アダルト版ハルサメとナッツ40薔薇樹3

アダルト版ハルサメとナッツ40薔薇樹3
2024/02/15校正更新追記
2023/10/10校正更新
2023/09/19校正更新
2023/09/16校正更新
2023/09/09:校正追記
 
このお話は悪魔でもフィクションです。
毎回とは限りませんが今作はエログロ描写や官能描写及びパクリンネタを多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪

なお現実と烈しく乖離している部分が多いですよ。
ちなみに今回は(も?)著名ビデオゲーム及びアニメやマンガからの多大なパクリが生じています、その作品に関する解釈の極端な誤解が生じている可能性がある事をお断りしておきます。(ファンブックとか読まない人なので)

登場人物紹介、いっくよ~!

まずは1番最初に、咲ちゃん、こと岡浜咲ちゃん、彼女のスペックは見た目身長160cmくらい体重不明なものの、やや細めな割に胸の発育は良くGカップ以上ウエストのくびれやマンゴーの完熟度もナッツに引けを取らず男を狂わせるタイプと言えよう。
肩にかかるくらいのきつめにウェイブがかかった茶髪が特徴で大きな目の大部分を占めてる眼球は緑色の瞳。
6月28日誕生日。時々瞳の色が赤色や黄色、紫に変わりことがあるが今のとこと特に恐ろしいことは起きていないので良しとしよう。(実はかつて始末したと思われていた超妖魔だと思っていたが亜希達の子孫でもある『瑠璃』の片割れが宿っているらしく意識複合体とか言うらしいがそいつが能力を発動すると変化が起きるようだ。
いつだったか私たちの前で突然に身体が幼女化した事がある。過去のトラウマが原因らしいが逆に突然男喰いを始めるという噂があるらしい。
しかしその現場を見たことはないのでその件ははっきりとしたことは言えないが突然に自慰行為を始めたら要注意らしい。その場にいる男性のほとんどが理性を失い、彼女を犯し始めるという。そしてその男が獣鬼化して他の少女を強姦して喰らい始めるらしい。
しかし彼女はまだ本当の自分の素性を知らない。

はい、次は私の悪友、じゃない親友のナッツこと夏野明美、彼女も咲ちゃんと同じく中学1年生だが誕生日が確か3月だった気がする。
彼女に関しては自称はブラジャーのサイズはDカップだそうだが怪しいものだG以上はあると思って良い。まあ元が『サタン』だから某壺教会の宿敵か?本当の姿は黒いコウモリのような翼と大蛇のような尻尾が特徴で全身に硬い深緑色の鱗がはえているのがほんらいの彼女の姿だが私にとって彼女は永遠の美少女であってほしいのでその姿は断固拒否している。
身長はデフォルトで165cmであるものの実際には145~175cmまで自在に変えられるらしい。戸籍上は12才の現時点では中学1年生ということになっているがくびれたウエスト以上にピンク色に完熟したとても柔らかいマンゴーとさっき言った通り時折見せる妖艶な美貌、それらは12才とは思えない大人の色香を何如なく発揮してそれを見た男どもを性欲のアリ地獄に引きずり込むだろう。しかし彼女の悪しき性癖は穴を見れば所構わず自分の太くて長い鱗に包まれたしっぽをねじり込みたがることだろう。もちろんそれが美少年のケツアナだろうが美少女の可愛いお口だろうが容赦なく挿し込んで謎の液体を注入してしまう。
だがそれ以外はわたしと変わらない生殖器の構造を持っているやたらと大きくなるクリトリスは地球の男性の松茸くんのミニサイズ並みに大きく句膨らんで相手女性の生殖器、いわゆるワレメちゃんを推し拡げてちつちゃんの中子宮口まで挿し込むことが可能で私もサラサラの液体をいままでにも何度も出してもらっている。
私の胎の中、子宮の中にそれが流れ込むと私は絶頂感に達して私のちつちゃんの奥にある噴射口が反応して大量の愛液噴出をしてしまいその液体が私の中の鋼鉄の卵子の異常に硬くて分厚い膜を軟化させると同時に薄くなって男の精子やナッツが解き放ったサラサラの液体の中の種子の侵入を許して妊娠を成立させるらしい。
私が胎違いの弟の健太とセックスをしてしまったときもこれが発動してしまい私はふた娘の胎児を孕まされていた。と思う。
彼女のニックネーム、ナッツは彼女の口がナッツ類しか受け付けられないことにある、ピーナッツ、マカデミアナッツ、ジャイアントコーン、アーモンドなど、とにかくその手の食い物しか受け付けない。
彼女は7大欲求に関する悪魔らしいが私なんかよりもはるかに長いキャリアを持つ長寿な高等悪魔であるらしい。少なくとも一つの恒星系文明が生まれてから滅亡するまでを見とってきたらしい。実は彼女も意識複合体でできているらしい。ひとりは夏野明美でもうひとりは奈津菜摘だという、実はまだ夏野明美に関してはほとんど説明がされていないようだ。別名は『サタン』、間違っても沖縄の焼き菓子ではない。どっかのマイクロコンデンサーレコードカートリッジメーカーではないのも確かだ。
若かりし頃某ネズミ王国にて数十キロのポップコーン原料とうもろこしを盗んで食い散らかして捕まり『無限地獄』に投獄されたという噂も聞く、知らんけど。

明美 かつて南九州の原発事故に巻き込まれて放射線被曝で命を落とした悲運の夢魔。
絵を描く事で被曝で苦しむみんなに安らぎと希望を与えようとした優しい娘、享年及び実際の年齢共に不詳、だが今はどうやらナッツの中に棲んでいるらしく時々その気配を感じる時がある。

次は一応主人公だが扱いが悪い私、私の属性は人類、いわば人間などではなく淫魔と呼ばれる、まあ最下層のエロスに特化した悪魔である。
世の中の人間たち男女のエッチな行為やすけべな夢想などから快楽や愛液、精液などの甘い果実を横取り、いや、少しずつ分けてもらいながら棲息しているというとても強欲な、じゃないつましい悪魔だ。のはずだが最近は調子が悪く、どうも腹違いの弟である健太に翻弄(ほんろう)されて彼の部屋に誘い込まれてフェラチオをしてしまい胃酸にさえ溶けない種子と人造精子を含んだ精液をたっぷりと小腸に撃ち込まれてしまい脳シノプシスと下垂体を弄られ(いじられ)て私は4回も膣(ちつ)ちゃんの中に大量に射精され喘ぎ泣かされまくったあげくに妊娠可能にする条件である大量の愛液噴出をしてしまい加世と花奈を孕まされてしまった。え?それって情報が古いって?じゃあ真相はなに?
もう24周に入っている頃だがあまりお腹の膨らみは目立たない。どうやら花奈いわく私の負担を少しでも軽減させるために加世は今ナッツの胎の中にいるらしい。
てかなんで私まだ生まれていないはずの花奈と加世に同い年の同級生として説明を受けているの?

ちなみに私の人間形態での見た目は一応戸籍上は中学1年生12才でありながら身長140cm未満Bカップというお子ちゃま体質である。ちなみに誕生日はナッツよりも2ヶ月早い1月の29日ということになっている、だが実際には木星の衛星レダで11月ごろ生まれている

名前は波瑠沙芽と書いてはるさとみと読む。
肩にかかる程度の春雨のような透き通った白髪が特徴でこれも私のニックネーム『ハルサメ』の由来になっている。

謎といえば最近になって追加されて来た。
私の出生に関する事と私の母詩織の体質に関する事だ
実は私は火星からやって来た女性クローンと地球人である大手電機会社グループの理事長権大物政治家権某宗教団体の教祖様である崖信介が愛人関係に陥って出来ちゃった受精卵をその時に愛人として雇用されていた詩織母が薬物投与などで強制的に借腹として利用されて生まされた娘だとばかり思い込んでいた。
しかし詩織は雇われてすぐに薬物と火星人女性クローンの強力な暗示に掛けられたところをオールナイトレイプを受けておりその時に生まれた娘である可能性が出て来たと言う事だ。
詩織は無排卵症という病気のために子供が作れない身体だった筈だ。しかしそれは正確な情報ではなく、ちゃんと月一で鋼鉄の卵子を排卵していたらしい、しかしその卵膜は文字通り鋼鉄のように硬くどんなにパワフルな精子を持ってしても突き破ることができず、そのため彼女たちの種族は地球上のいかなる強力な精子を持つ男と交尾しても子供は生まれない筈だった。
しかしとある現象が発動した時にその卵膜は柔らかく、薄くなって受精が可能になると言う。
それが私が生まれてから私が目撃していた詩織母と聡さんのセックスの時と詩織母と幸恵さんがエッチした時に発動した大量の愛液噴出だそうだ。
腹違いの弟健太はそれを知っていてやったかどうかは不明だが彼は観萌と亜希らによって産み直しがされておりもう暴走する心配は無いという。
え?これも情報が古いって?私は何者?

