アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編23『ふたりの花奈』2
アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編23『ふたりの花奈』2
2024/05/16校正更新
2024/03/17校正更新
1部分JC淫魔刑事JS編3、4話『花奈と加世そして』からの転載を含みます。
#20才未満閲覧注意
#SFっぽく
#ハタチ未満はご遠慮ください
#ハルサメとナッツシリーズ
#過激な描写あります
#エログロ注意
#波瑠沙芽とナッツ
#小説
この話はストーリーの都合上過激な性描写や暴力描写、及びグロテスク、パクリな表現を多く含みます。
20才未満の方の閲覧はご遠慮ください。
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@誤認されたパラレルワールド
「ちょっと、いたくてくるしいだろうけどがまんちゅるでしゅお」
茶髪のボブヘアカットのアホヅラ幼女に言われた。
「ひーふーみー、ひーふーみーの呼吸を忘れないでくださいね」
赤髪を外側に強く跳ねさせた不良幼女に言われた。
でもなんか少し違う気がする。
「ちょっと、はぁ、はぁ、はぁ、何でこんなにはぁ、はぁ、はぁ、生まれちゃうのが、はぁ、はぁ、はぁ、早いわけ?はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、学校で教わったのと、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、全然話が違うんはぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ですけど?」
先輩の子にしてもあいつら子にしても産むのは嫌だな、なんかエイリアンが生まれて来そう。
「これは、はぁ、はぁ、はぁ、先輩を誘惑した、はぁ、はぁ、はぁ、私への罰ね、はぁ、はぁ、はぁ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いた〜い!いやぁぁ〜‼︎裂けそう!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!なんであ“〜!あ“〜!挿れられた時よりあ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!痛いの?あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「がんばんでしゅぉ、もうさいしょのこのあたまがでてましゅからねぇ」
なんで私、幼稚園に通っているのかさえわからない口調の女の子に励まされ(はげまされ)ながら出産しているんだろ?
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎裂けそう!あ“〜!あ“〜!あ、」
急にすーとチカラがぬけて楽になった気がした。
「ほぎゃぁ、ほぎゃぁ、ほぎゃぁ」
「最初の娘はツインテールの女の子ですよ?かわいい進学塾の宣伝に出てきそうな娘ですよ」
観萌さんがそう言ったが『はぁ?』と言うしかない。
私今まで親戚(しんせき)の赤ちゃんとか病院で見たことあるけど生まれた時からツインテール結んでいる娘なんて初めて聞くんですが?
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、やっぱりバケモノみたいな娘ですよねはぁ、はぁ、はぁ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
再び強烈な股を引き裂くような痛みが走った。
「はぁ、はぁ、はぁ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いやぁ!裂けそう!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、」
再びすーっと力が抜けて楽になった、気はするけど、大事な穴を引き裂かれた気がする、
「いやぁ!もうたくさん、もういたいのはあ“〜!こりごり、あ“〜!あ“〜!あ“〜!いっそのことはらをかっさいてだしてちょうだい」
「だいじょうぶなんだぉ、かなはもうなんじゅうにんもうんだけどまだ一度も死んでいないんだぉ」
白々しい嘘(うそ)も大概(たいがい)にしてほしいと思った。
「今度は前髪だけ長い刈り上げの女の子ですよ?ギザギザハートなかわいい心音ですよ」
あの、詩織さん、安心させてくれるのは嬉しいんだけど。
「はぁ、はぁ、はぁ、白々しい嘘は、はぁ、はぁ、はぁ、やめてもらえませんか?」
「ちょっときゅうしょくしゃしぇるってつぎのむちゅめがいってまちゅぉ」
思わずムクっと起き上がって『そんなわけないでしょ!』と叫びたかったがもう目の前が真っ暗になってそれどころじゃなくなっていた。
『これって失血時のブラックアウトよね、やっぱり私はエイリアンの娘に胎を喰い尽くされて腹を突き破って産まれたてのエイリアンに殺されて死ぬ運命にあるんだわ』
そうおもった時、『じぇねちつ』と言う何となく卑猥な言葉を聞いた。
「すごいですね、わたしも4人ほど女の子産みましたが生まれてすぐに喋った子は初めてです」
「・・・あの、加世ちゃん?お姉さんをバカにしないでくれませんか?あなたの顔はどうみてもまだ私と、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!裂けそう!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!おねがいだかもうすこししずかに、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
「まあかわいい、今度はふわふわパーマの女の子ね、素敵よ」
観萌さんはひょっとしてわたしの目がほとんど見えないことをいいことにウソをついて安心させようとしてくれているんじゃないだろうか?
本当は怪獣か悪魔のような化け物が。
「いや、い、い、いやぁ〜いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!いた〜い!裂けそう!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
正直もう限界だと思っていた。見えないけどきっと胎盤の骨盤も真っ二つに割れて毛布も大量の血でべっとりと濡れているんだろう。
正直言って達也先輩のおちんちんの5倍以上の太さのものが出てゆく感じがして私は自分の死をカクゴしていた。
「いやぁ!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
「あ〜!このこはしゅごくきゃわいしょうなんだぉ、かみのけはほんとうにみじかくてかくがりなんでしゅ」
一瞬だが三白眼のスナイパーを連想した。
「い、い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!裂けそう!いた〜い!もう私をこわさないでぇ!いっその事ことそのはどーほーでつらぬいてわたしをころしてぇ!」
自分でも意味のわからないことを叫んでいた。だって痛いものはどうしようもないし。
『困りましたねあとのふたりの成長が早すぎて智恵先輩の子宮を破裂させそうです』
テレパシーで会話しても筒抜けです!
『まさか獣鬼の娘の成長がここまで速いなんて、楽しみです』
だからいくらテレパシーで会話しても筒抜けだからぁ!え?しかも獣鬼の娘って?
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎バケモノにころされるぅ〜あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「しょうがないでちゅねあまりやりたくないでちゅけどしょうかんちましゅ」
「い、い、いやぁ〜、花奈ちゃん、お願いだから!悪魔を呼び出しようなこと言わないでぇ!あ“〜!あ“〜!あ“〜!ぁ、」
「観萌さん、へその緒の処置を急いでください、でないとこの娘は危険です」
何故だろうか同じ双子のはずなのに加世ちゃんが言うと大型トレーラーに乗ったような安心・・・できるわけねーよー。
『何やら心の叫びが凄まじいですが最後の子はもう5キログラム超えていますよ?』
観萌さんなんですか?その不穏な心のセリフはその後で6キログラム超えたって言ってませんでしたか?
「い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎いた〜い!いた〜い!裂けそう!いや裂けてるし!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
『おかあさん、もう伊良は外に出てますから臍の緒(へそのお)の処理も自分で済ませて産湯に使ってますが何か?』
はぁ?どうしてもう勝手に名前がつけられてるの?
「あ、本当ですね、子宮の中も膣(ちつ)の中もきれいに処置してあるようですし、さすが長女ですね」
みもえさん?あなたまさか最後に生まれた子が年長になるいわれを本気で信じちゃっていませんよね?
まだ激痛は引かなかったが少し落ち着いてきたのか周りが見えるようになっていた。
目の前にはもう6才くらいに見える女の子が全裸で6人、
アルミの大きなタライの中で狭苦しそうにしていた。
左から黒髪のツインテール、焦茶色の前髪だけ妙に長い刈り上げの娘、ふわふわパーマの茶髪の娘、全体に短い茶髪かショートカットの娘、前髪に癖毛のある方まで赤みがかった黒髪を肩まで伸ばした娘、何故か異常に背が高い茶髪のソバージュを胸まで伸ばした娘。
「はぁ、よく、ぶじにうまれてくれた、産ませてくれた、なんかもう3歳児くらいに見えちゃうとか、突っ込みたいところが多すぎる気がするけどとにかくありがとう」
私は達也先輩の妹さんである観萌さんと詩織さんに礼を言った。
すると彼女たちは一様に困った表情をして言った。
「あの、誤解があると思うんですが達也は私たちの父なんです」
『え“!』
『父は夢精だと勘違いしているみたいですけど獣鬼が輪姦射精して獣鬼化した風俗嬢を父である達也がゆめうつつな状態で何度も何度も犯して産ませた娘たちなんです』
『あ“〜!』
その時私は達也先輩と交わった後で彼の先輩に意識が朦朧(もうろう)とした状態で聞いていた会話を思い出していた。
『おお、でかした、どけよここからは俺たちのお楽しみの時間だぜ』
『いや、あなたたちは誰なの?』
『約束通りに鍵を開けっぱなしにしてくれてありがとうよ、ところで達也よ、お前数ヶ月前から綺麗な裸のAVモデルのねえちゃんを犯している夢精を何回も見ただろう、あれ現実だからな、彼女の子宮の中の擬似卵子を何回も壊してくれてありがとうよ』
『それでおまえさんの陰嚢(いんのう)にたっぷりと種子と人造精子を打ち込ませてもらったぜ』
『と言うわけでこれからは俺たちが相手だせいぜいヒイヒイ言わせてやるさ』
あのヤロー私が最初の女じゃなかったじゃないか!
このいたいけな美少女をOBにも犯させやがって!
しかもあいつらもあいつらだAVモデルとか言いながら風俗嬢だったんじゃないか!
『あの?それはそれで間違いはないんですが?AVとはいえ【全シーン本場の生撮影】ですから、しかも男優からお金取ってますし』
と観萌さん。
『それ!風俗やAVどころか立派な【売買春】ですから!半裸ハレンチダンスショーと言っているのと変わらないから!』
怒り心頭な私を彼女たちは申し訳なさそうに見つめていた。
心なしか加世ちゃんも花奈ちゃんも怯えた表情で私を見めていた。
「どうしたんだい?あたいの顔に何かついているのかい!」
「やっぱり言葉遣いにも出ちゃったんだぉ」
と恐怖の目であたいを見る花奈。
「ごめんなさい、長くいきまさせすぎたのがいけなかったのかもうひとつ謝ることが」
観萌さんが申し訳なさそうに言って詩織さんに目配せすると彼女は私に手鏡を渡してくれた。
「どれどれ学校一と評判の美少女の美顔を拝見しようじゃないか?」
そう言ってその手鏡で自分の顔を見た値は思わず叫んでしまっていた。
「なんじゃこりゃぁ!オニ〇〇ァじゃねぇか!あたいの美顔を返せ!」
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@卑劣(卑猥)な罠
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
私はどうやら何者かに追われているようだった。
心当たりがないわけじゃない、けれど命を狙われるような事をしでかした記憶はない。
事の発端はこの第5区南部の原子力発電所の原子炉の中の制御棒や燃料棒、そしてそれを冷却する軽水に浸されている様子を見渡せる架け橋廊下の上だ。
そこで幼女と若いイブのクローンが瀕死状態で灰になりかけているところを目撃してしまった時からだ。
もちろんこの中は大量のアルファ線、要するにヘリウムの原子核だ。
ベータ線、中性子やら電子やら陽電子だ。
ガンマ線、波長が0.1ナノメートルもない超高周波電磁波だ。
それらが致死量でバンバン飛び交っている。
防護服を着ていても短時間しか居られない、ましてや目の前の幼女と若い女性のように全裸状態なら速攻で被曝して全身が焼け爛れて即死は免れない。
だが不思議と私は平気でいられた。
『その高次なエネルギーで再び甦らせ給え』
私が心の中で念じるとそのふたりはかき消すように消えていた。
と同時にそのふたりが横たわっていたあたりの架け橋廊下が青白く光ったかと思うと大爆発を起こしていた。
『嫌な奴に横槍を入れられてしまったよ』
懐かしい顔、しかし今は見たくない少女の姿を私は炉の隅の高架橋の上で見てしまった。
たまたま近くで防護服を着て作業をしていた下請けの非正規雇用労働者が高架廊下の上でのたうち回っていた。
今すぐに炉の外に運び出して放射線専門病院で手当を受ければなんとか助かるだろう。
しかし彼らは今の爆発の真犯人を目撃してしまっていた可能性が高かった。
妹の花奈がふたりに向けて左手を差し出した時に爆発が起きたからだ。もちろん私も目撃者の一人だった。
「おや、見られたくないところを見られてしまったようですね?」
絶世の美少女が私に向けて話しかけてきた。
幼女と若いイブのクローンをここで瀕死の重傷に痛めつけたのはどうやらこの絶世の美少女で間違いがないようだ。
「どうしますか?明日の私」
裸体の茶髪ボブヘアカットの少女が一瞬私を睨み(にらみ)つけてそれに対して答えた。
「別に花奈でいいんだよ、こいつらは証拠隠滅に始末したほうが良さげだけどね」
私も含めた作業員全員を抹殺する気だろう。
「まあこの原子炉内の燃料棒を2本ばかりエネルギーに還しちゃえば完全に灰になるんじゃないでしょうか?」
「爆発事故を起こして放射物質大量にばら撒いちゃうけど構わないんだよ」
「それで多くのイブたちが命を落としてでもですか?」
「そだよ?本当はこの人工惑星ごとぶっ飛ばしたいくらいなんだよ」
「驚きましたよ、あの意識集合体No.1花奈の他にもうひとり花奈がいるとは思いませんでした」
「あの人たちとは違う時間線からきたから仕方がないよ、爆破するよ」
茶髪ボブヘアカットの少女が言うとその原子炉の中から青白い光の束が貫いた瞬間にその炉を中心に建屋も真っ赤に熱されて爆発をした。
その原子炉に入っていた燃料棒のほとんどがプルトニウム239、核爆弾のそれに使われるものと変わりがなかった。
そして私はそれでも生きていた。
どうしてかはわからないが私には何か特殊な能力があるらしい。
「あなたはあの赤髪を外側に強く跳ねさせた少女を激しく恨んでいらっしゃるように感じますがなぜでしょうか?」
「それはあたしにもわからないよ、ただあいつを見ているとどうしようもなく激しい憎悪が湧いてくるんだよ」
茶髪ボブヘアカットの少女は激しく立ち込めた水蒸気の中に身を潜めていた私に気が付かなかったのかこの場を去って行った。
それから私はその茶髪ボブヘアカットの少女から逃げるように髪を五分刈りにして顔も黒ずみで黒く変装していた。
そしてこの第5区の中で様々な人種のイブクローンたちに紛れ込んで入国管理局とやらで点々と渡り歩いて働かされてきた。
どこの工場でも上司は冷酷で一生懸命に働いているイブクローンたちのわずかな失敗も許してはくれなかった。
殴る、蹴る体罰とかは当たり前で、特に若い責任者は容赦なく公開レイプをすることも躊躇わ(ためらわ)なかった。
その肉体は女性として熟成していたがまだ精神的に幼いイブたちを実体のない陰茎で同時に数人も犯しまくった。
要するに太陽系第3惑星地球の日本であの時に複数の獣鬼にやられた行為と同じ事をされていた。
その若い責任者が股間に持つ実体のない陰茎はあまりにも凶暴で長時間にわたって何度も何度も犯された娘(イブ)たちはまだ精神的に幼い彼女たちの肉体、特に生殖器をあるはずのない亀頭が彼女たちの膣(ちつ)の中に放つアルファ粒子の強力な放出、アルファ線によって膣や子宮周りを焼き尽くされて次々と命を落としていった。
それでもなんとか耐性を身につけて生き延びた娘(イブ)たちもいた。
しかしそれは偶然ではなく、射精機能も同じく、奴らが射精する精液、奴らが言うところの聖液には多量の種子と人造精子が含まれていて彼女たちの肉体をアルファ線などにある程度の耐性を持つように改造してゆくのが目に見えてわかった。
といっても容姿などの見た目が変わるわけじゃない。
そして目が虚(うつろ)になってゆきあらぬ方向を見ながら責任所の実態のない陰茎を求めるようになって射精をうっとりとした表情で受け止めるようになるだけのことだ。
それでもその射精を長時間に渡って何度も何度も何度も何度も繰り返して行われていくうちにイブたちの身体は致死量を超える放射性物質が蓄積されて行き、それによってやがてボロボロに崩れてゆき、口から大量の吐血をして死んでいった。
しかし私にはどうすることも出来なかった。
「そこで諦めてしまう気ですか?』
誰かの意識が私の心に訴えかけた。
そんな事無駄だって自分が一番わかっているじゃないか?
ここで目立つ事をすれば私はあいつ、実の双子の妹に殺されるのは目に見えている。
能力の差が圧倒的に違いすぎるのだ。
妹の花奈は物体をエネルギーに還して爆ぜさせる事が出来る。
それは私にも出来る事だが所詮(しょせん)はそのエネルギーに還せる(かえせる)物体の質量と効率が桁違いだ。
私が還せるのは精々が数十キログラムで通常の爆発薬にして数十トン程度、妹はそれに対して数百トンクラス、還されるエネルギー出力はゆうにギガトンクラスさえ簡単に超えてしまう。
「いや、い、い、いやぁ〜やめてください、お願いします、あ!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
黄色い髪をポニーテールに結んだ少女が全身を痙攣(けいれん)させながら立ったまま叫び出し開き切った口から大量の酸っぱい匂いがする液体を吐き出していた。
彼女自身の体の震えで足は左右に開かれて、股間からは作業着をつらぬいて大量の鮮血と白濁液を吹き出していた。
この娘ももうじきに命を落とす事になるだろう。
目の前の責任者がその娘を見てにやついているところから犯人は一目瞭然だ。
だがここで私が目立つような事をすれば妹に存在場所を知られてすぐにでも殺しに来るだろう。
何故なら妹は私を殺したい程憎んでいるからだ。
その時に私が組み立てている拳銃の部品が指から滑り落ちて一旦(いったん)机の上で跳ね上がると床に落ちて折れ曲がってしまっていた。
「いや、い、い、いやぁ〜いやぁ!」
私も大声で叫びながら全身を痙攣させていた。
股間の膣(ちつ)に何か太くて硬い、しかも熱い何かがねじ込まれていて作業着のズボンや下着のパンツの股間あたりを燃やし始めていた。
「あ、熱い!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!裂けそう!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
私の膣の中に熱いドロッとした液体が間欠的に強く打ち込まれて私は思わず吐血をしていた。
目の前のイブクローン少女たち5人も立ったまま激しく痙攣させられて泣き叫んでいる。しかし私は彼女たちにどうしてやることも出来なかった。
今の私にできることといえば少しでも楽にあの世に送ってやることくらい。
あの世なんて存在しないことくらい私だって知っている。
所詮はただの死刑執行だ。
私は花奈にその存在がバレない程度の彼女たちの心臓の急所をエネルギーに還していた。
「あ“〜!」
それでも大声をだして叫びのたうち回りながら倒れた娘がひとりいた。
位置の特定を間違えてしまっていた。
完全なる失敗だ。
『加世ねえ、みーつけた』
どこからともなく声が聞こえたと思った瞬間に私たちがいた工場は青白い光に包まれて吹っ飛ばされていた。
間違いない、妹の花奈だ。
しかし私は目立つような能力は使っていないはずだ。
一体誰が?
