アダルト版JC淫魔刑事8JS編 可奈野椎と
アダルト版JC淫魔刑事8JS編 可奈野椎と
2023/10/05校正更新
2023/03/19更新校正
JC淫魔刑事シリーズ主な登場人物
毎回とは限りませんが今作はエログロ描写や官能描写を多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪ん〜ただしぃこういう事は現実には実際にあり得るしぃ、被害に遭われてからでは遅いのでぇ、特にぃ10代になったばかりの少女達には夜道や怪しげな場所や近づいてくる不審な男性などには十分な注意を喚起したいと思うんだぉ。ん。実際には警察や法律が必ずしもあなたたちを守ってくれるとは限らないんだぉ。K.O.BOYみたいなふざけたヤローが軟便逮捕されても親が金積んでしゃくほーされちゃうよーな世の中なんだぉ、(by夏乃花奈
でも精一杯努力はしているんですよ(by 葉類亜希)
一人称私で主人公こと葉類亜希
JC淫魔刑事、
私(葉類亜希、普段は肩までのキューティクルボロボロだけどの縮毛ボサボサヘア(実体)
アストラルボディとしてポニーテールヘアの風間亜希が存在してすべての人に認知されてもいるもんね。(分裂して別々に行動も可能だし、相手によってはいつも私がポニーテール姿のHカップ美少女に見えるらしい、特に中出し刑事、風間達也‼︎お前の事だ)
まあ私も一応肩書きは性犯罪に特化している刑事という肩書きを持ってはいるが全くの偽地位に過ぎない。
どこに年齢不詳の刑事がいると言うのだ。実年齢を晒すと私はある事件以前の記憶がほとんどない。生まれた年月日さえ知らない。他の淫魔刑事たちが小学生5年生(春香織と水無月海)、小学4年生(文月輪と冬河銀、シルバー・ウインターリバーと夏乃花奈と秋草花世とと可奈野椎と佐原観萌)になったばかりの4月5にAV県の小田井町公園内で発生した風間親娘が拳銃による殺傷事件の現場に偶然居合わせて、というか風間達也刑事の愛娘である志乃さんが背中から大型拳銃で心臓を撃ち抜かれて死亡する場面に突如出現し立て続けに風間達也刑事の両肩も大型拳銃で撃ち抜かれて絶対絶対って時に石ころ2個で犯人の片目を潰してその上に頭部の頭蓋骨に大穴を開けて中の脳髄を引っ掻き回して即死にした殺人鬼らしい、正当防衛だと言ってもっ誰も信じちゃくれないし、私も右肩を大型拳銃で撃ち抜かれて瀕死の重傷だったんだけどそこは華麗にスルーされた。それ以前の記憶がないから4月5日が私の誕生日と言えなくもない。
その時に彼のズボンのポケットに入っていたスマホを抜き取ろうとして彼の陰茎を鷲掴みにして別の意味で抜いてしまったのが奴とのセックスフレンドとしての関係の始まりという事だったがどうやらその時の彼の目には私がポニーテールを結んだサラサラキューティクルのロングの美少女に見えたらしい。
というか私はどうやら何人もいるみたいなんだな、これが。
それ以前もそれ以降も記憶が断片的にはあるのだけどどれもこれも連続していない。
身長は今のところ155cm前後、胸だって人様に自慢できるほどの大きさではないし、まあここだけの話Cカップはあると自慢したいのだがもちろん体重も含めて私的にトップシークレットだ。(笑)髪は最近栗色に染めてはいるが肩まで伸ばす事により多少は大人っぽく見せているつもりだ。しかしながらボサボサ頭のカサカサ肌の不細工な小学生に見られてしまうこともある。
実に不条理だ。もしもそんな目で見られている私が大物政治家と連れ立ってラブホに入る現場を目撃されてしまったらおかしな意味で次の日のワイドおショーはそれ一色で染め上げられてしまうだろう。見出しはさしずめ「〇〇議員実娘とラブホ入り.?乱れた親子関係か?」
もしも相手がポニテ亜希なら政治家にとっては超あげまんだろう。
「美人秘書か?愛人か?」となる。しかし記者たちの前で一言でも喋ったら台無しだけどね、ざま〜みろ!
私もポニテも瞳は気分次第で色が変わると言われているらしい。
とは言っても浅い水色から深い緑色に変わる程度らしいのだが本当の事は私にはわかりかねる。
通っている学校はその後AV県の小田井小から武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校と思っていたら小田井にもまだ私はもう1人いるらしい。どうなっているんだ?
しかし、全国の小学校4〜5年、中学部全学年、高等部全学年の籍も持っているらしい。
実に謎だがこの体型で30才を名乗っても通用するように手配済み?らしいがよくわからない。
え?わたしの初体験?そんなの何千年前か覚えていないよ?
義理の父親と毎日250回以上バッコンバッコンしているなんてデマだからね!風間志乃言うことなんてまともに信用したらダメだから!(500回以下はやっていない日はないからなbyポニテ亜希 そうでないと奴の配属場所は毎日謎の強姦事件が数百件発生するんだよ。っもちろんやつが少女達に解き放った精液はボサボサの分も含めてあたいが回収しているけどね)
こら〜!ポニテぇ!デマを拡散するな! byボサボサ亜希、、つまり私。
ナッツ「あ、それなら全部あたしが」
文月輪、中学1年生(4月初頭に年がひとつ上がるので4月中ば頃には13才 JC淫魔刑事
その頃には1才半の美代という名の女児を隠し子として育ててはいるが父親は不明のまま。
当然だが法的には認知されていない。
身長は私とほぼ同じくらいの小学6年生冬時点で157cm前後、金髪の爆発ヘア、もといマリモヘアが特徴で銀色の瞳が特徴的な年齢不詳でありながらバストサイズがどう見てもEカップはありそうな上に腰の発育も高校生並み以上なので私とは異なり19歳未満に見られた試しがない。
初潮が異常に早く記憶が定かではないらしいが10才の時点ですでに訪れていたという。そのせいもあって二次性徴も異常に早く体型も見た目は高校生以上で10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
冬河銀(とうか ぎん)13才(中学1年生)A校の男の娘、おとこを堕とすことに生きがいを感じている、身長152cm、E~Hカップ、もちろん立派はチ〇〇ンはあるが機能しているかどう
かは不明、本来〇〇玉があるところに(行き先を指定出来ない転送機能付きの)謎の穴ブラックホールを持っている、ホワイトホールにすることも可能、本当は♀だという疑惑あり、ストレートの黒髪を胸まで伸ばしている 私
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
シルバー・ウインターリバー 冬河銀とは別人
夏乃花奈とは特には親しくはなく、性的にはどっちでも来い!の銀髪で青い瞳の両刀使い、身長などが少し大柄の身長165cm、F〜Iカップで腰回りもふっくらとしている。
シルバー・ウインターリバー、冬河銀共に初潮もその後の生理もないが年に1度の割合で排卵があり、
ふたりともその瞬間を狙いすまされたかのように時間操作能力者と正体不明の男に身体を操られて謎の穴に射精させられてしまう。
何故かその娘達は樋口由紀と樋口有希の胎の中ですくすく育っているらしい。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
夏乃花奈(なつの かな)12才(中学1年生)、身長156cm、Eカップ、普通の目立たない娘、肩より少し伸びた栗色のストレートヘア、地球を破壊しかねないE=失った質量×光速の二乗の能力を持っている、おまけに予知夢の能力も持っている。あたし、
過去の出来事や残留思念を読み取るサイコメトリー的な能力も有している。通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
彼女もまた初潮を7才まで異常に早く幼い段階で迎えて身体の発育が人並み以上に早く二次性徴も早かったために尊敬していた実兄に限りなく強姦に近い性交を8才で受け、1年半は自己喪失に陥る。
その間に産んではいけない娘双子の、可奈と香世を人知れず産見落としてしまい加世との確執になる。(もちろん認知も戸籍登録もされていないはず)
(加世は花奈が実兄を誘惑してたらし込んだと誤解していた。)
春香織(はる かおり)13才(中学2年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
彼女もまた初潮が異常に早く7才半ば頃から、8才の時点で強姦されそうになるが逆レイプしてしまった恐ろしい娘。(実は時間操作系能力者と願望達成能力者の同じ相手に4回も、強姦さていて全て妊娠出産をさせられているがその子たちは今どうしているかは不明、子宮内の精子や卵子などの動きも時間コントロールが出来るらしい。
