アダルト版ハルサメとナッツ 14 この身体は誰のために
改訂版ハルサメとナッツ 14 この身体は誰のために
2024/05/12校正更新
2023/09/14校正追記
毎回とは限りませんが今作はエログロ描写や官能描写を多大に含みますので20才未満の閲覧はご遠慮してくださいね♪
なお現実と烈しく乖離している部分が多いですよ。
地球人もある意味で『異次元の地球人』というどっかの日銀総裁や某総理大臣的な解釈をして頂けるとありがたいです。
登場人物紹介、いっくよ〜!
まずは1番最初に、咲ちゃん、こと岡浜咲ちゃん、彼女のスペックは見た目身長160cmくらい体重不明なものの、やや細めな割に胸の発育は良くGカップ以上ウエストのくびれやマンゴーの完熟度もナッツに引けを取らず男を狂わせるタイプと言えよう。
肩にかかるくらいのきつめにウェイブがかかった茶髪が特徴で大きな目の大部分を占めてる眼球は純白な中に緑色の瞳が美しい。
中学1年生の1学期初め頃で12才だったが既に地球時間で6ヶ月は過ぎていた、つもりだったが実際にはまだ1ヶ月しか過ぎていない5月20だったので6月28日誕生日の彼女はもうすぐ13才ということになる。時々瞳の色が赤色や黄色、紫に変わりことがあるが今のとこと特に恐ろしいことは起きていないので良しとしよう。
それよりも問題なのは彼女が育った家庭環境。
母親は火星からやってきた女性クローンであるのだが表向きは崖理事長の養子と発表されていたが事実上の愛人関係だったりする。
それを誤魔化すために一社員に過ぎなかった浜岡を彼女の結婚相手に選び、薬物を使い彼女を犯させて後に咲となる女児を孕ませた。
(もうすでに咲は母親の胎内に受胎していた)
その後理事長や母親達の策略もあり5才の時点で表向きは実父だった浜岡に強姦されてその後も7才と9才の時に母親の再婚相手である暴力を伴う強姦を受け人格を歪めれれる。
その後妖魔に騙されて契約を結び教師や男子生徒を手球に取り操るがその際にクラスメイトの女子生徒を巻き込んだと思われる。ちなみにその妖魔は私が始末したよ。
ごつん![ウソをつくな、実際に処分したのはこの執行官星紫亜]
はい、後がつっかえているので後でね。夫であるべlき彼の元に今の彼氏と生々しい生殖行為をしている現場を撮影したビデオレターを送信して挑発して後輩の女性クローンだった女性との不倫を誘発させた、もっともそれは彼が火星で発生した暴動事件により親友を失った彼女の落胆につけ込んでドラッグ&ハニートラップも併用した事実上の強姦だった。
しかしそれを仕掛けた咲の母親は彼と夫婦喧嘩になった時にまだ5才だった愛娘の前で夫にとんでもない言葉をささやいた。
「そんなにも若い娘が好きなら今すぐに咲をやっちゃいなよ、幼い娘のマンゴーはとても柔らかくて甘くて旨いわよ」
その結果、咲は名目上とはいえ父親にわずか5才で何回も未熟なマンゴーをつらぬかれ中に何度も精液を解き放たれて命を落としていてもおかしくはなかったくらいの瀕死の重傷を負って入院させられた。
しかしそれは彼女、咲にとって性地獄幼少期の始まりに過ぎなかった。
その後も彼女は7才、9才と性的虐待を受けるがそれは咲に取り憑いていた超妖魔と契約もあり私たちがその超妖魔を倒すまで彼女自身が望まない乱れた性的生活を送らされていた。
それは咲の実母と事実上の実父親である崖理事長が結託をして行った咲に対する罠だった。
咲に取り憑いた、崖理事長と咲の母親が毎日のように行った性行為というには快楽至上主義的な交わりによってできた咲の身体には超妖魔と言われる普通の妖魔の上位互換性を持つ妖魔が棲みついていた。
本来は少女に取り憑いた妖魔、及び超妖魔は女性的キャラーを持ちなぜ宿主であるはずの咲に次々と罠を仕掛けて彼女に地獄のような日々を送らせたのか不明だがそれが超妖魔故の特性によるものかも定かではない。
ただ咲に近づく男は大人や小学6年生さえ含む少年を咲の肉体の虜(とりこ)にしてその時に覚えた快楽を学校の女性教師や同級生以下の女子生徒にも求めるようになり咲が去った小学校や中学校などが性犯罪の温床になっていた事を地球に帰還後(きかんご)の咲自身がそれを知り深いショックを受ける。
はい、次は私の悪友、じゃない親友のナッツこと夏野明美、彼女も咲ちゃんと同じく中学1年生だが誕生日が確か3月だった気がするだから今年いっぱいは12才のままだろう。
彼女に関してはスペック詐欺と言っても過言じゃないと思う。
黒髪のロングストレートヘアには違いがないのだがその長さは胸元あたりから腰まで自由自在に変えられる。
顔はどこかおっとりとした母性を感じさせるおっとり美少女だが時折り妖艶な美女に変わり、男を誘惑の眼差しで見つめる。
身長はデフォルトで165cmであるものの実際には145〜175cmまで自在に変えられるらしい。戸籍上は12才の現時点では中学1年生ということになっているが脱ぐとやばいタイプで私はてっきりDカップ程度と予想していたが実際にはHカップ以上はあるらしくて、くびれたウエスト以上にピンク色に完熟したとても柔らかいマンゴーとさっき言った通り時折見せる妖艶な美貌、それらは12才とは思えない大人の色香を遺憾なく発揮してそれを見た男どもを性欲のアリ地獄に引きずり込むだろう。
彼女のニックネーム、ナッツは彼女の口がナッツ類しか受け付けられないことにある、ピーナッツ、マカデミアナッツ、ジャイアントコーンなど、とにかくその手の食い物しか受け付けない。
彼女は7大欲求に関する悪魔らしいが私なんかよりもはるかに長いキャリアを持つ長寿な高等悪魔であるらしい。少なくとも一つの恒星系文明が生まれてから滅亡するまでを見とってきたらしい。
次は私、私の属性は人類、いわば人間などではなく淫魔と呼ばれる、まあ最下層のエロスに特化した悪魔である。
世の中の人間たち男女のエッチな行為やすけべな夢想などから快楽や愛液、精液などの甘い果実を横取り、いや、少しずつ分けてもらいながら棲息しているというとても強欲な、じゃないつましい悪魔だ。
ちなみに私の人間形態での見た目は一応戸籍上は中学1年生12才でありながら身長140cm未満Bカップというお子ちゃま体質である。ちなみに誕生日はナッツよりも2ヶ月早い1月の29日ということになっている、
私は超大手電気機器関連グループの理事長と火星からやって妖魔に心身を支配されていた女性クローンの間にできた受精卵を詩織に無理矢理強制的に借り腹として利用して産まされた子だった。
しかも詩織自身にも秘密があって本来の詩織さんは中学3年生の時に東北地方を襲った地震で発生した津波に飲み込まれて命を落としかけていた。
そこにたまたま居合わせた火星からやって来た女性クローンも同様に津波に飲み込まれて死にかけていたがその女性クローンに契約していた妖魔がなんの気まぐれかその死にかけていた詩織と契約を交わして生き返ったらしい。
その時、津波に流されて重傷を負い子宮や腎臓を失った同学年の少女と奇妙な約束を交わして親友となった。その彼女こそが今私が養女として養ってもらっている幸恵さんだ。
ちなみに幸恵さんと聡さんの間には1学年年下の義弟である健太くんがいる。
彼は幸恵さんから卵子を提供してもらい、彼女の夫である波瑠聡さんから精子をいただき人工授精をして詩織自身の子宮を借り腹にして産んでいるのである意味本当の姉弟と言えるかも知れない。
名前は波瑠沙芽と書いてはるさとみと読む。
肩にかかる程度の春雨のような透き通った白髪が特徴でこれも私のニックネーム春雨の由来になっている。
だが私自身自慢すべきものがひとつだけある、桃色に輝き、男たちの松茸にとってはとろけ落ちるように柔らかな黄金のマンゴーだ。
佐原詩織 私、波瑠沙芽を借り胎に利用されて産んだ母親であり、それでいてお互いにとって親友のような存在
さて、追加でもう1人、いや3人ほどいる。
ひとりは咲の父親の浮気相手、いや、正確には一方的に淫媚薬で意識を混濁させて下垂体の性的な判断を狂わせて手篭めにしたのだからまあ被害者でしょう。元々は火星人で連れ合いは事故で亡くしていた。
地球での偽名は風間亜希と言い、一時は咲の父と同じ会社の違う部署に配属されていたのだが理事長の愛人になるように当時咲に取り憑いていた妖魔に操られかけたが彼女自身と契約を交わしていた妖魔がそれを跳ね除けて拒んだため事実上解雇に等しい愛知の子会社に1ヶ月後の転属が決められていた。
しかしその数日後、火星で暴動が起き全ての核融合炉は暴走を始め彼ら、本星にいた火星人は全員死滅して妖魔のみが超弩級妖魔として大勢生き残ってしまうという最悪の事態となった。
そんな時に妻の浮気や自分の者での待遇で自暴自棄になっていた咲の父親は彼もまた火星人であり同郷の彼女に目をつけていたが彼女、風間亜希の妖魔がショックで弱っていた事を感じ取り長期出張を命じられたうっぷんバラシに薬物を使い彼女を陵辱して孕ませてしまう。もちろん出血も多かったが彼は同情するどころかその時撮った動画をネタに関係の続行を迫った。
しかし、そんな関係がしばらく続いたある日、彼女は倒れて救急車でとある病院に運ばれて妊娠が発覚してしまう。
さてここでふたり、紹介する。彼女が運ばれた病院はどう見ても異星人しか患者がいない奇妙な病院だった。
そこで彼女は院長である葉類智恵院長に宣告される、「火星人の退化した子宮では子供が中で圧死するか子宮が破裂するかのどっちかだよ」とそして彼女が決断した時、目の前に自分と同姓同名を持ったポニーテールの少女(淫魔)が現れた。今現在自称13才の中学2年生だそうだ。美少女かときかれたら返答に困るレベルだ。淫魔らしく体の発育は身長が135cmなだけを除けば良好らしい。
そして彼女は宣言をする今の妖魔との契約を解除して自分、彼女自身の正体でもある淫魔と契約をするそれがお腹の中の胎芽を預かる条件だった。
そして風間亜希はそれを二つ返事で了承した。
それから9年後、今私の前にはふたりの少女がポニテ女と一緒に立っている。
いやその2人もポニーテールなんだけど違うのは髪の毛の色と背丈はふたりともに140cm前後だったがひとりが金髪で高めの位置で縛ったポニテを解けば腰までありそうなされサラサラのストレートヘア、黒目の美少女、元はあまり美人とはいえない尖り気味のアゴに歯を組み込んだ、咲の家庭教師を1年ほどやっていた咲の父親の性的暴行の被害者でもある火星人の風間亜希、咲の記憶に残っていたその面影は全くない、名前は波瑠真希(はるまき)年齢不詳、20歳未満、いや13歳未満と言っても通ってしまう。
実は彼女の肉体は彼女と契約していた妖魔の記憶にあった彼女の元となった『美少女コレクション』の中のひとりのDNA情報を元に再構築されている。
そしてもうひとりは真希の娘である波瑠花和、髪型は真希と同様に解けば腰までありそうなストレートヘアだが金髪ではなく銀髪、加えて瞳の色が緑がかっていた。私たちよりも4才近く年下だそうだ。小学4年生だそうだ。
彼女達の始祖は大昔に彼女達の大富豪が誘拐や怪しげな宗教団体の信者が産んだ美少女を養女として引き取ったとのことだが、
もちろん信者に対する洗脳がかけられてのことだからこれもほぼ誘拐に等しい。
そして彼らは拉致した彼女達を『美少女コレクション』と称して富裕層専用の広大な超高度核シェルターの中にコールドスリープマシンに入れられて保存されていた。基本火星人のの女性クローンは解凍した彼女達から抜き取った卵子をもとに増殖させて大量生産させられて冷凍保存されていた富裕層の男の精子によって受精させて培養器の中で育てられたらしいが全てが男になってしまうという絶望が彼らに植え付けられた。しかし不思議な事に彼女達女性クローンはこの地球上では相手が地球人の男であろうが火星人の男であろうが交配すれば男女どちらでも作れた、ただ残念な事に彼女達女性クローンは子宮が退化しているために受精、着床までは出来なくて諦めざるを得なかった。そこで考えられたのが咲の母親がやったように権力者に取り入って貧しい少女を騙して子宮の全摘手術を行い移植してそこで産み育てる方法、もう一つは詩織にやったように洗脳した少女を借り腹として強制的に着床させて生ませるやり方、どちらも人道的とは言い難いが花和の場合は受精卵のDNAを妖魔の記憶を元に再構築されている、故に咲の父親とは似ても似つかない。
ちなみに彼女を胎の中で育てたのは妖魔の風間亜希ではなく本体の葉類亜希である。ちなみに波瑠真希と波瑠花和のふたりが何故私と同じ姓を名乗っているのかというと私の義父である聡さんが彼女達を養女として引き取った殻で特に理由はない。
今は帰国子女としてむさし小学校に通っているとのこと。
ちなみに彼女の事実上の母親である葉類亜希は私より1学年上のここの病院の一人娘であり常に肩まで伸ばした黒髪をボサボサにして顔はもちろん全体の肌がカサカサという美少女からは程遠い存在だ。ただし色々と変装というか変態は得意中の得意らしい。
きっと今までも大勢の男たちを騙して来たのだろう。
そんな折、偶然に彼女たち全員が波瑠家に集結してそこにボサボサ亜希(葉類亜希)とポニテ亜希(風間亜紀)も訪れて波瑠幸恵が実は崖理事長の娘、孫娘である可能性を示唆する。
そして詩織に理事長の身の回りの面倒をみるアルバイトと称して実際には崖会長と愛人関係を結ぶことと彼に妊娠させられる可能性を知りつつ紹介する。
しかしよもや詩織が借り胎に利用されることまでは想定していなかった。
咲は私たちと地球に帰還後、中学生になったばかりの頃通っていた中学校で発生した1年女子生徒の入水自殺が自分に狂わされた上級生による性的いじめやAV産業界への本人の意向を無視した作品の撮影と提供(もちろん彼らによる彼女に対する強姦シーン撮影映像の有償提供)による可能性をカミングアウトした。
あくまでも可能性としたのはその事件がすでに咲自身が他の学校に崖理事長の命令により知る術がなく後で知ったからである。
波瑠健太 詩織を借り胎に波瑠聡と波瑠幸恵の間に生まれた男の子
波瑠沙芽とは一応義理の弟という事になっているが幸恵が崖理事長の精子により崖理事長の娘、もしくは孫娘との間にできた女性で聡も崖理事長の子孫であり、当然、健太も崖理事長の濃い血族だという事を健太本人も認識していて突然に暴走を始めてその場にいた女子全員を超弩級妖魔の能力で消化液を完熟マンゴーから注入して喰らいつくそうとするがなぜかまず手始めに襲ったのは実母である幸恵さんだった。
健太いわく、この日の襲撃は崖理事長に反抗する少女達の全滅が目的でで彼女達を集めるのに利用した波瑠幸恵はもう用済みだから真っ先に処分するという。
健太!あんた自分の実の母親になんて事をするのよ!