私の左手の小指が『パーン!』と大きな音を立てて吹っ飛ばされていた。
『加世ねえはバカだな、あんなメス豚どもを助けるために能力なんて使っちゃって、笑っちゃうよ、でもアネキにあんなパワーがあるとは思わなかったよ、じゃないとぶっ殺しがいがないけどね!」
工場の間のせまい道を走る私の両側のビルディングが次々と青白い光を放ってエネルギーに還されてゆくのがわかった。
もう何百人、何千人ものイブクローンを巻き添えにして殺してしまったのだろうか?
「あははは、加世ねえがどんどん逃げていく間にかわいい女の子たちが次々と死んでくよ、楽しいねぇ」
目の前を大型トレーラーが横切っているのが見えていた。
時速200キロメートル以上で走る私がもう止まるのも間に合わない!
私の体に接触しそうなトレーラーの車体の一部をエネルギーに還すという手もあった。
しかし先回はそれをやったが大失敗を招いた。
そのトレーラーの中には大勢の出荷されるイブクローンが積載されていた。
もちろんトレーラーを真っ二つに割って左右に吹っ飛ばす事には成功してその間をすり抜けられたがその時に発生した強烈な放射線量でイブクローンたちは全員焼き尽くされてしまっていた。
『一か八か!』
私は両足と背中の空気をエネルギーに還してさらに加速してスライディングするようにトレーラーのタイヤとタイヤの間をすり抜けようとしていた。その瞬間にトレーラー自体が青白く光ったかと思うとイブクローンたちの焼死体も大量に飛び散ってしまったような気がした。
『あははは、加世ねえはお馬鹿さんだね、さっさとあたしに殺されていたらあの娘たちも犠牲にならずに済んだのにさ』
どうしてこうなってしまったんだろうか?
昔は仲の良い姉妹だったのに?
私と花奈はあのトラックの中で葉類智恵と言うお姉さんの赤ちゃんを6人も観萌さんと詩織さんと一緒に取り出していた。
そして無事に出産が終了した直後に私たちはあの責任者のような男たち数人に襲われていたのだ。
突如として現れた男たちは私と花奈、観萌さんと詩織さん、そして葉類智恵さんとsae-Coさんを視姦し始めていた。
その時は見つめられてサイコネキシス的に犯されていたと思っていたがそれは私たちの誤認で実際には実体のないおちんちん(陰茎)を私たちの大事な穴(膣)に突き刺されて激しく暴れさせられながら何度も何度も何度も何度も何度も繰り返しておしっこ(射精)させられて気がついていたら花奈の姿だけが消えていた。
その時はとりあえず観萌さんと智恵さんに智恵さんの避妊処置をしてもらい、運転手であるsae-Coさんの判断でUターンをして智恵さんの母親である和美さんの経営する小田井署附属病院に搬送する事になったのだが私は急に意識が朦朧(もうろう)とし始めて気がつくと私だけ頭上に木星に土星の輪をかけたような巨大な惑星が見える砂漠のような衛星の上にいた。
それからの事はよく覚えていない、そこは高く積もった砂場の山のような場所で私のような全裸姿の若い女性が数十人以上は大勢何かに怯えるように立ち尽くしていた。
その理由はすぐにわかった。
周りが薄暗くなった頃に私たちは鬼のような形相の獣たちに取り囲まれていた。
私たちは容赦なくそいつらにおちんちん(陰茎)で大事な穴(ちつ)をつらぬかれておしっこ(射精)されながら胸や腹などの内臓を喰らわれていた。
また何度も何度も何度も何度も何度も繰り返してあおの鬼のような形相の獣に胸や腹の肉を喰らわれながら凶悪に太くて長い亀頭部がやたらと大きな陰茎でつらぬかれて射精されて意識を失う日が続いていた。
気がつくと私以外は誰もいなくなっていた。
それからしばらく木星に土星の輪っかをはめた奇妙な惑星の下を全裸姿で歩いた気がする。
着る服どころか布の代わりになるような物など何ひとつ落ちていなかった。
不思議とお腹も減らなかったし喉も乾かなかった。
だだしそれでも小便や大便はどれくらいの間隔かさえわからなかったがちゃんと出ていたのが不思議だった。
それらで身体も汚れて体臭も気になっていたが池どころか水溜りさえ無かった。
そうしてどれほど歩き続けただろうか?
ある時に見知らぬ瓦礫が積み重なった、かつての町だったと思われる廃墟の中で花奈と再開していた。
彼女は怨めし(うらめし)そうな目で私を睨みつけるといきなり私の体の一部、右手のひらをエネルギーに還して爆ぜさせた。
右腕がほとんどと右の脇腹が大きくえぐれて血まみれになった私を見て花奈は残忍な笑みを浮かべて言った。
「みーんな加世ねえが悪いんだよ、少しずつ壊しながら気を狂わせて殺してあげるからね?」
それからどうやって生き延びたかなんてわからない。
気がついたら私は紛い物の富士山があるこの奇妙な世界に住んでいた。
そして原子炉の爆発事故にも巻き込まれたいた。
そうだ、あの悪魔のような、いや悪魔そのものになった花奈に命を狙われ出したのもっともっと以前からだった。
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「痛たた、背中が痛いし」
暗室に寝転がされた私は暗闇に目が慣れていなかったせいか周りがほとんど見えなかった。
「あんな無茶なスピードでスライディングをしたら着ている作業服はおろか背中の皮膚どころか肉までが削れて痛いのは当たり前なんだぉ」
聞き覚えのある声、それは私を殺したいほど怨んでいる、妹の花奈の声だった。
もう絶体絶命だ、殺される。そう思った時に彼女は言った。
「殺さないよ?」
「はぁ?」
私はもう一度確認してみた。
「本当に殺さないんだぉ」
私は思わず言ってしまっていた。
「軽薄なパクリ禁止」
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@襲撃された理由
『と言うわけなんだぉ』
声は花奈そのものだったが顔とそのふざけた口調は妹とは似ても似つかぬアホヅラだった。
それにいきなりそんなこと言われても言われた私の方が迷惑もいいところだ。
てか私は何が何だかわからないんですが?
『ごめんだぉ、まず最初に言っておかなきゃいけないのはあたしは加世さんが知っている花奈じゃないことなんだぉ』
生意気にもその偽花奈はテレパシーで語りかけてきた。
『偽花奈なんて酷いんだぉ〜』
いや私の妹の花奈はあんたみたいにアホヅラじゃないし乳房もバカデカくないし。
『いや、実際に馬鹿奈だからしょうがないでしょう?』
私と同じ脳波パターンのテレパシーが飛び込んできた。
『もしかして私と同じ顔の超壮絶ドブスの花奈さんですか?私も何度かお会いしたことがありますがこちらの超絶美少女の花奈さんとは大違いでアホなことばかり言ってましたよ?』
黒いレザースーツで身を包んだ機械仕掛けの花奈が言った。
え?何でコロコロ表現が変わるかって?
まあ語りが変われば主観が違って来るのは当然でしょう。
『ねえ、お義母さん、襲われた記憶ある?』
アホヅラ花奈の心の中に住んでいるストレート黒髪を胸まで伸ばした美少女が機械仕掛けのオレンジ、じゃない花奈に聞いた。
そう言えばあの原子炉の中で幼女とイブクローンの遺体を処分した女性だ。
正確には『遺体を処分した』、というよりも『原子炉のプルトニウム燃料を2本核爆発させた』というのが正しいのだけど。
顔は確かに妹によく似て超絶美少女だったがその時、確かにNo.1花奈とかいうおそらく今目の前にいるアホヅラ花奈の他にもうひとり、私が知っていた花奈がいた事に驚いていたようだった気がする。
『いやそんな記憶は、と言うかそこから先は覚えていないさね』
私たちはアホヅラ花奈の記憶も衣良やサタン、そして激辛ことルシファーを交えて話し合った結果、誰ひとりとして超絶美少女の生体花奈を見たことがないという事だった。
『ハルの【鷹の目】を使って馬鹿奈の未来予知演算を併用して調べられないか?』
葉類智恵がきいてきた。
『いや、調べるまでもないんだぉ、あれは花奈の黒歴史だから』
アホヅラ花奈、いや短くて言いやすいから他の人が言っているように馬鹿奈にしとこう、彼女はそう言うとイメージと共に語りかけてきた。
『あれは今あたしたち、正確には命を狙われている、というか本来は拉致されるはずだった目の前の加世ねえの世界、パラレルワールドの出来事なんだぉ』
え?っと一瞬耳を疑った。
『なんかこのすごくバカそうな娘がめちゃくちゃ小難しい事を言い始めた!』
『いや、実際馬鹿だから』
ハルなる見た目は可愛いが幼い顔つきで肩まで伸ばした透き通った白髪頭の胸と身長の発育が良くない少女が言った。
『だけど惑星サタンの周りを回っていたルシファーでの記憶もかなりあるんでしょ?ここにいる全員がそこで花世さんにあったことがないとは思えないんだけど?』
青みがかったストレートの黒髪を胸まで伸ばした美少女夏野明美が言った。
サタンともいうらしい。
あの惑星のことらしいが木星にしては変だと思っていた。
だがやはりサタンといえば木星でしょう!
純血日本人な愛国者の人もそう言っていたし!
馬鹿奈の中の亜希とのイメージの違いは髪の色と身長が20センチメートルほど高いのと乳房の大きさが私や加奈と同じでかなり大きくて安産型の体型ということか?
『この人工惑星が瞬間移動して今太陽系の木星を回っている事を知ってますか?』
うん、それは普通なら人工衛星と言うべきだと思うけどあえて突っ込まないでおこう?
どうやら【星紫亜】という色々と問題のありそうな名前だけど決して全裸で金髪の髪を腰まで伸ばしてお祈りをしていそうな雰囲気ではない。半導体生物らしいがインテル入っているのだろうか?あの尊敬すべきイスラエルと縁が深そうだ。
『いいえ、少なくともそのルシファーという星にいた時間よりはここにいた時間の方が長かったと思いますが』
『じゃあ俺と同じだな、と言っても星紫亜に運ばれてやってきたんだけど』
と言ってきたデビュー当時の菅田将暉似の男がいいよってきた。
似ているというだけで体格は小学生並みだ。
女子になった時の別名は草彅敦子というらしい。
もちろんあのカッター事件で有名になったルポライターとは1ミリも関係ないだろう。
『いいや生身の花奈って言ったらこのアホヅラ痴女しか知らないし』
No.4激辛が噂のルシファーだ。サタンが悪魔に堕天使する前の名前だと聞く。彼女も見かけなかったようだ。
しかしながら痴女とは酷いな。
そう思っていたら馬鹿奈は私の方にツカツカと歩み寄ってきて私をしゃがませると自分が履いていたセーラー服のスカートを捲り(まくり)上げてその柔らかな地球、じゃなくて恥丘をいきなり鼻に押し付けてきた。
「ちょ、待てよパンツ履いてないし」
私は必死になって抵抗したが痴女の力は意外と強くて押し退けるどころかその柔らかな感触と甘い匂いに翻弄(ほんろう)されていた。
「あ、あ〜!あ“〜!」
甘い香りのシュワシュワっとした液体がくちびるにかかった途端に私は大きく口を開けて『ゴクゴクと飲み込み始めていた。
まるで程よく冷えた本場の生ビールを飲み干しているような喉越し(のどごし)が心地よかった。
ほろ酔いし始めていた私は思わぬ人物から罵声を浴びせかけられていた。
『このエロ愚民が!キモい!』
え?何でNo.4激辛の中にネヴァ子が?
気のせいだ、うん気のせいという事にしておこう。
さてと問題はどう見ても私自身にしか見えないNo.3加世だが
『ど、ドッペルゲンガー⁉︎』
と言われてしまった。彼女もまた私と同じくらいの身長160センチメートル弱、胸も巨乳と言っていいかも、お尻もキュッと持ち上がり適度に引き締まっていながらも立派だし。
当然だが初対面ということらしい。
『ちなみに超美少女の花奈は見たことがあるか?』
ときいたら『馬鹿奈はアホヅラに決まっている』と返って来た。
当然だが見たことなどないと言いたいのだろう。
『処女じゃなくなると女はアホヅラになるという話は聞いたことがあります』
そう言ったのはNo.2衣良。
この人の話はマユツバでしかない。
栗色のソバージュヘアを胸まで伸ばしていてこの娘も胸がやたらと大きくてこの中では多分一番背が高いだろう。
しかしよくそんなデマを信じる気になったものだ。
そもそもそう言った本人の話を聞いたことがあるのか?
私はこう説明したはずだ。
{突如として現れた男たちは私と花奈、観萌さんと詩織さん、そして葉類智恵さんとsae-Coさんを視姦し始めていた。
その時は見つめられてサイコネキシス的に犯されていたと思っていたがそれは私たちの誤認で実際には実体のないおちんちん(陰茎)を私たちの大事な穴(膣)に突き刺されて激しく暴れさせられながら何度も何度も何度も何度も何度も繰り返して(おしっこ)射精させられて気がついていたら花奈の姿だけが消えていた。}
衣良が聞いた話が本当なら私もただ今絶賛アホヅラ中になっているはずだ。
しかしそうじゃないだろう?
『いや、初耳だけど』
馬鹿奈はそう言い切った。
さっきお前は『花奈にとっては黒歴史なんだぉ』と自信満々に言ったではないか?
『違うんだぉ、加世さんからその話を聞かされたのは初めてなんだぉ〜、襲撃されたのは本当だったんだけど【実際に狙われていたのは加世ねえだった】と言いたかったんだぉ』
こっちこそ初耳もいいところだった。
『その惑星サタンを周る衛星ルシファーでの記憶もすべてが花奈の記憶だったんだぉ、【地神】の部下の【人神】が花世さんと間違えて花奈を拉致したのが彼女、いいやあたしにとっての悪夢の始まりだったんだぉ』
馬鹿奈はそう言ったが私には俄(にわか)には信じられなかった。
『どうして?どう考えても妹の花奈の方が能力的にも人間兵器的にもスペックは遥か(はるか)に上!でしょう』
花奈には超ハイスペックな物体をエネルギーに還す能力がある。
しかもあのこの太陽系の惑星である金星や地球を木っ端微塵に出来る程のパワーを秘めている。
しかも数百年先まで予想可能な未来予知を可能にする能力まで。
『それは確かなんだけど当時のあたしはぶっ壊す事しか出来なかったし、未来予知というのは得てして予想を依頼する側には不利な予想しか出てこないことが多いんだぉ』
花奈はそう言うとひとつのイメージを全員でシェア出来るように送った。
ーーーーーーー
『加世さんは知らない別の時間線でこんな事件があったんだぉ』
『加世ねえとあたしの偽物が現れてふたりの仲を険悪なものにしようとした奴がいたんだぉ』
ーーーーーーーーー
加世は宿題を早々に済ませて風呂に入ってからパジャマに着替えてベッドの中に入った。
うとうととし始めた時に『ギシッ』っとベッドが軋(きし)む音がした。しかし周囲を見回しても誰もいるようには見えなかったった。いえ、全然周囲が真っ暗で物が全く見えなかった。
気のせいかと思いましたが少ししたらまたベッドが『ギシッ』と軋む音がしてその時には既(すで)に遅く私の上に何か重いもの、そう、少し大柄な男性くらいの重さが自分の身体のしかかるのを感じてていた。
加世は再び恐る恐るベッドから降りようとしましたがすでに加世の身体は金縛りにあったかのように硬直して動けなくなっていた。急にパジャマの上着のボタンがひとつひとつ外されていくのを見ながら加世は恐怖のあまり叫んだ、いえ、叫んでいたはず。
しかし加世の声帯は全く機能していないかのように声すら出せず荒々しく乱れた呼吸をしているだけだった。
『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!』
あらわになった加世のふたつの乳房が強い力で乱暴に揉(も)みしだかれた。
次にパジャマズボンが引き摺り下ろされた、ついでにパンツもかと思ったら今度はそのまま硬いものが加世のまだ処女膜が張っていた穴の中に捻りこまれていた。
このままでは花世自体の命が危ないと質量のエネルギー化を試みた。
しかしそれも何度集中して行っても不発に終わった。
『無力化されている?』
そんな気がして恐怖が先走っていた。
その時に一瞬だけ父の声が聞こえた。もしかしたら聞こえただけかもしれない、しかし彼はこう言った。
『この父親に抵抗するとは無礼千万、キサマの能力など簡単に封じ込めるわ、試しに今キサマが感じている快楽と突き抜けるような絶頂感、そして恥も外聞もないその淫らな叫び声と喘ぎ声、そして乱れまくった吐息を己の心の耳でしかと聞くが良い』
『あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、いや、いや、いや、いや、い、い、いやぁ〜あ、あ、あ〜!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、あ〜!あ“〜!いた〜い!いやぁぁ〜‼︎もっと、もっと』
激しく振られている腰が加世の膣(ちつ、子宮につながる穴、別名は産道)の内面粘膜を削りながらかたく張り詰めた何かが突き進んでゆく。
『い、い、いやぁ〜い、い、いやぁ〜い、い、いやぁ〜やめてぇ〜、いた〜い!痛いよぉ〜!』
しかしこんなに大声で叫んでいるのに誰も助けに来ないのか?その声は自分自身にしか聞こえない。
『いた〜い!裂けそう!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あー!花奈〜!助けてぇ〜!』
加世が声なき声で叫んだ時、はっきりと実父の姿たが見えた。
『あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あー!あー!ふぅ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、うっ!』
加世は激しく首を振ることも出来ない、今日の加世ねえは実父に対してなんて無力なんだろうか?
