非行少年が詐欺の受け子になる理由を少し実感した
先日、中学生の頃から掛かっている精神科医に自己責任論を展開され本格的に絶望した。
掻い摘んで話すと、仕事(障害者雇用)で働いてる最中や普段生活を送ってる時辛いことを思い出して手がつかなくなる。旨を話したところ
「仕事に集中していない、今やるべきことに集中してないから思い出す。仕事中や今やるべきことに集中してれば辛いことを考えないはずである。」
このような指導を受けた。
実は今に始まったことではなく、中学生のときの初診が終わって次の月から現在に至るまでずっと、このような自己責任、自助努力的な指導を受け続けている。
いじめを受けていると言えば、
「人のせいにばかりしないで、自分で変わる努力をしないと何も変わらない。」
虐待を受けていると言えば、
「お母さんだって辛い思いをしている、毎日働いて、それだけで精一杯なんだ。お母さんにばかり求めるんじゃなくて、自分で解決する努力をしないとマトモな大人になれませんよ。」
さらに、いま掛かっている医者だけでなく、
小・中・高校のカウンセラー、教師、児童精神科医(星野本を出してる)、臨床心理士、ホットライン
全員に似たような指導を受け、突き放され続けてきた。
これを小学校の頃から、今まで、ずっと。
小学生の頃から、人にばかり助けを求めるんじゃなくて自分でどうにかしないとマトモな大人に慣れないと
自己責任と自助努力を求められ、虐待についても、いじめについても、病気についても、何一つ被害を認めてもらえず、被害妄想と処理され、ずっとずっと全部自己責任、自助努力。
昨日、本格的に日常生活に支障を来してる旨を医者に伝えて結果がこれ。
たとえ、病院や心理士に繋がれても、被害すら認めてもらえず、病んでるのも、困窮してるのも全部自己責任として処理される。薬だけ出されて終わり。
少年たちが詐欺の受け子になる理由はもしかしたら、
周りにいる人間が、
児童相談所や精神科医などの支援者含めて
被害を認めず、マトモに話すら聞かず、相談すら受け止めず、全部自己責任で、助けてくれない。
虐待を受けてると言えば
「お母さんだって大変なんだから」
「人のせいにばかりしないで、自分で努力しなきゃ何も変わらないよ」
「君にだって問題はあるんじゃない?」
このようにして突き放され続け
最終的に辿り着いて
話を聞いて被害を認めてくれたのが
金融詐欺の元締め(上司)だけだったとしたら?
と自分ごとのように想像してしまった。
マトモに話を聞いて、被害を、苦痛を認めてくれて、
「うちに来ないか?」「お前が必要だ」
なんて言われたら
自分は地方に住んでるので
金融詐欺師やヤクザなどはいないし、夜中は何処も空いておらず非行に走る場所すらないのでニコニコ動画に逃げたが
もし、行くあてもなく都会の夜の街を歩いてる最中に
声をかけられたら
逆らえたかわからない。
今はもう何もしたくない、完全に意気消沈している。
ただ、何もしないわけにもいかないから
中学生の時からお世話になってる薬剤師さんに相談したら、精神科医を紹介してくれると言うので
その人がマトモで、どこまでが被害妄想で、どこまで努力すればいいか、適切に指導してくれる人であることを願って
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