あなたにとって「良いもの」って何ですか?
こんにちは。おーちゃん柔です。
「良いもの」
なんかすごい漠然としていませんか?
それもそのはず。人それぞれみんな価値観が違うので、もう少し詳細な説明というか修飾語が必要です。
たとえば
「健康に良いもの」
「使い心地(使い勝手)が良いもの」
「平凡な暮らしに彩りを加える良いもの」
「環境に良いもの」
…ちょっとまだ漠然としていませんか?
「良いものがたくさんあります」はざっくりしていて、分かりにくい
何を良いと思うかは、その人の主観が大きく影響していると思うからです。上で挙げた修飾語を付け加えても、まだ分かりにくいというのが私の感想です。
自分が良いと思うものを他者に薦める時には注意が必要
自分と他者は、価値観が違うということをまず念頭に置くべきではないかと思います。例えばあなたはオレンジジュースがとても美味しいと思ったので、友達に薦めたいと思ったとします。しかし、その友達は、柑橘系があまり好きではなかったとしたら、オレンジジュースを薦めようとするあなたのことを迷惑に感じるかもしれません。
あなたが熱い熱量で話せば話すほど、そのお友達との温度差は開いていくのではないでしょうか。ちょっとした日常会話のテンションだったら、「ごめん、ちょっと柑橘系苦手なんだよね」と言いやすいかもしれません。しかし、あなたが一生懸命になればなるほど、相手には「失望させたくない」「断ったら悪い」などの感情が産まれて来やしないでしょうか。こうして、相手の伝え方で相手に嫌な思いをさせたくないという思いから、渋々了承という流れを、知らず知らずのうちに作ってはいないでしょうか。
このようにして、渋々了承するに至った人は、ここから第三者へ広めようとも思わなくなると私は思うのです。要らないのに、無理やり論破された、自分の言いたい事が言えなかった(反論の余地をもらえなかった)とならないか私は心配です。
風通しの良い人間関係の構築
おいしいオレンジジュースを薦めたいAさんと、柑橘系が苦手なBさん。この件を通して関係がギクシャクしてしまいました。何がいけなかったのでしょうか。それは私が思うに普段からの日常会話において、相手が何が好きで何が嫌いなのかをよく知っておくこと、友人として相手のことをよく理解しようと努めることが何よりも重要なのではないかと考える訳です。
Aさんがおいしいと思ったオレンジジュースでしたが、友人のBさんが柑橘系が苦手だということを知っていさえすれば、AさんはBさんに薦めようとはしなかったはずです。
いかがでしたか?
あなたがあなたの信念を持って本当に良いものであっても、相手にとってはそうとは限らないということ、実際にはたくさんあるはずです。ということで普段からのコミュニケーション、風通しの良い人間関係の構築についてのお話でした。
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