ちなみに彼のスペックは身長155cm、松茸くんの最大時の大きさは全長〇〇cm全径〇〇mm、亀頭くんの高さは〇〇mm、傘のいちばん拡がった部分の径は松茸の全径の最大1.2〜1.5倍、そりゃあ、アヘアヘされちゃうわけだよ。
一回の射精能力は30cc×18回以上、と多いと言われる西洋人のさらに3倍もある。将来の夢は『30cc』と言う某ロックバンドのパクリ名で政府御用達のお笑いユニットを私と組んでステージで生SEXする事らしい。やめろ、叩かれたいのか?ユニット名はダウンシンドロームで健太の名前は松茸ひどしだろう。
私はあの晩にそれを少なくとも4回以上はやられたわけだ。
そりゃあ排卵日と被ればご懐妊にならない方がおかしい。
そう思いながらもそこにいた全員があの悪魔のように強かったボサボサ亜希でさえ指一本さえ動かせずにここにいた全員の死を覚悟していたらそれをあっさりと阻止したのは咲の中にいた詩織だった。
おっといけない、またしてもスター、じゃなかった、星紫亜さんの存在を忘れていたよ、イスカン、じゃない水星生まれの水星育ち、半導体生物が進化し過ぎちゃった末に中二病をこじらせてA級淫魔処刑執行人になったと言う実体を持たない化け物だ。
映像化した時の見た目は15〜16才くらいの発育の良い娘、結構な美少女と言いたいが赤い癖毛のたぬき顔、あう!
ここから本編始まるよ〜
〇〇電気グループの崖理事長、その存在自体が謎だった。咲、こと岡浜咲と私、春雨、波瑠沙芽(はるさとみ)の遺伝子上の父親ではあるが実際の扱いは赤の他人と同じようなものだ。現に私なんかは女の子だと言うだけの理由で母体である詩織と一緒に沈められてサメの餌にされかけた。
咲と私の間にはもうひとつ共通点があって火星人クローンの母親側の遺伝子、つまり卵子の提供者が同じだと言う点だ。咲の場合は計画的だったので経済的に貧しいカルト教信者の娘を洗脳して子宮癌と偽診断させて全摘手術を強行して火星人の退化した子宮と移植交換をしてそれがちゃんと結着してからその子宮内に理事長の精液を射出し受精、着床出産した娘だった。しかし、実質上、愛人関係だったが戸籍上は養子の娘ということになったいたのでグループ会社社員の男(火星人)を淫媚薬と火星人クローンに取り憑いていた妖魔の魔力により強姦させておいたからと言うアリバイ工作を行なっていた。
私に関しては正直言って咲を産んだ後でできちゃった子だったので母親である火星人クローンからすれば流してしまいたい子だったが世継ぎ(男子)を欲しがっていた理事長としてはそのまま産ませたかったところだった。
しかしたまたま理事長の世話をしていた私の母である詩織の子宮内に人工着床させて産ませることにしたらしい。しかしその術後、ほんの2週間遅れで理事長の別の愛人である火星人クローン、こちらもご丁寧に信者の貧しい娘から搾取した子宮をその子宮を奪い移植してそれがちゃんと癒着して安定してからやはり膣内射精を行いその子宮内で受精、着床させて産んだ子だった。そしてその子は理事長が待ち望んだ男子だった。
それからひと月後、突然に9か月近いお腹となって彼らの前に現れた詩織の中の子、つまり私が医師たちが首を傾げながら行ったエコー検査で女の子であると判明した途端に理事長は処分を決断した。
つまりこの〇〇電気グループの理事長が絡んだ火星人クローンはわずかにふたりだけだと私もナッツも、そして咲も考えていた。
ボサボサ亜希という無資格刑事(中学2年生)が、私の義母であり、私の産みの親だった詩織の大親友だった筈の幸恵さんの正体を暴露するまでは。
そしてその途端に私の義弟である健太の大暴走が始まりほとんど同じ部屋にいた8人の幸恵さんを含む私たち少女の体が金縛りにあったかのように動けなくなって、まず咲を跳ね飛ばした健太がまず最初に行おうとしたことは自分の母親である幸恵さんを犯すことだった。いやそれさえ正しいとは言い難かった。何故なら彼の目的は・・・。
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「おやおや、まだ気が付かないの?おじいさんの命令で君は用済みなんだよ、所詮は僕と言う超人と超弩級妖魔を産んでもらうための道具だったんだ、まさかあんたがあんなことになって子宮を失ってしまったのは大誤算だったけどね、詩織なんてバカが子宮を貸してくれるなんて思いもしなかったよ、おかげで君、一応幸恵かあさんと呼ばせてもらおうか?どのみち僕に中身を全部溶かされて美味しく頂かせてもらうんだけどね」
「邪魔だ」と言って健太は動けなくなった幸恵さんから咲の身体を引き剥がしてスカートを捲り上げるとあむけに押し倒して自分のジーンズ脱ぎおろすとパンツの中から小学生とは思えない立派なものを取り出していた。
そしていきなり白い幸恵さんのパンツをずらして差し込もうとしている。
私はもちろん誰ひとりとして身動きが取れなかった。
「みんな1ヶ所に集まってくれて嬉しいよ、ひとり残らず美味しく頂くからね」
そう言って幸恵さんの腰をわしづかみにする健太くんの後頭部を金属バットが直撃した。犯人は咲の中の詩織だった。
「あのさぁ、私、健太くんの性教育はちゃんとしてねって言ったよね?」
確認するように言った声は詩織そのものだったが金属バットを右手に持っているのは咲以外の誰でもなかった。
そういえば咲の見張り?として彼女と火星人クローンを押し付けたことを思い出していた。
それにしてもそのバットどこから出して来たの?と突っ込む余裕のあるものはこの部屋には一人もいなかった。
後になって思い出したがあれはいつも私が護身用に持ち歩いているものだった。
だってこんな美味しそうな美少女はいつオオカミさんに襲われて(大切な処女を)食べられちゃうかもしれないでしょ?
嘘をつくな?はいはい、実は弟の健太とやっちゃっていました。でもそれだけじゃないみたい。
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「これは詩織さんに後になってメールで知らされたことですが『聡さんには気をつけて』と書いてありました、『彼はどうやら火星人クローンと崖信介電気グループ理事長の間に出来た子供だよ』と」
そう言って彼女は私に「何か書くものをちょうだい」といった。
もちろん紙も鉛筆も必要だろう、しかし私はあえて1台のペンタブレットを渡した。何度でも書き直しができるしこれに書いておけば後で他の娘たちのスマホに一斉転送もできると思ったからだ。
その結果彼女が最終的に書き残した内容は大マカに言って次だった。
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火星人は全て火星人の女性クローンとして個体識別にアルファベットの大文字をつけることにする。地球人と理事長の間にできた子には小文字のアルファベットを付ける事にする
火星人Aーーーーー理事長ーーーーーーーー火星人B
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(女子a) ーーーーー理事長 ーーーーーーーー(女子b)
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(女子c)ーーーーー 理事長ーーーーーーーー(男子 聡?)
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火星人C ーーーーー理事長ーーーーーー火星人D
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(男子 x) 理事長ーーーーーー女子d |
理事長ーーーーーーーーー波瑠沙芽(詩織の胎)
女子dは後に岡浜咲と判明
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「まあこんな感じだったと記憶しています」
うつろな眼をして幸恵さんは言った。
「そのメールは残されていないんですか?」
とボサボサ、こっちは亜希の方だろう。
「読んだら画面中に煙が噴き出る表示をしてサーバーにあるデータごと削除するウィルスを仕込んでおいたんだから当然でしょ!」
と再びボサボサ、こっちは詩織だろう。いろいろとややこやしい。
つうかスパイドラマビデオの観過ぎでしょ。
「ねえ、いい加減あたしたちってバカなことしていない?なんで詩織さん本人がここにいるのに、なんで直接きかないんだよ」
呆れたようにナッツは言った。そう言われてみれば確かにそうだ。
「そうじゃないですか」とボサボサ亜希
「そう言われたら確かに」とボサボサ詩織、もう訳がわからない。
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(女子c)ーーーーーーーーー(男子 聡)
(幸恵) |
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詩織の借胎
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(健太)
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「えっそんなこと書いてなかったよ?」
と幸恵さん。
「うー、それ書いちゃうと幸恵を責めているように取られると困るりますから」とボサボサ詩織。
「しかし8人と関係を持っていたなんて、理事長やば過ぎない?」
と言った私に一つの線が目をひいたが。
「あの、もしかして女子dって・・・?」
「そうですよ、誰が考えても私なんです、私が理事長に抱かれたのは2度や3度じゃありません」
「あのね、咲を責める気じゃなくて超妖魔のさらに上の超弩級妖魔を創造したかったんじゃないのかなあ?それどころかもっと強力な得体の知れなにかを」
ボサボサ詩織が言った。
「咲ちゃんの中に棲ませてもらっている間にちょっと気になっていた記憶がありました。
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9歳になって半年過ぎた頃、私はいつものように男を部屋の招き込んでいた。
今日は学校の先生だ。
タワーマンションの入り口に設置されたモニターにずぶ濡れになった彼の姿が映されていた。
私はいつものように咲の身体から離れると彼の身体の中に放り込んでセキュリティシステムの部屋番号とパスワードを入力させた。
これはもしもの時のためである。
つまり彼はタワーマンション入り口に立ってから私の部屋に入って来て服を脱ぐまでの記憶を一切持たない。
部屋に入ってきた先生はいきなり私を襲い始めた。
いた、いきなりではなくて私の部屋を訪れる男性が行う予定行事のようなものになっていたが。
「やめて〜!先生」
スカートの中に手を入れてパンツの上から弄るようにして触ってくる先生はもうすっかり咲の虜だ。
「先生、やめて、お願い」
咲はそう言うのだが彼の耳にはきっとこう聞こえた筈だ。
「何をためらっているの?はやくそのりっぱなものでわたしをつらぬいて」
男はためらうことなく咲の中に挿れて腰をゆっくりと振り出している。
「はぁ、はぁ、もっともっと激(はげ)しく、はぁ、はぁ、お願い」
して徐々に烈(はげ)しく、咲の大事な穴から出血を伴うほどに。
しかしこれはわたしが望んだことじゃない。
そして、実は咲と契約を交わしていた超妖魔が望んだことでもなかった。
何故こうなってしまったのだろうか?
咲の中の妖魔はすっかりわたしを守ってはくれなくなっていた。
いや、正確には5歳の時に父に強姦されてからだったが。
今日は学校の先生の自宅訪問の日だ。
先生には先に入ってもらって今日は母も父も不在のため母の義父に先生の話を聞いてもらうことになっていた。
「あら、おじいさまいつの間に入っていらしたんですか?先生はもうお待ちですよ?」
咲の中の妖魔が彼をおじいさま呼ばわりしているのが謎だった。
彼の名は崖信介(がけのぶすけ)、この国を代表する〇〇電気グループの理事長であり私の母の義理の父だ。そう言った意味では間違ってはいない筈だ。しかしなんとなく違和感があった。
「ふん、超妖魔と言ってもたかがそんなものか」
彼はそう言うと自分のズボンを脱ぎ下ろしパンツの中から大きく反り返った太くて長いものを取り出していた。
彼は部屋の中は照明を落とした。
部屋の中は非常灯レベルの明るさしかなかったがそれの先には輪を描くように虹色に輝く球体がぎっしりと嵌(は)め込まれているのがわかった。咲それが母親がよく身につけるアクセサリーに使われる真珠と呼ばれる宝石の類だという事は知ってはいた。
しかしまさかそんな用途に使うとは小学生の咲にとっては想定外もいいところだ。
「貴様如き名ばかりの超妖魔がワシに逆らえるなどと思うなよ」
超妖魔の私は彼の背後からただならぬエネルギーを感じていた。
咲はもちろんのこと妖魔を超えた超妖魔でさえ戦慄する力で咲の股は押し広げられて咲の中にそれはねじ込まれていた。
しかし先生は何故咲を助けてはくれないのだろうか?
