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上半期記録(2)

4月


日本のレースが本格的に始まるのがこの月。
そして、今年自分の主要なレースの一つである東日本チャレンジロードもこの月。
何故なら、日本で海外に注目される数少ない、全日本選手権の出場資格が30位以内だと得られるし、全国から有力な選手が集まり、現在の自分の立ち位置を確認できるレースでもありました。

3月よりも、走行時間は減った

4月の走行距離は1649km
質を高めれば量は減っていくので、レースが毎週末ある月なら妥当な値だと思うし、この時期から、登坂距離を伸ばしていたので、かなりしんどかった印象です。(3月よりも濃い時間を過ごした)
更に、前回の改善点である無酸素運動領域パワーを伸ばすために、HIITと呼ばれるショートインターバルを積極的に練習に組み込みました。
勿論、vo2max域のパワーを落としたくもなかったので並行してトレーニングしました。

チャレンジロードu23

このレースで全てが決まる。そんな気概で挑みました。

完走はしたが…
(汚い言葉ですみません。ヤケになっていたので🙇)

今日の日にやってきた事はなんだったのだろうか?
そんなことを考えてました。今年最大の目標であった、『全日本選手権に出る』ことがこの時点でできなくなりました。
練習強度、距離、パワー値。ライバルに対して不足はしていなかったと思います。

何が足りなかったか?

答えは単純でした。レース経験の浅かった自分にとって、70km\hを越えるスピードでのダウンヒルはこのレースが初めてでした。
要するに、周りのライバルと比べて、レース経験、テクニック、度胸が足らなかったのです。
ここにきて、初めて身体能力だけではこの競技では勝てないことを『本当』の意味で理解しました。

しかし、来週にはjbcf東日本ロードクラッシックがあり、それに向けて、調整しなければならない状態で、落ち込む暇などありませんでした。

東日本ロードクラッシック2days

群馬cscで行われたロードクラッシック。
e2、e3混合のレースが1日目にあり、e2のみのレースが2日目にありました。

混合 66キロ
e2のみ 72キロ

このレースでは、チャレンジロードでの雪辱を晴らすべく、表彰台を狙ってとにかく、アタックを繰り返し行なったけれど、軽量でパワーの絶対値が低い自分にとって、逃げ集団を作る事はできずに終わり、結局はスプリント勝負になり、1日目は13位、2日目は14位と払いませんでした…
そして、この週にはCTL(身体適応レベル)が120を超えており、春先のトレーニングの積み重ねが目立ち始めてきたタイミングでした。
欲を言えば、このタイミングが1週間早ければ、チャレンジロードの結果も違ったのではないかなと今では思います。
改善点、やるべき事が多く見つかり、今年の最大目標を再設定した4月でした。

休養の末

そして、レース週を終えた翌々日、春先からずっと続いたトレーニングのせいか、風邪をひいてしまいました。
熱などはなく、喉が痛いながらも乗ることはできたのですが、体が上手く動かない状態が2週間ほど続き、少し心配になったシーズンが4月末から、ゴールデンウィークの中頃までありました。
いくら食べても、腹が減る状態で、まるで第二次成長期真っ只中な中学時代の食欲を感じるほどに食べていました(笑)
選手として、これはいけないと思い、始めた頃に、ようやく体が動いてくれるようになって、トレーニングを再開。
再開し初めて1週間、あからさまに成長している自分を確認できました。
この日を境に、『休養』とトレーニングのバランスを再度見直すことに…

ここまでが、上半期記録(2)です。
ここまで見てくださり、ありがとうございました🙇


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