあるがその前後の記憶が曖昧でほとんどないに等しい、小学四年の時に静岡県富士市から今の武蔵市にトラックで引っ越す際に所属不明のオスプレイから銃撃を喰らうあたりからはっきりとした記憶はある、その時に志乃と『刈り上げ君』に再会している。
名前 不明 『刈り上げくん』
前髪以外は刈り上げのボーイッシュな女の子、どうやら未来世界では『ホームズ』と呼ばれていたらしいが、過去には志乃との関わりが深いらしい。
【この子は今のとこ正体不明、未来世界におけるわたしたち6人姉妹(受精卵クローン)の1人。能力は今のところ不明、だがハルサメとナッツシリーズでは『ジェネシス』と言う能力は物事を過去の本来ならあるべき状態に戻せるらしい】
名前 不明 『ツインテール』
某進学塾のCFあたりに出て来そうな見た目は可愛い子、しかし性格は結構卑しい。
【あの忌まわしき未来世界では私の妹であり、末っ子だった『ヘナ』だった。彼女達は研究所の職員たちから陵辱、輪姦をされて大量の獣鬼の種子を子宮を通じて脳髄に撃ち込まれている、この娘の場合はその影響もあって今から9年前にタイムスリップしてから約3年間は若い女性を襲って彼女たちの生肉を生きながらにして喰らって命を奪って生きてきたらしい。
しかし彼女の前に突如として現れたふざけた幼女夏乃花奈がその卓越した肉体再生能力を駆使して『ヘナ』が飽きるほどにおのれ自身の肉を喰らわせて正常化させたとのことだ。今は3才の女児と5才と7才の男児を拾い食いやら万引きをしたりして養っている。能力は『願望達成能力』だが未知数。
草薙敦子『あつし』
私の同級生であり、隣の席の男子、未来の研究施設でのニックネームはコンプライアンス的に問題のある娘だ。
【未来世界での『ニナ』、本来は女子ではあるが諸事事情により男子を演じている、とはいえ『召喚、送還能力によりどんなものでの出したり送りこんだりできるありがちなパクリ能力を持ち自分の肉体の一部や全身に対しても行える、『送還女の身体、召喚男の身体』と念じれば男になれるし『送還男の身体、召喚女の身体』と念じれば女になれる。後色々細かい設定もできるので擬態化と違い気を失ったり死んでもそれは解けない、生みの親(仮胎)は『あつこ』、だが彼女は『ニナ』を出産後銃殺されている。その彼女が『ニナ』の中に生きていた。その後、『ニナ』が9才になった頃こっそり覗きに行った『かなえ』の部屋で彼女が多人数の男性職員に強姦されているところを目撃してしまう、その時『ニナ』自身も強姦され、幼かった身体故に瀕死の重傷を受けながらも這いずって逃げ出す。その後『かなえ』が人が変わったかのように職場放棄を始め彼女が姉妹のひとりを突き飛ばした現場を見てしまい逆上して初めて召喚能力を使い斧を出して惨殺をしてしまい他の5人の保母も惨殺をして自己嫌悪から逃げるようにして過去の世界に行き現在に至る】
名前 不明『瑠璃」
私たちと同じく6人姉妹のひとり、痩身傷だらけで路上で倒れているところを水野美衣、絵留姉妹に拾われ10才まで育てられるが美衣、絵留のふたりに11才以上しか成長できない呪いがかけられているためそこからは佐原家の世話になりこの国の政治に疑問を持ちルポライターの職に着く、しかし取材中に獣鬼たちに襲われて獣姦されながら種子を打ち込まれ幼児化が進む一方二重人格化して一方は咲の中に、もう一方は瑠璃自体に残り獣鬼に利用され精神的な身体を喰らわれながらも咲の中にいた超妖魔に守られつつ現在に至る。しかし最近になって二重人格化どころか三重人格化していた説も浮上している。そう未来での研究施設でのあのコンプライアンスに問題のありそうな『ハ』から始まるニックネームから1文字とった名前で『下界(パラレル)途中からほぼ瀕死の状態で登場して命を救ったストレート亜希にその2文字の名前で呼ばれていたあの脇見運転キャラで。いまハルサメとナッツシリーズ「火星の野望」に絶賛出演中のあの子だ。彼女の未来を考えると憂鬱ではある。
ちなみに私たち姉妹の共通事項において眼球カメラと耳の中にも細工が施されていて鼓膜付近は高性能カメラに置き換えられて内耳部分にある三半規管も高性能なジャイロに置き換えられているらしい、それ自体がかなり謎なのだがそれらは研究所が勝手に私たちの身体をサイボーグ化した事によるものかもしれない。
しかし最大の謎は私たちは基本的には同じ受精卵から作られたクローン受精卵を6人の少女達に(無理矢理)本人たちの同意なしに人工着床させて生まれたはずだから実質的に6子という事になるのだが・・・全然みんな顔も性格も似ていない、謎だ。
冴子 本名はsae-Co で外来系知的生命体と聞いた、しかし科学者のはずなのに臨月間近まで自身の妊娠に気が付かなかった大マジのうつけものであるが現代の第3惑星においてはJK国会議員である『倶名尚愛』の秘書アンドロイドを開発製造するという天才ぶりも発揮するが本人の拘りか余りにもリアルに生殖器周りまで造りすぎてしまったためになんらかのトラブルで彼女が全裸となってしまった時にフェミニストたちの絶好の攻撃対象となる。
もちろん椎奈は人間の男性とセッ〇〇をしても妊娠をすることは絶対にないはずだったが・・・・・?。
風間志乃 通称中出し刑事の娘であり1年半以上前の大型拳銃による射殺事件で帰らぬ人となったはずだがその時に出現した葉類亜希(当時は無名)の中で何故か生きている。実は彼女は『染色体加工人間』という名前で呼ばれていて父親の風間達也との血縁関係は皆無だったりする。しかし彼女の能力の限界は未知数だ。ただしタイムリーパー兼テレポーテーショナーとしての能力は特出していて彼女が一度の跳躍で数100年過去と未来、そして数万光年の距離を瞬時に跳べる。
どうやら観萌クラスの肉体再生能力はあるらしい。しかし観萌らと同じく放射性物質による被曝には弱いらしい。
葉類亜希(ストレート黒髪の小柄な女児タイプ)、志乃と入れ替わりに出現した謎だらけの少女。
私はてっきり最初に会った時は擬態化したボサボサ亜希だとばかり思っていたが少し違うようだ。
普段は愛知県警小田井署勤だが度々東京近郊の武蔵署にやってくる。年齢も能力も不詳。
拳銃は全く使えずに野球のボールに見立てた鉄球、もしくは強化ゴムのボールを時速180キロメートルの速度で狙ったコースを狙った位置に投げることが出来る・・・らしい(投げたところを私は見たことがないから)
痴漢や強〇魔を何十度かあの世に送りかけて何十回も謹慎を喰らっているとの事(まあ東京近郊に出没している時はそれが理由と思って間違いない)
葉類亜希(ボサボサ亜希)、少なくとも8年以上前からこの武蔵市にいるらしい。淫魔刑事のひとりだ。
髪は常にボサボサ、肌荒れもひどい、どうやら武蔵のコ〇〇ボと呼ばれたいらしい。
クセはもちろん頭皮をツメでボリボリと掻くことだがものの数分で30センチのフケの山を作るのは正直言って勘弁してほしい。
風間亜紀(ポニテ亜希)、ボサボサ亜希に憑依している淫魔、身長や体重、プロポーションは変幻自在、どこからどう見ても非の打ちどころのない美少女だが喋ると全てをぶち壊しにする性格の乱雑さが特徴。
いつも何故か夏のミニスカートセーラー服を着用しているが下着は着用しない主義。あぐらをよくかくのでそんな時は大事なオ〇〇コやオチ〇〇ン(男に擬態した時)が丸見えとなる。
そんな彼女が水溜りの上を歩くとどうなるのか?って?彼女は人の目には直接見えるがカメラや鏡などには映らない。だから見えないので問題ないなと思っていたら彼女は大雨で道が冠水した時に「スカートが濡れる」という理由で両手でスカートを捲り上げて歩いた事がある。当然だがオマ〇〇も丸見えだ。
しかもかつて彼女はかの大天使『ミカエル』を身体中に大きな刺青を入れた『不良少年天使』と勘違いしていたらしくその姿に擬態して同じく不良少女だった山崎秋子を誘惑してセッ〇〇をやっちゃって返り討ちに遭い精液を全部抜かれるという醜態を晒している。
なんか兄妹の純愛少女漫画をみて誤解したらしいがこやつもうつけものだ。
私はこの3人を3バカ亜希と呼んでいる。本当に馬鹿だ。
葉類智恵 ただ一言、片山〇〇きも裸足で逃げ出す鬼ババア、私はほとんど会った事がないので悪魔でも噂だ。小田井署警部と署長、そして武蔵署の署長も兼任している。公安や内閣調査室の影のトップという噂もあるがナゾである。かの天才養女前田リナが造った『フルコンパチブルアンドロイド』が何体も存在する説もあり真相は闇の中だ。
波瑠沙芽(はる さとみ)
火星から来たクローン女性と崖信介とのS〇〇によってできた受精卵を無理矢理佐原観萌の妹詩織の胎に強制的に人口着床させられて生まれたさっきまでの娘たちとは違う理由でコンプライアンス的に問題のある娘、ハルサメとナッツシリーズの主人公の1人。淫魔と妖魔が棲んでいるので見た目はお子ちゃまだが実はアソコはかなりスゴいらしい。
夏野明美(なつの あけみ)
崖信介直系の子孫であり実の娘でもある奈津菜摘と他複数の少女たちとの複合体。
その中にあの『サタン』も内包されている。
数代に渡る近親相姦を平気でやらかす崖信介一族なのでこちらもコンプライアンス的に問題だらけだ。(要するに自分の実の娘や孫娘らを平気で犯して孕ませ子を産ませるヤバい奴、そしてその子が女の子なら彼女が二次性徴を迎えた頃又(強姦を)やってしまうというヤバいやつ)
波瑠沙芽も夏野明美もガードが固かったため波瑠沙芽の方は義弟の健太を操って沙芽を誘惑して彼女の胎の中に2体の悪魔を超える存在になる胎芽を植え付けることに成功した。
その年の12月頃に出産する予定だったが意に反して彼女たちはもうすでに生まれていて夏乃花奈と秋草加奈という2人の姉妹としてすでに目の前に存在している。もちろん胎の中の彼女たちが消えたわけではない。
(その辺の詳しい話は『ハルサメとナッツシリーズ』の火星の野望編で。)
タイムリーパーが介入した結果であるがなぜか花奈と加世のふたりは波瑠沙芽を『母親』と呼ぶのは当たり前として夏野明美の事を『乳親』と呼ぶ。彼女たちは認識していないがハルサメとナッツは誰がどう見ても恋人同士にしか見えない。私は彼女たち太陽系外から来た外来種の特性によるものだと思っている。
実は奈津菜摘も毎日のように排卵が始まった頃から18才まで毎日のように犯されていたらしいが受精したことさえない。
佐原観萌、佐原詩織、花梨、『あつこ』、『かなえ』どなたも普通に太陽系外の外来種らしいが実は『染色体加工人間』である志乃の娘疑惑が浮上中。
JC淫魔刑事、文月輪、冬河銀、夏乃可奈、秋種加世、春香織、冬河銀、シルバー・ウインターリバー、水無月海、可奈野椎、佐原観萌、葉類亜希、葉類智恵(上司)
部外者 風間亜希(葉類亜希に憑いている淫魔)佐原詩織(観萌の妹)、花梨(観萌の分身)山崎秋子、倶名尚愛、楓凛、樋口由紀、樋口有希などまだ出る予定の人達も含む。
そして重大な誤認が発生、今までのストーリーの展開上花奈や椎、観萌らは中学2年生になっていて、香織と月海は3年生のはずなのだが何故か中1中2のままである。特に花奈は14才になったつもりでいたらしいが実際にはまだ13才であり中1である、謎だ、もしかしたら〇〇“エさん現象に巻き込まれたのかもしれない。
彼女たちはこれまで私が関わってきた少女たちだ。まあハルサメなら身長とかバストのカップサイズとかも嬉々として書き込んでやれとろけるような完熟マンゴーとか男をトリコにする黄金マンゴーとか言い出しそうだけど私そんなのに時間割くの面倒なので茶々っと話を進ませてもらうから夜露死苦。
基本的に語りにおいて一人称は『私』は伊良衣良、『あたし』はローズ、又はルシファー、激辛だ。
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@別れと終わらない地獄めぐり〜続き
それからしばらくしただろうか?
