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本のタイトルを途中挟み挟みするクソボヤキ

群青色の空の下食べるところもないくらいスカスカな月を見ながら僕は君のことを考える。あんなに可愛かった君ももうおばあちゃんに片足を突っ込んで、でも僕は幼い君が大好きで大好きで、プレミア価格になった12歳の頃の写真集なんてとても買えず。インターネットに転がる断片的な画像を見てなんにも満たされずただ壁を目でなぞる。どんな顔してても、うつむいてても綺麗で。演じているのに自由で汚れがない。泣きたくなってしまうんだよ。どうにもこの恋心に似た劣情を溶かして欲しいのに胃痛になってしまうばかりで三日月が突き刺さったみたいな痛みに呻くばかりで、代わりで埋めようとしてすってんてんになっちゃう。美味しいものを食べても、誰か貴女の大幅劣化の女といても、ずっと考えてる。子役時代の安達祐実に恋するなんて、それがこんなつま先から頭までビリビリ痺れるくらい苦しいなんて、知りたくなかった。叶わない恋がこんなに清算できそうにないありえない高利子の借金なんてこと。

月とコーヒー

こんなのは恋じゃない。ただ所有物を増やしたいだけの物欲だ。ただおもちゃを欲しがる子どものような感傷だ。だから手に入らないものはどうにも諦める他ない。

黒猫

12歳の安達祐実がタイプです。一番。マジで。

ダメだ、ダメだいつまでも安達祐実のことを考えている。このままではいけないと思いながらもズブズブズブと首筋までドップリ浸かってしまっている。僕はもうダメらしい。

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