彼は恐怖で微動だにできていないように見えた。
「超妖魔を名乗りたいのなら宿主のことなど気にするな、むしろ食糧だと思え!」
咲は激しく首を横に激しく振って喘ぎ声を出していた、いやもうそれは喘ぎ声というよりは絶叫に近かった。
咲の穴はもう決して年相応の処女の細いとは言い難い。
8歳半ばの頃から毎日のように激しく男たちに犯され続けていた彼女のそれはもう性体験を積み重ねたその道の成人女性のそれに近くなっていた筈だ。そんな彼女がその穴から勢いよく真っ赤な鮮血を噴き出しながら激しく暴れてのたうち回っていた。このままでは咲の命が危ない。
超妖魔が咲の穴からそれを引き抜こうと理事長の腰を引っ張ろうとした途端に彼女は彼の中から突然に現れたそれに壁まで吹っ飛ぶほど強く突き飛ばされていた。
それは理事長の分身であるかのようだった。しかもそれは妖魔とはいや超妖魔さえ遥かに凌駕する存在、桁違いの化け物、そんな奴らが理事長の身体の中から2体も3体も出てきて超妖魔を自負していたはずの彼女も完全に床に抑え付けられていた。
『やめて、お願い』
情けないことに超妖魔も咲もその得体の知れないものに陵辱の限りをつくされていた。口の中にあごが外れるほど太いものをねじ込まれ、股よりも太く太腿よりも長いものをねじ込まれていた。
いつの間にか理事長の姿が見えなくなってベッドの上でのたうち回っている咲の姿だけが見えた。
その姿は今の自分自身そのものだった。股はあり得ない程大きく開かれてその間に直径が咲の手首の太さほどもあるお大きな穴があいて中の様子が丸見えだった、相変わらず何か硬い物でその内面の肉は削られて大量の鮮血を噴いていた。
その時に理事長は居なくなったわけではなかった。透明化して今もなお咲を強姦し続けている。
咲のあごが大きく下げられて開かれたくちびるが激しく震えて得体の知れない液体が溢れ出していた。
「どうだ、わしと取引をしないか?」
理事長の声が聞こえた。
「こいつの命と貴様自体の自我、どちらかを好きな方を選べ」
『それは私に消滅しろという意味ですか?それとも私をあなたの支配下において咲の身体を自在に操って男喰いにしたいということですか?』
もう何回目の射精だろうか彼女の胎は破裂寸前だった、にも関わらず彼女の穴からその内周にそって勢いよく白濁液が咲の閉じられた膣の穴に流れ込み風船のように膨らませてその膣口の内周にそって血の混じった白濁液が吹き出しているのが見えた。
理事長が少し腰を引いたのか咲の膣(ちつ)と子宮をつなぐ子宮口が開いて膨らみきった咲の膣に溜まりきった精液が怒涛(どとう)の如く彼女の子宮になだれ込んだ。
『やめて、お願い、私はどうなってもいいから咲の命だけは助けて』
そういって降伏をすると理事長は実体化して咲の身体から離れた。
もう瀕死の重症に近かったがなんとか一命を取り留めそうな気がした。
超妖魔はいち早く彼女の身体に寄り添いその傷の修復をはかろうとしたときに咲の命を守るはずだった彼女自身が情けない事にもうすでに自分の意思では動けなくなっていた事に気がついた。
「たわけが、取引の条件を忘れたか?もうきさまは己の意志では動けんわ」
理事長がそう言った途端、私、超妖魔は小学校の先生の耳元で囁いていた。
『この教え娘の股にある大きく成長した濡れた穴に挿し込んでコイツの腰が抜けるほど突きまくっちゃいなよ、その柔らかなすべすべした肌を舐め尽くせよ、とろけるほど甘くて美味いぞ』
自分の意思に関係なく私は咲を学校の先生に陵辱させていた。
ーやめて!このままじゃ咲が本当に死んでしまうー
そう言った時、理事長は耳元でささやいた。
「バカめ、わしの暗示作戦に引っかかった己の未熟さを恨め、貴様ら如き視力や聴力、妖力などたぶらかすもわけない事だ、さあこれからきさまは咲を地獄のどん底に叩き落とすのだ」
それを聞きながら私、超妖魔はさらに先生を挑発していた、もうすでに咲の膣内壁粘膜は摩擦で擦り切れて真っ赤な鮮血を噴き出しながら削り取られていた。
ーやめてください、おねがいだからー
そのおもいもむなしくわたしはせんせいにささやいていた。
『ほらぁもっとこしにちからをいれんとかのじょはよろこばんぞ』
わたしはさくのせんせいにたいするささやきをたにんごとのようにききながらいのることさえゆるされなくなっていた
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「最後の方はほとんど読み取れませんでしたがこう願ったと予想されます」
ボサボサ詩織はそう言うと続けた。
「おねがい咲を助けて、悪魔でも良いから)も淫魔でも構わないから、くるったわたしを殺してでもいいから止めて」
その超妖魔は私と私の中にいた星紫亜の共闘でその超妖魔は消し去ることができた。しかそれは果たして正しい決断と言えただろうか?
[少なくとも私たちはその妖魔にかけられた呪いのようなものの存在に気がつかなかった。それにその口調は咲に取り憑いていた妖魔のような、まさか全ての妖魔が理事長の支配下に置かれている?もしそれに気づいてさえいれば私たちは咲に取り憑いた超妖魔とやらを崖理事長から解放出来たかもしれなかった。
[それに健太の暴走も仕組まれたことかもしれない、それに聡さんの存在も気になっている]
珍しく星紫亜が口を挟んできた。
実態がないから各自に突然閃いた考えのようにしか認識されていないのはアレなんだけど。
[コラコラ、さっきから勝手なことばかり抜かしおって、イメージならちゃんとあるぞ
ナッツがそう言うと彼女の向こうに赤毛の癖毛な美少女が岩がの上に腰掛けていた。イメージだろうか15~16歳くらいの発育が良い身体つきをしているがわたしたちに合わせているのか布一つまとわない全裸状態だった。
いつのまに、いや、いつからそこにいたのだろうか?
どうだ、まいったか! ]
「ひとつだけあたいにもわかったことがあるんだけどヨォ〜、その〇〇電気グループの理事長の崖新推、そいつは本当に地球人か?それ以前に人間なのか?」
それは以前から私自身も感じていたことだ。
今まで火星人の女性クローンが周りの男や下手をすれは理事長自身も操っていたイメージがあったがその考えは改める必要が出てきたかもしれない。
「つまりその女性クローン達からして全員最初から理事長に操られていたと」
ナッツが呟いた。
「とりあえず次のアップデートも必要ですね」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(幸恵)
理事長ーーーー(女子c)ーーー(男子 聡)
| | |
(女子d咲)ーーーーー- | | |
(女子e)誰かの仮胎 | | (健太)詩織を仮胎
(まだ幼い) | (女子or男子)誰かの仮胎
|
|(まだまだ犠牲者が出る可能性が大)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「これってどう言うこと?」
だんだん意味がわからなくなってきた。
詩織曰く、ひとつひとつまとめていくとつぎのようになるらしい。
1、まずいつから理事長が複数の火星人の女性クローンと関係を持つようになったかわからないらしい。
2、最初のうちは自分が内密に運営をしているカルト教団の信者である若い女及びを洗脳して仮胎させたり、本人の意思が強くそれが無理な場合は専属の権威ある御用医師に「子宮がん」などの偽の診断を下させて全摘手術を強行して移植後しばらくしてそれが癒着してから人工受精卵を着床処置、または理事長自ら膣内射精をして着床させていたらしい。
3、できた子の女子には8割方で正常な子宮が育つらしいが例外的に火星人特有の退化した子宮になることがある、この場合2、の方法が適用される。男子は人間女子、又は火星人の女性クローンと関係を持つように指示される、ただし本人には相手を選ぶ権利は与えられない。
4、生まれた女子は二次性徴を迎えると余計な知識を持つ前に強制的に理事長と性的な関係を持たされて孕まされる。生まれた子に関する決まりは3、が適用される。
5、咲の母親である火星人の女性クローンも咲や幸恵と同様に妖魔、もしくは超妖魔を完全に本体を人質に完全に乗っ取られた可能性がある。これで彼女達の奇行も説明がつく。
6、〇〇電気グループ理事長とは何者なのか?同じ人物が続けてその座に就けるとは信じ難いが、ひとつだけ確かな継続事項は存在する。核エネルギー産業に体する異常なまでの執着心と継続だ。
「健太は今はどんな状態ですか?」
不安そうに、幸恵さんは言った。詩織ママは彼女が最初から何者か知っていたのだろうか?
ボサボサ亜希、中身は詩織ママだが両足を開き背中を曲げて壁から離れてもたれかかっていた。その状態でケンタの膝を曲げた両足で自分の体を挟み込向かい合わせに自分の股の間に置いて彼の腰と背中を抱き寄せている。
ケンタは何か安心しきったように眠りについているようだった。
でもよく見たらボサボサ亜希さん? いや今はボサボサ詩織さんですか?ケンタの立派なものを自分の完熟マンゴーの穴の中に奥深くまで挿し込んでいませんか?
ケンタの立派なモノが激しく脈打って、ボサボサ詩織の胎内に液体を放出している気しかしないんですが、あなた溶かされちゃいますよ?
「別にあの消化液のことでしたら私は気にしませんよ?たとえ普通にこの子の精液だとしても私は受け入れちゃいますよ?こう見えても私たちは100年以上はこの星で生きてきましたから」
そう言うとボサボサ詩織はケンタの前頭部を上から押さえつけて顔面をに向けた。そして自分は下向きに健太の顔を見つめながら彼の唇を奪い、自分の舌を差し込むと大量の唾液のようなものを彼の口の中に流し込んだ。
ケンタはそれを自然に『ごくり』と飲み込むと両目から少量の涙を流した。
ボサボサ詩織は右手で彼の背中をさすりながら左手は彼の尾てい骨を何度も何度も強く引き寄せた。するとケンタの立派なモノが再び激しく長い時間脈打ってボサボサ詩織の胎内に放出した、もうこれは精液で確定だろう。
それを見ながら私、波瑠沙芽はボサボサ詩織に3月のある日に健太とセックスをして妊娠している可能性を告げた。
彼女はさして動揺する様子もなく言った。
「透視したかぎりでは確かに出来ちゃっていますねぇ、とこであれから観萌と可能性について考えられることとして誰かに操られていたんじゃないかと言ってましたよ」
「ちょっちょとお姉さんを呼び捨てにしていいんですか?」
私はあわてて指摘した。
「構いませんよ、あの人は今は中学1年生のクソガキ、今は成人の私の方が年上なので姉ですから、それで何をききたいんですか?」
聞きたいことはいっぱいあった。
「どうして代理出産での繋(つな)がりのなかった私と健太が本当の姉弟なのか?それともうひとつあの時、私の部屋をびしょ濡れしたのは詩織ママなのか?それとも観萌の仕業だったのか知りたいのですが?」
それを聞いて詩織ママはんっこりと微笑んだ。
「私たちの星の概念では『胎教』と言うのはこの星でいうそれとは意味合いが少し違うんです、お腹、子宮内で受精卵から胎芽、胎芽から胎児、そして胎児から出産に至るまでにその中にあるDNAの螺旋塩基情報を書き替える作業を指すんです」
さすがにそれは初耳だった。すました顔をして言われても頭が、理解が追いつかない。
「それで今は健太にしている行為は一体なんでしょうか?どう見てもセックスをしているようにしか見えないのですが」
私は恐る恐るきいてみた。
「セックスですか?当たらず遠からずと言ったところでしょうね、セックスで子孫を残す種族は二重螺旋の塩基それぞれを片方ずつ組み合わせることによって新たな二重螺旋塩基を構築します、それによってなるべく優生遺伝子を残す目的もあるわけですが、これだと受精卵になって着床した時点でDNAの情報はほとんどと言って良いくらい決定づけられて、しまいます」
ボサボサ詩織はそう言ってからしばらく考え込む、フリをして爆睡(ばくすい)していた。
「ちょっ、ちょっと、勝手に寝ないでくださいよ」
私はあわててボサボサ詩織を揺さぶり起こした。
「えーとなんの話をしていたっけそうだ、徹マンだ、観萌は徹マンが得意なのよ、徹マン、なんのことか知っている?」
唐突に観萌の話が出て来て驚いたが人の趣味なんてどうでもよろしい。
「それくらい私でも知っています、徹夜で麻雀をすることでしょ?」
「沙芽(さとみ)は相変わらず真面目ですね、観萌の場合は徹夜でマンゴーを大勢の男たちにつらぬかれて中出しをされる事を意味するんですよ、300人連続して相手しても大丈夫、とかいってね」
「波瑠沙芽はこのダメダメ母に真面目に答えてくださいと」
突然にボサボサ髪ではなくツヤツヤのストレートヘアになった詩織ママは真面目な表情になって言った。心なしか身長も伸びてグラマーになった気がする。いや本当に詩織ママかな?
「私の場合は16年前に東北沖大震災の時に、観萌の場合は沙芽が産まれてから幸恵と聡の子供のために貸胎する為に密出国をしていた頃に死んでいてね、私の場合は観萌が、観萌が中東で大きな戦争が起きた時に親友を助けようとして死んだ時は私が産み直したの」
私は思わず「え〜!」と叫んでしまっていた。
「私たちの種族は特殊なの、他の星系の男性と交配する時は射精するまではほぼ同じなんだけどそこからは受精から着床、胎嚢(たいのう)の中の胎芽が胎児に育つまでの経過がまるで違うの、実在する子宮胎嚢、又はその外にある異空間で育つようになっているの、だから実在に存在する孕まされる受精卵や育てられる胎芽、胎児の数に制限がなくって私たちの星ではそれを『異次元の出産』と呼んでいるの」
思わず『うそこけ〜!どこの〇銀総統か総理大臣だよ』と言いたくなった。
「だから私たちはその異空間にある仮想子宮と思念派で連携をとりながらDNAの螺旋塩基情報を書き換えられるわけ、でもそれでは通信速度に限界があって自分のDNA螺旋塩基情報は受精してその異空間に着床してからでは自分の好きなように書き換えられる情報量は精々がその子の10%くらいね、だからこそ沙芽の時は迷わず実子宮を選んだのよ、まあ実際には薬漬けになっていたのとあの火星人の呪いで異空間の子宮は使えたかどうかは不明ですけどね、本当は幸恵もこうやって健太くんと同様に産み直してあげたかったけどその勇気が足りなかったみたい」
詩織ママは残念そうに言ったがそんな事が可能なんだろうか?
「私たちからの媒体は主にあの大量の愛液ね、あれは羊水としても機能して、その中にさまざまな多種多様のDNA螺旋塩基情報が無限に含まれている、だから胎児が出産近くになるまではDNA螺旋塩基情報に自分のそれを書きこみまくったり、気に入らない情報は除去出来るの、だけど波瑠沙芽は、あの理事長に都合の良いように利用されて操られまくられるのは目に見えていたからね、実際に波瑠沙芽の中にあの理事長自身の塩基情報が組み込まれていたことを知った時は戦慄したわ、だから現実子宮の中で最大限書き換えてやるつもりだった」
詩織ママはそこまでいうと少し悲しそうな顔になった。
「その時の私は正直言って何も出来なかった、説明するのは難しいけど、あいつに抱かれて犯され胎の中に射精されるたびに私自身の脳まで侵され始めて私が私で無くなってゆく感覚が恐ろしく、それがまた恐ろしいほど快楽的だった」
「私と波瑠沙芽が同時に5か月前にタイムスリップした時に私の意識が、自我が元に戻っていた時には正直言って驚いた、単に時間が戻ったからではなくあの理事等に犯され続けた日々をちゃんと覚えていたから」
それから詩織ママは今まで私に隠していたことを話し出した。
あまりにもショッキングな力的強姦だっただけにまだ処女だった私には今までは言いづらい事だったのだろうか?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私は身体中が金縛りにあったようにほとんど動けないまま高そうなベッドの上で寝かされていた」
「急に視力がほとんど奪われました」
「全然見えないこともなかったのですが自分の顔の上に獣臭い筋肉質な大きな男がのしかかって来たのだけがわかりました。
私の唇にその男の唇が押しつけられてねとっとした舌が押し込まれると大量の唾液を流し込んできました」
「にもかかわらず私はそれを無我夢中で飲み干していました」
「そうしている間に私の身体が火照って来てあり得ない事を口走っていました」
『尊師様の聖液を飲み干したい』
「もちろん私はそれがこの星の男の陰茎(いんけい)という生殖器の亀頭部ワレメから放出される精液だとは薄々気がついていました」
「私は無意識のうちに『いや、いやぁ!もっと早く尊師様の槍(やり)を咥えさせて』と大きく叫びながら太い陰茎の先の亀頭部で大きく口を押し開ろげさせられていた」
「彼は私の開いた口にその信じられないくらい硬くて大きな陰茎を喉の奥まで差し込むと、私の後頭部を持ち上げ、おろして送り返していた」
『いやぁ!いやぁぁ〜‼︎あつい〜!顎が外れる』
「私は心の中で泣き叫びながら男の亀頭部の先端が喉の奥に押しつけられる感覚と歯茎の内側に押しつけられる感覚をむしろ楽しんでいたのかもしれません」
「現実は彼の陰茎本体から生えた固くて長い剛毛で唇や口の中、特に舌が激しく削られて口からだらだらと血を流していることに気が付きませんでした」
「それなのに私は至上の快楽に酔いしれていました」
「突然に亀頭部の割れ目から厚いどろどろとした液体が『ドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュドピュ』と連続して打ち出されて私は迂闊にもそれを飲み込んでしまいました」
「それからです、激しい腹痛が襲って来たかと思うもなくわたしの意識が朦朧(もうろう)とし始めてとんでもない事を口走っていた」
「尊師様の聖液を私めの子宮に撃ち込んでください、ですか?」
突然にナッツが割り込んできた。
「はい、どうしてそれが」
と詩織ママ。
「あたしの知り合いのアホヅラ巨乳娘にハルサメと詩織さんの過去をサイコメトリーしてもらった事があるんです、まああの馬鹿奈の未来予測を逆演算したあまり当てにならない代物ですけどね」
私の妊娠を言い当てたのはその娘のおかげなんだろうか?
