【短編小説】仮)アデリア王国物語#01↓こんな世界観の文章から始まります↓
地続きの石畳を歩くと階段があり、太陽を沢山浴びた透き通った青空と大海原がある。
私を真上を横切るカモメ。
小さな階段を一つ一つ下り、カモメの上空の飛行が高ければ高くなる程、私という人物は建物と建物の間に小さく吸い込まれる。
爽やかな朝、風は心地良い。
平地の少ないこの島は山を切り崩して斜傾の段差が付いた建物になってる。奥に行けば行く程、建物は高くなり、海に近ければ近い程、建物の高さは低く見える。
建物の途中には中庭があって大きな木が一本あり、ベンチと花壇が取り囲んである。
海には桟橋があり、沢山の船が係留してる。
海を潜ると透き通った水の世界に圧倒される。岩に隠れる小さな魚が波に漂い、中流には大きな魚が力強く泳ぐ、砂の上には貝殻とカラフルな珊瑚が生えてる。
サンダルでペタペタ歩く私はこの空気感が好きだ。
横の街道の目の前は素敵な海。
私は麦わら帽子を手で抑えて、遠くを見つめる。
やわらかな髪がなびく。
神様が与えたきらめく世界を。
「ん〜気持ち良い。」
頭の後ろに腕を組んで背伸びをする。
「今日の釣果はどうですか?」
私はワンピースが風で靡かない様に両手で裾を引っ張る。風で揺れ動くやわらかなスカート。漁師の視線がスカートの動きに目を合わせながら彼女の笑顔に笑った。
「お〜いつも以上に捕れてるよ。リアーナの心も釣れたら良いのになぁ?」
「冗談も若い奥さんの前では言えないでしょう?」
「まぁな、美人だしな!」
たわいのない話をしてる間に黒猫が船に飛び乗る。
尻尾を振って漁師の顔を猫は見上げる。
「イワシが欲しいのか?ほらよ。」
ポイッと放り投げたら猫はすかさず咥えて肉球を踏みしめて逃げて行った。
【続く】
こんな、世界観で書こうかなって思って急に出だしからつまずいてます(´;ω;`)
どーしよー。何かありきたりな物語書こうか、吸血鬼や王子設定書こうか迷っても結局、ネタが出てきません。助けて〜〜〜!!