少女は目を覚まして起き上がっていた。
肉体再生は完全に済んだのか全裸の彼女はしばらくぼんやりと周りを見回していたが突然悲痛な声で泣き叫び出していた。
「あたしの『ローズ』は?彼女はどこにいるの?あたしはまたひとりぼっちなの?せっかく友達ができたのに?私ひとりだけ獣鬼になぶり殺しにされれば良かったのに」
泣いて私の胸を叩き続けている彼女には少し酷かもしれないけど私は告げなければいけなかった。
「そうなると今度は『ローズ』がひとりぼっちの孤独になってしまうよ?君はそれでも良いのかな?」
もちろん私と白髪縮毛少女のように上手く共存できるかもしれない。しかしその確率は20%以下だと『かなえ』に聞いたことがある、というか私たち6姉妹の借り腹にされていた少女達は全員出産期よりも早い時期に研究所の施設に潜り込んでいた『国立こじろう学園』のOBらによって輪姦されて破水させられていたと聞いていた。
月数もまだ未熟で死産になっていた可能性が高かったと聞いた。それでも私たち6姉妹は無事に産まれていた。ある意味奇跡だろう。
『かなえ』自身もその方法で助けられた命のひとつかもしれない。
「ひとつだけ忘れないで、『ローズ』は今もあなたの中に存在する、それだけは確かに言えることだから」
私は彼女にそう告げていた。
それから私はその後またすぐに再び意識を失っていた。無数の獣鬼に襲われたからだ。
私はまた奴らに何度も何度も何度も陵辱を受けながら胎に大量の射精をさせられて破裂させられながら肉を食らわれたのかもしれない。
ただひとつだけ記憶に残っていることがある。
前髪に癖毛のある肩まで髪の毛を伸ばした少女と別れる際に彼女の肩にちょこんと乗っていた可愛い子リスの正体は紛れもなく私を犯した獣鬼をぶっ飛ばしたあの獣鬼が擬態した奴だった。
単に猫を被っていただけなのかそれとも『ローズ』に服従していたのかは理解できなかったが私としては後者だと信じたかった。
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@獣姦と輪姦射精の果てに
『どうしたんですか?」
もうひとりの私が聞いて来た。
私の妹である『ローズ』があの『前髪に癖毛のある肩まで髪の毛を伸ばした少女』と融合してすぐに私たちは別れてから無数の獣鬼に襲われたのか?それとも別れる前に襲われたのか全く記憶がなかった。
後者なら撃退出来た可能性は高かったが前者となると輪姦どころの騒ぎじゃない圧倒的な数の差で私の体は蹂躙されて無限に射精を繰り返されて、肉を食らわれてもはや別人になっているはずだ。水溜りに映る自分の姿を見るのが恐ろしくさえあった。
時間が経つにつれてその間の記憶が蘇って来た。
私は数日いや数十日にかけて数百匹の獣鬼たちに輪姦射精され続けていた。
おまけに放射性物質であるトリチウムをたっぷりと含んだ精液に含まれた無数の、いや無限大数の人造精子と種子を撃ち込まれた私は何度も何度も何度も何度も胎を破裂させられ再生出来た身体の皮膚も赤紫色を灼きただれ、皮膚さえ再生できずに内臓や筋肉が剥き出しの状態になるまでしか肉体再生はできなくなっていた。
「いや、い、い、いやぁ〜いた〜い!いやぁぁ〜‼︎」言っている言葉とは裏腹に私の脳は快楽地獄にはめられていた。いや、脳がとろけるように気持ちが良くなっていたから快楽天国というべきかもしれない。
それは私の中にいるもうひとりの私も同じだった。
特に身も心も幼かった彼女には表面的には甘くとろけるような誘惑であっても、あとで我に帰ればあまりにも衝撃的で過酷な体験だろう。
『お姉さん、このままあなたはここの住民になりたいの?』
何処からともなくそんな声が聞こえて来た。
『だれ?』私は問いかけた。
『私?私はこの星に住んでいる淫魔だよ?』
『いんま?エッチなことがだいすきなあくまね、いまわたしがされていることはあなたにはこうつごうでしょ?」
しこうりょくもはんだんりょくもうしなっていたわたしはかのじょをこばんでしまった。
『それがそうもいかないよ?このままだとおねえさんはあいつらの一部になってしまう、悪いようにはしないから私に任せて』
性欲や快楽を否定する淫魔なんて聞いたことも見たこともなかった。
彼女は私から甘くとろけるような快楽を奪い激痛のみを残してくれた。
『うそつき』
私は思わず心の中で愚痴った。
『それが今のあなたたちの現実、その痛みがなくなる方法はあなたにはわかっているよね?』
『肉体再生?』
私にはそれを実行に移す自信はまったくなかった。脳髄に撃ち込まれた無限大数の種子や人造精子がそれを阻害するのは目に見えていた。でも・・・私にはせっかく守った命がある、まあ私の身体を隠れ蓑にしようとするアイツなんてあまり当てにできないが。
『バカか?キサマは?だれもそんなことは言ってないわ』
私はそう言うと目の前の獣鬼の腹に手のひらを突き立てた。爪先が青白く光るとそいつの背中を突き抜けて全身を焔で焼き尽くした。
『1体なら無理でも2体ならなんとかなるってことね!』
私の目の前を透き通った白髪の少女が両腕を左右に広げ駆け抜けながら獣鬼どもをなぎ倒して行った。あるものは吹っ飛び仲間を巻き添いにして肉片と化して、ある獣鬼はその太くて長い5本の爪で白髪少女の体を引き裂こうと腕を振り下ろした、しかしその爪は彼女の胸に触れると同時に砕け散って腕もへし折れた。
「とりゃぁ!」
彼女が叫ぶと同時に右から襲って来た獣鬼を2メートル程ジャンプして殴り飛ばすとそいつの身体何か大砲のようなもので撃たれたように背中から大量の贓物をぶちまけながら吹っ飛ばされていた。
相手は5メートル近い体長の骨格ががっしりした化け物、身長が150センチもない小柄な白髪少女では圧倒的な体重差で逆に跳ね返されて獣鬼どもの餌食になるのがオチだ。
『なるほど、、あの淫魔とやらは想像以上に化け物だった』
肉体の完全再生を終えた私は、撃ち込まれた無限大数の種子を逆に利用して身体中の組織を加工し続けていた。
もう私の周りの獣鬼はほとんどが止まって見えていた。もちろん眼球カメラも耳に仕込んだソナーマイクもジャイロもそのままじゃ使い物にならないから改造してピコセカンド単位で処理できるように改造してある。手足の筋肉もそれに対応すべく強化した、肺や心臓に関しても同様だ。
『お前らは本当にただの人間か?』
私の中のアイツはそう問いかけて来た。その間にも私は獣鬼の300匹は血祭りにあげている。白髪少女に至っては700匹以上は肉片に変えている。
「こりゃぁスピードであの娘に負けていたら『遅いことなら』の決め台詞を返上しないとね」
私はそう言いながらも白髪少女の中にいる存在の凄さに驚きを禁じ得ないでいる。物理の常識を完全に無視した動きだからだ。
『何処がすごいと言うの?』
アイツは私に問いかけて来た。
いや、『サタン』を名乗るくせにマジでわからないのか? 疑問を持たざるを得ない。
私は迫ってくる両手の10ある爪先から放った青白い光で獣鬼を次々と焼き叩いながらアイツに伝えた。
『要するにあの白髪少女は自身の体重を好きなだけ無限に増やせると言うのと』最後の1匹を縦に振り下ろして火柱に変えた時、アイツはきいてきた。
『だけどあの娘はさっきから重力を無視しているかのようにジャンプしたり、慣性などないかのように縦横無尽に走る向きを変えているが本当に体重、いや質量は増えているのか?』
『それは本人に聞いた方が早いんじゃない?』と私は言った。
『ただ私はあの子の中に今いる淫魔はただの色欲魔じゃないのは確かだと思う』
『何故そう思う?淫魔とは男や女を誘惑して性欲で心をかき乱し精液や愛液を吸い尽くす、所詮はそんな低級な悪魔だぞ』
アイツはそう言ったが私にはそうは思えなかった。
『ひとり増えたね』と私は目の前の自分に言った。
本来の私よりもかなり小柄な幼い体つきで白く透き通ったまるで施設にいた時によく食べた春雨のような髪を肩まで伸ばしている。
もうひとりは自分だ、縮れ具合がさらにパワーアップした黒髪を胸あたりまで伸ばしている。身長はおそらく目の前も彼女よりも頭ひとつ以上は高いだろう。
顔は言うまい。
なぜ説明できるかって?どうしてかは知らないけどどうやら私はハルサメ視点で私を見ることができるらしい。
「それは私も一緒だよ?」と春雨頭。
「行こうか」春雨頭の少女は言った。
もういいや、この娘のあだ名はハルサメでいいや。
「時にハルサメさんやら、さっき「行こうか』と言ったのはどっちのハルサメちゃんかな?」
私はきいた。
「あなたたちが言う『淫魔』のハルサメだよ」と彼女は言った。
「もうひとりは?喰らっちゃた?」
と私、すると彼女は寂しげな表情を浮かべて言った。
「食べていないよ?でもこの子は弱い娘なんだ、遠い昔に親しくしてもらった女性を、我を失った状態で惨殺してしまってそれで今も自分を責めている、ずっと、ずっと長い間ね」とハルサメ。
「どれくらい」と私。
「さあ、わからない、その間に『サタン』が何万回、何百万回昇って沈んだかなんて覚えていない、もしかしたらこの恒星系が誕生する前からかもしれない、きっとこの娘も同じだと思う、どうしてここにいるのか、自分がだれなのか忘れてしまうくらいにね」
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かつて私はここじゃない違う世界に住んでいた気がする。
太陽は滅多にお目にかかることは出来なかったが時々どんよりとした雲の間からひとつだけうっすらと見えたことがあった。
場所は透明なドーム状の中だったと思う、さまざまな計測機器が並んでいた。天体やプレートと呼ばれるこの島の大地を観測する為のような場所だった。
『ビー、ビー』とやかましい警報音が鳴り響いていた。
「自衛アラートが鳴り始めたから白い部屋に戻りなさい」
ハッチを開けて若い女性の声がした。顔や名前などは一切覚えていない。
その時はうっすらと高い位置に昇っていた太陽がどす黒く分厚くなった雲に隠れて見えなくなった。当然周りは真っ暗だった。
あれは一体なんだったのだろうか?
