アダルト版ハルサメとナッツ 35 火星の野望12

アダルト版ハルサメとナッツ 35 火星の野望12
2024/05/14校正更新
2024/05/12校正更新
2024/05/10校正更新
2023/07/16校正更新
2023/07/11校正更新
2023/07/09校正更新

このお話は悪魔でもフィクションです。
毎回とは限りませんが今作は過激なエログロ描写や官能描写及びパクリンネタを多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪
(多分パクリンに関しては若い世代は気がつかないほど古い作品が多いので、そのうちに注釈まとめます、気になったら読んで欲しい名作揃いです)
なお現実と烈しく乖離している部分が多いですよ。
ちなみに今回は(も?)著名ビデオゲーム及びアニメやマンガからの多大なパクリが生じています、その作品に関する解釈で極端な誤解が生じている可能性がある事をお断りしておきます。(ファンブックとか読まない人なので)

登場人物紹介、いっくよ~!

ただしこれらは第3惑星編での設定であり第4惑星編に関してはその限りではないことを断っておきマーズ。

まずは1番最初に、咲ちゃん、こと岡浜咲ちゃん、彼女のスペックは見た目身長160cmくらい体重不明なものの、やや細めな割に胸の発育は良くGカップ以上ウエストのくびれやマンゴーの完熟度もナッツに引けを取らず男を狂わせるタイプと言えよう。でも最近は実は父親の信長こと崖信介に狂わされていただけで実は真っ当な神経の持ち主だったと判明。
肩にかかるくらいのきつめにウェイブがかかった茶髪が特徴で大きな目の大部分を占めてる眼球は純白な中に緑色の瞳が美しい。
6月28日誕生日。時々瞳の色が赤色や黄色、紫に変わりことがあるが今のとこと特に恐ろしいことは起きていないので良しとしよう。(実はかつて始末したと思われていた超妖魔だと思っていたが亜希達の子孫でもある『瑠璃』の片割れが宿っているらしく意識複合体とか言うらしいがそいつが能力を発動すると変化が起きるようだ)

はい、次は私の悪友、じゃない親友のナッツこと夏野明美、彼女も咲ちゃんと同じく中学1年生だが誕生日が確か3月だった気がする。
彼女に関してはスペック詐欺と言っても過言じゃないと思う。
黒髪のロングストレートヘアには違いがないのだがその長さは胸元あたりから腰まで自由自在に変えられる。
顔はどこかおっとりとした母性を感じさせるおっとり美少女だが時折り妖艶な美女に変わり、男を誘惑の眼差しで見つめる。
身長はデフォルトで165cmであるものの実際には145~175cmまで自在に変えられるらしい。戸籍上は12才の現時点では中学1年生ということになっているが脱ぐとやばいタイプで私はてっきりDカップ程度と予想していたが実際にはHカップ以上はあるらしくて、くびれたウエスト以上にピンク色に完熟したとても柔らかいマンゴーとさっき言った通り時折見せる妖艶な美貌、それらは12才とは思えない大人の色香を何如なく発揮してそれを見た男どもを性欲のアリ地獄に引きずり込むだろう。
彼女のニックネーム、ナッツは彼女の口がナッツ類しか受け付けられないことにある、ピーナッツ、マカデミアナッツ、ジャイアントコーン、アーモンドなど、とにかくその手の食い物しか受け付けない。
彼女は7大欲求に関する悪魔らしいが私なんかよりもはるかに長いキャリアを持つ長寿な高等悪魔であるらしい。少なくとも一つの恒星系文明が生まれてから滅亡するまでを見とってきたらしい。実は彼女も意識複合体でできているらしい。ひとりは夏野明美でもうひとりは奈津菜摘だという、実はまだ夏野明美に関してはほとんど説明がされていないようだ。別名は『サタン』、間違っても沖縄の焼き菓子ではない。
若かりし頃無銭飲食、すなわち食い逃げをして捕まり『無限地獄』に投獄されたという噂も聞く、知らんけど。それを逃した不届き者がいるらしい。その名も『波瑠沙芽』!え?そんな悪いことした記憶ないんだけど?誰よそんなでもゴーグル川に流したのは?

次は一応主人公だが扱いが悪い私、私の属性は人類、いわば人間などではなく淫魔と呼ばれる、まあ最下層のエロスに特化した悪魔である。
世の中の人間たち男女のエッチな行為やすけべな夢想などから快楽や愛液、精液などの甘い果実を横取り、いや、少しずつ分けてもらいながら棲息しているというとても強欲な、じゃないつましい悪魔だ。
ちなみに私の人間形態での見た目は一応戸籍上は中学1年生12才でありながら身長140cm未満Bカップというお子ちゃま体質である。ちなみに誕生日はナッツよりも2ヶ月早い1月の29日ということになっている、だが実際には木星の衛星レダで11月ごろ生まれている

名前は波瑠沙芽と書いてはるさとみと読む。
肩にかかる程度の春雨のような透き通った白髪が特徴でこれも私のニックネーム春雨の由来になっている。
特技は連続可変体重、約37.8キログラムから2500キログラムまでシームレスに変えられるらしいが最大体重時でも私の運動能力には慣性の法則は全くかからないらしいわよ。謎だが自分にとっては都合がいいのでスルーしたいと思うw

佐原詩織 私の産みの母親であり親友。
しかし私自身は火星人女性クローンと崖理事長の間に出来た受精卵を借り腹として詩織の子宮に強制的に受胎させられて産まされているので血縁は全くないはずだった。
しかし私も彼女も本当親子以上の絆を感じているはず。それは彼女と観萌らの星系人に通じる独特な生殖器の機能に秘められているのかもしれない。どんな星系の異世界人とも男女問わず交配が可能らしい。表現の自由戦士が聞いたら両手を上げて喜びそうなキャラだが報復は恐ろしいので手を出してはいけないキャラだ。
そもそも今は肉体を持っていないので誰それ構わず憑依(ひょうい)するので恐しい。

波瑠幸恵 崖理事長のが運営するカルト教団の信者である榊雄二の孫娘で雄二の性奴隷にされる。
彼女の母親は幸恵と共にもうひとりの双子の姉妹を産むが彼女達の目の前で崖理事長の命令で彼女達を出産直後に強姦された挙句、崖理事長に八つ裂きにされ頭蓋骨も砕かれ惨殺される。
ちなみに彼女、つまり幸恵の祖父母も同様に惨殺されてその時のトラウマが潜在意識下に残されていて崖理事長には逆らえず詩織殺害計画や政治的な陰謀策略に利用される。趣味はひとりで複数の男女を演じる『オナニー劇場』ぁあTVy

葉類亜希(ストレート黒髪の小柄な女児タイプ)、志乃と入れ替わりに出現した謎だらけの少女。
身長140センチないかも。一応成人設定だが見た目はどう見ても小学生女児だ。私服でパチ〇〇店や居酒屋などにひとりで出入りして警官に保護された経験は数知れず。コンプライアンスに問題がありまくりなキャラなのであまりこっちに来てほしくはない。(名古屋市近郊の小田井署勤務)
男女問わず彼女とS〇〇しただけでほとんど死んでいた奴も生き返らせる事の出来る、私よりも淫魔じゃね?って気がする。謎が大き人物、別称あなたのせフレ『本家亜希』彼女もまた意識複合体らしいが私たちとはレベルが7桁も8桁も違う
。それゆえに数千万人もの人間を放射性物質から守るために取り込む事が可能だったというらしいが眉唾ものだな、うん眉毛に唾をつけておこう。

葉類亜希(ボサボサ亜希)は私より1学年上のここの病院の一人娘であり常に肩まで伸ばした黒髪をボサボサにして顔はもちろん全体の肌がカサカサという美少女からは程遠い存在だ。ただし色々と変装というか変態は得意中の得意らしい。こっちは志乃が射殺されるよりもかなり前からいたようだが
実際の年齢は不詳で上司である葉類智恵の命令で高3から小5まで様々な学年として配属されるらしい
きっと今までも大勢の男たちを騙して来たのだろう。最近は美少女になりすまして男たちをたぶらかしているらしい。
こっちの蔑称は『武蔵のコロ〇〇』
推理は得意ではないがじぶんの体内に取り込んだ精液を分析することでそいつの個人情報が何もかも曝け出されてしまうという別名『人間Me〇〇Go Card』男性諸君、触らぬボサボサに祟りなしである。

風間亜紀(ポニテ亜希) ボサボサ亜希が飼っている淫魔、
ー降ろすと胸までありそうなストレートの黒髪を後ろも高い位置で結んでいる美少女、実態がないが人にはその姿を見ることが出来るがカメラや鏡には映らない、いつもなぜかセーラー服を着ているが鏡にセーラー服だけが写ると言った現象は起きない。つまり本当は全裸なのだが擬態しているということか?ちなみにプロポーションは私よりもかなり良い、悔しい。

奈津菜摘 読みは『なつ なつみ』で良い、どうだバンズの代わりにレタスで挟んだヘルシーバーガーを思い出しただろう。〇〇V〇〇パーカーを着たJSだった同級生〇〇鬼を思い出したって?そんなモノ思い出さなくても良い(思い出すなとは言っていない)
年齢は育ち盛りの12才、中学1年生になったばかり初潮は5年ほど前に来たが生理自体は安定してはいない。東北の海辺に近い中学校に通っていた。
身長も体重もスリーサイズも人並だと思っている。今は夏野明美の中に身を潜めている。
ただし義兄の啓斗がよくいきなり背後から忍び寄ってきて胸を揉むと言うセクハラ行為を働くのでバストに関しては大きい方かもしれない。

父は布由彦、40、過ぎのオヤジ、重要じゃないから覚えなくって良い。が正体は崖信介である。
母は有紀江、息子の啓斗、これでけいとと読むんだから笑っちゃうよね。年は16才。高校2年

夏乃花奈、又はカナ すべての物質をエネルギー還すことが出来るというとんでもない能力の持ち主だ。
その気になれば日本列島はおろか地球さえも灰にしてしまいかねない。
演算による予知能力とそれを逆演算することによる擬似サイコメトリーも可能。

もうひとりは秋種加世、又はカヨ 年齢は夏乃花奈の別姓双子だが見た目はかなり違う。赤い髪を外に跳ねさせている見た目不良少女。能力はカナと一見同じだが繊細にコントロールできる分かなりパワーがかなり落ちるのと制約があるらしい、逆にエネルギーを物質化できるらしい陽子+中性子+電子で水素分子が一個出来ちゃうとか?というレベルじゃないらしい。

可奈野椎(かなのつち) 逆さ読み厳禁のショートカットのビショウジョうっかり逆さ読をしてしまった人には大量の熊ん蜂の祝福があったり、10リットル以上のザー〇〇がぶっかけられたり、〇〇ズが千匹落ちてきて女の子の大事な穴の中潜り込もうとするから要注意、どんな願い事も現実に変えてしまう世界最強クラスの『願望達成能力』持っているから厄介、上記の怪奇現象もその能力によるものと思われる。なお自分はもちろんたにんもどんな体型の人物や服装を着た姿に変えられる擬態能力も持っているので絶対に怒らせてはいけない。ゆえにいつも全裸説もある。
「あ“〜!どうしていま私は森のくまさんに犯されているの?ごめんなさーい許して、あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」

おっといけない、またしてもスター、じゃなかった、星紫亜さんの存在を忘れていたよ、水星生まれの水星育ち、半導体生物が進化し過ぎちゃった末に中二病をこじらせてA級淫魔処刑執行人になったと言う実体を持たない化け物だ。
映像化した時の見た目は15~16才くらいの発育の良い娘、結構な美少女と言いたいが赤い癖毛のたぬき顔、あう!痛い、痛いから頭グリグリしないでください。パクリキャラが偉そうにしないでください。

そして火星人関連に関して、彼女たちほぼ全員に妖魔が取り憑いていて契約を結んでいるが地球人を含めて異性と交配を進めていくうちに超妖魔、超弩級妖魔として新たに生まれた子供が男女を問わずに進化してゆきその宿主自身も恐るべき進化を遂げる点にある。
ちなみにどちらも二次性徴迎えた宿主と契約が可能で相乗効果でとんでもない化け物になるらしい。くわばわくわばらである。

