アダルト版JC淫魔刑事9JS編 佐原姉妹と
アダルト版JC淫魔刑事9JS編 佐原姉妹と
2023/09/19校正更新
JC淫魔刑事シリーズ主な登場人物
毎回とは限りませんが今作はエログロ描写や官能描写を多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪んただしこういう事は現実には実際にあり得るし被害に遭われてからでは遅いので特に10代になったばかりの少女達には夜道や怪しげな場所や近づいてくる不審な男性などには十分な注意を喚起したいと思います。ん。実際には警察や法律が必ずしもあなたたちを守ってくれるとは限りません。でも精一杯努力はしているんですよ(by 葉類亜希)
一人称私で主人公こと葉類亜希
JC淫魔刑事、
私(葉類亜希、普段は肩までのキューティクルボロボロだけどの縮毛ボサボサヘア(実体)
アストラルボディとしてポニーテールヘアの風間亜希が存在してすべての人に認知されてもいるもんね。(分裂して別々に行動も可能だし、相手によってはいつも私がポニーテール姿のHカップ美少女に見えるらしい、特に中出し刑事、風間達也‼︎お前の事だ)
まあ私も一応肩書きは性犯罪に特化している刑事という肩書きを持ってはいるが全くの偽地位に過ぎない。
どこに年齢不詳の刑事がいると言うのだ。実年齢を晒すと私はある事件以前の記憶がほとんどない。生まれた年月日さえ知らない。他の淫魔刑事たちが小学生5年生(春香織と水無月海)、小学4年生(文月輪と冬河銀、シルバー・ウインターリバーと夏乃花奈と秋草花世とと可奈野椎と佐原観萌)になったばかりの4月5にAV県の小田井町公園内で発生した風間親娘が拳銃による殺傷事件の現場に偶然居合わせて、というか風間達也刑事の愛娘である志乃さんが背中から大型拳銃で心臓を撃ち抜かれて死亡する場面に突如出現し立て続けに風間達也刑事の両肩も大型拳銃で撃ち抜かれて絶対絶対って時に石ころ2個で犯人の片目を潰してその上に頭部の頭蓋骨に大穴を開けて中の脳髄を引っ掻き回して即死にした殺人鬼らしい、正当防衛だと言ってもっ誰も信じちゃくれないし、私も右肩を大型拳銃で撃ち抜かれて瀕死の重傷だったんだけどそこは華麗にスルーされた。それ以前の記憶がないから4月5日が私の誕生日と言えなくもない。
その時に彼のズボンのポケットに入っていたスマホを抜き取ろうとして彼の陰茎を鷲掴みにして別の意味で抜いてしまったのが奴とのセックスフレンドとしての関係の始まりという事だったがどうやらその時の彼の目には私がポニーテールを結んだサラサラキューティクルのロングの美少女に見えたらしい。
それ以前もそれ以降も記憶が断片的にはあるのだけどどれもこれも連続していない。
身長は今のところ155cm前後、胸だって人様に自慢できるほどの大きさではないし、まあここだけの話Cカップはあると自慢したいのだがもちろん体重も含めて私的にトップシークレットだ。(笑)髪は最近栗色に染めてはいるが胸まで伸ばす事により多少は大人っぽく見せているつもりだ。しかしながらボサボサ頭のカサカサ肌の不細工な小学生に見られてしまうこともある。
実に不条理だ。もしもそんな目で見られている私が大物政治家と連れ立ってラブホに入る現場を目撃されてしまったらおかしな意味で次の日のワイドおショーはそれ一色で染め上げられてしまうだろう。見出しはさしずめ「〇〇議員実娘とラブホ入り.?乱れた親子関係か?」
もしも相手がポニテ亜希なら政治家にとっては超あげまんだろう。
「美人秘書か?愛人か?」となる。しかし記者たちの前で一言でも喋ったら台無しだけどね、ざま〜みろ!
私もポニテも瞳は気分次第で色が変わると言われているらしい。
とは言っても浅い水色から深い緑色に変わる程度らしいのだが本当の事は私にはわかりかねる。
通っている学校はその後AV県の小田井小から武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
しかし、全国の小学校4〜5年、中学部全学年、高等部全学年の籍も持っているらしい。
実に謎だがこの体型で30才を名乗っても通用するように手配済み?らしいがよくわからない。
え?わたしの初体験?そんなの何千年前か覚えていないよ?
義理の父親と毎日250回以上バッコンバッコンしているなんてデマだからね!風間志乃言うことなんてまともに信用したらダメだから!(500回以下はやっていない日はないからなbyポニテ亜希 そうでないと奴の配属場所は毎日謎の強姦事件が数百件発生するんだよ。っもちろんやつが少女達に解き放った精液はボサボサの分も含めてあたいが回収しているけどね)
こら〜!ポニテぇ!デマを拡散するな! byボサボサ亜希、、つまり私。
文月輪、中学1年生(4月初頭に年がひとつ上がるので4月中ば頃には13才 JC淫魔刑事
その頃には1才半の美代という名の女児を隠し子として育ててはいるが父親は不明のまま。
当然だが法的には認知されていない。
身長は私とほぼ同じくらいの小学6年生冬時点で157cm前後、金髪の爆発ヘア、もといマリモヘアが特徴で銀色の瞳が特徴的な年齢不詳でありながらバストサイズがどう見てもEカップはありそうな上に腰の発育も高校生並み以上なので私とは異なり19歳未満に見られた試しがない。
初潮が異常に早く記憶が定かではないらしいが10才の時点ですでに訪れていたという。そのせいもあって二次性徴も異常に早く体型も見た目は高校生以上で10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
冬河銀(とうか ぎん)13才(中学1年生)A校の男の娘、おとこを堕とすことに生きがいを感じている、身長152cm、E~Hカップ、もちろん立派はチ〇〇ンはあるが機能しているかどう
かは不明、本来〇〇玉があるところに(行き先を指定出来ない転送機能付きの)謎の穴ブラックホールを持っている、ホワイトホールにすることも可能、本当は♀だという疑惑あり、ストレートの黒髪を胸まで伸ばしている 私
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
シルバー・ウインターリバー 冬河銀とは別人
夏乃花奈とは特には親しくはなく、性的にはどっちでも来い!の銀髪で青い瞳の両刀使い、身長などが少し大柄の身長165cm、F〜Iカップで腰回りもふっくらとしている。
シルバー・ウインターリバー、冬河銀共に初潮もその後の生理もないが年に1度の割合で排卵があり、
ふたりともその瞬間を狙いすまされたかのように時間操作能力者と正体不明の男に身体を操られて謎の穴に射精させられてしまう。
何故かその娘達は樋口由紀と樋口有希の胎の中ですくすく育っているらしい。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
夏乃花奈(なつの かな)12才(中学1年生)、身長156cm、Eカップ、普通の目立たない娘、肩より少し伸びた栗色のストレートヘア、地球を破壊しかねないE=失った質量×光速の二乗の能力を持っている、おまけに予知夢の能力も持っている。あたし、
過去の出来事や残留思念を読み取るサイコメトリー的な能力も有している。通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
彼女もまた初潮を7才まで異常に早く幼い段階で迎えて身体の発育が人並み以上に早く二次性徴も早かったために尊敬していた実兄に限りなく強姦に近い性交を8才で受け、1年半は自己喪失に陥る。
その間に産んではいけない娘双子の、可奈と香世を人知れず産見落としてしまい加世との確執になる。(もちろん認知も戸籍登録もされていないはず)
(加世は花奈が実兄を誘惑してたらし込んだと誤解していた。)
春香織(はる かおり)13才(中学2年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
彼女もまた初潮が異常に早く7才半ば頃から、8才の時点で強姦されそうになるが逆レイプしてしまった恐ろしい娘。(実は時間操作系能力者と願望達成能力者の同じ相手に4回も、強姦さていて全て妊娠出産をさせられているがその子たちは今どうしているかは不明、子宮内の精子や卵子などの動きも時間コントロールが出来るらしい。
平常時点ではお淑やか、怒るとかなり凶暴になって怖い、小学6年生時点で胸まである、黒f髪ストレート、身長165cm、Fカップ、腰や臀部、腕、太ももなど発育が良く高校卒業生以上にしか見られない。相手が時間を止める能力を持っていても胸から発する謎エネルギーが逆に相手の方の時間を止めてしまう。しかし性感帯や生殖器(特にGスポットや膣内膜(ちつないまく)に対する念動力者や願望達成能力者による直接攻撃には弱くやりたい放題のつもりがやられたい放題にされる。一人称は私
一見お淑やかそうには見えるが一旦彼女の逆鱗に触れると500人くらいの歩兵隊が全滅するまでものの5〜6分も必要しないと言われている。(時間操作能力に加速能力を追加)
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
しかし11才の時に一度強敵と遭遇、強姦されて孕まされるが他の誰かが出産して今彼女の家はあり得ないペースで妊娠出産を繰り返しをして15人の子持ちという、ちなみに育ててくれている相手の名前は楓凛、恐らくはその強敵と何度も何度も対決してその都度敗北して強姦されて孕まされたと思われる。その後も3ヶ月に1人の割合で生まれている。
秋種加世(あきくさ かよ)13才(中学1年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
一人称は私。
夏乃花奈と双子設定、当然中学1年生時は身長156cm、Eカップ、
見分け方は肩までの外に跳ねた赤髪とかつては(小学4年生以前はサディスティックな性格だったが5年生に進級してから次第におとなしくなり今のような家庭的な丸い性格となった。
しかし友人関係の怒りで我を失うとかつての残虐な性格の加世が復活する。
能力は花奈と同じく質量のエネルギー化とその反対のエネルギーの質量化(花奈の娘、可奈をふたりで育てている、加世が真実を知った時、、実兄は加世の手によって惨〇された)
ハルサメが持っている能力のひとつと同等。
彼女もまた初潮が花奈と同様に早く7才で迎えていて実父に8才で強姦されるがその時は何者か(加世は実父の能力だと思っている)に能力を完全に封印されてなすがままに犯されていた。
その時に実父に花奈が自身を妊娠させたのは実兄を誘惑して神を超える能力を備えた超人類を産むのが目的だと吹き込まれて真に受ける。彼女はその頃から世間に対して凶暴化してグレるようになった。
(恥ずかしい但し書きは花世が削除させました)
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
水無月海(みずな つきみ)14才(中学2年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
胸までの黒髪ストレートヘア、細い目が鋭くて怖い、物理を無視した念動力、最大重量12トンの物を音速22で飛ばすことができる。小学6年生時代から身長172cm、Dカップ 1人称はあたし 観萌と可奈野椎と三重の恋人同士
彼も、いや彼女も初潮が8才からと早く二次性徴も同様に早かったため何度か(意外と念動力などを使用した女性生殖器に対する直接攻撃に弱いためすぐに性奴隷地獄モードにおちいる)集団暴行、輪姦の犠牲者になって妊娠した回数は両手両足じゃ足りないくらいある。しかしながら彼女のお腹が大きくなったところを誰も見たことがない。(もはや20回以上は孕まされているはず)
椎と観萌がピンチの時は飛ばせる物体の質量及び速度に限界がなくなる。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
可奈野椎(かなの つち) 12才(中学1年生) 誕生日は1月3日、JS、JC淫魔刑事のひとり。
性経験に関しては影の人格上では年齢(25才以上)以上の知識と実体験あり、ショートカット、名前の逆さ読みを気にしている
上記の望実現達成能力に能力により相手に身長や体格、顔、などを自由自在に変えられる。カメラなどにもそのように映るのでセキュリティもフリーパス。一人称あたし
小学3年生時代から生理があったらしい。
デフォルトの身長は145cm、バストもDカップ、背の低い女子中学生のイメージ
しかし望実現達成能力(倶名尚愛の40倍から160倍)により強化されている
彼女もまた月輪とほぼ同時に10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
しかし彼女のの場合は自ら望実現達成能力で体型も変えていたために業者もマジモンで騙されていた。
天界の調査員も兼任しているため実質23才以上の低俗天使
下界シリーズと違い自ら政権やカルト教団との関係を調べていたが逆に敵の罠より強力な望実現達成能力にハマり強制性体験地獄に?
