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洋服選びを失敗するパターン【14選】

「何か思っていたイメージと違う」
「家にあるのと合わせてみたらしっくりこない」
「他に組み合わせるものがない」

という「何でやねん!」と突っ込みたくなるような事象が、最近、私の周りで勃発していて、正直手に負えない事態となってます。

何故か私に「洋服のコーディネートをして欲しい」と言われる始末なのですが、正直、私に洋服のセンスは皆無です。

しかし、よくよく話を聞いてみると、洋服選びを失敗している人に共通していることが発見できたので、紹介します。

・数回着ただけで、その後はタンスの肥やしとなることが多い。
・家にある洋服と組み合わせたいが、自分のイメージと違っていた。
・そもそも組み合わせ方がよく分からない。

という方は参考にしてください。


洋服選びを失敗するパターン


洋服選びを失敗している人に、共通していることは以下の『14パターン』です。

①自分のクローゼットないの洋服を把握していない
②追加したいアイテムを考えていない
③色の候補を決めていない
④ネット、店頭で情報収集していない
⑤実際に袖を通して、サイズ感を確認していない
⑥設定されている値段を出してでも手に入れたいか考えていない
⑦着回しのイメージができていない
⑧シーン・用途を具体的に想定していない
⑨メンテナンス面を考慮していない
⑩トレンドに流されすぎている
⑪体型の特徴を考慮していない
⑫素材の特性を確認していない
⑬総所有コストを考えていない
⑭試着時の光環境を考慮していない

洋服選びを失敗している人に共通すること

私は、スタイリストさんみたいに何百何千人と見てきたわけではありません。
相方を含め十何人かは付き合ってみたものの、大体①〜⑭のいずれか複数、あるいは全て把握していないことが多いです。

以下より詳しく書いていきます。

①自分のクローゼット内の洋服を把握していない

画像はイメージです

洋服選びで最も重要なのは、自分が持っている服を把握することです。

クローゼットを把握していないと、似たような服を繰り返し買ってしまったり、せっかく買った服が、他の持っている服と組み合わせにくいという事態に陥りがち。

大規模かつ詳細な調査などしなければ正確な割合を特定することは難しいのですが、持っている洋服を把握できていないことと関連している可能性は大いにあります。

クローゼットを整理してみたら、同じようなものが複数枚見つかったということも珍しくありません。

解決策として

・定期的にクローゼットの中を整理し、不要なものは処分する。
・何がどれだけあるかを把握しておく。
・スマホで写真を撮るなどしてリストを作成する(アプリでも可)

常に可視化できる状態にしておくことが最善の策になります。

②追加したいアイテムを考えていない

計画性のない買い物は、後悔につながりやすいものです。

購入するアイテムを決めずにショッピングに行くと、目移りしやすく、必要のないものまで買ってしまうことにより、結果として浪費の原因になる可能性が高くなります。

浪費の原因にならない具体的な方法として

①今の服で足りないものをリストアップする
②シーズン前に必要なアイテムを検討する
③予算に応じて優先順位をつける

以上3点のことを意識しましょう。

洋服を計画的に購入することによって、衝動買いを防ぎ、適切な予算管理が可能となります。

③色の候補を決めていない

自分に似合う色の服を知らないことで、洋服選びがうまく行かないケースがあります。

似合う色を知らないと、顔がくすんで見えたり、全体の印象がぼやけたりすることがあります。肌や髪の色に合った色を選ぶことで見た目の印象は大きく変わります。

解決方法として

・パーソナルカラー診断を受ける
・手持ちの服の色をチェック
・季節に合った色を研究する
・基本色(ネイビー、ベージュ、白、黒など)を中心に選ぶ
・差し色として使える色を2-3色決めておく
・トレンドカラーは少量から取り入れる