と思っていたらそれ以上の化け物『獣鬼』がのさばりつつあるらしい。
表の顔は『地神』と言う神々しい神様ヅラをして美少女を『強姦』『輪姦』『精神体を貪り喰らい』ながら種子を精液と一緒に撃ち込んで身も心も奴隷にしておきながら全部『淫魔』や『妖魔』のせいにしてしまうどっかで聞いたカルト宗教のようなけしからん奴らだ。

そしてそのうち出るかもだから一応名前と簡単な紹介を

コードネーム『アツシ』、『草彅敦子』
一応『国立さぬきがわ学園事件』の時から出てはいる2035年4月『あつこ』の胎から分娩される。
 しかし『あつこ』は謎の理由で射殺される。
以後、当時の敦子『ニナ』の中に潜む。
2034年5月 『かなえ』を始め6人の保母が輪姦される。
2034年5月 それを目撃した『ニナ』も輪姦される、瀕死の重傷を受けるが自力で回復。
2034年5月 『かなえ』たち6人のほぼ全員が職場(育児)放棄を始める
2034年5月 『ニナ』が突然に凶暴化『かなえ』を含む6人の保母を惨殺する。
逃げる&ように内閣調査室の室長『草薙武』の息子『あつし』の部屋に転送、以降『あつし』と『敦子』のふたつの顔を持つエージェントとなって国の下僕として(以下略
能力は『物体の送還と召喚』、自身の身体の一部及び全体にも適当できるので男にも女にもなれる。ただし男になる時は何故か菅田将暉似に拘る。彼(彼女)もあの恒星が3つある惑星『サタン』の衛星に住んでいたことがあるらしい。

『博多ラーメン』、名前は『伊良衣良』
出番は少ないが過去に私と色々あったらしい。

『刈り上げ君』、本名は不明、どうやら『ホームズ』という別名はあるらしいが推理は苦手らしい。
後ろ髪と側面を刈り上げにしながら前髪を鼻先まで伸ばしている女の子。
正義感だけは強い、ジェネシス化する能力はあるらしいけど意味不明、スタートレックファンなら知っているだろう?と父から言われたがわからない、再生能力かもしれない。しかしながらセガのあのゲーム機(輸出品名)と何ら関係がないのは確かだ。

『ツインテール』本名は不明、学校に通っていない不良娘、未来の世界では『ヘナ』と呼ばれていたらしいがまあ『かなえ』が適当につけた名前らしい、ゆえにアイドルでもなんでもないらしい、何でも拾う、ゴミ漁りから万引き、スリ(大富豪限定)をして2歳の女児と4才と5才の男児を養っている、マスタングといえば車じゃなくてギターしか思いつかない奴、まあコイツもいろいろパクリキャラだ。ちなみに万引きやスリ、詐欺などの判事は得意らしい。淫魔刑事は犯罪者の寄せ集めか?

『瑠璃』 本名はかつて戸籍上では『水野瑠璃』と言う事になっていたが自宅内で殺害された事になていて人格が分裂化片方は咲の中に、もう片方は咲の超妖魔とともに瑠璃の中に残るが獣鬼に成熟した卵子が2個残った卵巣を喰い残されてそれを花奈の胎に取り込んで受精卵に変化させられたったの3日で生まれ生後1ヶ月ながらハルト(ユーキ)と共に3才児の姿で『花世と加奈のいい遊び相手になっている。

『激辛料理選手権王ルシファー』本名は不明
前髪癖毛の髪の毛を肩まで伸ばした娘。
とにかく能力がえぐい、おそらくは私とナッツが合体した時よりも100均じゃない100倍は強い。
コードネームが長ったらしいので誰も『激辛』としか呼ばない。
まあ上のふたりのどちらかが『ローズ』か『ハル』という事になるがどうでもいい話だ。

ちなみに6姉妹の名前は上から『イカロス』『ローズ』『ハルヒ』『ニナ』『ホームズ』『へナ』だったらしいが。どっかで聞いたような名前が多いのは彼女たちの育ての親『かなえ』がかなり古い作品を好むアニメオタクだったらしくその記憶の中から流用したと思われる、ってやっぱり完パク宣言?
『かなえ』『あつこ』という名前自体もかなり怪しく偽名じゃないかと私は疑っている。

『激辛獣鬼』、名前はない、『激辛』専属の獣鬼、獣鬼としては最強クラスらしいが『激辛』にかかったらただのペット、子リスや白うさぎ、子ネコにパワーダウンされてしまう。

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ここから本編始めるよ~!

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@第4惑星「地球」の概要

その時にチャイコドレスの褐色肌の美少女が大きなテーブルワゴン車にメチャクチャデカい富士山の高さだけを9倍にした火山口が30センチ以上、高さもそれくらいあるような形状でその中に麺(めん)の山を盛った直径が1メートル近くある透明の耐熱ガラスで出来た器を乗せて運んできた。
『問題は下の方の麺だがどうやって食べるのだろうか?箸が長いとしても食べにくそうだ』
『お客さま、ご安心ください、箸(はし)は普通の長さですが、食べてゆけば灼熱の粘度の高い超激辛マントルスープが底の方から溢れ出して麺を押し上げてくれるから大丈夫です』
チャイコドレスの美少女は言い切っていたがその時に落とし穴に気付くべきだったかもしれない。
それは上から見たら上の方はほとんど下から2合目くらいまでしかスープに浸っていなかった。
私は迂闊(うかつ)にも思わず「楽勝」と口に出して言ってしまっていた。
『みなさんそこでそう言って結局は撃沈(げきちん)なさるのですよね』
チャイコドレスの美少女はそう言うと微笑んだ(ほほえんだ)。
容姿は全く違うけど懐かしい笑顔だと思った時には既(すで)にカウントダウンが始まっていた。
『そのあとで信長こと崖信介と観萌は『ヨネスケ合衆国』の大統領と和平親善大使大使を操ってソフィアとカユのふたりは強姦されて『ヨネスケ合衆国』からのICBMミサイルは発射されちゃうんだ、でもその時の代役作戦は成功したと思われたけど、仲間たちに保護されていたはずの彼女たち何者かに拉致された挙句、陵辱されて惨殺されていた、そして仲間たちも、その時に獣鬼の存在に気がついていたら何とかなったかもしれないんだ』
花奈はそう言って耐熱ガラスの山の頂上の麺を箸ですくい上げる一気に啜る(すする)と中には大きな謎の穴が開いているのがうっすらと見えていた。そしてその謎の穴から真っ赤な液体がひき肉と麺が一緒に勢いよく大量に噴き出していた。もちろんだけどそれはさっきのヘラスグチの5倍以上は辛いのは明白だった。
「これは?」思わず私はチャイコドレスの美少女に聞いてしまっていた。
「はい、一定期間に一回ごと熱々のマグマ(挽肉入りの超激辛ソース)と麺が厨房(ちゅうぼう)の寸胴鍋(ずんどうなべ)からテレポーテーションで送られることになっています」
彼女はサラリと言ったが私の両目はそれを見ただけで大量の涙を流していた。目も顔面もヒリヒリしてたまらなかった。
そう、実は最初に見た器には1キログラム程度しか入っていなかったのだ。
花奈はと言うと涼しげな顔をして真っ赤な激辛溶岩と麺を大量に噴き出し続ける山を攻略しつつあった。
『ローズ』も同様に攻略し続けている。
「でもこれ食べている間に冷めちゃうんじゃ?」
私の問いにチャイコドレスの美少女は答えた。
「ですから時間ごとに大噴火(だいふんか)して灼熱(しゃくねつ)の激辛マグマと麺を火山の底の謎の穴からマントル対流させながら噴き出すので冷める心配はありませんよ」
彼女は言ってから『ふっふっふ』と笑って付け加えた。
「ただし辛さはどんどん辛くなっていきますけどね?」
つまり長引けば長引くほど不利になるって事?
私は言うと一口すすっては『ヒーヒー」言っている。
「そしてあたしと加世ねえはと言うと赤ちゃんのままチャイコの天津門に出現して誰かに育ててもらった」
まだ始めてから5分も経っていないのに花奈も『ローズ』も山の5号目まで攻略していた。
つまりもう麺は出なくなって灼熱の激辛マントルソースに5合目より上まで押し上げられた状態だ。
そう私の計算違いはその火山が噴き出しているものは地球のそれとは違いマグマよりも粘度と温度が高いマントルだったという事だ。
「正直に言っちゃうとそこから先の記憶はほとんどないんだ、気がついていたら加世ねえや『激辛』たんそして衣良や刈り上げ君たちと一緒に高校ってところに通っていた、本当だよ、それが地歴何年かだったかなんて覚えちゃいない、けど擬似サイコメトラーではっきりしたことはあるんだよ、あたしと加世ねえ、そして友人のカユとソフィアは何者かに拉致(らち)されて冷凍冬眠機の中に入れられてしまうんだ」
「そう言われたらあたしのクラスメイトの好敵手、と言っても毎回セーラー服を真っ赤な血で染め上げる戦いをしていた奴らが忽然(こつぜん)といなくなった、そしてあたしも何者かに拉致されて・・・・」と『激辛』
カヨとカナは拉致されたが『激辛』もまた拉致されたと言う事か?それ以降は生ける屍(しかばね)のような状態になってしまっていたと言うことか?
「コルドスリープとは言っても名ばかりで時間が来たら蘇生させられて解放しようかとかそんな考えは全くなかったんだぉ」
「そう、今思い出したけどあいつら富裕層は時折コールドスリープから私たちを起こして意識が混濁(こんだくした)した意識の中であいつらに代わる代わる輪姦されて気がすむとまた再び冷凍冬眠機の中に入れられてコールドスリープをさせられていたんだ」」
加世は思い出したかのようにボソリと言った。
「美少女コレクション」と云えば聞こえはいいかもしれない、でも実態は富裕層である上級獣鬼、いや正しくは『地人』や『地神』たちの性の慰み物(なぐさみもの)にされていたんだぉ〜」
そこまで花奈が言った時に彼女も『ローズ』もほとんど食べ尽くしてしまっていた。私といえばまだ全然攻略できていない。
『そこで諦めて(あきらめて)しまうの?』
いつかきいたような懐かしい声がしたような気がして顔を上げるとまだどんぶりにほとんど残っているどころか火砕流のように麺と超激辛ソースがあふれ出している『オリンポスン』を4杯、テーブルワゴンの上に乗せて運んでいるチャイコドレスを着たショートカットの褐色肌の美少女が微笑んでいた。どうやら他のチャレンジャーの落伍者たちのものらしい
私はそれに火をつけられたかのように猛然と『オリンポス』の山を攻略し始めていた
そのすぐそばで髪を後ろで束ねている同じく褐色肌の美少女がいた、しかしながら年はどう見ても小学生にも入っていない感じだった。美幼女と言うべきか?
「もうこれで今週に入ってチャレンジ失敗者は12人目だね、もうそろそろここから出られるかな?」
その美幼女は言った。
「その富裕層にとってはいい遊び道具だったけど、この星の支配者、【地神】にとっては封印すべき魔物たちだったんだぉ、特に真希さんや花和ちゃん、彼女の親友たちはね、実は美少女コレクションとは名ばかりで実は第5惑星、いやそれ以前からの『入国者管理局』みたいな場所だったんだぉ〜」
花奈がそう言った時に私は『オリンポスン』を完全に攻略していた。ギリギリのあと2分だった。(注:第4惑星の1年は第3惑星のおおよそ2年だが1日の長さは(自転周期は第3惑星と第4惑星共にほぼ同じである、ので本作では勝手に1日=24時間=1680分=100,800秒と勝手に決めつけさせてもらっている。
「それともうひとつ、真希さんの親友さんたちの件だけど彼女たちは死なないよ?」
と『激辛』じゃない『ローズ』
しまった、今度は『オリンポスン』の激辛スープを全身にかけられる『と思い身構えると何故か彼女は嬉しそうに微笑んでいた。
「何故ならこれからあたしたちが彼女たちを守るために今、いいえあの時の第4惑星『地球に向かうからね』
チャイコドレスの美少女は笑いながら言った。
【いよいよ反撃開始っすね】
髪を後ろで束ねた美幼女が言った。
口調からしてチャイコドレスの美少女は実体化した志乃さん。
そして髪を後ろで束ねた美幼女は刈り上げくんこと、あれ?名前が出てこない。
『薔薇樹(いばら じゅ)だよ』と私の中の誰かがささやいた気がした。
【さあこれからあたしたちはループの壁を突き破って衛星ルシファーまでタイムトラベルしていたNo.1〜4やハル母やサタン乳たちとだいたい60火星年近く過去にタイムトラベルして合流するんだぉ】
適当だな?おい!と思った。