佐原詩織 私の産みの母親であり親友。
しかし私自身は火星人女性クローンと崖理事長の間に出来た受精卵を借り腹として詩織の子宮に強制的に受胎させられて産まされているので血縁は全くないはずだった。
しかし私も彼女も本当親子以上の絆を感じているはず。それは彼女と観萌らの星系人に通じる独特な生殖器の機能に秘められているのかもしれない。しかもさっき述べたようにここに来て私は借り腹出産ではなく崖信介との間に(強姦されて)直接出来ちゃった説が浮上。どうやって卵子を詩織が造ったか不明だったが単に彼女たち(私を含む)の卵子は鋼鉄の膜(笑)で覆われていて普通の性行為で妊娠することはないらしい。
まあその鋼鉄の膜が薄くなる条件があの大量の愛液噴出だったわけだが。どっちにしろ私と健太は腹違いの姉妹であることに変わりがない。(もう完全にパニック状態)
そんな彼に犯されて出来ちゃった娘がどんな化け物になるか今から心配だ、と思っていたら存外良い子に育って目の前に、何でや?

波瑠幸恵 崖理事長のが運営するカルト教団の信者である榊雄二の孫娘で雄二の性奴隷にされる。
彼女の母親は幸恵と共にもうひとりの双子の姉妹を産むが彼女達の目の前で崖理事長の命令で彼女達を出産直後に強姦された挙句、崖理事長に八つ裂きにされ頭蓋骨も砕かれ惨殺される。
ちなみに彼女、つまり幸恵の祖父母も同様に惨殺されてその時のトラウマが潜在意識下に残されていて崖理事長には逆らえず詩織殺害計画や政治的な陰謀策略に利用される。彼女は私の産みの母親である詩織と同級生のはずだ、しかしもう一人の双子の片割れは私の同級生で親友のナッツ、なんでそうなるの?

葉類亜希(ストレート黒髪の小柄な女児タイプ)、志乃と入れ替わりに出現した謎だらけの少女。
身長140センチないかも。一応成人設定だが見た目はどう見ても小学生女児だ。私服でパチ〇〇店や居酒屋などにひとりで出入りして警官に保護された経験は数知れず。コンプライアンスに問題がありまくりなキャラなのであまりこっち(東京武蔵)には来てほしくはない。
男女問わず彼女とS〇〇しただけで心臓を大型拳銃のマグナム弾でぶち抜かれたり頸動脈をカッターナイフでカッ割かれていてほとんど死んでいた奴も生き返らせる事が出来る、私よりも淫魔じゃね?って気がする。謎が大き人物、別称あなたのセフレ『本家亜希』、彼女もまた意識複合体らしいが私たちとはレベルが7桁も8桁も違う
。それゆえに数千万人もの人間を放射性物質から守るために取り込む事が可能だったというらしいが眉唾ものだな、うん眉毛に唾をつけておこう。と思ったらそれを超える化け物がいた。私の双子の娘の片割れ馬鹿奈だ。

葉類亜希(ボサボサ亜希)は私より1学年上のここの病院の一人娘であり常に肩まで伸ばした黒髪をボサボサにして顔はもちろん全体の肌がカサカサという美少女からは程遠い存在だ。ただし色々と変装というか変態は得意中の得意らしい。こっちは志乃が射殺慣れるよりもかなり前からいたようだが某社のウィッグをつけるとスゴい超人になるという話は残念ながら聞いたことがない。
最も我こそは本科の天使だと信じ込んで自作の翼を腕に取り付けて飛ぼうとして墜落死しかけたことがあるという噂は聞いたことがある。
年齢は不詳で上司である葉類智恵の命令で高3から小5まで様々な学年として配属されるらしい
きっと今までも大勢の男たちを騙して来たのだろう。最近は美少女になりすまして男たちをたぶらかしているらしい。
こっちの蔑称は『武蔵のコロ〇〇』
推理は得意ではないがじぶんの体内に取り込んだ精液を分析することでそいつの個人情報が何もかも曝け出されてしまうという別名『人間Me〇〇Go Card』男性諸君、触らぬボサボサに祟りなしである。彼女なら噂のK.O.BOYも逮捕、出来そうもないな、その前に奴らを564てしまいそうだ。

風間亜紀(ポニテ亜希) ボサボサ亜希が飼っている淫魔、
ほどき降ろすと胸までありそうなストレートの黒髪を後ろも高い位置でポニーテールに結んでいる美少女、実態がないが人にはその姿を見ることが出来る、しかしカメラや鏡には映らない、いつもなぜかセーラー服を着ているが鏡にセーラー服だけが写ると言った現象は起きない。つまり本当は全裸なのだが擬態化しているということか?ちなみにプロポーションは私よりもかなり良い、悔しい。

奈津菜摘 読みは『なつ なつみ』で良い、どうだバンズの代わりにレタスで挟んだヘルシーバーガーを思い出しただろう。〇〇V〇〇パーカーを着たJSだった〇〇鬼を思い出したって?そんなモノ思い出さなくても良い(思い出すなとは言っていない)
年齢は育ち盛りの12才、中学1年生になったばかり初潮は5年ほど前に来たが生理自体は安定してはいない。東北の海辺に近い中学校に通っていた。
身長も体重もスリーサイズも人並だと思っている。今は夏野明美の中に身を潜めている。
ただし義兄の啓斗がよくいきなり背後から忍び寄ってきて胸を揉むと言うセクハラ行為を働くのでバストに関しては大きい方かもしれない。現在では夏野明美の一部分ではある。

父は布由彦、40、過ぎのオヤジ、重要じゃないから覚えなくって良い。が正体は崖信介である。
母は有紀江、息子の啓斗、これでけいとと読むんだから笑っちゃうよね。年は16才。高校2年

夏乃花奈、又はカナ すべての物質をエネルギー還すことが出来るというとんでもない能力の持ち主だ。
その気になれば日本列島はおろか地球さえも灰にしてしまいかねない。
演算による予知能力とそれを逆演算することによる擬似サイコメトリーも可能。私の双子の実娘の片割れ。
そればかりかエネルギーに還した物体や生物(特に人間)を再構築する技を習得したり(一部完全には再現できない部分のあるらしいが)自分たちに仕掛けられた『願望達成能力』を跳ね返して逆に快楽のるつぼにおろし込むことなど朝飯前だと抜かしていたらしいが朝ごはんを食べたら出来なくなってしまう技かもしれない。

もうひとりの実娘は秋種加世、又はカヨ 年齢は夏乃花奈の別姓双子だが見た目はかなり違う。赤い髪を外に跳ねさせている見た目不良少女。能力はカナと一見同じだが繊細にコントロールできる分かなりパワーがかなり落ちるのと制約があるらしい、逆にエネルギーを物質化できるらしい陽子+中性子+電子で水素分子が一個出来ちゃうとか?というレベルじゃないらしい。こないだなんて核融合爆発したICBMの弾頭を復元して発射した国の最高責任者邸宅の100メートル上空から落としたらしい。自己責任だろうが巻き込まれた配下の者たちは気の毒でもある。

おっといけない、またしてもスター、じゃなかった、星紫亜さんの存在を忘れていたよ、水星生まれの水星育ち、半導体生物が進化し過ぎちゃった末に中二病をこじらせてA級淫魔処刑執行人になったと言う実体を持たない化け物だ。
映像化した時の見た目は15~16才くらいの発育の良い娘、結構な美少女と言いたいが赤い癖毛のたぬき顔、あう!痛い、痛いから頭グリグリしないでください。パクリキャラが偉そうにしないでください。

そしてそのうち出るかもだから一応名前と簡単な紹介を

コードネーム『アツシ』、『草彅敦子』
一応『国立さぬきがわ学園事件』の時から出てはいる2035年4月『あつこ』の胎から分娩される。
 しかし『あつこ』は謎の理由で射殺される。
以後、当時の敦子『ニナ』の中に潜む。
2034年5月 『かなえ』を始め6人の保母が輪姦される。
2034年5月 それを目撃した『ニナ』も輪姦される、瀕死の重傷を受けるが自力で回復。
2034年5月 『かなえ』たち6人のほぼ全員が職場(育児)放棄を始める
2034年5月 『ニナ』が突然に凶暴化『かなえ』を含む6人の保母を惨殺する。
逃げる&ように内閣調査室の室長『草薙武』の息子『あつし』の部屋に転送、以降『あつし』と『敦子』のふたつの顔を持つエージェントとなって国の下僕として(以下略
能力は『物体の送還と召喚』、自身の身体の一部及び全体にも適当できるので男にも女にもなれる。ただし男になる時は何故か菅田将暉似に拘る。彼(彼女)もあの恒星が3つある惑星『サタン』の衛星に住んでいたことがあるらしい。

『ハルト』、ユーキとも言われているがどうやら私、沙芽の元恋人らしい、私はこんな奴知らないんですが!
「実は何の取り柄もない、せいぜいがサイコロを振って好きな目が出せることくらいか?まあないよりはマシ程度の願望達成能力だと思えばいいかな?」

