はじめに-やるおはカタンの開拓者の復活
はじめまして、やる夫スレ作者のパラデスと申します。
私は10年前までやる夫スレという創作活動をしていましたが、作品を完結させないまま、いわゆるエタらせてその活動から逃げました。
しかし最近にとあるラノベを読了し余韻にひたっていた時、突如として未完の作品を完結させたいと思うようになってしまいました。
本Noteはその一環で、この自己満足で小さな活動を後の自分のために記録することが主な目的になります。
しかし対外的に公開する形を選んだ責務として、読んで頂ける(奇特な)方には少しでも楽しめるような内容にしたいと考えております。
どうでもいいことですが、名前の由来は某ロッテマリーンズのネタ外人です。前の名前(インカビア、正しくはインカビリア)もそーなの。
■はじめに
その昔、やる夫スレというものが流行っておりました
これは文字を使って絵を描くという独特の文化、アスキーアート(以降、AA)の延長線上にあり、それまでもオリジナルあるいは商用作品のAAを使った掲示板上の物語作品が存在している中、2ch(現在の5ch)のオリジナルキャラクターといえるやる夫の登場と起用をもっていよいよブームとなったものです。
やる夫スレの特徴は、それが必ずしもオリジナルの物語創作の手段とは限らないことでした。
むしろオリジナル作品は少数派で、多くは様々な著名作品を(いっそ堂々と)下敷きにし、そこにさらに既存作品の好きなキャラクター(初期の流行りであれば涼宮ハルヒの憂鬱、ローゼンメイデン等)を配役として配置し、魅力的な作品を作り出すことに主眼が置かれていました。
いわば映画監督のような役割を(勝手に)担い、作品を世に送り出せることこそが魅力だったといえるでしょう。
※オリジナル作品や学ぶ系など、それ以外のジャンルも一定以上の支持を受けていたことも事実で、やる夫スレの多様な魅力の一端を担っていましたが
後々考えるとストーリーもともかく、何よりキャラを他人任せから脱却できなかったのは、後に小説家になろうとの比べるべくもない商業的な敗北へと繋がるのですが、ともかく創作の入門編としてはこれ以上なく敷居が低い魅力的なものでした。
前置きが長くなりましたが私もその魅力に取りつかれた一人で、ほどなくして読者から作者へと転向しました(してしまいました)。
■過去の著作リスト
こういった創作活動には様々な喜びがある反面、書けない苦しみや実生活との葛藤がつきものであります。あと、逃げること・・・。
私もいわゆるエターで逃げたことが何度もありました。
以下がそれも含めた私の著作リストです。
◆vglp6Y950k 時代
1,やる夫でポケットの中のサクセス~お前ら野球しろ~
2009/01/18 ~ 2009/08/05 完結
俺速でやる夫を纏めるブログ 様
やる夫まとめもZ 様
※25/1/19 現在も閲覧できることを確認しました
AAバグ等なくこちらの方がオススメ
2,宇宙を駆け巡るやる夫のIfルート
2009/08/09 完結
やる模 様
3,パワポケ風宇宙大戦争 第1章 装甲車バトルディッガー編
2009/08/22 ~ 2009/11/15 完結
やる模 様
4,パワポケ風宇宙大戦争 第2章 地獄ダンジョン編
2009/12/14 ~ (2010/09/17) エター
やる模 様
5,ZEGAPAIN ―ゼーガペイン― 森之宮の魔女
2009/12/07 ~ (2010/10/30) エター
やる模 様
インカビア ◆eh41cWImoQ 時代
1,魔法少女 沙耶☆マギカ
2012/02/09 ~ 2012/03/05 完結
やる夫さんまとめ 様
2,やる夫が弓道を教えるようです
2012/03/12 ~ 2013/03/03 完結
泳ぐやる夫シアター 様
3,やるおはカタンの開拓者
2013/03/24 ~ (2014/05/26) エター
泳ぐやる夫シアター 様
やる夫保管庫 様
やる夫達のいる日常 様
※24/11/18 ブログタイトルが間違っていたので修正 申し訳ない・・・
やる夫まとめくす 様
※24/12/08 新しくまとめて頂きました
■カタンスレの再開について所信表明
どいつもこいつもマイナー作品という所ですが、幸いにもネットの海の中で未だ全ての作品を読めるという幸運を享受しています。
ごく初期のころは有名(話題)作品をまとめサイト同士で取り合うという風潮もあり、結果として話題作ながら少数のサイトでしたまとめられず、現在は読めなくなった作品も少なくないことを考えるとただ幸運であったと言えるでしょう(まぁ争いようもないマイナー作品だし)。
そして今回、なんのことはない、なんと10年前にエタったスレである「やるおはカタンの開拓者」を完結すべく今更再投稿を開始したのでした。
他にやることねぇのかよ・・・。
これはドイツで発明されたボードゲームである「カタンの開拓者たち」をベースにした、ロールプレイ風リプレイ?となっています。
これ、本当に概念として合ってるのか?
なんと登場人物は(作中で)実在するカタン島に集結し、カタン島の所有権を巡ってルールもわからないボードゲームに挑むという趣向です。
ルールが明かされないという点で好意的な意見と否定的な意見の双方あったようですが・・・ボードゲーム題材自体が少ないのもありそれなりに好評よりだったという(記憶の美化が)あります。
どちらかというと私の創作物の悪癖で、本筋に関係ない話や世知辛い設定やオカルトに主眼がいってしまうため、そちらのほうが賛否両論の原因と思われますが・・・。自分の原体験がパワポケなのが悪いんや・・・。
こちらの文も大分本筋を離れましたが、ともかく再開しております。
11/16に復活告知代わりに第1話のリバイバル投下。
そして明日、11/17にエタって以降の続きである15話を21:00より投稿の予定です。
やる夫スレ自体の衰退が著しく、当時を知る人がどれだけか・・・というところではありますが、今回ばかりは最終回まで完成をしておりますので。
当時を知っている方、10年ぶりにやる夫スレ投稿とかどんなアホかと興味のある方など気軽にご覧になっていただければと思います。
また本Noteではもう少しやる夫スレ(全般、自スレ等)について継続的に触れていければと思います。
今後もお暇でしたら、たまに覗いていただければと思います。
24/11/21 全体レイアウトを2つめ以降の記事と統合、前書きを追加