私たちはごく普通に学生生活を楽しんでいた。
この第4惑星『地球』での平均寿命は約50年、短く感じるかもしれないが第3惑星基準なら約98才くらいまでだろうか?
その第3惑星のとある国では『人生100年計画』と言うスローガンを掲げた政党があった。
しかしそれはとんでもない矛盾を孕んでいた。
定年を60歳とするなら国は40年間も年金を支払続けなければいけなくなることになる。
その国では止むを得ずと言わんばかりに大幅に年金の支給額を引き下げた。と同時に支給開始年齢を65才からに遅らせた。
それだけならまだしも年金の支払い義務年齢を65まで引き上げようとした。
消費税の度重なる引き上げに加えて物価の上昇が重なり結果多くの年配者が70、80になっても働かざるを得ない社会となった。
つまりは60才から第2の人生が40年が始まるわけじゃなくて今までの家畜のような人生が死ぬまで続けさせられることを『人生100年計画』と言う言葉で騙し(だまし)て搾取(さくしゅ)を続けているだけだった。

それは第4惑星『地球』でも似たようなものだったかもしれない。
しかしながら決定的に異なったのは宗教だと思う。
第4惑星『地球』では太古より『大地に神様が住んでいる』と言う慣わし(ならわし)があった。
第3惑星でも同じだったが決定的な違いはそれら『神』は何も語らずただ庶民(しょみん)を見守るだけだった。

やれ神社の社を何十年おきに建て替えろとか?

『憲法を変えて隣の国の侵略に備えて武器を買うべき』とか。

「プライマリーバランスを取らないとこの国の経済は破綻する、だからもっと増税するべき』

などなど意味不明な要求はしたことがなかった。
しかし第3惑星『地球』ではそれが平然と行われていた。

正月に初詣に行けばそう言った国防色の小型改造バスが大音量を撒き散らすのにもその国の国民離れてしまったし、あげくに神社自体が改憲を主張し出してもその国の国民は何の違和感さえ持たなくなっていた。
だからこそそこに政治家にエセ(カルト)宗教が結びつき、政治に付け入る隙があったのかもしれない。

さて第4惑星『地球』ではある日、人知れず『地神』なる神が降臨していた。
それを知っていたのは各国の代表政治家のみだったかも知れない。
その『地神』は各国の首脳陣らに永遠の平和と豊かな未来を約束した。
と同時に『地神』は各国に対して名ばかりの政治と科学技術の支援を始め出した。

しかし彼らの正体はその時にまだ第4惑星と巨大な水素とヘリウムで構成された『木星』、又の名を『ジュピター』と言う当時まだ第6惑星の間にあった『メビウス』と彼ら自身が名乗っていた第5惑星の住民たちだった。

当時まだ文明黎明期にあった第4惑星『地球人』は彼らの持つ圧倒的な科学力と軍事力の前に平伏した。

メビウス人は和平と親睦(しんぼく)を語りながら第4惑星地球人に対して要求してきたのはメビウス人に対する絶対服従と従来から存在していた『神』の完全否定だった。

従来からの『神』は『妖魔』と言われて恐れられ忌み嫌われる(いみきらわれる)存在となり、『地神』こそが最初から存在する崇高(すうこう)なる存在と認識されるまでにさほどの年月はかからなかった。

『地神』と従来からの神、ふたつの神の大きな違いは人民や政治に対して干渉するかしないかの違い、そして圧倒的な科学力と軍事力だった。

しかし何もしないで見守るだけの『神』は当時の第4惑星地球人にとって非常に物足りないものだったのかも知れない。
製鉄や樹脂プラスチックなどによる工業化や都市化は確かに魅力的だったかも知れない。
しかしその反面、急激な工業化による公害問題で自然が荒らされてゆく様を従来から存在する『神』はただ見守ることしか出来なかった。
実は『地神』が第4惑星、第3惑星に降臨した目的は別の理由があった。
当時の第5惑星では公害、特に原子力発電所などから発生した大量の放射能汚染物質によって従来からの庶民が被曝をして、命を落としてゆきその数は激減をしていた。
『地神』は当然のこと、そのすぐ下の階級の『地人』も搾取する側の立場であり、安全なシェルターに住んでいたので、好んで労働に励む(はげむ)者など皆無に等しかった。
そこで『地神』たちが目をつけたのが第4惑星『地球』である。
労働力が豊富な『地球』は植民地化(入植地化)には最適な星だったと言えた。

そこでひとつ重大な問題が生じ始めていた。

わがままいっぱいに富裕層として育った彼らや彼女たちに『己の性欲や物欲をおさえよ』というのが土台無理な話だったのかも知れない。

『地神』や『地人』の間だけでことが済んでいる間はまだ良かった。

しかし彼らは柔らかな肌を保つ『地球人』の魅惑(みわく)に勝てずについに少女に手を出した不届きな輩が現れた。

その感想が『SNS』上で公開されるとそれはあっという間に拡散されてしまっていた。

そして国や警察が把握(はあく)しきれないほどの性犯罪が横行し出した時は手のつけようがなくなっていた。

そこから先はお決まりのパターンだった。

『どうせメスガキが誘惑したんだろう』
『地人』『獣神』様の崇高なる遺伝子を分け与えてもらえたんだ感謝こそすれ訴えるとは【何様】のつもりだ』

誹謗中傷どころかセカンドレイパーまで大量に発生して、本来なら非がない被害者であるべきの強姦被害者が次々と自殺する事態にまで発展していた。

         ーーーーーーーー

「だから花奈は今日のテストは最悪だったんだぉ」
中学の帰り道、隣のクラスのカナがなんかよくわからない話をしていた。
「ねえ、ナッツ、彼女の身に何が起きたの?」
私は思わずカナと同じクラスの私の親友であるナッツに詳しい話を聞こうとしていた。

カナとカヨは共に中学に入学するときに『チャイコ』から『ジポン』に拉致、じゃなかった移民して来たらしい。
ふたりとも大層な美少女だった為に『ジポン』の大富豪に買い取られたと聞いた。
もちろんそんな彼女たちが処女であるはずもなく最初からそっち目当てで大富豪の男たち、『人神』以上の存在、要するに『地神』様に『願望達成能力』を駆使されて、毎日のように強姦されていたらしい。
途中からすぐにそれに気がついた花奈ことバカナと加世ことバカヨが夜中だけ彼女たちに擬態化(ぎたいか)して入れ替わり犯されて今のところ妊娠は避けられていたようだ。
そう、この星には第5惑星からの移民である影の住民である花奈と加世、そして『チャイコ』からの移民である正当な第4惑星『地球人』のカナとカヨがいた。
それぞれがバストとヒップの大きさが違う事と移民側の花奈と加世はあまり賢そうに見えない程度で他はほとんど変わらなかった。
なのでセーラー服を着ている限りはほとんど見分けがつかない。

・・・そんなわけないか(爆笑)

「あ、カナの事ね、彼女はテスト時に先生の『始め!』と言った合図まではキチンと起きていたの、でもねえ」
「なるほど、その次の瞬間には爆睡をして大きないびき声を響かせていたと,まあ彼女なら『終了の合図』まで目を覚ますことはなかっただろうから白紙答案は間違いないんだけど」
どうやら今日登校してきているのはいわゆる馬鹿奈と馬鹿世こと花奈加代コンビらしい。
私がそれをいうとナッツは首を激しく横に振った。
「何?それは強姦された時の処女のリアクション?」
私は思わずそう言ってしまっていた。
しかしそれはいくらなんでも例えが悪かったかも知れない。
「それが職員室で聞いた話だと黒海苔答案だったらしいよ」
とカヨ、双子らしいが髪の毛の色もヘアスタイルも全く異なるので区別がつきやすいどころか間違える可能性がほぼゼロなのでわざわざ別のクラスに分ける理由が思い当たらない。
カナは栗色の髪を肩の近くまで伸ばしたやや内巻き気味のカールがかったボブカットヘアスタイル。
もう方や加世は鮮血を思わせるような真っ赤な髪を肩よりも上でカットしているがかなり元気に外側に跳ねさせている。
しかし本人曰く毛染めをしているわけでもなくクセ毛らしい。
見間違える理由が思い当たらない。

「のり弁ねえ」と言った私はその答案用紙をカナに見せられた。
「どうやら『採点する価値なし』とか言われて突っ返されたみたい」
他人事のようにカヨは言ったが怒りが収まらないように感じられた。
「ちょっとその解答用紙を見せて」とナッツが言うとそれをカヨの手から素早く奪い取っていた。
「これは・・・」とナッツは言って黙り込んだ。
何か重要な機密事項でも書き込んであるのだろうか?
「有明産の海苔だ」
全員がずっこけた。しかし・・・
【これは本当にこれから起こり得る事実なの?】
最重要機密事項でもあるのかナッツは特別なロックをかけて送ってきた。

【ここには地歴705年までの出来事が書かれてあった】

【もうすぐ第5惑星メビウスで最終戦争が勃発して惑星自体が粉々に粉砕されてその破片がこの第4惑星に降り注ぐらしい、それから2回もの核融合兵器を使った世界大戦が実行されて、それに織田信長、いや崖信介理事長と堀恵萌が関与するらしい】

【それは意識複合体として何十回も、何百回も何千回も『獣神』や『地人』、そして『地神』に数えきれないほど陵辱され、犯されながら種子と人造精子を際限なく子宮や小腸を通じて撃ち込まれ続けた結果として変異した花奈の能力と今までの私たちが知っていた花奈とどう違うのだろうか?】

少なくとも私はあのバケモノ級の『ローズ』とまともに渡り合える気がしない。
そんな時にカナの頸動脈が切断されて真っ赤な鮮血が噴き出したかのように見えた。
しかしすでにカナの実体はそこにはなかった。
「さあこれから最後のバトルを楽しむんだぉ」
自分のこれからの運命を知り尽くした上で意識を失っていたカナを右肩にかついだ花奈が楽しそうにそう言った時にローズが一瞬だけ見えた。
何もない空間で火花が何度も飛び散って、少しだけ間を置いて金属同士が激しくぶつかり合う音がした。
音が鳴り止むと花奈は四階建てのビルの屋上に、ローズは道端に停められていたエアカーの天井の上に立っていた。
そのわずか数秒後に四階建てののビルは水平に4000等分にスライスされて砂の白のように崩れ落ちて、同時にエアカーは爆発炎上をした時には私たちはふたりの姿が残像だったと気がついた。
「ヤバイんだぉ、みんなここから離れて」
と花奈
「トマホーク改が26機飛んでくる」
とローズ。
私たちにとってそれらを避けるのは容易い事だったがそれらの弾頭は核弾頭ではなく、プラスティック爆弾でもない、圧縮された絶対零度の液体ヘリウムだったのは想定外だった。
私たち全員はものすごく冷たい冷媒ガスで身体中を包まれていた。

