あの頃を振り返る〜安室奈美恵編①〜
人生の自慢のひとつに、安室奈美恵の最後のドームツアーに行けたことがひとつある。
東京ドームでのライブだった。友達が最後だからとファンクラブに入って抽選してくれて、誘ってくれて行けた。とってもいい思い出。しばらく安室奈美恵はサブスクで聴いていたのに、急に聴けなくなって寂しいなぁ…と思うこの頃。
ここで、誰にも聞かれてないのに、自分と安室奈美恵の関係を書きたいと思う。
1987年生まれ、6コ離れた姉と7コ離れた姉がいる。CAN YOU CELEBRATE?が流行っていた頃は、まだ11歳から12歳。自主的に音楽を聴いていなかった頃。あの頃はテレビの影響力すごくて興味がなくても耳に入っていた…
181920のベストアルバムで、過去の曲は聴いていて待望の復活!
このあたりから、安室奈美恵をリアルタイムで聴くようになる。
全盛期と呼ばれるちょっと後の安室奈美恵を聴いていた世代なのだ。
I HAVE NEVER SEEN
復活第1弾の曲、テレビで聴いてた時は地味な曲だなーと思っていた。何より安室奈美恵の歌唱力を存分に発揮しにくい難曲をあえて復活曲にするのはなんで?と思ったけど後々になって聴くとスルメ曲、とてもカッコイイ!
RESPECT the POWER OF LOVE
爽やかな安室奈美恵!!声の伸びも最高!みんなこういうの待ってたよね?みたいなファンに寄り添い系な一曲
toi et moi
ポケモン映画の曲でサビはテレビとかでもよく流れていて、でもよくよく聴くとサビ以外は難曲も難曲、ラップっぽいかんじやらなんやら、ポケモンの曲なのにカラオケで歌わせる気ないだろ!的な。そして、この曲はアルバム等に未収録で幻っぽくなってたから、サブスクで聴ける様になった時は嬉しかったなー!改めて変な曲!って思った。でもこれ、おそらく安室ちゃんだからなんとかしてる曲でもあると思う。
SOMETHING 'BOUT THE KISS
当時はあまりはまらなかったけれど、チャートにはジワジワずっといて、声を張らなくてもセクシーな歌声が印象的…そう!個人的にはこの曲はこの先におけるキーになっている曲なのでは?と思ったけどFinallyには未収録、あれー?振り返ると、ちょっと違うかもだけどDreaming I was dreamingも声を張らないけど、ジワジワ響くタイプの曲でとても好き。
LOVE2000
hitomiもそんな曲出してたけどノリは全然違う。聴きやすくはないけど、新鮮で当時は結構聴いていた。そして、GENIUS 2000というアルバムにつながる。だんだんと脱小室哲哉していくわけだけど、このアルバムは小室哲哉とダラス・オースティンの曲がありアルバムの統一感はなく、色々試している時期なのかな、という印象。
個人的にはアーティストは、
①めっちゃヒットする!(これが難しいけど)
②世間に求められる似た曲を作らされるが、だんだんみんな飽きてくる
③模索する時期がきて、一旦固定ファンだけが残る(固定ファン踏ん張りどころ)
④迷走してるとか言われる、でも二番煎じもヒットしなくなる
⑤とっ散らかったアルバムをつくる
⑥その後2−3枚アルバムだして、今までとは違うコンセプトが出てきて、世間から再注目される、
⑦迷走してる時期の曲も再評価されだす
⑧音楽性が広がり、レジェンド化していく
みたいな流れがあると思うんだけど、GENIUS 2000はその始まりあたりに位置すると思っている。
また続きを書きます。