見出し画像

【就活】理系院生に伝えたい!研究 or インターンシップ、どちらを優先すべき?【26卒】

初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。朝霧くもりと申します。

さて、今回は「研究で忙しい26卒はインターンシップに行った方が良いのか?」という質問に答えていきたいと思います。
特に理系院生の方は是非参考にしてみてください。

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
それでは行ってみましょー!


結論:志望業界・職種によるが、どんな場合でもインターンシップに参加しとけば後悔しない

文系職を志望する場合

「理系院卒」という肩書きは一切関係なく、学部3年生とも同じ土俵で争っているという認識を持ちましょう。
理系なのに文系職を希望される方は恐らく、就職難易度の高いデベロッパーや出版社、メディアなどを第一志望とされている場合が多いと思います。この場合、絶対にインターンシップに参加するようにしましょう。

理由は単純で、ただでさえ少ない採用人数を争っているにも拘らず、その多くの枠がインターンシップからの早期選考ルートだけで埋まってしまうからです。

インターンシップに参加しないのは舐めプだと思った方が良いです。
インターンシップが長期で研究の時間が取れないというのも分かりますが、忙しいという言い訳は甘えです。そもそも文系or学部で就職すれば良かっただけの話なので、理系院から難関文系職を目指すのは超ハードモードだと自覚して挑みましょう。

また、文系職のインターンシップで見られているのはあなたの内に秘めた才覚(人間力)です。

チーム力、リーダーシップ、瞬発力、思考力などなど、業界にもよりますが様々な面で高いスキルを求められます。研究の経験が活きるケースもありますが、求められるスキルがかなり違うため院卒だから・研究しているから有利とは思わない方が賢明です。


IT職など、研究に関係のない理系職を志望する場合

コンサルやSIerなど、論理的思考力やプレゼン力が求められる職種では「理系院卒」はある程度のステータスになります
とはいえ、文系でもロジカルシンキングが得意な方が大勢選考に参加するので、多少有利なだけで基本的には文系職の場合と同じく地力が重視されていると思った方が良いです。

こちらも結局のところ求められるスキルは研究内容と直接関係ないため、どちらかと言えばガクチカや内面、コミュニケーション力が重要になります。

外資・内資問わずコンサル系は募集人数が多いので、インターンシップだけで枠が埋まると言う訳ではありませんが、やはり他の就活生と差を付ける意味でも短期インターンには参加し得です。
リクルーターや早期選考枠に呼ばれることもかなりあるので、あまり興味のない方でも就活練習の場・仮内定獲得の場としていくつか受けておくというのもオススメできます。


一方で、理系×文系横断の企画職などを目指している方もいると思います。

そのような方はそもそも募集枠が少なく、インターンシップの枠に滑り込めなかっただけでも致命傷になりかねないことを理解する必要があります。
よって、(そもそも限られた枠にインターンシップが用意されているか分かりませんが)採用人数が少ない職種を目指していて、インターンシップが用意されている場合は絶対に申し込みましょう


理系技術職を志望する場合

特にメーカーなんかが顕著ですが、理系技術職を志望する場合は研究内容が大きく絡んできます
そもそも文系が入り込めない領域という事で、研究職の場合は他の院生と椅子を争うことになります。その点で、専門性の高い行職種の場合、そもそも就活戦略が大きく変わることを認識してください。

注意してほしいのがジョブ型採用なのか、総合職採用なのかです。


ジョブ型採用の場合
この場合、多くの企業では前提となるインターンシップが組み込まれています。その業務に対する知識を試すインターンシップが選考のステップに絡んでくることもあって、ほぼ参加必須と言っても良いと思います。

これを逃すと採用枠が非常に狭まるため、○○職しか興味ない!という方は絶対に該当職種のインターンシップに申し込んでください
完全実力主義の世界なので、落ちたら自分には大きすぎた目標だと思ってあきらめた方が吉です。


技術系総合職採用の場合
一方、総合職採用ではインターンシップでも勿論優秀な学生を囲ってはいますが、本選考でもチャンスが多く残されています

この場合は研究内容と人柄が最も大切な要素となりますので、「研究で忙しい」「学会で忙しい」と言った人は、無理にインターンシップに行かない方が結果的に本選考で採用される確率が高くなると筆者は感じています。

要は、インターンシップのための面接を受けたり、早期選考の案内が来ないインターンシップで努力する位なら、研究に対して熱心になった方が良いということです。

特に「研究に対する姿勢」と「研究成果」が求められるので、これら要素が足りていないと思う人はまず研究に全力を尽くすことで本選考までにスキルや実績を間に合わせましょう


では、忙しいなら全く就活をしなくて良いかというとそういう話でもありません。

研究室のブラック度合いにもよりますが、忙しくてもインターンシップに行って早期内定を獲得する人はいます。
また、内定まで繋がらなくても、就活に必要な各種スキルを磨くことが出来るという意味でも、「インターンシップに参加した経験がある」こと自体に価値があります(最終面接などに進むと、参加したインターンシップ等を書かされることもあります)。

よって、研究の合間を縫って行ける短期のインターンシップや面接に挑戦することは大切です。全く行く気が無い業職種でも良いので、夏から経験を積むことを意識しましょう



最後に

就活は「正解」があります。
100点満点には届かなくても、きちんとした対策を行い、スケジュールを組んでいれば80点の合格点には誰でも到達できると筆者は考えています。

しかしながら、その「正解」というのもクセ者であり、「全般的な正解」はWeb上の様々な媒体に転がっていますが、その「全般的な正解」が「その人の正解」とは限りません(勿論、知らないよりは知っていた方が有利になります)。

「その人だけの正解」に辿り着くためには、試行錯誤しながら就活に挑戦していく姿勢が必要になります。その一歩として、インターンシップ参加は是非理系院生に限らずどの就活生にもオススメしたい方法になります。

あーだこーだ言ってきましたが、忙しさを言い訳にせずできる限りインターンシップには参加しましょう


参考になった方はいいね、フォロー頂けると励みになります!
また、X(
@asakumo_hikari)のフォローも是非よろしくお願いします。

それでは次の記事でまたお会いしましょう!
サラダバー!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?