などがあります。

「そもそもファッション自体、そんなに興味はない」という方は、基本色をきっちり押さえておくほうがベターです。

基本色は《白、黒、ネイビー、グレー、ベージュ》の5色。

あとは、自分に似合う色を知っておくと、服選びがスムーズになりますが、まずは手持ちの服の色をチェックするところから始めてみることがオススメです。

まずは、自分が現在所有している洋服の手札を知ってから、パーソナルカラー診断を受けると、より効率的に楽しくコーディネートの幅が広がっていくことでしょう。

④ネット、店頭で情報収集していない

検索してみましょう

事前の情報収集を怠ると、結果として自分に合わない服を選んでしまうことがあります。

事前にネットや店頭でのリサーチをしていないと、購入を急いで本当に必要なものかどうか検討をすることができずに失敗に繋がります。

よくある失敗として

・高額な買い物をしてしまう
・より良い商品があることに後から気づく
・セールやクーポンの機会を逃す

などが挙げられます。

ネットでレビューを読んだり、実際に店舗で試着をすることが重要です。購入前に異なる選択肢を比較検討する癖をつけましょう。

⑤実際に袖を通して、サイズ感を確認していない

試着は洋服選びの基本中の基本です。

なぜサイズ感の確認が重要かというと、同じサイズ表記でもブランドやデザインによって着心地が大きく異なるからです。

オンラインショッピングで、一回も試着していないために、身長や体型に合わないサイズの服を購入する場合があります。
その結果、サイズ直しの手間や、返品・交換の手間がかかってしまうことに繋がりかねません。

確認すべきポイントは

①肩幅やウエストのフィット感
②袖や裾の長さ(サイズ直しが必要かどうか)
②座った時の着心地
③腕を上げたときの動きやすさ

以上の4点を確認しておきましょう。

《サイズ感が命》と思って頂いて結構です。

購入前に必ず試着をし、サイズ感を確認することが重要です。
オンラインで購入する際には、サイズガイドや他の購入者のレビューをしっかりチェックしましょう。

⑥設定されている値段を出してでも、手に入れたいかを考えていない

「値札をいちいち見てるなんてケッチいなぁ」と思われるかもしれません。

私が考えているのは《本当にそのお金を出してまでして欲しいか?》ということです。

ブランドのネームバリューだけで高価なジャケットを購入したが、実際にはほとんど着用機会がないということもあります。

価格判断のポイントとして挙げると

・一回あたりの着用コストを計算する
・類似商品との価格比較
・長期的な使用価値の検討

などが価格判断のポイントとして挙げられます。

「値札を見てるなんてケチくさい」と思うより、購入前に、そのアイテムが本当に必要で、値段に見合った価値を持つかどうかをしっかりと考える習慣をつけましょう。

コストパフォーマンスを重視すると、効果的なショッピングが可能になります。

⑦着回しのイメージができていない

一つのアイテムだけでなく、手持ちの洋服とのコーディネートを考えない場合、無駄な買い物になりがちです。

新しく購入した服が他の服と合わせにくいと、結局その服は頻繁には着られず、クローゼットで眠ってしまうことがあります。

例えば、買ったはいいが他の手持ちの服と全く色が合わず、コーディネートが難しい服があると、1〜2回着用したらタンスの肥やしになったというケースを私自身経験し、またよく見てきたから(笑)

購入前に、そのアイテムが他の洋服とどう組み合わさるかをイメージし、ワードローブ全体のコーディネートを意識することで、無駄のない効果的なワードローブ作りが可能になります。