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@最高高規格冬眠シェルターに眠る美少女たち

やがて部屋の奥に近づくと左に人間の少年が、右に少女が裸で対のチューブの中で約300体程浮いていた。
「まさか、これも食用なんて言う気じゃないでしょうね」
さげずみが感じられる女性の息苦しげな声がした、
右側の男性が振り返って慌てて訂正をした。それほどは若くは見えなかったが左側の男性よりは若そうに見えた。
「いや、これはあくまでも種の保存用としてだから、食糧にする気なんてさらさらないよ」
「不愉快ですよ」
女性が言うと右側の男性はさらに続けた。
「もちろん生きているわけじゃない、死んでもいないが脳死しているか、もしくはどこかに障害を持っているかわからない状態さ、ただ、ここには男女300対、ここから行く聖地を中心として他の方角10方向合わせて3000対、他の8カ所あるシェルターを合わせると24000対の男女が培養液漬けになっている、いつでも単細胞クローンを造れるようにね」
「狂っている」
女性が苦々しく吐き捨てるように言うと左の年老いた男は無感情に返した。
「まあそう言われるのは想定内だったけどね、次に君に見せるものはそんな生やさしいものじゃない」
彼はそう言うと突き当たりの壁の左側の壁にはには横長の表示板が上についたテンキーのプッシュキーボードがつけられていた。
「ここから先は正直、僕たちは、特に君のような若くて綺麗な女性には見られたくない光景なんだけど気を悪くしないでくれ」
左側の年老いた男が喋りながらそのプッシュキーボードをゆっくりと確実に13桁の数字を入力すると改めて表示版に映された数字を再確認してEnterきーをおしこんだ。
「いつの時代もえげつない事を考える男がいてね」
若い男は左右にに開くシャッターというには重厚な分厚い壁を見ながら言った。
「君は30年前頃から若くて美しい美少女たちが忽然と拐(さら)われていた事件の話を知っているかい?」
その分厚い壁のさらに奥にはもっと重厚そうな壁が上下に開き始めていた。
「14~5年にわたって何者かに攫(さら)われた少女たちの話ですか?でもあれは都市伝説話ではないと聞かされましたが」
女性が喋っている間にさらに奥の壁が左右に、今度の壁は最初の壁よりも少し右にずれていたが開き始めていた。
「あの事件は実際に起きていたんだよ、その頃政権を握っていた大物政治家と大富豪層によってもみ消されていてね、それらは報道されることもなく親族ごと消されることになったがね」と年老いた男は言った。
完全に分厚い壁三重によって構成された密室の向こうには数えきれないほどのコールドスリープマシンが寝かされていた。
その部屋は高さこそ彼らの身長の5倍程度だった。幅も奥行きもさっきとは比較にならない広さだった。
彼らの身長の2倍はゆうに超える長さと肩幅の4倍を超える幅を持ち、男たちの胸あたりまである大きさだった。一応中は見えるようにはなっていたが女性視線で最初に見たスリープマシンには若くてハンサムな男が入ってお腹の辺りで両手を組み合わせて眠っていた。横のパネルには何やら大量な文字が書き込まれていたようだけど、おそらくは中で眠っている人の個人情報だと思われる。
「いくつくらいスリープマシンが並べられているんですか?」
女性が聞くと左側の年老いた男はしばらく考え込んでから言った。
「こちらから前方向に300列、左右横方向に150列はあるかな?所々一定間隔を置いて透明な柱があるがそこからはしたから電力と冷媒気体上からは万が一の酸素が入り口シャッターが閉じてから一定時間のみ供給されるようになっておる、まあ一つのテロ対策だな」
そう言いながら前に進むとわずか10列目で中に入っている人間は若い男から二次性徴を迎えたばかりの頃と思われるまだ幼い少女ばかりとなった。
「昔から怪しげな宗教はいっぱいあった、その中には真剣に数十年後の世界大戦を予言した者もいた、しかし大半は欲にまみれた、いい加減な予言をした、それらの経典に従って造られたのがこの広大な高深度地下シェルターであり35000人を超える美少女コレクションというわけだ」
若い男が言うと怪訝そうに女性は吐き捨てるように言った。
「戻りましょう、ここにいるだけで生理的に気分が悪くなるから」
そういうと彼らは元来た経路を逆戻り始めていた。

その時彼らはそのコールドスリープさせた少女の身体から採取した単細胞をクローン作成に使うハメになるとは思ってもいなかった。
外の他の培養液に浸かっていたサンプルは全て使い物にならなかった。人類のものも含めた単細胞クローンは全て作成早々みんな途中でゲシュタルト崩壊を起こして培養液の中に溶け込んでしまっていた。もしかしたらDNAか転写するさいのRNAかmRNAに問題が生じていたのかもしれない。
それとも中性子が人体や染色体に与える影響を過小評価していたのかもしれない。
それはかつての原子力発電所事故でその被害を過小評価してしまった名残りで今回の南九州での巨大地震による大事故で取り返しのつかない数千人を超える尊い命が奪われたのと良く似ていた。(ハルサメとナッツ2と3を参照してください)
エロ親父やお坊ちゃんたちが自分達のわがままで大金を叩いてシェルター内にさらに強い放射線を防ぐさらに頑強なシェルターで自分達好みの人権を無視したエロコレクションを守ろうとした。
それが皮肉にも吉と出ただけのことだ。

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@富裕層たちの宴

私は夢の中で誰かの泣き叫ぶ声を聞かされていた。
「いや、い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いたい!いた、いた〜い!裂けそう!あ、あ、あー!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“、あ、ぁ、、、、はぁ、はぁ、はぁ、』
顔は思い出せないが肩で苦しそうに息をしている女の子の声が聞こえた。
『おいおい、貴重な美少女コレクションなんだよ大事に扱いな、さっき子宮だけじゃなく身体ごと破裂させてクリーナーロボットの世話になったばかりだろう』
『良いじゃないですか先輩、美少女はこんなにたくさんいることだし、その中の5体や6体くらい破裂させて、最初からいなかったことにしたところで問題はないでしょ』
『それにしてもここにはほとんど瓜二つで同じ名前の美少女が何組かいますよね?何故でしょうか?』
『ここは天然物ばかりじゃない、ごく普通も見た目の少女から採取した単細胞をゲノム解析して出来た美少女をさらに良い部分のみを組み合わせて一種のキメラみたいなのもいるからな、おい聞いているのか?』
『アキクサバカヨ、ナツナバカナ、ナツノアケビ、マーボーハルサメ、ゲキカラローズ、イライラ、ろくなネーミングじゃないですよね、作者のセンスを疑っちゃいますよ』
『そいつらは他と違って天然物だ、起こすと厄介だから起こすなと【地神】様たちからの命令だ』
『そんなぁ、俺たち最強の【地人】の強力な願望達成能力にかかればイチコロですよ、あーあー喘がせながら時間を巻き戻して何度でも破裂させたいよ』
「だから何度でも言っている、こいつらだけは目覚めさせてはならぬと」
彼は思わず声に出して言ってしまっていた自分に気が付かなかったようだ。
『しかしこのバカナとカナ、バカヨとカヨそっくりですが、僕は胸がはち切れんばかりにでかくてとろけるように柔らかそうな〇〇ンコのバカナとバカヨとやりたいっすよ、それにしてもアケビって娘も美味しそうじゃないですか?』
『静かにしろ、もうすぐ監視の奴らが来る、見つかる前にここを出るとしよう』
ふたり組の男がこの場から気配が消えた。
【あいつら、テレポーテーション出来るからどんなに厳重な3重シャッターも無意味なんだぉ】
【もう何年経ったんだよ】
【いや正直言って覚えていないんだよね、サタンはどうよ?】と私。
【しかしこの星にあたしと加世の先客がいたなんて驚きだぉ、仕方ないから『バカヨ』と『バカナ』の偽名を使って学校通いを始めたんだけどぉ〜】
【あっちは、信長と恵萌の間に出来た双子なんだ、私たちとは違うよ】とバカヨ。
私たちのようにあの第5惑星から転移してきたというわけじゃなさそうだ。
【ナッツはどこまで覚えている?】
【あいつらは花奈を暴走させて惑星『サタン』をエネルギーに還して幽閉されていたあたしごとあの惑星の周りを廻っていた、少なくとも5つは存在した知的生命体の棲む衛生を住民共々消し去ろうとしていた】

         ーーーーーーーー

【さあ、これから時間旅行に出かけるんだぉ〜】
と間の抜けた口調で花奈が言った。しかし声は亜希そのものだ。
【まあ意識複合体になれる練習だと思ってさ】
え?なんですかそれ?今やらなきゃいけないことですか?
【私は花奈の中に、『B』は衣良ちゃんの中に『G』は加世の中に『L』は『激辛』の中に入って2000年前のDeathすたーの中にしんにゅうしますよぉ〜】

これがあの『倶名尚愛演説会』を名乗ったその実態は。町内会の飲食会だった喫茶店から2000年過去の『人工惑星』、とは言え実態は超巨大宇宙船に旅立った時の志乃さんのセフレ、じゃなかったセリフだったわけだったがメンバーに若干の変更があったことは事実だったようだ。
文面からすれば花奈の中にいたのは志乃さんのはずだった。しかし彼女は放射性物質による内部被曝や外部被曝などに非常に弱いという理由から花奈の中にストレートヘアの亜希が寄生してその中に志乃と『刈り上げ君』が同時に寄生していたようだ。
つまり、No.1 花奈(ストレートヘア亜希(志乃+『刈り上げ君』))
という事のなるのか?
そして衣良の中にも『B』さんがいる事になっていたが巧妙なトラップが仕込まれていて『B』さんの中に可奈野椎(『願望達成能力者』)と春香織(『時間操作能力者』)がいたという事らしい。
No.2 伊良衣良(『B』(可奈野椎+春香織))か?
そして加世の中には『G』が入っていてさらに『自慰』と言うコンプライアンス的に問題のある奴と『椎(シイ)』と言う紛らわしい名前の奴が入っていたらしい。
No.3 秋種加世(『G』(『自慰』+『椎(シイ)』))
そして『激辛料理選手権王ルシファー』だが最初はあたしひとりで十分と言っていたが観萌に強制的に『L』を押し付けられていた。
しかし実際には『L』の中には『絵留』と『少女N』が組み込まれていたようだ。
No.4『激辛料理選手権王ルシファー』(『L』(『絵留』+『少女N』))というとんでもなくややこやしい事になっているらしい。
そこに加えてシンプルに信長と恵萌の間に生まれた『カヨ』と『カナ』だ。
ふたりずつふた組もいてはややこやしくなるだけなので未来から来ている意識複合体の方を『バカヨ』と『バカナ』と登録してあるらしい。
現状を説明するなら彼女たち4人と私、ハルサメ、とナッツの合わせて6人はあの太陽が3つある星系からあのケトルじいさんを追って人工惑星に飛び移ったわけだが何故か6人とも歳をとっていなかったようだ。
そしてこの第4惑星『地球』に最初からいた住民としてソフィアとカユ、カヨとカナ、フォボス、マキと、残念ながら他の少女の名前が思い出せなかった。