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@入国管理局で再会する?
今は私の目の前には沈み始めている大きな、かなり大きな昔、誰かに教えてもらった土星によく似た星が頭上近くの視界に入っている、今は3個ある太陽は大地の下に隠れて見えないので事実上は夜のはずなんだけど私のよく知っている月の100倍はありそうな直径の星にうっすらと照らされて以前住んでいた場所よりは多少明るく感じる。
ここが何処なのかはよくわからないけどもうじきに修羅場のような状態になることは確かだ。
小高い砂の山がいくつか立ち並ぶこの場所はついさっきまでは5階から7階ぐらいまでの洒落れた建造物が一定間隔をおいて立っていた。
私がここに来てどれほどの月日が経つかわからなかったがここがどんな場所かはおおよその見当はついていた。外来種生物を収容して管理する場所であり、その外来種生物の女子は獣鬼に強姦させて、男子は獣鬼化した女子に誘惑されて精液を撃ち込んでいる間際に陰茎を通して精巣を人造精子が食い荒らしてその後を種子と人造精子の工場に造り変えて獣鬼化させて元いた場所に送り返すための場所だった。
『入国管理局』、かつて以前に住んでいた『ジポン』という国でそんな名前を聞いたことがある。そこと変わらないかもしれない、今日も絹(きぬ)を引き裂くような悲鳴があちらこちらから響き渡って聞こえて来た。
獣の姿をした鬼たち、私たちは彼らを獣鬼と呼んでいたが、彼らは自らをそう呼んだことは一度としてない。むしろそう言うのは私たちのようにここに収容されて毎日のように獣姦され、輪姦射精され尽くされている私たちが呼んでいる蔑称(べっしょう)だが。
彼らは己たちを気高き崇高な神、【地神】やその下僕である【地人】と呼んでいた。
その【地人】を【アダム】と呼ぶこともあるらしい。
『今日もおまえたち愚劣(ぐれつ)な外来種を調教する時間がやって来た!ありがたく思え!』
私たちはの頭にそんな罵声が鳴り響いていた。
男たちはメスの獣鬼に喰らわれながら、美しく変化する絶世の美女を犯しその、中に大量の精子を撃ち込む、普通なら子宮の上部や卵管などの中にいる卵子の薄い膜を最初の1匹が破って中の核と結合して卵子の膜を分厚くして他の精子の侵入を防いで受精が成立する。そしてそれが子宮の内膜に着床して妊娠が成立するわけだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、もっと、もっとあなたのsemenを打ち込んでちょうだい、もっと激しく私の中でその立派な陰茎を暴れさせてちょうだい」
彼女たちは外来種の男性にさらなる射精を要求していた。
「いや、い、い、いやぁ〜もっと激しく、私の卵子を全て壊す気で力強く子宮内に射精してもっと中には膣の中に挿し込まれている陰茎の亀頭部先にある射精口から尿管兼射精菅から陰嚢の中に潜り込む。
そしてその本来の機能を変えさせられて陰嚢自体を人造精子と種子を造る工場に造り替えられるわけだ。
そこで生産される人造精子と種子は血管を巡り、
脳や身体の造りそのものを獣鬼に変えてゆき、陰茎内の海綿体に潜り込んだ人造精子は陰茎のあるべき姿を変えてゆく。
それはもはや生殖器と呼べるような代物じゃなかった。
女性や雌雄同体の生殖器を攻撃して死に導くほどの破壊力を持つ平気だった。
そして今度は外来種の女性や雌雄同体を襲い強姦をしてその胎の中に射精の精液に大量に含まれる人造精子と種子を撃ち込んで子宮の内膜に潜り込んで毛細血管に侵入して太い静脈から大静脈、大静脈から一旦心臓に送り込まれて肺の中の肺胞に潜り込んでその造りを変えてゆく。
それでも有り余る種子と人造精子は頸動脈を経由して脳髄の毛細血管を通して人造精子が脳細胞を少しずつ破壊しながら種子が無数の芽を伸ばして他の種子と結びついて新たな人造脳髄を形成してゆき、それを下垂体から始め小脳から大脳まで進めると彼女は全くの別人に変わっている、つまりは獣鬼化の第一歩というところか?
そこから彼女は獣鬼に犯されるたびに新たな種子と人造精子を打ち込まれてやがては全身が獣鬼化するという段取りのようだ。
私はそこまでいうと深いため息をついた。私の姉妹のひとりがそれを納得がいかない顔をして聞いている。
「だとするとその獣鬼という種族はそれ単体では子孫を残せないことになりますよね?それって生物としておかしくないですか?」
要するに自分達の種を維持するためにわざわざ外来種をさらって来て、種づけをしてお仲間さんに仕立て上げると言うことかもしれない。
確かにその妹の言う通りだ、ここには6人の同じ年頃の同じ顔同じ背丈の少女がいる。
他にもさまざまな種類の外来種が幽閉されていたが逃げようとした奴は【地神の豪雨】とやらと言う空のどこからか降り注がれる無数の細かい粒子を全身に浴びせられることによって処刑された。
最初は何が何だかわからなかったが彼女たちの身体はドロドロに液状化して2度と元に戻ることはなかった。
それを何度も見せられているうちにもう逃げ出そうなどと考える者はいなくなったようだ。
ここに私が来てずいぶん経ったと思われるが一番最初にまず私が追いかけて来た妹『ニ』がすでにここにいた。次に私『イ』が来た。しばらくして、どれほどの時間が経ったか忘れたが立て続けに4人、『ロ』『ハ』『ホ』『へ』が送り込まれて来た。
みんな同じ顔のショーカットの褐色肌の少女だったが後から来た4人はその間のわたしたちの成長に合わせてか少し大人っぽい女性らしい体つきで現れた。
胸だって私がここに来た時よりも大きく形良く膨らんではいた。もっとも私も『ニ』も同様に大きく成長していたが、『ニ』に関しては施設にいた頃の貧乳のイメージなど跡形もなく豊満な乳房に成長していた。
しかし実際には『ロ』はもっと早くからこの星に来ていたらしい。
色々と悲しいことや辛いことがありすぎて記憶を失っていただけかもしれなかった。
さて、今日も種子付の時間が始まるようだ。私たちはもうすでに30匹近い獣鬼たちに取り囲まれていた。
まずこの巨大な砂場のような足元が私たちから機動性を奪った。
目にも止まらぬ速さで遅いかかってくる奴の長く太い左右合わせて10本の爪で胸を引き裂かれたり、太ももをつらぬかれたり、顔面を壊されたり、腕を引きちぎられたり、鋭い上下合わせて4本の牙で胸元を食らいつかれて、身動きが取れなくなった妹たちは圧倒的な戦闘能力の前に既に動く気力さえなくして獣鬼たちに犯され始めていた。
「い、い、いやぁ〜、やめてぇ〜!」
泣き叫ぶ元気がある娘はまだいい、既に目が虚(うつろ)になって半開きの口からだらしなくよだれを流しながら喘ぎ声を漏らし ながら犯されている娘もいる。
1回の射精で胎はパンパンに膨れ上がり破裂させられて口から濁った吐血をさせられ意識を何かに喰われて私は死んだと思わされていた。他の5人も同じだろう。
しかしまたしばらくすると私たちは強制的に元の姿に戻されていた。
しかも奴らの鉄兜のような大きな赤く燃えている亀頭部を持った本体には無数の剛毛が生えた陰茎のようなものは私たちの大事な穴に奥深く突きささったままだった。
獣鬼どもは疲れを知らないマシーンのように未だに激しく腰を突き下ろしてくる。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!」喘ぎ声が叫び声に変わった時には私たちの身体は破裂させられていた。
『どうだ?まだ世に忠誠を誓う気にならぬか?』
何処からともなくそんな言葉が聞こえた。
『やだね、だれがあんたなんかに』
私たちの誰かが奴らに言葉の唾を吐き捨てた。
もう私の目は溢れ出している悔し涙で視力を失っていた。
今日だけでも私たちは少なくとも10回以上は胎を破裂させられている。それが20回以上なのか、30回以上なのか、それさえわからないくらい犯され続けている。
頭の中がもうろうとして考えることが出来ない。
突然、隣で獣が唸る声が聞こえたような気がした。
『今日はこれまで』
何処からともなくそんな声が聞こえた気がした。
私は一息つけると安心していた。ゆっくりと肉体再生をしたかったが疲れきってそれどころじゃなかった。
その時、奴は私たちに襲い掛かって来た。獣鬼ではない、よくわからなかったが獣の姿に変わり果てた私の妹の誰かだと言うことだけは確かなようだ。
まず私が長くて太い爪の生えた左手で胸からへそまで引き裂いて飛び散った肉を喰らわれた。
『むしゃむしゃ』と咀嚼(そしゃく)する音と衝撃だけが激しい激痛と共に襲い掛かってくると私の頭の中に薬物を打ち込まれたようにだんだんと意識がぼんやりとし始めて来た。それが奴の牙から噴き出している唾液のようなものだと気がついた時はもうすでに身体の自由は奪われて私の贓物はほぼ食い尽くされていた。
うっすらとぼんやり私の視界に入ったのは逃げるすぐ下の妹『ロ』だった。
いつもの彼女なら逃げるどころか反撃するはずなのに彼女はそうしなかった。
足が深く減り込みやすい砂場のような足元は彼女の行動力を奪っていた。彼女は背中から切り裂かれて押し倒されると太ももから喰らわれ始めて内臓を背骨ごと噛み砕かれながら、仕上げは頭蓋骨をかち割って飛び散った脳髄を食い尽くされていた。
頭蓋骨も眼球カメラやジャイロ機能付きマイクごと喰らわれていた。
ただし何故か脳下垂体だけは残されていた。
もしかしたら体の一部を残すことに意味があるのかもしれない。
次は『ハ』が餌食にされていた。
逃げ惑う彼女の首は後ろからその長くて太い爪で引き裂かれて前に回り込んだ獣が『ハ』の噴き出した血を浴びながら肩や胸の肉を喰らい始めた。
その時も血生臭い匂いに目眩を感じながら私はふたりに対して何もしてやれなかった。
『ニ』は泣き叫びながら仰向けに押し倒されて豊満で柔らかなふたつの乳房を食らわれてから肋骨と一緒に肺や心臓を喰われていた。
『ニ』はなおもそいつに胃や腸、肝臓、生殖器まで喰らわれようとしていたがそいつを跳ね除けて『ニ』の上に覆いかぶさったふわふわ天然パーマ髪の少女が獣を睨みつけた。しかし彼女もまたその獣に背中を引き裂かれると盛大に内臓と血を吹き出させながら喰われ始めていた。
「どうして?」と『ニ』はふわふわ天然パーマの少女に聞いた。
「だってあんたを見ていると私と同じだと思ったから、私もあんたと同じとても大事な人を、狂った奴らに操られていただけなのに怒りに我を忘れて惨殺して来た」彼女はそう言った途端に獣に背中から長い爪で心臓や肺をまとめてつらぬかれて息絶えた、と思っていた。その時に天然パーマの少女は『ニ』に吸収されるようにして融合して姿を消していた。
最後に残ったのはひとりだけ、この時点で獣になって暴れ出したのはだれだか特定出来た筈だったがあいにくとわたしの頭はもうろうとしていて今何度も喰らい尽くされている妹が誰か思い出せないでいた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜」
何度も頭部を残して喰らい尽くされながら生き返り泣き叫びながらまた喰らい尽くされる、それを何度も繰り返す彼女は私たち姉妹の中でむしろいちばん生に対する執着が強いのかもしれない。