平常時点ではお淑やか、怒るとかなり凶暴になって怖い、小学6年生時点で胸まである、黒f髪ストレート、身長165cm、Fカップ、腰や臀部、腕、太ももなど発育が良く高校卒業生以上にしか見られない。相手が時間を止める能力を持っていても胸から発する謎エネルギーが逆に相手の方の時間を止めてしまう。しかし性感帯や生殖器(特にGスポットや膣内膜(ちつないまく)に対する念動力者や願望達成能力者による直接攻撃には弱くやりたい放題のつもりがやられたい放題にされる。一人称は私
一見お淑やかそうには見えるが一旦彼女の逆鱗に触れると500人くらいの歩兵隊が全滅するまでものの5〜6分も必要しないと言われている。(時間操作能力に加速能力を追加)
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
しかし11才の時に一度強敵と遭遇、強姦されて孕まされるが他の誰かが出産して今彼女の家はあり得ないペースで妊娠出産を繰り返しをして15人の子持ちという、ちなみに育ててくれている相手の名前は楓凛、恐らくはその強敵と何度も何度も対決してその都度敗北して強姦されて孕まされたと思われる。その後も3ヶ月に1人の割合で生まれている。
秋種加世(あきくさ かよ)13才(中学1年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
一人称は私。
夏乃花奈と双子設定、当然中学1年生時は身長156cm、Eカップ、
見分け方は肩までの外に跳ねた赤髪とかつては(小学4年生以前はサディスティックな性格だったが5年生に進級してから次第におとなしくなり今のような家庭的な丸い性格となった。
しかし友人関係の怒りで我を失うとかつての残虐な性格の加世が復活する。
能力は花奈と同じく質量のエネルギー化とその反対のエネルギーの質量化(花奈の娘、可奈をふたりで育てている、加世が真実を知った時、、実兄は加世の手によって惨〇された)
ハルサメが持っている能力のひとつと同等。
彼女もまた初潮が花奈と同様に早く7才で迎えていて実父に8才で強姦されるがその時は何者か(加世は実父の能力だと思っている)に能力を完全に封印されてなすがままに犯されていた。
その時に実父に花奈が自身を妊娠させたのは実兄を誘惑して神を超える能力を備えた超人類を産むのが目的だと吹き込まれて真に受ける。彼女はその頃から世間に対して凶暴化してグレるようになった。
(恥ずかしい但し書きは花世が削除させました)
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
水無月海(みずな つきみ)14才(中学2年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
胸までの黒髪ストレートヘア、細い目が鋭くて怖い、物理を無視した念動力、最大重量12トンの物を音速22で飛ばすことができる。小学6年生時代から身長172cm、Dカップ 1人称はあたし 観萌と可奈野椎と三重の恋人同士
彼も、いや彼女も初潮が8才からと早く二次性徴も同様に早かったため何度か(意外と念動力などを使用した女性生殖器に対する直接攻撃に弱いためすぐに性奴隷地獄モードにおちいる)集団暴行、輪姦の犠牲者になって妊娠した回数は両手両足じゃ足りないくらいある。しかしながら彼女のお腹が大きくなったところを誰も見たことがない。(もはや20回以上は孕まされているはず)
椎と観萌がピンチの時は飛ばせる物体の質量及び速度に限界がなくなる。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
可奈野椎(かなの つち) 12才(中学1年生) JS、JC淫魔刑事のひとり。
性経験に関しては影の人格上では年齢(25才以上)以上の知識と実体験あり、ショートカット、名前の逆さ読みを気にしている
上記の望実現達成能力に能力により相手に身長や体格、顔、などを自由自在に変えられる。カメラなどにもそのように映るのでセキュリティもフリーパス。一人称あたし
小学3年生時代から生理があったらしい。
デフォルトの身長は145cm、バストもDカップ、背の低い女子中学生のイメージ
しかし望実現達成能力(倶名尚愛の40倍から160倍)により強化されている
彼女もまた月輪とほぼ同時に10才で小学生ファッションモデルを騙る違法かつ実態は児童売春であるAV出演詐欺に遭う。
しかし彼女のの場合は自ら望実現達成能力で体型も変えていたために業者もマジモンで騙されていた。
天界の調査員も兼任しているため実質23才以上の低俗天使
下界シリーズと違い自ら政権やカルト教団との関係を調べていたが逆に敵の罠より強力な望実現達成能力にハマり強制性体験地獄に?
実は天界自体が軍国主義者達による輪姦地獄だったりする。
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
彼女も初潮が8才と以上に早くそのため二次性徴も早く訪れて発育も良かった為に男子中高大学生や大人の男から目をつけられていたけれど9才になったばかりの頃に謎の暴力団(彼ら全員が椎と同等、もしくはそれ以上の望実現達成能力を持っていた?)に集団暴行、強姦されて瀕死の状態を樋口由紀と樋口有希の姉妹に発見されて彼女達の中に潜んでいた『G』と『L』に救出されてその時に孕まされた双子の娘は由紀と有希の仮想胎の中で2才児として育ちつつある。名前はまだない。
佐原観萌(さわら みもえ) 13才(中学1年生)、JS、JC淫魔刑事のひとり。
意外と理論派、普段は肩まで伸びたボサボサの癖毛の茶髪、小学2年生時代から生理があったらしい。その時点で身長173cm、Dカップ、中学に入った頃には身長は176cm、Eカップ、眼が大きく緑がかったハーフ、計測不能なほど思考速度が速いためヤマカンだけで動いていると思われている、発育が異常に早かったのも初潮が5才と異常に早く訪れたために二次性徴もそれに引っ張られるように早くなったと思われる。強姦歴は8才の時に実父に強姦されたことから始まり毎月、いいや毎日のように続いている。(実父は巨大ゴキちゃんとも言われているが不明、ゴキちゃん許すまじ)
その為にほぼ毎月のように受精させられて受胎しているはずなのだが誰も彼女の胎が大きくなったところを見たことがない。
趣味は精液と中の精子、そして卵子や受精卵、胎芽、胎児集め。
彼女の冷凍庫には常に500人分以上の冷凍精子のストックがある。
8才の時に実父に犯されて以来頭の方もおかしくなったらしく毎日のように300人相手に性交、いや乱行に参加することも可能。
それだけでなくその最中に精子のDNA解析、他の成分解析もリアルタイムで行えると言う。知らんけど。
本人曰く毎日700人以上余裕で産めて育てられると豪語しているらしい。
やめろ!これ以上地球の人口を増やすな
性格は見かけと口調に反して意外とせっかち。
それは妹?詩織との会話でも読み取れる。
今まで何度も死んでるはずだがその都度驚異の肉体再生能力で生き返る。
しかしその時の容姿は身長、体型髪質、肌質すべてがまったくランダムに変化をして別人となる。
ただ一点髪の毛がストレートの状態でショートから身長の2倍程まで伸びる。
髪の色は毛根の紫から毛先の赤色まで虹色に変化してその比率もランダムで変わる。
その大量の頭髪に体温を加えて他人の身体を温めることも可能。
彼女のその他の能力に関しては不明な点が多すぎる。
その他の8人の能力をすべてにおいて凌駕すると言われている。
別名「さとみ」と言われているが「ハルサメとナッツ」シリーズにおけるハルサメこと「波瑠沙芽」や彼女の借り腹兼親友であり今は肉体の存在しない母親でもある佐原詩織との関係は不明
数十マンコ羽年離れた恒星系から来訪した異星人集団の可能性間あり。
フケの数だけ増殖すると言う説もあり
やめろ、淫魔と妖魔と悪魔の存在感がかすむ!
通っている学校は武蔵警察署署員専属の武蔵小学校→武蔵中学校
今のところ『G』の娘と思われる他の人物
山崎秋子 JC国会衆議院議員
倶名尚愛 同じく国会衆議院議員 ただし政権与党の新米(そらそうだ)
楓凛 凄腕ルポライター(身長185cm、体重はマル秘、B98・W68・H105、何百人でもウエルカムな仮想貸し胎を持っている
の超グラマスな美女だがスーツなどを着て男装すると完全に男にしか見えなくなる
さとみ ありとある登場人物に縁がある、能力は観萌や波瑠沙芽、夏野明美、そしてかつての佐原詩織以上と思われている。
『B』など初代実験体12人の他にも娘、または息子が7~9体はありとおもわれる
ただしその卵素は父体に戻されていないので『C』~『F』、『H』~『K』のいずれかの胎内に潜んでいる可能性が大
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ここからがお話なんだぉ by夏乃花奈
あたしたちが可奈野と最初に会ったのはいつだったかは覚えていない。
彼女と最後に会った日も覚えていない。
彼女はいつも笑っていた、ような気がする。
彼女は天国に行けたのだろうか?