実は天界自体が軍国主義者達による輪姦地獄だったりする。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
彼女も初潮が8才と以上に早くそのため二次性徴も早く訪れて発育も良かった為に男子中高大学生や大人の男から目をつけられていたけれど9才になったばかりの頃に謎の暴力団(彼ら全員が椎と同等、もしくはそれ以上の望実現達成能力を持っていた?)に集団暴行、強姦されて瀕死の状態を樋口由紀と樋口有希の姉妹に発見されて彼女達の中に潜んでいた『G』と『L』に救出されてその時に孕まされた双子の娘は由紀と有希の仮想胎の中で2才児として育ちつつある。名前はまだない。
佐原観萌(さわら みもえ) 13才(中学1年生)、JS、JC淫魔刑事のひとり。
意外と理論派、普段は肩まで伸びたボサボサの癖毛の茶髪、小学2年生時代から生理があったらしい。その時点で身長173cm、Dカップ、中学に入った頃には身長は176cm、Eカップ、眼が大きく緑がかったハーフ、計測不能なほど思考速度が速いためヤマカンだけで動いていると思われている、発育が異常に早かったのも初潮が5才と異常に早く訪れたために二次性徴もそれに引っ張られるように早くなったと思われる。強姦歴は8才の時に実父に強姦されたことから始まり毎月、いいや毎日のように続いている。(実父は巨大ゴキちゃんとも言われているが不明、ゴキちゃん許すまじ)
その為にほぼ毎月のように受精させられて受胎しているはずなのだが誰も彼女の胎が大きくなったところを見たことがない。
趣味は精液と中の精子、そして卵子や受精卵、胎芽、胎児集め。
彼女の冷凍庫には常に500人分以上の冷凍精子のストックがある。
8才の時に実父に犯されて以来頭の方もおかしくなったらしく毎日のように300人相手に性交、いや乱行に参加することも可能。
それだけでなくその最中に精子のDNA解析、他の成分解析もリアルタイムで行えると言う。知らんけど。
本人曰く毎日700人以上余裕で産めて育てられると豪語しているらしい。
やめろ!これ以上地球の人口を増やすな
性格は見かけと口調に反して意外とせっかち。
それは妹?詩織との会話でも読み取れる。
今まで何度も死んでるはずだがその都度驚異の肉体再生能力で生き返る。
しかしその時の容姿は身長、体型髪質、肌質すべてがまったくランダムに変化をして別人となる。
ただ一点髪の毛がストレートの状態でショートから身長の2倍程まで伸びる。
髪の色は毛根の紫から毛先の赤色まで虹色に変化してその比率もランダムで変わる。
その大量の頭髪に体温を加えて他人の身体を温めることも可能。
彼女のその他の能力に関しては不明な点が多すぎる。
その他の8人の能力をすべてにおいて凌駕すると言われている。
別名「さとみ」と言われているが「ハルサメとナッツ」シリーズにおけるハルサメこと「波瑠沙芽」や彼女の借り腹兼親友であり今は肉体の存在しない母親でもある佐原詩織との関係は不明
数十マンコ羽年離れた恒星系から来訪した異星人集団の可能性間あり。
フケの数だけ増殖すると言う説もあり
やめろ、淫魔と妖魔と悪魔の存在感がかすむ!
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
今のところ『G』の娘と思われる他の人物
山崎秋子 JC国会衆議院議員
倶名尚愛 同じく国会衆議院議員 ただし政権与党の新米(そらそうだ)
楓凛 凄腕ルポライター(身長185cm、体重はマル秘、B98・W68・H105、何百人でもウエルカムな仮想貸し胎を持っている
の超グラマスな美女だがスーツなどを着て男装すると完全に男にしか見えなくなる
さとみ ありとある登場人物に縁がある、能力は観萌や波瑠沙芽、夏野明美、そしてかつての佐原詩織以上と思われている。
『B』など初代実験体12人の他にも娘、または息子が7~9体はありとおもわれる
ただしその卵素は父体に戻されていないので『C』~『F』、『H』~『K』のいずれかの胎内に潜んでいる可能性が大
葉類亜希 同姓同名だが別人ということにしといてあげよう。奴は身長135cmちびすけで体つきも洗濯板だ。
しかし胸まで伸ばしたストレートの黒髪は誰が見ても彼女の方が美少女に見えるらしい、悔しいではないか?
お話はここからだお by 可奈野椎
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受け継ぐものと受け継がれるもの、私がそいつと遭遇したのは花梨輪姦殺人未遂事件がほぼ終結に向かっていた頃だった。
私の目の前で1人の幼女が大きな獣にその生肉ををむさぼり喰われていた。
彼女は股間の割れ目から内臓を喰いちぎられていたが彼女はもはや抵抗する意志もないのか身動きもしないではらわたを食い尽くされると左腕の肉を喰われて、続けて右腕の肉を喰われて、その次には右太ももの肉を食い荒らされていた、そしてそも獣が左足太ももに喰らい付きその肉を喰らい始めた時は既に幼女の股間から胸、そして左腕は元の姿に戻っていた。
「なんとかしたい」
その思いが私の身体を動かし始めていた。
その獣は私の接近に気づいたのか振り向きざまに私の左胸から右脇腹にかけてその大きな腕の長くて鋭い5本の爪で引き裂いていた。肋骨がぼきぼきと折れて自分の内臓が引きちぎられるのを見ながら私の身体はその獣に押し倒されて内臓の生肉を喰らい尽くされはじめてていた。
「あたしのリスちゃん、お食事が終わったら今度はもっと強いやつを探しに行くよ」
『ボキボキ』と私の腕や足の骨を噛み砕かれながら遠ざかる意識の中で私は信じられないものを見た。
どう見ても身長が150cmくらいのまだ幼さが残る10代前半の女の子がその獣の左肩に乗って左手に何か大きな丸っぽいものをぶら下げていた。
逆光でよく確認できなかったがそれは紛れもない崖信介、崖理事長であり、かつての英雄織田信長の生首だった。
「獣鬼、大好き」
確かにその少女はそう言っていた気がする。
それにしても目覚めの悪い朝だった。いきなりゴリラと鬼を混ぜたような化け物にはらわた食い尽くされてボキボキと手足を骨ごと喰われるそんな夢が気分のいい夢なわけがない。
「おやおや今日は一段と目覚めが悪い顔をしているわねぇ」
すごく久しぶりに家に帰ったと言うのに母親のゴキちゃんは鋭いところをついて来た。
波瑠沙芽さんと夏野明美さんが不良たちに性的暴行を受けていたところを拾ってきた、じゃない助け出してくれた少女は瀕死状態だった。
彼女は元といえば私の分身だったが男たち4人組に強姦されて膣内に大量に精液を注入されたらしいがどうやら毒物を含んでいたらしい、それも通常の毒物ではないようだ。
あれから3ヶ月以上は実家のゴキちゃんママと柴犬エルパパに面倒を見てもらっているが快方に向かう気配が全く感じられなかった。
彼女を身代わりに立てたのは私が崖理事長の一族に利用されている双子の姉妹がいる事を知った妹の詩織が私に助けを求めてきた事がきっかけだったがその時は別件で手が開けられなかったこともあって彼女に双子の妹であった奈津菜摘ちゃんの世話と崖理事長からの防御をお願いしたのだったがどうやら私は崖理事長の実力を見誤っていたようだ。彼は私の分身と菜摘さんの根城を襲い私の分身を何度も何度も何度も陵辱して肉体破壊を行い再生不可能な状態に追い込んでだ。
私の分身は菜摘ちゃんの脳の一部に身を隠していたけれど不審に思った崖信が嫌がる菜摘ちゃんを無理矢理CTスキャナーとMRIにかけて彼女の脳の一部領域に映らない黒い部分があることを発見、彼女の脳内にダイブして約4年近くにわたって私の分身を陵辱しまくって菜摘ちゃんに悪影響が起こることを懸念した菜摘ちゃんの外に出た彼女をさらに陵辱して洗脳し、『花梨』という別の人格に仕立て上げた。
その時に擬態能力と軽い願望達成能力を与えて18才を迎えても自分の娘を身篭らない菜摘に見切りをつけて彼女を私に擬態化させた花梨を使い騙してロシア系の国の核実験場の新型核融合爆弾に縛り付けて私を招き寄せて両者を始末しようとした。
それは約2テラトンという途方もない破壊力を持った核融合爆弾でした。しかし奇跡が起き私は妹の詩織の胎の中で産みなおされて、菜摘は加世と花奈いうふたりの少女の胎の中で育ち夏野明美として産まれました。
そこで疑問が生じました。加世と花奈は何者なのか?そして彼女たちが私も含めて何故同世代の女の子として育っているのか?