「ほーらキサマにはわかるまいがキサマの胎内に妊娠に十分な精液を送り込んでやったわ、嬉(うれ)しいだろう、おやおや?花奈に何か言いたい事はないのか?奴なら実の兄をたらし込んでこの国の征服を計画しておるぞ花奈が憎かろう、花奈は父親である私と兄と組んでお前を罠(わな)に嵌(は)めたのだ」
実父は薄ら笑いを浮かべながら言った。
「花奈が今実の兄と何をしているのか見せてやろう」
妹の花奈は実の兄の下でベッドの中で裸同士で抱かれていた。
「お前は姉の花世が怖くないのか?」
兄の問いに対して妹の花奈は答えた。
「ぜ〜んぜん、加世なんて弱っちいしぃ、余裕でへっちゃらだしぃ、私には有能な参謀のお兄さまもついているしね」
花奈は兄の胸毛を触りながらくすくす笑って言った。
「質量のエネルギー化も私なら500テラトンでもぉ可能だしぃ」
この時に加世ねえが冷静だったら偽物が一人称を間違えていた事に気がついていたはずだった。本物の花奈は自分のことを『あたし』と言っていた。
「しっかし恐ろしい女だなぁ花奈は」
兄は四つん這いにさせた偽花奈の完熟マンゴーに自分の陰茎を挿し込みながらゆっくりと腰を振っている。
「わたしには優しくしてね、お兄さま、今度結婚できるいい男、しょーかいしてよね」
花奈もそう言いながら腕とひざを身体を前後させて事実上兄の陰茎をどんどん完熟マンゴーの奥深くに招き込んでいった。
「おいおい、花奈は本当の妹であっても近親相姦はタブーではないだろ?俺を見捨てるなよ?」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、でもぉ、でもぉ私物足りないのぉいや、いや、い、い、いやぁ〜いやなの、もっと深く挿し込んで、わたしをつらぬいてぇメチャメチャにかき混ぜて」
ふたりはさらに腰を強く振っていたが急にふたりとも動きを止めて花奈が大声で喘ぎ出した。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!もっともっともっともっとたくさん私のお腹に子供の種をちょうだい」
イメージの中の花奈の子宮内に大量の精液が解き放たれた音がしたような気がした。
偽花奈はいったん自分の完熟マンゴーから兄の松茸を人差し指と中指で引き抜くと仰向けになって再び自分の完熟マンゴーに兄の松茸を挿し込んで兄の背中にぐっと手を回して抱き寄せた、当然だが深く挿さった。
「あ、あ〜!あ“〜‼︎あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
偽花奈は叫びながら兄に強く抱きついていた。
「いまごろ加世はどうしているかな」
兄は偽花奈にきいた。
「あの人筋肉バカだから父が相手の能力を封じる力の前に翻弄(ほんろう)されているんじゃない?大事な穴を電気ドリルで掘られていたりぃ、自動車のタイヤの空気を入れるポンプを差し込まれてぇ子宮を破裂させられたりい」
偽花奈がそう言った時に加世ねえの血生臭さが染み付いた部屋では左右に持ち手のハンドルがついた直径が20mm以上ありそうなキリがが取り付けられた大型ドリルが加世の完熟マンゴーに突きつけられていた。
「い、いやぁ!それで私の大事な場所に大きな穴を明けるなんて言わないでしょうね?」
父親が笑いながらそのドリルのハンドルについたスイッチを握りしめるとモーターが回転する音がして激痛が走った。加世ねえの完熟マンゴーごと膣内の肉が巻き上げられるよにに削り掘りあけられていくのが見えた。
加世ねえはその日何度も何度も強姦とさえ言えない女性生殖器に対する破壊工作に耐えていた。
『あ、あ、あ、あ、いや、何それぇ?工場で使う、硬い金属を削る道具だよね?い、い、い、い、いやぁ〜、いやぁ〜いた〜い!もうやめてお父さん』
激しい激痛と共に丸い砥石の円盤が高速で回転を始めた音と共に削りとった肉片と血が加世の顔に降り注いだ。
『いやぁぁ〜‼︎もうやめて、お父さんの言う事なら何でも聞くから、おねがい、おとうさん』
とうとう花世が降参をすると父親は笑いながら、『恨むなら花奈を恨め』
と言って部屋を出ていった。止まらない大量の出血と大きなキリでねじるように破壊された自分の大事なもの。グラインダーで深く掘られたワレメさん。
加世ねえはいつまでも続く激痛でほとんど眠れなかった。
気がつくと自分は再び指一本使えない状態にされていた。
ドリルのキリで広げられたアナミニグラインダーで削り取られたはずの股間の丘は元に戻ってはいた。
しかし処女膜は乱暴に引き裂かれたままだった。出血と痛みはまだほとんど収まってはいない。
そうこう考えているうちにまた自分の部屋にクソ父親が侵入している気配に気がついた
加世ねえは身構えたが恐怖が先に立ってしまっていた。
『さて今日は何をして遊ぼうかな?』
奴はそう言うと小さな黒い金属の楕円形のものを取り出していた。
精神的な通話は解放してくれている様子だ。
『いわゆるテレパシーって奴かも』加世はそう判断していた。
『これが何かわかるかな』
そう言う類の戦場アニメに疎い加世ねえでもそれが何であるかくらいは知っていた。
『この端っこについているピンの輪っか部分に紐を通して縛るんだ、そしてこれを私の念動力で加世の大事な穴の中に入れる、そして子宮口から無理やり捻(ねじ)り込んで子宮の中に』
『コイツ狂っている』
加世ねえは恐怖した。いわゆるパイナップル、手榴弾を花世の大事な穴の中にクソ父親の念動力で捻り込もうとしていた。しかも安全ピンが簡単に抜ける向きに調整しながら、その作業は激痛と恐怖の連続だった。
『い、い、いやぁ〜いた〜い!やめてください!いた〜い!私の大事な穴が裂けるぅ〜!』
その時加世ねえは奇妙な感覚を覚えていた。
視覚でも痛覚でもぼやかされているその手榴弾の位置と向きが突然にわかるようになっていた。
ーーーーーーーー
『その時はあたしも加世ねえも気がついていなかったけどこれはあたしたちの母親である波瑠沙芽母の中のハルの能力、【鷹の目】だったんだぉ〜』
『だから私は子供を産んだ覚えなんて』
また意味不明な漫才を始めたので私は言った。
『次のネタどうぞ』
もちろんあの河野太郎さんの会見ネタだ。
しかし花奈たちは何故かポカーンと私を見ている。
ーーーーーーーー
『あ〜!あ〜!そんなことあ〜!あ〜!して何があ〜!楽しいの?』
加世ねえはクソ父親を問い詰めた。手榴弾が膣の中を通っている最中は激痛が連続して発生していたがそれが子宮内にはいってからは時々しかその激痛は感じられなくなっていた。
しかしその次の瞬間に加世ねえの膣から顔を出していた安全ピンを抜くためのヒモはクソ父親の手によって最も容易く抜かれていた。筈だった
加世ねえは下半身を中心に木っ端微塵にふっとばされたはずだ。
しかし加世ねえは再び指一本動かせない朝を迎えていた。
『ふむふむ、もしかしたら加世は自分の父親が本当の意味での父親じゃないことの意味を気づき始めているかな?』
『私達は崖尊師と波瑠幸恵の間にできた娘だものね、そして彼女たちのような双子の娘達は疎まれる、なんでかなんて知らないけどさぁ』
その時に偽花奈の脳裏を自分が実父に激しくつらぬかれて、激しく痙攣をこさせられているいるイメージが浮かんだ。彼が自分の中に毎晩容赦なく中に精液を大量に出したあげく立ち去ってゆく姿を。
『お兄さまこそ何人の美少女をたぶらかして操り、彼女たちを犯しながら精液に似た液体で身体の中身を溶かして食べ尽くしてきたのかしらそして・・・・お兄さまぁわ・た・し・を彼女達みたいにAIダッチワイフになんかにして高く売り飛ばさなないでねぇ」
「もちろんさ」
偽花奈の中に大量の精液を噴射しながら兄ケイトは言った。
「あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ"〜〜‼︎」
偽花奈は激しく喘ぎながら兄ケイトの背中に指を他立てその伸ばした爪で彼の皮膚を削り取っていた。
加世ねえは父親の背後に心理操作能力者の存在を疑った。
とりあえずクソ父親の能力に関して考察することにしてみた。
ーいくらなんでも自分にとって都合の悪い相手の能力の一部だけに制限をかけるのはあまりにもご都合主義すぎやしないだろうか?ー
ーそう、意外と頭がいいねー
思わず誰だ?と叫びそうになっていた。
ーそれに代わる能力は他にないかなー
何故か加世ねえは自分がものすごく子供扱いをされているような気がしてきた。
ー落ち着け、加世、相手を思い通りに操るには力づくで押さえつける必要はあるのか?ー
ーそれしかないその方がいいと自分が望むようにことが運ぶ、それを相手自身に思いこませれば?ー
ーそうか、望実現達成能力ー
答えは出た、しかしそれを打ち破る方法は決して容易なんかじゃなかった。
ーーーーーーー
『これこそ加世ねえの真の能力の真骨頂なんだぉ〜、あたしのように頭の中の演算能力に頼らずに直感ともうひとりの人格で様々な人格を頭の中に形成していたんだぉ〜」
それって偶然じゃ?と言おうとしたがやめた。
『私とは別人格でありまして』
これはスガ総理ネタだったがウケなかった。
まあ良しとしよう。
ーーーーーーー
加世ねえはケイトお兄ちゃんが望実現達成能力で見せてくれる悪夢を観させられながらそのループから抜け出すこともできずに苦しめられていた。奴らが魅せる悪夢、加世ねえはそれを見させられながら親父に何度も何度も乱暴にいろいろなものを挿れられて中に出されていたり、ダイナマイトをタンポンのように咥えさせられたげく破裂させられたり、有機溶剤をオイルポンプで流し込まれて溶かされていた。
一昨日も、昨日も、今日も、明日も、明明後日もクソ父親は私の感覚や能力を奪い陵辱の限りを尽くした。
そんなあ理由もあって加世ねえの大人に対する不信感は相当なものだった。
ある日、加世ねえが学校の帰り道を歩いていたら若い男性に声をかけられた。
「お嬢さん、この辺に佐原という家の場所をを知りませんか?2階建ての古い八軒家のアパートで青い屋根の・・・」
加世ねえはもちろんそんなアパートなんて知らなかった。
しかしその若い男の視線がとても小学3年生には見えない、その豊かに実った豊満な胸のふたつの乳房に釘付けになってたのは感じ取っていた。
「もうそろそろ高校卒業後を考える時期かな?」
若い男は次の自分の視線に戸惑っていた。スカートの中が気になって仕方がない。
これだけ成熟した身体つきなら楽しめそうだろうと思い始めていた。
「お兄さま、あの若い男に何をさせる気?」
「もおちろん加世に誘惑をさせて、加世を襲わせるのさ」
ケイトお兄ちゃんはそういうと「加世は公園の個室で抵抗もしないで犯される運命だよ」と念じた。
案の定、加世ねえは急に若い男に言った。
「お兄さま、加世は急におしっこがしたくなったのお、こわいからいっしょにはいって」
それももちろんケイトお兄ちゃんが加世ねえにそう言わせるように強く願望した結果だった。
「そ、そうかい?」
若い男もそう言いながらケイトに操られていた。
「この子、か、身体の成長はいいけどまだ中学生かも?こういう娘を物陰で痛めつけながら美味しくいただくのもまんざらじゃないよな」
彼の心の底に下心が生じた。
そして便器に腰掛けて透明な液体を放出する加世ねえの大人びているのに毛がほとんど生えていない柔らかそうなワレメから目が離せなくなっていた。
「お兄ちゃんも急におしっこをしたくなっちゃった、代わってくれるかい?」
彼がそ言うと加世ねえは素直に便座を降りて彼と代わると自分は彼の太ももの上にまたがった。
「お兄さまどうなさる気ななぉ?まさかあの男に加世をやらせるきなのぉ」
「ははは、もちろん、でもそれだけじゃつまらないだろう?」
ケイトはそう言うと次の願い事を念じた。
「お兄ちゃんの股間で大きく膨らんでいる松茸って硬くて大きくて立派そう、加世のあそこに挿れてちょうだい」
自分がさっきから何を言っているのか?その理由は加世ねえにはわかっていた、しかしわかってはいても逆らいようがないのがケイト兄の望実現達成能力のようだった。
「ああ、もちろんさ」
当然ながら若い男にも非常に強い願いがかけられている。
彼はためらうことなく加世の膣(ちつ)に自分の陰茎を挿し込んで加世の腰を一気に引き寄せた。
「あ、あ、あ〜」
加世ねえは喘ぎながらも腰を振り続けながら言った。
加世ねえの膣の中で若者の陰茎が暴れている。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ねぇお兄さまぁ、お兄さまはぁ、加代がぁ、まだ小学生だって知っていちゃってこうしちゃってえいるぅ?はぁ、はぁ、はぁ、」
「え?まっまさか冗談だよね?」
彼の顔が急に青ざめた、しかしもっと自分の陰茎を奥までさしんでこの少女をつらぬいて喘ぎまくらせてその胎(子宮)の中に自分の精液を大量に解き放ちたいという衝動と欲望には勝てなかった。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!」
濃厚なトロ〜リとした精液を勢いよく何度も脈打たせながら大量に解き放った後はふたり共に呼吸を荒く乱していた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、お兄ちゃんす、て、き」
それでも彼の陰茎はいきり勃った(たった)ままだった、彼は再び激しく腰を振り始めた。
今度はさらに強烈な快感全身をつらぬいてより濃厚な精液を大量に加世ねえの胎の中に解き放った。それを何回繰り返しただろうか?
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ねえお兄ちゃん、わたしが小学生だって証拠見せようか?」
加世ねえが下げているバッグの中から取り出して彼に見せたには国が発行している写真付きのIDカードだった。
その液晶表示には「今現在愛痴県立上井田井小学3年生秋種加世である」と証明されていた。もちろんそれは偽物だ、しかし加世ねえが何故それを持ち歩いていたかは謎だった。
「ねぇ、お兄ちゃん、お兄ちゃんは加世の中に何回も出して気持ちが良い思いをしたよね、おっぱいもぺろぺろして揉(も)みまくってくれたよね?」
若者はその場から逃げ出したい衝動に駆られた。
「でもさぁ、お兄ちゃん、ただヤリはダメだよね?」
「加世はおこづかいが欲しいなぁ」
加世ねえは自分が何を言い出したかわかってはいた。しかし自分の意志で言った言葉ではない、言わされていた。ケイトお兄ちゃんがそう願ってそれを現実のものとして達成させているだけだ。
『これってニュースで見たことのある春を売る商売だ。悪いことじゃない』
加世ねえは思考能力さえ奪われていた。
「だからさぁお兄ちゃん、加世に3万円くれないかな?」
自分が罠にはめられたと気がついた若者は逆上してズボンのポケットからジャックナイフを取り出して花世の頬に『ピタピタ』と当てた。
「オメェみたいなくそガキにくれてやる金はないよ、命が惜しかったらもう1発もう2発やらせろよ、テメーみたいなクソガキ殺すのはわけないんだぜ」
そう言われても加世ねえの不敵な笑いはとまらなかった。
「やれるならやてみたら?」
加世ねえがそう言った時、若者の胸あたりが鋭く光って心臓や肺、胃などが破裂して飛び散っていた。もちろん即死だ。
「悪いわねえ、これは軍資金としていただくわ」
さっきの破裂音を聞きつけたものが警察を呼んだのだろうか?数十分後にパトカーが数台来て真っ先に飛び込んだ警官のひとりが嘔吐(おうと)するほどの悲惨な爆破殺人事件現場とな っていた。
『クソ兄ケイトこれもあなたが見せてくれている悪夢なんでしょ?』
返事はなかった。
『はいはい、私、おバカな加世はクソ兄ケイトと花奈のあやつり人形なのよね、だったらそこでせいぜいせせら笑っているがいいわ、必ずあんたたちの居場所を突き止めて肉屋で売る価値もない肉片にしてあげるから』
ーーーーーーーー
「若い男の胸あたりの肉の細胞、そのほんのわずかの質量、それを工事用のダイナマイト程度のエネルギーに変換するだけでそれが出来てしまうのです、その時の快感が私の心の中のサディズムに火をつけました」
「サイコブラスターとかの類とも違うのね」
ボサボサ亜希は加世ねえに確認した。
「はい、左腕に取り付ける光線銃のような物の類とは違います」
いや、故人の偉大な名作品をそんな不謹慎なネタに使うのは流石にまずいでしょ、とは思ったが話は続けて欲しかったのであえて突っ込まないことにした。
ポプテピピックの二の舞になっても知らないよ?
