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会社に副業申請をするまで(2)

私は5月に行政書士の開業しました。開業といっても副業行政書士としての開業です。実は開業するにあたって、私にとって、2つの大きなハードルがありました。1つ目は行政書士試験に合格すること、2つ目は会社に副業申請すること、でした。今回の記事では2つ目のハードルの会社に副業申請して承認されるまでのへたれな自分について書いてみたいと思います。
前回の「会社に副業申請するまで(1)」はこちらの記事です。


「副業やります」と言い出す勇気のない情けないオッサン

前回の記事で上司の空き時間があっても言い出す勇気がない話を書きました。「今日言おうかな、でも今日は忙しそうだから明日言おう」、「明日じゃなくて来週言おう」と、ずるずると時間だけが立って、行政書士開業(5月1日)から2か月経過しようとしていました。時間が経てば経つほど、言い出せなくなって、このまま役職定年までぼんやりと行政書士をやっているつもりになって、会社員としての仕事だけをしっかりやろうかなとか考え始めていた情けない時期もありました。。

3月頃から作成している行政書士のホームページ

一方で行政書士のホームページは継続してコツコツと作成し続けています。Wordpressを契約して、本を買って、youtubeを見たりして、業者に頼まずに自分で作ることにしました。その時の記事はこちらなのですが、副業行政書士として開業するためにはホームページはマストアイテムだと思っています。ホームページは自分の代わりに営業してくれるツールだと思うからです。せっかく作ったホームページが非公開のままというのはとても勿体ないと思いました。また、このnoteでも行政書士の取り扱い業務に関する記事を書いていますが、何名の方が「勉強になった」とコメントを下さって、私の記事も少しかもしれませんが、世の中のお役に立てるんだと思い、とても嬉しい気持ちになりました。ですので、書いた記事をお披露目しないのはもったいないし、情報は鮮度があるので早く上げないと意味がなさないものになってしまいます。

意外とあっさりと承認してくれた上司

私は会社では管理者でして上司は役員になります。会社には副業申請書というものがあり、その承認欄はその役員にサインをもらわないといけません。5月1日に行政書士を開業して6月末で2か月経とうとして、これ以上伸ばすとダラダラしてしまうぞと、気合いの入った一瞬がありました。そこで勇気を出して告白しようと決意して、「〇〇さん、ちょっといいですか?」と副業について相談することにしました。回りくどい話をするとヘタレになりそうだったので、最初から「副業について相談したいです」と頭から話して、自分自身逃げられないように話を始めました。
・行政書士資格に合格したこと、
・行政書士として名乗るためには開業が必要になること、
・遺言書作成支援や内容証明など平日時間外や週末にできそうな業務をやること、
・当面、収入は見込めないこと
について話をしました。意外とあっさりと認めてくれました。ただ、業務をしっかりと行うこと、現業に影響の出ないようにすること、だけ話がありました(当たり前ですね)。それに対しては、平日時間外や週末だけの活動になるので大丈夫です、と返しました。あとは役員に承認をもらったので、粛々と直属上長や人事に話をして、事務手続き的なことを進めるだけです。役員に話をしてからたった3日のことでした。

これから陽の当たる道を堂々と歩く

実は会社で色々な出来事があって、50歳になった自分は会社からはあまり期待されていないことが分かりました。一時期はとても落ち込みましたし(今も落ち込んでいますが)、この出来事によってどこか吹っ切れた自分もいました。これからはあまり会社には期待されていないことが分かったので(涙)、隠れていないで自分が切り拓いた陽の当たる道を前を向いて堂々と歩いていくことにしました。視野を広く持たないと自分がダメになりますからね。世の中で起こる色々なことを常にポジティブに考えように自分で自分に言い聞かせています(笑)
私にとって陽の当たる道を堂々と歩く、ということは
「会社に行政書士の開業を宣言する(副業申請する)こと
「ホームページを公開すること」
大したことないのですが、27年間一度も転職したこともなく、新卒で入社した会社しか知らない私にとってはとても大きな一歩になります。
この2つは2023年7月1日で達成しました。ちなみに、「会社に副業申請する」→「ホームページを公開する」とルール?は守りました。ルールとは「ちゃんと会社に宣言した後に、世の中にも宣言する」というサラリーマンっぽい謎のルールです。50歳のオッサン頑張りました。
会社に副業申請した日(6月23日)の出来事はツイッターでも書いたのですが、皆様からいいねやコメントをたくさん頂いて、とても嬉しい気持ちになりました。ありがとうございました!

私にとっては大きな一歩ですが、世の中的に見たら、大したことない一歩ですし、大したリスクもありません。ただ、大学まで勉強して、会社に入って、養う家族もいて、オッサンになって副業を始めた私の人生の後半戦の戦い方としては、ハイリスクの戦い方はできません。マイペースでこれからの人生の後半戦を楽しみつつ、一歩一歩前に進みたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

人生後半戦のスタート(こんなロケットスタートではありませんがw)

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