勝手に戦え!ゲートルーラー!

某氏のブログ、協力者のnote、なぜかカードキングダムチャンネルに上げられた動画でサロンさんの一連の発言は嘘であるという声明が出された。
それを見て、読んだ多くの人はこう思っただろう。

『で?』

正直なところサロンさんと某氏のやれ金を払っただのなんだのという話はゲートルーラーユーザーには関係ないのだ。
大切なのはゲートルーラーのクオリティが高まるか否かであり、サロンさんとのやり取りがそこに絡まないのであれば当人同士で勝手に戦え!というのが正直な気持ちだ。

ゲートルーラーの目玉であるルーラーシステムはそのアプレンティス一辺倒なゲームバランスで発売と同時に意味をなくし、2弾で某氏直々にトドメを刺された。
それ以外にも黄金剣問題にデッキコストオーバー問題などのクオリティの問題に始まり、現在でもルールを基準とした作りをされてないカードが平然と横行し、100種類近いエラッタカードが跋扈する魔窟のようなカードゲームであることは変わりない。

そして残念ながらサロンさんとの問題にカタがついたこととゲートルーラーがゲームとして多数の問題を孕んでいることは全く関係ない。
むしろ動画内でサロンさんのした仕事がほぼボツになったと公言したことで、現在のゲートルーラーの問題が某氏から生み出されたものであることが浮き彫りになったことを考えると、今後も某氏の手によって作り続けられるゲートルーラーのこれからは想像に難くない。

もしこれがサロンさんとの問題が解決したことによりゲームとしてのクオリティアップだとか、離れていった人たちが戻ってきて大会運営などがまともに行えるようになるとか、山盛りのエラッタカードを交換対応して視認性を高めるだとかにつながれば是非とも応援したいところではあるのだが、残念ながらそう言った話題が動画や文章から出ることはなく、ただひたすらにサロンさんが如何に悪辣な人物であるかを語り続けるのみであった。

サロンさんの文章に多くの人が飛びついた一端として、なぜゲートルーラーはゲームとしてあれほど基礎的なことができていないのか?という点に対する答え合わせ的な部分があったからだと僕は思う。
どうしてあんなにめちゃくちゃなゲームバランスなんだろう?ルールが、カードテキストが相関関係になく、日本語的におかしなものまであるのはなんでなんだろう?そう言った疑問に対して「嘘か本当かはわからないけどそうだとするなら腑に落ちる」というポイントが要所にあったのがサロンさんの文章だ。
そして今回の某氏の声明により「サロンさんの文章通りのやり取りがあったかはわからないが、原因は某氏にある」という答え合わせができてしまった。
その上今回の声明が今後のゲートルーラーのゲーム部分に対してプラスになるわけではないと分かれば落胆するのも仕方がない。

なのに某氏はサロンさんだけではなくまるで全ての問題が解決して過去のやらかしまで精算されたかのようにTwitterを再開し、そして開口一番が他社の製品に対して最初からやり直した別口の製品を作るべきだと相変わらずのツイート。

たとえ知名度や肩書きがあっても一から作品を作って軌道に乗せるのがどれだけ大変かは某氏が誰よりわかっているというのに…。

ブレーキの壊れた某氏の作るゲートルーラーが、ユーザーにとっての外道ビートにならないことを切に願う。

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