ーーーーーーーー
偽加世は大勢いの子供たちが遊ぶ公園に姿を表すとその中の小学1年生くらいの女の子に近寄って声をかけた。
「ねえ、お姉さんと遊ばない?」
女の子はしばらくは怯えた目をして偽花世を見いていたがすぐに「うん!」と言って右手を偽加世に向かって差し出だした。
いきなり偽加世がそのひじをいきなりにつかむとそこが爆発したように女の子のその右手がほとんど吹っ飛んでいた。
それは偽加世の能力によるものではなくケイトが願望達成能力によって作り上げた針状の強力爆弾による爆発だった。
右腕がほとんど吹っ飛ばされて肩から大量に勢いよく出血させている様を見たのか耳をつん裂く近くの女性たちの悲鳴。
その場に肩から大量の出血をしながら崩れ落ちるようにして倒れる女の子。
「きゃー!」
出血量からしてすぐに止血をして、然るべき救急病院に運ばないと命さえ助からない、と誰しもが思った。
救急車をスマホで呼ぶものが大勢いたがそれがかえって救急センターを混乱に陥れていた。
これもまた近くで見ていたケイトお兄ちゃんが望んだことだった。
そのことにショックを受けていた少女もいた。
身長は150cmくらいで胸C〜Dカップくらいの大きさサイズ的には加世とほぼ同じだが加世ねえが赤髪で 外側にキツく跳ね上がってヤンチャっぽく見えるのに対してその少女は肩より少し伸びた栗色の若干内巻き気味のストレートヘアで顔も特に目立つわけではない。
本物の花奈、あたしだった。
ただしあたしは妊娠をしていて6ヶ月近いお腹をしていた。
「どうして?、あたしの予知夢じゃあの場所に誘導すれば惨事は免れていたはずなのに、しかも犯人が念動力者のチンピラじゃじゃなくてあのやさしい加世お姉ちゃんだったなんて」
「疲れているのさ、きっとここ半年で色々あったしね、入院している病院の病室に帰って寝ていようか?」
「ごめんね、おにいちゃん、花奈が油断したばかりにおにいちゃんまで巻き込んで大けがをさせちゃって」
あたしの中ではケイトお兄ちゃんは自分の才能を伸ばしてくれた尊敬する男性だった。
あらゆる可能性を考慮に入れた脳内演算によって未来予想のパターンは今まで2〜3程度だった。
しかし今では200〜300パターンまで予測してその中から実現可能の高い予想ではなくそれを極力回避するための未来予知夢に変わってきていた。
今回その女の子はどの場所でも変質者に拉致され、刃物で惨殺される運命にあった。
公園に誘導したのは花奈でありその惨事から女の子を守るためだったのだがそれを誘導したのもケイトだった。
本当は確実にそういった犯罪から免(まぬが)れるルートは3っつばかり存在していたのだがケイトの願望達成能力がそれを見えなくしていた。
「どうやら救急車は来そうだけどかわいそうにあの子間に合わないね」
ケイトお兄ちゃんは女の子に同情するかのように言ったがその実、あたしの心が折れるのを願っていた。
事実あたしは自分のせいでその子が死んだと言う自責の念にとらわれていた。
あたしには未来余地の他にケイトが遊び心で与えてしまったサイコメトリーに近い能力があった。
厳密な意味でのサイコメトリーとは少し違うが未来予知を逆演算することによって過去に起きた事象の推理や再確認を可能に方法であり、能力だったがケイトお兄ちゃんはあたしにこの能力を与えてしまったことを後悔し始めていた。
ケイトお兄ちゃんが過去に行った願望達成能力を使って行った悪事がバレてしまう可能性があった。
「ほら、花奈も重身なんだから無理をしないで病室に帰ろう」
偽加世はそのふたりを笑いながら見つめて姿を消していた。
そしてその現場の一部始終を見ていた者がいた。
「酷い!あんないたいけない可愛い子に、私に対する悪事はまだしも花奈のやつ!」
そう、偽加世は加世ねえの目からは自分があたしに見えるよっうに擬態していた。
加世ねえは今すぐにでもあたしを追いかけて八つ裂きにしいたい衝動に駆られていた。
ーーーーーーーー
『加世さんは誤解しているかもしれませんがあたしは基本的にとても冷酷な娘なんですよ』
それは確かなんだけど拐われる(さらわれる)までのあの娘はバカなりに優しかった、でもどうしてあんな冷酷に多くのイブたち、少女たちの命を奪うことさえ平然と行える娘になってしまったのか?
『それは後々語りますが、比べてあなた、花世ねえは基本的にとても暖かな優しい女なんですよ』
そんな、私は自分の命可愛さに大勢のイブたち、少女たちを見殺しにして来た冷酷な娘よ?
『じゃあなんであの時に大型トレーラーを真っ二つに爆破する方法じゃなくて自分の体がズタズタになる時速300キロメートルからのスライディングを決行したの?』
ーーーーーーーー
しかしいまの加世ねえにはやるべき事があった。
今ままで一度もやった事がないけど、エネルギーの質量化、物質化で例え動けかせなくなっても止血代わりの盛り肉は作れるかもしれない。
そう考えて念を込め始めた時にどこからともなく声が聞こえた。
「あなたって面白い娘ね」
振り返ると虹色の髪を腰まで伸ばした背の高い美人が立っていて言った。
「DNA螺旋塩基情報の読み取りは私に任せて肉盛りとやらを続けてください」
救急車が到着した頃には女の子の右手のひじよりも上にある長さ5センチ深さ5ミリくらいの切り傷を残してほぼ再生していた。
出血はまだ続いていたが加世が持参していたハンカチで軽く止血をしたことにしてあったので大丈夫そうだ。
「一瞬、女の子の腕が爆発して吹っ飛んだように見えたけど刃物か何かで切り付けられた時に噴き出した血の勢いが凄すぎてそう見えちゃっただけかもしれません、お騒がせしました」
通報者のひとりがしきりに救急車の隊員に謝っていたがそういうことにしておこうと一緒に協力してくれた女と口車を合わせようとしたがその虹色のロングヘアの美人はすでにそこにはいなかった。
ただひとつ、女の子の腕が爆発したのは確かな事だしそれをやったのは双子の妹である花奈に間違いはなかった。
加世ねえはそう信じて疑わなかった。
ーーーーーーーーーーー
『確かに【物体をエネルギー化するパワーと未来予知能力】では遥か(はるか)にあたしの方が上回っていたかも知れなかったんだぉ〜、でも加世ねえにはあたしが逆立ちしても出来ないことが出来たんだぉ?』
馬鹿奈はそう言うと続けようとした。
『でも傷が治せる程度でしょそんなものに何の価値が?』
私の問いに花奈は続けた。
『むしろ劣等感を持って嫉妬していたのはあたしの方だったんだぉ』
ーーーーーーーーーーーー
【これは多分こっちの世界のNo.3加世ねえも知らないことなんだぉ】
3年生になったばかりの4月の始め、あたしは友人の家に行った帰り道の途中にある公園を抜ける際にうかつにも睡魔に襲われてしまっていたとのことです。
突然に自分の視力が奪われて周囲が真っ暗になってしまっていた。
最初はその睡魔のせいだとばかり思っていた。
しかし何度自分のほっぺたを叩いたりつねったりしてもただただ痛いだけで視力は回復しなかった。
真っ暗な密室の中に閉じ込められたかのような恐怖があたしを襲いあたしは周りにいるであろう誰かに助けを求めて叫んでいた。
「助けてぇ、!誰か!助けてぇ!ケイトお兄ちゃん!」
あたしがいくら大きな声で叫んでも誰も返事をしてくれなかった。
突然に自分の平衡感覚が狂ってあたしは地面の上で倒れて左側頭部と左肩を激しくぶつけてしまいました。
左肩を触ると何かぬるっとした触覚とともに激痛が走り回っていたんです。
『そんなことなんてあり得ない』
立ち上がろうとしても思うように立ち上がれない。それどころか上半身でさえ起こすのも無理な気がした。
やがて自分の周りで大きな少年たちの声が聞こえてきた。
また予知夢か?と思っていたがそれは夢などではなく、現実だとすぐに思い知らされた。
「おいおい、、いい年頃のグラマスな姉ちゃんがこんなところで寝ていたら『どうぞ私を犯してくださ〜いな〜んて言っているようなものだぜ」
が言ったのが聞こえた「犯して」と言う言葉の意味がわからなかったがやばい状況だと思った。
今のあたしは視力を奪われたばかりかまともに立ち上がれず、腕どころか手首さえ曲げる事も出来なかった。
指一本さえ動かせない、それどころか視力も奪われて自分が何人の男に取り囲まれているかさえ、判別がつかなくなっていた。
「おいこいつ生理用パンツを履いているぜ、絶対処女じゃねーな」
その意味もわからなかったがその生理用パンツが一気にかかとまで下げられた感覚がした時、あたしの勘は警報を鳴らし続けていた。
「きゃー!」
絹を引き裂くようなあたしの悲鳴は誰にも聞こえなかった。
「おねがい、誰か助けて!」
近くで若い男女が楽しげに語り合う会話、自転車を漕ぐ音、それらは聞こえているのに花奈の存在は全く蚊帳(かや)の外だった。
「い、い、いやぁ〜」
あたしはありったけの記憶の中からこうなる可能性を探り出そうとしていた。
しかしそれは何者かと自分が生理の時に気色悪い赤い液体とどろどろとした赤黒いかたまりを出すワレメちゃんの中の孔にかたいモノを力ずくでねじ込まれている未来予知があったことにやっと気が付いた。
ついさっきまではそんな予知の可能性はなかったはずだった。
それに思考能力を誰かに剥奪(はくだつ)されていたことにあたし自身が気が付かなかた。
あたしの頭脳はただの8才児、小学3年生以下になっていた。
「痛〜い、熱いよ、張り裂けそう」
あたしは何度か自分のお腹の中に何か熱くてすべりのわるい何かが引いては押し、引いては押しを繰り返して上に向かって、お腹の中をひろげられているうちにそれの先のゴムのようにすべりの良くないところが突然にピク、ピク、と震え始めるとそれ全体が花奈の大事な穴を押し広げた状態のまま激しく脈打ち始めていた。
『パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!』と何かがおなかの中であいだをおいてあつくなった気がした。
「あ、あ、あ、あ、あ〜、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!いやぁ!いやぁぁ〜‼︎いた〜い!・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
肩で息をしているあたしに向かってその男は冷たく言い放った。
「なんでぇヤッパっり女はショジョに限るよな」
ショジョの意味はわからなかった。
ふたり目は最初は花奈には興味がなさそうに
「からだつきはいいけどよぉ〜しょうべんくさいからやだな」
だと言っていたからすぐにやめてくれると思っていた。
小学入学前の知能でも『しょうべん』の意味はそれが『おしっこ』であることくらいはすぐにわかった。
しかしあたしの中で自分のモノをあばれさせてあえぎながらぜんしんをけいれんさせて上半身を何度もよじらせている姿をみていたら興味を持ったのか花奈の中に何回も出した。
その直後にあたしの視力の一部が解放されていた。
相変わらず相手の顔は良く見えにくかった。
しかしまったく知らないわけでもない顔が混じってはいたような気がしたがはっきりとは思い出せなかった。
相手が変わるたびに自分のひらききったあなから流れ出す血を見て気分が悪くなってきた。
しかしその間にたくさんベトベトとした水を数人の男にからだじゅういっぱいにぶっかけられていた。
「いや、いやぁ、いやぁ、おねがいもうゆるして」
あたしがそう言ったが次の男は花奈をよつんばいにさせてバックから入れてきた。
「おねがいなんでもしますから許してください」
あたしは泣きながら言った。それがわなだとは気が付かずに。
男のひとりが言った。
「よーしこれからかなちゃんしゅえんのあだるとびでおのほんばんさつえいかいのはじまりだよぉ〜」
その時に見慣れた顔の男が花奈の穴に太く立派なモノを入れようとしていた男を殴り飛ばしていた。
「お兄ちゃん!」
自分は助かったと思っていた、しかしその時にはケイトお兄ちゃんの腹にむかって台所でママがよく使う先のとがった包丁がとんできたかとおもったら深々と突き刺さっていた。
今冷静になって考えてみればそれは過去夢でした。
気がつくとあたしとケイトお兄ちゃんは、ふたり部屋の中にあるふたつのベッドの上でそれぞれ並んで寝かされていた。
医療法人崖〇〇グループ付属病院、ベッドのすぐ隣にあったワゴン台に乗っていた入院手続き書にはそう書いてあった。
「その内容を確認していたら隣のベッドの兄ケイトが目を覚ましていた。
お腹にグルグル巻いた包帯が痛々しい。
「お兄ちゃんごめんね」
当然彼の入院理由は大勢の男たちに強姦されていた花奈を助け出そうとして、男の中のひとりが隠し持っていた刃渡り30cmの出刃包丁に刺され出血多量と臓器損傷で失命の可能性もあったと若い女性看護師から聞かされていた。
それをあたしが言うとケイトお兄ちゃんはだけ少し微笑んでくれた。
そして彼の口からは信じられない言葉が飛び出していた。
「血のつながりがなくても大事な妹を守るのは当然のことさ」
「えっ?」とあたしが小さく叫ぶと兄ケイトは「シー」っと言って手招きをして自分のベッドの側面に座るようにうながした。
「花奈には乱暴な6人男たちに襲われて酷い目に合っていたのにすぐに駆けつけられなくてすまない」
とケイトお兄ちゃんは謝った。
「どうして?真っ直ぐに帰って来いと言われたのに言うことをきかなかった、あたしが悪かったのに」
あたしは自責の念にとらわれていた。
そしてその時のあたしは気がつかなかったが思考力も8才児、いいえそれ以下のままだった。
「でもまだよかったよ、襲われたのが花奈が生理の始まったばかりの時で」
ケイトお兄ちゃんは冗談まじりに言ったつもりだったかもしれないががあたしにはその意味はまったく理解できていなかった。
「実は僕と父は本当の親子だけど花奈と加世は再婚相手の幸恵さんの連れ児だったんだ」と打ち明けた。
ケイトお兄ちゃんは入院中に父と母のなりそめや、最初に姉妹がこの家に来た時の話をした。
最初から人見知りだった花奈と違い、逆に怖いもの知らずだった加世は兄としてヒヤヒヤものだったと面白くおかしく話してくれた兄ケイトはあたしにとってより信頼のおける存在になっていた。
1週間してあたしはケイトお兄ちゃんよりも先に退院していた。
あたしにとって学校帰りのケイトお兄ちゃんのお見舞いは日課になっていた。そしてそれも1週間過ぎようとしていた。
まだ深い傷口が裂けやすいと言う理由で兄ケイトはベッドの上で絶対安静の身となっていた。
「加世はどうしている」とケイトお兄ちゃんは花奈に聞いてきた。
「なんか知らないけど、宇宙エネエルギーを使った、肉体とか物質の再構築の研究とかやっているみたい、花奈には難しすぎてよくわからないんだけど」
苦笑いを浮かべながらあたしは言った。
じゃあ幸恵さんは?」
兄ケイトは今度は花奈と加世に血のつながりのある幸恵について聞いてきた。
「あの人、って言っていいのかわからないけどほとんど家に帰ってこないの」
その時にあたしは兄ケイトが含み笑いを浮かべた事に気がつかなかった。
「花奈、悪いけどナースコールボタンを押してくれないか?」
「どうして?」とあたし。
「紙おむつがそろそろ限界、漏れちゃう」
あたしはその時はまだ尿管カテーテルというものがあることさえ知らなかった。
なんでもっと早く言わないの?と思いながらあたしがナースボタンを押すとあわただしい声が響いてきて看護師が申し訳なさそうに言った。
「すみません、当病棟はさっきから緊急の容態変化の患者様が激増していまして、お手数ですが出来ましたら家族の者で対応していただけるとありがたいのですが」
「だそうです」
あたしがそう言うとケイトは思い込んだように言った。
「さすがにそれは実の兄妹じゃない花奈に任せるわけにはいかないよ」
ケイトお兄ちゃんは一度は自分でパジャマズボンを下ろして紙おむつの『ベリッ』と言うカギ爪のシールをはがすと腰を浮かせ、紙おむつ自体を自分の尻から抜こうとしたがほうちょうにさされたばしょがいたかったのか思いっりき顔をしかめた。
「無理よ、ケイトお兄ちゃんひとりじゃ、やっぱり」
あたしはそう言うとケイトの腰を少し持ち上げなががら紙おむつを素早く抜こうとして当時のあたしにとっては少しはずかしいモノを目に入れてしまった。
「見苦しいモノを見せてしまってすまないね」
ケイトお兄ちゃんにそう言われてあたしは少し悲しくなっていた。
「いいよ、大好きなケイトお兄ちゃんだから」
あたしがそう言うとケイトお兄ちゃんは少しはにかんだ笑顔をあたしに向けた。
「僕も花奈がお嫁さんになってくれたら嬉(うれ)しいな」
「大好きだよ、ケイトお兄ちゃん」
その時のあたしは少し、いやかなり浮かれていたのかもしれない。
あたしは思わず口にしてしまっていた。
「ケイトお兄ちゃんの赤ちゃんがほしいな、双子の女の子がいい」
あたしはそう言うとケイトの股間に立ちそびえている立派なモノの槍のようなカギのようなものの先頭から溢れ出しているぬるっとした液体を無意識のうちに舐め回していた。その液体の中にあるものがあたしの頭を狂わせることになろうとは気づきもしないで。
ーーーーーーー
今のあたしたちならわかると思うのですがその液体の中には胃酸にも溶かされず、小腸で吸収される劇物、種子と人造精子が含まれていたんだぉ〜、人の脳のニューロンを破壊する人造精子とそれを補ういくつもの芽を伸ばして偽ニューロンとなり新たな人格を形成するシナプスを大量に繋ぐ種子が含まれていたんだぉ、しかも下垂体や小脳を暴走させて性衝動を高めるトリチウム水がね。
突然意味不明なな事を言われて『はぁ?』となった。
ーーーーーーー
今のその時のあたしにはためらいという言葉は存在しなかった。
あたしはベッドにのぼってケイトお兄ちゃん大きなまたからはえているふとい、ふといものを見ながら一気にケイトお兄ちゃんの上に腰を落とすとケイトお兄ちゃんの立派なものが一気に奥まで挿し込まれていた。
なぜそんなにも素直に簡単に挿れられたのか?そんな事はその時はまったく気にとめてもいなかった。
「あ〜!」
全身をかけぬけたおしっこをたっくさんもらっしたときのようなきもちよさでとすごい心地の良い痛さで思わず叫んでしまっていた。
ただケイトお兄ちゃんとひとつになることだけを考えていたのかもしれない。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!」
多分ナースセンターまで響き渡りそうな声だったが誰も気が付かなかったみたいだ。
どうしてあたしがあんな行動に走ったのか記憶が定かではないがケイトお兄ちゃんのためなら、ケイトお兄ちゃんがよろこんでくれたらなんでも出来た気がした。
たとえそれがふたごのおねえちゃんのかよねえを怒らせたりにくまれることになったとしても。
あたしはゆっくりと、次第に腰の動きを早めてゆきながら息を荒げ始めていた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
ケイトお兄ちゃんはあたしの大きなおむねを見てうれしそうによろこんでいた。
あたしもそんな表情をしてもらえるとすごくうれしい気がした。
少し恥ずかしい気もしたけどそれがたまらなくうれしくてあたしはケイトお兄ちゃんの両手をつかむとそれをじぶんのふたつの大きなふくらみにあててた。
あたしのなかの、あのあのひの、いやななおもいでも、ケイトお兄ちゃんのためならうれしくて、とおっても気持ちがよかった。
「ねえ、ケイトお兄ちゃん、あたしたち結婚するんだからさいごまでいっちゃってもいいよねぇ」
今考えるとその時のあたしはとんでもないことを口走っていた。
それがさいあくなつみになるとは知らずに。
ケイトお兄ちゃんがこしを持ち上げながらあたしのふたつの胸の大きなふくらみをもんでくれたり両手であたしのからだをやさし引いてくれただけでふしぎな気持ちにおそわれた。
「ケイトお兄ちゃん、ダメ、またおしっこ漏らしちゃう」
あたしがそう言ってもケイトお兄ちゃんはこしをふるのをやめなかった。