         ーーーーーーーーー

「いや、いや、いやぁ!いた〜い!いやぁぁ〜‼︎あつ〜い!」
突然、少女が泣き叫ぶ声が聞こえてきた。
今日も複数の美少女たちがここの管理者である『地人』たちに強姦されているようだ。
コールドスリープから目覚めさせられたばかりの彼女たちはまだ意識が混濁している上に神経ガスも投与されている。
だから体の自由も奪われて、されるがままに、フタが開かれた状態の、コールドースリープマシンの中で、強姦されているようだ。
鼻を突く揮発性の匂いが彼女がどんな目にあわされているかが容易に想像がついた。
『地人』の内のひとりの男が少女を己の性欲を満たすための快楽の対象としてだけじゃなくて食欲を満たすための対象として扱っていた。
内臓を消化液で溶かされて口から男に吸い尽くされた彼女は命を失い胴体はほぼペシャンコにされてしまう。
そのままでは美少女が誰かに殺されて食されたことがバレてしまうので事後処理として腐食防止の為の液体を注入して成形しながら固める事になっていた。
そして『諸事情により解凍禁止』としておけばバレないという事らしい。
要は第3惑星の「ジポン』でさなだむし君がボサボサに対してやっていた行為と同じことだった。
【もう黙ってらんねぇ、暴れていいか?】
流石にNo.4の『激辛料理選手権王ルシファー』がキレ始めていた。
【もう何十人目だよ】そういってルシファーが自力でコールドスリープを解除しようとした時、さすがにNo.1からストップがかかった。
【ごめん、さすがに私、人選を間違えていたわ】
と亜希
何故?と私は思った、が答えは単純だった。
頭に血が昇りやすい『激辛』はもちろんのこと、中に入っているメンバーが最悪だった。
『L』と云えば『少女N』を男子専門の養護支援施設だったこじろう学園のOBに毎日のように強姦させて受精させた受精卵を着床しかけていた内膜ごと削り取って人工的に細胞分裂をさせて72個の人工受精卵を作った。
そんな受精卵を、女子専門の養護支援施設さぬきがわ学園に入所していた72人の少女、彼女たちを洗脳して強制的に人工着床をさせた。
そして彼女たちの胎内で12才まで育てた12人編成で6組いた娘たちだった。
そんな合計72人のクローン少女と言って良いかわからない娘たちばかりだった。
ある日、突然発生したこじろう学園の男子生徒たち48にんの奇襲によってたった1組、12人を除いてほぼ全員が惨殺されていた。
もちろん相手が普通の少年に擬態化していた獣鬼だった可能性が高いから当然の結末だったかもしれない。
しかし逆を言えば、そんな奴らを相手に、生き残ってしまった、12人が恐るべき強さだった、とも言える。
その中でも最強だったのが『L』と『B』だったらしい。
しかし頭脳派だった『B』と比べると『L』は残念ながら圧倒的な『脳筋ウマシカ』さんだった。

その最も凶悪な上に〇〇だった『L』がその時に悪魔(妖魔、実は獣姫)に犯されて人造精子と一緒に種子まで打ち込まれて、孕まされて、その結果生まれた時に戦闘殺人マシーンには不要と決めつけられて、手術で削除されていたはずの生殖機能(子宮や卵巣)がその種子と人造精子のせいで体内に形成されていた。
そして本来ならある筈の無い彼女たちの胎(子宮)の中にできていたのが出来ていたのが他の『椎(シイ)』や『自慰』たち、そしてその中でも凶暴だったのが『絵留』、つまり『L』の娘だった。絶対に温厚派なわけがない。

その上に何故か『少女N』がいた。
私は詳しくは知らないが、亜希達から聞いた話だと未来の第3惑星研究施設にて『ニナ』が『かなえ』たち6人の保母たちを惨殺した後に入れ替わりに現れた短髪褐色肌の美少女との事だがその場にいた研究員をほぼ全員血祭りに上げた上に少し過去に戻って自分が獣鬼(その当時はその呼び名は存在しなかったが)に毎日のように強姦されて出来た受精卵からクローンで12個の受精卵を作り洗脳などで12人いた少女達に着床させて産ませた遺伝子的には12体の娘たち『A』から『L』までの内『G』を除く11体を原型を止めないほどに肉体破壊して惨殺したと聞く。
しばらくは行方不明になっていたはずだったのだが?彼女も受精卵を作る際に普通にこじろう学園の男子に強姦されていたはずだ、その男子生徒らも獣鬼だった可能性が高い。
すると彼女、少女Nも獣姫化していた可能性があった。

「それって今ここでコールドスリープ衣良目覚めさせた美少女たちを強姦している4人全員確実に殺してしまうメンバー構成じゃないですか?」
私は思わず声に出して言ってしまっていたがもうすでに遅かった。
『おい、この中にコールドスリープから抜けていない筈のコレクションが1体以上は目を覚ましているぞ』
4人の中のひとりが気付いて行為を中断した、そいつが1番年配の射精能力を失っていて、たった今犯している最中にある美少女の胎内に消化液を出して少女の内臓を溶かそうとしていた男だった。
【わかったぉ、あたしとその子がこっそりと入れ替わるから『激辛』ちゃんたちはおとなしくしていて】
馬鹿奈が言うとストレート亜希以下を除いて単独でその溶かされかけていた4人の美少女の中に入り込んだ。
いや美少女が突然アホヅラになるのはやばいでしょ?と私が思った時に意外と伊良衣良の中の『B』が【それはいい考えかも】と言った。
『気のせいじゃないのか?それにしても俺たちが犯しているメスガキどもみんな、胸がデカくなって腰回りもアソコもスゴく柔らかそうで、膣(ちつ)のしまりも良さげでってむちゃくちゃムラムラしてこねえか?』
恐るべし!ナノセコンド単位で4体を身体入れ替えのようだ。
『ぬるぬるじゃねぇか!すげー気持ちいいぜ』
若い『地人』が言うと興奮したように腰を激しく振り出していた。
『最高だぜ!最高牛のひき肉を捏(こ)ねているような気持ちよさだ』
次に若い奴が言いながら腰を8の字、いや♾の字に捻るとそいつに貫かれている少女が激しく泣き叫び出していた。
「いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!さ、裂けそう!あ“〜!」
『ガキだね!そう言われりゃそう言われるほど燃えるんだよ!男って生き物はな!』
「やめてぇ〜!さけちゃうー!あたしをこわさないで!」
「あ、あ、あ、あ、いやぁぁ〜‼︎いやぁ!いた〜い!あ“〜!」
3人の美少女がのたうち回って泣き叫ぶ姿を見て興奮してきたのか年配の『地人』も自分がつらぬいている少女を強姦する行為を再開させた。
「ぁ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!おなかがつぶされるぅ!」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、あ、あ、あ〜!いやぁぁ〜‼︎裂けそう!」
「やめ、やめ、やめてぇ〜!い、い、いた〜い!あ、あ“〜!あ“〜!はれつするう〜!」
3人の美少女の胎はみるみる膨らみ破裂させられていた、彼女たちは生きているのか死んでしまったのかわからないがそれでも『地人』たちは激しく腰を振る行為を止めようとしなかった。
『死んだフリをしても無駄だよ!俺たちをもっと楽しませろよ」
そう言っている若い『地人』の隣で年配の『地人』につらぬかれていた美少女に異常が起き始めていた。
「すご〜い、!あつ〜い、い、いやぁ〜やけずるぅ〜あ“〜!でも気持ちいい、もっと、もっとつらぬいて、もっともっとわたしをあついマグマで溶かしてあ“〜!あー!あ、ぁ、」
そう言ったきり全く動かなくなってしまっていたかのじょの肩から股間までふにゃふにゃになって口から勢いよく気味悪い赤みがかった得体の知れない色の液体を噴き出していた。
年配の『地人』はそんな彼女の唇に自分のそれを重ねてゴクゴク飲み始めていた。
と同時に他の3人の美少女の胸から下腹が信じられないくらいふくれあがるとつづけざまに「パーン!」「パーン!」「パーン!」と破裂してアバラ骨全てを内側からへし折るようにしてつぶれてちぎれた内臓を宙高く舞い上げていた。
当然彼女たちの顔は激しい苦痛で醜く歪んでいたのは言うまでもない。
それとは対照的に年配の『地人』に犯されていた美少女の死に顔はうっとりするようにとろけるような微笑みを浮かべていた。
「すごいすね、どうしたらこんなことできるんですか?」
若い男のひとりが年配の男にきいた。
「なぁに場数を踏(ふ)むことが大事なんだよ、お前らは力づくで何人破裂させるか?その快感だけを楽しんでいるだろう、それがガキだっつうの、毎回何十人何百人犯してそのほぼ全数を孕ませられるか?そのためには受精に十分な精液と人格変異の為の種子と人造精子を射精した時点で途中で抜いてメスガキの身体に白濁液をぶっかける、孕ませた数だけスゲー薬がもらえるのさ、女の痛覚をとろけるような絶頂感に誤認させる薬物ががまん汁に混ざって大量に射出されて皮膚や内粘膜から急速に浸透する最高の媚薬をな、オレなんざ3000人孕ませたからまだ5000人ものメスガキを気持ちよく逝かせる分の錠剤薬を持っているぜ」
【やっぱ殺す!何が気持ち良く逝かせるだ!殺人に変わりないだろ!】
案の定『激辛』が暴走を始めかけたので止めるのが大変だった。なにしろ彼女の中に棲む『L』も『絵留』も『少女N』も過激な暴走をする連中ばかりの寄せ集めだったから。
「でもその消化液は?」
若い奴がきいた。
それは多分、あの真田先輩が私の胎の中に流し込もうとしていたヤツだ。
あたしやナッツには効かないだろうけどこのメンバーの中で耐えられる者は何人いるだろうか?
「普通オレたち『地人』は50000回射精すれば自然と精液が造れなくなる、やがて精液は出なくなって消化液に変わってゆくのさ、そうなったら自然と俺たちは食用に回されるわけだが、一つ特典があってそれまでに1000人以上孕ませられたものは1000人から100人を超える分につき1年その処置を延期してもらえるわけだ、地上に住むメスガキどもは所詮はここにいる美少女コレクションから作ったクローン、つまり俺たちの下僕だからな、俺たちに何をされようが文句一つ言えないんだぜ」
その年配の『地人』は3000人も孕ませることに成功しているので20年は延長可能と言うことだ。
しかしその間にどれほどの地上に住む少女たちの尊い命が内臓などを消化液で溶かされて奪われるのだろうか?
「気持ちよく逝かせてやったんだ、感謝しなよ」
そう言いながら年配の『地人』は自分の太くて大きいものを挿したまま美少女だった物体の体内に大量の液体を噴射して膨らませていた。
「それはなんすか?」
若い【地人』はきいた。
『これか?これは中で一旦ガス状になって膨れ上がりある程度膨らみきったところでその体積と形状を保ったまま柔らかな肉感と硬い骨太感を同時に再現できる優れものだ人造細胞と言ったら良いのか』
年配の『地人』は美少女人形の形成を終えると次に腐敗が始まっていたその体に向けて自分の陰茎を両手でこすり自慰行為をし出して彼女だったそれに白乳色の液体を満遍(まんべん)なく振りかけると両手で隅々まで塗りたくっていた。
これはさなだむし君がボサボサ亜希の内臓を溶かして吸い尽くした後で愛玩人形に加工した工程によく似ていた。
そして髪も自分が出した液をつけながらブラッシングを始めていた。
そして元通りにコールドスリープマシンの中に横たえると『コールドスリープ解除禁止』の札を貼り付けた。
『【A級地人】様、それよりもオレたちが破裂させてしまったこのメスガキどもはどうしましょうか?』
3人の若い『地人』たちはすがるような目で年配の『地人』を見つめていた。

そんな彼らの目の前に目も眩むような白いドレスに身をまとった巨大な、身長が私たちの3倍はありそうな美少女が突然に現れて言った。
「貴重な美少女コレクションになんと言う事を、貴方達には『地人』を名乗る資格はありません、ここで消えてもらいます」
そう言うと彼女は3人の美少女を破裂させた3人と年配の『地人』を睨みつけると獣鬼に変化させて何処かに転送した。

おそらくはあの最深深層の長い廊下の両側に無数設置させられた洗脳部屋のどれかだろう。
そこで親善大使として各国へ送り出す娘たちを人間兵器として洗脳を兼ねて改造するために個々の美少女たちを次々と合歓させるのが彼らの今後の仕事かもしれない。
つまりはさっきまで『地人』たちが言っていた似たような美少女が多いというのはオリジナルから遺伝子を編集された少女たちの方が多いということかもしれない。
そりゃあ中にバカナやバカヨとかナツノアケビやハルサメヌードルが混ざっていても誰も不自然には思わないだろう。