いや、椎は元々天界の住民だった。
天界というには程遠い地獄みたいな職場だったが。
私には彼女をどうしてやることもできなかった。
ただ私たちが住む世界と彼女が住む世界が離れ離れになっていくことはどうしようもなかった。
あたしがこの世でなにが苦手かというと人付き合いだった。
花奈はそれを克服してくれると思っていた。
あたしはいつも他人に対してビクビクしていた。
それを克服してくれるのは加世だと思っていた。
銀、好きだったよ。
彼女もあたしと同類の人間だと思っていた。
願望達成能力、あたしはそんなもの最初はいらないと思っていた。
その願望が達成された時の反動が凄まじいものだったからだ。
ある男が日本を取り戻すと強く願った。
事実、日本は取り戻せたかもしれない、ただそれは彼にとっての話にしか過ぎなかった。
この国は完全に海外のカルト宗教団体に乗っ取られていた。
大昔、うつけものと言われていた若者が尾張地方で産声を上げた。
今では三代英傑のひとりといわれてている男が彼だった。
彼を英雄視する声もある。事実彼英雄だったのだろう。
しかし本当にそうだったのだろうか?彼は天下統一を目指して次々と他国を攻め落とした。
見方を変えればただの殺戮者だった、かもしれない。
以降、可奈野椎における小学3年生の頃の物語である。
今日は1月最後の日だった。明日のためにカレンダーを捲(めく)るときに妙な違和感を感じていた。
その時が運命の分岐点だったかもしれない。
どうも最近は妙な胸騒ぎを感じ始めている。
何故、こんなにも死者が受付に溢(あふ)れかえっているのだろうか?この島国が戦争に巻き込まれたわけじゃない、テロや暴動が起きていたわけでもない、地震や大規模な火山爆発などの自然災害、それらによって死者が増えたわけじゃない。
「どーしたのぉ膣ちゃん、最近元気がないんだぉ〜」
同期のナカちゃんが声をかけてくれたが返事をする余裕がない、何しろ処理しなければならない書類が多過ぎるのよぉ〜。
あ、どうやらナカちゃんの口調が伝染(うつ)ったようだった。
あたしは一旦手を休めて空を仰ぐことにした。
天界船2号は天井がない、故に解放感はあるのだが上を見上げると宇宙空間ではなく地球の表面が見えちゃったりする。
だから無意識に上を見てしまった場合なんて「え"!」と思ってしまうほど恐怖を感じることがある。はっきり言ってガ〇〇ムのスペースコロニーよりも怖い。
船内は人工重力がかかっているので真っ逆さまに落ちるということはない。
だけどときどき壊れて人類自らの〇〇に恐怖する。
基本的には静止衛星なのだが週一で高度と公転速度を変えることによって世界の大半の様子を約24時間かけて監視できる。
はっきり言ってスパイ衛星である。まさに日本スゴイなのだが本当はNASUの技術で建造された日本を監視するための船である。
もちろん国民のほとんどが知らされていないし、国のお偉いさん方だってほんの一握りしか知っていない。知ったところで何にもできないし、不可視化とステルス機能によって地上からも他の人工衛星からも見つかることはないという。
「お疲れ様」
上司が声をねぎらいの声をかけてくれた。4年前ならあり得なかったことだったがうちらのメンバーのひとりが暴走して太平洋のど真ん中に天界船1号を落としたおかげで。日本が第二次世界大戦前の満州侵略のような良からぬことを考えているのでは?と麦国(ヨネスケ合衆国)も考えてほとんどが麦国の技術によって建造されて運行される。
だから女性に対するセクハラやパワハラ行為はほとんど行われなくなってきているがまだこっそりとやっている不心得者がいるらしい。
まあこの国の信条が『弱きをくじき、強きに媚びる』だから致し方ないだろうか?
あたしは朝の目覚めは良い方だったが今日は珍しく寝坊をしてしまい、焼き掛けの雑にマーガリンをぬったコオロギパン、と言っても別にこおろぎの形をしたパンではない、あのコオロギを乾燥させて粉末状にしたパウダーをパン用の小麦粉に混ぜてネリネリして発酵させて焼いた食べ物だった。
そのトーストを口に咥(くわ)えて家を飛び出そうとしたところをいきなり父に呼び止められた。
「今日は土曜日だが部活でもあるのか?」と。
もちろんあたしはそんなことやっていたら身体がもたないから帰宅部なんだが。
今日はやることが多すぎて困っている。
まずは最近の不審死の死因と実態の調査、それとここの国の政権と某カルト教団の癒着に関する情報集め、あとは・・・・・。
そこまで考えててあれ?っと気づいてしまった。
あたしを含めて多くの天界職員は地上で起きている時は天界でのことは忘れてボーとして暮らしている。
しかしさっきあげた件は天界での仕事であり地上で目が覚めている時にするような事じゃない。
なんでそうなってしまったのか考えてみることにした。
『う〜ん、わからん』
まあわからない事を深く考えても頭が痛くなるだけなので予定?を決行することにしたまずは不審死の死因に関しては死亡確認をした病院の電子カルテをハッキング、じゃない、無断閲覧をして探ってみることにした。
その結果どれもが急性心不全、心筋梗塞とか脳梗塞、くも膜下出血とかの突然死が多いことがわかった。
「やっぱり怪しいとこなんてひとつもないなぁ」とあたしは呟きながらノート型パソコンを閉じようとして違和感を感じてしまった。
不審死のの内、野党政治家やワイドショーのコメンテーターや芸能人など87人のうちほぼ全員近くがさっきの突然死だとわかった。
ちょっとさすがに〇〇ノートじゃあるまいしと思ったがこれ以上は詮索しても無意味そうなので中断することにした。
そもそも佐原観萌さん謹製のイヤホン型知能ブースターを装着しているとはいえそれでもあたしの場合は元が元なのであまり効果がないようだ。
そこで政権と某カルト教団の癒着の実態調査一本に絞ることにした。
まずは得意の願望達成能力を使って教団施設の内部に潜入することにした。
噂では経団連の会長もやったことがある〇〇電気グループの崖理事長が関わっているという話を聞いたがその辺の確認も兼ねてだ。
秋草花世と夏乃花奈に関する性的な暴行事件に関しても崖理事長が関わっていたとの情報もあり、あたしは取り敢えず自らを不可視化して建物周辺を散策しながら回っていた。
どうやら政権側の大物国会議員のものと思われる国産高級車が4〜5台停められていた。
どれもが誰も乗っていないと油断したのがいけなかったのかもしれない。
あたしはその全ての車のエンジンがスタートしたことに気が付かなかった。
まあ近頃はスタート時にエンジンが動かない大容量充電バッテリー付きのハイブリッド自動車やEV(電気自動車【間違っても電車と省略いてはいけない】があるから気がつかなかったのはあたしの落ち度ではない、と思いたい。
気がついた時にはそれらはすべてあたしのすぐそばまで迫って来ていてあたしは跳ねられてしまっていた。
あたしの身体は10m以上はぶっ飛ばされて教団の建物の壁に叩きつけられていた。
もちろんその場で意識を失ったのは言うまでもない。
冷たい液体があたしの顔にかけられ意識を取り戻すと倉庫のような場所に閉じ込められていて周りが真っ暗でなにも見えない状態だった。
取り敢えず立ち上がって願望達成能力で微かな光でもものがみえるようにねがった。
しかし一向に周りが見える気配もなかった。
あせるあたしを嘲笑うようにさらに聴力まで奪われてしまっていた。
次の瞬間、腹を蹴り上げられて床に吹っ飛び、あおむけに倒れたあたしは憎悪に満ちた視線を感じていた。
え?見えないのにどうして視線を感じるのかって?
感じちゃったから仕方がないんだよ。
両膝を持ち上げるように開かれるとあたしの膣ちゃんにいきなり太くて熱い陰茎のようなものが捩じ込まれていた。
ようなものと表現をしたのはそれがとても人間のものとは思えない熱量であたしの膣を焼き尽くしていたからだったがその熱が身体全体を燃やしているような気さえしてきた。
「い、い、いやぁ〜熱い!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
突然、射精が始まる前兆を感じて身構えたが今度はドライアイスのような超低温の硬い精液の弾丸が次々と打ち込まれてあたしの身体の内臓はやきつくされていた。 (注:超低温やけど)
『おまえは誰だ言え!』
その質問には答えたくても答えられなかった。
記憶が飛んでしまっていたとしか言いようがない。
『なんの目的で地球、それも日本に侵入している、言え!』
マトモに答えられなかった、まさか観光目的なんて言えるはずもなく、思わず『NASUの』と言いかけたら今度は火山弾のように熱い精液の弾丸を打ち込まれた。
『ウソを言うな、きさまらが地球上のどんな生物でも、火星人でもないことくらい我々の透視能力者とテレパス(読心能力者)にかかれば訳のない事だ』
あたしは再びドライアイスのように硬く極冷射精の弾丸を撃ち込まれて意識を失って以降の自分がどうなったか覚えていない。
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『こ、ここは一体・・・・・・・』
あたしは気がつくと日本家屋の子供部屋に寝かされていた。
なんで子供部屋ってわかるかって?そりゃあまあリサちゃん人形とかその彼氏のお人形などが勉強机の上に所狭しと並べられていたら誰だってそう思うのがスジってものじゃないのか?
それにしてもなんであたしは包帯をぐるぐるまきにされているんだ。
「あらリサちゃん1号、男の子が目を覚ましたわよ」
「リサちゃん3号ったらこんなにおっぱいの大きな子に対して男の子は失礼じゃないの?」
「はっはっはっは、もうこの娘は『G』さんに改造されて生まれ変わったんだからもう男でも女でもないさ、僕たちと同じ新人類だよ」
リサちゃんの彼氏のひとりが言った。どっかのいいとこの男子高校生なような服を着ている。
よく机を見たらカレンダーがぶら下げてあった。縦横の比率が2:1の、つまり縦長カレンダーなんだけど文字が印刷されたエリアが全くない、金髪のロングヘアの美少女が白いワンピースのドレスを着て海辺で波と戯れている、そんなイメージの写真付きのカレンダーだがなんでこの娘、文字だけのカレンダーを首からぶら下げているの?
「あら、この娘ったら有希に興味があるみたいよさっきから視線が釘付けだもの」
リサちゃん、何号だっけ?もういいや、彼女たちや彼氏たちがさっきからあたしをぐるぐる巻にした包帯を足の身体を6〜7人でそこらじゅうを持ち上げたり持ち下げしながら4人のリサちゃんが包帯を解いてくれているみたいだけど嫌な予感しかしなかった。
『確かリサちゃんの彼氏のひとりがあたしを改造した、とかしないとか不穏なこと言っていなかったっけ』
おっぱいドリルとかモミモミハンドミサイルとか変態な改造されていたらいやだなぁと考え始めていた。
「ねえこの娘、自分が変な改造をされているか不安になっているみたいよ、そろそろほとんど解けてきたから手鏡で今の自分の姿を見せてあげたら?」
とリサちゃんのひとりが言った。
リサちゃんのひとりがあたしに大きめの手鏡を渡して・・・・こんなの手鏡じゃない!これを人はコンパクトって言うんだけど?