「あ、あ、あ〜!だめぇ、花奈ったらさっきからずっとケイトお兄ちゃんにおしっこかけているよぉ、はずかしいよぉ〜」
そう言ったのにケイトお兄ちゃんったらこしをふるのをやめなかかった、それどころかますますうれしそにわらっている。
「ケイトお兄ちゃんは女の子におしっこをかけられるとうれしいの?」
あたしがきくとケイトお兄ちゃんは笑いながら答えてくれた。
「それはおしっこなんかじゃないよ国とか人によって言い方が違うけど、愛液とかラブジュースとか言って花奈が僕をたくさん愛してくれているから滑りを良くするために必要だから、僕をたっくさん愛している花奈がそれを出してくれるのさ、僕にとっても嬉しい花奈からの愛の贈り物だよ」
でもそんな事8才児の花奈に言われても
「むずかしいことはばかり言うケイトお兄ちゃんなんてきらいだ、よ」
そう言いながらあたしは自分がケイトお兄ちゃんにそれだけ愛してもらっているんだと思てうれしくなった。
そしてあたしはケイトお兄ちゃんのじぶんにささっているそれにつたってながれているそのしろくあわだってるさわると温かいえきたいをみて言った。
「じゃこれはおしっこじゃなくてラブラテだね、ミルクラテみたいに美味しそうだもの」
しかしそれはゆびですくってなめてみたらおもったほどあまくはなかった。
と言うかほろ苦かった。
今思えばこれがあたしのケイトお兄ちゃん対する恋心の末路を暗示していたのかもしれない。
それにケイトお兄ちゃんいう『愛』とあたしの思っていた『愛』がまったく違う別の物だと気がつくはずもなかった。
「あ、あ、あ、あ、あ、お兄、ケイトお兄ちゃん、大好き」
あたしのお腹の中のなにかがピック、ピックととふるえてあたしのお腹の中に温かいものが『ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ』といきおいよくふきだしていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、ケイトお兄ちゃんはだれにも渡さないから、ケイトお兄ちゃん、今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けたキズをいやして、きっとあいつらはあたしの才能にシットした加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めてあたしにらんぼうなことをしたにきまっているわ」
さすがにこれは言った記憶がない、むしろあたしは加世ねえをそんけいしていたはずだった。その日のあたしはどうかしていたのかもしれないが消しさりたいが後々に監視カメラというデジタルタトゥーが残されていてそれがあたしを苦しめる事になると知ったのは後々の話。
それから仰向けになって思わず目を閉じていたあたしの右手にケイトお兄ちゃんの大事なものを握らせてくれた。
あたしはそれを自分の意思で自分の大事な穴に誘導していた。
その時のあたしはただそれを握らせてもらえて嬉しかった気がした。
あの日、おとこたちにおそわれたときみたいにあたしの意思などお構いなく強引にねじこまれる恐怖はなかった。
しかしこのときにあおむけという姿勢があの日の恐怖をすこしだけ思い出して思わず目を閉じてしまったのかもしれない。
最初はゆっくりとケイトお兄ちゃんは花奈の大事な穴に挿し込み押し込みながらあたしのふたつの大きな胸のふくらみの真ん中にそれぞれひとつずつある淡いむらさき色の干しぶどうをくわえて吸い出すと全身をなにかが駆け抜けてあたしは思わずケイトお兄ちゃんのお尻に回していた腕を引き寄せてしまっていた。
いきなりケイトお兄ちゃんの立派なものが奥まで入ってあたしは思わず声に出してしまっていた。
「あ〜!」
再びおしっこをたくさんもらした時の気持ち良さがあたしの全身をふるわせて、ケイトお兄ちゃんがあたしのおなかのしたにさしこんでだしいれをしてくれているそれがとっても気持ちがいいと思った。
ケイトお兄ちゃんのまたからはえている、手のおやゆびなんかよりもずっとずっとふとくってりっぱなものをぬらせているしろくあわだつラブラテが、ぬるっとした気持ちよさがずっとつづいてくれたらうれしいとおもいはじめていた。
「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」
「その時のあたしときたらすごおいバカで、性的な行為を意味する愛の意味も、その結果にともなう意味も考えられなかったんです」
あたしのあたまのなかもそのラブラテのようにあわだちながらとけはじめて何にも考えられなくなった時、ケイトお兄ちゃんのまたのあいだからはえているおやゆびよりもふといゆびがピクッピクッと震えた時に一瞬だけど怖いというか恐怖を感じました。
でもそんな事も花奈のおなかの下にさしこんでてもらっているケイトお兄ちゃんのまたのあいだからはえているそのおやゆびよりもすっごくふといゆびが『ドックン!ドックン!』とすごく脈打ち出すとあたしの中にすごい勢いでなんかいも、なんかいも、なんかいもあたしのしたばらにあついぬめっとしたものを送り込んできました。
そのときのおバカな私はそれがケイトお兄ちゃんの愛のいきおいであり、おおきさだとしんじてうたがわなかったのです。
「ああ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!」
その後、家族会議で確認した病院側が提出した監視カメラの映像によるとあたしはそう絶叫しながらも首を激しく横に振って、上半身をのたうち回らせていたそうです。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ケイトお兄ちゃんだいすき、あいしている」
あたしはその後もケイトお兄ちゃんに2回ほど中に出してもらっていたんです。
それ以降あたしのケイトお兄ちゃんに対する求愛行動もますます激しくなって、ケイトお兄ちゃんの射精時にケイトお兄ちゃんの背中に両腕を回して、どう見てもあたしの方からケイトお兄ちゃんに強く抱きついているようにしか見えなかったんです。
自分の意志で用意していたのか、それとも6人の男たちに襲われた時に『こういう時の出血はなかなか止まらないですよ』と言われて看護師に渡されていた『多いでも安心夜用ナプキン』が5〜6個か余っていたのでそれをパンツに仕込んで眠りについた気がした。
それがどういたわけか兄が退院する頃には1個も残っていなかった。
それはどういうことか?というとあたしの記憶がその辺りが非常にあいまいだという点にあった。
それはあたしがケイトお兄ちゃんのベッドに毎日通って同じことを繰り返していた気がしただけのことだったが。
何故か記憶があいまいだった。
ーーーーーーー
『これはあたしの脳、特に大脳が麻痺して快楽を求めていた証拠なんだぉ〜、それにひきかえ加世ねえはいつもケイトお兄ちゃんに犯されていても理性は保っていたんだぉ〜』
そうは感じなかったがそういうことにしておこうと私は思った。
ーーーーーーー
兄が入院してから1ヶ月兄ケイトの退院が迫った頃、あたしたちを担当していたナースセンターで不穏な噂が流れていた。お見舞いに来た妹が実の兄を時々誘惑して性的な関係を持って実の兄の子供を孕んでいてすでにそのお腹が目立ち始めていると言う噂だった。
高校生くらいの知識を取り戻した今ではそんなデマは簡単に論破出来るような常識で考えばあり得ない事でした。
しかしその時のあたし、花奈は、それどころか加世ねえも8〜9才未満のレベルまで知能をおとされていたんです。
「あたしってやっぱりわるいこかな?」
唐突にあたしはつぶやいた。
だけどその頃のあたしの中の兄と関係を持った記憶はほとんど失われていました。
そして夏休みが終わりを迎えようとしていたある日、あたしの妊娠が発覚していました。
悪阻(つわり)もなく、あたしのおなかはひにひに大きくなって生理がずっときていないことにやっと気がついた頃にはその頃すでに本当にお腹の中に4ヶ月目を終わり5ヶ月目に入る双子の胎児が宿っていた。
羊水を抜き取った検査では胎嚢の中の子は一卵性の双生児で父親はケイトお兄ちゃんだった。
「なんてことを」
怒る父母を前に花奈は以前にケイトお兄ちゃんが言ったセリフを引用してあたしとケイトお兄ちゃんは血のつながりのない赤の他人だと主張した。
ケイトお兄ちゃんは父親の連れ児で、加世と花奈は母親である幸恵の連れ児でだと入院中に聞いた話だ。
しかしケイトお兄ちゃんの答えは冷たかった。
「僕は断じてそんな事は言った覚えはない」
あたしはその時に以前聞いたケイトお兄ちゃんの台詞に確信が持てなくなっていた。
確かにあたしと加世は再婚相手の幸恵さんの連れ子だと聞かされたはず、それを言っても父も母も声をそろえて言った「ふたりは最初から初婚だと」
しかも病院の監視カメラにはあたしが騎乗位になってケイトお兄ちゃんと交わっている姿が音声付きで記録されていた、しかもその時の花奈のセリフは当然の事ながら「お兄ちゃん、愛しているよ」だった。
家族会議では父親が病院から特別に借りてきた監視カメラの動画を全員で見て確認する事になった。
本来なら患者の個人情報の守秘義務とやらで見せてもらえないはずだったがそこは崖理事長の権限であっさりと観せてもらえた。
その会議にはいやいやながら加世ねえも、参加してくれた気がした気がした。
この辺も情けない事に記憶があいまいだった。
その内容はやはりあたしの記憶にないことばかりだった。
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「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、お兄ちゃんはだれにも渡さないから、お兄ちゃん今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷を癒(い)やして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬(しっと)した加世ねえが仕向けた刺客(しきゃく、殺し屋?)よ、だから不良仲間を集めて」
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今思えば最悪のタイミングでビデオの映像のそのカットは止められていました。
凶暴な姉と淫乱な妹のイメージがつくり上げられていった事におバカなあたしはもちろんのこと、利発な加世ねえさえも彼らの巧みな(たくみ)罠(わな)にまんまと嵌(は)められていたんです。
しかもさらに数回にわたってケイトお兄ちゃんをあたしが誘い込んで射精させていると思わせるシーンや、あたしのケイトお兄ちゃんに対する求愛行動が赤裸々に映し出されていた。
まずあたしは母親であるはずの幸恵さんに平手打ちで2回叩かれて、父親に拳骨で下っ腹を殴られた。
そして当然の事ながら加世ねえは相当な怒りようであたしに対して怨みをぶっつけるかのように言った。
「はぁあ?寝言言ってるんじゃねえよ、あたいがなんでテメーごときに嫉妬(しっと)しなくちゃいけないだよ」
父親に下腹部を殴られて後頭部激しく床に叩きつけられてお腹を両手で押さえて横向きに倒れている身動きの取れなくなったあたしのお腹をさらに加世ねえのスニーカーが蹴(け)りを入れた。
「やめてぇ、あたしとケイトお兄ちゃんの赤ちゃんが死んじゃう」
あたしはよく考えもしないで加世ねえを激昂(げきこう)させるような事を言ってしまっていた。
続けて強烈(きょうれつ)な蹴り(けり)が入った。
「テメーは淫魔刑事のクセに近親相姦が最大のタブーだという事さえ知らないのか?」
あたしはそのときにちゃんと謝るべきだった。しかしその時にあたしの口から出た言葉は。
「加世ねえなんて大嫌い、あたしに嫉妬して醜いったらありゃしない」
言ってしまってから今度こそは殺されると思った。
加世ねえだってあたしほどではないに質量をエネルギーに変換する応力は持っていた。
人間のひとりやふたり、いや、500人くらいなら簡単にチリに変えられる。もっもともあたしはこの惑星ごと消し飛ばせるとケイトお兄ちゃんが言っていたが。
あたしはその言葉に浮かれていた。
でも大好きなケイトお兄ちゃんが間に入ってくれて花世ねえの暴行を止めてくれたから
「今のは確かに花奈の言い過ぎだが大事な赤ちゃんが宿ってる女かを蹴るの許される事じゃないよ」
加世ねえにピシャリと言ってくれたケイトお兄ちゃんの後ろ姿はとても頼もしく感じったがその時にあたしのケイトお兄ちゃんが加世ねえにどんな顔を向けていたかまでは考えが及ばなかった。
加世ねえは険しい顔のまま「あなた、本気っでこの星を滅ぼす気?」と言い放った。
あたしはその言葉の意味をまったく理解できていなかった。
そして自身の擬似サイコメトラーがうまく機能していれば母を名乗る幸恵が智さんという亭主持ちで、幼稚園に通っていた頃にあたしの友人でもあった
ハルサメちゃんの義理の母親であり今ここにいるべき人物でなかったことも気が付かなかった。
ーーーーーーーー
『その後にもっと衝撃的な事実がわかったんだぉ、波瑠幸恵さんはナッツこと夏野明美乳と実の一卵性双生児だったし、ハルサメちゃんこと波瑠沙芽母は波瑠幸恵と佐原詩織の実娘だったんだぉ〜、そして加世ねえとあたしは波瑠沙芽母と夏野明美乳の、アグ、きゃーお願いだから踏まないで、お腹蹴らないでぇ、まだあたしのお腹には加世ねえとの娘が、あ“〜!』
もう寝言もたいがいにしろと言いたい。
私も今出た全員の名前も人も知っているけど親子ほど歳の違う波瑠幸恵さんと夏野明美が双子?
波瑠沙芽が波瑠幸恵さんと佐原詩織さんの娘だ?
女同士でどうやって子供を作れるのよ?
そんでもって私と花奈が波瑠沙芽と夏野明美の娘だって?みーんな女の子じゃない!4人ともみーんな同い年じゃない!時系列どうなっているのよ!男ひとりもいないじゃない!じゃあ何?幸恵さんは私や花奈のおばあちゃん?それともひいおばあちゃんかしら?
『懐かしい感覚なんだぉ〜、でも話はまだ続くんだぉ〜』
ーーーーーーーーー
父親には我が家の恥とまで言われ医療法人崖〇〇グループ付属病院の産婦人科にこっそり入院させられる事になった。
兄ケイトの誘導で見舞客は誰も来ず優しかった兄ケイトも週に2回くらいしか会いに来なくなっていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして久しぶりに兄と一緒に図書館に、外出した移動に使った電車の中で花奈は死ぬ運命にある幼女の夢、をみた。彼女のイメージが消えないうちに必死になって探してやっと助かるルートを発見してお花畑で遊んでいた彼女を見つけてブランコやシーソーのある公園で一緒に遊ぼうとさそった。
そうすればその子は100%無事とは言えなくても軽い怪我程度で済むはずだった。
しかしその子から花奈はほんの一瞬だけ目を離してしまった。
兄ケイトが「何か食べたものはないのか?」と声をかけてきたからだったが。
花奈は視線だけを彼に向けて「私は今食べたいものないよ」とだけ答えた。
その時に視界の外の方から爆発音が公園中に轟(とろど)いた。慌てて女の子の方を見るとその子の右腕が血を吹いて肩あたりから先が無くなっていて、その肩から恐ろしい程に大量の血が勢いよく噴き出しているのが見えた。
その子はスローモーションでもみているかのようにその場にへたり込むようしゃがみ込んだ後ろに倒れた。
そしてその子をせせら笑いながら見下ろす血まみれの見覚えのあるある少女、それは双子の姉の加世だった。
彼女が背を向けてその場をさるのが見えた。
『全部私のせいなんだ、私が余計なことを言って姉を怒らせてしまったっばかりにあの子は私への当てつけに」
そうつぶやくと花奈はレスキューに自分のスマホで電話をして
いた。
『無駄だ、今からレスキュー隊の車が本部を出てもどう未来予測しても道の混雑で30分はかかってしまう。それまでにその子は体全体の血液量の1/3以上を失ってしまう可能性以外考えられなかい』
なんとかしなくちゃと言う焦(あせ)りばかりが空回りして花奈はただその女の子の命の灯火が消えるのを見ていることしかできなかった。
病室に帰ると花奈はどっと疲れが出て目立つほっど大きくなったお腹を抱えながらベッドの上でに登っていた。
「あたし、一体何をしているんだろう?あたしが良かれと思ってやった事は全て裏目に出てしまった」
そのあと花奈はその子のことが気になってひとり病院を抜け出して事件が起きた現場に思い足取りで向かっていました。
これもケイトが仕組んだことです。
その事件現場にはブルーシートが敷かれていて花が添えられていました。
もちろんその子は死んでいません。私と見知らぬレインボーカラーのストレートロングヘアのお姉さんが救命処置をしたからです。
警官たちはすでに引き帰った後で誰もいませんでした。
ただしケイトが手配したやさぐれ集団を除いてでした。
花奈(あたし)は突然茂みから飛び出してきた複数の男達にに身重の体のまま再び乱暴に犯されて、意識不明の重体で倒れているところを発見されました。幸い破水はしていなかったと紙カルテと電子カルテには書いてありましたがそれは全くの出鱈目でしたしそれを知ったのは加世ねえがあいつらの罠に嵌められて殺されそうになっていた頃でした。
あたしは再び病院のベッドにひとりぼっちで寝かされていた。
正確には民間の病院というよりは収容所の保健衛生管理室のような部屋でした。
今のあたしでもうまく理解出来なかったのですからそのときのあたしは
あたしの両手首には冷たい手錠がふたつずつ、両側の固定された鋼鉄の柵に、足首にも ご丁寧(丁寧)にふたつずつの手錠(足錠?)がやはり固定された鋼鉄の柵につながれていた。
悲しい事におなかの中の子はもういなかった。
カルテ上では私は破水した事にはなってなかったはずです。
でもそのときのあたしはなにも考えられる状態ではありませんでした。
でどう言った理由で?考えていたら院内アナウンスが病室天井のどこからか聞こえてきた。
『これから巡回で取り調べを実施します、朝食がまだの方はお早くお食べてください』
そんな事を言われてもあたしにはまだその朝食なるものは提供されていなかった。
しばらくして鋼鉄の網窓付きのドアが開くと警官というよりは軍人風の服を着ている男が3人程入って来た。
今考えると特高警察とか言われている時代錯誤な人たちでした。
「お前が善良な大学生4人の命を奪った極悪犯だな!」
しかし次の瞬間からあたしはなにもかんがえらなくなっていました。
ただわかったのは病室のカレンダーが9月ではなく2月になっていたことだけです。
「こんなに身体が発達してまだ小学2年生か?信じられないな」
お巡りさんらしいひとがいいました。
ものがほとんど見えない、聞こえにくい状態に、まわりがまっくらとかじゃなくて一応は見えてはいる聞こえてもいる、なにをしていてなにをいっているのですが、それが何か?と聞かれても説明がつかないというべきでしょうか?
「身元の確認はまだ取れていないのか?」
「いいえ、一応は取れてはいるのですが」
「なんだ、奥歯にものがはさまったような言い方は?」
「崖〇〇電気グループをご存知でしょうか?」
「そんなものだれだって知っているだろうが?全国の電力会社をかげで操って原子力発電に関する大元締めだという噂(うわさ)もあるがな」
「その総元締めの崖信介理事長の隠し子だという噂がありまして」
「なるほどそれでこの事件に関しては隠密に、世間やマスコミなどには知られるな、という公安やら内閣調査室からの特命が掛かって来たわけだな」
「それはそうとして去年の暮れにこの娘、いや女児が産んだことになっている双子の赤ちゃんはどうしている?」
あきらかにあたしのきおくとはくいちがいがある、そんなきはしていました。
「事件当時は破水しかけていて流産しかけてかなりの早産でしたがなんとか持ちこたえて無事出産したようです、その後も成長は続いて今は3kgを越えているようですね」
うそ!あの娘たちはころされた、あのみにくいおとなたちに!