他の妹たち、とは言ってもすでにここからいなくなった『ニ』を除いてだったがみんな再生してもすぐに獣の牙で噛まれた強力な神経毒を撃ち込まれたのか私を含めてだれひとり身動きひとつできなかった。
そう、体の一部をあえて残したのはそこに溜め込まれた神経毒が再生された全身を循環して動けなくする為だった。
そしてその娘がまた頭部を残して喰らいつくされて溜まりに溜まった神経毒で再生しても動けなくなっていたかに見えた。
獣がそれを見て安心した瞬間を再生した彼女は見逃さなかった。彼女もまた獣に姿を変えて今までの仕返しとばかりに八つ裂きにしていた。
奇妙なのはさっきまであんなに瞬速で動き回っていた獣がほとんど動けなくなって逆に何度も何度も彼女に喰らい尽くされるようになったことだ。
『相手の動きを封じる願望達能力?」
姉妹のひとりがつぶやいた。
「もうやめてぇ、君はそんな娘じゃない」
ツインテールの女の子が背中から姉妹の体を喰らっている獣になった妹に抱きついた。
『あぶない、今の『へ』は危険だ、あたしたちと違ってその娘は再生能力を持たない、ただの外来種だ』
『ロ』が叫んだ。
その言葉で最初に獣になった妹が判明してしまった。私たち姉妹の中で一人称に『あたし』を使うのは『ロ』と『ホ』と『へ』の3人のみ、今の警告は口調からして『ロ』、そして願望達能力を持つ姉妹は『へ』だけ、いや『ロ』は最初から気がついていたかもしれない。
『いやぁ!見事なまでの姉妹同士の肉を喰らい合う争い、実に見事だったぞ、しかしまだ世は不満じゃ、なぜ最後のひとりになるまで殺し合いをしない、カスひとりを巻き添えにしただけで結局ひとりに逃げられたではないか?』
薄ら笑いをみんなの頭に響かせながらそいつは言うとツインテールの身体は宙高く舞い上がり勢いよく落下すると砂の山に叩きつけられ見るも無惨に破壊されていた。
我にかえったふたり、『ロ』と『へ』が駆け寄ったがもう彼女は息をしているはずがなかった。
『おい、クソジジ、テメェが何万年生きていようが知った事じゃねぇが、あたしがなんで反撃しなかったかわかってねぇみたいだな、あたしが暴れ出したらここの連中は皆殺しなんだよ!『ホ』もそれがわかってわかっていたから全員に動けなくする程度の神経毒を牙から打ち込んだんだ』
『滑稽(こっけい)だな、ではなぜ『ホ』とやらはなぜ『へ』を何度も喰らいつくした、結局は『ホ』は世の望み通り暴走したではないか』
そいつは勝ち誇ったかのように言った。
『テメェの目はやっぱり節穴のようだな、暴走したのは・・・』
『ロ』は言いかけて口をとざした、それを言えば今度は『へ』を責める事になるとわかっているからかもしれない。
『姉さん、いいよ、あたしのせいでこの娘は命を落とした、それは紛れもない事実』
『へ』はツインテールの少女を抱き上げ、泣きながら言った。
『茶番はそこまでだ、貴様らには今日の延長戦をやってもらおうか』
奴がそう言った時は既に私たちは無数の獣鬼に取り囲まれていた。
「世は不満だらけじゃ、バトルの続きをしてもらうぞ、貴様らにこの包囲網を突破できるかな?」
奴がそう言った時に4匹の獣鬼が目にも止まらぬ速さで『ロ』と私、『イ』の背中と胸を長くて太い爪で引っ掻いていた。
肋骨がすべて砕け贓物を砂の山にぶちまけられたふたりの身体をさらなる異変が襲いかかっていた。腕や足、顔の皮膚が赤紫色にただれていた。
『どうだね?高濃度放射性物質を身体深くに注入された感想は?』
君ら一族がそれにとっても弱いことは調査済みだ、さてとこれから君たち全員をこの気高き【地神】の種子と一緒に放射線量の高い精液を撃ち込ませるがどうなるか楽しみじゃのう』
奴がそう言った時は私たち5人は全員、鉄兜のような亀頭部を持った本体に無数の剛毛が生えた陰茎のようなものでつらぬかれて激しく全身を揺らされていた。
『姉さん、あれ急いでやって、コイツらがアレをあたしの胎内に大量に撃ち込んであたしが我を失う前に』
そう『へ』が言った時にちょうど頭上でこの衛星の大地を少しだけ明るく照らしていた土星の輪をかけた木星によく似た惑星の1部が強く発光して地上にあったものをすべてつらぬいていた。
私たちも獣鬼たちと同様にドロドロに液状化していると思い込んでいた。しかしそうなったのは獣鬼だけで私たちは元の姿のままだった。
いや、正しくは元の姿のままだったのは『ロ』と『ハ』、そして私『イ』の3人だけだった。
本当は施設での名前などいろいろ思い出してはいたがしばらくは隠しておくことにした。
『え〜と、ツインテールに罪悪感を感じている『へ』が彼女の姿なのはわかるとして』
私は今の『ホ』のヘアスタイルを見て思わず吹き出してしまっていた。
「プププ、なあに、その大昔に流行った不良少年っぽいバンドのリードボーカルをやっていた男の子みたいなヘアスタイルは、プププ」
「そんなこと完全に名前負けしているアネキには言われたくないっす」
私は慌て弟、いや妹の口を両手でふさいでやった。マジであのヒロインの名前を口にしかねなかったから。
『貴様ら、何者だ?』
奴は私たちに、いや正しくは『ロ』に対する問いかけだろうが彼女は素直には答えなかった。
『さすがケトルじいさんはやることがえげつないんだぉ?しばらくの間あつし君はあたしが預かっているからよろしくだぉ、激辛ちゃん』
と突然ケッタイなことを言い出したことに自分自身で驚いたように『ロ』は慌てて自分の口を両手でふさいだ。
「おんどれぇ、わしを舐めんじゃねぇ!何処にいる姿を晒せ!」
そういた時は既に容姿端麗な美少年の姿をみんなの前に晒していた。
『みんなぁ〜、見た目に騙されちゃダメだぉ、コレがこのエロショコじいさんの正体だぉ』
「ちょっと、『激辛』それは言い過ぎ」
私も『ローズ』が誰かに操られて喋らされていることを忘れて、いやあいつのバカな口調に乗せられて大事な妹の名を変な形容詞で呼んでしまっていた。
空から舞い降りて来たA4サイズのフルカラーでプリントアウトしたプリンター用紙を最初に手にした『刈り上げ君』が大爆笑をした。
づいて『瑠璃』がそして『ツインテール』もそれを見て大爆笑をした。
「どれどれ」とそれを覗き込んだ『激辛』も私、『縮れ麺』も爆笑せざるを得なかった。
何故ならそのプリンター用紙に描かれていたのは巨大なアルマイト製のケトルの蓋を開けて間抜けヅラをそこからさらけ出して側面から両手を出して注ぎ口をシコっている姿だった。勢いよく飛び出している白濁色の精液が妙にリアルでキショかったw。
「貴様、いつの間にコレを!」
バカな奴にバカにされたと感じたのかエロショコじいさんといわれた『容姿端麗な美少年』は自分が普通にエロケトルジジイの姿をさらけ出していることに気がついていなかった。
『キサマァ!今すぐにでも見つけ出して八つ裂きにしてくれるわ、とっとと出て来て正体を晒しやがれ』
大声で怒鳴ったやつを『クスクス』と笑う笑い声が聞こえたような気がした。
『本当はさぁ、過去に干渉するのはタブー中のタブーなんだぉ、でもそれをエロケトルじいさんは当たり前みたいにやっているからなぁ、それと今回はあたしの姪っ子たちにやった極悪非道な仕打ちは許せないんだぉ〜』
『ふざけるなぁこの気高き【地神】様に向かってぞんざいな口をきくとは許し難き暴行、処罰してくれるわ!』
ケトルじいさんは地団駄を踏んで言った。
「だからそれはこっちのセリフだってさっきから言っているんだぉ、特にあたしの『乳親』であり『激辛』ちゃんの親友であるサタン乳を罠にはめて、それだけならまだしも他の神々をも騙してあたしたちの乳親を『無限地獄』に投獄させた罪は万死に値するんだぉ』
そう言ったきりそのバカな奴の声も存在も消えていた。
『ほー、今の報告は誰のものかはしらねえが今のあたしはテメーを八つ裂きにしたい気分だぜ』
『激辛』もとい『ローズ』がそう言った時は既にケトルじいさんの姿も気配も消えていた。
よほど過去の都合の悪いことを指摘された様だ。
まるでどっかの国の国会で暴力のボの字もふるっていない 難民の人権侵害どころか暴力で難民を虐待する法案に関して議長に討論を続けるように求め議長関に向かっただけのTARO.Yamamoto氏を妨害しておいて懲罰動議にかける様な奴が本当は過去にもっと酷い暴力をふっていたと言うオチのどこぞのヒゲ佐藤隊長たちの様だった。どっちもどっちどころか明らかに権力の乱用だ。
しかし『ローズ』がもっと怒り心頭だったのはいきなり人のニックネームを『激辛』などと勝手に決めて来た馬鹿な奴に対する怒りの様だった。
「バッカヤロー、誰が参鶏湯なんだ、あたしに謝りやがれ!」
いや、ローズよ少し落ち着こうな、参鶏湯は1ミリも辛くない、それを言うならズンドゥブ鍋だ。
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@サタンが幽閉された理由
『美味しいわ』
sae-Coは素直に感想を述べていた。
『馬鹿奈、今さっき過去のあたしたちに接触して『サタン』がアイツに罠にはめられて神の懲罰を受けて『無限地獄』に幽閉された事を暴露して来ただろ?あれはお前だったんだな』
あたし、こと『ローズ』は花奈に尋ねた。
『そーだぉ』と花奈。
『それは本当のことなのか』とあたし。
『それは間違いないよ、擬似サイコメトリーだけじゃなくて本人にも確認したから間違いない』と馬鹿奈。
『それはそうとあのアホなメッセージのせいであたしのあだ名が『激辛』で定着しちゃったじゃないか!どうしてくれる!』
あたしは両手で拳をつくって馬鹿奈の側頭を『グリグリ』してやった。
「ぼ、暴力は変態です!ダンゴ兄弟します」
いや、さすが馬鹿奈、あたしは少々彼女の馬鹿さ加減をみくびっていたとしか言いようがない。
「そう言えば『激辛』ちゃんはナッツこと『夏野明美』ちゃんがどんな罪で『無限地獄』に投獄されたか知っているの?」と馬鹿奈。
あたしはつい彼女の頭をグリグリさせてしまっていた。
っていざ訊(き)かれたら『サタン』がどんな罪を犯したかなんて知らない。
せいぜいわかっているのはひとつの恒星系に存在した文明を3つ巻き添えにして壊滅させたことくらいしか知らない。
だからあたしも無限地獄に投獄されることくらいは仕方がないと思っていた。いくら永久と言っても実際には100億年も閉じ込められた悪魔の話は聞いたことがない。
「ところがそうでもなかったみたいなんだょぉ〜」と馬鹿奈
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「ま、まさか貴様はサタンか?いやそんなはずはない、奴はワシの罠にかかり恒星系ごと自滅させた罪で神の裁きを受けて2000億年の刑を受けて無限地獄に幽閉されているはず」
奴は思わず余計なことを口走ってしまったことに気がついたのか慌てて自分の口を塞いだがもう遅かった。
『ほー、それは面白い話を聞いたな、神を名乗る貴様が悪魔を罠にかけるとは滑稽な話だね』
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「と言う事なんだ」
と馬鹿奈、おい!誰がそんな与太話を信じるとでも思っているんだ?