どう見てもそれは大昔の有名な女児向けアニメでヒロインが謎の呪文を唱えると好きなものや人に変身できるあの一見便利だがトラブルを量産しかねないやっかいなアイテムにしか見えなかった。
まあ良い、迂闊(うかつ)な願い事を言わなければなにも起きないだろう。
まず胸、うん相変わらず我ながら自分の両乳房は形が整っていてデカいと思う、しかし何故かアザだらけだ。
ここであたしは少しずつ思い出し始めていた。
突然に動き出した数台の車にはねられて意識を失って、気がついたら蹴るの殴るの暴行を受けて、動けなくなった時にあたしの膣ちゃんにクソデカい灼熱の陰茎を捩じ込まれて、あたしの生殖器が焼きつくされたかと思ったら今度は白い湯気を勢いよく吹き出していたドライアイスのような精液の弾丸を・・・・・・その次には何故か溶岩弾のような熱い精液を打ち込まれていたような気がする。
あたしはそんな拷問にあいながら色々な事を尋問されていた
「もしかしてここはいったい?」
「えっ?あの巨乳娘が目を覚ましたの?」
誰かが階段を駆け登ってくるような音がした。
ショートカットのちょっとかわいい感じの少女の声だ。部屋の中に姿を見せた彼女は小柄な女子中学生にしか見えなかった。
しかもあたしには彼女に勝っているものがある。彼女は恐らくはAカップアンダーの貧乳だ。
あたしはプロフィールを見てもらえればわかるように一応Dカップはある。
新月の夜でなければIカップだろうがKカップだろうど大きくすることが可能だった。
だが何故か今日はデフォルトのDカップからはかえられないようだった。
「あ、おはよう2ヶ月ぶりのお目覚めだね」
Tシャツにヒラヒラのミニスカートをはいたまま彼女はそう言うと私の右側、目の前にあぐらをかいて座った。
「あの、スカートの中が丸見えなんですが」
あたしは思わず言ったしまった。
「女装癖でもあるんですか?」
彼は少し間をおいてから答えた。
「いや、そのような性癖はもっていないっし」
「でもスカートから垣間見えるブリーフの中でしっかり主張していますよ、大きな松茸さんが・・・・・・」
あたしがそう言うと彼は急に立ち上がってスカートの中に手を入れるとなにを思ったのかその中のブリーフを脱ぎ捨てて再び腰を下ろして今度はスカートを捲り上げた状態で脚を前に投げ出してあおむけに寝転がった。そして股をひろげる。
「ほら、もう隠しようがないじゃないですかあ」
と言ってその立派な男根様を指差した私は思わず目が点々になっていた。
彼は、いや彼女もまたあたしの知り合いの冬河銀とシルバー・ウインターリバーと同じく両持ちだった。
その立派な男根様を左手で持ち上げると桃色に染まった割れ目ちゃんが顔を出して、彼女はそれを右手の中指と人差し指で開いた。
うん、紛れもない膣穴だ。
「ところでその謎の膣穴だけど、そこに指を突っ込んだらどこか知らない場所に遠ばされちゃうなんてことはないよね?」
あたしは恐る恐るきいてみた。すると彼女は急に「プッ」っと吹き出し笑いをして言った。
「なに言っているの?どっかのアニメじゃあるまいし、こっちは最初からついている機能だから普通に女性生殖器だよ」
「もっともこの陰茎君もちゃんとシコれば射精するしね、毎晩が有希と自分の性交したい欲望との葛藤だよ」
そう言っている間に階段を誰かが登ってくる音がした。」
「路上で死にかけの状態で倒れていた娘、やっと目を覚ましたんだって?もう包帯を交換する時間だよ」
そう言いながら入ってきたのは机の横の壁にかけてあるカレンダーの金髪美少女そのものだった。
「いや、この娘の私のお股の中を見た時のリアクションがすごく面白くてさ」っとショートカットの女の子が入ってきた金髪ロングヘアの女の子に対して言った。
いや、その女の子見れば見るほどカレンダーの女の子にそっくりなんですけど。
「あ、これね、あたしが昔働いていた芸能事務所に所属していた時に作ってもらったカレンダーなんだけど事務所は解散して、もう地方アイドルも引退して今はただの中学3年生なのよ」
と言いながらショートカットの女の子この右隣に腰を下ろして左足を伸ばして右足を抱えて曲げるように座っていた。まさかのご本人さんだったとは。
しかし、よりにもよってその娘は最初からパンツを履いていなくて立派な男根様が丸見えなんですけど。
彼女もまたその立派な男根様をを左手で持ち上げるとやはりプリンっプリンに盛り上がったマンゴーちゃんが『こんにちは』をしていた。
「あなた達もひょっとして太陽系外から来た異星人さんですか?」
思わずきいてしまっていた」
ふたりは顔を見合わせて『プッ』っと吹き出していた。
「それってそっち系の秘密をバラしちゃうと総元締めとかに始末されちゃうパターンだよね」
ショートカットの女の子が言った。
「それよりもあたしたち、自己紹介していないんじゃない?」
金髪ロングヘアの美少女。
「まず、あたしは一応姉の樋口有希」、よく見ると彼女は背も少し高くて私よりも巨乳だった。
「そして私はふたつ年下の樋口由紀、姉がゆうきで私はゆきだから間違えないでね」
彼女たちはそういうともって来たお盆に乗っていたペットボトルの飲み物をみっつのコップに注ぎ、最初に金髪ロングヘアヘアの美少女有希一気飲みをしてすぐに継ぎ足した。
あたしも釣られて一気飲みをしてしまったが妙な味がした。
「ねえこんな人、姉貴はエージェントとしてどう思う?」と由紀。
「うーん、警戒心の『毛』の字もないわね」と有希さん、なんか違う字を予測変換していませんでしたか?
「こんなんじゃ『ゴキ』ちゃんにどんな改造を施されても気がつかないでしょうね、例えば私たちみたいに・・・・・」
由紀さんはそう言って包帯を解かれて丸裸になったあたしの股間を見て何故か嬉しそうに笑った。
あたしは慌ててコンパクトの向きを変えて自分の股間を見た、良かった変な改造はされていない様子だ。しかしすごく焼けただれた火傷のように荒れていて私の大事なワレメちゃんは閉じることができずに同様に焼きただれていた。
これって本当に治るんだろうか?『そうだあたしの願望達成能力をもってすれば』
あたしが心の中で呟いたと同時に心の声が返って来た。
「あなたは最後の能力を振り絞って埠頭付近の路上に出現をした、たまたま私たちはある調査の依頼を受けて散策していたんだけど急に全裸にされて身体中を炎症まみれにされていたあなたが目の前に現れた時は驚いたよ」
と由紀さん。
「しかも追手がすぐそこまで来ていてそいつがとってもヤバいやつだったから、あたしたちは焦ったんだけどたまたまあたしと由紀の中にゴキちゃんと柴犬エルが滞在していてくれたおかげで柴犬エルちゃんが戦ってくれている間にゴキちゃんがテレポーテーションで家まで運んでくれたんで助かったわ」と有希さん。
「まあ取り敢えずあなたに関しての現状報告をしておきますね」
と違和感もなく続けて言った。
「あなたは2月1日の明朝3時ごろあたしたちの家、とはいえここは仮想空間だからあいつたちには見つかることはまずないと思うから安心して、ただあなたは3週間ほど意識を失っていた、だから今日は2月22日OK?」
『ok?』とかいきなり言われてもあたしはその間夢を見ていたわけでもなく、まあ意識を失っていた事を意識していたらその方がよっぽど異常なんだろうけれど。
「実に勝手な事だとは思ったけれどあなたは葉類亜希の関係者かしら?」
妙に引っかかる名前だったが何故か思い出せなかった。
「その人はあたしと関係がある人ですか?あなたはその人の知り合いですか?」
逆に聞き返したくらいだった。
「正直に言ったほうがいいんじゃない?」と有希さん。
「実は彼女は私たちの恩師、と言うか、かつて陰茎とか子宮の中に寄生する小指サイズの小人女体でグラマーなエイリアンと戦っていた、そんな頃からのあたしたちの恩人なんだけど、この2月に入ってからまったく連絡が取れなくなってしまっていたの」
由紀は言ったがあたしがその人と関わりがあって当然だと言わんばかりの言い草だった。
しかし想像しただけで気分が悪くなる寄生体エイリアンだと思った。
男の陰茎の中に寄生する小人?