『地人』たちに酷くも破裂させられた美少女と愛玩人形に変えさせられた美少女の遺体を見て巨大美少女は『ニヤリ』と笑った。
「ふん、愚かなメスガキども何百年ぶりかのぉ、世の目を誤魔化せるとでも思うたか?」
巨大美少女はそう言うと破裂させられた美少女だったあほづらの顔面を一体ずつハイヒーを履(は)いた右足で踏みつけて頭蓋骨ごと砕いてコールドスリープマシンの中に血と脳髄をぶちまけさせていた。
「モニターで観ておって驚いたわ、世の作り上げた大傑作の美少女が急にアホヅラの巨乳娘に4人とも変幻したと思ったらこの世を『ケトルじいさん」呼ばわりしたクソガキだったとはな」
そう言われた3人の馬鹿奈は頭蓋骨のひしゃげた首を傾げて言った。
「あっれぇ、意外とバレちゃうの早かったんだぉ」
いやバレて当然だと思いますが。
「さて、貴様の処遇だがこやつらの悪巧みを見つけるきっかけを作ってくれてありがとうよ」
美少女は開かれたままの4機あったコールドスリープスリープマシンをいきなり【地神の豪雨】の無数の微細な粒子で中の美少女人形ごと木っ端微塵に粉砕していた。
『しまった!逃げられたワイ』
奴はそう言った。
馬鹿奈はどこに消えたのだろうか?
私とナッツにはおおよその見当はついていた。

しかし私とナッツはそれとは別にある場所と時間を目指して飛んでいた。
もう手遅れだったと判っていたからだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

馬鹿奈の目の前には『地神の豪雨』で4人分のミンチとなったかつては美少女コレクションだったものが散乱していた。
【エデンの園に吸収された後だったんだ】
擬似サイコメトラーで彼女たちの最期を見とった花奈は微かにかつての自分の匂いを嗅ぎ(かぎ)取っていたのかもしれない。
馬鹿奈はその容姿を少し変化させ、花奈になるとあてもなく散策を始めていた。
そこにはカナが探していた人物はいなかった。
馬鹿奈は地上にいる数多くのアベックたちが他人目さえ気にせずにせっせと行為に及んでいる場所に出ていた。
そこにも花奈が探していた少女はいなかった。
あるものたちはは木陰の下で、あるものたちは公園のベンチの上で、息を荒げて様々な体位で交じり合っていた。
またあるものたちはひとりの処女をふたりの『地人』が犯そうとしていた。
【こんなところにいたんだぉ、『ガザの戦士』が】
ひとりは正面に周り頭を上から押さえつけて処女が前かがみになったところを右足で腹を蹴り上げていた。
乙女は口から大量の吐血をしてうずくまろうとしてきたところを後ろの男、『地人』が彼女の腰を鷲掴みにして持ち上げ、四つん這い状態にしていた。
双方合意なのだろうか?そんなわけはなかった。
もし双方合意だとしても花奈は嫌悪の表情を隠そうともしていなかっただろう。
「その子は怯えているんですよぉ〜解放してやってください」
花奈が『地人』のひとりに声をかけると早速その『地人』は花奈の行動の自由を奪いにきた。
「ふん、貴様ら如き美少女コレクションのクローンは黙ってオレたちに犯されて、孕まされて種子と人造精子をたっぷりと撃ち込まれるのが仕事なんだ、黙ってパンツを脱いでそこで四つん這いになれ!」
そいつはそう言ったが花奈は構わず歩み寄った。
「わかったんだぉそんなにやりたければ好きなだけやっていいぉ」
花奈はそう言うと自分のセーラー服のスカートの前を捲り上げていた。
おそらくはパンツなんて履いていないから完熟の柔らかな恥丘とそのすぐ下のワレメちゃんは丸見えだ。
『なあハルサメ、あの花奈って奴自分からふたりの男に犯されようとしているけどあいつ頭大丈夫か?』
『いや、大丈夫かと言われたら花奈の行動はいつも常軌を逸脱(いつだつ)していたし、正常とは思えないんだけど滅びゆく第5惑星からこの第4惑星の『ジポン』と言う国に移ってからが特にひどい、ような気がする』
曖昧(あいまい)な記憶の中にあるそれをテレパシーでナッツに伝えると『嫌な予感がする早く彼女を探し出して止めないと』と帰ってきた。
「だけど条件があるんだぉ、その娘をすぐに解放するんだ、じゃないと花奈もやむを得ず軍事行動に出るんだぉ」
「軍事行動だとよ、そのでっかいおっぱいがミサイルにでもなるのかな?」
『地人』のひとりは笑いながら平然と往年の巨大ロボットアニメのパクリネタを言った。

私はいつの間にか銀髪ポニーテールの美少女をお姫様抱っこしていた。
花奈が私の居場所を把握した上でのテレポーテーション転送してきたようだ。
しかし私はこの娘に見覚えがあった。

        ーーーーーーーーー

  あれは四月の半ばくらいの事だった。
私とナッツは川内原発の爆発事故の後でこっそりと以前に通っていた学校に戻っていた。
まだあのサナダムシ、じゃ無い、真田先輩がまだ生きているのが判っていて悪さをしていないか確認しに来ていただけの事だったのだが。
結局彼はターゲットのボサボサ亜希に逆に始末されて彼女の守護淫魔だったはずのポニーテール亜希が本体であるボサボサ亜希の監視をおこたって小学4年生の波瑠真希とかいう小娘の授業を覗きに来ていた時のエピソードだが
これはそのポニテ亜希から後で聞かされた話だ。

いわゆるポニテ亜希と言われている風間亜希は今日も授業を抜け出して隣の小学校を覗き見していた。
小学校とはいえここはいわゆる私立校であって武蔵野私立でも東京都立でもない、まあ学校法人葉類学園風俗小学校というとてもやばそうな名前の小学校ではある。
本拠地の地名は明かす事が出来ないが一応A県の警察関係の学校らしいw
よくあるよな、似たような名前で騙す手口、なんせここの学園理事長があの悪名な高き葉類智恵だからわかりそうなものだ。

まあ風間亜紀は葉類亜希とか契約淫魔の関係だからして、人間であるところの葉類亜希とは全くの別人格なんだけどさぁ、この人間の葉類亜希ってやつがとんでもないびびりだもんだから、友達も作らずにいつも机に座って居座って誰とも喋らず、授業中はぼんやりとノートを取って放課中はなんやらよくわからん本読んで、席を立つのはトイレに行くときだけっつう、淫魔にとってはこれほど都合の良い女はいない。

『亜希お姉ちゃん、毎日覗きに来るけど自分の授業は大丈夫なの?』
姿が見えないようにしているはずなのにいきなり花和にささやかれて正直言ってビビった。
『ああ、本体はマジメーにおベンキョーしているから大ジョーブださね、後でノートってえのを写させてもらえばオールグリーンってわけ、わかるゥ?』
直接彼女の脳に語りかけた。センコーがこっちを睨んでいるからな、いろいろと気はつかっているつもりね。
彼女の名前は波瑠花和、火星から違法移民して来た波瑠真希のひとり娘だ。
モノローグがまともなのは何故かって?
そりゃ疲れるからに決まっているだろ?
おっとそれ以上は追求しないでくれよな。
彼女、花和を実際に産んだのは真希ではなくあたいなんだ。
真希が住んでいた火星じゃ人工授精と人工培養器が当たり前になっていて女性がお腹の中で子供を育てて産むことは長い間なくなっていたという。
その結果、子宮は退化して本当に産み育てることが出来なくなったという。
連中が女性クローンをどうやって生産していたかなんてもう今となってはわからない。
ただサンプルとして通常の培養器に保存してあった人類を含む多くの生物の細胞をコピーして人造受精卵を作り借り腹としてサンプルの女性に生ませようとしたら母体ごと拒絶反応を示して死亡したと聞く、いろいろと試行錯誤をした結果どれも使い物にならないというありふれた答えになってしまったらしい。

それで目をつけられたのが対放射線防性能が2桁優れた特殊シェルターの中にある『美少女コレクション』に目がつけられたというわけだ。
試しに1人の美少女が生み出した卵子を採取して人工授精をさせてから淫媚薬を使い半ば強制的に儀式として選ばれた男子と生殖行為を行わせた上で睡眠中に人口着床させて辻褄合わせ(つじつまあわせ)をはかってみたさ。

しかしお腹の中の子が育つに従い無理やり母体にされた少女はノイローゼになって自分の腹などを刺して自殺した。

そりゃそうだ、自分が男の人に身体を許してをして子作り行為をいないのに知らない間にご懐妊させられているんだぜ?

第3惑星の某宗教なんて聖母マリ〇なんて綺麗事みたいに言っているけどどんな逝かれた、じゃないおめでたい宗教と神さまだと言いたいよ。

はっきり言って統一〇〇と大して変わりがないね。
まあ強制洗脳とかで莫大なお布施を奪われたりバカ高いツボ買わされたり、勝手に相手を決められたりすることはないけどさ。
アホなことにそれを100人ほど試してみて馬鹿な男どもはやっと気がついたんだ。
少女は子供を産む道具ではない事に。
元々そんな計画に賛成していた女性はほとんどいなかった。
しかし自分達もDNAを放射線で破壊されまともな卵子を作れない体になっている事。
そしてこの星も自分が子供を産むことのない男たちによって政治や文化が動かされている事。
そしてそれに媚びれば自分も痛い思いをしてまで産まなくて済むことに気づいたセレブな女達がそんな馬鹿な計画に賛同した結果だった。
もちろんシェルター内の空気が常に乾燥気味で女性陰部が濡れない為気持ちの良い性行為が不可能になっていたと言うのも正常性行為を困難にさせていた要因の一つだったが。

数年前の核融合爆弾による全面戦争で地上の物はすべて熱で溶かされ吹き飛ばされ、その惑星から大気というものを重力圏外に吹き飛ばした。

しかし、使用された大型核融合弾が発生させた強烈な放射線、特に中性子線はわずかながらではあったけどあらゆる動物のDNAに損傷を与えた。

それはすぐに死を招くようなものではなかったが生殖機能だけではなくクローン作成にも支障をきたしていた。

すべての動植物のサンプルがDNAにダメージを受けて培養器の中で成長中にゲシュタルト崩壊を起こしていた。

『純粋な水爆はクリーンな核兵器だ、今大量の放射性物質をばら撒いているのは起爆させるために膨大な熱量を必要とするためでそのためにはウランやプルトニウムを使った核反応爆弾を必要とするためであって、それが不要になれば水爆は放射線がすぐになくなるクリーンな核兵器だと言っている人が私の前に住んでいた星にはたくさんいてね、そういう人に限って声が大きくって、権力を持っていたの』
花和はあたいにむかて突然に語り出した。
特に意見を求めた記憶はない。

『確かに放射性物質は核融合弾の威力の割には核分裂爆弾に比べたらほとんど少なかったかも、でもね、亜希お姉ちゃん、彼らは重大な嘘をついていたの、水爆や核融合炉から発生する中性子線の減衰寿命は確かに889秒と瞬時と言える程非常に短かったけどそれは平均速度が秒速1万km程、音速にしてマッハ3万の速度がその破壊力が凄まじいことを意味していたのよ』
あれ?確か目の前にいる花和はまだ8才になったばかりだよな。

『水タンク1キロリットル入ったドラム缶1杯の水を蛇口から出す時、半分に減らすのに1時間かけていいのと3秒くらいで半分にしなければいけない特の違いを考えると水が流れ出す勢いがまるで違うよね、連中が無視したのはそこなのよ』

『あの爺さん達はその辺を全く理解していなかった、いいえ、あえて無視をしていたのかも、そしてその水爆から発生した中性子線は一瞬にして地上にあるものを加熱させ、蒸発させたばかりか星の大気も吹き飛ばし完璧だったはずの地下シェルターにまでコンクリートや鉄などをすり抜けて浸透してきて住民を加熱させてDNAの遺伝情報を破壊した、でも悲劇はそれでは終わらなかった』
あたいにはそれがなんのことかわからなかった。
『それまでその星に降り注いでいたさまざまな有害な宇宙線から守ってくれていた大気が吹っ飛んだせいでアルファ線やベータ線、ガンマ線などを含む宇宙線が容赦なく地表まで降り注ぐ事になった、そう言いたいんだろ?お嬢ちゃん』
いつのまにか授業は終わり放課の時間になっていた。
目の前には中学生らしき黒いストレートヘアを胸まで伸ばしたセーラー服の女の子、その顔と声には見覚えこそなかったがあたいは彼女が人間ならざるものである事に気がついていた。