『博多ラーメン』、名前は『伊良衣良』
出番は少ないが過去に私と色々あったらしい。
決め台詞は『遅いことなら〇〇でも出来る!」だがタキオンまで出したから次はなんと言えば良いか考え中らしい。

『刈り上げ』、本名は不明、どうやら『ホームズ』という別名はあるらしいが推理は苦手らしい。
後ろ髪と側面を刈り上げにしながら前髪を鼻先まで伸ばしている女の子。
正義感だけは強い、ジェネシス化する能力はあるらしいけど意味不明、スタートレックファンなら知っているだろう?と父から言われたがわからない、再生能力かもしれない。しかしながらセガのあのゲーム機(輸出品名)と何ら関係がないのは確かだ。

『ツインテール』本名は不明、未来の世界では『ヘナ』と呼ばれていたらしいがまあ『かなえ』が適当につけた名前らしい、ゆえにアイドルでもなんでもないらしい、何でも拾う、ゴミ漁りから万引き、スリ(相手は大富豪か同業者限定)をして2歳の女児と4才と5才の男児を養っている、マスタングといえば車じゃなくてギターしか思いつかない奴、まあコイツもいろいろパクリキャラだ。

『瑠璃』 本名はかつて戸籍上では『水野瑠璃』と言う事になっていたが自宅内で殺害された事になていて人格が分裂化片方は咲の中に、もう片方は咲の超妖魔とともに瑠璃の中に残るが獣鬼に成熟した卵子が2個残った卵巣を喰い残されてそれを花奈の胎Mに取り込んで受精卵に変化させられたったの3日で生まれ生後1ヶ月ながらハルト(ユーキ)と共に3才児の姿で『花世と加奈たち300人の子供達のいい遊び相手になっている。

『激辛料理選手権王ルシファー』本名は不明
前髪癖毛の髪の毛を肩まで伸ばした娘。
とにかく能力がえぐい、おそらくは私とナッツが合体した時よりも100均じゃない100倍は強い。
コードネームが長ったらし。
彼女たちが育てられた施設でのニックネームが『イカロス』だったり『ローズメイデン略してローズ』だったり『ハルヒ』とか『ニナ』『ホームズ』『へナ』だったらしいが。どっかで聞いたような名前が多いのは彼女たちの育ての親『かなえ』がかなり古い作品を好むアニメマンガオタクだったらしくその記憶の中から流用したと思われる、ってやっぱり完パク宣言?
『かなえ』『あつこ』という名前自体もかなり怪しく偽名じゃないかと私は疑っている。

『激辛獣鬼』、名前はない、『激辛』専属の獣鬼、獣鬼としては最強クラスらしいが『激辛』にかかったらただのペット、子リスや白うさぎ、子ネコにパワーダウンされてしまう。

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ここから本編始めるよ~!

@新世代のパリジェンヌ

彼女たちの1日はアホヅラの巨乳娘同士で抱き合いディープキスを交わすことから始まった。
巨大なおっぱいのように大きく黄身の盛り上がったダチョウの卵で作った目玉焼きひと組とワレメちゃんの入ったパンケーキを食べるのが新しいおフランスの日常の始まりになった。
女性同士でディープキスを交わしながら愛し合い、互いのワレメちゃんに互いの膨らんだアスパラガスを挿し込んでその先からサラサラのオリーブオイルを噴きながら、互いのちつ穴さんの奥から勢いよく噴き出す大量の愛液噴出を全身に浴びながらそれを拭き取ることもなく衣服を着た頃にはすっかり乾いて甘い匂いを放っていてふたたび彼女たちは強く抱き合っていた。
海外のメディアはそれを最初のうちは強烈に批判的に報道していた。

『おフランスパリジェンヌは滅びた!レズがはびこり出生率はゼロになるだろう!」

しかしその報道はまったくトマトを射ていなかった。
彼女たちはそれぞれ自分たちの顔を取り戻してゆき美しいパリジェンヌの美容に戻っていた。
ただし人口の半数近くはいた男性の男はほとんどが女性のままの姿を望みレズを楽しんでいた。
それでも何故かパリジェンヌの女性たちは子供を産み続けたのである。
優雅(?)なセックスを彼女たちは選び子育ても仕事も互いに協力し合って人口はいままでの少子化対策がアホらしくなるほど増えていった。
たまに外国からやって来た乱暴な男たちが彼女たちをランボーにマシンガンを手にした筋肉モリモリ野郎が強姦したり輪姦射精したが彼女たちはガンとしてそんなゲスヤローの子供を産まなかった。
避妊をしたわけじゃない、妊娠できなかったのだ。
ごくたまに自分の非を詫びて土下座をして謝った男性がいた。
仕方なく彼女はもう一度だけ彼に身体を許した。
時間をたっぷりとかけて愛し合った。
すると彼と彼女の間に大量の愛液噴出が起きた。
そして体に変化が訪れて妊娠の兆しを見せ始めたのは男、アホヅラ巨乳娘になった彼の方だった。
それから彼女たちは末長く平和に暮らしたと言う。
そしてパリジェンヌに新たな伝説が産まれた。

「ジポンからやって来たおとめ局のセックス革命」

しかしそれは誤解も良いところだった。
現実のジポンはそっち方面に関しては相変わらず世界でブッチギリの最後退国だったのだから。あいも変わらず男尊女卑王国だったからだ。

『結局今度のおフランス研修は一体なんだったんでしょうね』
素の姿に戻った佐原観萌は同じく素の姿に戻った可奈野椎と夏乃花奈にテレパシーできいた。
『どうやら核エネルギー再利用と新たな原子力発電所の再利用と核兵器への転用を目的とした協議がおとめ局の女性議員たちを抜きにして話し合われていた事は確かなんだ』
椎はくちびるを噛み締めて言った。
『普通に考えたら今のペースで使用済み燃料の再処理なんて続けていたら明らかに供給過剰に陥ってしまうよね?もう日本はただでさえ稼働している原子炉が半分以下、それどころか4分の1でしかない、ところが使用済みウランの再処理依頼は54基の原子炉が稼働していることを前提としている』
『ふつーに考えたら今の【ジポン】が国内に抱えているプルトニウムの量は過剰なんだぉ、しかもまだまだ次々と再処理したプルトニウムが輸入されて来る、国民全員が飲んでも有り余るくらいになんだぉ』
『こら!馬鹿奈、そんなもの数ミリリットルでも飲んだらのたうち回る暇もなくあの世行きだぞ』
私は馬鹿奈に遠距離テレパシーで伝えた。

ちなみに私の能力じゃせいぜいが200キロメートルが限度だが今は近くに文月輪がいるので地球中のどこだろうが通信可能エリアになっている。

『じゃあ、おとめ局のおとこ組は女性陣がはしゃいでいる間に何をしていたのよ、結局は』
私は馬鹿奈ではなく観萌に問いかけたつもりだった。
どう考えてもあのアホヅラが日本の将来をまともに考えているとは考え難かったからだが。
『それは差別と偏見なんだぉ、私だって一応は【ジポン】の未来の事は考えているんだぉ』
と花奈は返して来たがどうせ花奈が考えていることなんていわゆる風評被害で陸揚げされた魚がほとんど売れなくなって漁師たちが次々と船を廃船にしてゆき、花奈が大好きな寿司や刺身が食べられなくなる事を憂いて(うれいて)いるくらいだろう。
『心配しなくても花奈の好きな回る寿司屋のネタの大半は輸入に頼っているし日本の漁師さん達が獲る魚のほとんどが高級料亭や回らない寿司屋さん、そして海外ののグルメさんたちの贅沢な舌にしか回らないから』
私が伝えると花奈の悲痛ななげき声が聞こえて来たような気がした。
私は深くため息をつくと花奈に念を押すように言った。
『あのさぁ、言っちゃ悪いけどかつての回転100円寿司(税抜)はその多くが紛い物の代用魚が多いの。よく似た魚をそれっぽく出されて満足して食べているわけ、それらは100円の商品に使える原価じゃ絶対に入手が不可能なものばかりだから致し方がない面もあるよ?でも今度はそうもいかないわけ、私が言っている意味わかる?』
『うん、それは多分食物連鎖のことを言っているんだと思うんだぉ』と唐突に花奈。
『ほぉ〜、だが花奈はどこからどこまでわかっていっているのかな?』と加世が話に割り込んできた。
『それは福島沖に海底パイプラインを使って浄化水の、いいや、汚染水を発電所の湾内から1キロメートル離れた海底に投棄するくらい話に絡んできちゃう問題なんだぉ』
花奈が伝えると土浦で流されてきた瓦礫を処分しながら刺繍(ししゅう)部員のほぼ全員が耳ならぬ心を傾けた。