「じゃあなたの知り合いで名前を言える人、誰かいるかな?」
有希さんにそう言われて思い出そうとしたがなに一つ思い出せなかった。
あたしを強姦した兄の名前も顔さえも。
『あれ?今私は何歳だ?兄はいつの時にあたしを強姦したっけさっぱり思い出せない』
「どうやらかなり混乱をしているみたい」
由紀は言いながらあたしの焼けただれた乳房に触れて来た。
思わず大声で叫んでのたうち回って暴れ回っているあたしをみてその姉妹が残忍な笑みを浮かべている、そんな既視感があった。
「いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜」
あたしがのたうち回って叫んでいるのを笑いながら有希さんはその立派な男根様で陵辱している。
『ドピュピュピュピュピュピュピュ』と灼熱の精液をあたしの荒れた膣ちゃんに打ち込んできた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!」
男根様を膨らみさせ続けてあたしの膣を引き裂きながら笑い続けている有希さん。
『こんなの嘘だ、あたしはこの2人のことなんて知らない』
『バキバキ』と嫌な音を立ててあたしの骨盤が割られていた。
次はドライアイスの精液を機関銃のように打ち尽くされてこの身体は粉砕されていた。
「ヤバいよおねえ、」
「そうね残念だけどまたリセットね」
そう言った声がすると私はいつのまにか子供部屋に寝かされていた、勉強机の上には何機もの戦闘機のミニチュアが所狭しと並べられていた。
『どう思う?由紀』
あたしの膣に溶岩弾のような精液を解き放ちながら笑って言う、
『いやぁ!い、い、いやぁ〜いた〜い!や〜もうこれ以上壊さないで』
『これはかなり高度な精神攻撃を、今もなおも受け続けているわね』
あたしは由紀さんに力強く抱きしめられながら言われている。
『ボキボキ』と肋骨(あばらぼね)が折れる音がして心臓や肺が潰される音がした。
『ゴキちゃん、なんとかならないのこのままだと本当にこの娘死んじゃうよ』
笑いながら有希さんは出刃包丁を私のお腹に何度も腹を突き刺しながら言った。
「手が滑っちゃった」と言ってあたしの顔に突き刺さった包丁。
あたしはもうなにも見えなくなっていた。
「発信先は特定できた、これから娘たちに攻撃に行かせるわ」
『カサカサ』と音がして今度はあたしは身長が1.6mもある巨大なゴキブリの陵辱を受けていた。
「い、い、いやぁ〜」
泣き叫ぶあたしに容赦なく腕を次々と刺しこんでくるゴキブリ。
「いやぁ!もう許してぇ、な、なんでもしゃべります」
『全然改善していないじゃないですか』
と由紀さんは笑いながら巨大な電気ドリルであたしの胸に大きな穴を開けながら言っている、
やっていることとしていることがまったく噛み合っていない。
『どうしたんですか?』
と巨大なハサミであたしの右腕を切り落としながら有希さん、快楽に酔いしれた顔をしている。
『観萌も亜希も月輪も反応しないの』と言いながら由紀さんはあたしの口に巨大な陰茎をねじ込んで何回も射精を繰り返した。
あたしのお腹が大きくなって破裂するのを笑いながら見下しながら『もう役に立たない人たちね』と言いながらさらに陰茎を太くして顎(あご)が外れる音がした。
『犯人の見当はついているんだけどちつちゃんの願望達成能力さえ封じ込んじゃうようなやつじゃ太刀打ちできないよ』と有希さん。
他人の乳房をむさぼるように喰い荒らしながら言わないでください。
『一方的にちつちゃんの能力封じ込めちゃうような化け物なの?』
「い、い、いやぁ〜やめて〜!」
有希さんに太ももをかじられながらあたしはもうなにも考えられなくなっていた。
「いいえ、それどころか・・・・・」
由紀さんはそう言うと全てのものが消えていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、・・・・・」
気がつくとあたしは病院のベッドに寝かされていた。
『何故ここに・・・・・」
あたしは自問した、あたしは樋口姉妹に助けられたと思っていた、しかしそれは逆で彼女たちの拷問を受ける事となってしまっていた。
「それは違うね」
私の足元にはセーラー服を着たポニーテールの美少女があぐらをかいていたそれどころか彼女は前倒しになってあたしの股間の膣周り、われめちゃんの肉を喰らい始めた。
「いや、い、い、いやぁ〜」
「騒ぐんじゃないよ」とポニーテールの美少女が言った。
「未来のボサボサと連絡がが取れなくなっていたんで樋口さんちを覗いて良かったよ」
そのポニーテールの女はあたしのワレメちゃんを食い尽くしてから言った。
「そこが復元するように願望をかけてみなよ、ちゃんと復元するはずだよ
確かにそれは瞬時に復活していた、しかし何故?
「あんたは今は何年生だ?」
ポニーテールがあたしにきいた。
「小学3年生、です』とあたしは答えた。
「あんたは月輪のAVモデル詐欺事件を知っているか?」
「いいえ、知らない」とあたし。そもそも月輪って誰?
「だろうね、あたいはずっとこの世界にいるけど奴がこの世界に現れたのは1年以上後なんだ、だから樋口姉妹が葉類亜希と連絡が取れなくてもなんら不思議はない、あいつは当時の被害書、由紀と有希がその事件の関わっていた事を秘匿するためにあえて過去にタイムリープさせたからな、だから彼女たちの記憶に葉類亜希は存在はしていてもいざ連絡を入れようとしたら実際には存在していなかったというわけだ、しかしオメーが観萌も月輪も覚えていないとなると防衛本能が働いて自分の記憶を消去したか?」
それからポニーテールの女はあたしの上に乗りかかってくるように抱きついてくると耳も元で囁いた。
「あいつらは風間亜希、とはあたいのことだけどもうひとりの存在、葉類亜希の正体を探っていた、そこで飛び込んできたのがあんた、可奈野椎だったと言う事だ、ここからは憶測なんだが、そこであんたを拉致して追跡ウイルスを撃ち込んだという事だ、それによって探ろうとしたがウイルスは機能しないで暴走を始めちまったと言う事だな」
「少し待って、でも、あたしはあなたも葉類亜希も知らない、あたしは彼ら、カルト宗教団体と政府の関係を探っていただけ、それがどうして」
「わからねぇ」
とポニーテール言ったがすぐに青ざめた表情になった。
「ヤバイ、あのウイルスが樋口姉妹に感染している。
あたしの目の前にあの部屋がうつしだされていた。2mほどの身長の大きなふたりの男の下で全裸にされてつらぬかれている由紀と有希が上体を激しく暴れさせられて熱い精液の弾丸を打ち込まれていた。目が虚になって叫び声が頭の中に響いてきた。
「いや、いや、いやぁ!い、い、いやぁ〜、ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
彼女たちと大男の生殖器同士の結合部から真っ赤な溶岩が噴きだして上にある陰茎を焼き尽くしていた。
「あ“〜!」
彼女たちの白く透明感溢れていた肌が下腹部周りから焼き爛れていってプリンプリンにやわらかだった胸の乳房を硬く炭化させていた。
あたしはすでに彼女たちの前に立っていた。彼女たちの元に、すぐに急ぐことを強く願ったからだ。
「ごめんね、こんなあたしにかかわったばかりにこんな酷い目にあわせちゃって」
あたしは言いながらふたりの大男が消し飛ぶように願った。
「愚かな異星人よ、その願いはその反動となってお前の身に降り注ぐぞ」
男はそう言いながら消滅した。
しかし今度はあたしが別の大男に前から羽交締めされて包帯や服の上から灼熱の陰茎で膣をつらぬかれていた。
思わず大声で叫んでしまいそうになるがここは姉妹の修復が最優先だ。
まず悪質な繁殖生の高いウイルスの処理からだ。
その間にも例のドライアイスのような精液があたしの胎内に打ち込まれていた。
それが気化すれば厄介なウイルスになることはもうわかっている。
どうして気が付かなかったんだろうか?
あたしがあの部屋に運び込まれて治療を受け始めていた時から膣や子宮の中に氷点下数十度に冷えた精液に含まれたこのウイルスはあの部屋に充満していたはずだ。
あれはあたしの幻覚じゃなくって本当に姉妹の脳がウイルスに侵されてやっていた事なんだってどうして気がつかなかった?
「ちょと今度はあんたがやられちゃっているじゃない、これじゃどうどうめっぐりだよ」
ヤバイ、有希さんの脳がさらにウイルスに侵され始めている、ふたりの脳を守ることが最優先だ。
「ちょっと痛いけどごめんね、ウイルスさん消えてね」
そう強く願っただけでふたりの身体からウイルスは完全に消えていた。
次は極高温と極低温に相互にさらされて死滅している細胞、及びそれから形成されている内臓器官などの修復だ、でもその方法はあたしの記憶領域外にあるバックアップが教えてくれている。
あたしはそれを信じてその通りに修復するように強く願うだけだ。
【ねえ、ちつちゃん、願いというものは自分のためじゃなくて大事な人たちのためにするものだよぉ、自分だけのためにする願望はただの欲望なんだぉ、ちゃんとおぼえておいてだよぉ】
いつだったか、誰かに言われた気がする。
「わっはっはっは、愚か者がキサマの体はワシが解き放った精液で炭化して命も風前の灯だ、よしんば肉体再生出来たとしてもすでに頭の中に侵入したウイルスがキサマを操って姉妹を惨殺してからキサマは我が軍の配下に堕ちるのだ」
大男はそう言いながら腰を振り続けもう何度目かの射精を始めていた。
「やれやれですね、あんたの顔には不安しか見えないんだけど」
あたしの言葉を樋口姉妹は肩で息をしながら聞いていた。
「迷惑かけちゃってごめんね、、でもどうやらあんた達のおかげで反撃の糸口が見えたよ」
とあたしはいうとある願いをかけた。
「キサマ、一体ワシになにをした、あ、、ぁ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
大男は叫びながらのたうち回っていた、そして慌ててあたしの膣から巨大だった陰茎を抜き取ったがもう遅い。彼の立派な陰茎のさきの亀頭部割れ目には細いビニールパイプが刺さっていて、その反対側はあたしの膣の中から伸びていた。慌て彼は自分の手をナイフに変えてそのビニールパイプを切断した。やはり相当レベルの高い願望達成能力者だったようだ。
「はぁ、はぁ、はぁ、あなた、はぁ、はぁ、はぁ、彼に、はぁ、はぁ、はぁ、なにをはぁ、はぁ、・・・・」
由紀がうつ伏せになってやっとの思いで上体を持ち上げながら言った。
「まだ修復は完全じゃないから無理して動かなくてもいいよぉ〜」
「キサマ、ワシになにをした」
大男は急に身体中をあざだらけにして倒れた。
「なんてことないよぉ、ちょっとした尿管カテーテルってやつだぉ、短い時間だったけどたっぷりと注入出来たからなぁ」
自分じゃない誰かに喋らされている気がした。とても懐かしいクソガキに。
「ば、馬鹿な、そんな細いものでわしの自慢の巨根が貫かれていたとは・・・・・」
大男はそういうともう2度と動かなくなった。
「まああんたは崖理事長のコピーだろうけどね、注入した液体の内容は内緒だよ」
あたしははそういうと自分の全身に回った毒を中和させてウイルスは消滅させていた。肉体修復は時間が少しかかるがなんとかなるだろうな。
「あなたって見かけによらずなんと言ったらいいのか、、、」
有希がため息交じりに言った。
「まあね、こう見えてあたしは天界の職員さんですから、、、でもあたしの友達にはもっとすごい人がいるんですよ」
あたしはそう言ったが何故かその人の名前を思い出せないでいた。
やはり今のあたしには守秘義務から来る記憶封印がかかっているみたいだ。
「待って、せめてあなたのお名前だけでも」
有希に尋ねられたが答えるわけにはいかなかった。あたしは部屋の窓を開けてその窓枠に立って言った。
「ごめ、次に会ったときはあたしたちはお互いのことをすっかり忘れていると思う、一応あたしの天界での職員名は『ちつのなか』じゃあさようなら」
「あら?消えちゃった、テレポーテーションかしら?」と有希さん。
「ほんと忍者みたいな人だったね」と由紀さん。
あたしはただ単に窓枠から落っこちただけだった。
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それからしばらくあたしの置かれた境遇がとんでもないことになっていることにしばらくしてから気がついた。
あたしはあの大男の灼熱の陰茎でみぐるみ燃やされて素っ裸だということに樋口家を出てから2時間後になってやっと気がついていた。
どおりで通りすがりの人たちの視線が突き刺すように痛かったわけだ。
「おまわりさん、あの人です!全裸で徘徊している痴女です!すぐに逮捕してください!」
どっかのおばあさんがあたしを指差して若いお巡りさんらしき人を呼びつけて叫んでいた。もちろん逃げるしかないですよ?