「変わりはない?」
時たまこうして私はこっそりと仲間とは内密にこの花梨という元分身の様子を覗きにくる。
彼女、花梨はその後も加世と花奈の義兄であるケイトと結託をしてふたりに仲違いを起こさせてふたりを戦わせてふたりのその莫大な破壊エネルギーで地球を滅亡へと追い込もうとした当事者でもあった。
以前水無月海を花梨が陥れた事件で花奈と椎は救出に向かったが直接、月海に対する性的な暴行を何度も加えた男子高校生に対しては意識を奪って気を失わせる程度に済ませたが『花梨』に対してはほぼ花梨自身による肉体再生が不可能な程その身体は破壊されつくされていたようだ。
それだけ花奈は花梨に対する憎悪を抱いているのかもしれない。もちろん私が花奈には内緒で花梨に手助けをして再生した事は言うまでもない。
玄関のチャイムを誰かが押したのか母が対応に出ていった。
『花奈ちゃんだけどどうする?』
うろたえる母の心の声が伝わってきた。
もちろん通して彼女と対面させることは再び彼女を暴走させる事態に発展しかねない。
結局、私は居留守を使う決心を固めていた。今の花梨は誰がどうみても5才くらいにしか見えなかった。彼女が4人の男達に輪姦された時は擬態化が解けていたとはいえ18才の容姿は保っていた。しかし実際には30才は超えていた筈だ。彼女はたったの3ヶ月で25才ほど幼児化したことになる。
去年のことだった。彼女は街中で偶然にも擬態化を解いていた花梨と遭遇してしまっていた。
いや、正確には擬態化を解かされってしまっていた、というのが正しいのかもしれない。
もうその頃には彼女たちの家族は崩壊して花奈や加世にとって父親も母親も実在しないケイト兄と花梨が作り出した架空の存在だったことが判明していた。
ただし本来なら実在しなかったはずの人物がひとりいた事を花奈も加世も知っていた。
時には花奈に擬態して姉の加世を嘲笑うように挑発して加世の花奈に対する憎悪を煽っていた。
そしてある時は加世になりすまして身重の加奈の腹を蹴り踏みつけて、花奈に自分が悪いから大好きな加世ねえから目のかたきにされているという負い目を感じさせていた。
そして決定的だったのはふたりの目の前で小さな女の子の片腕をエネルギー化の能力を使って吹き飛ばして花奈には姉の加世がそれをやったかのように、そして加世にはそれを花奈がやったかのように見せる複雑な擬態化をしてさらにふたりの対立を煽っていた。
兄ケイトが願望達成能力を使ってその女の子から花奈を引き離してその女の子が加世の能力によって殺されたという偽の事実を花奈の中に植え込んだのは事実だった。しかし事実は私が加世に協力をしてその女の子が一命を取り留めたのは花奈にとっては知らない事実だったし、事実花奈は兄から与えられた偽情報によってその女の子が自分の未来予知のミスによって助かっていたはずの命を失ったと思い込ませたのも事実だった。
そして加世は花奈がいたいけない女の子の腕を理由もなくエネルギー化の能力を使って吹っ飛ばして殺そうとしたと思い込まされたのも事実だった。
そしてそんな花梨の存在を暴いてふたりに教えたのはうちのチームの可奈野椎だったがそれ以降花梨はふたりの前からだけではなく敵の組織からも行方をくらませていた。
そんな花梨だったからこそ擬態化を解いて街に出ることはあり得ないと思われていた。
私は彼女に組織の実体を聞き出すために擬態化を条件に喫茶店での待ち合わせを約束していた。
もちろん私もそれなりに変装をしたつもりだった。
しかしふたりが店に入って予定していた席に着くなりハプニングが起きていた。
店員が運んできた水から大量の毒性が高い気体が泡を出しながら発生して中にいた客が次々と絶命していった。
どうやってその店を特定したのかは知らないが定員さんも次々と倒れていく中でひとりだけがハンカチで口と鼻を押さえて店を出てゆく姿を見て追いかけてしまったのは今思えば悪手だったと反省している。
もちろん私も花梨にもその程度の毒は通じなかった。しかし花梨の擬態化を解くには十分な効果はあったようだった。
そこに運悪く花奈が通りかかったのは今思えば決して偶然なんかじゃなかったと信じている。
そこから先は憶測さえ出来ない。何故なら私は迂闊(うかつ)にも現場を離れて怪しいウエイターを追っていたからだ。
相手が逃げそうな逃走ルートを予測してわずか3分程で犯人らしき男は取り押さえられた、しかしその男は私に右腕をつかれた途端に崩れ落ちるようにして倒れてしまっていた。
その男の額と自分の額を重ね合わせてみたが彼の脳波は全く感じられなかった。
【ふん、まあ良い目的は遂行出来た】
その代わりにその男のものでない思念が伝わってきてすぐに途絶えた。
その時に私と花梨が待ち合わせて会っていた店付近で大爆発が起きていた。
悲鳴と共に町中の道が逃げ惑う大勢の人々でごった返していた。
そして次々と起きる大爆発は繁華街に向かっていた。
私はその時は逃げているのが花梨だとは気づいていたがまさか彼女を追って連続爆破を仕掛けていたのが花奈だったとは気がついていなかった。
十数分間その爆破は続いてそれは機銃掃射の音と共に沈黙に変わっていた。私がその現場に駆けつけると原型をとどめないまで銃弾の嵐に打ち砕かれて木っ端微塵の肉片と化していた元花奈だった物が路上に転がっていた。
手に負えないと判断した特殊警察が動いたようだったが少々手際が良すぎたのが気になっていた。
私は現場付近で怯えていた花梨を連れて現場を離れようとしたらいきなり複数人の特殊警官に銃を突きつけられていた。
相手の持ち物はベレッタARX160やロシア系のサブマシンガンなど統一性がないことが気になったので黙ってついてゆくことにした。
もちろん連れてこられたのはマトモな警察署であるはずもなく私が知る限りどの公安や内閣調査室にも該当しない施設だった。
「ここがどこかなんて私は知ったことじゃないですが何を聞きたいのですか?」
私は彼らに向かって問いかけてみた。この部屋には筋肉モリモリの特盛男たちが私たちか弱い女性に3丁のベレッタARX160.の銃口が向けていた。
「答えろ、この地球になんの目的で侵入して来た」
やれやれな質問だった。どうしたらそんな発想が出来るのかこちが聞きたいくらいだ。
目的も何も「観光地巡りです」とでも答えればこの人達は納得して返してくれるんだろうか?
「ところであなたたちが蜂の巣にした女の子なんですが」
私は一旦そこで言葉を区切った。
やっぱりみんな露骨に警戒しているのがわかった。
「そんなにも警戒していないでお茶のひとつでも入れてくれませんか?」と私
「お茶請けに『都こんぶ』ならいつも持っていますよ」と花梨。うんさすがによく気がつく子だ。
「貴様らは我々の質問に何ひとつ答えていないではないか」
1番偉そうな男が左手の拳で激しく机の机上を叩きつけた。反動で私たちの体が30cm以上跳ね上がったような気がした。
「むしろこっちが聞きたいのですがどうしてあの女の子を機銃掃射して殺害をする必要があったんですか?」
案の定返事がなかった。すると部屋の外からマジックミラーの向こうのメガネをかけた男がマイクスピーカーを通じて答えて来た。
「爆発物の投棄による連続爆破事件それでは不十分かな」
その男はそういうと今度はコルト45の銃口を私の額に押し付けて言った。
「またカビが生えたようなものを」
私はそういうとトレンチコートの内ポケットから1リットルの水筒と4個のマグカップを取り出して水筒の中の熱い液体を注いで「どうぞ」と勧めた。
中身はただのほうじ茶だったがそれでも驚かれるとは思ってもいなかった。
「これが宇宙人のテクノロジーか?」と言った男のひとりに私は「単なる某アニメのパクリです」と笑って答えた。
「そろそろお腹が減って来たんですけどカツ丼とか注文してもらえませんかね?」
私がいうとさっきの男がすかさずに言った。
「あの便利そうなポケットを使えばいいだろうが」
まあ確かにそうなんだけどそれはアレと違い好きな時になんでも出せるような代物じゃじゃない。
「承認ゴキママ、今すぐ食べられるものを送って」
私がそういうと男たちが口を両手で押さえている姿が見えた。マジックミラーの向こう側の女性5人と男たち3人も同じだった。さっきの事件に巻き込まれて恐怖を体験した人たちかもしれない。
ここの施設のチャイムらしき音がすると10代前半の少女がインターホンのカメラを覗き込んでいた。
「お届け物です」
彼女はそういうと大きなピザボックスを5箱、カメラの前に差し出した。
「ゴキママ、ありがとう」と私がいうと彼女は一礼をして去って行った。
「爆弾でも毒ガスでもないから取りに行かせて」
私はそう言いながら自分のポケットから取り出してマグカップに注いだほうじ茶をひとくち口にした。
「にしたにせんせい」
私がボソリと口にしてみたが男たちの反応はなかった。どうやら私の単なる思い過ごしかもしれない。
「その西谷とやらが今回貴様らが起きしたテロ犯罪と何か関わりがあるのか?」
取調官のひとりと思われる白いトレンチコート着た男が私に詰め寄った。
「いえ、今ちょっと頭の隅に浮かんだだけです」
と私は軽くやり過ごしたつもりだったがその男にとっても何か引っかかるものがあるらしくしばらくは考え込んでいた。
数日間にわたり私たちは拘束されたがやがてテロを起こした証拠が何一つとして見つからなかったのか私と花梨は解放された。
新聞やテレビでの報道では喫茶店内で提供された飲料水による店内客や従業員の毒殺に関しては全く触れられずに連続爆破事件のみが大々的に報道されていた。
奇妙なことに犯人の特定は困難な筈なのにすぐに顔写真と氏名が公表されてしまっていた。
ボブヘアよりも少し伸ばした髪型のおっとりとした表情の美少女のバストアップと全身の写真が画面に表示されていた。がその見た目はどう見ても女子大生くらいにしか見えない。
しかし『武蔵学園附属小学5年生夏乃可奈11才』と個人情報までダダ漏れに晒されていた。
もしもここの学校の特殊なデザインのセーラー服を着ている姿画像でなければ誰もそんな情報は信じないだろう。
しかしその頃にはその理由が政府が貧困層に向けて配布されていた支援食糧に大量に含有されていた『二次性徴促進剤』に原因があったことは一部医療関係者の間では噂にはなっていた。
しかしそれを公表しようとした医療関係者は謎の行方不明になるか不審な死を遂げるかのどちらかだった。
私と花梨が待ち合わせていた場所付近は長さ約500m幅が100mに渡って爆破され尽くされて瓦礫の山となっていた。途中には地下鉄の駅もあり改札階はおろかホーム階までが爆破によって天井が崩れ落ちてその路線は運行停止となっていた。
私と花梨の存在に関しては全く公開されず、どうやら花奈の単独犯行でSWATによる銃殺とだけ発表されていた。
私と花梨は数日後に連絡し合って先日の系列店である別の喫茶店で待ち合わせをすることにした。全ての電話もメールもすっぱ抜かれていることを考慮して私と花梨が分身であり本来なら同一人物であることを利用して脳波による直接リンクを使うことにした。
『姉さん、それはいいんだけどどうしてお子様メニュー専門店な訳?』
花梨は周囲をぬいぐるみや戦闘機を持って走り回っている幼稚園児達に気を取られながら私に聞いて来た。もちろん自分達も4〜5才の幼女に擬態化することを忘れてはいないし、ゴキちゃんママに送ってもらって来て「夕方には迎えに来ますのでよろしくお願いします」とすぐに帰って行って行ってしまった。
「あの2人の保護者、身分証明書には『佐原組子24才』って書いてあったけどほんっとうに大丈夫かしら?」「とてもじゃないけど小学生にしか見えないわよね」「それに何?職業専業主婦、12人の子持ちの処女で〜すってどんなアピールなの?頭おかしいんじゃないのあの娘」「警察か病院に電話しておいた方がいいんじゃない」
コソコソ話をしていても全てまる聞こえなんですが?