『プランクトンは植物性動物性を問わず水中のバクテリアなどと海水を食糧にして育ち増えるんだぉ、その時に彼らは汚染水の中のさまざまな放射性物質を取り込んでしまう可能性が高いんだぉ〜』
『まあその時に海水に含まれている放射性汚染物質がそれらプランクトン内では植物性と動物性では異なるけれど250〜500倍に濃縮されると言われているのです、それらは主にバクテリアが汚水タンクの中に住み着いたバクテリアが属した分と呼ばれている、でも本当はそれらだけでじゃプランクトンの身体を構成する量とかの面では不足する、だから海水をナトリウムと水素やトリチウムと酸素に分けたりそれを取り込んで自身の体を形成するために濃縮されることになる、そしてそれをアミと呼ばれる海老の小さなような形態の生き物に食されてそいつの体の素材にされると一気に放射性物質は4万5千倍にまで濃縮して蓄えられることになるんだ』
ナッツのやつがクソ長い補足を入れてくれた、やめてよ!私の脳の容量はそれでなくてもパンク寸前なのだから!抗議の目でナッツを睨みつけたつもりだったかどう解釈したのか彼女は私に向かって笑顔を返してきやがった。
『それだけじゃ収まらないのが自然界の掟なんだぉ』
花奈は伝えてくるとさらに付け加えた。
『小魚でも83万倍、大型魚に至っては280万倍に彼らの体内に濃縮されてしまうんだぉ〜』
うーん、それはどっかで聞いたことがあるぞ、まさかと思うが花奈よ、いつものようにパクパクしているんじゃないかな』と一応私は突っ込んでおいた。
『まあすぐにはバレバレだとは思っていたんだぉ、ちなみにこれは【吉山勇樹さんのオフィシャルブログ、生物濃縮というページからの引用なんだけど私の勝手な解釈と思い違いが多々含まれている可能性があるから彼に対する電話とかメールで抗議とかしてほしくないんだぉ?正確な情報を確認したいのなら本人さんに確認するのがベストなんだけど迷惑な行為は避けてほしいんだぉ、加えてここからはとんでもな話になっていくので眉に唾をつけて安心して聞いて欲しいんだぉ』
眉に唾をつけて聞かなきゃならない話のどこがどう安心なのか理解できなかった。
しかし今花奈がいる場所はおフランスのどこかの原子力開発関係の建物の中だったようだ。
私の可愛い【鷹の目】は今日も新鮮な視界をどんな遠くからでも私に飛ばしてくれているようだった。
まあその【鷹の目】の正体は淫魔刑事獣鬼編で明らかにされると思う。
他に誰もいないところを見ると勝手に忍び込んでいるのだろう。
『まずみんなはトリチウムはすぐにおしっこになって排泄されるから絶対安全なんだぉ神話を知っているのかにょ』などといきなり抜かしてきやがった。
こりゃあ眉に唾をつけるどころか『唾を洗面器にいっぱいに溜めて(ためて)その唾で顔を洗うべき』じゃないかと思えてきたが大丈夫か?花奈!トリチウムの安心安全伝説はもはや不動のものだぞ。と私は思った。

『正しくはトリチウムの安全神話を知っているかにゃんだけどぉ〜?』
『だからトリチウム安全伝説は絶対だって』
そう口にした時に私は言いようのない不安に襲われていた。
『浄化機がトリチウムを通常の水と分離できないのには理由があるんだけどわかるかにょ?』
それを言われたら困ると思った。
私には説明がつかないからだ。
『トリチウムは別名を三重水素と言って水素のお友達なんだぉ、自然界の中にもごく微量存在して半減期も短くて放射線被曝の心配もしなくて良いというのが定説なんだぉ』
なんだ、だったら特に心配をする必要はないんじゃないか?と私は思った。
『トリチウム水というとどんなものを想像する?』
突然に馬鹿奈は質問を私に、いや、刺繍部(ししゅうぶ)全員に投げかけてきた。
『トリチウムが溶け込んだ水、という事でいいんじゃね?』
キャラに合った答えをポニテ亜希は返してきた。
『答えはウェイブで、だぉ』と花奈。
当然だが姉の加世がブチギレた。
『ふざけんな、どっかのテレビ広告じゃあるまいし、ちゃんと答えを言え』
まあそうなるよねって話だ。
『トリチウムはさっき言った通り水素のお友達なんだぉ、だからトリチウムが溶け込んだ水という表現は正しくなくて水素の代わりにトリチウムが酸素とくっついた水もどきが混じった水をトリチウム水というのが正しいんだぉ、可能性としては全てが酸化トリチウムというのもあり得るんだぉ』

うんうん、かなり混乱してきたがそれのどこが問題なのかよくわからん。

『みんなは地球の動植物の分子構造がどうなっているかわかるかにゃ?衣良たん!』

突然指名された衣良はうろたえるかと思われたが意外とあっさりと答えた。

『基本的に炭素と水素、それに場所によってはカルシウムや鉄がくっつく(化合する)こともあると聞いたことがある、それが何か?』

即答だった。『遅い事なら伝書鳩にでもできるしね?』
意味不明な決め台詞をつけてきたと思った。
『それってどういう意味なの?』と咲がきいた。
『どっかのウマシカが伝書鳩と電子ネットワークでどっちが大容量のデーターを転送できるかってやったら伝書鳩が勝っちゃたというアホな実験をやった話ですよ』
衣良は呆れたように言った。
ただし伝書鳩を何千羽、何万羽使ったかは聞いていないと言う。
これでは全く話にならないが問題はそこじゃないと言うことらしい。
当たり前だが伝書鳩では「動画配信」を観たりテレビ電話式にチャット通話」など出来っこない。
要するに通信可能な容量だけを比べても意味がないという事だ。

『もしも、もしもだよその中にごく僅か(わずか)だけど、しれーと水素じゃなくてトリチウムが紛れ込んで炭素などと化合したとしたらどうなるのかなんだぉ〜?、世間一般ではそれを有機トリチウムと言うんだけどそれはかつての水俣病の凶源となった有機水銀と同じなんだぉ〜』

「それは植物性プランクトンの中で光合成によって二酸化炭素と水から光合成されて水素と炭素からなる化合物となってプランクトンの身体を形成するんだけどそれを有機化合物と言うんだぉ、そしてその時にプランクトンが二酸化炭素とトリチウム水を使って光合成をすればそれはただの有機化合物ではなく有機トリチウムというべきなんだぉ〜」

いや対して困らんでしょ?半減期は短いというし、その量も少ないから被曝の心配もないし。

「話は最後まで聞くんだぉ、その植物性プランクトンを動物性プランクトンや小動物が捕食するとその植物性プランクトンが持つ有機トリチウムがそれらの身体を造るための栄養源として取り込まれるんだぉ、そしてそれを栄養源とする上位捕食動物が食べる、その動物の中で有機トリチウムはさらに蓄積されていくんだぉ」

『問題は被曝量なんかじゃないんだぉ、みんなはトリチウムが放射性崩壊をした後はなんになると思うかにゃ?』

『水素に戻るんじゃね〜の?』と月海が言った。観萌が側にいないから答えも投げやりだ。
『月海先輩、それは違うの、トリチウムは水素じゃなくてヘリウムになるの』
突然に観萌の思考が割り込んで来た。
気のせいか月海の表情がぽっと明るくなったような気がしたがそれは気のせいじゃないだろう。

『あれだろう?あれを吸い込んでしゃべると声が変わるってやつ』
『そう、それなんだけどヘリウムは他のすべての元素とは化合しない特性があるんだけど間違っても液体のヘリウムや冷媒として使っているヘリウムガスに触れたり吸い込もうとしちゃダメよ超低温やけどで大変なことになるから』
『わかってるよそれくらい、でもそれが2、3個入ったところでたいした問題には・・・』
急に月海が黙り込んだ。私も背筋がゾッとした一瞬だった。
『確かに強力な肉体再生能力と何十重もの、何百重もの染色体のバックアップ機能を持つ私たち一族にはあまり縁のない話ね、地球人にも似たような機能はある、だけどそれはバックアップ機能じゃない、パリティチェック機能程度で復元力は弱いと見ているわ、あの時みたいに破壊的に強い放射性物質と放射性生物を大量に撃ち込まれない限り私たちには害はない、でもこの星に棲んでいる一般地球人はどうかしら?』

