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運動会に出られなかった三男に届いたメダル

IGA血管炎になった三男

9月16日三男の足に皮疹が出ていました。少し前風邪をひいていたので、その影響かなぐらいに思っていました。9月17日おなかが痛いと嘔吐し続けました。食事も水分もとれず、9月19日かかりつけの小児科を受診しました。「脱水」と診断され、少しずつ水分をとらせるように言われました。受診後腹痛が続く三男をみて、やはりおかしいと思い、夜診も受診しました。そこで脱水ではないと判断され、大きな病院を紹介され、入院となりました。5日間の入院の末、退院となりましたが、そこから自宅安静が始まりました。

5歳の自宅安静とは

保育園を休んで自宅安静が始まりましたが、身体を動かすことが大好きな三男は隙あらば走り出してしまいます。3兄弟ともに野球を習っており、自宅でシャドーピッチング、バッドの素振りが始まります。兄たちにも説明し、自宅安静できるよう努力しました。ステロイドの内服が終了し、保育園に通い出してすぐ、また両足に皮疹がでてきました。主治医に診てもらうと、『これは血管炎がでていますね。もう少し安静にしないとだめです。』と言われました。

楽しみにしていた運動会

入院中から運動会を楽しみにしていた三男。親としては運動会に出させてあげたい。でもIGA血管炎が再発すれば、また入院になる可能性もある。直前まで担任の先生、夫、みんなで悩みました。結局運動会の前日に熱が出て、運動会には出場できませんでした。

友達から届いたメダル

三男が運動会に出たかったのは、メダルが欲しかったからです。今回の病気の経過も、三男が運動会に出たがっていたことも知っていた私の友人が、三男にメダルを届けてくれました。手作りのメダルで、三男が大好きなポケモンのキャラクターが描いてありました。三男はとてもよろこんで、すぐに自分の宝物入れにしっかりしまっていました。運動会には出られなかったけど、親子ともども心があたたまりました。

人を思いやれる人になろう

手作りの素敵なメダルをもらって、とてもうれしかった三男。人のことを思いやる気持ちがあふれたメダルでした。困ったとき、悲しいとき、助けてくれたり、声をかけてくれたり、今回のようにプレゼントをもらうことで、心が癒されると感じました。メダルを宝物入れにしまっている、三男の純粋の純粋さもかわいいし、人の好意をちゃんと受け止めることができる子に成長していてうれしかったです。人の気持ちを考えて行動できる大人になろうと思いました。

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