「おね〜ちゃん、あたし金時シェークがよかったんだけど」
『あの時私たちははめられていたってこと?』
もちろん太いカッコの方が心の声だ。
「いやよ、わたしあんずシェークしか受け付けないの」
『あの手回しの良さはまさにそうとしか思えないわね』
「すみません、わたしの妹たちがご迷惑をかけていませんか?」
その聞き覚えのある声を聞いて私たちは心臓が止まりそうになった。
彼女もまた花梨とケイト兄に幼少期の人生をきっかき回されたひとり、秋草花世だった。
もちろん彼女の体は政府によって強制的に『二次性徴促進剤』と超高蛋白質を誇るコオロギ加工粉末を過剰に含んだ食料を食べさせられているので見た目は女子大生以上にしか見えない。
『私たち、いいえ正確には花梨さん何者かにマークされていますよ』
加世はいきなり私たちの会話に割り込んできた。
『静かに、現状報告をしておきます、花奈は肉体再生を済ませてある場所に身を潜めています、しかしそれがどこかはまだ言えません、わたし自身さえ知らないのですから』
「すみませ〜ん追加料金を払えば保護者なら大人でも払えるんですよね?」
加世はウエイターに確認をとった。
「え〜とプリン・ア・ラモードとココナッツミルクをぬるめでお願いします」
彼女はそう言うと少し顔を険しくして伝えて来た。
『お姉さんたち、ここが敵の本陣だと知っていてこの店に入りました?』
もちろんそれは承知の上だ、どうやらこの店が花奈が暴走した原因だと考えていた。
『私と花奈は13ループ目にしてやっと信長、崖信介と恵萌、つまり濃姫の身柄確保に成功しました、しかし私たちの目の前でふたりは3メートルを超える2匹の獣に頭から喰われて絶命しました最初は肉体再生で交戦していたふたりでしたがその間にアストラルボディも喰らわれ始めて最後に残った信長、岸信介の生首を少女が髪の毛をつかんでぶら下げながら獣の左肩の上に乗って去ってゆくのを黙ってみていることしか出来ませんでした』
『それはどういうことですか?』
花梨はきいた。
『彼ら信長でさえ、崖信介でさえ彼らにとっては捨て駒の一つだったんです』
そう言うと彼女は注文したものに手をつけずに私たちにもシェークを飲むことを制止した。
『今から見せる彼女、彼らが真の姿です』
彼女がそう言うと店内の様子は一変した。
私たちの目の前で見覚えのある野党議員や新聞記者、ルポライター、コメンテーターたちが3メートルは超える大きな獣に馬乗りにされてその生肉を、ある者は股間の割れ目から、ある者は腕の肉を、太ももを『バキバキ』と大きな音をたてながら喰らいつくされていた。頭部を残したその死骸はしばらくすると元の姿に戻ったが明らかに彼らや彼女たちは幼児化していた。
『10才も一回だけで幼児化するとなるとこの子たちもあと一回喰われたら用無しと見なされ頭部から喰われて消滅してしまうわね』
彼女はそう私たちに伝えると店員さんに「急用が出来たからごめんなさい、これ迷惑料だから」と言って5千円札を渡して店を出た。
彼女はしばらく歩いてから空を見上げて呟いた。
「花奈、弱い私たちを守ってくれてありがとう」と。
それが今から約1年前の出来事だった。
「とても残念そうな顔をして帰っていかれたわよ」
そう言ってゴキちゃんママに居留守を使って帰ってもらったのは正解だったようだ。
彼女、は3ヶ月前の謎の男子生徒4人組による輪姦事件にあってからと言うものの毎日一度はこうして発作を起こして今まで擬態化してきた人たちに次々と姿を変えながらのたうち回って苦しみながら少しずつ体が縮小、幼児化されて行った。
もうあの輪姦事件から6ヶ月は過ぎていた。
『この状態で彼女の中では何が起きているのだろうか?』
私はそう考えて花梨の中にダイブすることを決めていた。
深い深い深海の中でいまだに彼女は陵辱を受けていた。
いや、正しくは喰われていた。
リーゼントの獣が花梨の女性生殖器、膣(ちつ)から喰らいはじめ、中の子宮、卵管、卵巣を喰い荒らしていた。
オールバックの獣は花梨の細い右腕を喰らい、モヒカンは彼女の頭を噛み砕き、割れた頭蓋骨から飛び出した脳髄をうまそうに、あたかも人間が蟹味噌をフォークスプーンでえぐり出して食うように大きく長い爪で喰らっていた。七三分けは左足のつま先辺りを骨ごとボリボリとむさぼり喰らっていた。
花梨は激痛で暴れようとしていたが4匹の獣に四肢を押さえつけられて身動きが取れないようだった。
私は自分の身体を四つに分身させて彼らに襲い掛かろうとした。
しかし4匹の獣は私の接近の気がつくと振り向きざまに私たち全員の左胸から右の腰までその太く長い爪で引っ掻くと私の肋骨のほとんどが一瞬にして砕かれて私の胸や腹から真っ赤な鮮血とともにズタズタに引き裂かれた内臓が飛び散るのが見えた。その瞬間、私たちは完全にその獣に四肢ををさえつけられて身動きが出来ないまま、剛毛が生えた太い陰茎で膣(ちつ)をつらぬかれたまま砕けた肋骨ごと肺や心臓だった肉片を喰らい尽くされていた。
獣の剛毛が生えた陰茎が激しく脈打ち始めて火山弾のように熱い精液を射精し始めて子宮や肝臓腸などを焼き尽くすとその獣は私の膣だった穴から剛毛の生えた陰茎を抜き取り股間の肉からはらわたまで喰らい尽くすと今度は右手を骨ごと噛み砕くように喰らい次には左腕を喰らった、そして右足を食いながら私たちに言った。
「貴様らはどこから来た」
そう言いながら左足を喰らい始めるとその獣は言った。
「言いたくなければそれで良い、ただ我々に永遠に喰らい尽くされ続けるだけだがな」
「あなた達は何者なの?崖信介と何の関係が」
私は遠くなる意識の中でその獣の1匹にきいた。
「それをきいてどうする?我らはもうこの国の女子や少女を母体に男どもを誘惑させて射精を同時に、まあ良い貴様はここで消える運命だ」
そのころには私の肉体は再生が終了していた。
だがその獣は余裕たっぷりに私に言った。
「言ったはずだ、貴様はここからはもう逃げられぬと、なぜ頭を食い残しているかわかるか?貴様は全身喰らうと厄介な生き物だからな、だからあえて貴様に関しては脳は残しておく、我らが射精した精液に含まれる毒物がどんどん蓄積されるようにな」
獣はそう言うと再生を終えたばかりの私たちの身体を、四肢を4本の逞しい足で押さえつけて身動きが出来なくしていた。そして剛毛に包まれた太くて長い陰茎を私の膣にねじ込むと激しく腰を振り始めて膣の内面を激しく傷つけた、これにはさすがにたえられず私は気が遠くなる中初めて自分の喘ぎ声と叫び声を聞いた。「いた〜い!いた〜い!いやぁ!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎い、い、いやぁ〜‼︎、、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!長い射精が続いて私がのたうち回っている最中に獣は私の乳房に喰らい付き肋骨ごと肺や心臓を喰らい始めていた 。
「貴様にはもう何も出来まい、もはや分身する能力もの残っておるまいて」
確かに私の分身は解けて今、4匹の獣にはらわたと手足の骨が噛み砕かれながら食い尽くされる激痛に耐えるしかなかった。
「いた〜い!いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!……………」
自分の叫び声がだんだん遠ざかっていくように感じていた。どうやらこれが花梨の生体反応を弱らせていた原因だったようだ。
女子大生に擬態化していた花梨を襲った4人組は私たちの星系の人類を襲うために仕掛けられた罠だったようだ。
「ファファファファ、今更気がついたようだがもう遅い、奴らのうちの何人かにはもうすでに我らの種子は打ち込んだ後だまずは『ケイト』を使い加世と花奈に打ち込んだ、次に椎と月海、そして香織と冬河銀、そして月輪にも我らの種子を撃ち込んだ。シルバーも同様に我らが手中にある。
1番間抜けなのが貴様らのリーダー葉類亜希と風間亜希だな偽風間達也と気付かずに毎日のように種子を植え付けられていたことに気がないとは愚かな女どもだ。
私は獣にもう何回目か覚えていないほどつらぬかれ、大量の射精を撃ち込まれながら肉体を喰らわれて泣いていたかもしれない。
「もしかしてあたしを花梨に合わせなかったことを後悔しているのかなぁ」