「ある意味化け物だな、それにしてもこの娘も小学3年生の頭脳に15才以上のダイナマイトボディか?」
「どうだ役得で1発ずつやっちまわないか?どうせ本人もなにをされているのかわからないだろ?」
その言葉を聞いたときにあたしの身体を説明できないおもらしに似た感覚がおそってきました。
その次の瞬間、あたしのパジャマズボンとパンツを同時に脱がされて開くように両足を持ち上げられるとあのケイトお兄ちゃんのものよりも親指よりもはるかに熱くて太くてかたいなにかがあたしのおなかの下からちからづよく挿し込まれていました。
「いやぁ〜!いたいよぉ」
叫ぶ声が建物中に響き渡っている筈なのにだれもたすけにきてはくれませんでした。
「ぁ、、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、………はぁ、はぁ、はぁ、 どうして、どうしてあたしはいつもこんなにもいたいめにあわされなければいけないの?」
あたしのおなかはつなみのようなどとうのだくりゅうにのみこまれてみもこころもゆらされつづけて、やがてしんそうにしずみかけていました。
しかしそれだけではかみさまはゆるしてはくれなかったようでした、だいに、だいさんのつなみのだくりゅうがわたしをのみこみました。
「あ、あ、あー!い、い、いやぁ〜なんで、なんでみんなであたしを苦しめるの?あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、………はぁ、はぁ、はぁ、だれかだれでもいいからあたしを、たすけて、どうしてお兄ちゃんはたすけにきてくれないの?愛していると言ってくれたのはうそだったの?」
かんがえているじかんものうりょくもあたえられないままあたしはつぎのツナミのだくりゅうにのみこまれていた。
「あー!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ〜!あ、ぁ、………はぁ、はぁ、はぁ」
気がつくと別の男と交代をしていました。
「どうした?久々に女房以外の女とやった感想は、これでもおまえさんちの娘さんよりも幼いんだぜ、お前の娘さは確か小学6年生だろ?」
「確かにすごいそそるものがあったんですが何か違和感を感じまして」
さっきまでさんざんあたしの中に出してくれた男が言った。
「なんだ、言ってみろ」
頭の上から声がした。責任者かもしれない。
「それがぬるぬるしているのは確かなんですがどうやら膣の中からも大量に同じ液体が出ているのか抵抗と凍るような冷たさが」
「よお、このメスガキ、信じられないくらい中がぬるぬるしていて最高だぜ、もっと激しくやっての大丈夫すかね?」
そう言いながらその男は容赦無くあたしの腹をしたから何度も何度もすごい速さで勢いよく深くまで突き刺して来た。
その都度、おしっこを漏らし時のような言い尽くせ合い解放感が襲ってきました。
そして強い水鉄砲で中から撃たれたかのように。
「あ、あ、あ、あ、あたしのあ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
『この時の相手が心を許せる好きな人なら身を任せても構いません、しかし心を許せない相手、はやい話が好きでもなんでのない人に身体を強制的いじられたら拒絶するべきです』
誰かの声がとつぜん頭の中に降りて来ました。
『でも好きな人と好きでない人の区別はどうしたらいいんしょうか?』
あたしはその見えない声の主に対してききかえした。
『僅(わずが)かな違いを感じなさい、気にもとめていなかったところにひっそりと隠れていますよ、その悪意は』
「あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!ああ“〜!」
私はありったけの声で叫びながらを捩(よじ)らせていた。
その声の主が誰だったか全く思い出せなかったがひとつだけわかったことがある。
この男は1nm(ナノメートル、0.000000001ミリ)もあたしを愛していないと言うことだ。
そしてこの男たちは刑事でもなければ警察官でもないと思っていた。
「最高っすね、ほんと先輩のいう通りっす。
「いや!、いや、い、い、いやぁ〜、い、い、いやぁ〜!」
おなかが破裂しそうな感覚もそうだったが1度や2度ではない過去に1度見た感覚が私を惑わせていた。
既視感といったら良いのか、かつて味わった感覚が蘇ってきていた。
「ケイトお兄ちゃんがあたしにお嫁さんしてくれたら嬉(うれ)しいなと言ってほしいと願ってた」
「大好きだよ、花奈〜!」
ケイトお兄ちゃんが叫んだ その時のあたしは少し、いやかなり浮かれされてかもしれない。
あたしは思わず口にしてしまっていた。
「花奈に僕の赤ちゃんを産んでほしいな、双子の女の子がいい」
『僕は育ててやる手伝いをする気なんてないけどな、良いおもちゃに育ててやるよ』
ケイトお兄ちゃんはそう言うと自分の股間に立ちそびえている立派なモノの槍のようなカギのようなものの先頭から溢れ出しているぬるっとした液体をあたしに舐めまわしてほしいと願って いた。
その時のあたしにはためらいという選択肢は存在しなかった。
ケイトお兄ちゃんはあたしにベッドにのぼって自分の反り返った大きくて太く、長い陰茎を見つめながら一気にそのいちじくのような感触の膣穴に入れてほしいと願っていた。
そして一気に腰を落として奥深くまで愛液で浸しながら差し込んで気持ち良い声で喘いでほしいと願っていた。
「あ〜!」
全身を駆け抜けた快感で喘ぎながら僕の陰茎を愛液でひたひたに濡らして欲しいとケイトお兄ちゃんはあたしに願っていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!」
多分ナースセンターまで響き渡りそうな声だったが誰も気が付かないでくれと願っていた。
僕が喜ぶ顔を見たいからどんな恥ずかしいことでもよろこんで花奈にはどんな事もして欲しいとケイトお兄ちゃんはあたしに願ってくれていた?。
たとえそれが双子の姉の加世を怒らせたりにくまれることになったとしても。
花奈にはゆっくりと、次第に腰の動きを早めてゆきながら息を荒げ始めて欲しいとケイトお兄ちゃんは願っていた。あたしはそれに同意した。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
僕が花奈が腰を振るたびに揺れ動いている大きな乳房を見られていることに花奈にも気がついて欲しいとあたしにお願いをしてくれてた。
少し恥ずかしいそうに僕の両手をとり花奈自身の胸にあてて揉んでもいいよって言ってほしいとあたしに心の声でお願いをしていた。
『あたしのなかあのあのひのいやななおもいでもケイトお兄ちゃんのためならうれしくてとおっても気持ちがよかった』花奈はそう思っていたようだったがそこは一生トラウマに抱えてほしいとケイトは願っていた。
『ねえ、ケイトお兄ちゃん、あたしたち結婚するんだからさいごまでいっちゃってもいいよねぇ』
誰がするかよバーカ、ケイトお兄ちゃんはその本音を隠していたんだね。、、
でも今はもういいから。そんなことよりも今は。
「ケイトお兄ちゃん、ダメ、またおしっこ漏らしちゃう」
花奈がそう言っても僕ははこしをふるのをやめなられなかった。こんなにも気持ちが良いことなんてやめられない
「あ、あ、あ〜!だめぇ、花奈ったらさっきからずっとケイトお兄ちゃんにおしっこかけているよぉ、はずかしいよぉ〜」
そう言われれば言われるほど僕は嬉しくなった。もう腰を振るのをやめなくて良い理由を思いつくのを願ってた。だから僕はこしをふるのをやめなかかった。
「ケイトお兄ちゃんは女の子におしっこをかけられるとうれしいの?」
意外とその答えは花奈が教えてくれたケイトお兄ちゃんは笑いながら答えてくれた。
「それはおしっこなんかじゃないよ国とか人によって言い方が違うけど、愛液とかラブジュースとか言って花奈が僕をたくさん愛してくれているから滑りを良くするために必要だから、僕をたっくさん愛している花奈がそれを出してくれるのさ、僕にとっても嬉しい花奈からの愛の贈り物だよ」
もちろんそれはセックスのハウツー本で読んだ付け焼き刃だ、要は気持ちよけさえすれば、それで良い。
「むずかしいことはばかり言うケイトお兄ちゃんなんてきらいだ、よ」
ケイトお兄ちゃんは正直言って助かったと思っていた。そしてあたしはケイトお兄ちゃんのじぶんにささっているそれにつたってながれているそのしろくあわだってるさわると温かいえきたいをみて言った。
「じゃこれはおしっこじゃなくてラブラテだね、ミルクラテみたいに美味しそうだもの」
しかしそれはゆびですくってなめてみたらおもったほどあまくはなかった。と言うかほろ苦かった。
今思えばこれがあたしのケイトお兄ちゃん対する恋の末路を暗示していたのかもしれない。
それにケイトお兄ちゃんいう『愛』とあたしの思っていた『愛』がまったく違う別の物だと気がつくはずもなかった。
「あ、あ、あ、あ、あ、お兄、ケイトお兄ちゃん、大好き」
花奈のお腹の中のなにかがピック、ピックととふるえて花奈のお腹の中に温かいものが『ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ、ピュッ』といきおいよくふきだしていた。
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、ケイトお兄ちゃんはだれにも渡さないから、ケイトお兄ちゃん、今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷をいやして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めてあたしにらんぼうなことをしたにきまっているわ」
僕だっていっときは物書きを志した時期があった、しかしついさっきの花奈が言った『ラブラテ』には正直言って嫉妬した。
『だからというわけではないが花奈には意地悪をして悪役を演じてもらうことにした。』
『しかし僕はこの時、後々に監視カメラというデジタルタトゥーが残されていてそれが利用するつもりだったが面倒な事になると知ったのは後々の話。』
『それから僕は花奈に仰向けになって寝てほしいと願うと目を閉じていた花奈の手を取り僕の陰茎を握らせていきり勃った陰茎を握らせると花奈に自分の膣穴に誘導するように願った。』
『ボクは花奈の大事な穴に挿し込み押し込みながら花奈のふたつの大きな胸のふくらみの真ん中にそれぞれひとつずつある淡いむらさき色の干しぶどうをくわえて吸い出すと彼女の全身をなにかが駆け抜けて花奈は思わず僕のお尻に回していた腕を引き寄せてしまっていた。』
『いきなり僕の陰茎が花奈の膣穴の奥まで入って彼女が思わず大声で叫んだ時は正直言って僕は焦ってしまっていた。』
「あ〜!」
「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」
『セックスフレンドとしてな、と僕は言おうとしたがやめてしまっていた。』
『どうせ理解できないのが関の山だ』
「ああ、あ、あ、あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ〜!あー!あ、ぁ、‥‥‥はぁ、はぁ、はぁ、」
その後、家族会議で確認した病院側が提出した監視カメラの映像によるとあたしはそう絶叫しながらも首を激しく横に振って、上半身をのたうち回らせていたそうです。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ケイトお兄ちゃんだいすき、あいしている」
あたしは自分の意思でケイトお兄ちゃんを愛していたと思い込んでいた。
でも実際にはあたしはケイトお兄ちゃんにそう思い込むように操られていただけだった。
そしてこの病室、いいえ、監獄部屋の外にケイトお兄ちゃんがいることは明白だった。
あたしを犯していた3人の男もまたケイトお兄ちゃんに操られていた。
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『あたしが加世ねえより優れているなんてカヨさんの買いかぶりですよ』
馬鹿奈は珍しくまともな口調で言った。
『むしろ未来予知よりも確かな鋭い勘を持ち合わせている加世ねえがいてくれなかったらあたしはとうの昔に死んでいたはずですから』
そう言って彼女は話しを続けた。
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『ここからは当人であるあちらの世界の加世ねえに後で聞かされた話しを含みます、正直言ってどの時間線かさえ確信が持てませんから』
No.1花奈はそう前置きをしてから続けた。
加世ねえは花奈が大勢の男達に強姦されていたことさえ知らされずに、もちろんのこと、家族会議の議論にもなりませんでした。
いえ、家族会議なんてあった事も参加した記憶さえありませんでした。
10月の後半ごろに加世ねえは実父から何度恥ずかしめを受けていました。
まるでホラー映画さながらのような見えない何かに犯された初夜から始まってその時にはまだ父の能力が念動力と精神コントロールだとばかり思っていました。
妹、花奈、つまりあたしと兄ケイトがベッドで抱き合ってしゃべっている姿を何度も見せられました。
その時にあたしが言った通りの制裁を加世ねえは父親から受けました。
電気ドリルから始まり、電動ミニグラインダー、パイナップルやダイナマイトをねじ込まれて爆破されたり、それらはすべて兄ケイトの【願望達成能力】によるイメージのすり替えで実際には父親に擬態した兄ケイトよる1週間ほど続いた私に対する強姦でした。
当時のあたしたちは妊娠の意味さえ分からなくなっていました。
何せ当時のあたしたちときたら赤ちゃんはコウノトリが運んで来てくれると信じていたおめでたい娘でしたから。
【この星の男の子や女の子の事言えないですよね】
「まあ妹か弟がいれば話は別でしょうけどね、仕方がないですよ」と亜希が口をはさんだ。
加世ねえはあたしが妊娠していたことさえ12月になるまで知らされていなかったのですから。
「それでも他の家族、使用人たちは加世も参加していたと」
はいそうです、それどころかスパイク付きのシューズで花奈のお腹を蹴り飛ばして仰向けになったところをそのスパイク付きのシューズで大きくふくらんだ辺りを踏みつけようとしたとか、さすがに『悪魔の加世』と言われていた加世ねえもそこまで酷いことをした記憶はないそうですけどね。
「記憶の齟齬(そご)?」とボサボサ亜希。
はい、私もそれを考えました、でもその家族会議に参加した人は皆がみんな口を合わせて言うんです。
乱暴な私が花奈様を罵り、お腹を強く蹴り飛ばしたと、でも私、そんなことしていないんです。
それでも自分の記憶を信じて友人の伝を借りて当家の専属病院が門外不出にしておいたAV、じゃないです、BDを盗んできて、じゃないです拝借してもらいに行ってもらい干渉しました。
まあその女性は『万引きの天才、観萌』と言われているらしいですけど。
その内容たるや2時間に及び、そこの院長の変態ぶりにも呆れましたが。
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「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、お兄ちゃんはだれにも渡さないから、お兄ちゃん今度は花奈を抱いて、あたしがよこになるからあたしを見下ろしながらあいつらから受けた傷を癒(い)やして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した加世ねえが仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めて」
『何故か既視感が・・・』
とNo.1カナの中の本家亜希
中出し刑事との関係でも思い出しているのだろうか?
