今(更)やる夫スレを作る環境について-AA収集編-
前回、エディターを扱ったので今回はAA(アスキーアート)について。
コピペするだけで楽々創作が売りのやる夫スレですが(大体が大なり小なりのAA改変沼にハマるので楽々ではなくなるのですが・・・)、もちろん元となるAAの収集はかかせません。
この件については今現在においても決定版が存在します。我々はたゆまぬ努力というありがちな言葉の、そのあるべき姿と意味をそこに感じることすらできてしまうのです。
■「やる夫スレ用MLT収集所」
やる夫スレ全盛期からこの2024年まで、連綿と続く有志たちによるAAの収集、まとめスレです。
管理者も紆余曲折あったようですが、現在は◆pBy/IjXmDo氏
無限に増え続けるとも言える作品、キャラのAAを現在も精力的に収集、分類、まとめ、チェック、配布までを対応してくれています。
やる夫スレ作者の9.9割が頭が上がらない、と思われる。いつもありがとうございます。
ただここまで活動が続いた背景は、多分やる夫スレというよりもAAが好きなんじゃないかなと。
やる夫スレの前からAAがあり、やる夫スレが衰退し滅びた(に等しい状況)になったとしてもAA文化は残るのでしょう。
■「AAMZ Viewer」
前記「やる夫スレ用MLT収集所」のデータを背景として、これをブラウザ上で容易に閲覧、コピーできる環境を提供するサイトです。
多少補足をしますと、こちらは2015年から運用されているとのこと。
もう自分がやる夫スレを全く見てない時期ですが・・・。
私も利用していた当時の最大手、「やる夫AA録2」がほどなくして更新休止に至り、以降はメインストリームとして今に至っています。
軽く流しましたが更新を始めてはや10年近く。現在も精力的に活動を続けているようです。
管理者であるYaruyomi氏はこれ専業ではなく、やる夫スレ専門まとめサイト「Yaruyomi」の管理者、かつ「普通のやる夫板」の管理人でもあります。
この人、どんだけ界隈に貢献してるのさ?
※残念ながらまとめサイトは更新停止状態のようですが
■スマホ対応、「AAHUB」
「やる夫+AA」あたりで検索すると(私の環境で)最上位で出てくるのが「AAHUB」です。管理人は◆trWmx0XsH氏
こちらは前述の「AAMZ Viewer」と同じ情報を基にし、特にスマホ閲覧特化のサイトとして運営されているようです。
更新は「AAMZ Viewer」より遅いようで、スマホ対応時間がかかってる?
スマホでやる夫スレが見れれば・・・とは当然思うわけですが、やる夫スレって結構、横に長いねんな・・・。
相性的には微妙な気がするけど、どんなもんなんでしょ。
■10年前(くらい)の思い出
というわけで今も元気な2サイトを参照すれば問題無しと。
最後に10年前の(エタった前後の)環境を思い返してみます。
当時の最大手は「やる夫AA録2」で、主にここでデータをダウンロードして作品制作をしていました。
ダウンロードしたデータを、たしか「MLT Viewer」にぶち込んで運用していた気がします。
また併用していたのが風景・背景アスキーアート保管庫。
ほとんどのAAは当時のデータベースに入っていたように思えますが、特化サイトであることと、見慣れているということで探し物が見つけやすく、重宝しておりました。
ここも元サイトは2023年3月に閉鎖、現在は同じく重宝していた方によるミラーサイトとして同等のサイトが運営されています。
というわけで現在もAAを収集するのは何も問題がありません。
2012年でメイン更新が行方不明になったSRCに比べれば大変恵まれているといえます。
ぜひ皆様も10年前に?エタったスレを復活させてみてください。