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K4ロスからロクに履修もせずにハンフェスを見てみた話

こんにちは。

タイトルの通りです。

昨年の12月18日に大好きなコンテンツ『K4カンパニー』が休止を迎えました。厳密に言うと2月かも…

K4カンパニー:賢プロダクションに所属している声優 小松昌平、益山武明、増元拓也、濱健人の4人による番組。毎週月曜日19時にYouTubeとニコニコ動画にて動画を配信。

このイベントを最後にひとまず休止!という予定だったのですが、イベントの数日前に出演者の感染により全員揃ってイベントに出ることは叶いませんでした。

これは最後の動画を見てもずっと休止の現実を受け止めきれず12月のイベントを引きずり続けたK4カンパニーが好きな人間が「4人で何かをやってるところがまた見たい」という気持ち(だけ)で全く履修していないコンテンツのイベントを見た話です。




HANDED ANTHEMとは



と書きましたが、私の説明は信憑性が高くないのでWikipediaにお世話になります。

『HANDEAD ANTHEM』(ハンデッドアンセム):
ニジスタによる男性声優×ゾンビ×EDMの新キャラクター音楽プロジェクト。通称「ハンセム」。

ニジスタから発足した男性声優番組である『K4カンパニー』から生まれたプロジェクト。
K4カンパニーに出演する小松昌平、益山武明、増元拓也、濱健人の4人で16キャラを担当している。

2021年3月に新キャスト浦田わたる、熊谷健太郎、榊原優希の3人が2役を担当して計6キャラの新キャラクターが追加される。

Wikipediaより


世界観やストーリーについてもあまり理解していない人間が説明するのもどうかと思うので以下を参照してください(すみません)



  • 1人で複数キャラの声を担当している

  • 半分ゾンビのキャラクター達

というのがわかっていれば恐らく大丈夫だと思います。


今まで履修しなかった理由


最初に大きな理由を言いますが、私はCDのみで追うコンテンツが好きではないです。

それどころかそもそもメインストーリーを読むことが苦手でした。その為、現在遊んでいるゲームでも基本的にストーリー(特にメインストーリーと呼ばれる本編)は読んでいません。理由はただ文章を読むのが苦手ってだけです
これについて掘り下げると反感を買いそうなのでここまでにしますが、そもそもCDを集め始めたのが最近だった為ずっと苦手意識があり、所謂食わず嫌いをしていました。



で、見てるじゃんという話になりますが。



休止のショックがデカくて突然気が変わって見たとかそういうのではなく、とあるコンテンツにハマったことが心変わりのきっかけです。

それがこちら。

MISSION:GO5:略称ミショゴ。世界声福(征服)を目指し、声を武器に人々を虜にすべくYouTubeやニコニコ動画で活動している同じく声優バラエティ番組GOALOUS5の幹部たちが二次元化。世界観などは全く同じだがドラマCD、隔週月曜日更新の四コマ漫画(ミショコマ)でも活動している。

既にハンセムと似たものを感じた人もいるかと思いますが、こちらもメンバー5人が各々のキャラクターの設定を自分たちで考えていたりします。大きな違いといえば1人1キャラクターに声を当てています。

MISSION:GO5(以下ミショゴ)に関してはYouTubeで配信されている部分や四コマ漫画だけで今まで楽しんでいたのですが、昨年7月のイベントにてボイスドラマ第3弾の発売を発表。何とそこでは新たなキャラクターが2名登場するのだとか。


繰り返しになりますが元々ミショゴは好きで、今の状態でも十分に楽しんでいました。

新キャラも増えるし新たに出るドラマCDを含めても履修に必要なCDは全部で3枚。手を出すには丁度いいタイミングでした。イベントで披露されて初めて彼らの歌う曲を聞き「ミショゴにも歌あるの聞いてませんが?!」となり曲を聞きたかったというのも理由の1つ。


そんな理由からころっと購入し、ついに迎えた9月23日。
第1弾から順番に聞いていたのですが、見事にハマってしまう。嬉しい、楽しい、大好き。
いてもたってもいられず気にせず騒げるアカウントを作りましたが現在凍結中(おもろ)。

こうしてずっと苦手意識のあったドラマCDに手を出したわけですが、キャラクター同士の関係性や匂わせ、伏線が気になったりとかなり楽しめました。当時朗読も聞いたことがなかったので意外と“音だけ”でも楽しめることを知れて良かったです。

ミショゴの話はもういいんだよ


経緯


少々面倒な話ですが、ドラマCDへの苦手意識がなくなったから今回のイベントを見たわけではありません。
ハンセムの現在出ているCD(曲/ボイスドラマ)の枚数はミショゴの約7倍