どこからともなく甘ったれた声が聞こえた。
「来ちゃだめぇ、あなたが立ち向かえる相手じゃない」
私は叫んだがすでに花奈は獣の1匹に刀を持って飛びかかろうとしていた、それよりも一瞬早く獣の太くて長い5本の爪が花奈の持った刀ごと彼女の豊満な乳房を引き裂いて砕け散った肋骨と一緒に肺や心臓などの引き裂かれた内臓が鮮血とともに獣の身体に降り注いだ。
その瞬間、強烈な光を放って、その獣は消滅していた。
「月海!」花奈が叫ぶと同時に3m四方の立方体が別々の方向から飛んできて獣の1匹を挟み打ちにした。そのその瞬間に立方体の間が鋭く光ると挟まれた獣は立方体ごと消滅していた。
その時はすでに花奈の肉体は完全に元の姿に戻っていた。
「何故、なぜキサマは1ns(ナノセコンド、1/1000000000秒)以下で肉体再生ができる⁈」
おどきを隠せない獣になにかが凄まじいスピードで激突していた。
「ボディアターク‼︎」
その獣が一瞬にして吹っ飛んでこの部屋の壁に激突して肉片に変わってから必殺技の名前が響き渡ったのは少々ダサかったかも知れない。「だ、だってしょうがないでしょ、この必殺技音速を軽く超えちゃうから叫び声はあとからしか聞こえないのよ」
白い透き通った髪を肩まで伸ばした小柄な少女、波瑠沙芽がぶーたれながら言った。
残るは1匹だ。
「ねえ、あなた、あたしの顔に見覚えはない」
両手を組見合わせて指を『ポキポキ』鳴らしながら夏野明美は残った最後の獣に迫った。
「な、なぜキサマがこんな辺境に」
獣が言うと夏野明美は怪しげな呪文を唱え始めた。その獣が透明な立方体の中に封印されると彼女は不機嫌そうにつぶやいた。
「たまにはあんたにも活躍の場をあげるから、後はよろしく、星紫亜ちゃん」
「ちょ、あんた如きにちゃん呼ばわれされるいわれはないわ」
「やるの?やらないの?」
夏野明美に挑発されるように言われた星紫亜ちゃんは別の呪文を唱え始めていた。
最初のうちは立方体の中で苦しみ悶えていた獣だったがやがて足元から粉末化すると消えて無くなってしまい、その透明な立方体もみるみる小さくなって消えてしまっていた。
「何で?どうしてきちゃったの?あんな化け物に嬲(なぶ)り殺しにされちゃうかもしれないのに?」
私は花奈に詰め寄った。下手をすれば花奈も加世も沙芽さんも月海も明美さんも嬲り殺しにされていたかもしれないのに。
もちろん私は彼女達を責めることは出来ない、私自身の甘い判断で自らカリンの中にダイブして輪姦されながら肉体を何度も何度も再生されるごとに種子と毒を撃ち込まれて脳髄まで犯され続けていたのだから。
いつの間にか朝を迎えていた私と詩織の部屋だったこの部屋の窓に朝日が差し込んでいた。
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私たちは花梨が輪姦事件に巻き込まれてから8ヶ月を過ぎた頃、花梨を寝かせている部屋に集結して会議を始めていた。
今回は事件の解決に貢献してくれた波瑠沙芽さんと夏野明美さんにもきてもらっている。
とはいえ今回の事件に関してはモヤモヤすることが多すぎた。
とりあえず火星における第三次核融合爆弾戦争は回避できたし火星での地下シェルターでの男性どもの暴走による女性専用シェルター襲撃事件も回避できた。
ただひとつ、今回の首謀者だった織田信長、こと崖理事長を名乗っていた崖信介と堀恵萌、そして濃姫は一瞬にして惨殺されて謎の大男、いや獣を引き連れた前髪に癖のある肩まで髪を伸ばした少女が崖信介の生首を持って立ち去ったことだけは事実だ。
「あたしはまずこの女子高生が何者かを考えていました」
花奈は珍しく真面目な口調で語り始めていた。
「被害者は正体不明の女子高校生、一見何の違和感も感じない普通のレイプ事件だったけど、その後の捜査で色々と違和感を感じ始めていました」
ここからはしばらくは彼女、夏乃可奈に擬似サイコメトリーと未来予知に集中してもらうために私、佐原観萌はあえて口をはさまずに彼女の考えを聞くことに集中した。
まず、事件が発覚後、最初に狙われたのが月輪さんと葉類亜希さんでした。しかも、彼女達に関しては2年以上前から目をつけられて月輪さんはファッションモデルの勧誘という形で拉致されてAV撮影に強制参加させられました。しかしそれも偽りで本当の目的は売春行為で客を取らせてその中のひとりに彼女の胎に中出しをさせることによって月輪さんの胎の中に種子を打ち込むことだったと思っていました。
そこであたしは自分とさらに2年近く前に起きていた私自身と加世姉に起きていた事件を思い出していました。
あたしは2年生の春にすでに8才間近となって割と生理も安定してきていましたそこで起きたのが男子高校生達による集団暴行事件でした。
当初あたしはケイトお兄ちゃんによる願望達成能力によって操られていましたが、2年生に進級した当初はその暴行事件とケイトお兄ちゃんの関係を考える余裕はありませんでした。
ただ確かだったのは『自分が自分ではなくなる』という不思議な感覚を持ち始めていたことです。
しかしあたしはケイトお兄ちゃんと禁断の行為を重ねてゆくうちにその感覚も麻痺していきました。
もしかしたらあたし自身の記憶にないだけでケイトお兄ちゃん以外の多くの男の人とも交わっていたかもしれません。その辺りの記憶が全くないのです。
今考えると私は最初のレイプの時点でその男の人たちにさっきの獣たちの種子を植え込まれていたのかもしれません。ケイトお兄ちゃんは仲間を利用してあたしという果実を手に入れたつもりでいたのかもしれませんが実際に種子を、その精巣に撃ち込まれてまんまと利用されていたのはケイトお兄ちゃんの方だったかもしれません。
そして種子がその当時、ケイトお兄ちゃんと付き合っていた偽花奈であり偽加世でもあった花梨さんを操って加世姉に擬態化してあたしがケイトお兄ちゃんを操って加世ねえを罠に嵌めることをさせました。
加世ねえのあらゆる能力を奪い視力や聴力さえ奪い加世ねえを父に擬態化させたケイトお兄ちゃんに陵辱させて射精させて孕ませました。
この事件が解決した後であたしは妙な違和感を感じていたんです。この辺りから妙な不安を感じ始めていたあたしは皆さんに非常に失礼だと思いながら淫魔刑事全員の過去をあらいなおしていまいした。まず月輪さんですがみなさんも知っての通り10才でファッションモデルを騙るAV出演詐欺に遭っています、最初はそういうこともあるのかと思いましたがよくよく考えた月輪さんは強力なテレパシー能力の持ち主です。そんな方が相手の下心を見抜けないわけがないんです。
過去にポニテさんが言っていたらしいですね。
(ゆうかいらちじけん)
文月輪の誘拐拉致事件 実際に志乃が銃殺された頃
4月末(当時10才と2か月 4月
実際には何者かの記憶操作で 5月ボサボサ葉類亜希が実際に
本当の誘拐拉致事件は10月 捜査の協力をし始めていた頃
| (まだ文月輪は誘拐拉致されていなかった?
少なくとも6ヶ月はタイムラグが生じていたことになります。
そこで疑問なのですが何故わざわざそんな小細工をする必要があったかどうかです。
今一度、確認したいと追います。
あの年の4月にあなたの身に何が起きたかご存知ありませんか?
月輪さんはしばらく考えていたが答えは出ないようだった。
「そういえば月輪ちゃんに関して妙な記録がうちの病院にあった、そんな記録があったが公安と内閣調査室の圧力で廃棄された記憶がある、4月の中頃から2週間に渡って入院していたはずなんだけど、理由が思い出せない、本家亜希に聞いても義母智恵に聞いてもわからないと言った」
そう言い出して頭を抱え出したボサボサ亜希先輩だった。
どうやら月輪さんはこの4月の半ばごろあたりに例の男達、もしくは別の男達のグループに襲われて輪姦されながら獣の種子を何個か撃ち込まれた可能性があります。
これによって月輪さんの脳は何者か、おそらくあの獣達にでしょうけどコントロールされてテレパシーのルーターとしての機能を失ってしまいました。
次に冬河銀とシルバー・ウインターリバーさんに関してですが彼女、彼らに対しては月に一度の数十秒しかない排卵期を狙って済ましたかのように謎の穴に射精されて妊娠させられたとありますがそんな事は可能でしょうか?
失礼ですがあなたたちの過去に女性歴はありますか?