「まあそれはともかく眉毛に唾をべっとりつけて聞くから話しやがれ」
(一応ハルサメとナッツ-1クレター・クレターから一部修正抜粋です。)
「これは花奈の友人の波瑠沙芽(ハルサメ)と夏野明美(ナッツ)というふたりが水星に婚前旅行に行った時の話だぉ」
っておい、いきなり誤解を招く様な表現はやめんかい!
ナッツ「あたしは過去に知的生命体が住んでいた星系を壊滅させて来たお尋ね者だからね、神様にとっては目の敵なのよ」
ハルサメ「でも今あんたが夢で見ていた風景は数十億年は過去の風景、ずっとあんたは1人で・・・・・」
そう言いかけた時にナッツの頭の中にあったひとつの星系の終末が見えて来た。
その星系はひとつの恒星に3種類の知的生命体を持つ惑星が誕生していた。
ひとつは地球と同じく炭素と水素で構成される生物が住み、知能を持ち進化して文化を形成していった惑星だった。
そしてもうひとつは重金属、とは言っても主に何種類のウラニウムと水素とヘリウムなどにより構成された奇妙な形態の生物が誕生した惑星だった。
【今思えばコレは放射性生物を媒体とした炭素と水素で構成された生物型の変種の様なものだったのかもしれないんだぉ】
そして最後はそのどれでもない一見岩だらけのクレーターが地表に無数に存在する一見死の世界だった。
互いの文明がまだ未開だった頃は何の問題もなかった。
しかしそれぞれの生物の文明が発達して行き池上を走る乗り物を発明し空を飛ぶ乗り物も生み出していた。しかしそれらの文明は別の側面も持ち始め思想という目に見えない概念を生み出した。
それがその星の中での宗教や文化などの違いから摩擦が生じて争いが生じて互いを攻撃、殺戮する為の武器、兵器を生み出した。
炭素と水素の化合物による生態系の惑星、ウラニウムを中心とした、水素とヘリウムなどで構成された惑星では同種同士の争いがいくどとなくくり返されててその人工は増えたり、減ったりを繰り返していた。
ハルサメ「でもクレーターだらけの星には生物はいなかったんでしょ?」
私はナッツに問いかけた。
ナッツ「それがちゃんと存在していたのよ」
ナッツは一言いうと世にも奇妙な話を語り始めた。
その星では伝導体と絶縁体そしてシリコンなどの半導体もあって時折微弱な磁気嵐と微細な電流が流れていたという。
それらは普通は生命になり得るはずがなかったがある日突然に電子回路を持った岩のかけらが生まれたという、最初は電卓程度のものだったがやがて複数のその岩のかけら同士が繋がって更に大きな回路を形成するようになった。
と同時にその回路は自分自身で進化を始めてそのプロセスを微細化していった。
最初は地球で言うところの電卓に毛の生えた程度の代物がやがて8ビットCPUと数メガバイトの記憶容量を持つ岩の塊になり、16ビット、32ビット、64ビットと進化するにつれて記憶容量も数Gバイト、数テラバイトと進化して行きその岩の塊同士がコミュニケーションを取るようになった。
それからさらにその中の演算回路は量子化によって更に先の自ら考えて判断を下すことの出来る擬似生物になるまで進化をしていた。
一方他のふたつの惑星ではロケット技術が発達をして成層圏、そして宇宙まで出る技術をそれぞれが獲得していた。
そして遂に互いの存在を知る事となったふたつの種族は接触する度に対立、争いを起こし、すぐに相手との交際、親交が事実上、不可能であることに気がついて絶縁することで一応の解決を見た。
しばらくの間ふたつの惑星はそれぞれ平和な歴史を刻んでいた。
小さなイザコザは繰り返されたものの大した戦争に発展することはなかった。
だけどある日突然両者のコンピューターネットワークに不審者が侵入した。
花奈「コレが大いに疑問なんだよ、ナッツに確認してもそんなことした記憶はないというし、そのあとで出てくる『星紫亜』という露骨にパクリなお姉さんもそんなことはしていないって言うんだ」
いや、『ほししあ』のどこがパクリなのかわからなかった。
ナッツ「両者のインターフェイスは全く異なっていた為相互につながることはあり得ず、それがトラブルの原因になることは全くなかったがそれ以降両者のシステムが何の障壁もなくつながってしまった、それが何を意味するのかわかる?」
ナッツに言われても私は返答のしようがなかった。
ハルサメ「インターネットみたいで便利になったんじゃない?」
それくらいしか思いつかない。
ナッツ「ふたつの文明が対立する原因は何だったと思う?」
そうきかれて私はふっと我に帰った。
第3の惑星、半導体生物の星でも知能と文化が目覚めたそして、今の地球で言うAI、人工知能に近いものが自然発生をしたそして彼らは電波を飛ばしたり人工惑星を建造して飛ばし仲間を探した、そしてたまたま見つけたのが炭素と水素の星の住民とウラニウムと水素とヘリウムの星の住人達、そして彼らは共通したインターフェイスを開発して互いの住民通し会話を出来ちゃうようにした」
ハルサメ「良いことじゃない、それのどこに問題が」
ハルサメはすっかりと忘れていたのだ、ふたつの惑星の住民は一度コンタクトを取っておきながら相性の悪さゆえにケンカ別れをして以降交友関係が無いことに。
ハルサメ「まるでどっかとどっかの国みたいだね」
私は冗談めかして言ったつもりだったが現実は悲惨だった。
通信ネットを数えきれないほどの罵倒や誹謗中傷が飛び交い、両惑星が全面戦争に突入してしまっていた。
それは半導体生物の惑星も巻き込み、いやむしろ半導体生物が両者をけしかけたことになっていて戦争にはあらゆる兵器が投入された。
花奈『ここの信憑性には大いに疑問があると思うんだぉ、話し合い手を求めてネットを形成させた種族がそんな事するかなぁ』
ナッツ「最終的ににその星系の恒星を巨大赤色矮星化させる兵器がどちらかの種族によって投入されてすべての惑星の住民の命が奪い去られた」
ナッツ「要するにその巨大赤色矮星化した恒星がそれぞれ3っつの惑星を飲み込んでしまい、最終的にはその巨大赤色矮星化した恒星は超新星となって消滅してしまったんだ」
ナッツ「その時、半導体生物のリーダー的存在だったのがあたしだったのよ」
ハルサメ「何よそれって言いがかりもいいところじゃない!」
抗議するハルサメにナッツはそっとささやいた。
「仕方がないのよ、それがその時の神たちの決裁だから」
ハルサメ「はい?神って何者ですか?」
ナッツ「うーんと、確かミカエルとかガブリエルとか多すぎて覚えきれんわ」
ハルサメ「たったふたりでもう覚えきれんってナッツの頭の記憶容量は関数電卓以下か!しかもふたりとも天使だし」
もうツッコミが追いつかない状況だった。
しばらくふたりは地球の黎明期の夢を見た気がする。
「ほら、水星に着いたよ」
ナッツに両頬をぶっ叩かれて目を覚ました私の眼下には水色の惑星ならぬ真っ赤な月としか形容のし難いモノが迫りつつあった。
ナッツ「もう良い加減疲れたから地表に激突でいいでしょ」
唐突に無責任極まりないナッツの発言と共に私と彼女はクソデカいクレーターのど真ん中に突っ込んでいた。
クソクソデカい火球がそのクソデカいクレーターを更に飲み込んでしばらくそこは灼熱の地獄になっていた。
「あんたはそんなんだから大天使様に処刑されるのよ」
全身大火傷を負ったハルサメはナッツに抗議した。
そんでもキズひとつつかない自分たちらが背負ったリュックサックすごくね?ってそんなこと言っている場合か?
ナッツ「大丈夫今こちら側は今は夜だからめっちゃ冷えてるからじきに冷めるって」
ハルサメ『こんなヤツだからきっとナッツ【サタン】は天使会議で満場一致にて天界を永久追放されたんだろう、そうだきっとそうに違いない』
ナッツ「違うよ閣議決定だよ?しかもミカエル・シューマッハとか言うガラの悪い天使に口頭で出てゆけー!って言われた」
花奈『これは見返るがむしろサタンを追放することで逃したんだと思うんだぉ』
「それならどこも問題はないのではないのか?」
とあたしは言った。
ほらみろ、やっぱり馬鹿奈の話は『マユに綱をつけて聞いておくのが正解だったじゃないか?
馬鹿奈『一体どこのバカが自分たちの棲む恒星系の恒星を『巨大赤色矮星化』するなんて馬鹿げた兵器を使った戦略を考えると思う?』
と馬鹿奈は言った。
いや言われてみれば確かにそうだろう。
政治的にイニシアチブを握るための兵器といえば『戦略核兵器』や『ウィルス兵器』などが考えられるがそれでも相手の惑星ひとつの文明と生命体が消え去る程度でしかない。
激辛『その恒星系外の生物とは考えられないかな?』
馬鹿奈『その後ナッツ『サタン』に対して突然神から最終決裁が降ったんだぉ、2000億年の『無限地獄』投獄というとんでもないね』
激辛「いや、大体2000億年というタイムスケール自体が曖昧すぎるだろう?」とあたし。
馬鹿奈「あの弥勒様でさえ『56億7000万年後に救済しにくるぉ』と言っただけで『どんだけ待たせる気だよ』とか『お前はハセか?キシーダか?ふざけんな!』と叩かれていたくらいなのにさすがに2000億年は長いんだぉ〜」
馬鹿奈は補足したつもりかもしれないが1寸も説明になっていない。
馬鹿奈「さすが、獣鬼たちの罠にはめられて戦国時代に飛ばされて織田信長の大太刀陰茎で背中までつらぬかれた激辛たんだけあるんだぉ〜、普通はミリとかで表現するんだぉ」
ますます馬鹿奈の言う事は意味不明だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「まさかと思うけどあれも半導体生物なの?」
ハルサメが聞いてみるとナッツは首を縦に振った。
「ちょっと見た限りじゃ地球の技術じゃ200年は先にならないと実現しそうもない厄介な程進化した代物なのよ」
ナッツがそう言うと彼女の向こうに赤毛の癖毛な美少女が岩がの上に腰掛けていた。
イメージだろうか15~16歳くらいの発育が良い身体つきをしているがわたしたちに合わせているのか布一つまとわない全裸状態だった。
いつのまに、いや、いつからそこにいたのだろうか?
