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フジテレビ役員の将来的危機 (566文字)
YouTubeのショート動画で、株式会社フジテレビジョン役員の将来的危機について語っていました。
内容は、株主による役員らに対する経営責任を追求する株主代表訴訟の可能性とその訴訟に敗訴した場合に当該役員らがどうなるかでした。
もしこの訴訟で役員ら(被告の立場です。原告は株主です。)が敗訴すると無限責任を負うことになります。
当該動画では、このことを知らない人が少なくないと思われるコメントが読み上げられていました。
刑事と異なり民事の事件は、命を取られること(死刑)はありませんが、真綿で首をゆっくり絞めてくるような恐ろしさがあります。
この株主代表訴訟もそうですが、「保証」もどれくらいのリスクがあるかを知らないと恐ろしいことになります。個人保証の怖さは、芸人の間寛平さんがよく語られています。
日本では、会社が融資を受けるときに、役員も連帯保証することになっています。
だから、「会社役員など簡単になってはいけない」とよく言われてきました。
この会社との連帯保証と株主代表訴訟とは別なので、会社役員は二重のリスクを負っているといえるでしょう(現実にはもっとリスクがあると思います。)
会社の役員(社長とか重役)って見掛けとは違い、いざとなったら悲惨なことになりがちです。