「彼は私が着ていたネグリジェの前をいきなり引き裂かれるとパンツを引きずり下ろされて両ひざを持ち上げられると股間を大きく開かれさせられたと思った途端に熱くて固くて太いものが私の割れ目の中にねじ込まれてその膣(ちつ)を無理矢理大きく押し広げられていました」
『いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!いた〜い!』
「私が泣き叫ぶ声などお構いなしに腰を激しく振って陰茎を包むようにして生えた硬くて長い剛毛で外陰部はもとより、膣(ちつ)内膜を削りを削り私をのたうちまわらせました」
「少なくとも100年以上は生きていた私でも体験したことのない激しい拷問と言えました」
『いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!裂けそう!削られる!あつい‼︎』
「そうか?わしはこんなにの気持ちがいいぞ」
「いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!おねがい、もうこれ以上はやめてください、ああ、あ“!、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「私にしては珍しく弱気になったいました、その瞬間です私の胎を機関銃の弾丸のような硬くねっとりとした精液の射精が襲いました」
「いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、ぁ、やめないで、もっとつづけてぇ、おねがいします」
「私はとんでもない事を心の中で嘆願しました」
「なぜならもうすでに私の脳は得体の知れない生物のようなもので食い荒らされて別のものに置き換えられていたのか自分が自分でなくなっていました」
「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!おねがいもうこれ以上は、いや、もっともっとつづけて、いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!焼けそう、あつい〜!もっとわたしをやきつくして」
「ワシはおなごがこのようにしてどんどん狂ってゆくのを見るのが楽しみでな、ほ〜れほれ、ほ〜れほれ、ほ〜れほれ、もっと狂うが良い泣き叫ぶが良い、泣かぬなら殺してしまおうぞ!」
『いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!きもちいい、いた〜い!でももっと、いた〜い!いやぁ!あ“!、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!』
「あとから考えると何故か彼が私に解き放った精液は子宮内膜を直撃していました」
「陰茎を自由自在に膣の中でそれを押しひりげながら曲げられたとしか思えないんです」
「そしてその先の亀頭部も向きを変えて子宮口さえ突き破っていたとしかあの感覚は説明できないのです」
「そして5回目の射精の時にあの冷たい白乳色の泡立つ液体を私が吹き出していたのを後になって世話係の女性に聞きました」
「そしてそれから何度も何度も彼は私の胎の中に射精をし続けてその都度私は冷たい白乳色の泡立つ液体を彼との結合部型勢いよく吹き出していたらしいです」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「それは私が健太に弄ばれた(もてあそばれた)時にによく似ている」
私がそういうと詩織ママはさっきの話の続きをし始めた。
「私が崖理事長に会いに行く前のセルフチェックでは私の中に少なくとも3個の鋼鉄の卵子が排卵されたばかりでした」
「今思えばその時の性行為で最悪3体以上の卵子が受精させられていました」
「いいえ私の子宮内はほとんど崖理事長のsemen(精液)で満たされていたはずなので妊娠の成立条件には当てはまらなかったはず」
「なのに鋼鉄の卵子は懐柔されて普通の卵子並みの柔らかく薄い膜に変わっていて理事長の精子を私の卵子は3個とも受け入れてしまっていた」
「問題はなぜ鋼鉄の卵子がアンロックされてしまい崖理事長の精子の突入を許して今ったのか?なんです」
「その状態、私の脳の大半が奴、崖理事長に支配された状態で3つの受精卵の螺旋塩基情報を書き換えられる余裕などなかったはず、少なくともその時点では・・・」
詩織ママは何かを一生懸命思い出すように考え込んでいた。
「まず私たちの同恒星系からやって来た同種同士の場合から説明するね」
「私たちはいわゆる単一性種族と言うべきでしょうか?地球人で言うところの女性しか存在しません、それとは反対の男性タイプの単一性種族も存在するらしいのですが両者の中はあまりよろしくなく交流はほとんどないと聞きます」
詩織ママはそう言うと部屋の中を見回した。
「波瑠沙芽はガスコンロやシンクがあるのですから何か料理をしていますか?」
いきなり何を聞いて来たかと思った。
そこで詩織ママは咳払いをして続けた。
「私たちにはクリトリスというものはありますが実際にはバルトリン腺と共用になっています、その上でクリスタル線と言うものがありまして、それは子宮頚部や子宮内膜、膣から出るおりものの代わりに出る場所はあまり変わりませんが酸性の分泌液の代わりに特殊な分泌液を出します」
前者はちつ穴ちゃんとアスパラガスちゃんの潤滑目的と攻める側のDNA遺伝子情報の宝庫になっていて約200人分の情報量を射出可能になっていますそれは」
「そして後者もアスパラガスちゃんとちつ穴ちゃんの摩擦軽減とクールダウンに使われます、そしてこれもDNA遺伝子情報の宝庫になっていてちつ穴ちゃんから大量に放出されるのはそれに限定されるのですが子宮頚部や子宮内膜から放出されるそれは鋼鉄の卵子の本当に鋼鉄のように硬い膜を懐柔させる役割を持っているのです」
「そして最も重要な事なんですがすべての分泌液に組み込まれている遺伝子情報はマイクロおたまじゃくしとマイクロカプセルの中に封印されていると言う事です」
「それが混じり合って子宮口から子宮の中になだれ込むとそこに卵管を通して白紙の何の遺伝子情報も持たない卵子が降りてきて混じり合った愛液の基礎的なDNA螺旋塩基情報が染み込んで受精卵となって着床します」
うん、そりゃあ愛液ラテ大量放出事件に発展するよね。
「もしも地球人や他の星系の男性と交尾、セックスをして子宮内に精液、精子がなだれ込んで来ても彼らは卵子の中にすぐには入る事は出来ません、いわゆるロック(カギ)がかかった状態です」
「しばらくの間彼ら、他の星系の男性が私たちの子宮内に解き放たれた精子と私たちの白紙卵子は私たちの愛液に浸(ひた)されることのなりますこの間に99%の精子が選別され死滅します」
「この間に卵子内で愛液に含まれているDNA螺旋塩基情報が転送されます、注意してほしいのは物質的な転送ではなくて電磁波的な転送です」
「それが完了した時点で卵子にアンロック(カギがはずされて)されて卵子を包む膜が薄くなって柔らかくなり精子の突入が可能となります、交尾、セックスをしてからここまでにせいぜい20時間程度です、なのでほとんどの星系の男性とのセックスで子作りが可能なわけです」
「ただもうすでに産んでしまってここまで大きく育ってしまっている今回はそれが出来ないのでこういった方法で自分の女性性器でケンタくんが解き放った精液を受け取って自分の中でDNAゲノム解析して遺伝子の組み替えを行った液体を口から流し込んでケンタくんの身体を少しずつ変えて行くしかないのです」
「逆に言うと1度産み落としてしまったらその子の二次性徴が始まるまでは待つ必要があると言う事です」
「それはあたしがあの女子高生にやった行為に似ていますね」
「それも当たらず遠からずですが時間がかかる欠点もあります、ケンタくんの場合は生命活動に支障をきたさない程度に内部組織を溶かしながら再生を進めます」
詩織ママはそう言うとケンタの力強い射精を穏やかな表情で受け止めていた。
「さすが年季が違うね」とナッツが言うと
「夜間に5時間ずつとしても2週間はかかりますからね、それではボサボサさんの体力が持たないですし、彼の学業にも影響が出ては困りますから明日からは観萌にやってもらいます、彼女ならどんなラフプレイも24時間ドンと来いのスーパーJCですから」
それをきいたらケンタはきっと爆盛りで大喜びだろう。なんせあの晩に虹色の髪の毛で現れて、あんなにもキツくお説教をされておなおも、あの観萌さんとならヤリたいとか言っていたくらいだから!
実姉を強姦に近い扱いをしておいてよう言うわ!と言いたい。
それから詩織ママはケンタに口づけをしてすぼめた舌を挿し込んで大量な唾液のようなものを流し込むとケンタはそれを美味しそうに『ゴクゴク』と飲み干している、さっきからその繰り返しだ。
「この方法は確実に書き換えられる保証はありません、その上にこうしている間は当然ながらほとんど何も出来ません、ですから私の本体は沙芽の時に妊娠が発覚するリスクも考えずに実在する子宮内で育てることを選びました、だからこそ沙芽の時はほぼ十分に時間をかけて崖理事長の悪質な体質をなるべく排除してDNA螺旋塩基情報の再構築も出来ました」
「しかしケンタくんの時はそれが出来なかった、それが観萌お姉さんの異常な若返りと関係ありますね?」
ナッツが鋭く切り込んで来た。
「やっぱりいくつかの星系を誕生から終末までに届けてきた悪魔なだけあるわね」
ちょっと話の輪に入れないデス。
「実は観萌は過去に少なくとも15回以上は身体全体が蒸発するほどの大惨事に遭遇しています、主にICBM、核弾頭付き大陸間弾道ミサイル誤射の後始末なんですが彼女の場合は太陽に誘導させ誘爆させうやむやにしちゃうんですよ」
「ちょっとまったあ、いくら何でもホラが過ぎない?太陽まで無茶苦茶距離がありますよ?どんだけ時間がかかると思っているんですかぁ?燃料は足りるんですかぁ?」
私のツッコミを聞いてナッツとボサボサ詩織ママは顔を見合わせて爆笑した。
「イカロスの翼を知らねぇなぁ?」
「うん、それは私も知っている、グラマーで可愛いおねーたんでしょ」
私が言うと『それはアニメの話でしょ!』とふたりに突っ込まれた。
「たかだか1億5千万km程度じゃないですか観萌の念動力で秒速25万kmで飛べばたかだか10分じゃないですか!」
ナッツが言い切った。さすがに水星に突入した時も、地球に大気圏突入した時も垂直に落下した外道悪魔だけある。
「それって亜光速で太陽めがけて一直線に突っ込んだ場合じゃないですか!水星に行った時にスイングバイとか言って金星に寄り道したじゃないですか?あれは一体何だったの?」
私は過去の事例を挙げて指摘した。
「いや、沙芽、我が娘ながらおバカ発言を、太陽に突入するのに周り道をするのはめんどくさいじゃないですか?特に観萌はそういっためんどくさい事が大大大っ嫌い何ですよ」
挙句に母親にまでバカにされてしまっていた。
「まあ冗談はともかく」
詩織ママ、冗談だったんかい!
「幸恵の卵子と聡の冷凍精子を人工授精させる少し前にあの娘、水爆実験で消し去ろうと実験現場に拘束されていた友人を助けようとして一緒に自己再生出来る様に自己修正プログラミングを自身に組み込んでから挑んだ」
「だけど友人だけが再生して観萌は帰らぬ人になってしまっていた、水爆の規模が想定以上に大きくて友人ひとりしか再生出来なかったのかも」
ケンタの射精がまた始まると詩織ママは少し顔をしかめた。
もう体力に限界がきたのだろうか?私は少しだけ心配になった。
「気にしないで、ちょっと厄介(やっかい)なDNA螺旋塩基情報があっただけだから、火星人の真希さんの記憶の中にあった精液の替わりに人の内臓などを溶かしながら食用液体に変える『消化液』を体内で作り出す臓器生成に関する遺伝子情報ね、これはケンタくんにとっても相手の女性にとっても良くないから排除する必要があるわね」
「あと女性の扱いが乱暴になりやすい性格になる遺伝子情報、これを見落としていたのは私の失敗だったわね、沙芽には謝るわ」
そう言うと詩織ママは私に深く頭を下げて話を続けた。
「私も観萌もどんな事があっても数十秒で生き帰られる肉体復元能力があったんだけど何故かその時の観萌は使えなくて、本当に帰らぬ人となって、観萌の友人も自分を責めていたっけ、なぜ自分だけが生き残ったのか?と」
「奈津菜摘」
ナッツはボソリと口にした。
相変わらず詩織ママはケンタと口づけを交わして舌を差し込んで唾液のような液体を流し込み、ケンタもそれをゴクゴクと飲んでいたがさっきよりもその時間が長く感じられた。
遺伝子情報の書き換え量が多いのだろう。
私はこれでケンタが女の子に対して優しい心遣いのできる男の子になってくれたらうれしいと思う。
「それでも私にはまだ幸恵の卵子と聡の冷凍精子を人工授精させて私の胎に着床させて育てる仕事が残っていた、それを済ませて冷凍庫に聡の精子を戻そうとした時にロット違いの私たちの星系人が持つ特質な冷凍卵子が1ロットあたり3個ずつ2ロット入っていた事に気がついたの、もちろん白紙状態の卵子がね、これは誰でも同じなの、それと観萌の愛液も冷凍状態で1000cc入りのポリ容器が3つ見つかった」
それからなぜ彼女は急に涙を流し始めていた。
「彼女たちは知らないと思うから言わないでね、実は私たちの星の住民、と言っても女性ばかりだけど卵子が白紙状態で卵子が生存するための栄養素も冷凍状態なら約30年近くは自己保有しているし、何よりも卵子を包む膜が分厚くて強固だったために長期保存も可能で彼女を一から産み直す事が可能かもって今考えると神をも恐れぬ行為を3つ子を産む感覚で行ってしまったわけ」
「そこで聡の冷凍精子と幸恵の人工授精してできた受精卵といっしょに私の実胎、異次元の四球を使わずに本当の子宮の中で育てる決断をしたわ」
「ところがやっぱりバチが当たってその観萌は私の知っている観萌ではなくなってしまっていた、肉体復元能力はあったけれど」
「死ぬと全くの別人に変わってしまうようになってしまった、しばらくしたら今の私とおんなじ見た目にはなるんだけど、毛根から毛先までが虹色に輝(かが)くキューティクルがツヤッツヤのストレートヘアーが短い時は腰まで、長い時は膝下(ひざした)まで伸びるようになってしまっていた」
「あの晩に沙芽もケンタも見たでしょ?あのレインボーヘアーの時は私なんて嫉妬しちゃうくらいの超美人になってさ、それでもやれ『まつ毛や眉毛が伸びすぎてこまる』とか『髪の毛が〜』とかゼータクいうんだぜ」
「あと金髪のマリモヘアになったり巨乳のまま松茸がしょっちゅう生えていたり私に対する嫌がらせじゃないかしら?」
「詩織ママ、酔っぱらっているんですか?」
そんな事を言いながら私たちは睡魔に襲われていた。
「沙芽の螺旋塩基情報の場合は90%以上は崖理事長のものであとの5%未満と5%未満はあの火星ー人としおりんのものという事になるわね、それがあの深夜の大量愛液放出事件の真相ってわけ」
突然に部屋の中に腰まで髪を伸ばした身長の高い美少女が私の部屋に入って来た。ストレートの綺麗な髪、しかし黒髪ではなくオーロラのようにカーテン状に色を7色に変化させていた。
「みもりん」
詩織ママはいきなり不法侵入をして来た美少女、いや美女に向かって言った。
しかし年齢は私と同じ12才のはずだ。
彼女は確か同じ学年だったはずだ。
「私は訳あって両者、崖理事長と聡さん、そして健太くんと混じり合いました」
え“!としか言いようがなかったそんな性犯罪被害者になったことを枕営業みたいに言う人って?