『えっあたしってそんなに変かしら?』
彼女はそうは言うがここは大気が太陽風に吹き飛ばされてほとんど真空状態に近い水星の地表だ。
しかも気温はすでに90°Cは軽く超えている。まともな生物が生きていられる環境じゃない。
『あなたは誰?』
思わずハルサメは彼女にきいてしまった。
『え?他人に名前を聞くときは自分の名前を先に言うのが常識だってあなたの星のネットでは常識と聞きましたが』
空気がないので音による伝達ではない。しかも身体のどこにも触れていないので骨伝導とかでもないのは確かだ。
残る可能性は電磁波として脳波くらいしか思い浮かばなかったが試しに考えてみた。
『私の名は波瑠沙芽、漢字そのままの読みじゃなくて・・・』
そこまで思考にしたとき彼女は『はるさとみさんですね、素敵な名前です』
と返して来た、しかも漢字さえイメージ通りに送ることが可能なようだ。
『そして私のすぐ隣に座っているのが、ナッツさん、本名は夏野明美、なつのあけみ先輩ですね』
何故か彼女はナッツに対しては挑発的な態度を取っているように感じられた。
『じゃあまた、次にお会いするのは地球上だと思いますが覚えててくれなきゃ嫌ですヨォ』
彼女はそう言い残すとかき消すようにして消えた。
「ねえ、彼女とはどんな関係なの?」
ハルサメ母は前触れもなく思わずナッツ乳に正面から抱きついてきいてしまった。
『ただの腐れ縁よ』
ナッツ乳は苦笑いを浮かべながら言ったがそんな浅い関係ではなさそうだ。ただ一瞬だけ『魔女』と言うワードが浮かんだのは少し気にはなっていた。
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@花奈の罪とルシファーの油断
しかし疑問があるどうしてまだ『無限地獄』に幽閉させられているはずのあいつが外に出られたのか?
「あそこに居合わせていた彼女の恋人であり、『サタン』にとって腐れ縁でもある彼女のもうひとつの顔、あたしの『母親』である『ハルサメ』がすでに彼女を解放していたからだぉ」
当たり前みたいに花奈は言った。
「そもそも【神】という概念は何か?ときかれたら『激辛』ちゃんは答えられるかにょ?」
その口調とは裏腹に馬鹿奈の表情は真剣そのものだった。
普通に考えたら『絶対的な創造主』と考えるのは妥当だろう。
「創造主なんて本当にいるのかにゃ?」
花奈は疑問を挟んできた。
「まさか『激辛』ちゃんは神様が人々を幸せに導くありがたい教えを説いてくれるありがたい存在、なんて思っちゃいないよね?」
それは確かにそうかもしれないでも良い事を言っている宗教は確かに存在する気はする。
「でもそれは本当に人々のことを思ってのことかな?彼らのいう経典通りに日頃の行いを実践していても争いは起きるし人々は飢えや死の恐怖から逃れられない、昔広島と長崎に原爆を投下した時のパイロットたちは実験の成功を祈って【ザーメン】と言って十字を切ったらしいよ?その宗教はあの【右ほおを打たれたら左のほおを差し出せ】で有名なあの宗教の信者だったんだぉ」
いや、どこの世界に祈りを捧げる言葉にわざわざ『精液』の蔑称を使う宗教があると言うのだ?
「だけど右のほおを打たれたら左のほおを差し出せとか、悪行を重ねれば地獄に堕ちる、だから善行を・・・」
そこまで言いかけてあたしは口を閉ざした。
「それを言うなら最初のほおの件は相手に服従しなさいと言う意味になるよね?コレは違う見方をしたらただの人権放棄だぉ、じゃあ後者は?善行か悪行かだなんて誰が決めるの?コレも思想に対する干渉だよね?」
「でもそれを言えば戦争の放棄や武力行使に使う武力の放棄に関する項目がある憲法はどうなるんだ?あたしもアイツもやる時は徹底的にやっちゃう、それも憲法違反だし、憲法自体が宗教じゃないのか?」とあたし。
「ひとつ注意してほしいことがあるんだぉアレには『不当な暴力や迫害に抗ってはいけないとは何処にも書いていないし単に『自分たちはこちらから争いを仕掛けるようなことはしません』と言うことと『個人の人権は守られるべきである』という事しか書いてないんだぉ」
「もしもアイツが神だとしたらどうしてあいつらは外来種を隔離して従わない人々、男性は若い女性の獣鬼に誘惑させて犯させて獣鬼化させて洗脳させると本国に強制送還させた、そして自分たち【地神】に従わない、元いた恒星系に帰ることを拒んだ人を【地神の豪雨】という名の暴力で殺害して『犯罪者だから処刑しました』などとうそぶいていたんだぉ、もしも獣鬼化している彼らが自制心を失ったまま故郷の惑星に解き放たれたらどんな地獄図が繰り広げられるかなぁ?彼らに若い女性、特にまだ幼い少女をその獣鬼たちに襲わせて性的な暴力で犯して種子と人造精子を大量に撃ち込んで精神的にも肉体的のも別の生き物に変えるのは想定済みなんだぉ』
花奈は言い切った。
「たとえばトランスジェンダーの問題があるんだぉ」
「ああ、『私は身体は男でも心は女だから女子トイレや女風呂など女性専用のエリアに立ち入らせろと言うアレな、そう言えば昔『かなえ』とか言う女に聞かされた事がある、将来この施設を出て行くことになった時に覚えてほしい事と言われて性教育なるものまでやらされた、おせっかいな奴だと思って適当に聞き流したけど」
「あー、『かなえ』ちゃんだね、あの娘は確か『shino』さんの長女だよ、あたしの『擬似サイコメトリー』が正しいならね、例えば身体は男でも心は女だから女子トイレや女風呂を使わせないのは人権を侵害されたと訴えている問題だって言うのね、基本的にそれは憲法9条の考えと同じなんだぉ、人権侵害は個人の権利を守る考え方であって個人の身勝手な強欲を主張するのとは違うんだぉ、女風呂に入って来られるのは嫌だと拒否するのは個人の権利を守る考え方であって、それを考慮しないで入らせろと言うのは個人の身勝手でワガママな強欲の主張なんだぉ」
「いや、待てじゃあ男風呂に巨乳化したナイチンゲールが入るのは問題がないのか?」
あたしが言うと馬鹿奈は深くため息をついて言った。
「あのね、それはコンプライアンスやモラルハザードの問題であって人権侵害とは別の問題なんだぉ、手術をしちゃった人には申し訳ないんだけど強姦されたりして望んでもいない妊娠をさせられたり、それがたとえ異常な妊娠、例えばの話だけど子宮外妊娠したり変な病気をうつされたり、それどころかもう子供を産めない体にされちゃう可能性だってある、彼らにはそんなリスクはない、そんなことさえ想像できない人を女性と認めるわけにはいかないんだよぉ、それに手術をしちゃった人はそういった制限が生じるという事を明記した同意書にサインした上で手術したんだから、自己責任なんだぉ、そんな大金を必要とする手術費を出せるような大金持ちなら個人で入れる貸し切り風呂や自分専用の風呂を買う方法を利用する手もあるしトイレだって男子トイレの個室を使えば問題ないんだお」
「でも男女共用の公衆トイレとかはどうなるのさ」
「それだって問題だらけなんだぉ、
女性はトイレの使用目的が小便や大便とは限らないんだぉ、生理用品の交換や生殖器の洗浄目的に使う人も多いからね、生理用品の交換だけじゃ済まないんだよ、特に生理用品が吸収しきれなかった下血の混じったおりものは固まってゴワゴワになりやすいし、その匂いも気になるんだぉ」
「あーそうかな、あたしそこまで考えた事ないし、っつかあんたがそれを言う?」
「昔テラウテカンタロ一家というドラマでこんなシーンがあったらしいんだぉ、若い女の子、演じていたのは当時の男性に人気が高かったアイドルだけど彼女がトイレから出てすぐに同居人の若い男性が入ろうとしたらその女の子は激怒するんだぉ、『若い女性が入ったすぐ後で若い男性が入るのは失礼だ!』って、確かあたしの父親の昔懐かしテレビコレクションの中にあって本当に子供で幼稚園に通っていた頃だったから意味がさっぱり分からなくてさぁ、でも小学校に入って生理が来る様になるとやっとその理由がわかったんだぉトイレに残った自分の匂いが気になったんだろぉなぁって」
(注:彼女たちが育った世界では政府と薬品会社と性風俗産業の癒着により幼少期から二次性徴ホルモン分泌促進剤を過剰に投与されているため生理も6〜7才に訪れると言う設定になっています)
「それは考えた事ないし、むしろ血の匂いを嗅ぐのは大好きだったし」
(注:彼女は別名『ルシファー』と言うくらい荒っぽい性格、特に妹たちに悪さをしようとする自分よりも背丈の高い研究職員を殴るは蹴るはをして血まみれにして【もちろん自分自身も相手の刃物で血まみれになって『かなえ』たちを困らせた、】ただしそれは後に獣鬼なる怪物が大勢で来るまでの話、彼女でさえ圧倒的なパワーと数の差で抑え込まれて輪姦されながら肉を喰らわれ射精と同時に大量の人造精子と種子を撃ち込まれた)
「だからそこに見知らぬ無神経な男性が入ってくるのは(一般の女性から見たら)恐怖以外の何者でもないんだぉ」
「でもあんたみたいな人間核融合兵器には屁でもないんでしょ?」
そう、こいつもさっきの獣鬼を数匹、それどころか下手をすれば数百匹だって一瞬にして消滅させるほどの化け物なんだ、むしろそんなこいつこそ『ルシファー』の称号がふさわしいのではないだろうか?