あたしはふたりにきいてみた。
「実は・・・・・」と銀。
「ユキズリノオンナト・・・・・」とシルバー。
「それで相手は?」とあたし、嫌な予感しかしない。
「樋口由紀というショートカットの可愛い娘と」と銀ちゃん。これは許し難い。
「ヒグチユウキトイウキンパツロングヘアノキレイナムスメト」とシルバー、しかし2人の名前に覚えがあった。
「ねえ、ちつちゃん、あなたが地球と火星が衝突する幻覚を見せられたのはいつの頃か覚えている?」とあたし。あの時間帯も何度かループしているのでちつちゃん自身の記憶も曖昧かもしれない。
「それは幾つの頃からの話か覚えていますか?」とあたし。
「小学3年生」と彼女は言ってから『あ、』と小さく叫んだ。
「もうひとりお聞きします、香織さんはあたしがあの事件が解決後に不安定になってよく暴発していた頃によくお世話をしてくれましたよね」
あたしは再確認の意味で香織さんに直接確認をとった。
『あのレイプされそうになったけど返り討ちにした件の真相をバラしちゃうことになっちゃうかもしれないけどいいかな?』
彼女はしばらく考えていた様子だったが
『それで真相がわかるなら仕方がないわね』と許可をしてくれた。
今まであいつらに種子を撃ち込まれている可能性があるのは、いいえ確実に撃ち込まれているのは月輪さん、と葉類亜希さん、そしてあたし、花奈と加世ねえ、さらに残念だけどちつちゃんも話を聞く限りでは限りなく確実に撃ち込まれていました。
「月海さん、あなたは確実に撃ち込まれています、あなたが小学2年生の時、時系列的にはあたしと加世ねえがまだ1年生だった頃に図書館で上級生に輪姦をされていた高校1年生の女子を助けましたね?彼女、実は擬態をしていた花梨さんだったのです、そしてあなたは数週間後数人の男子生徒から輪姦行為を受けました、ここで種子を撃ち込まれた可能性があります」
「さらにその後、下校途中で異空間に導かれ山田将暉先輩に陵辱されました、これは幻覚だった可能性があったので何ともいえません」
「しかし月海さんはゲームセンターでたかりにあっていたおとこの娘を助けようとして罠にハマってしまいます、首謀者はかつて図書館で助けた少女、それは擬態していた花梨でした、加世ねえとあたしに仲違いをさせようとしていた許し難き女ですがここは一旦保留にしておきます」
「しかしここでも月海さんは複数の男子高校生から輪姦されながら獣の種子を撃ち込まれている可能性が高いです。
「「そして椎は何者かに苛されて強姦されて種子を撃ち込まれて樋口姉妹に助けられています、椎さんが意識を突り戻すまでのその期間早くとも3ヶ月以上、あなたが彼女達の家を出る前に彼女達に異常はありませんでしたか?例えばあなたに対する拷問のような行為とか?」
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「そうう言われれば確かに」、椎は自分の過去の記憶を掘り起こしていた。
「どうやらかなり混乱をしているみたい」
由紀は言いながらあたしの焼けただれた乳房に触れて来た。
思わず大声で叫んでのたうち回って暴れ回っているあたしをみてその姉妹が残忍な笑みを浮かべている、そんな既視感があった。
「いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜」
あたしがのたうち回って叫んでいるのを笑いながら有希さんはその立派な男根様で陵辱している。
『ドピュピュピュピュピュピュピュ』と灼熱の精液をあたしの荒れた膣ちゃんに打ち込んできた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!」
男根様を膨らみさせ続けてあたしの膣を引き裂きながら笑い続けている有希さん。
『こんなの嘘だ、あたしはこの2人のことなんて知らない』
『バキバキ』と嫌な音を立ててあたしの骨盤が割られていた。
次はドライアイスの精液を機関銃のように打ち尽くされてこの身体は粉砕されていた。
「ヤバいよおねえ、」
「そうね残念だけどまたリセットね」
そう言った声がすると私はいつのまにか子供部屋に寝かされていた、勉強机の上には何機もの戦闘機のミニチュアが所狭しと並べられていた。
『どう思う?由紀』
あたしの膣に溶岩弾のような精液を解き放ちながら笑って言う、
『いやぁ!い、い、いやぁ〜いた〜い!や〜もうこれ以上壊さないで』
『これは高度な精神攻撃を今もなおも受け続けているわね』
あたしは由紀さんに力強く抱きしめられながら言われている。
『ボキボキ』と肋骨(あばらぼね)が折れる音がして心臓や肺が潰される音がした。
『ゴキちゃん、なんとかならないのこのままだと本当にこの娘死んじゃうよ』
笑いながら有希さんは出刃包丁を私のお腹に何度も腹を突き刺しながら言った。
「手が滑っちゃった」と言ってあたしの顔に突き刺さった包丁。
あたしはもうなにも見えなくなっていた。
「発信先は特定できた、これから娘たちに攻撃に行かせるわ」
『カサカサ』と音がして今度はあたしは身長が1.6mもある巨大なゴキブリの陵辱を受けていた。
「い、い、いやぁ〜」
泣き叫ぶあたしに容赦なく腕を次々と刺しこんでくるゴキブリ。
「いやぁ!もう許してぇ、な、なんでもしゃべります」
『全然改善していないじゃないですか』
と由紀さんは笑いながら巨大な電気ドリルであたしの胸に大きな穴を開けながら言っている、
言っていることとしていることがまったく噛み合っていない。
『どうしたんですか?』
と巨大なハサミであたしの右腕を切り落としながら有希さん、快楽に酔いしれた顔をしている。
『観萌も亜希も月輪も反応しないの』と言いながら由紀さんはあたしの口に巨大な陰茎をねじ込んで何回も射精を繰り返した。
あたしのお腹が大きくなって破裂するのを笑いながら見下しながら『もう役に立たない人たちね』と言いながらさらに陰茎を太くして顎(あご)が外れる音がした。
『犯人の見当はついているんだけどちつちゃんの願望達成能力さえ封じ込んじゃうようなやつじゃ太刀打ちできないよ』と有希さん、他人の乳房をむさぼるように喰い荒らしながら言わないでください。
『一方的にちつちゃんの能力封じ込めちゃうような化け物なの?』
「い、い、いやぁ〜やめて〜!」
有希さんに太ももをかじられながらあたしはもうなにも考えられなくなっていた。
「それだけですか?」とあたし。
「そう言われたら」と椎。
ポニーテールの「今は何年生だ?」という問いに「小学3年生、です』とあたしは答えた。
「あんたは月輪のAVモデル詐欺事件を知っているか?」
「いいえ、知らない」とあたし。そもそも月輪って誰?
「だろうね、あたいはずっとこの世界にいるけど奴がこの世界に現れたのは1年以上後なんだ、だから樋口姉妹が葉類亜希と連絡が取れなくてもなんら不思議はない、あいつは当時の被害書、由紀と有希がその事件の関わっていた事を秘匿するためにあえて過去にタイムリープさせたからな、だから彼女たちの記憶に葉類亜希は存在はしていてもいざ連絡を入れようとしたら実際には存在していなかったというわけだ、しかしオメーが観萌も月輪も覚えていないとなると防衛本能が働いて自分の記憶を消去したか?」
それからポニーテールの女はあたしの上に乗りかかってくるように抱きついてくると耳も元で囁いた。
「あいつらは風間亜希、とはあたいのことだけどもうひとりの存在、葉類亜希の正体を探っていた、そこで飛び込んできたのがあんた、可奈野椎だったと言う事だ、ここからは憶測なんだが、そこであんたを拉致して追跡ウイルスを撃ち込んだという事だ、それによって探ろうとしたがウイルスは機能しないで暴走を始めちまったと言う事だな。
「少し待って、でも、あたしはあなたも葉類亜希も知らない、あたしは彼ら、カルト宗教団体と政府の関係を探っていただけ、それがどうして」
「わからねぇ」
とポニーテール言ったがすぐに青ざめた表情になった。
「ヤバイ、ああのウイルスが樋口姉妹に感染している。
あたしの目の前にあの部屋がうつしだされていた。2mほどの身長の大きなふたりの男の下で全裸にされてつらぬかれている由紀と有希が上体を激しく暴れさせられて熱い精液の弾丸を打ち込まれていた。目が虚になって叫び声が頭の中に響いてきた。
「いや、いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜、ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
彼女たちと大男の生殖器同士の結合部から真っ赤な溶岩が噴きだして上にある陰茎を焼き尽くしていた。
「あ“〜!」
彼女たちの白く透明感溢れていた肌が下腹部周りから焼き爛れていってプリンプリンにやわらかだった胸の乳房を硬く炭化させていた。
あたしはすでに彼女たちの前に立っていた。彼女たちの元に、すぐに急ぐことを強く願ったからだ。
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私、観萌は今までの話を波瑠沙芽の中にいる佐原詩織と話し合いながら今までの経過をまとめ始めていた。
「彼女たちの体にはもっと前からウイルスや種子が撃ち込まれていたとしたらには、彼女たちはもっと以前から奴らに操られていたことになる、あの姉妹が瀕死状態のちつを見つけて救助したのは本当に偶然かなぁ?」と花奈。
「椎自身が奴らに直に種子を撃ち込まれていたとしたら椎は毎日のように、いいえ、それ以上に拷問を受けさせ続けていたことになる、それでも椎が連中が求めていた情報を吐き出さなかったとしたら?」と香織。
「納得ですね、樋口姉妹を操って代わりに拷問させたと、連中は椎と樋口姉妹の間に深い関係があると考えていた」
と納得したように冬河銀。
「ところで銀ちゃんとシルバーさんが樋口姉妹と関係を持ったのはいつ頃ですか?」
あたしが聞くと2人とも渋々答えた。
小学生5年生の冬、1月の終わり頃だったと。
「そして香織さんも『返り討ちにしたと言っておきながら実は少なくとも4回は種子を撃ち込まれていたと・・・・
「つまり私たちのメンバーの中で種子を撃ち込まれた可能性がないのは」
私、観萌は周囲を見回して言った。
「肉体再生で生き返ったとしても例えば頭部、脳髄や子宮など身体の一部でも残して再生したとなるとそこの部分に種子が逃げ込んでそのまま体内に潜んでいる可能性が高いです」と私。
「じゃあ観萌さんや葉類亜希さん、風間亜希さんは除外されますね」
冬河。
「それがそうもいかないのよねぇ」
と私。
「波瑠沙芽さんや夏野明美さんならわかると思うけど、私は色んな人とやりまくってその精液を集めるのが趣味じゃないかと言われている女なの、その中に例の獣の種子を持った男とやっていれば当然撃ち込まれているのは確実と考えた方が良さそう」
私が言うと香織も月海も同意した。
「まあその件に関してはあたしもハルサメも否定できないね、あとはうちの咲も、と言うか崖信介に関わった人物は全て対象内になってしまうけどね」
とナッツこと夏野明美。
「でも亜希さんはどうですか?相手は風間達也刑事に限定されているみたいだし」と冬河。
「はあぁ」私は思わず深いため息をついてしまった。
「その相手が問題なのよ、ついたあだ名が『中出し刑事』、誰それ関係なくレイプしまくる警視庁最大の汚点だから、どこで種子持ちの女性と交尾しているかわかったものじゃないしハッキリ言って『種子インフルエンサ ー』と改名したいくらいだわ」
ボソリと葉類亜希は言った。心中お察しいたします。
私は時々思わずこの葉類亜希という女とやりたくなる衝動に駆られてしまうがそれはきっと彼女にとってはすごく迷惑な行為だろう。それにどうやらメンバーみんなから見たら私は『男喰いの女』と思われているようだし、事実そう思わせておいた方がこのチームはうまくいくと思う。
「発作の方はどうですか?」
突然、波瑠沙芽さんがきいていた。確かに私は彼女はもとより今の自分の分身である『花梨』が時々狂ったよように自分の乳房をもみ出したり、股間の生殖器に指を2、3、本挿し込んで中を掻きむしるようにして喘ぎながら全身をのたうち回させることがある、大抵そんな時はあの獣に肉を、特に股間あたりの生殖器を喰らわれていた時じゃないのかと思うのだが?