『ちょっと何億年生きていらっしゃるかは知りませんけど口を挟まないでもらえませんか』
母親の真希とは違い全く物怖じをしない子だったがまさかここまでとは思わなかった。

『その宇宙線の大半はさまざまな恒星、特に直近のここでいう太陽から発せられたものだったけど彼らの理屈で言えば私たちが住んでいた星、ここでいう太陽の核融合から発生した中性子線が主なものだったはずだった、それは彼らがいうところ理屈では安全なはずだったもの、でも地下シェルターにいた人たちは1/10の割合で次々と倒れてしまった、全てが彼らの希望的観測であり、机上の理論であり、妄想に過ぎなかったのよ』

『なあそこで息をひそめて聞いている、淫魔ちゃんよ、あんたはあたしの友人のハルサメって淫魔よりは多少は賢いようだけど、このとんでもなくすごい妖魔憑が言っていることが理解できているのか?』
奴はそういうと目の前から消えていた。

周りが騒がないところを見ると奴は最初から姿を消していて、あたいと花和だけに姿を見せていただけかもしれない。

『そこで彼らはさらに奥深くに対中性子線のシェルターを増設してそこに住み始めていた、その段階であの忌まわしい美少女コレクションなる桁違いに高度な耐放射線の機能を持った部屋を見つけたわけです』

『オメー、一体何者だ?』
あたいは思わずきいてしまっていた。

『私?私は亜希ママ、いいえ、今は真希ママでしたね、彼女があの岡浜を名乗っていた火星人に陵辱されて花和か生まれた時に胎芽の中に自然発生した超妖魔ですよ?今はおとなしくしていますけどねでもこの娘、花和が二次性徴に入った時に乗っ取らせていただきますわこの娘を乗っ取ってセックスで世界中の男どもを狂わせ、この星の文明を消し去るためにねぇ、手始めにイスラエルとかいう面白そうな国の見方につくか検討中なの』
不敵な笑みをあたいの向けながらその超妖魔とやらは言い、存在感を消した。

『あれ?私、今まで眠っていたのかな?記憶がないや』
花和はぶつぶつ呟きながら周りを見回していた。

言うまでもなくその『ストレートの黒髪を人ならざる者』とはナッツの事でハルサメとは私の事だろう。
つまり花奈はその超妖魔を守るための行動としてあんな無茶をしたと言うことか?
それは人類に対する背徳行為のような気がした。

         ーーーーーーーーー

『あたしの推測だと花奈は自分から獣鬼や『地人』に自ら犯されて積極的に人造精子や種子を胎内や小腸で吸収している節がある』
地上を走るナッツがそう言っている間にも花奈の泣き叫ぶ声が聞こえてくるよう気がした。
『それは何のために?』と私。
「いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!」
「メスガキがオレたちの剛毛で包まれた陰茎(いんけい)と爆発的に拡がる亀頭部にまともに渡り合えるとでも思ったか?笑わせるなよ」
「あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
『上と下の両方から射精されている』
ナッツはそう言うと垂直に50メートルほど大地を蹴って飛び上がって周囲を見回した。
しかし彼女の姿は見当たらない様子だった。
『どっかで聞き耳を立てるメスガキどももよく聞きやがれ!何故【地神】も【地人】も男しかいないのかわかるか?男と女じゃ超えられない壁があるんだよ』
今のはわざとテレパシーで送ってきたのか?こいつを処分したら次はお前らの番だと言いたいのか?
「今ので大体の方向くらいはわからない?」
私はテレパシーをあえて使わずに声でナッツにきいた。
「所在位置のわからない複数のテレパスを経由しているらしくてあたしたちの方は奴らの位置特定どころか混乱させられている」とナッツ。
『ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!』と花奈の胎内と食道に大量の精液が撃ち込まれた音、と言うか振動が直に私の身体に伝わってきた。花奈は少なくともこれまでこれを10回以上射精させられている。『地人』の1回の射精量を考えると一般女性の子宮が破裂させられていてもおかしくはない回数だ。
そして、ごく普通の第5惑星人なら廃人にされてbot化されていてもおかしくない種子と人造精子の量だった。

「どうだ頭がぼんやりとして来ただろう?ほうらもっともっともっと精液を撃ち込まれたくなって来ただろう?と言っても無駄か?キサマはもう大量に撃ち込まれた種子と人造精子のせいで脳髄(のうずい)のニューロンはほとんど壊されて大量の種子と置き換えられている」

図体のをでかい奴が花奈に対して勝利宣言をしていた。

「てめえの脳髄はすっかり書き換えられて廃人同様だからな」

『そうなんだぉ花奈ももっともっともっとそのイカサマオタマジャクシとショボい種子を打ち込んで欲しいんだぉ』
全然自我を失っていなかった。
平常運転の馬鹿奈だ。

「ほーらみろ、キサマはもうオレたちの性奴隷だ」
そう笑いながら言っていた男が四つん這いになっている花奈の口に捻(ね)じ込んでいるご立派様が赤紫色に焼き爛(ただ)れ始めていた。

「いてぇ、痛い!あつーい!何故だ?貴様、俺様の陰茎に何をした?」
その『地人』は花奈の口から陰茎を引き抜くと前屈みになってしゃがみ込んだ。

「キサマ本当に人間か?」
そう言った男に対してもうひとりの男が言った。

「おい、お前全身が赤紫色に焼き爛れているぞ!メスガキ!キサマはコイツに何をした?」

「特に何もしてませんよぉ〜、あなたのお友達があたしの口からお腹に大量に出してくれた精液の中に大量に含まれていた放射性汚染物質を濃縮してあたしのお口の中の可愛いたった4本の鋭くも頑丈なヤイバで噛んで注入してやったくらいですよぉ〜」

今度は四つん這いになったままの花奈の(膣(ちつ)に立派な陰茎を捻じ込んで腰を振っていた男『地人』が花奈の腰から手を離して
「体が体全体が熱い、陰茎や腕や足が爛れて(ただれて)痛いどころじゃ・・・あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、」
そして動かなくなっていた。

「知ってましたかぁ?あなたは花奈の膣(ちつ)の中から抜きもしないで大量に(ピー)を注入しすぎたんですよぉ?その結果ちょっとあたしが胎に力を入れて圧をかけただけで逆流しちゃったんですよぉ?とあるアニメのとある中性キャラがやっていた必殺技の応用なんですよぉ?(ピー)をながれる(ピー)の向きを逆流させたらどうなるのか?ってアレなんですぉ〜、確か超並列演算(ピー)でしたっけ?ナビディアGPUの汎用演算ユニット?」
『馬鹿奈!パクリネタ禁止!』
私は思わず叫んでしまっていた。
それにそれは違う。
それは確かジョブズがAppleに帰って来るころのPowerPC604搭載以前の一部上位CGデザイナー用機種のためのオプションでLSIソケットに挿すことができたグラフィックアクセラレーター(ベクトル変換演算ユニット、ここが味噌ね、つまりあのラノベ作家は相当なMacオタだと思うわ)チップネタだったぞ、ってなんで私はそんな事を知っているんだ。

「今の『地人』の激しい痛みを伴う思念で場所を特定できなかった?」
と私。再びナッツは50メートル以上跳んで周囲を見回すと同時にすぐに降りて来た。
そのふたりはすぐに見つかったけど花奈の奴は既にどこかに跳んだ後だった。

「全く親に心配をかけさせるとはなんと言う不良娘なんだ!」
私は思わず叫んでいた。
いや、私は娘なんて持った覚えはないし、大体赤ちゃんができちゃうような行為をした経験なんて一度でも・・・あったかも?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

@ネコ(処女)じゃないもん【パクリじゃねーか】

花奈から見てひとりの処女が大勢の男たちに囲まれて怯えているのがわかった。
背丈は非常に小柄だったが胸の乳房の大きさと腰の発育は花奈にさえ劣らなかった。
彼女はすでに身体の自由を3〜4人の強力無比な『願望達成能力』によって支配されていた。
すでに仰向け(あおむけ)に押し倒された状態でもう彼女の大事な穴には剛毛が生えた陰茎を奥深くまでねじ込まれて激しいピストン運動によって穴の内面が剛毛によって削り出されて真っ赤な血塗れの肉片を掻き(かき)出されていた。
「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
処女は口にも巨大な陰茎を喉(のど)の奥まで挿し込まれて顎も外れかけて、鼻の軌道も塞がれ(ふさがれ)て息もできない状態で顔を青ざめさせていた。
「ヤバいよぉ!コイツ処女を犯すどころか殺す気満々だぉ!」
『ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!ドピュ!・・・』
激しい射精音が私とナッツの身体にも直接響いて来た。
「さっきオレたちの仲間『地人』をヤってくれた奴、ここにいるんだろう!黙ってこのメスガキがさっきお前がやった10倍の濃度の超濃度放射性汚染物質を含んだ精液を大量に撃ち込まれて被爆して苦しみ足掻き(あがき)ながら生き絶えるところを見ながら己の無力さを痛感しながら仲間同士で殺し合いしやがれ」
「ちなみに俺たちは三級『地神』だ『願望達成能力』も桁違いに強いぜ、例えばコイツに切れ味の良いナイフを持たせる、さて、貴様にこのメスガキの自傷行為を止められるかな?楽しみだよ」
そう言った三級『地神』は処女にその刃渡りが30センチ以上はありそうなナイフを持たせると『ニヤリ』と笑った。
すると処女はためらう事なく自分の胎に突き刺した。
そしてそれを抜くと真っ赤な鮮血と一緒に白濁液が大量に吹き出していた。
続いて今度は自分の心臓をひと突きにしようとしたところを花奈が覆い(おおい)かぶさるように出現した。
もちろん背中をひと突きだ。ナイフを抜いた途端に真っ赤な鮮血が噴き出していた。もしかしなくてもナイフの刃は花奈の心臓は完全につらぬいているだろう。
処女の皮膚がみるも無惨に赤紫色に焼き爛れて(ただれて)いく。
花奈の右脇から血の混じったピンク色の白濁液が漏れ出していた。
処女自身が三級『地神』の『願望達成能力』で操られて自分の子宮に刺した傷口から血と一緒に噴き出している極めて致死濃度が高い『放射性汚染物質』を大量に含む特濃の精液によるものだ。
三級『獣神』はさらに腰を激しく振って処女の破れた胎の中に大量の精液を撃ち込んでいた。