「それがそうでもないんだぉ、あたしの義兄ケイトお兄ちゃん、の願望達成能力で約半年以上その能力は封印されていたんだよ、その間に記憶にあるだけでも2回は輪姦されていた、おまけにマトモな思考力さえ奪われてケイト兄に身体(の交わり)を許して孕まされていたんだぉ」
と花奈は言ったが確か産まれてすぐに人造人間に改造していたと聞いていた、あたしがそれを言うと。
「そうじゃないんだぉ、あたしも加世ねえも生まれてすぐに拉致されて巨大な宇宙船の中で改造されたんだぉ、ほとんどロボットと言っていいくらいにね、あたしはあたしでなくなり、加世ねえは記憶まで改竄させられて西暦2100年以降の未来で自分の意思で人造化改造させてもらったと勘違いさせられていたんだ、そんなのが嘘っぱちだと言うことくらいは2041年問題で明らかなんだぉ〜、それで加世ねえも加世ねえでなくなってあいつらに好き勝手に操られるままアイツら、『ジポン』の支配層に逆らう人間を始末して来たんだぉ」
「それがあのケトルじいさんという事か?」
あたしは言いながら思わず吹き出してしまった、やはりあの画像は強烈すぎる。
「姉のことはよく分からないけどあたしが殺した人間は少なく見積もっても6桁は軽く超えているんだ!下手をすれば1000万人だぉ、アイツらはその結果がどうなるか予想ぐらいついていたんだろうね!でもあたしの人造脳はアイツらの命令に逆らえなかったよ!ある程度はどうなるかわかっていながらあたしはプレートの地下深くで悲鳴を上げ始めていた断層の土をエネルギーに還していた!結局、断層はいくつもの活断層になり、マグニチュード9に迫る巨大地震が発生して建物や土砂崩れを引き起こした!」
花奈は急に語気を荒げて叫び出していた。
「それだけならまだいい!、ひと安心した人たちを今度は巨大な津波が襲い、彼ら彼女たちを呑み込み沖合いまでさらっていった!一緒に流された瓦礫が彼ら彼女たちの肉体をつらぬき破壊した!そして海流に流され遺体さえ戻らないひとはいまだに5桁じゃ収まらないと聞いた!」
あたしは初めて花奈の心の闇の奥深くを垣間見た気がした。
「たぶん『ルシファー』なら知っているかもだけどあの時の原発事故も奴らが意図的に起こしたものだったんだ、あの時『ヨネスケ海軍』の空母や潜水艦が東北の太平洋沖合に待機していたのは偶然なんかじゃない!ディーゼル発電機を覆った壁を破壊するための巡航ミサイルを発射するために待機していたんだ!」
「でもあれは想定外を超えた津波で浸水したと聞いたけど」とあたし。
「そう言わないと国民が納得しないからね!常識的に考えて!入江でも湾内でもないあそこにそんなに高い津波が押し寄せるわけじないじゃん!」
それでも怒りが収まらないのか花奈はさらに続けた。
「その時に野党落ちをしていたアイツが横槍を入れて口出しをして来たこと、それを全て実行していたらもっと悲惨な結果を招いていたよ!アイツはそれを意図的に当時の総理大臣だった男にやらせようとしたんだ!その頃にはあの男も側近の女性、それだけじゃなくて実は獣鬼化していた友人がプロデュースしているアイドルグループの少女たちを抱いているうちに自分自身も獣鬼化していることさえ気がつかなかったうつけものなんだ!、それは数千億年じゃ足りないくらい生きてきた『ルシファー』ならわかるよね!」
「そんなにも怒ることか?」
あたしは彼女の昂りを鎮めようとしたがかえって逆効果だった様だ。
「2世、3世の議員が続くにつれてアイツらの狙いはつけやすくなる!、誰を誘惑して獣鬼化した若い女性や少女を抱かせれば良いか!、女性議員に関しても同じ、だけど彼女たちはガードが堅い、身に危険を感じればすぐ離党するしね、だから獣鬼を使い見えない場所や空間隔離、時間隔離をして誰にも気付かれないようにして強姦をして何度も何度も何度も彼女たちの中に人造精子と種子を射精して人格を変えて知能を奪ってゆく!、それに協力していたのが政治家を陰で操っていた。統合教会などのカルト学会だったわけ!」
「それが最初のうちはまともな事を言っていた女性議員がだんだんとおかしな言動をする様になった原因か、まあそれは昔、『かなえ』たちと歴史の勉強をしている最中に気がついた事だったけど、洗脳とも言えるな」
「あの国『ジポン』がおかしくなった要因のひとつにあたしも絡んでいるんだけど、ただひとつ言えること、あの国がおかしくなったのは右に寄ったからとか、左に寄ったとかじゃなくて重大な犯罪を『右か左か』といった別問題にすり替えて誤魔化して来た事、そしてあたしもそれに100年近くにわたって加担して来た」
そしてしばらく花奈は沈黙を続けた。自らが犯した罪を悔いる様に。
「だからあたしが獣鬼に犯されつらぬかれながら胎を破裂させられて種子をどんなに撃ち込まれようが肉を喰らわれようが、それは過去のあたしに対する罰だと思って受け止める、でもまた自分の意識を奪われそのせいであたし自身が暴走して大勢の人が命を落とす、それだけは嫌」
花奈がそういった時にあたしはある結論に辿り着いた。
『あんた、本当は『ジポン』系の人間じゃないんじゃないの?』とあたし。
「一般人の目は誤魔化せても『ルシファー』の目だけは誤魔化せないね、そう、あたしは『ジポン』人じゃない、厳密に『チャイコ』人かというとそうでもないけど、ただあの国にはあたしたちと同じ恒星系からの移住民が割と多いそれだけなんだぉ」
少し興奮が落ち着いて来たのか花奈の口調はいつものそれに戻っていた。
「さっきの話に戻るんだけどあの巨大地震の後にはもう数年後に次の命令が準備されていたんだぉ」
「それはもしかして南海トラフ大地震か?」
あたしはきいた。
「あたしを人間最終 兵器として世に、世界中の武器商人に知らしめすためだぉ、あたしはその命令が下されたら従うより他に選択肢はなかったんだぉ」
花奈は平然とそれを言ってのけた、そしてあたしをじっと見つめた。まるで『あなたにも身に覚えがあるでしょ?』
と言いたげに。
『そんな時に彼女、志乃さんと幼い『ホームズ』に出会って言われたんだ。
『そこで諦めちゃうの?』って。
そこで『ホームズ』に『ジェネシス』をかけられて生身の人間の戻って3歳児から人生をやり直したんだよ」
確かにあたしの記憶の片隅に『ヨネスケ合衆国』の『タロット大統領』と『ジポン総理大臣』になったばかりの『コウダタロスケ』の会話を思い出していた。
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施設に設置してあった端末機全てのタイムカウンターが『2041/01/01 00:00:00:000を表示した時だった。あたしたちは無数の施設の男たちに取り囲まれていた。
いや、男たちというのもおこがましい、あれは無数の獣たちと言うべきだった。
今までは清潔感あふれる白衣を着ていた男性研究所職員が身体を爆発的に巨大化させて身長が3メートル越えのゴリラとクマを足して2倍にしたような化け物になっていた。あたしたちは使えるありったけの能力で対抗を試みたが奴らには何一つ通用しなかった。まず1番小柄な『ホームズ』が狙われ異様にデカい陰茎を膣(ちつ)に捩じ込まれると胎盤(たいばん)ごと押し広げられるように引き裂かれて割られていた。
彼女の泣き叫ぶ声を聞きながらあたしは気が遠くなりながら自分の膣と骨盤が破壊される激痛に耐えていた。
『ハルヒ』はもうすでに身体ごと破裂させられて手足が引きちぎられていた。
『ヘナ』を襲った獣は1番小柄だったが彼女も激しく何度も何度も陰茎を膣の中で暴れさせられて口から大量の吐血をしながら獣の長くて太い5本の爪が生えた手で軽く引っかかれただけで内臓が弾けるように飛び散りあたりを異様な匂いで充満させた。
そして次の瞬間に元の姿に戻されていた。
しかし見た目は同じでもその内部構成が全く別物にすり替えられていたのをあたしの人工眼球は見逃さなかった。が肉体と精神を喰われ、犯されている本人たちは全く気が付かなかっただろう。
大人たち4人も同様に犯されながら身体を破裂させられてはまた元の姿に強制的に戻されてまた別の獣に犯される、輪姦行為をたったの1時間のうちにひとり当たり最低20回は繰り替えして行われていた。
『ハルヒ』も『ホームズ』も『ヘナ』も何度喰われながら破裂させられたかわからない、みんなの目がだんだんと虚になってゆき、ただされるがままに壊されてゆくのがわかった。
あたし、『ローズ』も例外ではなく獣に食らわれながら塩粒よりも細かい粒を数十個含んだ精液を何度も何度も子宮口に直接射精させられてその塩粒よりも細かい何かが子宮内膜に潜り込んで血管から浸透すると体全体を巡り意識を失い始めていた。
喰われた部分から獣の唾液が流れ込みそこから砂の粒より細かな粒子が流れ込んでそれが再生した時の体のつくりや脳髄のニューロンを壊しまくり種子が代わりに陣取るといくつもの芽を伸ばし始めてそれらが結び合うようにシナプスを切断して新たに繋ぎ直されると思っていた。
しかし現実にはそんな生やさしいものではなかった。
【脳細胞が死んでしまったらもうただの廃人ではないのか?】
獣の1匹の声が聞こえてきた。
【いや、彼女たちの壊死した脳細胞は頸静脈を通していったん心臓に戻り肺から取り寄せられた新たな人工素子を頸動脈を通じて送り込まれて我々地球人類には計り知れないほどの高度な人造頭脳に置き換えられる。手や足、の筋肉骨などに関しても同じだ】
意味がわからなかった。
【だからこうして獣には真っ先に心臓や肺を喰らわせる、獣の精液にはそれらを組み直すための材料、精子もどきと細かい種子が混ぜられている、だからこの娘たちは獣に喰われるたびに進化を・・・・・】
気がつくとあたしを除く4人の姉妹は暴走をし始めていた。あちらこちらの大地に裂け目が発生してそこから青白い光が天に向かって照らされたかと思うとそこから巨大な光の球が天に向かって上昇してゆきそこには真っ赤なマグマが噴き出していた。
あたしの身体も『ホームズ』も『ハルヒ』も『ヘナ』も、みんな灼熱のマントルに燃やされつつあった。
『ここで諦めてしまうの?』
聞き覚えのある声がした。
かつてジポン と呼ばれた国はそこにはもう存在しなくなって、どろどろの半個体状のマントルが粉砕されたプレートの穴から噴き出して海の海水を蒸発させていた。
【つまりこれはどう言う事だね?『ジポン』を売った男よ】
地上から遠く離れた衛星軌道上の大型宇宙戦艦の艦橋で『ヨネスケ合衆国』の大統領に返り咲いた『ドナルゾ・タロット』はきいた。
【かつて今から約100年以上過去に202X年生まれの双子の少女を利用して行った実験があっただろう】
『ジポン』を代表するブロック王クシャ顔の新しい総理大臣『コウダタロスケ』は言った。
【ああ、確かカヨとカナという悪魔の申し子だったな】
タロットはすました顔で言った。なんのことはないそれをベアー総理大臣に命令して波瑠沙芽のもとから誘拐したのは他ならぬタロット自身だったが認知症が始まっているのかもしれない。
【君たちジポン人はあのなんとか教会という宗教団体を嫌韓監国の連中が嫌って誹謗中傷までしている国の宗教、いやカルト団体が君たち政権の支持母体だとも知らずに応援しているらしいな、滑稽(こっけい)な話だ】とタロット。
【初代神王のY遺伝子がとか、ジポンこそ純血の国だといば信じてもらえる、それどころか彼らが崇め奉っている宗教の神様が実はジポン独自どころか数万光年離れた別の恒星系から来た異民族だと知ったらさぞ驚くだろうな】とタロスケ。
【それで純血主義者とは聞いて呆れるな、ところでこんな事を直近の人工衛星からライブ送信しているのはそれを自慢するためだけじゃないだろうな?】とタロット。
【あの時使った技術の発展系だよ、おもしろいだろう?彼女らの実力と破壊力は見ての通りだ、従来は大規模な工場と数ヶ月の作業時間を必要として莫大な資金もかかった、それが獣鬼という獣を使い彼女たち外来種をほんの2〜3日輪姦させて大量の精液に含まれる人造精子と種子をその胎に撃ち込む、費用は微々たるものだ。
