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【就活】就職留年する?それとも秋採用で滑り込む?【無い内定】

初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。朝霧くもりと申します。

少し前までは就職留年はダメという風潮だったのですが、最近は逆に秋採用こそダメという話が多く聞かれるようになってきました。
そこで、今回は「25卒の無い内定(NNT)は秋採用か、就職留年どちらを選ぶべきか?」という質問に答えていきたいと思います。

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは行ってみましょー!


それぞれのメリット・デメリット

まずは、どちらがいいか判断するためには、それぞれの利点・欠点を理解しなければなりません。主にコストと企業の大きさという点でトレードオフの関係にあるので、まとめて紹介したいと思います。


金銭的・時間的コスト

秋採用:利点 就職留年:欠点

当たり前ですが、就職留年という道は大学費用も掛かりますし、時間自体も1年を追加で学生期間に充てることになります。
勿論掛けたコスト以上に良い企業に行けるのであれば就職留年に軍配が上がりますが、そうでない場合は基本的に秋採用に参加する方がオススメになります。

また、時間的コストで注意しなければならないのが既に浪人・留年・休学を経験している場合です。浪人・休学が計1年以下なら致命傷で済みますが、留年に関しては2留が許されない場合もあります。
既に留年を経験していたり、浪人・休学の期間が合わせて2年ある場合は秋採用で頑張る方が勝算が高いです。


大手企業への就職

就職留年:利点 秋採用:欠点

そもそもの採用枠が限られてくることから、大手を狙う場合は秋採用が大きく不利です

その大手企業も留学組や体育会系といったガクチカ・コミュ力つよつよ人間と争うことになるため、それらと渡り合える何かを持っていないと普通に全落ちします。
そうすると結局就職留年するハメになるのですが、26卒以降はかなりインターンの比重が大きくなるため、スタート地点で既に出遅れている就活雑魚人間が出来上がります。

よく言えば就職留年は「損切り」です。今年の望みを捨てて来年のインターンから参加するという戦術の為、大企業やそのグループ企業を狙う場合は早期選考を狙える点で就職留年は有利と言えます。

逆に、インターンをあまり行っていない企業や、人手不足で年中人材を募集しているような企業への就職でも良い場合は、就職留年はただ1年を無駄にすることに繋がってしまいます。企業や業種に縛られず就職をしたい人は、秋採用の方が良い結果になると思います。


小まとめ

大手を狙いたい人:就職留年がオススメ
企業にこだわりがない人:秋採用がオススメ


就職留年をしても良い人

ざっくりと「大手を狙いたい人は就職留年」と言いましたが、全員が全員この選択肢で良い結果を得られるわけではありません。

そもそも、みんな大手のホワイトな企業で働きたいですよね。しかし、NNTの時点でその選択肢が既に断たれている人も中には存在します。

そこで、具体的にどういう人が就職留年をしてよくて、どういう人が諦めるべきなのかを次に説明していきたいと思います。


大手ばかり狙い過ぎて全落ちした人

日経225に入るような超大手の企業ばかり受けて全落ちした人は、就職留年をしても良いケースが多いです。

そもそもの就活戦略が下手すぎます。その業界内の中堅~大手をメインで受けるべきで、最大手に絞って受けても受からないことの方が圧倒的に多いです。

逆に、最大手で面接が通った人などは能力自体は持っているので、就活戦略を見直して就職留年にチャレンジをした方が秋採用で頑張るよりも良い結果を得やすいはずです。

※最大手企業の面接すら辿り着かずESや筆記で切られた人などは自己評価が過大である場合があります。そう言った人は必ずしも就職留年が最適な選択肢とは限りません。まずは自分を正しく評価することから始めましょう。


能力はあるが、あまり就活に力を入れてこなかった人

就活は向き不向きがあり、あまりにも就活が下手な人というのがこの世には存在します。

例えば自己分析を自分では全くできなかったり、そもそも企業選びの仕方が全く分からない人など。短期対策でどうにかならない人は秋採用で受かる道が無いので、必然的に中長期的な目線で就活をする必要があります。

能力自体に問題はないが、就活が下手な人は足りなかった部分を補ったうえで再度ゼロから就活を始めた方が良いです。是非キャリアセンターや就活セミナーなど、他人の力を借りるようにしましょう。

※能力がない人は、いくら対策を行っても就活できるようになった能力がない人になるだけです。大手には受からないので、選り好みせずに今年中に残っている企業に内定を得る動きをした方が良いかもしれません。とはいえ、能力がある就活できない人と能力がない就活できる人では後者が有利なので、チャンスが無い訳ではありません。


職場は選びたいが、今から就活を始める人

これは別パターンで、適正以前に就活をやってない人が当てはまります。

諦めて就職できる所なら何でもいい人は秋採用一択ですが、せめて業界や業種は選びたいと言う人は流石に今から始めても間に合うか怪しいです。

能力がある人は焦らず就活を見据えた方が結果的に良い企業に就職しやすくなるし、能力がない人は今からやっても今年中に内定は出ません。

どちらの人に対しても、まずは就活知識を身に着け対策する所から始めることをオススメします。

※これは「就活にやる気を出す」というのが大前提です。いくら期間が延びてもその時間を有効に使えない人には就活なんて無理です。大学を卒業してフリーターかニートになった方が、下手にあがくよりマシな説があります。


結論

就職留年をオススメできる人

  • 大企業を狙う人や、業界/業種を絞って就職したい人

  • 短期対策では無理だが、1年程度の中期対策で行ける見込みがある人

秋採用をオススメする人

  • 就職先にこだわりがない人

  • 1年程度の対策では内定に必要な水準を越えられない人

  • 時間的/金銭的なコストを許容できない人


〆の挨拶

ここまでお読み頂きありがとうございました!

最近は就職留年がかなり取り上げられている印象ですが、それで成功しない学生もいると思っている為、今回はオススメできる人/できない人について説明しました。

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それでは次の記事でまたお会いしましょう!
サラダバー!!!


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