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奇跡の予感、予感は未定
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こちらは諏訪旅行の際にお世話に成った華乃井ホテルさん。
建物自体はレトロ(よって最近珍しいホテルキー)ですが、お部屋はとても綺麗。
何が素晴らしいって机の位置!
窓に向かってある広い机、机の周りの光源の多さ!
目茶苦茶書き物したくなる配置ですね、これは葉書きを買って大正解。
今回の目的は諏訪大社巡りでしたが、もう一つの目的は「積読消化」でした。
因って「參拝と書き物と読書以外は絶対に何もしない!!」と強く決めていたのです。
実際久し振りに豪州の友人から電話打診がありましたが、「今日は參拝と読書以外しないからリスケで!」と断ったよ人で無しか。
読もうと思っていたのはスマホに入れてある黒川伊保子さんの「日本語はなぜ美しいのか」。
それと以前「民俗学ホラー」として話題に成っており最近購入してみた芦花公園さんの「異端の祝祭 佐々木事務所シリーズ」、
こちらと併せて「日本俗信辞典」を。
メインは前者でしたが何と無しに後者を開いてみたところ、冒頭の登場人物紹介に
・ミシャグジ
・モリヤ
の文字を発見。
「諏訪信仰、目茶苦茶興味ある癖に全然調べてないし勉強してないなぁ…何なら本すら持ってないなぁ……諏訪にゆくのに不謹慎だなぁ」
と思っていた旅立ち前。
まさかの不意打ちで「ミシャグジ/モリヤ」の文字を喰らい軽くパニック、夢オチを一瞬疑う手前。
そして「これは運命だ、奇跡だ!」とトキメキが暴走し、ターゲットを後者に変更したのでした。
まぁ、そんなに上手くは行きませんでしたが。
詳細は避けますが内容としては諏訪信仰、ほぼ関係無かった。さらーっと出たくらい。
そしてホラーでも民俗学でも無かった。
そうだよね、そんなに上手くはゆかんよね。
大人しく諏訪信仰の本をお迎えします……。
そんな氣持ちを抱えつつ無事読了。
眠くなり早めに就寝。
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2日目は朝食をゆっくり食べ、これ又ゆっくりチェックアウト。
残念ながら赤不浄に成ってしまったので、大人しく洩矢神社は諦めました。
ちゃんと諏訪信仰について調べてからのリベンジ案件へと持ち越しです。
で、お天氣雨です。雨女あるあるです。
赤不浄に成ったからね、龍神さまがキレイキレイしてくれてるのかな(遠い目)。
2日目のメインは神官長守矢史料館です。
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こちらの史料館は拝観料100円。
御頭祭の復元があります、そして撮影も可。
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尚、しおりも100円。
勿論購入しましたが、あと2冊買えば良かった…と後悔したので又近い内にゆきたいです。
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敷地内に墓地があるって凄いな。
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建築物が好きな方にも楽しい(かもしれない)藤森照信ワールドを少し味わえますね。
茶室「空飛ぶ泥舟」は名前もフォルムもどこかジブリ味があります。
こんな感じで弾丸諏訪旅は早めに終わりました。
翌日の仕事が早かったので、このまま帰路へつき16時には帰宅しました。
勿論ごはんはスルーされました。
次は諏訪信仰をちゃんと…否…今よりもう少しは…勉強した上で挑み、洩矢神社も參拝したき所存です。
取り敢え不購入した史料館のしおりは冒頭の挨拶だけでも胸がいっぱいに成ったので、次回も史料館にはゆくぞ!