━━━━━━━━━ 無理だ。


というのが率直な感想です。
他にも見たい/行きたいイベントは沢山あるしグッズも買いたい…サブスクが解禁されてるとはいえCDで集めたくなってる学生オタクには中々気が重い枚数と金額でした。何故一気に全部買おうとしてるんだ…という話ではある

そんな人間が手を出した理由は簡単に言ってしまえば冒頭で話した「K4カンパニーロス」です。

また4人の姿が見たいよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜そういえばハンセムって2月にイベントやらなかったっけ?!!?!ある〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜配信あったら見たいな(安直)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(配信が)ある〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

という流れで購入に至りました。

ずっと楽しみにしていた分4人でイベントを出来なかったことが自分の中でかなりショックだったのだと思います。

フォロワーさんやそのフォロワーさんにサブスクを勧められた(ハンセムだけでなくK4カンパニーの曲もサブスクにて配信されてます!何卒…)のですが、結局どれを聞けばいいのかわからず全員が歌っている曲くらいしか聞けていませんでした。すみません。

何も知らない状態で朗読とかされたら完全に置いていかれるな…という不安はありましたが、アイドルマスターSideMにハマった時のことを思い出して履修する前にどんなコンテンツか知るために配信視聴を決めました。

10月:サイスタでSideMを知り、遊んでみる

11月〜:GOALOUS5やK4カンパニーの視聴も始め、共にそこそこハマる(楽しい)

12月:1月に全ユニットが出るライブがあるらしいと教えてもらう(ライブ自体未経験)

1月:キャラクターが全員覚えきれていなかったり曲は全く知らなかったがめちゃくちゃ楽しかった!ライブ最高!ここで一気に沼落ち。

2月:THE 虎牙道のキャラクターが歌うCDをまとめ買い

アイドルマスターSideMにハマった時の話


前知識


さて、初めに“全く履修してないコンテンツのイベントを見た”と書きましたが、これ別に全く“知らない”というわけではないんですね。

HANDED ANTHEM(以下ハンセム)はそもそも2019年のK4カンパニーの生放送で『プロジェクトD』として始動したプロジェクト。つまりは別に公式チャンネルが出来て本格的に始動する前の名前や世界観、活躍するキャラクターたちの設定を決めるところなどはK4カンパニーの動画として配信されているわけです。

つまり何が言いたいのかと言うと、

K4カンパニーの動画から得られる情報だけは知っています

はい。

と言いましたが知らなくはないものの忘れてしまってほぼ初めましての状態になっているので(?)主にキャラクターについてまとめました。

敬称略/空白は思い出せなかった子(ごめん)


下の名前だけの子がほとんど。漢字までわかる子はちらほら… 黒崎隆景さんだけしっかり覚えてるの、なんなんでしょうね(ちょっと齧った時に一番気になったキャラ故)

K4の動画からの知識なので新しいキャラクターやチームのALBA、修羅浄土に関しては全く知識がありません。チラッと覗いたことはあるので16人から増えていることだけは知っています。

あと敢えて今言いますが「比作(ひっつくり)天外」さんのことを「ひつくりてんがい」さんだと思っていました。


当日


残念ながら当日は1日予定があり、第2部開演の18時までに帰宅が難しかったのでアーカイブになってしまったのですが、丁度忙しい時期と被っていたので2月18日は自分へのご褒美でもあり、1年ぶりに知らないコンテンツのライブを見るということもありとても楽しみにしていました。ヘヘ……


21時頃、時間的にとりあえず第1部を視聴。

開演直後知らないキャラクターたちによる朗読から始まり、正直初めましての人向けじゃない!見たの失敗だ!!と思いました。判断が早すぎる。
※「かけるさん」という存在自体は何のボイスドラマで聞いたのか覚えていませんが確か雷我くんと関係があった人…?と何となく知っていました。

全く知らない修羅浄土のキャラクターと微妙に知っているキャラクターが話している。何か関係があることはわかるがどんな関係かわからない。そんなこんなで朗読パートは何もわからずしっかり置いていかれたままキャラクターの掛け声によってイベントがスタートしました。


初めましてに優しいセットリスト


1曲目は各チームの曲ではなく「WANTED HANDED」。この曲は知ってる。YouTubeにMVが上がっていたのでよく聞いていました。

___が、小松さんの歌い出しの様子がおかしい


これ、歌ってるのコウ様じゃなくて眩くんでは?!!!?!!!?


