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吃音持ちの私が実践して効果があった裏技

「吃音症」

あなたはこの病気、障害を知っているでしょうか?

簡単に言うと声が出ないんです。
一口に声が出ないと言っても三種類に分類され、

  • 連発
    例)こ、こ、こ、こんにちは

  • 伸発
    例)こーーーーーーんにちは

  • 難発
    例)・・・・・・こんにちは

といった具合になります。私は伸発は経験したことないのですが、連発と難発は何かを喋る時にほぼ必ずと言っていいほどでます。
人によってこの3つのどれかだけだったり、3つ全て症状がでてしまうこともあるんです。

主に幼児のときに発症して数年で自然に治るらしいですが、私は中学生で発症してそこから成人しても全く治っていません。


吃音症の割合は?

吃音症の割合気になった方も多いのではないでしょうか?

100人に1人

いると言われています。1%です。
え、そんなにいる?あまり、もしくは全く出会ったことないよって方も多いと思いますが、これは軽度すぎて自分でも分からない人もいれば重度の人まで含んでいる数字だからです!重度の人に限ればもっと少ないはずです。

苦しんだ経験談

先程も書きましたが、私は中学生で発症しました
学校帰り友達の親が家まで車で送ってくれて、

「ありがとうございました」

を言おうとしたときに

「あ、あ、あ、あ、、、、ありがとうございました!」
と言ってしまったことが自分の中でも衝撃的すぎて10年以上経った今でも鮮明に覚えています笑

この日を境に日々が変わり、忘れ物をして先生に言いに言った時にどもりまくったりしたのもよく覚えています。

何故か高校の面接時は全く吃らなかったのですが、高校入ってから自己紹介が恐怖で仕方なかったです

や行が私は苦手なので美容室行った時など、予約の「よ」が言えず未だにずっっと
「よ、よ、よ、よやくしていた〇〇です」
と言っています、慣れるもんだとか言いますが全く慣れないです!

波があるので全く声が出なくくっそ辛い時期もあれば、スムーズに声出すぎて今まで溜まってたおしゃべりしたい欲が爆発して喋りまくっちゃうHappyな時期もあるんです!

治療方法

吃音症は未だに確立された治療法は実在しません。
一般的には言語聴覚士、カウンセリング、認知行動療法などが用いられ軽減できることがあると言います。

早く研究され完全な治療法が発表されることを日々まちわびています!

私が実践して効果があった対処方法

治療法がないなら自分で色々試してみよう!と思い、思いつくことをすべてやってきた中で私的に効果あったかなというものを3つ紹介いたします。
(100%効果がある!というものではありません。あくまでも個人差があります)

1.腹式呼吸

これははじめてやってみたこと、この3つの中で効果は薄い方でしたが、即効性はアリ!

やり方としてはそのままで、胸式呼吸してる方が多いと思いますが腹式呼吸に切り替えて話すんです。
息を吸った時にお腹が膨らみ、その後息を吐くと同時に声を出してみるんです!

どうしても声が出ない、そんな時にこのすぐにできる対処法を是非試して見てください!

2.相手に伝えることだけを考え、すぐに話す

誰かと話しているときも常に吃音のことを意識して次返す言葉を頭の中で組み立てて最初の文字を意識しているはずです、吃音のあなたは!
でも、それは

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