『どういう事だ?』と月海は聞いた。
『DNAやRNAを構成する螺旋塩基の中にシレーとこのトリチウムが混じり込んで化合したとしたら?』
観萌は言って全員にイメージを送った。
『確かにその数少ないトリチウムで被曝してDNAやRNAが破壊される可能性は少ないかもしれない、でも動植物の螺旋状塩基はヒモ状ではあるけどひとかたまりになって繋がっている、もしもこの中の一つがヘリウムに化けて他の元素とつなぎ合っていた炭素などの元素と手と他の炭素などの元素と手を切ったらどうなるかしら?』
「螺旋状塩基が途中でぶった斬られて、もしヘリウムになったそれを省いて再結合したとしてもどうなるかしらね?遺伝子情報が破壊されるんじゃないかしら?』
『でもパリティチェック機能で復元されるんじゃ?』と私。
『じゃあきくけどパリティデータそのものが壊されたらどうなるかしら?』
私たちはそこまでは考えてもいなかった。
『正しい遺伝子塩基情報のどれかが、いや大半が間違っていることにされて遺伝子情報の崩壊が暴走化する』
そう言ってから月海は激しく首を横に振った。
『つまりそれは癌(がん)などの暴走細胞の出現や目玉が真っ白で見えない目だったり、それどころかとてもじゃないけどまともな生物に見えない奇形生物の誕生を意味するんだぉ〜』
『DNAには確かに自己修復機能があるよ?でも残念だけどそれは絶対じゃないし過信しちゃいけないのよ』
と観萌。
『もしもバックアップの螺旋塩基があったとしてもそれはどれほどある?どれもが異なる螺旋塩基が数本あったらどれを基準にして復元する?大人のようにその数が多い存在ならまだ良いよ?それがまだ分裂が始まったばかりの受精卵の中で起きたら?奇形児が生まれる確率は胎芽になる前が1番危険なんだよ?へそのおから送り込まれる栄養と酸素を含んだ有機水はそれをブロックできる?いいえ、その有機水自体がトリチウム水だとしたら?」
ちつは真剣に言った。
私がついうっかりと彼女の名前を逆さ読みしてしまった事に気が付かなかったほどに。
『月海先輩はさっき私が言った【生物濃縮】の話を覚えているかにゃ?』
『年数が経つ頃には放射性物質の濃度は薄めた海水の量など問題にならないくらい濃くなっているという事でしょう?』
自分の千切られた腕を自分で修復をしながら椎奈は言った。彼女が背負っていたリュックケースに中には自己修復用の部品や工具が詰まっていたようだ。運よく流されなかったらしい。
『それじゃ大量に薄めて海水に投棄する意味がないんじゃ?』と私は怖い考えになってしまっていたがその時の私は花奈が更に身の毛もよだつほど怖い話を用意してくれていたとは予想だにしていなかった。

『あの電力会社と政府などが公表した資料にはとんでもなく大きな板海苔で隠してあった部分があったんだぉ〜』

花奈はそう言いながら忍び込んだ部屋の棚の扉や引き出しを次から次へと開いて資料を漁っているように感じた。

『その資料には処理前のデーターが記載されていなかったんだぉ』

はあ、でもそれは単に測り忘れてたんじゃないの?』と私はきいた。

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@タンクの中で育つ生物と変化するもの

『もちろん2次処理前の量も記載されたものもあるっちゃあるんだぉ〜、でもその手順や測定方法となると闇の中なんだぉ〜、とある場所で聞いた情報だと分析資料の採取はタンク群の中から30リットルしか採取していないんだぉ〜、普通は満タン近くになったタンクから採取することになっているんだけどあそこに並んでいるタンクはどう考えても150リットル以上はありそうなんだぉ〜、そんな中から30リットル抜いたとしても本当に上澄(うわずみ、上の部分のすんだ液体要するに放射汚染物質の量はかなり少ない)だけだし、それもひとつのタンクから抜いたかどうか怪しいんだぉ〜、もしかしたら2つかもしれないし3つかもしれない、そうなると150リットルのタンクひとつ当たりから10リットルしか採取していないことになるんだぉ』
私はその口調から馬鹿奈はまた思い込み全開で推理しているなと思っていた。だからきいてみた。
『それってあなたの感想ですよね?巨根、じゃなかった根拠はあるんですか?』と。

しばらくの沈黙の間が開いてから花奈が心の口火を切った。

『あたしは、昔に知り合いの家の工場のお手伝いをしたことがあるんだぉ、汚染水でも廃液でもないんだけど旧式の、それこそ第二次世界大戦の頃から使っていた【プレーナーという平面切削機の一種なんだ』

『だけれど工作の品を固定するためのベットはV型のレールの上を結構な高速で走るんだぉ、その摩擦は凄まじくて、工夫なくては動かない、だから潤滑油を給油してやる必要があるんだけどぉ〜、』

『レールの油は自動じゃなくてレールの途中に数十センチメートル間隔でΩ状のバネに支えられた車輪をくぼみにはめるんだぉ、そのくぼみに潤滑油を満たしてその車輪が転がることでそのレールのV状の溝に対応したベット側のV状に突起した部分にその潤滑油が塗られるようにしていたみたいなんだぉ』

よぽど貧乏な会社だな!と突っ込んでやりたかったが馬鹿奈に先を越された。

『もちろん最新式のプレーナーもあったんだぉ〜、でもそれじゃないと出来ない、手作業に近い加工もあってあえて保存してあったんだけどその機械の最大の欠点はレールが押し出した潤滑油がレールの端から溢れ出してしまう事なんだぉ』

『その溢れ出した潤滑油を回収する通路のようなものがあって前後2箇所のタンクに貯めておくんだけど、貯まった潤滑油を抜くポンプも油抜きのための底の穴もなかったんだぉ』

『それで1年間に2回以上は抜いてやらないとタンクから溢れ出して大変なことになっちゃうから『スイートポポッキージャンボ2箱やるからとか言われて2〜3回手伝った事があるんだぉ〜』

随分と安上がりな奴だなと私も含めてみんなが思った事だろう。
しかしまあ甘いものにも目がない馬鹿奈の話の続きを聞くことにした。彼女は舌は激辛か激甘の2択しかない。

『ひしゃくみたいなもので組み上げジョーロみたいなのを20リットル缶の口に差し込んで流し込むそんな不器用で優しいやり方なんだけど、最初の上の方は本当に綺麗な油なんだよ、それはもう、もう一回使えるんじゃないかと思えるくらいなんだぉ』

『本当なら金属同士が擦れ合って削れた砂よりもすごく細かい粘土のような金属の粒子が潤滑油の中に混じっているはずなんだ、でもそれが上の方にはまったく存在しないんだぉ〜』

花奈はそういうと自分の中にあった映像のイメージを月輪を通じて共有した。

『それでだんだん残り少なくなってきて底に近づくにつれて細かい泥のような金属の粒子がたくさん混じった濁った汚い油になって最後の方はほとんど泥になっていたんだぉ』

『でもそれは上の方が最近落ちた油だから綺麗なだけで底の方は腐っているからそう感じるだけじゃないかな?』
私は意地悪く突っ込んでみた。

『あたしも最初はそう思っていたんだぉ、でもそれを工場のおじいさんに聞いてみたら底の方は削れた鉄が粘土状になって溜まっているからそう感じるだけだってちなみに一度使った潤滑油ははもう使うなと言われたんだぉ』
と花奈は言ってから自分のスマホ端末を使って過去の事件を検索していた。

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@紙バルプのヘドロさえ海の底に沈む、金属なら?

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1970年前後、多数の製紙工場の排水が静岡県田子の浦港に流入し海底に悪臭のする黒色の汚泥が広範囲に堆積したり、熊本県水俣湾ではヘドロがメチル水銀に汚染されたりして問題化し、ヘドロ公害と呼ばれた。

https://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=2398

から一部引用させていただきました。

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「この時は湾内の海面はあまり汚れていなかったから気づくのが遅れたんだけど、魚が死んでぷかぷかと浮いてきたり、奇形の腐った魚が浮くようになってやっと異変に気がついたんだぉ』

『そしてその周辺の海底を調べてみたらようやく大量に沈殿していたヘドロの塊(かたまり)が見つかった訳だけど、パルプは海面に浮いてくるだろうという思い込みが強かったんだと思うんだぉ、まあ紙の原料になるパルプのような比重の軽い細かいドロでもそうなるのだから粘土のような細かい鉄粉などなら一層比重が重いから沈澱するのがよりいっそうに早い事は簡単に想像がつくと思うんだぉ』

まあ馬鹿奈のような超弩級のバカでもわかる事だから誰でもわかるだろう。

「だけどそれさえ気が付かなかったスーパーサ〇〇人級のバカもいたんだぉ」

おーい!馬鹿奈、今ひょっとしてすごくヤバいセリフをサラリと吐かなかったか?まあそれはこの国の政権を握っていた総理大臣を始めとする閣僚どもや製紙工場や化学工場、金属加工工場の経営者たちなんだろうけどね!

まあそれはわかったとしよう、しかし今回のデプリに直接触れた汚染水と何の関係があるのか不明だった。

『波瑠沙芽ちゃん、汚染水の中の放射性物質だって同じことなんだぉ〜』

どう同じだというのだろうか?

