普通の日

 明日は面会の日だったけど
ばあちゃんが検査入院になってキャンセル。
90代になると検査も体にこたえるだろうな。
ホームに入るという慣れないことしたから心臓に負担がかかったんじゃないかと本人は言うけど、
もしホームに居なかったらもっと大変だったんじゃないかな、と私は思う。
ホームに入るタイミングって難しいな。
 ばあちゃん自身がホーム入りたいと言い出した。
ケアマネさんは、まだ頭もしっかりしてるから
もう少し考えたほうがいいよって、ホームに入った途端に痴呆が始まることもあるよってアドバイスしてくれた、
そうしたらばあちゃんは「それならそれでいいと思ってる」って言った。ばあちゃんの覚悟を感じた。
私は寂しく感じた。そこまで覚悟してホームに入るほど一人暮らしが大変だったのかな、とか
家族に気を遣っているのかな、とか。
私には具体的に何もできないのが現実。
 
  残り一個のケーキ食べて、いただいた助六寿司食べて、少し太ったとか考えている私の今日みたいな普通の日が幸せなことだと思えた日。

バナナタルトの中にブルーベリーのジャムみたいなのが合う
助六寿司って名前がいい

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