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なぜ、ひよこ狩りにあっちゃうのか?

ひよこ狩りに合いそうになった時の話(その2)

前の記事にも書きましたが、ひよこ狩りに合いそうな時が何度かあったので、その話を書きたいと思います。今回は3回目のひよこ狩られ未遂事件です(笑) 前の記事はこちら↓です。

<ケース3>LINEから六本木のタワマン一室で1on1面談

不動産投資では有名な不動産投資家Sさん(脱サラしてオーバーローンで何棟もアパートを購入)にLINEで友達申請したことがあります。何か質問とかあるかと聞かれ、「最初の1棟を買ったので規模拡大」と答えると、別の投資家の方を紹介されました。〇〇さんに紹介されたと別の投資家に連絡を取って、のこのこと指定された六本木のタワマンの一室に行きました。六本木ど真ん中のタワマンの一室です。通された部屋はゴージャスで、聞くところによると何人かの投資家でシェアしているらしいです。私はかなり身構えて1on1面談に臨みましたし、すでに2回もひよこ狩られ未遂されたので、経験値はあったつもりですが、私の色々な質問に的確に、しかも物腰柔らかな応対ですっかり信じてしまいました。3時間くらい話し込んでいました。

・成功した複数の投資家が参加するグループに参加できる権利
・有名な不動産投資家Sさんが私の指南役になる
・LINEやメールでの質問回数は無制限
・そのグループには永久に参加できる
・成功した投資家の集まりに入るので、あなたも成功者側に来れる
という内容でした。その場で決めさせようとせず、家に帰って、じっくり検討したのちにご連絡ください、という姿勢も好感持てました。

Google先生に助けられる

家に帰って、その会の名称〇〇〇をgoogleで調べると、「〇〇〇 詐欺」、「〇〇〇 詐欺被害」、「〇〇〇 あやしい」と、とにかくやばそうな感じでした。その会の代表は「ちょびヒゲ、イカしたおやじ、いかにも成功者といったオーラ」で、成功者同士でイエーイって写真もたくさん出てきます。私が苦手なタイプです(笑) 私と六本木のタワマンで話した方は信頼できそうな地味な感じの人でしたが、でもあまりにもgoogleの検索結果が悪かったので、お断りしました。Sさんにもすみません、とLINEでお詫びしました。

ちなみにこの時は35万円で勧誘されました。今振り返ると、勧誘されたセミナーは3つとも、30万円台と共通していますね。。。30万円って払えなくはない、でも全く安くない、微妙な金額帯なんですかね。

なぜ、高額セミナーに参加したくなってしまうのか

理由はいくつかあると思いますが、
1.絶対に失敗したくない
2.分からないから、誰かに教えてもらいたい
3.それくらいのお金は払えなくはない
という理由かなと思います。
1はプライドみたいなものもありますよね。2は会社で仕事していますが、投資なんて学校や職場で習わないですもんね。ひよこ狩りはこういう心理を狙ってくるものだと思います。

相手の心理を考えてみる

なんで高額セミナーをやるんでしょうね。主催者側の心理を考えてみると、ビジネスなんだと思います。詐欺をするつもりはないとは思います。主催者の心理ってこんな感じ↓かなって予想します。
・何かビジネスしているが、複数のビジネスをして、より豊かになりたい
・何かいい方法はないか「そうだ、不動産投資のノウハウを売ればいい」「仕入れ価格もないし、すぐに始められる」
みたいな心理だと想像しています。コストゼロなのでパッケージ化すれば利益率は非常に高いですよね。
10人集めたら(騙したら)300万円、30人集めたら(騙したら)900万円、50人集めたら(騙したら)1500万円、、(以下略)
うーん悪くない(笑)完全な詐欺ではないので警察にもつかまりません。詐欺だと訴える人は、副業や個人事業を誰かに教えてもらうものって勘違いされた方もしれません。ちなみに本を出版しているから、安心ではないってご存じですかね。幻冬舎〇〇社は自費出版できますよー。

私の結論「何よりも経験に勝るものはない」

結論からいうと、30万円台のセミナーは参加すべきではないです。理由は以下の通りです。
1.身に着けられる知識は関連書籍を10冊読んで、セミナーに何回か参加すれば得られるレベル
2.無料で大家さんの会もたくさんある
3.何よりも経験に勝るものはない!!

絶対に失敗したくないって、私も思います。でも、自分で可能な限り勉強して、自分で色々な人(業者)に話を聞いて、自分で納得して進めることができたら、大きな失敗はしないと思います。私もまったく失敗していないかというと失敗している部分はあります(致命的ではないですが)。あと、どんなに座学で人から話を聞いても、実務に勝る経験はないと思います。仕事でも同じですよね。新入社員がいくら研修を受けても、実務を経験しないと、そして何回か失敗しないと、一人前になんかなれないですよね。副業や個人事業も同じだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!







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