あたしは即刻、ステルス、不可視化を願っていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、こんな事ならカッコつけずに樋口家で服の1着くらい借りてくるべきだったと後悔しても遅かった。
今度はそのおばさんと若いお巡りさんの顔が恐怖にひっきつって叫び声を上げている。
「ひー!おっぱいとおまんこが変な汁を垂らしながら走って逃げている〜‼︎」と若いお巡りさん。
「ぎゃー、あの爛(ただ)れたおまんこと乱暴な扱いをされてあざだらけのおっぱい、きっと、日本兵にいたぶられて無念の死を遂げた慰安婦の怨念よ、股間から腐臭が漂っていたし」とおばあさん。
『いやそれは崖信介の』と言いかけた。
しかし今度はあたしの右側で石を投げつけながら「被害者ヅラの嘘つきやろう」と叫びかねない。
やたら元気そうな初老の男性が数人いっぱい両手に大きな石を持ってスタンばっていた。
のでこれ以上余計な刺激するのはやめて逃げることにした。
彼らにとって崖信介は神様に等しい存在なのだ。
やっと彼らを巻いて荒くなった呼吸を整えながら今度はセーラー服をイメージしてそれを着て実体化もして安心をして人前に出た。
「ギャー!ヒキニゲシタノハカンベンシテクレヨ、キノセイダトオモッテイタンダヨ」
あたしを見るなり変なカタコト日本語で叫びながらへたり込んだ横太基地の外人さん。
「助けて、あたしがからかったせいでまさか自〇するとは思わなかったの、許してぇ」
泣き叫びながら両 手を合わせながら必死に誤り土下座をしている女子中学生。
「悪かったよ俺がレイプしたせいでジ殺するとは思わなんだんだよ」
叫びながら許しを乞うている男子高校生。
3人ともあたしの後を同僚を呼んで追いかけてきた若いお巡りさんたちに連行されたのは言うまでもないが何故こんなお騒ぎに発展したんだろうか?
あたしは洋服屋のショーウインドウに写っている自分の姿を見て納得した。
肝心のあたし自身を可視化するのを忘れてセーラー服だけが歩いている状態だった。
「待て〜!おばけやろう!」
再びあたしは追われる身となった。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、は、なんてあたしはついていないんだ」
なんとか逃げ延びたあたしは自分の馬鹿さかげんを棚(たな)に上げて愚痴(ぐち)っていた。
まあとりあえず自分の家に帰ろうと考えたがその帰るべき家の場所も住所も思い出せなくなっていた。
身包み剥が(はが)されたので何も所持していない、とりあえずスマホを願望達成能力で呼び出して検索してみることにした。
『あ“!』
思わずあたしは叫び声を上げてしまっていた。
あたしが名前と家主名を何とか思い出してぐぐるーなマップに打ち込んだ住所は麦軍の臨時基地のど真ん中にあってしかも指令基地の外にあった。
新手の嫌がらせか?と思い表現を変えたりマップアプリを変更してみた。
だがいずれも同じく麦軍の臨時武蔵基地の指令基地のすぐ外にあった。
『あたしは基地外』扱いかよと思いながららアプリをシャットダウンしようとしたら急にそのスマホが妙に懐かしいメロディを奏で始めていた。
『ばばーばばーばばー、ばばーばばーばばー、とぅるとぅるんとぅるん、ばばーばばーばばー、ばばーばばーばばー、とぅっるとぅるんとぅるん、ばばーばばーばばー、ばばーばばーばばーとぅるとぅるんとぅるん、ばばーばばーばばー、ばばーばばーばばー、とぅっるとぅるんとぅるん、ばーばーばーばっばっばっばっばっばっばぁ、ばーばーばーばっばっばっばっばっばっばぁ、ばーばーばっばっばっばっばぁ、コンコンコンコンばーばーばっばっばっばっばぁ、コンコンコンコンばーばーばっばっばっばっばぁ、ばーばーばっばっばっばっばぁ、コンコンコンコン』(注:うろ覚え)
思わず切ってしまっていた。
だって、いきなり空母の甲板上の戦闘機に乗せられて『ジャップレディ?』とか言われてスクランブル発進をさせられそうな予感しかしなかった。
すると3秒も間をおかずに再び同じ着メロが鳴り出した。こんな着信メロディはセットした覚えはないのだが着信履歴を見たら武蔵基地指令本部と表示されていた。
いつの間にセットしたんだろうか?
仕方がないので受話アイコンをタップしたらいきなり天界入界管理局のトップの怒鳴り声があたしの耳をつんざいた。
「ばかやろーテメー今までどこほっつき歩いていたぁ!」
「どこもなにもあたしたちにはGSP発信機付きの生体チップが首筋に埋め込んであるはずなので、むしろこっちが聞きたいくらいなんですが?それよりもなんでいきなりあたしが住んでいたボロ借家がなくなって麦軍の臨時基地になっているんですかぁ?」
むしろこっちが聞きたいことだらけだった。
「そんなことより早く武蔵きちへがふぃhytfy」
途中から妨害電波が入ったのかほとんどききとれなかった。
仕方がないので基地の中に侵入する事にした、まあ高圧電流とレーザー光線砲で守られているのはわかっているんだけどさ。
呼んだのは向こうだから願望達成能力を使ってそれらを封印して勝手に入らせてもらう事にした。
中は普通の軍事基地より遥かに貧弱な小型スクリーンやらグリーディスプレイ端末が2、3台並べられているデスクが乱暴に並べてあった。いかにも急ごしらえってイメージだ。
中で働いているほぼ全員が慌ただしく動き回っている
「なんか大変そうですね」
思わず言ってしまった。
言ってはいけない事を口にして睨まれてしまう最悪のパターンだ。
「君はよくそんなにも落ち着いていられるね」
そう言われてあたしは『へ?』と返してしまっていた。彼は端末の一つに動画を表示していた。
「これが何かわかるか?」
そう言われて見てみたがどう見ても太陽と地球、そして火星を表示しているようにしか見えない。
「これが何か?」とあたし、
「ついさっきNASUがスパコン「Intelin」で解析したふたつの惑星の軌道予測結果だ
あたしはしばらくの間絶句していたかもしれない。
「えーとこれふたつの惑星がぶつかっちゃうパターンすよね?」
あたしは確認をしてみた。
「そーだ、君程度の知能でもそれくらいのことはわかるよな」
まあこの動画では実際に衝突しているし。
「ところでぶつかるのは何千年先の話ですか?」
あたしは思わず言ってしまった。
「お前なぁこの動画のタイムスタンプをちゃんとみているか?」
うーん、よく考えてもわからないがどうしてこうなる?
「まず火星の公転速度が極端に落ちていってその結果太陽の重力場に引き込まれてゆく」
「はぁ、そうですか?」
それが正直な感想だ、公転速度が1/20以下に下がるなんて常識じゃ考えられないっしょ?
それにそれによって火星が太陽の重力に引き込まれてって軌道が変わるなんてそれだけじゃ1年程度でぶつかるわけないでしょ?地球の公転軌道にまで落ちるのにどんだけ年数がかかると思っているんですか?