「どうしてそれを」
「今回のケースはちょっと違う気がするけどあたし達の友人で不幸にも戸籍上の実の父親に5才という幼さでレイプされた娘がいて、その娘は遺伝子上の父親はあの崖信介だったんですが彼女の実の母親もまた彼に操られて、当時その会社の反原発派だった男を誘惑らせられて崖信介の目の前でレイプさせられました、その時にはその実の母親の胎の中にはもうすでに崖信介との胎芽が育ち始めていたんだけどそれを既成事実として認めさせて法律上での実の父親に仕立て上げました、その娘は崖に操られるままにその男にまだ幼い5才の娘を強姦させて瀕死の重傷を負わせました」
「あ、その話なら知っている、その後もその母親の再婚相手の別々の男に7才の時と9才の時にも強姦されているんだけど何故か上からの圧力がかかって捜査がストップさせられたって聞いている」
葉類亜希が話に割り込んできた。
「実はこの時は妖魔絡みの事件だったわけですが私たちは何故彼女がその後、私たちに出会い、その妖魔を打ち倒すまで彼女は自虐的に男達に自分を襲わせていたのか謎でした」と沙芽さんが続けて言った。
「誰がどう見ても彼女が男たちを誘っていたにも関わらず彼女自身はその男を恨み、そしてそんな自分自身も恨んでいた」と明美さんが続けた。
「その妖魔、というにはめちゃくちゃ強いやつだったんですがそれを倒した後でしばらく地球を離れていたんだけど、地球に戻ろうとした時からその花梨さんのそれと酷似した発作が始まってしまったんです」と沙芽さん。
「最初のうちは過去のトラウマからくる発作だと思っていたんですが、地球に戻ってふたりの亜希さん達に手伝ってもらいながら彼女の過去の記憶をたどってゆく過程でとんでもない事実が発覚しました」と明美さん。
「実は私たちはその娘に取り憑いていた妖魔が自分自身の私利私欲のためにその娘を操っていたと思っていたんだけど事実は全く異なっていた」と沙芽さん。
「ここから先は私自身の口から語らせて」
突然、私の背後から声が聞こえた。
「咲ちゃん、それはあまりにもあなたにとって酷い過去、無理して語らなくてもいいよ」と明美さん。
「ううん、それは自分自身の口で語りたいの、私の中の妖魔ももっと辛い思いをして、最後は消される道しか選べなかった本当は優しい妖魔だったから・・・・・」そう言ってから咲さんは続けた。
「私の実の父は皆さんがさっき言った通り崖信介でした、彼は何の意図があったのかは知りませんが事あるごとに男に私を陵辱(りょうじょく)させてきました、しかし私が9才を過ぎて異常に早過ぎた初潮を迎えた頃、よりにもよって学校の先生の自宅訪問の日に彼は父母が多忙なことを理由に若い男の先生の話を聞くことを約束してくれました」
「最初のうちはおとなしく『祖父』として先生の話を聞いてくれていたのですが突然、父は先生を殴りつけて動けなくした上で自分の服を脱ぐと先生と妖魔の前で私を犯し始めました」
「さっきの皆さんの話を聞いていて思い出しましたがその時の父は実は大男というよりは獣、そのものでした、私を助けようとして私の中にいた妖魔はその獣を引き離そうとしましたが強い腕の先についた長くて太い爪で引き裂かれて部屋の壁まで吹っ飛ばされて血まみれになっていました」
「その時に父の背中から彼の分身が数匹現れて私と彼女を同時に犯し始めました、私の中で大事な穴が引き裂かれるほど、の獣の陰茎は太く大きくなって、私の口の中に捻り込んだそれをあごが外れるほど暴れさせていました、私からは見えませんでしたが彼女はもっと酷いことをされていたと思います、私の口の中のそれと私の大事な穴の中で暴れ回っていたそれが激しく脈打しはじめてそれが打ち出した熱いドロっとした液体で私のふたつのお腹(胃と子宮)をぱんぱんに膨(ふく)らまさせられて破裂させられるかと思うくらいの痛みを感じた時その獣は私の妖魔に対して提案をしました」
「しかしそれは明らかに提案じゃなくて脅迫でした、『いまここで咲の命を助けてやる代わりに自分自身を犠牲にするか咲を見殺しにするか好きな方を選べ』と、しかし父は彼女がどちらを選んでも同じ結果になる選択肢を提示したに過ぎなかったのです、優しかった彼女は自分さえ犠牲になれば私が殺されずに済む、これ以上父からの乱暴を受けずに済むと考えて思わず自分が犠牲になる道を選んでしまいました、その瞬間から彼女の自由は奪われて、私を操り私が私自身を犯すように周りの男を誘惑させました」
「私のせいで多くの男性や女性達の人生が狂わされました、でも私は決して自分を操った妖魔さんを恨んでなんかいません、あれは私を守ってくれるための苦渋の選択でしたから」
しばらく黙り込んだ後に咲は続けた。
「私はむしろ懺悔しなければならないのは自分の方だったと、口は封じ込まれても心では通じ合えたはずです、『私のことは自分で何とかするから、もっと自分を大事にして』と、それに父が私と彼女を消せない理由があることに私は気がついていました、それは日本中の原発再稼働と地震や火山およびテロによって全ての原子論に事故を起こさせて放射性物質を世界中にばらまくことだったと思っています」
「マジか?」とポニテ。
「彼らがあの1匹の獣と1人の少女に惨殺された今となっては確認出来ませんがとりあえずこの花梨さんを蘇(よみがえ)らせたいとおもいます、なので花梨さんの中にダイブできる方に案内していただけると助かるのですが」と咲は言った。
とはいえ咲さんは崖信介直系の娘さん、彼女が行ってややこやしい事態にならないかどうか不安しかない。まあともかく花梨は私の分身だったのだから私自身が行かないと話にならないのだが。
「それよりも獣の本体はわたしたちが倒しましたが花梨の中で育ち続けている獣の幻影(ファントム)がまだ無数存在して私たちを襲ってくる可能性はあります、なので強大な戦闘力と同時に彼女の凍た心をとかすメンバーで臨む必要があります」と私、1番来て欲しい者は確実に1人はいるけどその娘の花梨に対する確執が解けたとはいまだに思えない。
「あたしは行きますよ、観萌さんってあたしのことをいまだにそんお子ちゃまだと思っているんですか?」
口をとがらせて花奈は言った。『いやそんなつもりは』と言いかけた途端彼女は続けた。
「確かのこの中であたしはおめでたいくらい幼いですよ?でも幼いからこそ見える何かがあるあると思うんです」
「じゃあ私も付き合わせて」
花奈に続いて加世も名乗り上げた。
「やれやれそうなるとリーダーの私も出向かないわけにはいかないな」と葉類亜希が重い腰をあげた。
次の瞬間、私たちの姿はその部屋から消えていた。
彼女の海の中はどんよりと澱んでいて光がとどかない世界だった。
「以前よりも暗くなっている」
と私。獣を退治してから何度かダイブしたが一向に改善している気配が感じられない。
「くるよ」
花奈が言った時にきたのは大勢の男達だった。
「あたしをレイプした男達がいる」と花奈が言った。
「あたしを滅多刺しにした奴もね」と加世、ここまでは想定内だった。
「どうして?どうしてあの人たちがいるの?」
急に動揺し始めたのは咲の方だった。
「私をあのマンションで何度も犯した名ばかりの父、母親の再婚相手、再再婚相手、その後の愛人達、家庭訪問の際に訪れ私を父に操られらままに犯した先生、小学校に入った時私を犯した男性教師達、その教師が私と言う果実を食べたせいで狂った彼らに襲われて何度も強姦されて泣いている女性教師や女子生徒達、中学に入ってからも私は男子教師だけでなく上級生の男子も誘惑してその甘い果実を喰らい味をしめた彼らは弱い立場の女性教師だけでなく女子生徒まで喰らい強姦をした」
「みんなごめんなさい、こんなわがままな娘のために」と咲、続けて言った。
「そしてそのなかのひとり、晴美ちゃんが私が誘惑してしまっていた男子上級生達に強制性交をさせられ、無理矢理オナニーをさせられてその現場を撮影されてネットでばら撒かれ、それをネタに本番生だしAV撮影に参加させられて自死を選んだ娘、私はそんな頃別の学校に転校して知らなかったけど、、、本当にごめんなさい」
私には、いいえ他の人、花奈や加世には見えないようだったが咲は土下座をして大粒の涙を流しながら謝罪を続けていた。
気がつくと加世も同様に今まで手にかけてきた若者や例のトイレ誘惑をして彼らの身体の細胞のごく一部をエネルギー化させて肉片に変えた事を詫びていた。
そして花奈もまた土下座をしていた。
「あなた達があたしにした性的な暴行はあたしにとってはいまだに許し難い事だよ?でもあの時はケイトお兄ちゃんに操られて仕方がなかったんだよね?あたしもあなた達同様に操られていた、一見同じに見えるけどあたしにはそれを跳ね返す能力があったはず、なのにそれをしないで自分を甘えさせてみんなを蒸発させて殺してしまった」
