お金は納得しないと1円でも出したくない
今日、Nintendo Switch Onlineのサービス開始で、急に課金が来たのでそれはないわー。という趣旨のエントリーを読んで以下のツイートをしたらRTやいいねの反応が結構あった。
この問題はいろいろ見方があるわけなのだが、問題の本質は
“人は自分の納得しないものには1円でも支払いたくない”
ということではないかと思う。
お金を払うことは多くの人にとってストレスである、嫌なことだ。だからお金を払うときには大なり小なりその支払に対して納得をしないと財布は開かない。なのでこのエントリーを書いたときの筆者の心理としては、
「今まで無料でできていたのに、急に有料とか納得できない!」
だったのだと思う。
子供が楽しみにしていた、友達と遊べなくなるとかそんな理由は削ぎ落としていけばどうでも良いことで、根本的なところでは
『私が納得できないサービスにはお金は払えない』なのである。
なので「このサービスにこれっぽっちの金額すら払えないの?」など外野が思うことは全く的外れで、この筆者には響かないと思った。
納得いかない理由の中には、「同じ任天堂でもスマホのゲームだと遊ぶのは無料、アイテムなどは有料なのに…今までのWiiや3DSだと無料だったのに…なんで同じ会社のゲーム機でオンラインで遊ぶだけなのに有料なの?」という基本無料の文脈に慣れていたことも多少あるのではないかと思う。
その後のエントリーで、Switchでのオンラインプレイについてはもともと有料となることを任天堂がアナウンスをしていたことに筆者は気づき、さらにエントリーを読んだ人の感想から、サービスを継続していくことにコストがかかることに気づき、課金を行ったそうだ。それらの課金する理由にある程度納得したからなのだと思った。
本日の教訓
人は自分が納得しないものに対して、お金は1円も払いたくない。
普段BtoCのサービスを行っている私にとって、その消費者心理は常に頭の片隅においておきたいと思った出来事だった。