「両者には私たちと共通点があって全く異なる部分があったようです」
私が健太にちょっかいを出してもて遊ぶつもりが逆襲にあって喘がされまくった挙句4回は私の大事なちつ穴ちゃん、いや子宮内に中出しされて泣かされた挙句、最近になって双子を孕まされていた事にやっとナッツの指摘で気がついていた。
その後で夢の中で私と健太に詩織ママと一緒に説得したのがこの観萌という女性だ。しかし何の用があって来たんだろうか?
「あの他人行儀な目で見ないでくれますか?」
いきなり私はそう言われて「へ?」と言ってしまった。
「ずっと昔に私たちは幼稚園に入園した頃?会っているはずですがおぼえていませんか?」
そう言われるとそんな気がしないでもない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あなたがしおりんのむしゅめしゃんの沙芽(さとみ)しゃんでしゅか?わたしがしおりんのあねのみもりんでしゅ、よっちゅです、よろしくおねがいしましゅ」
そういってご丁寧に頭を下げたのはどう見ても私と同じ4~5才児くらいの幼女にしか見えなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
確かにそんな記憶が断片に残っていた気がしないでもない。
確か詩織ママが某国で市役所のような場所でテロ事件に巻き込まれて銃殺された時に引き取り手として候補に上がった時に詩織ママの家族として紹介されたのが佐原家だったのだがショッキングなことが多すぎて速攻で波瑠聡さんと幸恵さん夫婦にお世話になる事を決めた事を思い出していた。
まあ自分の母親の姉が4才の女児なんてどう考えてもおかしいし、彼女の母親も父親も異常の一言だった。
「まあゴキちゃんママの事はどうでもいいですがしおりんが崖理事長に口移しに飲まされた液体は私たち一族と同じものでした、まあ一言で言うとbot機能を持った精液みたいなものですね」
この観萌さんはいきなり恐ろしい事を言い出した。
「崖理事長とは失礼とは思いながらも夏野明美さんに扮して(ふんして)、健太くんには波瑠沙芽の姿で現れて犯させて頂きましたよ?ふたりとも手口は一緒でしたね、口移しか松茸君を通して胃酸に強い精子を含む精液を相手の胃の中に流し込んで生きたまま小腸に届けて、それから小腸と大腸に吸収させるやり方それは同じでした、しかし私たちがそれを遺伝子情報の書き換えに使うのに対して彼らは組織そのものを破壊しながら別の組織に作り替えていくと言う変則的な方法をとっていました」
そう言いながら観萌さんは詩織ママと交代するように健太を後ろから抱き抱えると彼の向きを変えて横に寝かせると彼の唇を奪い抱き寄せ舌を差し込んで唾液を、じゃない、もう精液って観萌さん自身が白状していたけど、それを流し込んでいた。
すると彼はうわ言のように「オネエちゃんちゃん、また僕に抱かれに来てくれたんだね?今日も喘ぎまくらせてやるよ」と言いながら横に回転して観萌と上下反転させて観萌の上の乗り掛かると自分の勃起した松茸君を観萌の開いた股の間のワレメちゃんの中のちつ穴さんの中にいきなり捩じ込んだ。
「いや、いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎」
観萌さんが叫ぶと健太は嬉しそうな顔をしていきなり激しく腰を振り出していた。
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いやぁ!いた〜い!いやぁぁ〜‼︎やめて〜!」
「オネエちゃんの叫び声は最高に気持ちがいいよ、僕はその声を聞くと余計に燃え上がってくるんだよ!もっと喘げよ!もっと泣き叫べよ!最高の快楽をあげるよ」
健太の松茸君は相変わらずらず立派で太く長かった。なんせ観萌さんのワレメちゃんから20センチくらい松茸くんの茎が入りきれずに飛び出しているのが見えた。
「いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いた〜い!裂けそう!やめようよあつい〜!もういやだよ」
「オネエちゃんもっとあの日みたいに激しく痛そうに身をよじらせてよ」
明らかに観萌さんは私の口調を真似ていたしケントは自分が今つらぬいて喘がせている観萌さんを姉だと思っている様子だった。
【いい?波瑠沙芽ちゃん?透視能力があるなら彼の松茸くんがどんな動きをしているかよく見て、彼が私の子宮内に解き放った精液の中の精子、そしてもう一つ別の存在が何をしているかちゃんと追跡をして】
観萌さんは私とナッツそして詩織ママにだけ心の声で伝えて来た。
健太には聴かれたくないのかもしれない。
確かに健太の松茸君は観萌さんのちつ穴さんの中で自分勝手に曲がったり亀頭さんの形状が変化していた。
「い、い、いやぁ〜いた〜い!裂けそう!あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
道理で胎の中がすごく痛くて熱いわけだと思った。
健太の亀頭さんが勢いよく射精した精液は直接子宮口の中を突き抜けてまんべんなく観萌さんの子宮内膜全体に吹き付けていた。
それでも健太は腰を振るのをやめなかった。
むしろさらに激しく振っていると言うか突き出している気がする。
「いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!裂けそう!やめて〜」
首を激しく左右に振って上体をよじらせまくっている観萌さんを見て健太は勝利宣言をしていた。
「ほーら、今日も僕の勝ちだね!罰として次はアレをぶち込むよ!」
『彼の台詞に惑わされないで、ちゃんとマイクロおたまじゃくしくんと米よりも細かい粒を追うんだぉ』
なんか今変な語尾が入った気がするけど気にしたら負けだと思い黙って観萌さんの指示に従うことにした。
今の観萌さんの子宮さんの中には鋼鉄の卵子さんが健太の解き放った精液の海の中を4個も浮いていた。
やばくない?
「オネエちゃんもうそろそろアレやりなよ、でないと剛毛を生えさせてあげるよ?アレが妊娠するための条件なんだろ?」
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎アレだけは絶対にやめてぇ〜!」
観萌さんは叫びながらも恍惚とした表情に変わって来た。
「ぁ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
観萌さんが泣き叫ぶ声を聞きながら私は健太が解き放ったマイクロおたまじゃくし君たちがどんな動きをしているか見ていた。
「う、うそ〜!子宮のお布団のの中に潜り込んでいる〜!」
咲が驚きの声を出して顔を青ざめさせていた。
そりゃそうだそのマイクロおたまじゃくし君が子宮内膜に穴をあけて中に潜り込んで毛細静脈側血管の中を心臓の方向に向かって泳ぎ始めていた。
さっきの先行組はどうなっているんだろうか?
大脳や小脳、下垂体の毛細血管を飛び出したマイクロおたまじゃくし君たちが脳細胞を食い荒らし始めていた。それでは頭痛が激しくて頭が割れそうになっているはずだ。
『それはさっきの唾液の中に含まれているせいこちゃんが下垂体を改造して脳内麻薬をふんだんに打ち出しているからなんだぉ、じゃない、なのよ』
「いや、いやぁぁ〜‼︎いやぁぁ〜‼︎あつい〜!いた〜い!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
首を激しく左右に振って上体をよじらせまくっている観萌さんの胎の中に尋常じゃない量の、しかも到底まともな精液とは言い難いねっとりとした熱い液体がマシンガンのように撃ち込まれていた。
「あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、あ“!、」
あの観萌さんが健太に良いようにもて遊ばれているようにしか見えなかった。
しかも今打ち込まれた液体は?
『ああ、ヤバいね、内部被曝死は避けられないよ』
ナッツも同意見のようだ。あの量と濃度は数分であの世に逝ける量をはるかに超えていた。
たしかにそうだった。
私は自分の淫魔としての能力と経験に少なからず自信があった。
実際に女子高生を襲っていたヤクザの男たちから彼女たちを逃がし、自ら犯される対象となって精液を抜きまくって再起不能に陥らせた事は5回や6回ではない。
そんな私がほぼ童貞の健太に翻弄されて喘ぎまくらせられて挙句に大泣きをしていた、これでは姉としても淫魔としてのプライドがボロボロ、いや今はそんな問題じゃなくって。
と言っている間に観萌さんはいつのまにか昔私を育ててくれていた詩織ママそのものに姿を変えていた。
「ところで私は健太くんと何をしていると思いますか?」
詩織ママは聞いてきたが私の目には詩織ママとケンタがセックスをしているようにしか見えない。
ってかさっきまで健太の下で彼に犯されまくって『い、い、いやぁ〜』とか泣き叫びながら首を激しく左右に振って上体をよじらせながら喘ぎ声を出していた観萌さんはどこに行ったのだろうか?
「あの?さっきまで健太の下で激しく強姦されていた観萌さんはどこに消えたんでしょうか?」
「え?なんの話ですか?」
詩織ママはキョトンとした顔をして聞き返してきた。私ひとりだけ幻覚でも見ていたのだろうか?
「この行為は一度言ったかも知れませんが私たちの星では『産み直し』と呼ばれています」
詩織ママは穏やかな表情でケンタの力強く激しくて長い射精を余裕で受け止めていた。
「いちど産み落としてからでは子宮内で産み直すなんて出来ないのはさすがに沙芽でも知っていますよね?まあそれはあたしたちの種族が相手の時は適用外なんですが、ですから私たちの星ではいう『産み直し』はこうやってセックスに近い行為をしながら、『産み直したい二次性徴を迎えた子供』の出す愛液と他の星系の住民が男の子なら精液、女の子なら愛液を混合させて自分の、子宮内でブレンドさせてDNA螺旋塩基情報の組み直しを行います」
詩織ママは健太に口づけをして舌を差し込みやはり大量の唾液のようなものを流し込んだ、ケンタはそれを美味しそうに『ゴクゴク』と飲み干していた。
「それは一体何ですか?」
「それは地球の男性や火星の男性の精液に似たものだよ、胃酸に殺されないで小腸に届いて小腸で吸収されて血管に乗って運ばれる、そして目的の細胞膜を突っつくと弱い電磁波と放射線を細胞のコアに当ててDNAやRNAの螺旋塩基情報を書き換えるんだ」
私が恐る恐るきくと背後からナッツの声がした。
って急に乳酸菌飲料みたいな話をしないでください。
「そうですねぇ、地球人のいう愛液はよく知らないですがバリトン線からの放出液や他の子宮内のの分泌液やちつ穴ちゃんからの分泌液なども含めて「おりもの」という身も蓋もない表現で通じているみたいですね、でもそれは単に性行為を円滑に行うためのものであって今私が健太君の君の中に注ぎ込んだのは男性の精液やがまん汁に近いものかもしれませんね」
「私たちのいう愛液は性器同士のこすり合いによる摩擦(まさつ)の軽減や雑菌などによる感染症予防もあるという点では地球人のそれと同じの目的もありますがDNA螺旋塩基情報の宝庫でもあるんです、そして私たちの恒星系の住民は基本的に精子を含んだ精液を持たない、つまり女性しか存在しません」
「私たちにも地球人や他の星系の男性と交尾するためにも使える膣アナは存在しますが基本的にはこの星のこの国で言うワレメちゃん、という可愛らしい名前の生殖器部位の中に隠れている芽グミちゃん、これも素敵な呼び名ですが性的に興奮してくると一時的に長さが10〜30cm太さが1〜2cmくらいのアスパラガスみたいな形と言ってもそこはある程度気分で形状も大きさも変えられるのです」
「大きくなったそれはワレメちゃんからおおきく飛び出します、相手のワレメちゃんの中の芽をこすって相手も興奮させて同様に大きさに大きくして自分のワレメちゃんの中の穴に相互に差し込みます」
「しかし相性の良いカップルはどちらかが引いてまた小さな芽グミちゃんに戻りますがどちらも引かないカップルの場合は双方引かずにアスパラガスちゃんの側面同士を擦り付け合わせながら双方の穴に差し込みます」
「それを私たちは『愛情のバ口ムク口ス』と言ってアスパラガスちゃん同士の側面がまさつ熱でやけるかとお思いでしょう?」
「しかし、そうなる前に双方の膣(ちつ)というあまり可愛くない名前の、まあ、ちつ穴ちゃんと呼びましょうか?子宮に通じる穴で出産時に赤ちゃんが通る道なので別名産道というらしいのですが」
「そのちつ穴ちゃんの奥のある射出線からめちゃくちゃ勢いよく愛液が吹き出して結合部分からあふれるように吹き出して膣穴さんとアスパラガスちゃんを冷やすので問題ありません」
詩織ママはそう言いながら。
「それは沙芽もケンタくんとやって喘(あえ)がされまくった晩の体験でご存じでしょう?あの晩はあなたの膣内壁粘膜がまさつで擦り切れて出血もしていて熱を持ちすぎていたので緊急発動したのですよ?」
「いや昔の特撮ヒーローネタはいいですから、それにあの晩のことはもうやめてください」
私がいうと詩織ママは咳払いをして続けた。
「ちつ穴ちゃんに15〜20cmくらいまで深く挿れてひとによっては激しく腰を振って喘ぎまくるのが好きな方もいらっしゃいますが、全く動かずに包み込み包み込まれるだけが好きな人もいて、そこは相性次第で破局するカップルもいるみたいです」
「ですが受け手を選んでワレメちゃんの中の芽を大きくしないで相手の穴に挿れなかった方も挿た方も勢いよく愛液を噴射します」
「それと同時に受け手側の女性も攻め手の女性も膣(ちつ)というみもふたもない生殖器部位の奥の突き当たりからも愛液が大量に吹き出します」
「私はさっきからちつ穴ちゃんと言っていますがこれは正確な表現ではなく、実際には子宮口を通して子宮と繋がってますがそれは奥の少し手前に斜めにつながっていてその先は閉じているんですよ」
なぜか急に詩織ママは妙な屁理屈を言い出していた。
「正確には子宮口はちつ穴ちゃんの斜め側面にあって、地球の男性が地球の妊娠中の女性とセックスをする時に松茸くんが子宮口を突き破って子宮内に突入して子宮の中の胎児や胎芽を押し潰さないように設計されているわけです」
詩織ママはそう言ったがそれはまるで創造主がいるような言い方ではないのか?
