私が惚れた役者について〜佐藤流司さん〜


役者、と分類される方々のお芝居を観るのが好きです。

この業界に興味を持つ理由になった2人の話は、また後々することにします。

今日という日だからこそ、生涯をかけて追いたいと思った役者さんについてを述べていきたいと思います。

佐藤流司さんという役者について

まず、2,5次元の出会いはミュージカル テニスの王子様でした。 原作はこれからも私にとっての原点と言える作品です。

2.5次元もミュージカルも何一つ知らなかった私の世界に、元気や今後の職に着く理由をくれた特別な作品になるのが、通称テニミュでした。

最初に出会ったのが、テニミュで、そこから続く2.5次元作品を受け入れられずに過ごしてきた中で、

転機が訪れました。


ライブスペクタルNARUTO、という作品です。
歴史は8年目になる中、私がしっかり知ることになったのは暁の調べでした。

2015.16のあたりは、NARUTOが舞台化?原作を表現?いや、受け入れられないと、スルーをしていた自分を覚えています。

NARUTOという作品は、自分にとっての多感な時期の人生の教科書のような、ずっと特別な存在で、
原作、アニメのキャラを表現する声優さん以上に
表現できる舞台なんかあるわけがない、という
偏見が最初からあったからだと思います。

しかし、紹介動画でみたサスケとイタチのシーンが、私にとっての転機になりました。

そこに、原作、アニメでみたサスケとイタチがいたからだと思います。

原作でボロ泣きした衝撃を思い返すほどに。

許せ、サスケ。ずっと脳裏に残っている場面です。

それが佐藤流司、という役者に、舞台で惹かれた瞬間だったのだと思います。

役の人生を生きるということ

そこから、佐藤流司という人はどんな人なのだろうと、深掘りし始めました。

デビューの舞台がテニミュであることに、ふと縁を感じました。そこでのバッシングが、今の役者としての姿勢の根本なのだろうか、とふと考えさせられる時があります。

2.5次元の舞台の重圧、というものを好きになるにつれて考えさせられました。

原作が好きなひと、アニメを好きなひと、さまざまな経緯で舞台を観にくる観客、そして舞台を作る側の考え、そして役者としての自分のアイデンティティ、
それらを芝居として届けることの大変さを、
応援する側にたって痛感させられました。

NARUTOという作品を読み込み、愛しているからこそ、佐藤流司さんのサスケ、により惹き込まれました。

原作当時のナルト側から見て感じいたもどかしさを、サスケ側の苦悩、怒り、哀しみを感じて、突き動かされた瞬間に、このひとの芝居をもっと観たい、
そう思ってしまいました。

上記で挙げた大変さを壊し、サスケというキャラクターを、佐藤流司さんだからより愛しいキャラクターに感じれたのだと、現在思っています。

暁の調べ時期を、人生で一番泣き苦悩した時期とご本人が評しておられたことから、うちはサスケを生きてくれていたのだなと感じていました。

うずまきナルト物語のメイキングで、原作漫画を出番前に必死に読んでいた姿が、ずっと記憶に残っています。

サスケのことを原作の岸本先生、声優の杉山さんの次に自分が一番考えている、と自負した役者.佐藤流司さんが8年間生きてくれたサスケを最終章どう生き、表現されるのか、原作、アニメファンとしても楽しみで仕方ないです。


線路は別れ、そして続く

役者は表現者であり、表現には芝居だけではなく、
ダンス、歌も含まれています。

佐藤流司さんの魅力に更にはまっていったのは、
バンド活動もあります。

The Brow Beat というバンドの音楽も、私の中の
世界を広げてくれました。

作詞を愚痴、と評されていたこともあり、インプットの役者業を知る中で、佐藤流司さん自身の価値観や世界観を曲から感じれることが新鮮でした。
その曲たちに背中を押されたり、痛みを痛みだと認識し、泣くこと、怒ることも悪くはない、そう諭される、そんな経験もさせてもらえました。

何よりバンドメンバーとの関係性や、ライブでの雰囲気が素敵すぎて、ヴィジュアル系バンド??ってなっている方にもぜひ体験してほしいバンドであります。

棒立ち大歓迎、とvocalは言ってくれていますので。

今年は全国ツアーもあります。気になる方はぜひ。
(宣伝。。。?笑

音楽活動はそれだけではなく、ZIPANG OPERAというユニットの活動もあります。

役者だけにとどまらず、表現という世界を楽しみ尽くす佐藤流司さんの底知れぬバイタリティに、

ひとつの仕事でこんなに体力持っていかれる自分、
しっかり向き合わないとなー、と学ばされてばかりです。

変わらないまま変わり続ける

佐藤流司さんが先輩から愛され可愛がられ、後輩からも好かれて尊敬されているエピソードを聞くたびに応援する側も嬉しくなります。

どれだけ名前が売れて仕事が増えても、芯がブレないからこそだろうな、と感じています。

役者として仕事で返す、届ける、真摯に仕事に向き合う。
SNS、本当はそんなに好きじゃないし語彙遊びも得意な分野ではないのかもしれないけれど、ファンとの繋がりや、ファンへの発信を大切にしてくださる
佐藤流司さんという人を知り、好きになることが
できて現在、とても幸せです。

本当は1月17日にこの文章をまとめたかったのですが、遅くなりました。


佐藤流司さん、28回目のお誕生日おめでとうございます。
大人の一歩となる今年が、インタビューなどで言われた転機の一年であること、今から新しいお仕事の内容が楽しみです。

幸せに溢れ、実りあるものであることを心から祈り、ブログの最後とさせていただきます。

ライブスペクタルNARUTO、本当に楽しみです。


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