初日に学校が消えた。
お久しぶりです。
佐藤詩織です。
移動時間ができたので、久しぶりにnoteを開き、書き始めました。
カメラロールの通知によって、一年前のちょうど今、ロンドンに留学していたことを思い出しました。
日々を過ごすというのは、こんなにもあっという間なのかと。びっくりしちゃいますよね
そういえば、留学のことを全然どこにもだれにも話していなかったなと。
あまり普段から自分のプライベートをひとに話すことを得意としないので、しまい続けていましたが。
自分的にも、やっと俯瞰して振り返れるようになったので、ちょっとだけ。
まず、昨年2022年の6月中旬に
イギリスのロンドンに渡りました。
実はわたし、アイドル時代、いや武蔵美時代から海外留学はずっと夢でして。
やはり、芸術は西洋がつよいのは何となくでも感じていましたし、何より島国で生きてきた身として広い世界ではどんな毎日が繰り広げられ、どのようにアートが行き交っているのかを知りたくて。
あとは、わたしはできないことができるようになるクリアになる瞬間が好きなのと、世界中のひとと感じたことを言語の壁なくシェアできたら、自分の世界が広がりそうだなとずっと思っていて。
だからちゃっかりアイドルしながら、留学一年前からマンツーマン語学教室に通い続けたりしてました。笑
本当は、アイドル時代にお休みをいただいて留学をする予定でしたが、コロナが蔓延しだし、飛び立てず。
昨年にずれこんだという感じでした。
ロンドンを選んだ理由は、留学前の下調べ旅行によりすっかり虜になってしまったから。
建物、それに似合う曇り空、柔軟剤の香り漂う道、美術館、人の優しさ、古着と音楽の文化、綺麗なイギリス英語、絵本の世界みたいな公園。
あげ出したらキリないですが。
こんなに海外大好き野郎にみえるわたしも、実は大学生くらいまでは、海外に行ったら銃で撃たれて殺されると思っていたくらいで。笑
他の国に行ってもこんなに心地よく感じることはあまりないので。笑
イギリス、ロンドンが自分に合うのかもしれない!ここで旅ではなく、暮らしてみて、言語とアートを学びたいなと思ったわけです。
旅ではなく、暮らすということがこんなにも違うのかということもあらためて知りました。
まず、初日に学校が消えて、登校できませんでした。笑
登校日初日の前日に予め場所と行き方を下調べして、当日は30分前以上にはつくようにしたのですが。
いざ受付で本日からお世話になる旨を伝えると、流暢な英語で、
「その学校はもうここにはありません。セントラルロンドンの方に移動しました。わたしたちは住所などは知らないので自分で調べていってください。」と。
要は新しくなった学校の住所が、日本の留学センター側に届いてなかったみたいです。
Oh my goodness , what happened, isit joking?
とかなりそうですが。
「これが海外か。おもしろいじゃないか。」
と、なぜか海外適応しだして、その足で公園に行ってヨガしてました。笑
その間も留学センターの方と学校側とは連絡を取りつつ、無事夕方に新しい住所を手に入れたので、次の日からは学校に通うことができました。
初日に学校が消えたなんて、なんていい海外留学土産ばなしなのかと。
さすがに早く日本に帰ってみんなに話したくなっちゃいましたね。
そして、あぁわたしロンドンに暮らしているんだなって。またしみじみと。
日本ってあまりこの手の必要事項が漏れることはないじゃないですか。
これが海外か、オッケイ任せて!とつよくなりましたね。笑
あとはですね、当時日本はまだコロナが風邪認定されていませんでしたが、イギリスはとっくに風邪認定されてマスクもない生活でした。
わたしは渡英5日目くらいに、衝撃的なのどの痛みと発熱、悪寒に見舞われ、コロナになりました。笑
イギリスではコロナになっても外出規制はないですし、病院にも取り合ってもらえないので、自力で治すしかなく。
万が一のためにと持っていっていた、ベンザブロックEXを飲みつづけ、寝続けたら1日で熱を下げることに成功。
学校も行かないと置いていかれちゃうので、2.3日後には授業に出ました。笑
あと、ヨーロッパの型はすこし違うのですかね?
コロナの人と一緒にいてもかからなくなりました。
ヨーロッパ型免疫、最強説⭐︎
そんなこんなで、割と初っ端から大変なことがたくさんあったので、海外生活免疫も早めについちゃいまして、
ずっとなんだかんだ楽しくすごせました。
あとは、言語が通じるようになったのも大きくて。
色々な価値観を知ったし、互いにその共有ができるようになったので、より生活に彩りがでましたね。
日本で生活していると、公共交通機関も時間通りに来るし、ご飯も美味しいし、コンビニも手軽でいつでもやっているし、
本当にあまり不満がないよなあと改めて思いました。
イギリスはストライキでバス電車全部止まって徒歩でいかなければならない日もたくさんあったし、コンビニはないし、お店は休日は夕方前には閉まっちゃうし、
暮らすとなると大変なこともたくさんあったけど。
でもその分、海外の方は色々な情勢に目を向けていて自分の考えをつよく持ち主張しているからなのかなと思ったり。
とにかく新発見だらけで、あっという間の日々でした。
また少しでも時間ができたらアップデートのために通いたいし、(とか言ってすでにもう留学後から2.3回渡ってますが。笑)
あの日々で得たことを、自分の制作活動に活かせたらなとおもいます。
学校帰りにほぼ毎日、美術館に寄って、公園で絵描いたりして帰ってきてたのですが、それが最高だったな〜
一年経って、最近は新しいことにチャレンジしながら、久しぶりに勉強したりしながら、頑張っています。
皆さまに見てもらえる日はもうすこし先になりそうですが、ぜひいつか届きますように。
よーし、頑張るぞー!!!!!!
2023.06.23