「創造主がいるかどうかなんて私は知りませんが、とにかく地球の男性が地球人の女性に射精した精液は直接子宮内に撃ち込まれるわけじゃなくてちつ穴ちゃんの奥に向けて噴射されてパンパンに膨らんだ松茸くんが奥まで挿入されている時は子宮口は松茸くんの亀頭さんによって封じられているのでその時点では精液は子宮に流れ込みません、その代わりにちつ穴ちゃんの奥が風船のように膨らまされるんです」
なんか保健体育の性教育授業を受けているような気分になって来た。
「それで男性が少し腰を引いて松竹くんを軽く抜いた時に亀頭さんによって閉ざされていたちつ穴ちゃんと子宮を繋いでいた子宮口が開いて、膨らんでいた袋状のちつ穴ちゃんが押し戻す力で一気にちつ穴ちゃんから子宮に精液が流れ込むと言うわけですよ」
「はぁ、そうなんですか?でも健太とセックスをした時とそれはすこい違う気がするんですが?」
と私。
「それは彼と波瑠沙芽が普通じゃなかったから、とにかく話がややこしくなるのでここは地球人の男女に限定して話を進めますね」
「はい」とあまり内容が理解できていないが私。
「地球人の男性の精液は心臓の鼓動に合わせて数回に分けて射出されるのでメンタルや興奮度によって射出される精液の量が変わってくるわけです、ストーカーに強姦された時などに孕まされる確率が高いのはそのせいもあるのですが、射精している最中や射精後のちつ穴ちゃんの中での亀頭さんの動き次第で受精率が変わるのはそのためなんです、あいつは射精している最中も腰を激しく振り続けていましたからね!」
あ〜!それはきっとあの理事長の事だと思ったが黙っておくことにした。
「まあそれで大抵の無責任男たちは一回しかやっていないとか言いながら実際には挿し込んだまま3発も4発も射精をしているんだけど、あ、話がそれましたね」
詩織は軽く咳払いをすると続けて言った。
「その精液の中の精子が精液に包まれたまま、子宮内の弱酸性の液体の海の中を泳いでゆき子宮上部や卵管内で我先にと卵子を探し求めて最初の精子が薄い卵子の膜(まく)を突き破り中に侵入する、そしてその中の核と結合するとその膜は分厚く固くなって他の精子の侵入を防ぎながら核は細胞分裂を始めつつ子宮内膜に着床したところで妊娠が始まります」
まあイメージでしかないが私は地球人の妊娠について少しは理解して来た気分になったいた。
「それで淫魔と呼ばれる種族のあなたですがそれは取り憑いている精神生命体の総称で妖魔や夢魔といったものと大きな違いは無いです、強いて言うなら寄生している生命体による違いですね」
詩織はそう言ってから小さな声で喘いだ。健太の力強く長い射精が始まったようだ、私はあの時健太に精液を激しく打ち込まれながら得体の知れない熱さと激痛を思い出していた。
「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、その話は後回しにします」
なるほど、確かに健太は30ccは精液を射精していそうだった。
「私の子宮の中で胎教、つまり遺伝子を操作されている波瑠沙芽はほとんど私や観萌と同じDNA構造になっているけど主な特徴としては地球人とほぼ同じ周期で訪れる2〜3個を排卵する排卵期、ってもこれあまり意味がないんだけど」
と詩織ママは言ったがどう意味がないのかわからない。
「まあ早い話が私たちが排卵する卵子って実質的『鋼鉄の卵子』と言っていいくらい膜が分厚くて硬いのよ」
「はい?」と言うしかなかった。
そんな卵子がどうやって受精して子孫を残せるのだろうか?
「それともうひとつ大きな違いは、その鋼鉄の卵子の核、と言っても地球人女性のそれよりもはるかに大きいですけど、その中には遺伝子情報が全く書き込まれていない事にあります」
またしても『はい?』だった。
そんなのでどうやって子孫を残せるのだろうか?
詩織ママはふたたび健太の両側頭を両手のひらで軽く挟んで斜め上に向かせるとくちびるを奪いすぼめた舌を差し込んで健太の口の中に流し込んだ、健太もまたそれを美味しそうに飲み込んだ。
「それはなんですか?」
「ただのつば、いわゆる唾液です」
想定内どころか当たり前すぎる答えを返して来た詩織ママに私は驚きを禁じ得なかった。
私は1番聞きたかったことを忘れて怒ってその場を立ち去ろうとした時にナッツの奴がおせっかいにも再確認してくれた。
「それでハルサメがケンタくんにアヘアヘされた問題はどうなりました?」
ナッツ、言い方!
「それですか?それなら簡単なことですよ?まず3人の胎教を実在する私の子宮内で同時進行させたために書き換えのコントロールが3人それぞれ上手くいかなかった事ですね、その結果としてケンタくんのDNA螺旋塩基情報に理事長とあの火星人の遺伝情報が多く残されてしまいました」
「それとアヘアヘ問題ですが、さっきの相関図を見れば一目瞭然ですよ?あなたの淫魔としての能力はさすがですが火星人から引き継いだ妖魔の能力はせいぜい2代目です。ではケンタくんは?まずケンタくんの父親である聡さんは?」
「理事長と関係を持った火星人女性の娘、その自分の娘を理事長が自ら犯して、近親相姦して出来た男性」と私。
「おぅ、いい線いってますねぇ、では幸恵さんは?」
「えーと。理事長に犯されて出来た娘が成長して理事長に近親相姦されて出来た孫娘が幸恵さん?」
「それでケンタくんは誰と誰の間にできた子かな?そしてあなたは?」
うん、たかが火星人と理事長の間に出来た娘だ。
それを聞いて私は背筋がぞっと凍てつく感覚を覚えた、私に取り憑いて契約している妖魔などケンタに取り憑いている奴と比べたら赤子同然だ。
もしもそんなケンタとセックスをして出来た子の妖魔はどっち寄りだろうか?
私のDNAなんて翻弄(ほんろう)されてしまうだろう。
「ハルサメ、幸恵さんの母親も幸恵さん自身も理事長に言葉で言い尽くせない程のパワハラとセクハラを受けている、特に幸恵さんの母親は自分が産んだ娘の前で犯されて陵辱された、その挙句、彼女は尊師、いいや崖理事長に惨殺された」
「どうして、なんでナッツは見てきたかのように言えるの?」
私はナッツに問いただした。
「あたしもその場にいて一部始終を見ていたからね、妖魔と悪魔の眼でふたごの片割れとして」
私は自分の耳を疑い「え?」と小さく叫んでしまっていた。
そんな私などお構いなしにナッツは詩織ママに別の質問をした。
「それともうひとつ、さっきの観萌さんの話の時にその時に詩織さんは『3つ子を産む感覚で、と言いましたよね?もう一人は誰ですか?」
ナッツの質問に詩織ママの顔が青ざめたのがはっきりと読み取れた。
これには詩織ママは答えずにいつのまにかボサボサ亜希に戻っていた。
ケンタの立派なモノが激しく脈打ち射精が始まるとボサボサ亜希が激しく喘ぎ出していた「あ、あ、あ、あ、あー!あー!あー!あー!あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!........」
長い長い射精が終わるとボサボサ亜希は肩で息をしていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、さすがに詩織ママや観萌ねえみたいにはいかない」と言ってあわてて両手で自分の口を塞いでいた。もちろん私たちハルサメとナッツは聞こえていないふりをしていた。
誰も他に気付いているものはいないようだ。
ボサボサ亜希が例によってケンタに口づけをして彼の口の中にすぼめた舌を挿し込んで唾液を流し込み始めていた。
でもなんかぎこちない。それどころか....
「あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
喘ぎ越えと熱い吐息を吹きかけている。
またケンタの立派なモノが激しく脈打ち始めて長くて激しい射精が始まった事を示していた。
つうかボサボサ亜希の様子を見ていたら一目瞭然ですよ。
「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!.....」
射精が終わってもしばらくはボサボサ亜希の呼吸の乱れは収まらなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いやいや、これはさすがに花和ちゃんには目の毒です見せないようにしましょう」
私がそう言って彼女の目隠しをしようとしたら意外と落ち着いた声でナッツが「あなたの子供が欲しい」と不可解なことを言い出すと彼女は私を押し倒しておおいかぶさってスカートの中の股間に手を伸ばしてきて完熟マンゴを摩り始めた。私も彼女のスカートの中の完熟マンゴーの中に指を入れて摩り始めている。
「ちょっと、冗談、はぁ、はぁ、はやめて、はぁ、はぁ、あー」
私もナッツも完熟マンゴーから愛液ラテを湧き出し手たが私のワレメちゃんの中の小さな芽が急速に大きくなってアスパラガスちゃんとなりナッツの割れ目ちゃんの中の穴に挿し込んでいた。私の周りでは、と言うよりこの狭苦しい四畳半の板の間で真希さんは幸恵さんと、咲はポニテ亜希と、同じように完熟マンゴーを舐め合って、中から溢れ出すサラサラな愛液を互いのワレメちゃんの中を浸(ひた)すと真希さんとポニテ亜希の芽が大きくなって立派なアスパラガスちゃんになっていた。
真希さんは幸恵さんの穴に差し込んで優しく抱き合うとお互いにどちらからともなく涙を流しながら微笑んでいた。
ポニテ亜希も彼女らしくなくモジモジしながら「家庭教師の時は怖い思いをさせてごめんな」
呟(つぶや)きながら浅く挿し込んでいると咲は
「もう少しだけ深く挿れて」
とポニテ亜希の耳元でささやいた。
そして花和ちゃんはそれを見ていた。はずだった。
「助けて、おじいちゃんに殺されちゃう」
見なくても感じる、花和ちゃんは入口のふすまを開けた外の廊下で立っている理事長に向かい合わせに抱き上げられてその立派なモノで貫(つらぬ)かれていた。
「はぁ、はぁ、あ“〜!痛いよ〜!あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!、はぁ、はぁ、あ〜!はぁ、はぁ、あ、あ、あ、あ、あー!おじいちゃんどうして花和うおあ“〜!あ“〜!あ“〜!いじめるのいやぁぁ〜‼︎痛い〜!」
私も、そのほかの誰も自分の体を自由に動かせなくなっていた。
「いやぁ〜いたい!もうこれ以上大きくしないで、おなかが裂けちゃう、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!ま、花和の中で何かが何かが暴れているう!私をそいつが、花和食べられちゃうよ〜!」
花和ちゃんの両太ももの内側に大量の血が伝い流れるのが見えた。
おそらくは以前に咲のを貫いた時と同じく真珠を大量に埋め込んだアレだろう。
リアルな花和ちゃんの悲鳴が頭をつんざいた、しかし私達ほぼ全員が快楽の巨大な津波に呑み込まれて何もすることができなかった。
「この国はいい国だな、相手が死に至らなければハラスメントにならないと政権の偉い女性代議士が言ったらしいじゃないか、しかも総理大臣のお墨付きの身分で」
理事長は嬉しそうに言うとさらに何度も花和の身体を自慢のモノで突き刺した。
「おとなしくわしに従えば、わしの子を授けたものを、幸恵どもめが」
しかしなぜ、花和ちゃんは理事長に狙われたのだろうか?
理事長は幼女を(以下略
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@幸恵の生い立ちと秘め事
幸恵さんの両親はごく普通の農家の家で育ち、恋愛によって育ったはずだった。
父は長男ではなかったので家を出て〇〇電気グループの電子部品製造メーカーに勤めていた。ここではあまり重要ではないのだろうからとりあえず仮名を榊雄二としておこう。
母はごく普通の家庭料理屋の娘だった。
はずだった。
しかし彼女、幸恵はあることがきっかけで自分の出生の秘密を知ることになる。
私立中学校に入ることになった時に入学願書を提出するにあたり住民票の提出が必要となっていたが自分が渡されたその住民票は記載が二重になっていることに気がついた。
もう一つ見えたそれは全く見知らぬ女性の名前だった。
その女性は名目上は〇〇電気グループ理事長である『崖新推(がけしんすい)の養子だった、しかし幸恵はその関係は全く出鱈目であり実際には愛人関係であることを見抜いていた。しかもその女性は日本人でなかったばかりか地球人でさえなかった。
幸恵の頭に一つのイメージが浮かび上がりつつあった。
夫は別にいたがその夫との間に生まれた子は遺伝子的にはその愛人である理事長が孕ませた子だった。
そしてそれにあたってその火星人は子を産むための子宮の機能をほとんど持っていなかった。
そこで理事長は自分が運営する宗教団体に帰依していた信者の産婦人科を操り信者とその家族である少女を「先祖が犯した罪による悪性子宮がんと誤った診断を行わせて全摘手術を行いその火星人に移植してまで生ませた子は女の子だった。
その理事長はあろうことかその女の子が二次性徴に成長した時、その子にまで手を出していた。
その娘はその日の宿題を終えて明日の準備をして寝室のベッドに入り眠りに入ろうとしていた。
女の子は身に危険を感じてベッドから抜け出そうとしていた。しかし時すでに遅く掛布団と彼女の間には重いものがのしかかっていた。悲鳴は声にならず彼女はそれに股を押し広げらて固くて熱いものをねじ込まれていた。
「いやぁ〜!誰なの?股が股の中に何にかがぁ!あついー!お父さん助けて〜!」
いくら叫んでも布団から手を出してたたみをバンバン叩いても誰も助けに来てくれなかった。
激しく全身が揺さぶられて、気がつくと身体が破裂しそうなほどの衝撃が何度も何度も全身を貫いていた。
これはきっと悪い夢でうなされているんだろう。そう考えている間に朝がやってきた。
あれは悪夢などではなかった。
その証拠に敷布団のシーツは大量の血に染まった液体でびしょ濡れになっていて布団の奥深くまで染み込んでいた。股の間が歩けなほど痛い、その日の学校は酷(ひど) い生理痛だと言って休んだ。証拠は布団のシーツだ、ただ生理の出血にしてはそれ以外の液体による濡れがひどかったが。
決してズル休みなどではない、ただ真実は私が生理痛ではなく目に見えない何かに犯されていたようだ。
しかしそれは相手が見えなかった以上は断定しようがない。
その不可解な現象は毎晩続いた。ベビーショップで購入した特大おねしょシーツもなんの役にも立たなかった。
3日ほど続けられてとうとう彼女は両親に助けを求めた。
両親は交代で見張ってくれると約束をしてくれた。
それでも彼女は布団に入った途端に何者かに襲われて夜もほとんど寝られなかった。
一度自分の中にねじ込まれるとそれはもう抜かれることもなく何度、何度も激しく全身が揺さぶられるほど腰を振られて胎の中に熱くドロッとした液体を機関銃のように撃ち出されていた。
「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!」
意識を何度も失い気がつくと今日も誰もいなくて全身が冷や汗でベトベトになってパンツはおろかパジャマやシーツが気色悪い匂いの液体でぐっしょり濡れていた。しかし朝が来て両親にそれを伝えても信じてはもらえなかった。
何故ならふたりとも〇〇電気グループの理事長であり崖新推(がけしんすい)が裏の名前で運営している宗教法人の信者だったからだ。
「何もなかったわよ、思春期にありがちな夢よ」
布団の鮮血の混じった精液など証拠はいくらでもあった、だがそう言いくるめられたように彼女は家を出た。
当然学校では下半身の激痛で授業に集中出来ずに級友たちと話をする元気もなく公園の近くを歩いて家に帰る途中に彼女は複数の男に拉致された、背後から抱きつかれて茂みに引き込まれると彼女はありったけの声を出して助けを呼ぶ言葉を叫んだ、つもりだった。
しかし声は全く出せずに男を誘うような声でこう呟いていた。
「嬉しい、もう私の下着はぐしょぐしょよ、待ちきれないの、だから早く、早くスカートの下の下着をずらして、丸見えになった私のそこにあなたの立派なモノを深く挿し込んで、挿し込んで私を思いっきり貫(つらぬ)いて」
「だれか〜だれかあたしを、いやぁ〜‼︎たすけてぇ〜!」
何度彼女は周りにと助ける悲鳴を上げただろうか?