『つまりこういうことなんだぉ、セシウムもコバルトもルテニウムもアンチモンもストロンチウムもヨウ素もすべて金属だっりするから水よりも比重が重たかったりするんだぉ〜、要するにタンクの中の汚染水に混じったそれらは長期間放置しておいておけば上の方は地震とか台風で揺らされない限り放射性物質の大半は下に沈殿してゆくんだぉ』

『さらに言うとトリチウム水も多少は普通の水よりは比重が結構重かったりするから下の方が濃度が高かったりするんだぉ、それで上の方だけを掻き回さないように慎重に取り出せば、もうすでに基準値を下回っているはずなんだぉ〜』

『でもそれを測定しちゃうとズルをしていた事がバレちゃうからわざと測っていないか隠しているんだと思うんだぉ、そしてそれだけをロッコーにかければ基準値をさらに下回る綺麗な【ロッコー浄化水】の出来上がりのはずだったんだぉ』

『ところが昔からこの国はもっと分離と浄化が簡単そうな無機水銀と有機(メチル)水銀の濾過もできないポンコツ浄水機を造って国には嘘のデーターを報告した企業があったんだぉ』

その花奈のセリフを椎が引き継いだ。

『そして国も環境省もそれを知っていながらこの国の経済発展のために目をつぶって誤魔化してきた国だよ?その浄水機の性能を否定する根拠となるデータは揃っていたんだよ!でもそれを国は無視するどころか科学的根拠のないデータだと言って否定してきたんだ、御用学者やお抱えの一見公正そうな調査期間を使って抜く、でも天界船にはきちんと残っていたんだよ本当はその浄水器が【見せかけだけを綺麗にするザルだった】という情報がね』

一気に捲し(まくし)立てるように椎は吐露(とろ)した。そして付け加えた。

『どう考えても工場の操業と排水をやめたくなかった工場、そしてその経済効果をあてにした国の経済省が結着した結果まともに対処していれば数ヶ月で集結していたはずの汚染被害は十数年以上に及んで犠牲者も二桁から三桁、もしかしたら国や医者が認めなかっただけで実際には四桁さえ超えていたかもしれないんだ』

『その時になってその公害企業と国が結託して隠してきた情報が次々と暴露されたんだよ、今度のロッコー浄化機のデータ改ざんも核兵器拡散防止機構、イアエアを味方につけてうまく誤魔化せた気でいるだろうけど自国民の命や未だにジポンの軍備化を疑っているヨネスケとしては徹底的に調べ上げる気だろうね』
椎は吐き捨てるように言った。

『しかも本当のロッコー浄水器のその数値は実際にはあまり改善されていなかった、と』
加世がいった。

『上澄みだけを利用するにはタンク槽を移動しないで中の汚染水を掻き回さないことが前提なんだぉ、それよりも想定外だったのは実際には短時間処理を目指した最新式の複雑な機構を採用した吸着式よりも昔ながらの時間をたっぷりとかけた『沈殿式』の方がはるかに効果があった、それどころか最新式の吸着式は役立たずだったという事なんだぉ』
もちろん花奈だ。

花奈が見つけた資料の中にはこんな意見もあった。

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https://toyokeizai.net/articles/-/22253 ←多分これ

ALPSは無駄だけでなく危険、発想を切り替えよ
――冨安さんは、ALPSによる処理はコスト的に無駄であるだけでなく、危険だとも指摘しています。
東電はALPS処理済み水の海洋投棄を想定しているので、ストロンチウムと比べて相対的に微量で、危険性の少ない核種も高いコストと手間ひまをかけて基準値以下に減らそうとしている。そのためにALPSは設備が大がかりになった一方で、最も重要なストロンチウム除去のための工程が合理的に設計されていない。

多核種除去設備「ALPS」(写真は東京電力提供、2012年9月16日時点、現在は建屋内にある)
東電の公表資料によれば、チタン酸塩を吸着材とする吸着塔の中で放射性ストロンチウムを吸着させることになっている。しかし、過度にストロンチウムを吸着した場合、放射熱と放射線化学反応(ベータ線が水に照射して水素を発生)による水素爆発のおそれがある。
偶然というべきか、前処理工程の「炭酸塩沈澱処理設備」でマグネシウムやカルシウムとともにストロンチウムの大部分が除去されるため、結果的に吸着塔の負荷が小さくなっている。しかし、こうした設備のあり方は本来あるべき姿とは違う。それに爆発のリスク自体もゼロではない。また、ALPSで除去した放射性ストロンチウムなどは、高性能容器(HIC)で厳重に保管するとしているが、ここでも発熱リスクや水素爆発のリスクが存在する。
――ALPSは故障続きで本稼働のメドがいまだに立っていません。その一方で増え続ける汚染水を減らすために、「高性能ALPS」を新たに導入する計画があります。
そうしたやり方は間違っていると思う。第一に考えるべきは、ALPS稼働を前提とした海洋投棄ではなく、できるだけリスクが少ない形で汚染水を溜め続ける方法に発想を切り替えることだ。
 
 簡便さと安全性を考慮すると、私が以前、東電とともに共同開発した炭酸塩沈殿法に勝る方法はないと思う。詳しい方法は後で述べるが、この方法は私が東京工業大学の原子炉工学研究所在籍時に東電から研究費を得て開発したもので、使用済み核燃料の再処理をすべて水溶液内で沈澱分離する方法だ。1997年の米国の原子力学会誌に学術論文が掲載されている。

炭酸カルシウム沈澱の様子(冨安氏提供)
その通りだ。汚染水が漏れた場合の緊急対策としては、撹拌させながら、①塩化カルシウム水溶液と塩化ストロンチウム(非放射性)水溶液の混合溶液の投入、②炭酸ナトリウム水溶液の投入という手順で対策を講じる。
②の炭酸ナトリウム溶液を投入すると、液は直ちに混濁し、放射性ストロンチウムは炭酸カルシウムとともに沈澱する(写真参照)。
沈殿物は土壌によって濾過されるため、漏えいした場合でも地下水汚染は軽減される。
貯蔵タンクが壊れそうな場合にも、緊急対策の原理を応用できる。つまりタンク内に塩化カルシウム水溶液と塩化ストロンチウム水溶液を投入して、ポンプで十分に撹拌した後に、炭酸ナトリウムの粉末を投入する。放射性ストロンチウムはその99.99%以上が貯蔵タンクの底部に沈澱する。ベータ線より沈殿物は発熱するが、大量の水の自然対流によって冷却されるため、危険性は少ない。「沈澱→遠心分離→乾燥→冷却」が最も確実な方法だが、それが難しいのであれば、タンク内に沈澱させる方法を考えてみるべきだ。
――冨安さんの提案内容は東電に伝わっていないのでしょうか。
原発事故から2カ月後の2011年5月には、清水正孝社長(当時)宛の書簡で、水溶液中で沈澱分離する方法として提案した。その後、担当者から「貴重なご提案ありがとうございます」という返事があっただけだった。今年4月には下河邉和彦会長にも書簡を送ったが何の返答もない。8月には田中俊一・原子力規制委員長に、汚染水処理の緊急提案として意見書を送付したが、反応はなかった。
大地震が来てタンクから汚染水が海に流出したら、取り返しがつかないことになる。それだけに、関係者には現実的な方法としてぜひ真剣に検討してもらいたい。
(なお、冨安氏の提案内容は、東京理科大学のホームカミングデー2013(10月27日開催)でポスター展示。また、9月25日の東電による記者会見で、相澤善吾副社長は「放射線量が高いために、タンク内でのそのような作業(=吸着剤の投入および撹拌作業)は困難」と説明している)

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『特にこれなんだけど2024年2月の初頭にオートベント弁が異常動作をして大量の汚染水が漏れた事故があったよね?電力会社はオートベント弁に異常はなかったと言い張っているけど、これって逆に言うとタンクや配管に圧が異常に上がりすぎたためにオートベント弁が作動しちゃった、いや、操作したんじゃないのか?って憶測もできちゃうわけなんだよ』
椎は去年の事故を事例に挙げた。
『それはどういう事?』と私。
『つまり記事の中で冨安さんが指摘していたように【過度にストロンチウムを吸着した場合、放射熱と放射線化学反応(ベータ線が水に照射して水素を発生)による水素爆発のおそれがある。】という指摘が的中してしまった可能性が高いという事なんだぉ』
と馬鹿奈。
『でも爆発はしなかったぞ』
これは月海。
『だから水素ガスの発生を感知してベント弁が14個ある内の10個を意図的に開いたというわけか?その結果、汚染水が外に大量に漏れたとしても水素爆発を起こすよりはマシ、ってことか?』

『やれやれだな』
全員がため息をついた。
おそらく電力会社は意地でも認めないと思う。
もちろん規制委員会も国も同じだ。
しかしこれで2023年秋に発生した汚染水被りもなんとなく説明が付いてしまいそうな気がしてしまうのは何故だろうか?
あの排水パイプからのあまりにも勢いが強かった汚染水の勢いが強かったのも水素ガスの発生によるものだと考えれば説明がつく気がする。

『またそれとは別にこんなニュースもあったんだぉ』
花奈は別の資料を漁り出していた。

https://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20140812/0504_teishichu.html