ただそれだけでかつての秋種加世と夏乃花奈以上の性能と破壊力を持つ人間兵器が量産できてしまう、コイツらの前ではICBMも高出力ビーム砲衛星もステルス戦闘機もイージス艦もゴミ屑と同じだ、君なら彼女たちを人間大量殺戮兵器として何億ドルで買ってくれるかい?】とタロスケ。かつてはロコナmRNAワクチンやme cardで国民の安全と生命と財産を他国の富裕層に売った政治家の皮をかぶった商人だけあった。
【アキクサ カヨ とナツノ カナ とかいう娘か、アイツらはマジで使える駒だったな、今度も楽しませてくれるんだろうな】
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@花奈の懺悔と怒り
「あたしこそ『ジポン』の人間を1億人近く地獄に送って来た女だった、まさに『ルシファー』の名に相応しい所業じゃないか?」
「それは違うよ」と花奈。そして続けて言った。
「ずっと施設の中にいた『激辛』ちゃんは気が付かなかったかもしれないけどもうそんな頃には『ジポン』の人口は100万人でさえ切っていたはずなんだぉ」
「おい!こら!どさくさにまぎれてまた『激辛』とか訳のわからん形容詞をあたしのあだ名にしようとしているだろ!」
私は大声で怒鳴ってからふと我に返った。
あたしは激辛呼ばわりされるほど辛口の料理を好き好んでいたわけじゃないし、むしろ甘党ったような気がした。
しかし今は花奈のはなしのほうがだいじだと気がつく。
「理由のひとつは『ジポン』のチョンボによる『先制防衛』がきっかけとなった『チャイコ』との戦争というのは前にも言ったと思うけど、それ以前に無理な軍事力の強化による国民の貧困化というのがあるんだよぉ〜」
「そんなにも貧しくなっていたのか?施設の中にいたから気が付かなかったが」とあたし。
確かにそんな認識はなかった。
「コレは『ジポン』内の都市伝説みたいなものなんだけど『戦争がどこかで起きれば桶屋が儲かる』みたいな考え方が政権や経済界の間で横行していたんだぉ」
花奈は言ったが正直な感想は『そんな馬鹿奈』だった。
「事実、『ジポン』は夕鮮南北戦争やベタナン戦争で軍事産業だけじゃなく民間産業も潤って来たんだぉ、だからその夢というか幻想に囚われている人々が未だに政界や経済界に蔓延(まんえん)していたんだぉ」
「それで軍事兵器を作って売れる様にすれば儲かると思って武器輸出に関する制限を撤廃(てっぱい)したり憲法を変えようとしていたわけか?だけどその効果はあまり見られなかった様だけど?」
あたしもつい疑問に思って調べたことはあったがその経済効果は大して高いとは思えなかった。
「まずひとつ考えられるのは太平洋戦争敗戦後の『ジポン』は憲法や武器輸出に関する制約のせいで『武器兵器そのものではなく軍事目的にも転用が可能な部品や民生商品を売って儲けていた』という事、これによって家電製品や自動車などのれe内需もうるおい国民の生活が豊かになった事なんだぉ」
「ところがそれが『武器兵器そのもの』となるとそうもいかなくなった、国民がアサルトライフルやロケットランチャー、クラスター爆弾や銃器、戦車や戦闘機を買うわけにもいかねぇな」
「そうなんだぉ、所持したら捕まる様なものを国民が買うわけにはいかない、そしてその生産能力にも限界があったんだけど工場を増やして人材を投入すればなんとでもなるという甘い考えがあったんだぉ」
しかしそれだけじゃ国民の貧困化につながるとは思えなかった。
「それが度重なる消費税などの増税や社会福祉の削減で国民の生活費は疲弊し民生商品の売り上げは低下する一方だった、でも輸出大企業や株の転売で儲けていた人たちも結構な数いたんじゃないの?彼らが国産品を買えば良いんじゃ?」
「ところがそうはいかなかったんだぁ、彼らはプライドが高いから自動車も船や飛行機も国産品じゃなくてどうせ買うなら海外の高級ブランド品を買うんだぉ、バッグとか腕時計、衣服などににしてもね、それが国内経済の空洞化を招いたんだぉ、かつての『ジポン』に自動車産業や家電オーディオ産業を食い荒らされた『ヨネスケ合衆国』の様にね、ヨネスケ合衆国はその点でもう懲りていた、だからIT産業では先に『ジポン』の芽を摘んでおいたんだぉ、CPUやGPUそして基本OSの基礎技術を基本的特許や知的財産なんかで差し押さえることによって『ジポン』の芽を摘んでおいたんだぉ」
それはわかった。かつてはヨネスケ合衆国を代表する大型コンピューターのアーキテクチャを逆解析して上位互換を造ったどころか本家に存在したハードウェアやソフトウェアのバグを見つけて指摘したと言う、それが2000年以降は原子力産業にかまけているうちに全く独自の技術は発達しなくなってF社やN社、H社やT社までが組み立て屋に成り下がっていた。
今ではすっかりヨスラエルにお株を奪われた有様だ。
「でもそれにしてもなぜ増税する必要があったんだ?海外に莫大な資金を投資するほど有り余っていたんだろ?」
「投資じゃないんだぉ、バラマキだったんだよぉ〜、『ジポン』で2015年ごろから流行った言葉に『中出し』じゃなかった、『中抜き』があるんだけど人を雇うにしてもオリンピックや万博などの巨大なイベントには必ずいくつもの実質的に何もしない中間業者が入る様になったんだぉ〜、だからその末端の業者はとんでもない安値で仕事をこなせなきゃならなくなるんだぉ、海外融資に投資する金が使われる事業もそれが『ジポン』の業者に委託されることになるんだけど当然それにも中間業者が多く介入することになるんだぉ、当然だけど『ヨネスケ合衆国』から戦闘機やミサイルなどを購入する際にも『ヨネスケ』側の中間業者が関わっているんだぉ」
と馬鹿奈は言った。
「ならばなんら問題がないではないのではないか?」とあたし。
「ところが大有りなんだぉ、今まで伏せて来たんだけどぉ〜、あたしの擬似サイコメトラーが導き出した答えはその中間業者の正体は統合教会などのカルト宗教団体なんだぉ」
「つまりあれか、ほとんどの『ジポン』国民は好むと好MOTHERるに関係なく自分たちが収めていた税金の中からカルト団体に献金させられていたということか?」
あたしは動揺のあまり自分の日本語がおかしくなっていることにさえ気が付かずに言ってしまった。
『そして言いにくい事なんだけど『ジポン』や『ヨネスケ合衆国』『ローレン』『チャイコ』などの大国の政府首脳周辺の獣鬼化はかなり以前からほぼ完了していたんだぉ』
『何のために?』
少し間を置いてあたしは問い返した。
あたしは獣鬼たちに種子と人造精子を撃ち込まれすぎて脳の構造が変えられすぎていたのか、少し頭が変になっていたかもしれない。
『この恒星系を破滅に追い込むためだぉ』
と馬鹿奈。
『そもそも獣鬼は何故誕生した?』
その問いに答えはないと思っていた。
『人間を思想や人格ごと兵器として使える様に改造するためになんだぉ、そして今度それが成功すれば【ルシファー】、君のせいにされて今度は君が無限地獄に幽閉されるんだぉ』
「この星には最初はそんな化け物は存在しなかった、みんなどこの国もそれなりに平和に暮らしていた、しかしひとつの外来種がその和を乱した」
突然、sae-Coさんが話に参加して来た。
「それが【地神】だったんだぉ』
花奈はそれを実際に見て来たかの様に断言した、しかしそれを実際に言ったのはおそらくは彼女の中の志乃だろう。
彼女は一体何者なんだ?
花奈「そんなの決まっているよぉ〜、宇宙最強の痴女だぉ」
花奈に上から大量ザー〇〇がぶっかけられた、長さ2センチ以上のミミズのおまけ付きだ。
花奈「コレがエロ小説とかで出てくる『ミミズ千匹なのかにょ?、あー!あ“〜!あたしの大事な穴に入らないでだぉ〜」
『激辛獣鬼』「どれそのミミズ千匹とやらの味見をさせろや」
馬鹿奈「ひゃー、いくらあたしが今まで6桁人を564trきtsからっtwそれはないんだぉ〜!」
逃げ回る馬鹿奈。
『激辛獣鬼』「待て〜おとなしく俺様の陰茎を挿入させろや」
『激辛』「犯人はあんたでしょうが?お仕置きが必要みたいね!」
アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編9『伊良衣良と激辛』4
終わり
『激辛獣鬼』「え?マジ?その、ちょっとした出来心で、ぎゃー!」
『激辛』「もう一生その姿でいなさい」
『激辛獣鬼』「焼肉のタレ『激辛獣鬼』ってあんまりじゃねーか!」
アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編10『伊良衣良と激辛』5
にちゅぢゅく
ポニテ亜希「肉が安かったからマグラブして大量に万引きして来たぜ」
ナッツ「おまえそのセリフやばくないか?」
ボサボサ亜希「どーでもいいけど、焼肉専用のホットプレート持って来たよ」
観萌「玉ねぎとかにんじんも近所の畑から(ピー)して来ましたよ」
香織「椎茸とかエリンギも近所のビニールハウスから(ピー)して来ましたわ」
敦子「牛の舌も召喚したわ」
月海「なんじゃこりゃぁ!血塗れじゃねぇか?まさか生きている牛の舌を召喚したんじゃねーだろうなぁ!」
あつし「何か問題でも」
本家亜希「あー、ここの連中って問題児だらけ、困るなぁ」
中出し刑事達也「そういうてめーが背中に背負っているのはなんだ⁉︎絶滅危惧種の(ピー)クジラじゃねえか?」
本家亜希「何か問題でも?あんたの松茸美味しそうだね!ちょん切って焼いちゃおうか?」
葉類智恵「はぁ、ここにいる連中全員逮捕だね」
かなえ「大丈夫ですよぉ〜(ピー)総理大臣一族も愛のつてで招待しましたから、そしたら公邸も使っていいいよって言ってくれました、『君には現役時代にたくさん野党議員や反対派を(ピー)してくれたからそのお礼だって総理大臣も親族も参加していいならA5ランクの黒毛和牛を500kg国庫から買ってくれるらしいよ」
あつこ「でも焼肉のタレがないんじゃ、あっ、あるじゃない!しかも『激辛獣鬼焼肉のタレ」
志乃「良いですね、みんな全員を公邸にテレポーテーションしましたから早速始めましょう(ピー)総理、乾杯の合図おねがいしまーす、後から愛も秋子も来るって言ってましたから!」
楓凛「なあ、誰か足りない様な気がするんだがんだが」
加世「まあいいんじゃない、じゃあ(ピー)総理大臣おねがいします」
(ピー)総理大臣(実は獣鬼)「では馬鹿奈君による我が恒星『太陽』の巨大赤色矮星化を祈願してカンパーイ」
【もうすでにほとんどの奴がすでにさっきから勝手にビールをたらふく飲んで出来上がっているので総理のトンデモな発言に気がつかない、しかもほぼ全員未成年者】
もちろん参加者全員の口から3メートルほどの炎が噴き上がったのはいうまでもない。
(ピー)総理大臣「では食べ終わったら恒例のひな壇での撮影会をします、最初は普通に、でも2枚目以降は全員服を脱いでみんなでランコー(ピー)しながら動画撮影しますからねえ、でもこれはネットに晒したやつはヂューダ・西郷がベレッタARX160の餌食にしますから、わかってるだろうがてめーら」
全員『え“!』
『激辛』、馬鹿奈「コレだから男ってやつは!」
この後公邸中で真っ赤なシャンパンファイトが繰り広げられたのはいうまでもない。
何故かその現場写真はモノクロで週間金曜日で公表されたらしい。
#20才未満閲覧注意
#SFっぽく
#ハタチ未満はご遠慮ください
#ハルサメとナッツシリーズ
#過激な描写あります
#エログロ注意
#波瑠沙芽とナッツ
#小説
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新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)
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