スロバキア料理を食べよう。〜オーストリアからスロバキアへ日帰り旅行⑥
聖マルティン教会(1回目)見学後は、ごはんを目指す。
途中城壁の道やミヒャエル門も通ったけど、特筆することもないので、また別にブラチスラヴァの風景記事で写真は上げます。
利用したスロバキアのバー・レストラン
スロバキアで食べる唯一の食事、ということで、ここはちょっと奮発していいことにした。
とはいえお高級なレストランに行くわけではない。
ローカルフードが食べられる、地元の人が行くようなレストラン。
下調べはしておいたお店の名前は「Bratislava Flagship」
ここが一人でも食べられそうな量でも提供しているメニューがありそうな店だった。
これ、ヨーロッパ一人旅をするにあたって、結構でかいハードルだったりする。
私は自分で注文したものの、お残しはしない主義なのだ。大量に提供してくる店を避けねばならない。
入り口は小さくて、扉→すぐ店!じゃないので、迷うかもしれない。
扉→奥に進み、突き当りを曲がり、階段を上ってようやく店にたどり着ける。
店内に入って、さっそく目の前に展開されているショーケースのケーキがでかい。
スロバキアの甘いものにも興味はあったが、今はごはんが優先だったのでチャレンジできず。
せわしないウェイターさんに積極的に声をかけ(立ってるだけだと相手にされないそれがヨーロッパ)
さらに二階に案内される。
広めのテーブルにつき、メニューを開く。
調べておいた、スロバキアのダンプリングと、ソーセージのおつまみセット。
そしてコーラを注文した。全部で17.1€で+1€だけチップ上乗せ。
スロバキア料理 ブリンゾベー・ピロヒ
ジャガイモと小麦粉で作った皮へマッシュポテトを詰め餃子型へ形成。羊乳のチーズソースをからめた(またはマッシュポテトにブリンザを混ぜ込み、餃子型へ形成。サワークリームを絡めた)料理。(wikiより)
味はほぼチーズ。ゆるい半固形状のクセがあるチーズのダンプリングって感じ。
ロシア料理が好きで、日本でもよく食べていたのでそちらを基準にしてしまうんだけど、旧ソビエト圏の料理=ダンプリングのイメージがあったので、これは食べておきたかった。
なお、スロバキア料理に「ブリンゾベー・ハルシュキ」という料理があるが、ブリンゾベー・ピロヒと形が違うだけで材料も味も系統が似てるらしいので、食べ比べの時以外、同時注文はおすすめしません。
おつまみソーセージセット
メニュー名は忘れました_(:3 」∠ )_
ビールを飲む用のおつまみセットだと思われる。
濃い味のソーセージ3本と、ピクルスにザワークラウト。
青いやつ、一部唐辛子かと思ってかじったら、全然辛くなかった。
なーんだと思って、付け合わせのソースの片方をなめてみたら、こいつがめちゃ辛かった。なんだこの罠。
ワサビのような、ツーンと抜ける辛さ。
ラディッシュ的なやつなのかな?
ソーセージは味が濃かったけど、おいしかった。
イギリスで食べたソーセージは血なまぐさくてまずかったけど、
これはちゃんとおいしかった(イギリス飛び火)
鍛えられた日本人を見よ。
途中、スタッフさんに声をかけられた。
英語で話しかけられたが、この状況はオーストリアの旅行記で見かけていたので、何を言われたのか察しがついた。
「move?」というと、そうだと言われた。
店が混んでくると相席を頼まれることがあるらしい。
私の使っている席は広かった。8~10人くらい座れる席だった。
だから、隣の4人席に移動してくれということらしい。
快諾して、自分の荷物と皿をできる限り持って、移動。
サクサク移動を済ませたら、スタッフさんにまた話しかけられる。
すごい笑顔で、どうやらベタ褒めされているらしい。
「あなたの行動は素晴らしい」とか「あなたの協力的な姿勢は素晴らしい」とか、多分そんな事を言われていたと思う。
ふはは。兄さん、世界一行儀がいい民族、我、日本人をなめるなよ?(にこり)
そしてその後、次くる大勢客の為に机をガッタンガッタン
椅子を別の机にあげてドッタンバッタン。
準備の様子がすさまじかった。
日本だったら「埃がたつ!」とか「うるさいんだけど!」ってクレームになっちゃうレベル。
でもここは日本じゃないからね。
あるあるでしてよ…
と、気にせずご飯を食べ続けた。
ここのお店は内装、スタッフの対応、料理と全体的にとても良かったです。
wifiももちろん飛んでました。
ただ、一人で食べてる人はやっぱり少なかった、というか私の他にいたかな?
大人数で飲みに来るところかもしれない。
(とはいえ、ヨーロッパは一人飯の人基本的に少ないので、これはどこも同じかな)
続く!