「いやぁ〜!やめて!やめてください!」
私は花奈の叫び声を聞いていた。
心臓をバクバクと激しく鼓動させて叫んでいた声は花奈の声そのものだった。
私が彼女たちを見つけた時は処女はただ虚な瞳をあらぬ方向をただぼんやりと見つめながら男たちにされるがままに花奈を胸に乗せたまま股をひろげられて陵辱(りょうじょく)を受けていた。
「あ、あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
どう見てもマトモじゃない剛毛で包まれた陰茎を大事な穴と口の喉(のど)奥までねじ込まれたショジョが叫び出したと同時に花奈が声を激しく荒げ出して泣き叫び出していた。
「いや、いやぁぁ〜‼やめてぇ〜!︎」
「ヤバいよハルサメ、何故かわからないけど花奈ちゃん、暴走を始めている」
ナッツがその男の背後に出現して体ごと女の子の体から太いそれを挿し込んでいる引っこ抜くと空高く投げ飛ばした。
その体自体が小型の核爆弾のように青白い閃光を放って数十キロメートルはありそうな巨大な光球となって広がった。
そしてそれはこの辺りを巨大なキノコ雲が覆い隠して灼熱の火球となって天に昇り始めていた。
私はその間に少女の胎内に撃ち込まれた精液をもれなく卵子ごと自分の中に回収した。
すでに3〜4個くらい受精をしていたが私のその後のことを考えている余裕は全然残されてはいなかった。
少女の頭を押さえ込んで陰茎を彼女の口の中にねじ込んで激しく腰を振り下ろしながら大量の精液を噴射して呼吸困難にしている男の体を『せいやー!」と大きな掛け声と共に空高く放り投げるとさっきと同様にその男の陰茎自体が鋭く青白い光を放ちながら爆発すると約3000メートル以上の光球となって熱膨張によって空高く舞い上がった。
続いて少女の両肩を押さえていたふたりをひとりずつ投げ飛ばすと同様に彼らの身体の中心が爆発をしてそれぞれが5000メートル級の光球となって空に飛んでいった。そして私は処女の中の精液を全て回収した。
それが淫魔のお仕事だからだ。 
しばらくしてあたりが静けさを取り戻した頃赤毛を外に強く跳ねさせた少女が花奈の前に突然に現れて泣きながら花奈のほおを打った。
その時は私もナッツも何故花奈がそんな暴走を始めてしまったか見当がつかなかったが彼女は花奈のほおを何度も両手で挟むようにして叩いた。
「馬鹿!あんた母と乳が助けてくれなかったらあの女の子死んでいたんだよ!」
真剣に怒る加世を前に今言った彼女のセリフを真剣に考えていた。
「あ、えーと私たちむしろあの木星みたいなでかい惑星を回っている衛星でむしろアレに助けられたような気がする」
と言うかその時の私は詩織の存在も咲の存在も知らなかった。褐色肌のショートカットの女の子たちと知り合い、その時に出会ったのが馬鹿奈と言われていた一見おとなしそうに見えて実は戦略家な少女だった気がする。
それにしても母はわかるとして父とは一体誰のことだろうか?花奈とはずいぶん長く『激辛』と一緒に行動してきたが加世と出会ったのはずいぶん後のような気がする。
その間に花奈がここまで自己を失い暴走したことは一度もなかったはずだった。

「加世ねえ、またあたし、やっちゃった?」
花奈は自分自身を恐れるように震えが止まらない様子だった。
「なーんにも怖くないからね」
無責任にも私は花奈の痩せてはいるが女性として豊満な肉体を正面から抱き止めて言った。
何故か私のワレメちゃんの中の小さな芽が疼(うず)いた気がするが気のせいだろう。

実はその時点では私は第3惑星『地球』での花奈の重くて暗い過去を知らなかった。
あとで加世から聞かされた話では彼女は小学2年生義兄ケイトの恐るべき『願望達成能力』で自分の義兄ケイトに対する想いを本物と信じ込ませて何度も何度も男女の営みを繰り返し行い双子の胎児を孕んでいた。
義兄ケイトは卑劣にもそんな彼女の未来予知能力もエネルギーに変換する能力も真っ当な人としての行動力さえ『願望達成能力』で奪い取り自分を含めた複数の男に輪姦させて胎嚢を破裂させてその子たちを死に追いやったとの事だ。
その双子の女の子たちはたまたま近くを通っていた少女の胎の中に吸収されて即興で創った胎嚢に収められて9月から翌年の2月近くまでその少女の胎の中で育ったらしい。
その時には怒りと狂乱で我を失い、暴走を始めた花奈が勘良く逃げた義兄ケイトを除く4人の男たちをエネルギーに還してその事件現場には直径数千メートルの大きなクレーターが発生したと聞く、行方不明者200人以上を超える犠牲者を出したその大事件は政府や国防省からの圧力で公表がされることはなかったらしい。
私はその話を聞かされた時の感想は『はい?』だった。
「初潮がまだ訪れていないはずの小学2年生が妊娠などするはずなどなかろう!」
実はその件には例の「コオロギ食品」と多く関係していた『二次性徴ホルモン分泌促進剤』と言うものが大きく関わっていた。
度重なる性産業に対する規制と人権に目覚めた少女たちの意識改革によって『AV産業』や『風俗産業』それどころか『売買春産業』もかつての勢いを失い人材不足に喘いでいた。
本来ならそれでそんな人道を外した犯罪産業など廃れる(すたれる)が正しいあり方だったはずだ。
しかし諦め(あきらめ)の悪いクソ業界どもが当時の政権と組んで考え出した、とんでもなくクソなアイデアが『コウロギ食品』による高タンパクの摂取と『二次性徴ホルモン分泌促進剤』の投与による児童からの、特に女児に対するあまりにも早熟な肉体の成長を促す政策だった。
その国の政権はそれに関する法案を『幼稚園から保育園までの授業料と給食費の無償化』とセットで提出してきた。
いかにも「クソまみれな政権』が考えそうなことだったがその問題だらけな法案はほとんど審議されないまま強行採決によって通ってしまっていた。
それに強く関与していたのがあのとんでもない党逸教会と痔眠党や昔は平和団体であったがその時はすでに改憲側に舵を切っていた草加学会と孔明党である。
結果どうなったかと言うとほとんどの女児が6〜8才までに初潮を迎えて大人の女性と変わらぬ肉体を持つようになっていた。
しかもそれらは女性たちを食い物にしてきた、その時はすでに女子児童を食い物にしだしていた性産業にとってはとても都合がいい口実を与えてしまった。
「まさか18才未満だとは思わなかった」とか「誰がどう見ても20才過ぎの成人でしょう」と言いやすい状況になっていた。
もちろんそれだけじゃない、身体つきはいくら大人の成熟した女性に見えても頭の中はまだまだ幼児のままだった。
性産業で生計を立てている側にとってこれほど都合が良い状況はなかった。
頭の中がまだまだ未熟な彼女たちは性産業業者に取って簡単に騙しやすい存在だったのである。
行方不明になる女児は後を立たず、ミーカードは悪用されてどんどん偽造、第三者による違法書換えが横行して性風俗産業の犠牲になる女児、いや偽装ミーカードデーター上の成人女性はは増える一方だった。
あろう事か警察はミーカードのデーターに依存していた以上、それに対応する事も出来なかった。
もちろん一部の真面目な刑事がミーカードのデーターを解析して不正情報である事を突きとめて捜査に乗り出そうとした。
しかし上層部組織である公安警察や内閣調査室からの圧力がかかり、洗脳されて被害者の声を封印する側に回ってしまっていた。
問題はそれだけじゃなかった。
またそれとは別の問題も生じていた。
大人のアスリート並みの筋力と精力を持つが所詮は子供の知能しか持ち得ない男児たち、彼らに性教育というものを教えるものは誰もおらず、彼らの教材は頭の逝かれたAV動画とエロ本だけだった。
その結果、早熟な男子児童もまた小学生女児はもちろん、大人の女性まで性犯罪被害の対象になった。
警察は被害女児や少女、女性に対して何かしてくれたか?
その業界から多額な企業献金を受け取っていた某政党はそんな警察にむしろ逆に圧力をかけた。
しかも壊憲派には都合が良いことに身体つきだけは強靭(きょうじん)で立派になったが頭の中は幼い男児は簡単に政府にとって都合の良いようにだまし易く、特に徴兵しなくともその攻撃的な性欲を軍隊に利用しやすい存在となっていた。

日頃から男尊女卑の姿勢を隠そうともせず様々なクソ人権放棄の法律を政権やどっちつかずの政策なき野党、つまり湯党に強行採決を促した党逸教会や草加学会、RENGOUも同罪だ。
そして花奈自身もそんな政策の犠牲者だ。

花奈はおそらくそんな自分の過去と目の前の処女とイメージを重ねてしまっていたのかもしれない。

花奈はずっと泣き続けていたが本当に泣きたいのは4人の男に襲われて口にも巨根な陰茎を喉奥深くまでねじ込まれて呼吸困難となっていた。
それでもなおも『願望達成能力』で子宮内に直接流れ込むように大量の精液を出されてその間にも自分にナイフを持たされて、操られていたとはいえ自分の胎を突き刺さしていた目の前の処女でしょう。
「ごめんなさい、さっきから皆さんは誤解なさってらっしゃるようですが私はショジョじゃありません」
「ってあなたそんな事言っている場合じゃないでしょ?胎にナイフで穴あけて、えーと今その傷口に何を捻じ込んで塞いでいるんだっけ?」
「見ての通り5本の肉棒です」
ふぁい?
「正確には花奈さんが私の傷口に5本の指を消毒もしないで突っ込んでふさいでくれてます」
「ちょっと待ってぇ!それって最悪な処置法じゃん!」
「大丈夫です!この星には破傷風菌なんてものは存在しませんから!」
「なんでそんなにも強気な発言が出てくるのよ!それにあなた、どうみてもショジョでしょ!」
「いいえ!断言してもいいです、私はショジョなんかじゃありません!」
「あらあら知った顔が来ちゃいましたね」
ゾロゾロとコールドスリープマシンの中に入っていた美少女たち数万人を引き連れた仲間。
「というか亜希さん!もしかして美少女コレクションのコールドスリープマシンに入っていた女の子を全員目覚めさせて連れて来ていませんか?」
「連れて来ちゃいましたよ?あの中にいてもどのみち陵辱されて殺されるか?犯されて殺されるか?輪姦されて命を失うか?でかいもので大事な穴をつらぬかれて命を落とすかのどれかですから!」
えっへんとばかりにストレートヘアの亜希は自慢げに言った。
「それってどれも同じですよね?」と私。
「ってなんの話をしていたっけ?そうだ身長がさほど高くない私でもショジョだというのにさらに頭ひとつ以上低いあなたがショジョじゃないわけがないでしょうが!」
私は胸を張って断言をした。

〇〇「私はレキッとしたヤリマンですよ!貴女こそ見た目で決めつけるなんて失礼な人ですね!」

アダルト版ハルサメとナッツ 35 火星の野望12

馬鹿奈「あのぉ?もしかしてあたしの発言がきっかけでトラブってますぅ?」

ハルサメ「そうだ、そう云えばそもそも花奈が『処女』だ、『処女』だと連発するから悪い👎」

終わり

馬鹿奈「あのぉ、あたし一度もショジョだなんて言った記憶がないんですが?」

ナッツ「いや、散々言っていた!」

馬鹿奈「いいえ、だから言ってないってばぁ」

ハルサメ「なら証拠を見せましょうか?」

【花奈から見てひとりの処女が大勢の男たちに囲まれて怯えているのがわかった。】

馬鹿奈「あれ?おかしいなぁ」
と花奈は自分の記憶の重箱を突っつき出していた。

【かなからみてひとりのおとめがおおぜいのおとこたちにかこまれておびえているのがわかった。】

馬鹿奈「ほら見なさい、誰もショジョだなんて言ってないでしょ?」

ストレートヘア亜希「そりゃ馬鹿奈の言い分に無理があるよ、「おとめ」で仮名漢字変換してみなよ」

至極当たり前のように「おとめ」が「処女」に変換されてしまう。

アダルト版ハルサメとナッツ 36 火星の野望13

馬鹿奈「あれ?なんで?」

にちゅでゅく!

伊良衣良「大体が『おとめ』で意味を調べたらわかるでしょうが」

馬鹿奈「えーと『若返るの意を持つ』『をつ』の同源と言われる」
①歳の若い娘、少女
②未婚の女。生娘。処女。

ストレート亜希「えーと、処女じゃない?若返る?まさか?」

〇〇「だからさっきからずっと私はショジョなんかじゃないって言っているでしょうが!」

『G』「あ、思い出した、私が別の話の中で鉄球で心臓ぶち抜いて564た」

『L』「あ〜、以前朝〇ッ〇でパンケーキ9セット注文したら消費税20%になっていてカード支払いができなかったオ〇〇!」

〇〇「うるさいですわ、さて私は誰でしょう?」

花奈「確かその時はリナじゃなかったはずでは」

〇〇「そんなことはどうでもいいんです、それで次はどこにいくんですか?」

星紫亜「次は第3惑星時間で21世紀前期の時代の第4惑星『ジポン』でしょうか?」

咲「確かにやることやって妊娠して女の子産まないとその子に乗り移れないから処女のままじゃ袋小路で破滅フラグですね」

〇〇「だからストレート亜希おねーさま、ヒーリングエッチをして、お願い」

亜希「お・こ・と・わ・り」

〇〇「え〜!そんな〜!」

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まだまだ更新中ですが頑張ってみます。

新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)

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