停止中の仏製の汚染水処理装置を廃止へ

8月12日5時04分更新
電力会社は、福島第一原子力発電所で3年前に導入されたものの、トラブルが相次いで僅か3か月で停止したまま稼働しない状態となっていたフランス製の汚染水処理装置を廃止することを決めました。しかし、この装置にかかった費用は「明らかにできない」としています。
電力会社は、福島第一原発の事故発生から3か月後、高濃度の汚染水がたまり続けている対策として、フランスの原子力企業「アレハ」製の処理装置を導入しました。
この装置は、化学物質などを使って汚染水に含まれるセシウムなどの放射性物質を取り除くもので、東京電力は導入から3か月間で7万6000トンの汚染水を処理したとしています。
しかし、運転を始めた直後からポンプが停止するなどのトラブルが相次いで停止し、その後、別の装置が導入されたこともあり、3年近くにわたって稼働していない状態が続いていました。
この装置について、電力会社は、高濃度の汚染水を処理したために放射線量が高く、毎月行われる維持・管理作業のための作業員の被ばくが大きいとして廃止することを決め、近く、原子力規制委員会に申請することにしています。
電力会社は「初期の汚染水処理に役だった」としていますが、この装置の導入や維持にかかった費用については「経営にかかわることで公表できない」としています。

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『本当はおフランス製の浄水器が採用されるはずだったんです、でもそれはモーターの故障が多発したからという理由で国内のメーカーのものに切り替えられました』と観萌。
『それじゃ仕方がないな、実際にポンコツだったんだし、モーターの性能に優れたジポン製の方が性能が上回っていただけだろ?』
と月海が反論した。
『もちろんロッコーにだって問題はありました、しかしそれらは浄水機能におけるトラブルであってモーター自体には問題はなかったようです、しかしここでもう一度おフランス製の浄水機のトラブルに関して考察をしてみませんか?、皆さんはモータのトラブルの原因というと何を思い浮かべますか?』
観萌が改めて問いかけてきた。
『モーターが無理をしすぎたとか?そんなことないでしょ?』と加世さん。
『普通に考えたらそうなりますね?しかしながら処理しようとした汚染水は泥水に近い状態、もしもこれをまともに濾過しようとしたら?』
と観萌さん、何が言いたいのだろうか?
『とてつもない負荷がモーターにかかってモーター自体のコイルが焼き切れる、でしょうか?』
椎奈が口を挟んだ。
言われてみれば機械的には浄化能力はそっちの方が高かった可能性はある。
むしろ浄化機能が低ければモーターの方が先に死ぬことなどあり得ない。
おフランス製の浄水能力が高すぎたゆえにモーターに負荷がかかりすぎたと考えるべきかもしれない。
それに昨今のモーターの性能はどこの国のどこのメーカーでも大差はないだろう。それは自動車のエンジンでも見事に証明されている。
本来ならモーターの方を大型化したり数を増やして並列作動させるなりして強化してでもおフランス製を採用するのが筋というべきじゃないのか?

『だが日本が世界に誇る最新技術を投入したというメンツ、とそれと原子力事業で損失した赤字のモトを取りたいという電機メーカーの打算と、世界で1番に優秀だと自負しているジポンメーカーのプライドがロッコー処理機を諦めきれなかった原因か?』となんちゃって女性。
『それもあると思うんだけど政権や電力会社の中にせっかちな人がいるんじゃないのかな?』
月海は言ったが納得したわけではなさそうだった。
『でも政府と電力会社の発表データーではすべての、少なくとも9つの核種に関しては基準値を下回って下回っている事になっていますね』
椎奈が修理が完了した自分の腕を組み立てながら言った。

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@学習という言葉を知らない政党

『じゃあ問題ないんじゃない?』と私は聞いた。
『実はジポン政府は馬鹿奈が言った通りに、こう言った公害の汚染水排出に関する誤魔化しを何度もやらかしている過去があるんだよ』
ポニテ亜希が苦虫を潰すような顔をして言った。
【さすが戦国時代から生きているかもしれない妖怪ロリババァは言うことが違う】と嫌味を言いたくなったが後の報復が怖いのでやめにした。
『じゃあ時間をかけて各核種をしっかり沈殿させてから上澄みだけをさらにロッコー浄水機にかければ問題ないんじゃないの?』
とボサボサ亜希が言った。私もそれで良いと思う。
しかし夏野明美は言った。
『そんなにも上手く行くかな?』
『問題はそこなんだよね、ロッコー浄水器は大きくて動かせない、かと言って原子炉から漏れ出てくる汚染水を直接ロッコーの浄水器にかけたところで基準値はどう考えてもはるかに超えてしまう、だけどそのまま海に垂れ流すことなんてできないんだぉ』

『だから一旦タンクの中に入れて保管することにしたんだぉ、数年先にロッコー浄水機の性能が大幅な向上をする事を期待したんだぉ〜』
『だけどその性能は期待したほど改善はされなかったと、だからその間にタンクの数は増えていって置き場所を圧迫しだして、こんな筈じゃなかったと』
加世が口を挟んだ。
『そうなんだぉ、ところがある日作業員のひとりがタンクの中の汚染水の上澄みを測定したらとんでもなく放射性物質の濃度が低いことに気がついたんだぉ』

『あーそれな、それでそれを再処理すればもう海に流せるレベルまで下げられると期待しちゃったんだ』とボサボサ亜希。そして続けて聞いた。
『それで馬鹿奈は今何を探しているんだい?』

『実は今回のおとめ局の来仏【おフランスに来た】の真の目的、存在を知られちゃいけない書類をおフランスの同業者、主に使用済み燃料の再処理関係の会社に引き渡す事が目的なんだぉ』
馬鹿奈はそう言うとその書類を1枚1枚イメージ化して送ってきた。そのどれもが電力会社と当時の内閣総理大臣やエネルギー庁責任者のサインと印鑑が押してあった。
『ヤバくないですか?誰かが入ってや来やしないでしょうね?』心配そうな咲。
『大丈夫なんだぉ、ここの建物の人にお願いして立ち入り禁止にしてもらっているから』

それがどんなお願いの仕方かすごく気になったがまさか自分の獣鬼としての能力を利用してアホヅラ娘化した元獣鬼である彼女たちに自分のオリジナル種子と改造した人造精子、すなわちカスタムbotをキスしながら大量の唾液に混ぜて飲み込ませて小腸から吸収させたんじゃないだろうか?
さすがにそれは不可能か?いや馬鹿なならありうる、昨日できなかった事が今日できてしまう、それが馬鹿奈だからだ。
『あ、波瑠沙芽ちゃん、何を想像したか大体の予想がつくけど安心して‼︎たかが50人のもと獣鬼だったアホヅラ巨乳娘と愛液大量噴射の子作りをしただけだから』
おーい!馬鹿奈君はいったいナニをしにおフランスに行ったんだ!それじゃおとめ局の他の女性議員たちより酷いハラスメントじゃないか?
『ここに今までの海洋放水に至るまでの経緯がここにある書類に書いてあるんだぉ』と馬鹿世は言って続けた。
と言って馬鹿奈はイメージを送ってきたが黒板海苔弁当じゃないか?
『心配は無用なんだぉ、波瑠沙芽ちゃん、こうして一旦擬似サイコメトラーにかければわかるんだぉ』
と言ってから馬鹿奈はイメージを新たに送り直してきた。
ちなみにシュレッダーにかけた書類も修復読み取りが可能らしいがさすがに燃やされてハイにされると不可能だそうだ。
『はい、そうです』と馬鹿奈は身も心も凍てつくような駄洒落返しをしてきた。
『どうやら電力会社はいい結果が出ると期待してクレーン付きトラックでロッコー処理機のある施設まで運んで再処理をかけて測定してみたんだぉ〜』
『それでその結果は?』
ナッツがきいた。
『夏野明美さんの想像通り、3つほどロッコー処理機にかけた汚染水はほぼ変わらない汚染水のままだったんだぉ〜、トリチウムに関しては最初から無理ゲーだったのはわかっていたことだけど、ともかく他の放射性物質に関してもいくつか基準値大幅越えが発覚したんだぉ〜、タンクを輸送中に揺れて中の液体が掻き回されちゃったんだぉ、だからと言ってタンクは遠い、リフトやトラックで運べば揺れて混ぜ合わさって元のもくあみなんだぉ』
花奈は嘆く(なげく)ように言ったがナッツの言葉が全てをぶち壊した。
『馬鹿奈が気にすることなんてないよ、あいつらは鼻からそんな手間をかける気はないし早くタンクを空けて次のを入れたいだけだだけだろうから基準値完全オーバーの汚染水を海に流す気満々だよ』
そう言っている間にアホヅラ巨乳娘が視線に入ってきて花奈を見るなり驚いて逃げようとした。花奈はそんな彼女を素早く捕まえて前に回り込んでくちびるを奪った、そして優しく押し倒すと着ている服と透過させて肌と肌を直接密着させた。『はぁ、はぁ、はぁ、お姉さん、卵子をひとつちょうだいだぉ』と馬鹿奈。
『いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!お嬢さんのつぼみが私のつぼみを刺激してものすごっくいい、いや、いやぁぁ〜‼︎私のつぼみがこんなに大きくなってアスパラガスちゃんみたいになって、お嬢さんのワレメちゃんの中の大事な穴に、あ“〜!あ“〜!あ“〜!こんな快感初めてよ?男の人っていつもこんな気持ちがいい思いをしていたの?ずるいいー、いや、いやぁぁ〜‼︎あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!私、お嬢さんの大事な穴の中にサラサラの液体をいっぱい勢いよく出してる』
『お姉さん、あたしももう我慢できない、い、い、い、いやぁ〜あたしの小さな芽もこんなに大きく膨らんだアスパラガスちゃんになってお姉さんの穴に入っちゃう、いや、いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いっぱいいっぱいサラサラのジュースを出したいよぉ〜あ“〜!あ“〜!あ、バローム•〇〇ース』

あの〜おふたりさんいったい何をしていらっしゃるのですか?

