真剣に考える研究計画書
研究計画書書いてます。
自分の志望する学校の研究室にOGがいたので色々聞きながら書いてます。
その人のコネもあって研究室訪問に行くことになった。
それまであと二週間。やばいね。
考えは元々Notionにまとめていたけどきったないので綺麗に描き直す。
結局自分がやりたい建築とは。
なんで建築なのかというと、元々好きだったからと、自分が今やってるデザインに根拠が欲しいから。の2点。
そしてどんな建築がやりたいのか、どんな研究がしたいのかである。
UXって散々言ってきたけどもうその言葉、やめにします。
軸は「ノンデザイナーがデザインすること」
流行も抑えつつ、自分がやりたいデザインはここである気がします。
ノンデザイナー(居住者)が自分の家をデザインし続けることで自分が設計した家は設計しっぱなしで終わることのない建築になる。
上の太字を「文化的な営み」とする。
この文化的な営みは情報化が進む現代でどんどん廃れていくことである。
文化的な営みを継続させるために文化的な営みができる環境を作ることが自分のしたい建築である。
かつ、おしゃれに。かつ、現代的に。
では、どう助長させるかについて。
建物は昔から何かのメッセージ性を持って建てられることが多い。
このメッセージは設計した者からそれを使う者へと建物を介して伝わっていく。そのメッセージ性は重要で批判はできないが、それに対して自分は面白さを感じない。
建物の利用者は設計者の考えではなく、建物からのメッセージを汲み取って住むべきだと思うし、それに対しては面白さを感じる。
利用者は、建物を理解した上で建物にアフォードされる。
それに応えるように人間が「文化的な営み」を実現する。
「文化的な営み」の中で、建物を再構築したり空間を変えたりしていく。
変わった空間からまたアフォードされ、それにまた応える。
これは建物と利用者がコミュニケーションをとっていると言える。
例えば、最近行った銭湯にはヨギボーみたいなやつがたっくさん置いてあって、そこで自由に休むことができるスペースが存在していた。
ここで、ノンデザイナーである(はず)のサウナ利用者たちは、自分が1番リラックスできるようにヨギボーを組み合わせながら最適な空間を作り出している。中には漫画を読む人もいれば、パソコンで作業している人もいて、いびきを書いて寝ている人もいた。
この例は、ヨギボースペースという空間の中でヨギボーにアフォードされた人間が、文化的な営みとしてヨギボーを移動させて、その時一番必要な空間を作り出していると言える。素晴らしい空間です。
文化的な営みができる空間を作りたい。
研究の手順として、空間が人間に及ぼすメッセージとは何か、を追求し、実際にメッセージを発信するような空間をアウトプットする。(建物に限定しない、空間を作り出すモノを)
具体的にいうと、、
学部四年(M0)の研究は空間が人間に及ぼすメッセージとは何か。空間の中の何がそのメッセージの根源になっているのかを一回答え出す。
M1ではそれを再確認した上でアウトプットを始める。
M2ではアウトプットとともに修士論文執筆を行い、空間のメッセージをどのような場面で利用できるかを考える。
先生オッケー出るかなー。