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もちろん加世ねえにだって不良仲間は結構いたそうです。
見かけは華奢な少女アイドルなのにダンプ松本並みの体当たり攻撃をするはるさめさんやそのご友人の氷結の槍で70代の男性を皆殺しにする成田山のナッツさん、万引き常習犯の観萌さん、頭の2倍近い大きさがありそうなパンチパーマの釘バットが似合いそうな月輪さん、そして深夜の湾岸高速道路を時速300キロメートルで疾走する加世ねえ自身、でもみんな女の子で優しい子ばかりなのであたしに乱暴を働くとはとても思えなかったそうです。
ただし加世ねえとあたしの確執はそれ以降もさらに深まり顔を合わせても口さえきかなくなりました。
と言うかあたし自身がどこかの病院か刑務所かわからない場所に隔離(かくり)されていて行方不明になってしまっていたんです。
父と母が我が家の『不名誉』と言って極秘に何処かの闇(やみ)産婦人科病院に入院させていたらしいんですけどあたし自身はもちろん加世ねえにもそれさえ知らされませんでした。
そうして加世ねえは兄とあたしに対する鬱憤(うっぷん)をはらすために気に入らない不快な男を見るたびに能力を使って体の一部を爆発させたり、自分の体重をやたらと重たくして体当たり攻撃で相手の身体を吹っ飛ばしたり、骨とかをボッキボキにへし折ったり、とにかく暴力のかぎりを尽くしていました。
やがてその年も冬になって寒くり節分が過ぎた頃、ひとつ気になっていたことがありまして病院側が提供してくれた動画に違和感を感じていたことを思い出していたんです。
「あの内気な花奈がいきなり自分から騎乗位?しかも自分から兄ケイトの手を取って自分の乳房を揉(も)ませているし」
その直後です、あたしたちが住んでいた実家に病院からの電話があったのは。
「兄が爆発に巻き込まれて重体とのこでした」
家政婦が電話に出るとすぐに看護師からお兄ちゃんに変わりました。
「お嬢様、たった今ケイト様からのお電話でガス爆発事故に巻き込まれて重体とのことです」
別に対応しなくともそのまま切ってしまえば良かったのでしょうがさっきから鳴り響いている救急車にサイレンが気になってしまっていたので思わず代わってしまったそうです。
その時点で加世ねえはケイトお兄ちゃんの術中にまんまと嵌(は)められてしまっていた事に気が付きませんでした。
しかしあんなやつでも一応兄は兄です。
それともうひとつ、加世ねえはケイト兄に確認しておきたいことがあったようでした。
加世ねえが電話口に出ると彼は落ち着きのない声で捲し(まくし)立てていたらしいです。
「かよ、とにかくおちついてきいてくれ、ひびやこうえんで爆発がガスして、それに巻き込まれて5人が住所で4人が跡形もなくSHOW-YA、それに俺もまきこなれたがなんとか焚け土が住んでいてたすかった」
何が言いたいのかよくわからなかったのですがとりあえず落ち着いてもらうために言いました。
「爆発で重体と聞きましたが電話口に出られるのなら道が混んでいる方の渋滞ですね」
その後呼吸の乱れか電話口から兄の喘ぎ声、じゃなくてうめき声が聞こえました」
「はぁ、はぁ、はぁ、とどこからか走ってきたのか息切れをしていたような感じでした」
それではさっぱり要領を得ないので質問をしてましたら次の通りだったらしいです。
「誰が?」と加世ねえ。「花奈が」とケイトお兄ちゃん。
「どうした?」と加世ねえ。「裏切った」とケイトお兄ちゃん。
「誰を?」と加世ねえ。「僕だ」とケイトお兄ちゃん。
「ってかあなた達はラブラブの関係だっったじゃん」
と加世ねえ。
「ネット配信のニュースを見てくれ、僕の友人は丸ごと蒸発して公園にキノコ雲が立ち上がり直径10メートルのクレーターが出来た」とケイトお兄ちゃん
「それはよかったですね勝手に殺されてください」
そう冷たく突き放した加世ねえのスマホに自動再生動画添付付きのメールが届いていまいした。
ーーーーーーー
加世ねえとケイトお兄ちゃんが仲むつまじくラブホに入る場面を、正面から撮影した隠し撮り動画でした。
『おいおい、私はお前とは1度も付き合ったことなんてないぞ』
そう言おうとしたときに加世ねえはなんとなくケイトお兄ちゃんとラブホに入ったことがあるような気がして来たそうです。
それも1度や2度ではなくミーカードに登録されて紐付け(ひもづけ)されちゃって勝手に風俗産業のお仕事を毎日のように斡旋されちゃうくらいの頻度で。
「僕たちは花奈の地球滅亡をさせる野望を打ち砕こうと約束した仲じゃないか?」
「地球滅亡って、いやいや、花奈はごきぶり1匹殺せないし」
加世ねえ、がそういうと兄は激昂して言い返してきました。
「花世、お前は花奈の本性を知らないんだ、あいつほど恐ろしい性悪女はいない、色香で男どもをたぶらかして・・・・」
花奈はたしかに男に対する免疫が全くない、逆に男にたぶらかされる事を心配しなくちゃいけないくらいだ。それが面倒で仕方がなかった。
ーーーーーーーーー
一瞬みんな静まり返った。それが今ではどうしてこんな節操のない痴女に?と言いたげに。
しかも今ではもっとやばい能力を手に入れてしまっている。
全ての男女をスーパーイブ化(女体もどき化してペニスも超アスパラガスちゃんに変えて超子宮と超膣を待たせて出産可能なアホヅラ女に改造したり、女性は女性でクリトリスを超アスパラガスちゃんと超子宮に変えて要するに男女共にアホヅラ雌雄同体にしてしまったり。
『いやマジで妄想の限界越えとるな』と私、日本人に生まれて良かったニホンスゴイ‼︎こんな妄想もサラリと受け入れられる日本人は本当にスゴイ!と加世は思った。
ーーーーーーーーー
もちろんそこが加世ねえが1番あたしを嫌いな理由だったそうですが。
『いくらなんでも他人の顔に恥丘やわれめちゃんを押し付けてラブビール飲ませるなんて行きすぎよ!』
加世ねえはマジでブチギレるい3秒前だった。
加世ねえはとりあえず銀行に行く用があるからと嘘を言って2時間後の待ち合わせを約束していました。
ーーーーーーーーーー
動画の中で加世ねえはケイトお兄ちゃんに対して気痴情事を繰り返していたそうです。
『もちろんそんな記憶はないですよね?』
No.1花奈はNo.3加世ねえに確認するように視線を向けていた。
『そんなキモいことした、いやいやぁぁ〜‼︎いた〜い!されたかも私の(ピー)に(ピー)を入れないで!私の中で発酵が進んで山口漬けに(ピー)しちゃう!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!』
『いつもの発作が始まっちゃったから続きを行くんだぉ』
『誤解を招く言い方禁止!』
No.3花奈はどこから持ち出したかロケット砲で花奈を撃った。
真っ白な部屋が吹っ飛び、さらに大きな部屋がしゅつげんしていた。
ーーーーーーーー
「兄ケイトと加世ねえはホテルに入ると別々に受付を済ませて別々の部屋に入った」
ひと昔に政治家や閣僚が使っていた隣同士で中でつながっているコネクションルームではありませんでした。ただ実際にはふたつの部屋の鍵っはまったく共通でどっちからでも出入り自体は可能だと予測しました。
シャワーを浴びてベッドルームで待っているとドアをノックするする音がして兄が入って来ました。
どちらから後もなく服を脱ぎ加世ねえはケイトお兄ちゃんの陰茎を指でさすりながらボッキさせると皮から飛び出していた、亀頭部を下の先でしゃぶり始めてそれから加世ねえは仰向けになって横に寝転がっているケイトお兄ちゃんの腰の上に乗るとそれを自分の愛液でひたひたに濡れた膣穴に差し込んでいました。
加世ねえの全身を感電するような快感がつらぬいて加世ねえは思わず叫び声に近い喘ぎ声が半ば開いた口から漏れていました。
「あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!お兄さま、加世はお兄さまのことを愛していますわ」
それからふたりは激しく腰を振り続け兄の息が荒くなりはじめていったんです
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」とケイトお兄ちゃん。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
と加世ねえはケイトお兄ちゃんの上で喘ぎ、ケイトお兄ちゃんが射精したと思われる動画を見て加世ねえは違和感を感じてしまいました。
そのとき動画の中で加世ねえはこう言っていました。
ーーーーーーーー
「あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ、あたし、の愛するのはお兄ちゃん、いまあたしのお腹の中にあかちゃんたねがたくさん入った、お兄ちゃんはだれにも渡さないから、お兄ちゃん、今度は加世を抱いて、私が横になるから私を見下ろしながらあいつらから受けた傷を癒(い)やして、きっとあいつらはあたしの才能に嫉妬した花奈が仕向けた刺客よ、だから不良仲間を集めて」
ーーーーーーーーー
「言っちゃ悪いけど花奈のセリフの丸コピですよね?」
と加世ねえはコメントしました。
それから加世ねえがケイトお兄ちゃんに正常位になるように言って加世ねえの膣の中でケイトお兄ちゃんの陰茎を暴れさせつつ何度も加世ねえの膣の中に射精した。
「嬉しい、これで私の中の卵子はお兄さまの精子で受精するのね、でも残念だわ、だって私の卵子はもう寿命で子宮も内膜剥離が始まっていますから」
そう言った途端に兄の体は固まりました。
「おかしい、自分が願望実現能力で加世の知能を奪って操っていたはずなのに、とでも言いたいのかしら?」
ケイトお兄ちゃんの額から冷や汗が流れる様子が手に取るようにわかりました。
「おかしい、最近の花奈といい一体何が起きているんだ?とでも言いたいのかしら?」
加世ねえはその時にケイトお兄ちゃんがあたしをかばって出刃包丁で刺されるまでの事を推理して見せました。
「ケイトお兄ちゃんは、去年の4月の始まった頃にあたしを図書館に案内してくれました」
「いろいろな本を読ませもらって嬉しかったよ?また今度も連れて行ってね」
『花奈は言うと僕に微笑んだ、天使のように純真で無垢な笑顔と淫魔(サキュバス)のように妖艶で豊満な肉体美、僕は毎日このわずか7〜8才にして成人女性のような完熟度、僕は毎日、彼女を襲(おそ)い、彼女の柔らかなわれめの中で眠るつぼみをこすりつけ泡立つラブラテを吹かせまくって、まだ誰も触れていなであろう乙女のヒダを僕の大きな陰茎で突き破りたい衝動に駆られていました、ですか?お兄さまってポエマーだったんですねえ』
加世ねえは3度目の射精の時に特にケイトお兄ちゃんと花奈、あたしの一人芝居を始めました。特に花奈に関してはモノマネを強く意識してやってくれました。
そしてケイトお兄ちゃんの本音や心の声はワザとハスキーボイスで演じました。
「花奈、明日は夕方まで用事があるから会えないけど、僕の友達とファミレスでランチをして『時間と空間とか相対性理論』について話し合わないか?いいやつばかりだよ」
『バカめ、どんなに思考力と知識が豊富だろうが僕の願望達成能力でそれを奪ってしまえば主導権は僕のものだ』
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!ケイトお兄ちゃん、だいすき、花奈の中に、もっと、もっとたくさん出して」
ケイトお兄ちゃんはそんな妄想を頭の中で繰り広げていた。
『ああ、ぼくだ、約束どおり公園近くの路地で花奈を襲う、ぼくたちのことがバレないかって?何言っているんだよ、なんのためにあんなクソまずい薬を飲んでたんだ?僕たちは、精子や精液のDNA検査で足がつかないするためだろっ』
「嬉しい、花奈、そ言うお話大好きなの、でも怖い人いないかなぁ?ちょと不安」
「そんな人いないから大丈夫だよ、じゃあ家で待っているからまっすぐ帰ってこいよ」
「ある公園を抜ける際にうかつにも睡魔に襲われてしまっていたとのことです、
突然に自分の視力が奪われて周囲が真っ暗になってしまっていた、最初はその睡魔のせいだとばかり思っていた、しかし何度自分のほっぺたを叩いたりつねったりしてもただただ痛いだけで視力は回復しなかった、真っ暗な密室の中に閉じ込められたかのような恐怖があたしを襲いあたしは周りにいるであろう誰かに助けを求めて叫んでいた」
『そりゃぁそうさ、それらは全て僕が奪い取ったからね』
「あたしがいくらおーきなこえでさけんでもへんじはなかった」
『時間を自由に操れる便利な仲間がいてね、あの時の花奈や僕たちの1時間はその周りを歩く人達に取ってはたったの3ms(3ミリ秒)だったのさ、もちろん見えもしないしきこえもしない』
「ふらふらとしか歩けなくなっちゃって、かたにべっとりしたものが、おきあがれないこわいよケイトお兄ちゃん」
『そりゃあそうだろう、僕がそうなるように強く願ったからさ』
「おにいさんたちのこえがきこえてきた」
『あはは、そいつらは僕が雇った僕に優しいお兄さんだからね、言っておくけどこれからは花奈にとっては悪夢のような現実だからね』
「またおしっこをたくさんもらしたときのぉ、きもちよさがぁ、あたしぴくぴくさせてぇ、ケイトお兄ちゃんがあたしのおなかのしたのまえがわのあなにぃ、さしこんでつよいちからでぇ、あなのなかでぇ、おしたりぃ、ひいたりぃを、してくれているぅ、それがとってもぉ、 きもちがいいとぉ、おもったのぉ」
ケイトお兄ちゃんのまたからはえているぅ、おててのぉ、のおやゆびなんかよりもぉずぅと、ずぅとぉ、ふとくってぇ、りっぱなものをぉ、ぬらせているぅしろいあわだつぅ、ラブラテが、ぬるっとした気持ちよさがぁ、ずっと、ずっと、つづいてくれたらぁ、うれしいとおもいはじめていたのぉほんとだよぉ」
『まあ見た目に反してはガキっぽい花奈にはそれくらいがお似合いかと思っただけさ、あの時は花奈の膣穴の中のぬるぬるを楽しでその喘ぎながらのたうちまわって苦痛に歪み喜ぶ姿が見れればよかただけだけどね、満足さ』
「うれしい!花奈、ケイトお兄ちゃんにものすご〜くあいされている、花奈もお兄ちゃんっだいすきぃ、花奈、ケイトお兄ちゃんのことすごくあいしている」
『ふん、女って生き物は所詮は『愛』だの『恋』と言うワードに弱い、ましてやこの研究成果は母の研究に多大な功績を与え、崖理事長にも多大な功績を与えるだろさ、ましてやわずか8才程度以下の知能じゃ大人に逆らえるまい』
「あたしのあたまのなかもぉ、そのラブラテのようにあわだちながらとけはじめてぇ、なんにもかんがえられなくなったときぃ、ケイトお兄ちゃんのぉ、またのあいだからはえているぅ、おやゆびよりもふといゆびがぁ、ピクッピクッとふるえた時にぃ、その時だけだけどぉこわいというかきょうふをかんじました。でもそんなことも花奈のおなかのしたにさしこんでてもらっているケイトお兄ちゃんのまたのあいだからはえているそのおやゆびよりもすっごくふといゆびが『ドックン!ドックン!』とすごくみゃくうちだすとあたしの中にすごいいきおいでなんかいも、なんかいも、なんかいもあたしのしたばらにあついぬめっとしたものを送り込んできました。
そのときわたくしはそれがケイトお兄ちゃんのあいのいきおいであり、おおさだとしんじてうたがわなかったのです。
「ああ、あ、あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!」
『バカもここまでくると天然記念物ものだやっぱり、そうさ、花奈を誘惑したのも実験を兼ねていたのさ、脳のニューロンのシナプスを破壊して知能をさらに下げる実験をね、生身の身体を持つダッチワイフの開発をねぇ』
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ケイトお兄ちゃんだいすき、あいしている」
「加世、君はワザとやっているんだろうけどくどいよ、ちなみに君も」
加世ねえは少しやりすぎてしまっていたかもしれません、兄は左手の親指と人差し指をこすり合わせて『パッチン!』と鳴らしました。
加世ねえのお腹がみるみる膨らんでいき加世ねえはベッドルームの床に大量に、何か気持ち悪い色の液体を吐き出していました。
もうろうとしてきた意識の中で加世ねえはケイトお兄ちゃんの声を聞きました。
「さっき加世の胎の中に出した精液は特製の毒なんだ、開発したのは僕じゃないから説明を求められても困るけどね」
でもそこでまた記憶の齟齬(そご)が生じていました。加世ねえは何度か若い男の人を公園内の公衆トイレ、女子個室に誘い込んでハニートラップに仕掛けて相手を殺害しながら金儲けをしていたのですが何人目かの時にすべての能力が封印されて加世ねえは逆に滅多刺しにされていたんです。
その時に加世ねえにとって聞き覚えのある声が聞こえて来たそうです。
多分あたしにとっても、そして葉類親娘にとっても馴染み深い人だとは思うのですが?
「あなたには死んでもらっちゃ困るの、それにしてももうひとりの私、花梨は不甲斐ない、崖理事長に身体を破壊された上にハルサメとナッツが産んだ娘どうしを仲違いさせて殺し合うように仕向けるとは」
と言ったのが聞こえました。
その時、加世ねえを滅多刺しにした男たちが跡形もなく吹っ飛ぶように爆発するようすを見ながら意識を失っていました。
それは当然花奈、つまりあたしの仕業であり、加世ねえの傷を癒やしてくれたのはあの秋の日、偽物花奈に吹っ飛ばされた女児の右腕を修復してくれた虹色のロングヘアの女性が立っていて何やら花奈と親しげに話をしていました。
しかし加世ねえにはそんな記憶はありませんでした。
ーーーーーーーー
あたしはまた、いや、いまだに悪夢の世界にいるのかあなあ?
それともステキなホント?あたしのめのまえにあたしのだいすきな、愛しているケイトお兄ちゃんがあたしがねむっているホテルのベッドのよこに立っていた。
あたしの赤ちゃんにあわせて、だかせてよ、なに?どうしてケイトお兄ちゃん花奈のふくをきゅうにぬがしはじめたの?可奈と花世におちちをあげるじかんなの?だったらどうしていっしょにつれてきてくれなかったの?」
ケイトお兄ちゃん、どおしてきゅうにかなしそうなかおになるの?
「ここは留置場だよ、花奈、君は5人の罪のない若者の命を奪ってしまったんだ」
ケイトお兄ちゃんはそう言うけどあたしにはそんなことした記憶なんてない。
「もう僕には花奈を救うことなんできない、花奈が犯した罪は一生かかっても償えないほど償(つぐ)えないほど重いものなんだ
その後、あたしに対して3人の警官、いいえ軍人による取り調べだった、はずだった。
それは見事に数時間前に書き換えられていた。
あたしがケイトお兄ちゃんと慕っていたあの男に。
いつのまにか取り調べがケイトお兄ちゃんとその仲間達による花奈の輪姦ショーに変更されていた。
「お前が善良な大学生4人の命を奪った極悪犯だな!」
しかし次の瞬間からあたしはなにもかんがえらなくなっていました。
ただわかったのは病室のカレンダーが9月ではなく2月になっていたことだけです。
「こんなに身体が発達してまだ小学2年生か?信じられないな」
お巡りさんらしいひとがいいました。
ものがほとんど見えない、聞こえにくい状態に、まわりがまっくらとかじゃなくて一応は見えてはいる聞こえてもいる、なにをしていてなにをいっているのですが、それが何か?と聞かれても説明がつかないというべきでしょうか?
「身元の確認はまだ取れていないのか?」
「いいえ、一応は取れてはいるのですが」
「なんだ、奥歯にものがはさまったような言い方は?」
「崖〇〇電気グループをご存知でしょうか?」
「そんなものだれだって知っているだろうが?全国の電力会社をかげで操って原子力発電に関する大元締めだという噂(うわさ)もあるがな」
「そのお元締めの崖理事長の隠し子だという噂がありまして」
「なるほどそれでこの事件に関しては隠密に、世間やマスコミなどには知られるな、という公安やら内閣調査室からの特命が掛かって来たわけだな」
「それはそうとして去年の暮れにこの娘、いや女児が産んだ双子の赤ちゃんはどうしている?」
「生まれたというか救急車が駆けつけた頃はこの娘の姿はなくてクレーターの真ん中に胎児が浮かんでいたそうだな」
そう言いながらその警官はさらに花奈の奥までじまんのモノをねじ込んできた、すごいいたみとともにその太いもの目掛けて大量にあたしはおもらしをしてしまっていた。
「なんじゃこりゃぁ、愛液をこんなにもたくさん出すやつなんて初めて見たぞ、ベッドのシーツががもうびしょびしょじゃねえか、、しかもぬるぬるして最高じゃねえか!」
その警官はそう言うとさらに激しく腰を振り花奈の穴の中に太くて立派なものをねじ込んできた。
「やめてぇ〜」
こうなることは最初からわかっていたわけじゃないです。
あの人の願いによってあたしの、いいえ、あたしと加世ねえの運命の歯車が・・・・・!
もう加世ねえに張られたレッテルはそうそう簡単には剥がせません。
あたしの受けたレイプによる心の傷も連中によって失われたおなかの中の子ももう戻っては来ないです。
でも過去は変えられなくても未来は変えられるはず。
「今の私には3000通りの選択肢がある」
あたしがそういった途端にケイトお兄ちゃんの冷酷な声が留置所の外から聞こえてきた。
「ムダムダムダ、いくら足掻(あが)こうが君の未来は僕が、僕の強力ムテキングな願望達成能力がたったひとつに縛り付けている、僕のをを含めて4丁のコルト45に全身を粉砕される運命にあるけどな」
あたしはその兄の声を聞いて含み笑いを浮かべながら叫んでしまっていた。
「お膣さ〜ん、出番ですよぉ!」
「だからあたしの名前は可奈野椎!わざと間違えないで」
黒髪ショートカットの可愛い女の子があたしのお腹の上に出現するとあたしをベッドの鋼鉄の固定柵につなぎ止めていた4個の手錠が全て消滅していた。
「ねえねえ、花奈ちゃんのお兄さんは一体何をお願いしているのかな?」
「この重たいドア邪魔だよね」そういうと同時に椎は鋼鉄製の出入り口ドアを吹っ飛ばしていた。
ケイト兄は驚(おどろ)きの表情を隠(かく)せなかった。
「ま、まさかキサマも」
「そう願望達成能力者、ここで一戦交える?」
椎がそう言った時には既にケイトお兄ちゃん姿は消えていました。
「テレポーテーション使える奴がいたか、逃げられちゃったね」
椎は言ったがあたしにしてみれば九死に一生と言ったところだ。強がってはいたけど彼女がいなければ私の身体は蜂の巣どころの騒ぎじゃなかった。
あたし自身は助かったと思っていたがあたしの身体は度重なるケイトお兄ちゃん達からの性的暴行を受けすぎていて立っていることさえ困難な状態でした。
でもどうしてあたしは可奈野椎の名前を思い出したんだろうか?