「〇〇ですか?タヒぬんですか?」
思わず言ってしまっていた
「それだけじゃこんなに短期間にふたつの惑星はもちろんぶつかるよなことはない、ここからが問題なのだが地球は今のところ徐々にではあるが公転速度を上げつつある」
あたしは管理局のトップの前で手を振ってみた。もしかしたら異次元の何かを見つめているだけかもしれないと思った。
『はい?』
思わず右京してしまっていた。
そこに紅茶葉の入ったティーポットがあったらそれを高々と持ち上げてティーカップに注いでいたかもしれない
「少なくとも地球の太陽に対する公転速度は今の約15倍、最悪時は30倍以上になるかも」
あたしは思わず再び『はい?』と言ってしまった。
「そんな事になったら地表はどうなるのか見当もつかないですよ?パニック映画ですよ?だいたい月はどうなるんですか?火星よりも先に月とぶつかってしまう方が先なんじゃないですか?」
「それはないと思う」と入界管理局の局長が言った。
「何故そんなことが言い切れるんですか?」
とあたしはきいてみた。
「どうやら地球の自転も公転とともに速くなっていくのが判っている」
またしても『はい?』しか出てこなかった。
「じゃあ月の地球に対する公転速度も?」
なんかこんな与太話を信じているNASUの人たちや入界管理局の局長たちが哀れに思えてきた。
でもクソ真面目に語っちゃっているもんね。
地球の太陽に対する公転速度が15〜30倍になって地球の自転速度と月に地球に対する公転速度も15〜30倍ってそれを信じちゃうのって本当に馬鹿だと思うんですが?だいたい遠心力で地球の大気がほとんどなくなっちゃいますよ?
地上の建物とかに対する横Gも変わって地球上の建物が崩壊するレベルだと思いますが?月なんて地球との距離がどんどん離れていってしまってやがては糸が切れたタコのようにどっかに行っっちゃいますよ?そうなったら月の満ち引きも無くなって海の生物の大半が死滅しちゃいますよ?
地下深くにシェルターを建造しても人間を始め他の生物達が生きられるかどうか?
それこそシェルターの中にも人工重力を発生させる機械が必要でしょう?
そこまで考えてあたしは一種の既視感、デジャ-ビュを感じていた、どうしてかつて存在した第五惑星は崩壊してしまったのか?今となっては火星と比べてどれほど質量に違いがあったのかはわからないがもしも火星よりもはるかに少ない質量しかなかったとしたら、いや、それはあくまでも仮説に過ぎないのだけれど火星の質量は誰が測ったわけでもなくて半径から割り出した数値に過ぎないんと違うんやろうか?
実際にはもっと軽いかもしれないし重いかもしれない。
もしも今回と同様にその第五惑星と火星を衝突させる、そこまで行かなくともロシェの限界(すみませんうろ覚えっす)まで近づけて崩壊させたとしたら?
火星の表面には隕石の嵐が降り注ぎ地表を荒廃させたかも知らない。
あたしは麦軍(ヨネスケ合衆国、略称USY)武蔵臨時基地の人にお願いをしてみた。
戦闘機を1機貸してくださいと、普通なら軍事機密とやらで貸してくれるはずもないのだが空軍隊長はLightningⅡでも貸してくれるよと言ってくれたがあいにくとあたしはそんなすごい戦闘機など操縦できる自信がなかった。それにあれは単座だから少し都合が悪かった。だから操縦する人をもうひとり乗せられる複座式の戦闘機を貸して欲しかった。
だったらこれを使いなと言って垂直尾翼に眼帯をつけた猫のイラスト入りの奴を貸してくれた、もうお払い箱になって解体寸前だと言う。でもないよりはマシだった。
「ヨカはいまこの基地にいますか?」と入界管理局のトップの人に聞いたら「ヨカはさっき出張に出て行ったばかりでいない」と言ってナカちゃんを連れてきた、「本当に操縦できるの?」と思わず確認したくなった。
なんせこいつときたらあの名曲、関〇〇言で言えばハッキリ言って主婦落第者の見本市のような女だ。
家事も育児もてんでダメと聞く、特に彼女が作る料理なんて激辛選手権のチャンピオンでさえ即刻リタイヤするだろう。
「ほ、本当に大丈夫か?」
麦軍のパイロットが真顔できいてきた。どう見ても巨乳でデカ尻な以外は中学に入学したばかりの幼い少女にしか見えないからだ。
「本当に大丈夫か?コンピューター操作は出来るのか?」その問いにナカは「脳に直結するから大丈夫なんだぉ」と答えた。
「本当にGに耐えらるのか、てか加圧スーッと酸素吸入器は要らないのか?」
なんども念を押してきいてくる。
そう、世界ひろしと言えど白いワンピースでジェット戦闘機を操縦出来るのはアニメの中の美少女ヒロインくらいなのだ。
「最初からエネルギー化使いまくるからね」
彼女がそう言った時はもう可変翼の機体は地上を離れて音速を楽々超えていた。
『おい、ライトニングⅡなんて目じゃないくらい速くねえか?』
さぞ地上ではパイロットたちが度肝を抜かしていることだろう。
「高度計振り切れているけどぉ〜400,000メートルは多分楽に超えているんだぉ?」とナカ
あたしにはどうやって機内の気圧を調整しているのか理解不能だが彼女がとんでもない奴だって事だけは理解した。
「どう?」
ナカはあたしに聞いてきた。
「ああ、凄まじいまでの願望達成能力の嵐だよ」
あたしがそう言った時は既にあたしたちが乗ったトム猫は奴らに目をつけられていた。
「やばい、エンジンを2基ともやられた」とナカ。
「え"〜!」とあたし。どう考えても助かりそうもない。
「あはは、たのしなぁ、音速20を超えちゃたよ」と急降下なんてレベルじゃない速度で落ちているトム猫のなかで笑いながらナカは言うが全然笑い事じゃないよ!「機体が分解しちゃうから!」
そう叫んだ時はもうすでにあたしの視界はレッドアウトしていた。
「ついたよ」とナカ、てかなんで滑走路じゃないところに降りているのよ。トムネコくんは垂直離着陸機じゃなかったはずなんだけど。
「え〜、そこ突っ込むところ?」
とナカは笑っていたがその瞳の奥は1mmたりとも笑ってはいなかった。
それから少しして日麦を含む7ヶ国、いや普段は仲違いをしている国同士でさえ協力して話し合う事になった。
3月に入った時はすでに1日の時間は22時間を切っていて気候は世界的にほぼ4月と言っていいほどの日の出と日の入りだった。
しかし、気温はいつもの年およりのむしろ下がっていた。理由は当然、地球が太陽から遠ざかっていたのが原因だったがあたしたち人類には何もすることが出来なかった。
4月、5月と時が進むに連れて平野部でさえ高山並みの気圧になり人々は地下に潜るようになった。
紫外線をはじめとする宇宙線が容赦なく降り注ぎ、地殻変動も活発化し始めていた。
特に3つのプレートにはさまれた日本は特に酷く、火山活動や地震は至る所で発生してとうとう日本の政治家は最悪の禁じ手に手を染める事になってしまった。それは近隣諸国への移住計画、と言えば聞こえはいいが近隣諸国にしてみれば単なる武力行使を傘にした侵略行為に過ぎなかった。
当然日本に対して報復攻撃が行われて日本国民はその時になってようやく憲法第9条がこの国を海外とのトラブルから守ってくれていたか痛いほど思い知らされた国民も現れることとなったが時すでに遅く日本は世界一野蛮な国と認識されるようになっていた。
その頃には他の国々でも地殻変動による火山活動やや巨大地震によって地表の都市はほぼ壊滅状態になっていた。
そんな中火山や地震とは縁が遠いヨネスケ合衆国やローレン、チャイコは勢力を広げていた。そんな折憲法改ざんに成功した日本はほぼヤケクソ気味に三大大国に向けて愚かにもトリチウム(三重水素)爆弾弾頭付きICBMを打ち込み、大都市を焼き尽くしていた。
そしてその報復攻撃を受け、多くの核兵器保有国から過剰に発射された核融合爆弾、つまりはトリチウム爆弾弾頭付きICBMが日本列島に次々と着弾する事により日本周辺のプレートは溶かされ大きな穴が開き、さらにそこに立て続けに撃ち込まれた核融合弾によって信じられない量のマントルと大気を宇宙空間に逃してしまっていた。
地球の質量もかなり減ってしまい、大気は限りなくゼロに等しくなった。
元々脆(もろ)くなっていた地球に接近しすぎていた火星は想定よりも速く崩壊して飛び散った破片は容赦なく大気を失った地球の地表に降り注ぎ、浅いシェルターなんかはなんの役目も果たさずに破壊され尽くした。
火星を移住可能な惑星に改造をする『テラフォーム計画』と言う話がひと昔に聞かれたが現実は地球のマーズフォーム計画と言った方が正しかったような終末をこの星は迎えつつあった。
「あたしがいつも何かを始めようとした時は必ず誰かの身に不幸が降りかかる時」
花奈はいつも自嘲(じちょう)気味にそう言っていた。
そういう意味ではあたしと花奈はよく似ていると思う。
けれども決定的に違う面がある、あたしは結局はただの自分勝手だが花奈は努力しても裏目に出てしまうことの方が多い。あたしが彼女にしてやれることは何かないかと思った時に樋口由紀と樋口有希の存在を思い出す。
彼女たちは元々はひとりの人格だった、それがある事件をきっかけに別の人格に分かれてしまっていた。
人格分裂症というのはよく聞く言葉だが肉体までふたり分かれてしまったときいている。
その時はうちのリーダーの葉類亜希が関わった事案だと聞いたが今の時間線はその時とは全く違う方向にこの世の中は進んでいるせいであたしの娘も本来ならいなかったはずだけど彼女たちの仮想胎の中にいる。
あたしはどうすればこの世界の終末を止めることができたのか?