『あ“〜!あ“〜!お嬢さんと私のふたりのワレメちゃんの中から愛液の大噴水が、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!』

「あのお楽しみのところ申し訳ないんだけどどうでもいい描写はもういらないんで茶々っと状況説明してください』
気の短い衣良ちゃんがさすがにブチギレて言った。
まさによくぞ言ってくれたと言う感じだ。

『うん、衣良ちゃん、ごめんだぉ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!まだまだサラサラのジュースが止まらないんだぉあ“〜!あ“〜!あ、はぁ、はぁ、はぁ、え〜とそんなわけでこの3つのタンクはそのまま湾内に垂れ流しにあ“〜!あ“〜!お姉さんのサラサラジュースもあたしの大事な穴の中に垂れ流しなんだぉ、あたしもお姉さんの大きく育った芽に大量の愛液噴射を、ぁ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!』
やっぱり馬鹿奈は全然わかっていなかった。

『それでその最初の計測データーをもとに2次処理済み処理水のデーターを偽造して垂れ流しちゃったわけね』
ボサボサ亜希が絶句したように言った。

『いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!私とお嬢さんの大きく膨らんだアスパラガスちゃん同士が激しく擦れ合っていた〜い!いた〜い!いやぁ!またサラサラジュースが吹き出しちゃう、あ“、あー!あ“〜!さっきなあなたたちの話だけど実はもう河川放水に相当する事はうちの国ウクレイナでも最近起きた事故でやっているの、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、いやぁぁ〜‼︎』

ここであのマンガのように「な、なんだってー!」と叫ぶべきだろうか?
『いやぁ!いやぁ!いやぁ!あ“〜!こ、この資料だおね、でもあたし、おフランス語、読めないよぉ〜』
ちょっと待って今までおフランス人の彼女と会話をしていたのはなんだったんだよ。
『そりゃ心と心で通じ合っているからね、あ、あ〜!あ“〜!もっともっともっともっとサラサラジュースを出したい!あ、コレのことかな?【おフランスとジポンは共同開発で新種の放射性生物の開発に成功】
『それってもしかして』と月輪が口を挟んだ。
『ああ間違いなく新種の核兵器だね、さまざまな核種をそれぞれの半減期の30倍以上の速さで放射性崩壊を起こしてしまう、つまり短期間で放射性崩壊は進んでしまうけれどその放射線の破壊力も30倍近くなってしまう、敵国付近の海洋に流せばその周辺の生態系を破壊できる、そして大きなカプセルを作って仕切りで挟んで放射汚染物質と放射性生物を封じ込め、その仕切りを破壊すればとんでもない核兵器ができてしまう、しかも放射性生物の改良と一緒に封じ込む放射性物質の種類によっては中性子爆弾の製造も可能かもしれないよ』
ナッツはそう言いながら東海村に移動する方法をスマホで検索していた。
『あ、私、お嬢さんの子供を産んでいいかしら?』
『ダメだよ、それは花奈の役目なんだから、お姉さんには迷惑はかけられないよ、その卵子はあたしが預かって大事に育てるから気にしないでほしいんだぉ』
『ううん、最初のうちはお嬢さんに操られてエッチをしていた、それは知っていた、今までの臆病な私は自分のためじゃなくて誰か他の男のために生きてきた、でもコレからは違う、自分のためにこの子を育てたいの、いいでしょ?』
なんかよくわからないがおとめ局の倶名尚愛はおフランス女性を孕ませてしまったようだ。(表向きは花奈は倶名尚愛に擬態しているため)

『はぁ、(ため息)そんで話を戻すんだぉ、余ったプルトニウムをどうするのかって問題だけど、核反応爆弾に使うには純度が低くてあんまり使い物になんないんだぉ』
『だから必然的に原子力発電所に使うしかない、だから国は最大稼働年数を伸ばしてまで再稼働にご執着、いいえ、おフランスもその犯罪に加担することになったんでしょうね』
前田愛理に擬態した観萌は淡々と語っていたが異なる時間線で3人のエイリアンたちに暴力的な強姦の際に大量の放射性物質を胎内に撃ち込まれて重度の被曝症状で命を落としかけたことがあるという。彼女たちは本来は放射線、α線やβ線、そしてγ線に弱かったと聞く。その時は椎名の活躍で3人組のエイリアン、今となっては彼らの『正体は獣鬼だったのかも』と観萌は振り返っていたらしいが私、波瑠沙芽も私の中に今棲んでいるハルも同意見だと言っている。
かつてナッツは夏野明美になる前の奈津菜摘は崖信介のたくらみに嵌め(はめ)られて地下深くでの水爆実験の時に保険でロケット型の水素ボンベに組み込まれていたプルトニウム爆弾が誘爆してその影響で自己肉体再生機能が全く機能しなかったとの事だ。
もちろん詩織が弟の健太を貸胎で幸恵さんの代わりに産んだ時にかなり裏技的なことをして産んだときいた。しかしそれは単に観萌と同じ遺伝子を持つ詩織の娘としてであり、観萌の記憶をそのまま受け継ぐことはないと聞く。
それは私の母親である詩織の本物が東北沖大震災が起こした津波で心臓を木造校舎の壁が壊れた端材で心臓と腹をつらぬかれて命を落とした時に偶然に私の母親の詩織は海中に出現して自分が何者かさえ分からないままその遺体に宿っていたアストラルボディーと同じく鉄骨に貫かれてもうほとんど息をしていなかった火星人の女性クローンのアストラルボディも同時に吸収してしまったらしい。
それは今考えるとよく生還できたものだと思えるほどラッキーな偶然が重なったらしい。
観萌も生まれた時は記憶が全くない状態だったが時々思い出すようになっていたと聞く。
さてと、今度はJK衆議院議員の倶名尚愛に扮して若いおパリジェンヌの女性を犯してしまい、おまけに孕ませてしまったわが娘だが胎教が悪かったのだろうか?反省しなければならない。
『こらー!馬鹿奈!ちゃんと責任を取って乳親になれよ』
私は月輪経由で馬鹿奈を怒鳴りつけていた。
『違うんだぉ彼女はもうすでに何者かに輪姦射精されて受胎していたんだぉ、と言うかここに倒れているあたしそっくりの巨乳娘どもが獣鬼の時に彼女に輪姦射精をしていて人造精子と種子を撃ち込みまくってさっきまで意識を失っていたんだぉ』
ウッソダァ、と私は思っていた。
『そのオネエちゃが言っている事は間違いないと思うわ』
三つ編みの幼女が今やっとここでのボランティア作業の大半を済ませてこのアイスホッケー競技場を出ようとしていた私たちに声をかけた。
どうやら私の予感通りに彼女こそが前田リナだった。
『じゃあコチラさんは』私がなんちゃっておばさんを指差していうと彼女はガン無視をしやがった。
『それより花奈が孕ませてしまった可哀想な女性は誰だよ?』
流れをガン無視して月海が月見バーガーを食べながら言った。
『初めましてですよね?私の名前はスフィア、ウクレイナからの難民です』
コレは偶然だろうか?果たして必然だろうか?

波瑠沙芽「それでおなかの中の子はどう言う状態なのよ」

花奈「うん、獣鬼の子種が5〜6個と人造精子が4万匹から5万匹も残っていてそれが彼女を孕ませちゃっていたみたい、だから一刻も早くサラサラジュースと大量の噴水を出させてデーターを本来彼女のものに戻しておきたかったんだぉ」

波瑠沙芽「それって愛液大量噴射プレイをまだやり足りないって意味じゃ?」

馬鹿奈「違うんだもん彼女があたしから離れないんだぉ」

加世「嘘つけ!擬似願望達成能力で彼女を操っているのバレバレよ?」

アダルト版ハルサメとナッツ40薔薇樹3

終わり

夏野明美「じゃあそろそろあたしたちも東海村に向かうか」

アダルト版ハルサメとナッツ41 薔薇樹4

につぢゅく

波瑠沙芽「へっ?そこに何があったけ?」

咲「もう、忘れっぽいんだから、と言っても私たちはまだ生まれていないか?」

ポニテ亜希「そりゃそうだろうな、オメーラまだ生まれていなかったしな」

伊良衣良「あんた何歳ですか?どこのおばさんですか?」

ボサボサ亜希「淫魔にトシを聞くのは失礼ですよ」

通りすがりのイエローロングストレートヘア「まあ正直言って皆さんおばあちゃん以上ばかりですからね」

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まだまだ更新中ですが頑張ってみます。

新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)

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