「あたしの名前を思い出してもらえるように強く願ったからね」
「それよりも観萌さんに診てもらおうか?」
可奈野椎が言った側にはあたしに色々な事を教えてくれたにじいろのロングヘアの女性、佐原観萌さんが立っていた。
「さてと花奈ちゃんの傷を癒やしたら逆襲といきましょうか?」
彼女はそう言うとあたしのワレメちゃんの中の膣穴に指を2本入れると優しい快感があたしの全身を包んでくれた。
どれほどの時間が経っただろうか?
あたしの身体も頭の回転も元通りに回復していた。
ーーーーーーーーーー
「加世、君はワザとやっているんだろうけどくどいよ、ちなみに君は」
私は少しやりすぎてしまっていたかもしれません、兄は左手の親指と人差し指をこすり合わせて『パッチン!』と鳴らしました。
加世ねえのお腹がみるみる膨らんでいき加世ねえはベッドルームの床に大量に、何か気持ち悪い色の液体を吐き出していました。
もうろうとしてきた意識の中で加世ねえはケイトお兄ちゃんの声を聞きました。
「さっき加世の胎の中に出した精液は特製の毒なんだ、開発したのは僕じゃないから説明を求められても困るけどね」
加世ねえは何かか違和感を感じていました。
ケイトお兄ちゃんに加世ねえの腹に注入された毒は床に吐いたはずの嘔吐物はどうなった?
それらはすべてなかったことにされていた。
「願望達成能力者というものを知っているかな?」
ケイトお兄ちゃんがそういうとオールバックの革ジャン男たちとリーゼントのデニムジャケット男たち、そしてモヒカンの全裸男たちが6人ずつ現れた。しかも18人全員下半身は全裸だった。
「ちょっ、冗談でしょクローンなのこいつら?」
さすがに加世ねえも焦りました。それぞれが6人ずついるんです。ケイトお兄ちゃんは高らかに勝利宣言をしました。
「まさかとは思うけどここで私を輪姦(まわす)気なの?)
加世ねえは言いました。
「いくらなんでも星型18亀頭相手は無理!」
「僕に逆らった罰さ、こいつらはみんな願望達成能力者だ、みんな僕と同等の能力を持っている、そしてもうすぐここにスペシャルなゲストを招いておいた、もうすぐやってくる頃さ、『飛んで火に入る夏の虫』がね」
ケイトお兄ちゃんがそういうとこのベッドルームにふたりの少女が入ってきた、ひとりは加世の妹で、あたし、花奈、もうひとりはショートカットの誰だか知らないけど可愛い女の子、結構グラマーでした。
なぜわかるかって?それはふたりとの全裸だったからです。
付け加えるならば知らない間にあたしも全裸にされていました。
「えーとショートケーキの女の子?君と会うのは2度目だよね?あの時は僕の正体がバレるとまずいと思っただけで決して逃げたわけじゃないよ、ていうか君の頭髪はショートケーキになっているからね食ってみるかい?」
兄は自信満々でした。何しろ自分と同等の願望達成能力者者が18人も味方についていたんですからね。
「ほ〜らごらん、花奈、君があてにしていた可奈野椎ちゃんも僕たち18人の圧倒的な願望達成能力に自慢の願望達成能力を剥奪されてされるがままだろう、まず膣ちゃんにはモヒカン6亀頭に連続して輪姦射精されてもらうとしよう、と言っている間にもうヤられてアヘ顔をしているね。
「あ、あ、あ、あ、もうダメ〜膣が膣が裂けそう、あ、あ、あ、あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!い、い、いやぁ〜、いた〜い!や、やめてぇ〜」
椎は首を左右に激しく振って、上体を暴れるようによじらせていた。
「あ、あ、あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
モヒカンが射精するたびに変な色の吐血を吐きながら喘ぎ声で叫び身を捩らせて膣穴と陰茎の結合部から赤い血を流していた。
「おやおやおや、こんな調子じゃ彼女、一巡する前に命を落としちゃうね、その間に君たちにやってほしいことがあるんだけど」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、もうダメェ〜!あ、あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
椎さんの喘ぎ声を聞きながら加世ねえはケイトお兄ちゃんに問いました。
「ケイト兄ちゃんはあたし達に何をして欲しいの?」
「そうだね、君たちのやっかいな特殊能力は全て剥奪させてもらったよ、その上で君たちふたりにはそれぞれの利き手同士を手錠でつなげて開いている方の利き手じゃない方の手にサバイバルナイフ握ってもらって本気でデスゲームをしてもらおうかな、ふふふ」
「ずいぶんと悪趣味な人、そんな誘いにのるものですか」
と加世ねえは言いましたがあたしにもなにか策があったわけではありませんでした。
抵抗もできずに向かい合わせにされた状態で手錠を左手同士でかけられてそれぞれの右手にはサバイバルナイフを握らせられていました
「おやおや、膣ちゃん、椎じゃなくておしりから変な色の大便を垂れ流しているよ、うっけるう!早く始めないと、君たちの親友のちつちゃんが死んじゃうよ」
「はぁ、はぁ、はぁ、やぁ〜!くるしい〜!い、い、いやぁ〜!け、けいれんがとまらない〜!」
本当に可奈野椎ちゃんの身体が激しく震え出して止まらなくなっているように見えました。
「ははは、もう彼女は限界だね、親友をみすてる気かい?」
「だって【ちつ】なんて名前の娘は赤の他人だし」と赤髪跳ね毛の花奈、つまりあたしが言った。
「でも始めますか?」と栗色ストレートヘアの加世ねえ。
ふたりを絡め止めていた。
手錠の鎖の一部が光ってその大半が消滅していました。
「な、なぜだ?君たちの能力は封印するように僕だけじゃなくて18人もの願望達成能力者が封印しているはず」
兄は驚いていました。
「裸にされていたのは私たちではなく、あなた達全員ですが、皆さま9組でケツ穴プレイをしていますよ?」
加世ねえがそう言うと妹のあたが青ざめた顔をして言いました。
「花世ねえ、気持ち悪いよぉ〜」
「元の姿に戻った、栗色ストレートヘアの花奈〜!ここで吐かないでぇ〜!」
「花世ねえだってぇ、真っ青な顔、じゃなくて真っ赤な顔しているよぉ〜」
「みんなそろって武蔵小学校の制服着ているけどこんなラブホに入っちゃって大丈夫なのですか?」
加世ねえはききました。
「これが淫魔刑事(いんまでか)のコスプレ、じゃないコスチュームだから問題ないですよ!」
と可奈野椎。
「ちなみにスカートの下にパンツを履くのは禁止ですよ?」
と無茶なことを椎さんは言い出し初めまして。
「えーと、私、頭の中がこんがらって来たんだけど、理解できるように説明してもらえるかな?」
とボサボサ亜希。
「それは兄も言ってましたね」と加世。
「い、いったいどう言うことだ?」と兄も言っていました。
身動きが取れなくなった兄を押し倒して彼の太ももの上に馬乗りになった椎さんは言いました。
「あたしの願望達成能力は一般の願望達成能力者の100倍は軽く超えているんだけど知っていた?天界という名の天獄に送る前にいいことを教えてあげるよ、最初にあなたとこのラブホに入ったのは偽装した花奈だったんだよ、あなたが偽加世と偽花奈にやらせたようにね?もちろん、あたしがすぐ後をつけていたからバレることはないと思っていたけどね」
椎さんは兄のズボンのチャックをおろして中の陰茎を取り出すとそれの亀頭部を舌でしゃぶり始めました。
「ところであなたたちは5人家族だとばかり思っていたけどもうひとりいたのね、誰なの、花梨って?花奈とか加世に化て悪さをしているみたいだけど?」
と椎が聞いても「答えれられない」と兄は言いました。
「じゃあ頂かせてもらうね」
椎はそう言うと兄の陰茎を左手でつかみながら腰を上げてそれを自分の膣穴に合わせ、いきなり腰を落としました。
ちょっと加世ねえにはその行動力の勢いに驚きましたが「あ、あ〜!」
という意外と淡白な反応にも驚きました。
「あ、あの娘は百戦錬磨(ひゃくせんれんま)だから真似しなくていいよ、加世さん」
ボサボサ亜希はそう答えざるを得なかった。本当は淫魔刑事ってそういった連中ばかりなんだけど。
椎は兄の胸の手を置くとそこを支点にして腰の上げ下げを始めました。
「あ、あ、あ、あ、あ、」
そのリズムがだんだんと早くなっていくにつれて兄はむしろ自信を取り戻したようです。
「あ、ぁ、ぁ、あー!あー!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!……………」
それがケイトお兄ちゃん、いえ兄の奥の手でした。女性の性感帯や生殖器にある願いをするだけでその女性を底なしの悶絶絶頂地獄に叩き落とせるんです。
でもそれも観萌さんにとっては想定内でした。
「どうだ、もう君は僕の陰茎を抜くことも出来ないし願望達成能力も使えない、胎が破裂するまでたっぷりと僕の精液をぶち込まれるがいいさ」
兄のいう通り椎はただ喘ぎ声を出し続ける事しか出来ませんでした。
「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
「いいぞ、胎もぱんぱんだ破裂するのも時間の問題だな」
「あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ」
最後はとうとう『パーン!』という破裂音と同時に椎のお腹は破裂して腸やら肝臓やら臓器を兄の腹の上にぶちまけていました。
「ばーかめ、これで邪魔者はいなくなったことだし次は加世、と花奈、お前らを破裂させてやろう、その前に目障りな汚物をデリートしないとな」
ケイトお兄ちゃんがそういうと一瞬にして椎の遺体と散乱していた内臓は消え去っていました、今思い出しただけでも恐ろしい光景でしたがさらなる恐怖が私、加世を襲いました。
「加世、 ベッドの上に登って僕の膝の上にまたがれ!」
命令口調で言われるままに加世ねえはベッドの上に登ってケイトお兄ちゃんの膝の上にまたがりました。
心の中では反発していても逆らいようがないのです。
「そのまま僕の陰茎を持って腰を上げてからそれを自分の膣口に差し込んで挿し込んで腰をゆっくりと降ろせ」
加世ねえの肉体はやはり逆らえませんでした。激痛が走って加世ねえは声に出してしまいました。「あ、あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!」
加世ねえが腰を降ろすと同時にケイトお兄ちゃんの陰茎は加世ねえの膣の中で激しく暴れ始めていました。
もちろん加世ねえは腰を振っていませんでしたし、操られていたわけでもケイトお兄ちゃんが腰を動かしたわけでもありません。
でも何故かケイトお兄ちゃんの陰茎は加世ねえの膣の中で上下左右無尽に暴れ回っていたのです。
「い、い、い、いやぁ〜いった、いたいよ〜!い、い、いやぁ〜いやぁぁ〜‼︎」
そうこうしているうちにケイトお兄ちゃんの亀頭がピクッ、ピクッと震えたのを加世ねえのGスポットが感じると怒濤の永久射精が始まっていました。
「あ、あ、あ〜!あ〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!あ“〜!……………」
「ほーらお前にはわかるまいがお前の胎内に破裂させるに十分な精液を送り込んでやっている、嬉(うれ)しいだろう」
『ほーらキサマにはわかるまいがキサマの胎内に妊娠に十分な精液を送り込んでやったわ、嬉(うれ)しいだろう、おやおや花奈に何か言いたい事はないのか?奴なら実の兄をたらし込んでこの国の征服を計画しておるぞ、花奈が憎かろう、花奈は父親である私と兄と組んでお前を罠(わな)に嵌(は)めたのだ』
その喋りかたには聞き覚えがありました。花奈にはテレパシーでそれがすぐに伝わったようです。
加世ねえが大きな喘ぎ声を撒き散らしながら首を激しく振っていると椎の心声が聞こえてきました。
『もうそろそろあれやっちゃって、もう君のお兄さん自分の意思では自分のものは抜けないし』
加世ねえは手始めに体重を90キログラムにしてみました。
「か、かな、気持ち重くなっていないか?」
加世ねえの妹の名前、つまりあたしと間違えるほどケイトお兄ちゃんは狼狽えて(うろたえて)言いました。
「なあ〜んだお父ちゃんも幸恵おかあさんも本当はいなくて、あたしたちはケイトお兄ちゃんと花梨ってって女の人に実在するとおもいこまされていたんだぁ」
サバサバとあたしは言ったつもりでしたが加世ねえと同様に内心は怒りがこみ上げていたと思います。
後でベッドメイクしてくれた係の人に聞いたら明るい水色の抜け毛が大量に散乱していたそうですから
「加世ねえ、やっちゃって」
あたしはもう喋れるようになっていました。
兄の射精に慣れてきたのか加世ねえも喋れるようになっていました。
「私たちに近づいて何をしようとしたの?」
「それは言えない、機密事項だからな」
「言ってくださらなければ体重を4倍の360kgにしますがよろしいでしょうか?」
『ボキボキ』っと音がして兄の尾てい骨が砕けたようです。
「お兄さま、加世はお兄様ことをとても愛していますの、体重を1080kgにしてから前倒しになって抱きついてよろしいでしょうか?」
「やめてくれぇ」
ケイトお兄ちゃんは叫びました。
「でも加世ねえってこんなの体重増やしても体型が変わらないなんてすごいよ、どうやっているのかなぁ」と花奈。
「はい、確かにこの高そうなベッドがギシギシいってますね、返事が無いので逝かせていただきますね」
「やめろ〜!」
ケイトお兄ちゃんは絶叫していました。
「喋れば僕は組織に始末される」
ケイトお兄ちゃんは叫びましたが加世ねえは構わずに前倒しになって彼に強く抱きつきました。
肋骨が全部折れて心臓や肺に突き刺さったような気がしました。
「外来生物の始末?なんのこと?」
椎がききました。
「花奈、加世キサマらにはとっておきの願い、いいや呪いをかけて………」
加世ねえはケイトお兄ちゃんが自分たちにした事は許せてもあたしの悲鳴もケイトお兄ちゃんを思う気持ちも踏みにじって陵辱の限りを尽くした事だけはどうしても許せませんでした。
ですから加世ねえは一旦、状態を起こして勢いをつけて前倒しになり頭付きで兄の頭蓋骨を粉砕しました。
それからラブホのスィートルームをスプラッター状態にしてしまったが18人のヤンキーたちを始末するのは簡単だったらしい。
どうやら自称ケイトお兄ちゃん並みの願望達成能力を彼らも持っている、というのはハッタリで実は雑魚ばかりだったようだ。
まあラブホのベッドルームをクリーニングする賠償金と口止め料は葉類智恵警察大署長様がなんとかしてくれるでしょう!
ーーーーーーーーーー
No.1花奈がしゃべっている間にNo.3加世の顔が烈火の如く真っ赤になってしまったようだ。
『おのれぇ、よりにもよって姉の恥垢を晒しものにするとは何事じゃい!』
No.3加世がNo.1花奈の髪の毛をエネルギーに還していた。
『ドカンと一髪ハゲ頭』とはこの事だ。
ひな祭りはとうの昔に終わっていたが?
『だって加世ねえが本当はスゴイ事を説明するのに省けないんだぉ〜』
まあ確かに私でもかな漢字変換を誤るほど怒りたくなるわなぁと思った。
馬鹿奈「そうそう、肝心な事を忘れていたんだぉ〜」
美しい純血日本人加世「どうせろくでもないことでしょ?『私、日本人に生まれてよかった』とか言って」
馬鹿奈「それは自虐ネタだったんだぉ〜、あの美少女、あの世界では日本人じゃなかったんだぉ〜」
花奈「あたしは純血の日本人よ、昔々大和の神々が」
馬鹿奈「それは大間違いで日本列島を作った、いや、マジで宇宙を創った神は人類が生んだ妄想のサンプルだったんだぉ」
No3加世「あまり適当なことは言わない方がいいですよ」
アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編23『ふたりの花奈』2
おわり
伊良衣良「ところがそうとばかりも言えないんだよ」
アダルト版JC淫魔刑事獣鬼編24『ふたりの花奈』3
にちゅぢゅく!
本家亜希「しかし何このふざけた展開は?ほとんど過去話じゃない?」
加世「ところがそうでもないんですよ」
花奈「あたしたちは実はカレンダーガールから出ているんですよ」
愛「はぁ?そんなの書いた覚えないんだけど」
sae-Co1024「ヒントはロングパジェロの三列目シート」
愛「あ“〜!」
信長(崖信介)「我らが尊師睾丸の美少年もリニアに乗っていたな!何を企んでいたんであろうな」
夏野明美「あんた封印されたはずじゃ」
堀恵萌「ほほほほ、私たち政治家と宗教家は絶対に捕まらないの、それがこの国の掟よ」
#20才未満閲覧注意
#SFっぽく
#ハタチ未満はご遠慮ください
#ハルサメとナッツシリーズ
#過激な描写あります
#エログロ注意
#波瑠沙芽とナッツ
#小説
波瑠沙芽「なになにあいつらの話な訳?」
馬鹿奈「次はカレンダーガールのあの娘たちがいかにしてあの火事になって燃え盛る民家に幽閉されていたか?あの事件が解決後何故女児人身売買で売られることになったか?そしてその後の話なんだぉ」
愛「勝手に話つくらんでくれない?メーワクなんですけど、その先?知らんがな」
花奈「相変わらず無責任なんだぉ」
伊良衣良「どのみち誰かが全く勝手な行動を始めちゃって、下手すると逃亡あたりからまた書き直しですね」
愛「え“ー!」
達也「自業自得だ」
ここから先は
新米淫魔ハルサメと熟練悪なナッツの愛とえろすの物語 20才以上推奨ですが、、特に、、、、過剰な期待はしないでください(笑)
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