地球は火星から訪れた火星人がすべての地球人を狂わせたとは思っていない。
しかしどうやら火星が地球よりも早く衰退をして絶滅を早めたのはひとりの日本人だと確信している。
その火星に、ある日本人が持ち込んだ狂気がそこで勢力をつけて日本に里帰りをして来た。
あたしは一体なんだったのだろうか?
その答えはあたし自身も月輪も花奈も香織も銀も加世もシルバーも月海も、そして亜希でさえわからない事だろう。
もしかしたら観萌ならわかるかもしれない。
火星と地球の軌道が狂い、火星が地球と衝突するなんて一体誰が考えたのだろうか?
もしもそんなことがあってもそれは数千年以上先だと誰しもが思っていた。
そんなにも都合よく(悪く)ふたつの惑星が交差するなんて誰も信じないだろう。
『火星が公転速度を落とし軌道を太陽に引き込まれるように落下を始めて逆に地球が公転速度を早めて暴走をし始めてあと1年で地球と火星が衝突をする』
ある新興宗教家がそれを発表して人類全員が信じることを強く願った。
しかしそれを地球上のすべての人間が信じてしまったことによってそれはとてつもないエネルギー、願望達成能力となって現実のものとなってしまった。
あたしはあの男、崖伸介の前では全く無力だった。
ただそれだけのことだ。
前記した通り実際には衝突することはなかったがすでに脆(もろ)くなっていた火星は想定よりも速くロシェの限界を超えて崩壊(ほうかい)を始めてしまっていた。
もはやこの星では第三次世界核融合戦争が火蓋を切られようとしていた。
どこが勝とうが負けようがこの星がかつてマーズと呼ばれていた星のように生命の絶滅の危機に瀕(ひん)してるのは確かだった。
『そんなことないよ』
と誰かが言った。
『今、ちつが見ているのは単なるシミュレーション、仮説であって現実の世界ではないよ』
『だから勝手に人の名前を逆さ読みするなぁ!』
心の中で叫んでみたが答えは返ってこなかった。
その代わりに温かな感触があたしの肌を包んだ。
『ちつちゃんは利用されていたんだぉ。織田信長、うう〜ん、崖信介に』
『あの朝、あなたはもうすでに敵の術中にはまっていた』
観萌?
『孤立無援となったあなたは思うように操られ、暴走をさせられて、その類稀(たぐいまれ)な願望達成能力を利用されて天界2号や麦軍の兵士及び幹部クラスまで操って火星の太陽に対する公転速度が落ちて太陽に向かって落ちるように周回軌道を変え始めた、それとは逆に地球の太陽に対する公転速度と自転速度が30倍という異常なまでに上がると言う信じ難い幻想を信じ込ませました』と赤い跳ね毛の気が強そうな女の子。
『でも現にあたしはあの成層圏よりも遥か高度な高さまでジェット戦闘機にナカに乗せられて』
『常識で考えるんだよぉ〜、ちつちゃん、いくら質量のエネルギー化をしても猫のトムちゃんをあの高度400,000mまで飛ばすのは無意味だよ、あの高度の真空状態じゃジェットエンジンは、ガソリンが燃焼出来ずに動かなくなるんだぉ、それとあたしの名前に気がついて欲しかったんだけどなぁ』
彼女はそう言うと名札をあたしに提示した。
『これでも奴にバレないかとヒヤヒヤものだったんだよぉ〜、天界の職員は地上での名前の逆さ読みをすることが多いって聞いていたからあらかじめ潜り込んでいたんだけど気づいてもらえなかったね、ナカは花奈だったんだよぉ〜』
『ただし、可能性は皆無ではないと思います、例えば時間操作系能力者を何十人も使えば』
その声は香織さん?
あたしは花奈に導(みちび)かれて彼女のアパートに降り立った。
すべて花奈があらかじめこうなる可能性を予知して先手をこっそりと打っておいたと言うことか?
「それにしてもひどくない?あたしだけ、灼熱のレイプを受けるなんて」
あたしは愚痴っていた。しかしまさか気が付かなかった。有希さんと由紀さんが花奈と加世の擬態だったとは。
「マア、コレデー、チツサンヲブジニ、イジゲーンノセカイカラカエッテコレターンデスカーラ
goodトシニマショー」
訳のわからないことを言いながらシルバーはまさに訳のわからない料理の入った寸胴鍋をガスレンジから持ってきて丼によそいはじめた。
「ねえ、シルバー、コレちゃんと人間が食べられる料理だよね?」
念のために確認をしておいた。
「ダイジョーブデース、カナサンプロヂュースニヨル、ニホンノメーリョーリ、ヤミナベデース」
「どうしたのぉ、ちつちゃん、かおいろわるいよぉ〜」
今更になって思い出していた、花奈はどう考えても関〇〇言の歌詞通りにやらせておいたら部屋は荒れ放題、洗濯物はボロボロ、食器は割り放題、「お前にはお前にしか出来ないことがあるのだから〜」なんて甘やかそうなものならライトニングⅡどころかF-22の10倍以上の機動力で飛び回る世界最強、いや最恐の戦闘機トムネコに乗せられるってことを。
「ごめん、今日晩御飯はパスしていいかな?」
思わず言ってしまったあたしだった。
「はー、とてもつかれた」
ボロアパートの外に出てぼんやりと腰を下ろして膝を抱えていたらいつのまにか花奈と加世があたしを挟むようにして立っていた。
「一応ちつちゃんだけには伝えたいことがあるんだ」
何をあらたまって、と思った。
「多分、観萌さんだけは気づいていると思うけど今日、違うかさっき、ちつちゃんが体験したことは過去に一度、どころじゃないか?、似たようなことが何度もあった約1年の出来事だぉ」
「それはどう言うこと?」
あたしが聞こうとしたら加世は自分のくちびるに自分の人差し指を当てて言った。
「私たちふたりは本来はこの時間線にいない存在、まあ椎さんが12歳になって夏を迎えた頃にはわかるだろうけどね」
あたしにはその頃彼女たちが何を言っているのか?言いたかったのか?さっぱり理解できていなかった。
あたしはてっきり自分達の体に撃ち込まれたのはウイルスの類だとばかり思っていた。
まさかあんな恐ろしい奴の種子と人造精子のせいだっただなんて予想もしていなかった。
8話可奈野椎と 終わり
9に続く
あとがき
花奈「やっぱりパク林だったんだぉ〜」
加世「いやどこのチャイコ人よ」
ボサボサ亜希「あれ?私の出番ほとんどなかったんじゃ? 」
ストレート亜希「じゃあ次は私、亜希がが主役か?」
花奈「それはないんだぉ〜、次回はシルバーvs花奈による不味いものバトルだぉ」
椎「いや、そんな地獄を見るくらいなら火星と地球が衝突した方がよっぷであ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
椎の口の中には加奈が作った灼熱の激辛麻辣麺のスープが淹れられていた。
椎「こ、これはなんなんれすかぁ」
花奈「チャイコと監国とベトベトコンのいいとこ取りの超激辛麻婆辣麺のスープなんだぉ」
椎「やら〜、まだこんなのねじ込まれるくらいなら獣鬼の極太陰茎をねじ込まれて灼熱のsemenを打ち込まれた方がましらん
らおー」ともうまともに喋れない。
この時あたしは気がつくべきだったかもしれない花奈がいつもあんな甘ったれた口調なのは奴がいつもギリギリチョップな状況に置かれて脳に栄養と酸素が行き届いていないということに。
でもだからって、、、、
椎「あ“〜!あ“〜!あ“〜!その超激辛スープを胃のなかにちょくせつてんそうするのらけははめてふらはいるしるふぁーさん」
ローズ「はぁ?ねごとぬかすと6809等分によこすらいすするぞてめー」
花奈「あはは、これが本当の6809等分のちつちゃんだね」
椎『こらー!笑いながらいうなよ!』あたしは声に出せなかった。
子リス〇〇「いやそのまえにきさまの某大学教授もご推薦のちつちゃんには飲んでも大丈夫な灼熱のプルトニウムをたっぷりと撃ち込んでやるよ」
花奈『その後で安心安全な有機トリチウムでできた微生物がたっぷりと入った福一の22,000,000Bq/Lの泥水をたっぷりと飲ませてあげるんだぉ〜」
ちつ「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あたしの悪夢はまだおわってなかったの?どおして?はやく逝かせてヨォ」
花奈「仕方がないんだぉ、あたしたちは、まくろの宇宙をつらぬいてぇ、子宮を撃ったsemenはぁ、あたしら幼いメスガキにぃ、孕んでくれと放たれた、んだからぁ」
加世「だからあれほど危ない替え歌禁止って」
有希「仕方がないよ、地球人はみんなあの超小人タイプの寄生体に孕まされちゃったんだから」
痴神「じゃあわしらも」
花奈「そうなんだよぉ〜このうちゅーのエロ化はなんびとにもとめらんないんらぉ〜」
崖田「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!やめて!きたかわさん」
いのって「いや、い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いやぁぁ〜‼︎裂けそう!そんなあぶないおもちゃで、しoりーさん、きしゃかいけんでおもわせぶりなこといってごまんなさいい、い、いやぁ〜いやぁ!いた〜い!いた〜い!裂けそう!」
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新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)
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