⑧シーン・用途を具体的に想定していない

服は「いつ」「どこで」着るかを明確にすることが重要です。

いつどこで着るかを考えていないと、その服が実際には着る場面のないアイテムになることがあります。

・「仕事用」なのか「私用」なのか
・フォーマルの度合い
・季節や天候との適合性

購入前にいつどのような時に着るのかを具体的に想定しましょう。

シーンや用途を意識することによって、着用頻度の高いアイテムを選ぶことができます。

⑨メンテナンス面を考慮していない

洋服のお手入れの手間なども考えよう

お手入れの手間や費用は、服選びの重要な判断材料です。

クリーニングが必要だったり、手入れが大変な素材の場合、日常的に着るのを避けてしまうことがあります。

洗濯に手間がかかるウールの洋服を持っているが、普段使いには難しくて結局あまり着用しないという場合があります。

アイテムを選ぶ際には、普段のケアのしやすさも考慮しましょう。
購入前に洗濯表示や手入れ方法を確認することをお勧めします。

⑩トレンドに流されすぎている

流行は参考程度に留め、自分らしさを大切にすることが重要です。

なぜトレンドに振り回されないことが大切なのでしょうか。それは、流行は一時的であり、長く着られる服選びこそが賢明だからです。

一時的に非常に流行したデザインや色のアイテムが、翌年にはほとんど使えなくなることもあります。

『ベーシックアイテム7割』『トレンドアイテム3割』程度を意識した上で、自分のスタイルを確率していくのがいいでしょう。

・定番アイテムをベースに考える
・トレンド要素は小物で取り入れる
・長期的な着用を想定する

定番とトレンドのバランスを踏まえた上で、自分に合うスタイルを確立していくことが大切です。

⑪体型の特徴を考慮していない

自分の体型を理解することは、似合う服選びの第一歩です。

服はデザインによって体のラインを強調したり隠したりします。体型に合わせた服選びをしないと、見た目のバランスが悪くなります。

肩幅に合わない服を買ってしまい、袖や肩が窮屈になってしまったことってありませんか?私は何度も失敗しました。
個々によって体型は違うという前提は忘れないようにお互い気をつけたいものです・・・。

自分の体型を正しく理解し、そこに合ったデザインやシルエットの服を選びましょう。

試着の際に、シルエットがどのように見えるかを確認するのがポイントです。

⑫素材の特性を確認していない

素材の特性を知らないまま購入すると、着心地や耐久性で失敗することがあります。

服の素材によって

・肌触り
・耐久性
・手入れ方法など

大きく異なります。

私の場合、チクチクするウール製品を購入した場合、気になって仕方なくなります。

敏感肌には不向きな製品もあるので、購入前に素材の特性を確認し、着心地に関しては、試着を通してしっかりと確かめましょう。

⑬総所有コストを考えていない

⑨の「メンテナンス面を考慮していない」と類似するところもありますが、購入時の値段だけに目を向けると、総所有コストを見落としていませんでしょうか?

購入後の維持費や手入れにかかる時間や手間、費用なども考慮に入れなければ、思わぬ出費を招くことがあります。

・洗濯する際の手間
・クリーニングなどの費用
・ブラシや良いハンガーなどの追加費用など

思った以上にその後の維持費がかかることもあります。

購入前に、その服にどれほどの手間やお金がかかるのかを見積もり、無理のない範囲で選ぶことが大切です。

タグや取り扱い表示をしっかり見るようにしましょう。

⑭試着時の光環境を考慮していない

試着室や店内の照明が家や外の光とは異なる場合、色合いや影の出方が変わるため、採寸や色選びで失敗することがあります。

店内の暖色系の照明で試着した服が、自然光のもとでは異なる色合いに見えることあるので、注意が必要です。

・明るい照明と自然光の両方で確認する
・スマホで写真を撮って確認してみる
・友人やプロに意見を求めるなど

客観的に見てもらったり、違う場所で確認するなど、少しの手間をかけるだけで、試着の時と実際との見た目の印象が違うという失敗が少なくなります。

まとめ

洋服選びで失敗する14のパターンのまとめです。

①自分のクローゼットないの洋服を把握していない
②追加したいアイテムを考えていない
③色の候補を決めていない
④ネット、店頭で情報収集していない
⑤実際に袖を通して、サイズ感を確認していない
⑥設定されている値段を出してでも手に入れたいか考えていない
⑦着回しのイメージができていない
⑧シーン・用途を具体的に想定していない
⑨メンテナンス面を考慮していない
⑩トレンドに流されすぎている
⑪体型の特徴を考慮していない
⑫素材の特性を確認していない
⑬総所有コストを考えていない
⑭試着時の光環境を考慮していない

洋服選びで失敗するNGパターンのまとめ

洋服選びに伴うこれらのポイントを意識することで、より効率的で満足度の高いショッピング体験が可能になります。

「何故、自分は洋服選びに失敗し続けたのだろう」と振り返ることが大事です。
ここで失敗した原因を分析しているかいないかで大きく差が出てきます。

同じような失敗を繰り返さないために、しっかり考えた上で購入をした方が、後悔も少なくなります。

一度の全てやろうとはしないでいいので、出来るところから少しずつ意識するように心がけると、無駄な浪費をすることなくファッションを楽しむことができます。

お役に立てば幸いです。


















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