車で東京から福岡まで帰省しました 往路編③〜1100kmのロングドライブ~
2023年と2024年の年末年始は東京から福岡まで車で帰省しました。1100kmのロングドライブは生まれて初めての経験です。
前々回の記事(往路編 その1)では東京から福岡まで車で帰ることにした理由を書きました。前回の記事(往路編その②)ではちょうど半分の東京から兵庫までの道のりについて書きました。今回の記事はその続きの兵庫から山口までの道のりについて書きたいと思います。
長い長い中国地方〜まず岡山に入った〜(18:00?)
兵庫県の次は岡山県です。新名神高速道路から九州までは中国自動車道と山陽自動道の2つのルートがあります。
・中国自動車道 中国地方の真ん中を走る。直線距離にすると長いが、山陽自動車道に比べると走っている車は少なく走りやすいらしい。ただ、冬は降雪することもあるらしい
・山陽自動車道 瀬戸内海に沿って走る道路。中国自動車道に比べて新しくできた道路で距離が少し短い。冬でも降雪はしないらしい。Googleナビはこちらを選択。
Googleナビのルートには100%従うつもりでしたので、迷いなく山陽自動車道を選択します。
岡山県 吉備SAで夜ごはん(19:30)
すっかり暗くなりました。そして、兵庫県の三木SAから休みなしで運転していて疲れていたのと、お腹も少し空いてきたので吉備SAで夜ごはんを食べることにしました。ちなみに吉備SAは桃太郎伝説発祥の地、吉備の国が所在地で「光と風と緑の憩いの空間」をコンセプトにして作られており、緑地が多く、テラス席などあるそうですが、暗くて寒いのでよく分かりません。岡山までは何とか走ってきましたが、本当は岡山で一泊できると良いと思います。ただあいにく大晦日に家族4人でペットOKのホテルに空きはありませんでした。。夜ごはんは気合いを入れるためにカツカレーにしました。カツカレーを食べて、張り切って広島に向けて出発することにしました。
本当に長い長い広島県
広島県に入りました。この辺りから疲れがどっと出てきました。朝8時から運転して、途中休憩したものの、12時間以上経過していますので当然と言えば当然です。ただ、疲れの一番の理由は夜の高速道路を走ることでした。
山陽自動車道は山の中を走ることが多く、トンネルも多く、街の明かりも全くなく、景色は山の中なので真っ暗で何も見えません、そして高速道路の照明もあまりなく、夜×真っ暗×単調の三重苦が私を苦しめます。大晦日のNHK紅白歌合戦でも聴けると良かったのですが、ラジオを聴くことができず、時間も深夜23時を回っていました。
宮島SAで車中泊、そして初日の出を拝むはずが、、(23:00)
単調な山陽自動車道の運転も疲れてきて、運転も怪しくなってきました。家族はそれぞれスマホで動画をみたり、ゲームをしたり、楽しんでいます。だんだん腹が立ってきた私は「眠い!」と宣言して、家族にちょっとした嫌がらせをしました(笑)。ただ限界が近づいてきて、車中泊できるSAを探しました。そうすると宮島SAが駐車場も広く、車中泊に向いていて、初日の出も拝めることが分かりました。妻とは出発前に山口県の壇ノ浦SAで初日の出を見ようと話していましたが、宮島SAでも初日の出が見れると分かって、宮島SAで朝まで寝ることにしました。
地元のヤンキー達が集まってきた、、、(0:00過ぎ)
実は車中泊のためのグッズは全く持ってきていませんでした。車の中で寝ればいいや、暖房は消さないといけないだろうけど車中は寒くもないだろうとたかをくくっていましたが、暖房を止めた車中はとても寒く、かなり冷えてきました。
車中泊には毛布、首枕、窓のサンシェードの3点セットが必須なことを学びました。。遅いのですが。車でのロングドライブが慣れているであろう車はサンシェードをすべての窓につけて寝ています。SAの灯は意外とまぶしくて、私はなかなか寝ることができません。他の家族とワンコは寝ています。時間も0時を回って、いつの間にか2024年になっていました汗 私もウトウトしかけたところで、ブンブブ、ブンブブと地元の若者(ヤンキー)が乗った車が駐車場に集まってきました。宮島SAで初日の出を拝もうと集まった若者です。若者なのでみんな元気がよくて、寒いのに外で、ワイワイガヤガヤ楽しそうに話しています。眠れないので、満腹になったら寝れるかもと一人で宮島ラーメンを食べましたが、寒さと姿勢のせいで寝付けず、寝るのをあきらめて、壇ノ浦SAを目指すことにしました。深夜1時を過ぎていましたが、眠眠打破の一番強いやつを飲んで宮島SAを出発にしました。
またまた長い長い山口県(4:00?)
宮島SAを出発しました。しばらく走って、ようやく山口県に入りました。走っている車はほとんどいません。何台か走っていたのですが、追い越し車線を猛スピードで過ぎ去っていく車ばかりです。真っ暗な中、運転するのは本当に辛かったです。また、深夜なので家族もワンコも寝ています。とうとう限界がきて、途中のPAで1時間ばかり寝ました。どのPAに寄ったのかすらよく覚えていません。車中は寒かったので、暖房をつけたまま1時間くらい寝て、少しだけ復活しました。そのまま朝まで寝ようかと思いましたが、ここまで来たら、初志貫徹で壇ノ浦PAで初日の出を見てやろう、早く到着したら壇ノ浦PAで寝ればいいやと思って運転を再開しました。外は相変わらず真っ暗で、トンネルも多かったですが、ようやく山陽自動車が終わり、中国自動車道に合流しました。ようやく壇ノ浦PAまであと〇kmの看板が出てきました。壇ノ浦PAは本当のゴールではないですが、本州の最西端まで来たら、九州まであと一歩なので、元気が出てきました。
次の感動の?往路編④はいよいよゴールです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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