『ごめんねぇわたしのご主人様は崖新推(がけしんすい)様ただひとりなの、おとなしく、ここでやられちゃってね』
そう聞こえたと同時に彼女は男たちを挑発していた。その声の主は彼女が幼少期から友達のように親しみ馴染んできたはずの声だった。
「いくじなし、私を満足させられないの?男なら何発でも中に出してみなさいよ」
『どうしてあたしはこんなことを言っているの?』
彼女は自問をしながら意識を失っていた。
気がつくと彼女は聞きなれない名前の病院のベッドに寝かされていた。
彼女の傍らで両親が泣いていた。
「お前は私たちのご先祖さまの悪行のせいで呪われているんだよ」
父親が言った。
「あなたは学校の帰り道に不良学生を誘惑して自分を強姦させたんだよ、彼らも悪いがおまえも悪い、お腹にできた子を産み崖新推様に差し出すことで私たち先祖の罪は浄化される、共に罪を背負おうじゃないか」
父親はそう言っていたが彼女本人は納得がいかないかのようだった。
しかし彼女がそれを否定しようと口を開いた時、そばにいた看護師が彼女の右腕、ひじの内側にある静脈に太めの注射を刺して黄色い液体を注入していた。彼女の瞳は白く濁って空になり、ひと言つぶやいた。
「ワタクシ、ソンシサマノ、『ガケシンスイサマ』ノタメニリッパナアカチャンヲウミマス」
そう言った彼女の意志とは裏腹に大量の涙が両目から溢れてほほを伝って流れ落ちた。
『ごめんねわたしだって命は惜しいの、いくら超妖魔だからってあんな奴にはかないっこないもの』
どこからか声が聞こえたような気がした。
そして9ヶ月と少し月日が流れた頃彼女は自分の意思に反してふたりの女の子を出産していた。
ひとりは幸恵、もうひとりはだれだかわからない。
女の子たちはふたりそろって別々のベッドに寝かされていた。
ベッドに寝かされて泣いている幸恵たちの母親と思わしき女性、いや、どう見ても中学生の女の子にしか見えなかった。
そして彼女の両親と思わしき中年の男女が彼女のベッドの側で祈りを捧げているように見える。
「双子の場合、妖魔の能力はどうなる?」
「半分以下に低下します」と男性産婦人科医いや、この怪しげなカルト宗教団体の信者らしき男は言った。
影しか見えないその男は冷淡に少女に問いかけた。
「ふん、役立たずが」
「ではこの子たちを保育管理室に移送させます」
男性産婦人科医のひとりが言った時その男は言った。
「ならぬ!その子たちの目の前で自分の母親が強姦されるところをたっぷりと見せつけてやるのだ」
「それはあまり良い趣味とは」
男性産婦人科医が言うとその男は睨み返して言った。
「ならばお前がここですれば良い」
男性産婦人科医は突然、産後間もない母を入院着のまま犯し始めていた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!いた〜い!いた〜い!いや、いやぁ!いやぁぁ〜‼︎裂ける〜こわれる〜!やめてぇ!やめてぇ!」
出産で弱りきっていた子宮や産道をさらに痛めつけられ傷つけられている母
何度も『やめて!』と叫ぶ母、何度も何度も何度も助けを求めたが居合わせた彼女の両親は何もしてくれなかった。
それどころかとんでもない事を言い始め出した。
「どうか崖新推尊師様、我が娘を、汚れた娘をその偉大な神筍で浄化してください。
その時の恐ろしい光景は中学生に通学する今でも時々夢の中に出てくる。
身体中が引き裂かれて血まみれのベッドの上で全ての関節が引きちぎられて手足がもがれて頭がひしゃげた母。それを行った男に母の両親は平伏していた。
よもや自分達も同じ運命を辿るとは思いもしなかっただろう。
母の両親も次の瞬間には惨殺されていた。
何故私は今になってそんなことを思い出したんだろうか?わからなかった。
私、幸恵ともうひとりのわたしは別々の家に引き取られたようだった。
だったと言うのはその後彼女がどうなったのか全く知らなかったからだ。
幸恵はそうして無事に私立中学に入学した時に不思議な女の子に出会った。
佐原詩織、口数が少なくてあまり他人の家庭環境とか聞いて来ないのは正直言って助かった。
自分が呪われて汚れた娘だとは知られたくはなかった。
もちろん彼女とは趣味とか多少だけど話が合うと言うこともあったが。
2年生になって少し経った頃母が幸恵に遺品でこっそりと金庫に残した日記の内容と同じ体験をした。
これから寝ようと布団に潜り込んだ時に掛布団と自分の間に何やら重たいものがのしかかってきていた、助けを求めたが声が出ないばかりかいくら暴れても誰も助けに来てはくれなかった。
幸恵の股は大きくは股をこれでもか?ばかりに開かれて体の中に熱くて固くて太いものをねじ込まれて何回もそれを押し込んだり、引き抜かれたりを繰り返していた。私、幸恵は激しく首っ横に振りながら暗示にかけられていた。
そして『ドックン、ドックン、ドックン、ドックンと津波のような何かがそれの先頭からなだれ込んで来た。
「佐原詩織という女がいるだろう、あいつを殺せ、佐原詩織を殺せ、あやつは我ら教団の敵だ」
朝目が覚めると私のパジャマはパンツを貫通した出血の混じった織物でぐっしょり濡れていた。
幸いシーツまではいってなかったので助かったがパンツの匂いを嗅いだらいつものおりものとは違う鼻を突くきつい匂いがした。
起きあがろうとしたが下腹部と腰が痛かった。
股も裂けるような激痛が走り正直言って休もうかと思ったが中間テストが近いので休むわけにはいかなかった。
よく聞くジョークだが『学校がうちにこればいいのに』、本当にそんな気分だった。
家を20分以上は早く出たにも関わらずいつもなら30分もかからない道のりを今日は1時間以上かかってしまい遅刻寸前だった。
「おはよう」
やっとの思いで席に座った幸恵にめずらしくすぐ前の席の詩織は笑顔で声をかけてきた。
そしていったん席を立つとこっちを向いて大股をひらいて腰掛けた。知らない間に彼女の両手が幸恵の膝をつかんで股を全開にしていた。そして・・・
『こ、こら!何故に他人のパンツの股間、勝手に触るな』
幸恵は思わず叫んでしまっていた。
ほんの一瞬だったが詩織はスカートの間をかいくぐって幸恵のパンツの股間に触れていた。
「きゃぁ」
思わず大声で叫んでしまっていた。
昨夜の悪夢を思い出して背筋が凍ってしまって過剰反応をしてしまったのかもしれない。
「あ、ごめん、なんか柔らかそうだなって思ったらつい」
真顔で言ってきた。
こいつは真性の痴女か?そんな思いが横切ったが詩織は少し含み笑いをすると自分の両足膝を両手で背もたれまで高く持ち上げるとそのままくるりと左方向に180度回転をした。
どうやら直視してしまった男子が2〜3人鼻血を吹いている。
幸恵も直視をしてしまっていたが詩織は間違いなくパンツを身につけていなかった。
しかも私、幸恵のマンゴーよりも明らか柔らかそうだった。
気がつくと下腹部や腰、の激痛、股の間のヒリヒリがかなり収まってきたような気がした。
その日はやっとの思いで家に着くと疲れ果ててしまっていた私は宿題も食事もすることなく布団に潜り込んでしまっていた。
仰向けになっても、左を向いても、右を向いても、うつ伏せになっても下腹部や腰、加えて股の間がヒリヒリしてなかなか眠りにつけなかった。
やっと眠気が訪れきた頃だろうか?仰向けになっていた私の腰が突然に高く持ち上げられてパジャマズボンが生理用パンツと一緒にズリ下げられそうになった時、聞き覚えのある声が聞こえた気がした。
「私の親友に何をする気?」
その途端にアイツの気配は消えて、その代わりにその声に私、幸恵は限りない安心感を与えられて安らかな眠りについていた。
しかしその時に昨夜に襲ってきた時のあいつの言葉が耳の中で何度も繰り返してリピートされていた。
『佐原詩織を殺せ、これは尊師様のご意向だ、佐原詩織を殺せ』
次の朝、幸恵はまだ治らない腰と下腹部、そして股間のアソコの痛みを堪えながら登校していた。
3階建て木造の校舎なのに階段はしっかりと手すりも造られていて足元を心配する必要がないのも助かった。
幸恵は階段を登り切って油断していた詩織のすぐ後ろを登っていた。
幸恵は後ろから詩織の腕をつかみ、思いっきり強く引っ張り上げるようにしてその華奢な体を投げていた。彼女の身体は宙を高く舞い階段の踊り場付近まで真っ逆さまに飛んでゆき階段の縁に激しく後頭部をぶつけて血を大量に吹き出して壁に激しく背中から叩きつけられているのが見えた。
これで尊師のご意向は叶えられた。幸恵は何故かそう思ってしまっていた。
これで毎晩怖い思いをしないで眠りにつける、そう安心した瞬間だった。
それは突然に自分たちを襲ってきた。
激しく縦に『ドスン!ドスン!』と突き上げるような衝撃が襲ったかと思うと目が回るような大きな強い横揺れが始まっていた。
それが5分以上は続いただろうか?校舎は崩壊して私と詩織は壁などに叩きつけられていた。
木造の校舎はほぼ全壊状態でそらがぽっかりと大きな口開けているかのような錯覚を受けていた。
それが収まって気がつくと彼女の胸を裂けて尖った木材の一部が貫いていたのが目に入った。
「津波だ!」
誰かの叫び声が聞こえた。
幸恵はしばらくして襲ってきた濁流に飲み込まれて意識を失っていた。
『おめでとう、お前はわしの期待通りに佐原詩織を階段から突き落として殺害してくれた』
そんな声がどこからともなく聞こえてきてそこで意識を失っていた。
気がつくと幸恵は近くの小高い丘の上にある小学校の体育館んにびっしり敷き詰められた仮ベッドの上に寝かされていた。
幸恵のすぐ隣で父と母が泣いていた。
幸恵のお腹に包帯がぐるぐる巻きにされていた。いかにも野戦病院みたいな雑な巻き方だと思った。
その場所で数時間後に幸恵はあの尊師様から信じられない言葉を聞かされる事になるとは思ってもいなかった。
幸恵の場合は発見救助も比較的に早かった。
しかし腹にがれきとなった木材が突き刺さっていて子宮などの内臓が細菌によって腐蝕が進んでいたという。重傷と言うべきかもしれない。
懸命の救命治療は続けられたが派遣医師団が最終的に下した判断はこれ以上の腐蝕を防ぐために肝臓の半分と子宮のほとんどと右腎臓及び膀胱と小腸の一部の摘出だった。
命が助かったことを思えば安い代償かもしれないがこの先とても辛い人生を歩まされることになる。
手術が終わったが幸恵を受け入れてくれるちゃんとした入院施設はなかなか見つからなかった。
私はその時近くを通った男の言った言葉に愕然とした。
「ふん、子宮も卵管も無くして子供を産めなくなったメスガキに用はないわ今晩中に始末するか」
それは尊師と言われていたあの男の声だった。
もうこれは死刑宣告に等しかった。
『これも前世で私の先祖が犯した罪に対する罰なのか?』
幸恵は両手で顔を覆い隠して泣き出した。
重傷を負った幸恵の父親は一瞬怒りの表情をあらわにしたが握りしめた拳をもう片方の手で必死になって押さえて悔しがっていたと言う。
どうやらすぐ隣で幸恵の心中も考えずに発言した親娘に対して恨めしげな目をして睨みつけて言った言葉だったと後で聞く。
仮ベッドで横になって泣いている幸恵のかたわらに寄り添うとそっと耳打ちをした娘がいた。
『大丈夫、人生が終わったわけじゃないし、赤ちゃんのお部屋も半分以上なくなるけどまだ卵を作る部屋は残るから』
そう言ってその娘は幸恵の腹部から下腹部に軽く触れると一瞬だけ鋭い激痛が走ったがすぐに安らかな気分になって眠り始めていた。
『もしも心に決めた好きな相手が出来たら私に君の卵をちょうだい、私が人工授精して私のお腹の中で育てて産んであげるから、それから君の下の世話は私がやるよ、だって、もう君とは大親友なんだから・・・』
彼女の顔を見て幸恵は驚いた。
その顔は紛れもなく私が階段から引きずり落として頭蓋骨を割って、その後の地震による建物の崩壊で壊れた壁の先の尖った破片に胸を貫かれた詩織の姿を私はちゃんと見ていた。
それに彼女は1週間以上行方不明になっていたと聞いた。
とてもじゃないが生きているはずがなかった。
「詩織、あんた死んだはずじゃ」
思わず叫んでしまっていた私の口を彼女の左手が軽く私の口を塞いだ。
「ごめんね、私、多分あなた達が言っている詩織じゃないと思うの、父だと言っている男の人も、母だって言っている女の人も私は知らない、もちろんあなたが誰かなんて知らないけど、そもそも海辺を歩いていた前の記憶もないし、でもその詩織っていう娘にとってはあなたはとても大事な親友だったと思うよ?」
そう言ってくれたのに幸恵は何度も理事長である崖新推尊師の命令に従い彼女を何度も罠にかけた。
プールの授業では底にある吸水口にわざと誘導して溺れさせようとしたり、調理実習ではさりげなく毒を混ぜて殺害しようと図ったがどれもことごとく失敗をした。
そうしている間に中学を卒業して高校に入りもう既に3年生の6月に入ろうとしていた。
何故そこまで作戦が実行に移せずに遅れてしまっていたのか?
