応援し続けていた人が推しグループに加入した話
三連休で早速睡眠時間が狂って脳が冴えてしまったので好きなものについて語らせてほしい。
数年前、あるアイドルグループにはまった。名前自体は前から知っていたが曲を聴いてパフォーマンス力とメンバーに魅了されそのグループの在宅オタクへと成り果てた。
はまった当時のご時世的なものや小心者すぎた故の在宅オタ活だったが今思うとこの時もっとライブに行っておけばよかった。しかし在宅も楽しかった。メンバーのTwitterを追ったりYouTubeでコメント遡って共感したりなどをしていた。
そしてそのグループが所属している事務所では毎年合宿オーディションが行われている。同時に配信もしているので、オタクたちは遠い未来推しメンになるかもしれない子を見つけ応援したりしている(多分)。
私もこのオーディションを知ってからは毎年配信を追っておりそのグループもこれきっかけで好きになった。
そして私はある年のオーディションで今後推しになる1人の女の子を見つけてしまった。
第一印象はタイプだ!だった。
彼女は恐らく以前表に出る活動をしていた訳ではなかったが、視聴者からも人気が高かった記憶がある。まず顔面がいい。そして素人の自分から見てもパフォーマンス力も高かった。あと個人的に好きな歌声だった。
でもその子はその年のオーディションでは脱落してしまった。脱落のコメントでまた受けますと言っていたので来年のオーディションを待ち続け、彼女が新しく活動してるのではないかとTwitterで検索かけたりした。
この時から私の頭の中では「推しちゃん推しグループに入ってくれー!!」という願いが湧いていた。叶ったら私の本望だ。
この子がこのグループに入ったら最強になっちゃうのでは???推すしかないっしょ!(限界オタクの脳内なので何もつっこまないでね)などと思う日々。
そして彼女は宣言通り翌年の合宿オーディションにも参加した。待ってたぜこの時を!!!!
しかしそこでも脱落。
脱落していたがもう彼女は次へと切り替えできていたのが印象的だった。去年より確実に変わっていた。強くなっていた。ああこれは次できっと合格するなどと思いつつも脱落を惜しんだ。
そしてその約半年後、彼女は非公開オーディションで合格して推しグループに加入した。
1番最初はTwitterで、加工された顔写真が投稿されたがあれ、これもしかしてあの子じゃん…?と思ってからの私のテンションは大気圏を突破していた。
約一年半応援していた子が、諦めずにオーディションを受け続けて推しグループに加入したのだから。
自分のことのように嬉しかった。いや、これは自分のことだ。
落としても受け続けて、しつこかったなんて社長に言われてたけど、どんなにアイドルのオーディションを受け続けても落ち続けて年齢制限に到達してしまった人だって少なくないはず。
彼女が合格したのはオーディションを受け続けたからでは無く、オーディションを受け続けることでそのグループに必要な子に変わったからだと私は思ってる。
そして推しは今、推しグループで活動している。彼女の目標はオタクである私の目標だ。
BiSのヒューガーちゃん、目標に向かって進んで行くあなたをずっと応援しています。
BiSは彼女の加入後もメンバーが入れ替わってもう少ししたらツアーもやるし曲もとてもいいので気になった方は是非 いくらでも宣伝する。