判断材料:力強い拳と声量

私の知っている「WANTED HANDED」はHEAD(各支部のリーダー)たち4人で歌うものであり、“全員で”歌うものではありませんでした。そんなまさか…と思って聞いていましたが続く増元さん、濱さん、トドメの益山さんで確信へと変わる。
濱さんのクールというよりローテーションな歌い方。そして益山さんのわかりやすい比作天外ボイスでB.U.Hのパートだ〜〜〜!!!となりました。

そこから夜鳴→ALBA→HIGH-TIDE→deva→修羅浄土と全てのチームが続く。言うならば1番で全てのチーム、全てのキャラクターの紹介を終わらせたことになります。1番は歌っているキャラのイラストが後ろに映されていたのですが、センタースクリーンのみだったので実はあまり見えていなかったり肝心のキャラの顔が映っていなかったりしました。
以降は恐らく基本HEADの人たちで歌っていたと思うのですが、1曲目でどのキャラがどんな声・歌い方でチームで声が揃うとどんな感じになるのかがわかったのがすごいと思いましたし、一度聞いたのでこれからの聞き分けがしやすくなって助かりました。
初めの置いてけぼり朗読のことを忘れるくらいテンション上がりましたねえ……

続いてダンサーさんのパフォーマンスを挟んで2曲目に。幕間だと思いますがダンサーさんにスポットを当てたパフォーマンスを今まで見たことがなかったので楽しかったです。流石プロ うめえ〜

さてここからが本題ですが、とにかくセトリがすごい。優しい。
「We're HIGH-TIDE!」という歌い出しで始まった2曲目はたった数秒でHIGH-TIDEの曲だとわかる。履修していないので各支部がどんな曲を歌っているのかわからないけどとりあえず名前だけはわかるという人間にはあまりにも優しすぎる選曲。

次の曲はALBA。冒頭の朗読では修羅浄土のキャラが出ましたが、まさかの2人(熊谷さん、榊原さん)の1曲目は“知らないキャラ”から。待て待て待て!!と思いましたが正直めちゃくちゃ好きな曲でした。

続いてB.U.Hの曲。何故か聞いたことありました。途中で各支部のことを歌うパートがあるのですが(この時点で好き)、B.U.HのキャラではなくそれぞれのHEADのキャラで歌っているのが好きでした。

夜鳴:滾る青春の血 よさこいの魂も
HIGH-TIDE:潮風流れる青 ガッと飛び込む波音も
deva:神様 コウ様?全て残らず讃え


この後原曲を聞いてきましたが原曲で歌っていたのはしっかりB.U.Hの3人でした。

次の夜鳴の曲はわかりやすく自己紹介曲。いや歌詞的には他己紹介なんですけど…(?)
夜鳴のメンバーはこれでバッチリ!といった感じのとにかく楽しい曲。K4の曲でもそうなのですが他己紹介が本当に大好きなのでわかった瞬間手叩いて喜んじゃった……

そして修羅浄土devaと続いて全チーム1曲ずつ披露し終えました。ここでスタンドマイクが用意されてまた朗読パートに入るのかと思ったら、また何やら様子がおかしい。

どういうわけか、キャラクターのMCパートが始まりました。

なんでえ……………………………………………………


キャラクターによるイベント

キャラの口からもハッキリと「MCパート」という言葉が聞こえました。もしかして、「HANDED FES」というイベント自体ハンセムのキャラクターがやってるとかそういう感じなのかな…………

と思ったら後から本当にそう(経緯などはよく分からないけどHIGH-TIDEが主催しているイベントっぽい)だとわかりましたが、にしてもイベントそのものをキャラクターがやるのはすごくないですか……

MCパートで匂わせてから次はソロ曲のターンになり、そこからまたそれぞれの支部ごとにまた新しい曲や出演キャラ全員で歌ったりしていました。

キャラがやるイベントというのはすごく面白かったのですがK4カンパニーの4人が見たい気持ちがあった私は少し寂しくもあり……………………と思っていると一度退場したキャストさんたちが戻ってきました。

__いや、キャストさんたちが初めて登場しました

前に書きましたがこのイベントは「HANDED ANTHEMに登場するキャラクターによるイベント」のようでした。途中や最後のMCでは楽屋から帰ってくるキャラたちの様子や今日のイベントの感想をキャラクターたちがそれぞれ話してくれたり…