「ねえ、私を好き勝手にしていいよ、学校をクビになったり、自暴自棄になって風俗に走ったり、その後もレイプされ続けたり、許されないよね、こんな悪い娘、特に死にたくなるほど恥ずかしい写真や動画をばら撒かれてこの世の中に希望を失い川に身を投げて死亡した晴美ちゃん、私を好きにしていいよ、悔しかったでしょ?私のことを恨んでいるでしょ?私には何の言い訳も自己弁護する資格もない、どうか好きなようにして」
「私は義兄や義父、そして花奈を偽花奈とも見抜けず彼らに対する復讐心だけでいっときの快楽をエサにしてあなた達を利用したその結果あなた達の貴重な命と時間を奪ってしまった、許されないよね、そんなこと」
「あたしは今思えばあの現場から逃れる方法をいくつか検索出来たはずだった、あなた達に性的暴行以外にも楽しいことがいっぱいあるという道標を示すことが出来たはず、だから今度は自分で見つけて、自分が本当に楽しいと思える女との、接し方を、何度でも何度でもいいからそれで気が済むまではあたしの体を好きにしていいよぉ〜」
裸にされた咲が何度も何度もつらぬかれて口から泡を吹ながら何か見えない刃物で胸や腕や太ももが切り裂かれて真っ赤な血を噴き出しながら臓器を引き出されていた。
「やめて〜!」
叫んでいるのは私だとばかり思っていた。叫んでいたのは花梨だった。
加世も裸にされ何度も何度彼女に身体を破裂させられた男達につらぬかれながら出歯包丁で胸や腹を突き刺されながら内臓を抉り出され吐血をしながら言った。
「そう、それでいいのよ、あなた達は何ひとつ悪くない、悪いのはあなた達を誘惑して弄んだ挙句殺害した私、遠慮しないでもっともっとつらぬいて私の腹や胸を抉り出して、あなた達にはその権利がある」
これがまだ13才の少女がいうセリフかと耳を疑ってしまった。
「どうしてあなたたちがそこまでされる必要があるの?責められるべきは私でしょ?」
花梨は大声で叫んでいた。
花奈もまた全裸で何度も何度も何度もつらぬかれていた、『ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン』と激しく花奈の膣内に射精された音がするたびに彼女の下腹部が激しく揺れて大量の精液が子宮に流れ込んでいるのがわかった。それが終わると花奈自身の身体が強い光を放って消滅してまたすぐに復活すると花奈は別の陰茎につらぬかれていた。そして『ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン、ドクン』と激しく花奈の膣内に射精された音がするたびに彼女の下腹部が激しく揺れて大量の精液が子宮に流れ込んでいるのがわかった。それが終わると花奈自身の身体が強い光を放って消滅してまたすぐに復活すると花奈は別の陰茎につらぬかれていた。そして・・・・・
「やめて〜!こんなことをしてなんになるというの?もしかして私にもそれをやれと言いたいわけ?」
花梨は最初は叫んでいたがその声はだんだん弱く小さなっていきその場にへたり込んでしまった。
「そうじゃないよ」私の声と咲、加世、花奈の声がシンクロした。
「私たちはこうしないと自分で自分が許せないからこうしているだけなの」
ほんの一瞬だけど咲の胸の上で泣いている少女の姿が見えた気がした。
「もういいよ、会ったことのない私にさえそこまでしてくれてありがとう」
そう言っていたような気がした。
「加世さん、今度生まれ変わったら君みたいな娘の悩みを聞いてやれる男になりたいな、いや、べつに女の子でもいいか、俺、女の子たちを馬鹿にしていた、みんなを代表して謝る、ぼくたちはきみがぼくたちを手にかけた時に大粒の涙を流して泣いていた事に気が付かなかったんだ、本当にごめん」
「最後に言わせてくれ、君に対して僕たちがやった行為は殺人に等しかった、それなのにこんなに優しく抱き止めてくれるなんて夢にも思っていなかった、花奈さん本当にごめなさい、てか僕たちの方が花奈さんの息子みたいだね、さようなら、本当に君の息子として生まれたかったよ」
不良っぽいリーゼント頭の男子生徒とオールバックの男子生徒、そしてモヒカン頭の男子生徒は泣きながら消えていった。
まあ花奈の身体を鼻水とよだれでびしょびしょにしなければ最高の別れと言えたかもしれない。
「どうしてあんなことが言えるの?、また忘れた頃に同じことを責められるかも知れないじゃない。慰安婦だって強制労働だって同じでしょ?相手にも落ち度だってあるのに」
花梨は泣きながら言った。
「失礼ですけどそれを言ったら終わりですよ花梨さん」
咲はそういうとしゃがみ込んで花梨を抱きしめた。
「私とあなたが置かれた境遇はとてもよく似ています、私はあの男、崖信介に利用されて性欲に男たちを狂わせてきただけでなく、彼らが手をつけた女性や少女まで種子を撃ち込ませてしまいました、その女性たちや少女たちが今度は私のような加害者側に回るかもしれない、だからと言って崖信介に罪を被せたところで何も変わらないよ、関東軍に罪を被せたところで彼女たち、彼たちの受けた痛みの100億分の1でも消えるわけじゃないですだから私たちは責任と謝罪から逃げちゃいけないんですよ」
そこに花奈が歩み寄ってつぶやいた。
「あなたはもう忘れてしまったかもしれませんが、あなたが命懸けで守ろうとした命、奈津️菜摘さんが今、枕元であなたの手を握ってくれています、不思議な巡り合わせですね、彼女は今は夏野明美を名乗り中学1年生として生活しています、彼女の親友は波瑠沙芽という名の娘で私たち加世ねえとあたし、花奈の両親です 」
「でもあの子は私が罠に嵌めてロシア系の国の地下核融合実験場で素粒子よりも小さなチリとなって消滅したはず、それがどうして?」と花梨。
「その奈津菜摘って娘は花奈と加世の娘として産み直したんだよぉ〜、正確には波瑠健太くんにも手伝ってもらったけど崖信介に存在がバレちゃうといけないからふたご、ふたくみの子として産んで過去の遡りひとりの3才の娘として組み直したんだぉ、、、」と花奈。
しばらく花梨はぶつぶつ呟きながら考え込んでいたが深くため息をつくとつぶやいた。
「何?その与太話?夏野明美さんが奈津菜摘の生まれ変わりでその夏野明美と波瑠沙芽さんと波瑠健太くんの間に生まれた娘が花奈と加世でそんでもってそのふたりがケイトに孕まされた娘が双子ふた組でそれを合わせたら・夏野明美さんって??・・・・あ“〜!なんだか私の悩みがすごく馬鹿馬鹿しく思えてきちゃって・・・・・」
そう言いながら花梨さんは笑いながらも大量に涙を流しながら目覚めた。
私は今回の事件に関してはほとんど何もしていない。
信長、こと崖信介と濃姫、こと堀恵萌に関してはいずれ波瑠沙芽さんと夏野明美さんが波瑠健太くんと私の妹、佐原詩織を交えて語ってくれるだろう。
ただ崖信介は火星では叶えられなかった野望を地球上で達成しようとしていたらしい。
私たちは少々疲れていたので眠気に勝てずにうつらうつらと眠りかけていたがそれを叩き起こしたバカがいた。
「ちょっとぉ!あんたたち毎日美味しいもの食べて満足なんだろうけどぉ〜!私なんて8ヶ月以上何も食べていないんだから!お腹が減って仕方ないんだから!何か作って食べさせてちょうだい!」
と言ってもなあ、私はパスした。夏野明美さんも波瑠沙芽さんもパス、月輪も冬河もパス、シルバーは・・・・バージンオイルの代わりにショジョ油(愛液)をふんだんに使ったイタリアンとか作りそうなのでこっちから願い下げ。
月海も椎もダブル亜希もやる気なさそうな連中の中でたったひとりだけ元気よく手をあげて「ハイ!ハーイ!あたしが特性あんかけパスタ作りま〜〜す!」
と言い張った。
「ほ、ほおんとぉ!優しい花奈ちゃんならきっと美味しい名古屋名物のあんかけパスタ作ったくれるだろうなぁ」と大喜びの花梨。
「やめろ〜!おま、死ぬ気かぁ!花奈の作るあんかけパスタは名古屋名物なんかじゃない、とにかく辛いんだよぉ〜」
叫んでいる私を横目に花奈は嬉しそうに調理を始めていた。
その後、花梨が某アメリカンなロックバンドのベーシストよりも大きな炎を噴いていたのはいうまでもない。
アダルト版淫魔刑事JC編9佐原観萌と 終わり
あとがき
ねえ、次は『〇〇の野望編』だよね 花奈は言った。
やめて〜そんな丸パクリンなタイトルは
じゃあ『獣王〇』なんてどぉ?と椎も言った。
そんなメガドラ買えと言いたいの?と加世。
ミニメガドラ1と2両方買えば?
月海あんたまでステマする気か?とあたし
「とりあえず『獣王記』は名作だよね」と花奈。
「うう、アフターバーナーⅡを忘れないで」
と冬河
「いやいやサンダーブレードっしょ」と加世
「ギャラクシーフォースの忘れんなよ」とポニテ
「ファンタシースターを忘れないで」と星紫亜
「ほうきに乗った女の子がいっくぽーんと言っていた、シューティングゲームなんだっけ?」と楓凛
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