それには訳がある。
幸恵は子宮のみならず膀胱(膀胱、おしっこをためる場所)小腸と肝臓の一部も摘出したために色々と彼女のお世話になっていた。
特におしっこなどは内部にためておく場所がなくなったので手術で外にパイプを出してポリ容器に溜めて定期的にその袋を交換してトイレに排出しなくちゃいけないんだけどそれを彼女は献身的にやってくれていた。
そんなある日また尊師様が幸恵を抱きにきてくれていた。
彼はいつものように激しく幸恵を貫いて卵管より下はただの太いラグビーボール状のチューブになってしまった幸恵の膣の中にたくさん精液出してくれるとと次の指令を与えてくるのが常だった。
幸恵は大物野党政治家や反政権側の学者達をハニートラップにしかけたり色々とやってきた。
こう見えても自分はあの地震の以前は自分の胸から腰、お尻から太ももに至るまでのスタイルに自信があった。
しかし不自由な身となった幸恵にそんな大きな仕事は回っては来なくなっていた。
しかし今度は彼女、佐原詩織に〇〇電気グループのアルバイトを紹介しろと言ってきた。
幸恵は悩んだ挙句その指令に同意をした。
というよりも幸恵には最初から選択権などなかったのだ。
断れば母のように犯されまくった挙句、身体中が引き裂かれて血まみれのベッドの上で全ての関節が引きちぎられて手足がもがれて頭がひしゃげた母。
そのイメージだけが鮮烈に植え付けられていた。
仕事内容を知ったらすぐに断られるに決まっている、そう思った。
誰だって愛人と言ってもおかしくないくらい若い女性の養子を何人も囲っている男の身の回りの世話をする仕事と言ったら誰だって性欲処理の仕事を思いつくだろう。
しかもその愛人、もとい養子のひとりが臨月間近となればなおさらだった。要はその愛人の代用品だ。
つい最近まで8ヶ月もしかない短期間の間に別の少女が8人くらい担当していたらしいが全員、理事長に孕まされたらしい。
彼女たちはその後どうなったかは知らない。
尊師である理事長の意向に違を唱えることは反逆行為とみなされて自分の母のように破裂させられるか八つ裂きにされてしまうのは確かだ。
しかし意外にも彼女は二つ返事で同意してくれた。
しかも「今ちょうど金欠だったんだ、ありがとう」とまで言ってくれた。
そして幸恵は尊師の元に詩織を送れば妖魔はおろか淫魔でさえ憑いていない彼女が尊師の性奴隷になることは愛情も信頼さえ存在しない扱いを受ける事は目に見えていた。
しかし幸恵の中に詩織に関して二重の記憶があることに幸恵自身も気がついていなかった。
それを知ったのは偶然に詩織の娘であり今は幸恵の養女である沙芽の親友であるナッツこと夏野明美に喫茶店で偶然に遭遇していろいろ沙芽の昔話に関してきかれたときだった。
その時になって矛盾にやっと気がついたのだ。
幸恵が詩織に罠を仕掛けてどこの国でさえ違法極まりない活動をする、そんな宗教団体の教祖、私の尊師である〇〇電気グループの理事長の身の回りの世話をするマネージャー的なアルバイトと騙して確か6月20日ごろに面接に行かせた記憶だった。
しかしそれの本当の実態は理事長を務める崖新推の元に送り彼の怪しげな能力で貸し切り愛人として奉仕させる事実上の人身売買だった。
そこまでは幸恵も把握していた。
しかし幸恵は8月には入ってから自分を抱きにきた時に言っていたセリフを思い出していた。
「あの佐原詩織は素晴らしい女だな、私のこんなにもデカいものでも平気で受け入れてくれるし、最高に苦しげな表情で悲鳴を上げて暴れて喘ぎまくってくれる、わしは何十人もの女子を貫(つらぬ)いてきたがあんなにもイキが良くて激しい女子は初めてじゃ」
そこまで言うと尊師はひと呼吸置いてニヤリと気味の悪い笑みを浮かべると続けて言った。
「ところで試しにあの女子の胎にわしと火星人の受精卵を着床させてやったんだがうまく育っていてな、こうしてお礼の報告がてらお前を抱きにきてやったというわけだ」
さすがにそんなに酷い話は聞いていない!と危うく抗議をしてしまうところだった。
しかしそんなことをすれば幸恵は母と同様に八つ裂きにしてもらえて彼の血と肉となる徳を与えられるだろう。
「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
一回だけ幸恵の中出しをすると尊師は言った。
「ある日わしは詩織に対する禁欲生活に耐えられなくなって抱きに行ってやったわ、うつろな眼をして泣いておったがそれがわしの闘争心に火をつけた、いざ始めると今まで以上にのたうち回り喘ぎまくってくれて最高な女子じゃ、しかも肉を削りまくり大量に出血させてしまったにも関わらずあやつの胎の子はすくすくと育っていたわ」
尊師はそう言うとその日は満足そうに私の元から消えた。
事実彼女は6月20日から学校に来なくなって12月のある日に、私の今の夫である波瑠聡と再会していた。
彼女は聡の話によると12月始め頃から2月の初めまで付き合っていたらしい、その頃のは私は尊師の言っていた借り腹の件はすっかり忘れてしまっていた。
夏野明美さんと喫茶店で話をするまでだったが。
もしかしたら尊師に記憶操作されていたかもしれない。
尊師はそれからも時々私、幸恵の前に現れて行為をしていくと満足して去っていった。
ただ不思議だったのは彼はそれ以降は幸恵に対しては激しい行為を行わなくなったことだった。
そっち系統のプレイは詩織に求めるようになっただけかもしれない、それだけだったかもしれないけど。
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@双娘の歳の差
「ねえ、幸恵おばさん、ちゃんとあたしの話を聞いている?」
夏野さんが心配げに私の顔を覗き込んでいた。
「ごめんなさい、ちょっと考え事をしていて」
「ねえおばさん、ナッツたら何回誕生日をきいてもちっとも教えてくれないんだよひどくない?」
「それなんだけどね、詩織もいつ産んだのか覚えていないって言うのよ」
しかし例のテロ事件で沙芽を引き取った話になった時に
そこで初めて私は記憶の矛盾に気がついた。
それまでは沙芽は私とのDNA鑑定をあえてしていなかった。
親子関係はなくて当然だったからだ。
しかしまさか聡とも血縁関係のなかったことには驚きが隠せなかった。
わたしのひとり息子の健太は海外にいる詩織に私の卵子と聡の精子を人工授精してもらって彼女の胎の中で育ててくれた子だ。
それでは沙芽が詩織のお腹の中にいた期間と健太が詩織のお腹にいた期間が完全に被ってしまう。
「考えられるのは沙芽も詩織の子供じゃなくて別の誰かの受精卵を貸胎した可能性ですよね?」
夏野さんが言った時に私は自分のスマホに未読のメールがあったことに気がついていた。送信元は詩織のスマホのメールアドレス。
送信日時はあの忌まわしい事件が起きた約8年前だった。
しかし受信時刻はたったの3分前、そんな事などあるのだろうか?とメールを開くと次のような内容だった。
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前略幸恵様家族揃って元気でしょうか?
私がこの世からいなくなってから数年たって数々の疑問点や矛盾が生じていると思います。一つ一つ説明するから落ち着いて聞いてね、じゃない読んでね。
まず第一に沙芽は私の娘ではありません、とても悲しい人ととても心の脆い人との間にできた受精卵を私が引き取って育てた娘です。
つまり健太くんは私にとっては貸し胎2号さんです。
細かく説明するとどこのスペースオペラやねんって突っ込まれそうになるので割愛しますが
幸恵が紹介したバイト先で知り合ったおふたりが母体の都合上子供を産めないとお聞きしましたので子宮を貸すことにしました。
おっと、おっしゃりたいことはわかります。
それでも計算が合わないんじゃーい、確かにそうです、だからアリバイ工作で私は3月31日に日本を立ち最終日に実は聡さんとラブホでオールナイトでバッコンバッコンしたと口車を合わせてもらったんですがあのおくびょうヤローまだ言えてないんですね?
はい、ここからトンデモな話になります。
実は私は沙芽を10月の末ほぼ11月の初めに産んでいます。
さらに早産ですね。
しかも場所は木星の衛星のひとつレダの地上で
正確には私は沙芽に産んでもらいました。
おまけに地球を発つ時はサメに片手と片足を喰われてましてほぼ死にかけてました。
それでも彼女は私を助けてくれたのです、お腹の子が沙芽なだけに、
ここ笑うとこですよ?ちゃんとわらってくださいね。
気がつくと私は頭上に巨大な木星を見ながらサメ、じゃない沙芽を産んでいました。とても優しい子です褒めてやってください。
真空のはずなのに生きてゆけたのは沙芽がいたからです。
シールドとか言うもので私を守ってくれたらしいです。
多分ですがレダでそれから授乳をしながら、実際に離乳食のようなものを口移しに食べさせてくれたのは彼女でしたが。
地球時間で12月に入った頃、木星大気圏内や土星、その周辺の惑星も彼女に連れて行ってもらい探索してとても楽しかったです
あのプラズマですか強力な電磁場とプラズマの柱は壮観でした。
あ、本題から外れましたね、出産時間のアリバイトリックを公開します。
私の中の沙芽は私を少しでも元気づけようとしたのか、それとも早く私を助ける能力(ちから)が欲しかったのか時間を9月頭から5ヶ月程巻き戻しました。
だから幸恵の頭の中には4月から9月頃までの記憶が二重に存在しているはずです。
一応忘れてもらう暗示はかけておきました。
でも特に強い暗示じゃないので思い出そうとすれば割と簡単に思い出せるはずです。
でもそれで私に対して罪悪感を持たないでください、私が選んだ道ですし、私はいつもあなたのそばにいますから。
幸恵〇〇電気グループのアルバイトに出かけてから幸恵に対してあの人がそこまで酷いことができないように護符をつけておきました。火星人の妖魔でも淫魔でもない特別な奴です。
では失礼します。
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私は夏野さんに気づかないように涙を流していたら彼女はボソリと言った。
「幸恵さん、これ偽装メールだよ、本当の送り主のメアドはハルサメのスマホだね」
それを聞いた時に私はおとなげもなく夏野さんの前で大泣きをしてしまっていた。
本当はなんとなく気がついていたんだ。
沙芽の中に詩織がいた事に。
私は本当に許されていいのだろうか?
私と尊師のズブズブな関係はいまだに続いている、心は拒絶しようとするのだが肉体は尊師を受け入れてしまっていた。
正しくは私が尊師の逞しい身体とモノを求めているのかもしれない。
別れ際に夏野さんがボソリと呟いていた。
「それはしょうがないですよ、あたしたちの産みの母親が、本当の意味での母親があんなに惨たらしい殺され方をしたんですから、人間はとても弱い生き物なんです、でもあいつは・・・、あたしたちにはそれでも進む道しか残されていないんです」
その言葉の裏には夏野明美と私、幸恵が双子の姉妹だったという意味があった事に私はすぐには気が付かなかった。
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私は何度も詩織を裏切った。そして私はまたしても彼女たちをピンチに陥れていた。
しかもまだ8才の花和ちゃんまで尊師の御神筒で貫かれて引き裂かれようとしている。
でも私は、私は奴とは縁が切れない卑怯者だ。
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「おじいちゃんってそうやって恥知らずにも孫娘や曾孫娘にも手を出したよね」
突然に私たちを縛り上げていた金縛りが解けた。
「おじいちゃんに恥知らずなんて言ってもわからないよね?だって幸恵ママにさえ手を出しちゃうようなクズ男君だもの」
そう言われてよく見たら確かに貫かれていたのは全く違う少女。
しかも私たちよりは年上に見えるが何歳だろうか?
身長は156cmくらいありそうで結構巨乳でEカップはありそうだ。外に跳ね上がった髪がヤンチャそう。
さぞ完熟マンゴーの方も....
そこまで夢想したら睨まれてしまった。もしかしてこの娘、テレパスか?
「消えて、おじいちゃんのアストラルボディ」
そう言うと言うと理事長の身体は粉砕された。
幸恵さんによく似た女の子に姿を変えた。
「来るのが遅いよ偽加世ちゃん」
ボサボサ亜希とボサボサ詩織が同時に言った。
「言い方!」と偽加世といわれた少女?その隣りにはうりふたつの本物の加世?
偽加世は擬態能力で花和ちゃんに化けて、モノホンの加世が崖理事長のアストラルボディを質量のエネルギー化で消しとばした?そんな便利なことできるの?
「加世には偽物とホンモノがいるんですか?」
思わず聞いてしまった。
「加世たちが私に勝手につけたあだ名よ、ちなみに偽花奈もあるわ、一時彼女たちに化けて悪さをしていたから仕方がないんだけど?加世と花奈の双子の姉、花梨です、以後お見知り置きを」
本物の加世は肩で息をして後から入ってきた
「ごめん、花奈と私と月輪たちの娘が泣き止まなくって香織と冬河銀とシルバー、なんでしたっけ?3人に面倒を見てもらう約束していたんだけど電車が止まっちゃって
「誰よそれ、それにセーラ服姿だけど?中学生でお子さんですか?性的モラルに問題があるのでは?意味がわかりません」と自分の事を棚に上げて私が言った。
ボサボサ亜希は頭をかきむしりながらいった。
「少なくとも12人くらいいるかな?みんな幸恵さんの娘さんですよ?ちなみに一部は私が代理母ですが何か?」
覚えていないんかい!
「このフケの数だけ子供が作れるけど」
「ウソつけ~」
思わず反論してしまった。
そんな重い台詞吐きながら頭掻きむしるな、もうその辺にフケの山が20cmほど積もっているでしょうが!
波瑠沙芽「ところでさぁ、今回の校正追記にあたってなりすましがひとりいたよねぇ?ダレかな?」
ハルサメとナッツ 14 この身体は誰のために
終わり
夏野明美「あたしはあの馬鹿〇がどんなネタバレやらかすかヒヤヒヤモノだったよ」
愛「ちょっと今回はテキスト量が多いんで旧作と別にしようかななんて」
15に続く
咲「それはよくある異次元版ですね」
ポニテ亜希「チゲ〜よ」
花奈「どんどん話が破綻していく気しかしないけどやっぱり気のせいだよね!」
加世「いいや、お前のせいだよ」
ボサボサ亜希「絶対に書き直し必須ですね」
花和「私が某ウィッチーズのパクリキャラって話本当ですか?」
草彅敦子「違いないですね」
ここから先は
新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)
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