キャスト自身も言う通り最後の最後でようやく本人として出てきて、アンコールで歌った曲はまさかの「キャストさんたちが素で歌うWANTED HANDED」でした。

中には素に近い声のキャラクターをやる人もいましたが、やっぱり素の歌い方は違うなぁ…と思ったり


まとめ


感想

そんなこんなで第1部が終了。第2部は翌日のお昼頃見ました。改めて第1部(昼)を夜に見て第2部(夜)を昼に見てるの面白いですね。

とんでもなく長くなるので公演の感想は詳細に書かないことにします。長くなるので。
ただちょっと気になったところをピックアップ。

・昼夜冒頭の朗読での「そんな暗いところにいないでこっちに来い/来てください」の対比

・「色んなものを抱えているキャラクターたち」

・わったーザワールド

・コウ様以外の3人がダンサーさんと燃えてた演出


結論から言うと、「どんなコンテンツか知るためのイベント」としてはすごく良かったです。

歌唱パートは第1部でそれぞれの支部の魅力をアピールし、第2部でちょっと違う一面を見せてきたような…
HIGH-TIDEにはパリピで陽な曲だけでなく大人の色気を見せてくる曲があるとか、B.U.Hって意外と(?)元気に「お好み焼き美味しッ」とか歌うんだ…とか お好み焼きが美味しいのをとにかく伝えたいチームなのかな……devaは1人と3人という図を感じたというか、印象的でした。昼の部でdeva・オモシレーナさんかと思ったら夜の部があまりにも“重”すぎて怖くなっちゃった…明太子推してる(?)のに明太子の曲歌わないとよくないと思います。
ALBAと修羅浄土は両部通して披露したのは1曲のみでしたが(1曲しかないのかも)、ソロで歌っているところに乱入したり(歌ってはいませんが)と工夫も感じられて良かったです。
そしてMCパートではキャラも言っていたように「ボーダレスなFES」ということもあってか別のチームのキャラ同士での会話が多く、同じチームは勿論色々な関係が見えてきて楽しかったです。

意外だったのは、チームごとにギスギスしていなくて思いの外キャラクター同士の仲が良かったことです。特に新しい2チームは勝手に敵ポジ(ハンセムに敵なんかいるんですか?)だと思っていたので…

「置いてけぼりの朗読は結局のところどうだったの?」という話ですが、最後まで今回のイベントからキャラクター同士の関係性などはそれほど理解出来ていないことは事実です。ですが会話から「この2人にはどういう接点があるんだろう」とか「この2人の関係もっと知りたいな」などすごく興味が湧きました。黒崎さんのアドリブで濱さんがどれだけ遊んでいるんだろうとか…
要するに、セトリやイベント内容など新人ハンデッドを獲得するイベントとして大成功だと思います。


個人的に良かったと感じたところ


ハンフェスというよりハンセムの、という話になってしまいますがとにかく見ていて楽しいイベントだと思いました。
1人4役もやっているわけですから、ステージに4人のシルエットが見えたところで曲が流れるまでどのチームなのかわからないというドキドキ感があってまず楽しかったです。
それから自分のキャラが自分のキャラに話を振る、なんてことがMC中に何度かあり、切り替えの速さにおぉ…となりながら楽しんでいました。良いですね、もっと見たいです。MCパートだけでなくライブパートでも丁度変わる瞬間の表情の変化が配信カメラに映っていたりしました。有難い…


気になったキャラクター


チームユビキタス(cv小松さん組)はどうしても絞れなかったのですが、1人1キャラずつ気になるキャラクターがいました。

ALBAの3人と、鬼童町信乃くん、藻津ノラくん、黒崎隆景さん(知ってた)

丁度ソロが披露されなかった人たちなので、ソロを聞くのが既に楽しみです。

キャラをおろしてた時のキャストさんの表情や仕草が好きだったキャラは冨着ずみくん、比作天外さん、真我里依留くん、白鳥溺くんでした。

気になるという点では冒頭に出てきた「かけるさん」の存在や他キャラクターとの関係性も気になりますね。


「ようこそHANDEDの世界へー!!」


これはイベント内でも紹介された会場物販購入金額特典のブロマイドに書かれた比作天外さんからのウェルカムメッセージです。

“HANDEDの世界へ”というのは文字通り半分死ぬということを表していると思います。直訳(?)すると半分死んだ世界へ、みたいな…
それとは別にHANDEDが“存在している世界”へようこそという、HANDEDなんていない“こちら側の世界の私たち”に向けての言葉なのかもしれない、そう思ってしまうほどこのイベントは紛れもなく「HANDED FES」という1つのイベントで、キャストさん越しではなく彼らが“いた”のです。

そんなことを勢いだけで買ってしまった3人のぬいぐるみを眺めながら考えていました。




おわり

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