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スロバキアには着いたけど。〜オーストリアからスロバキアへ日帰り旅行③

さて本題。

乗り換えたバスは田園風景の中、ひたすら進む。

ブラチスラヴァに直行ではなく、鉄道で停車するはずだった途中駅にもいちいち寄るので、まぁ時間がかかります。

これなら最初からバスで移動すればよかったな(2回目)

そして11時半ごろ、ようやく鉄道での目的地だったブラチスラヴァ・ペトルジャルカ駅についた。
(本当は10時半前には到着予定だった。)

ブラチスラヴァ・ペトルジャルカ駅

ぺとるじゃるかってなんぞや。

実はウィーンなどの主要都市を結ぶブラチスラヴァの駅は、大きく2つある。
ブラチスラヴァ中央駅と、ブラチスラヴァ・ペトルジャルカ駅だ。
今回は後者だった。

そしてこの二つの駅、見どころが集まっている旧市街とは絶妙に離れている。

だからこそ、「駅からはバスかトラムでも使ってよ」ということで、ブラチスラヴァチケットは、市内公共交通機関乗り放題がついてるのだ。
なんとなく、駅に電車が着くタイミングで、適当なバスがあるだろ、と高をくくっていたのだが、
電車で定刻通り到着ではないので、どうしようもなかった。

調べようにもSIM電波は死んでいる。
ペトルジャルカ駅にも入ってみたが、フリーwifi飛んでいなかった。もー。

駅前のバス停に行き、時刻表を見て見たが、まず地名が読めない。
ドイツ語か、下手すればスロバキア語なんじゃないのかコレ…(だろうな)

となると、人に訊くしかもう方法はないのである。

1台め。少し離れたところにバスが来たので、運転手に訊こうと小走りで近寄ってみるも、さっさとドアを閉じられる。
2台め。今度は運転手に「オールドシティ?」「ミヒャエルゲート?」「ブラチスラヴァキャッスル?」と訊いてみたが、
無言で首を傾げられ、手を振って追い払われた。

あー…これはあかんやつ。
観光客に慣れてない人の対応だ。

観光客に慣れている。もしくは、こちらの話を聞こうとしてくれる人というのは、
言葉がわからずともなんらかのワードを発する。

まったく聞き取れない場合も多いけど、でも、お互いわかるかもしれない共通ワードを探してくれたりする。
わかりやすく、多いのは地名ですね。

この運転手は一言も発さなかったので、その気はなかったということ。
まあしゃーなしなんだけどさ。多くを求めてもしかたない。

そして2回拒否られ、他に訊けそうな人も見当たらない。
駅員もいるんだかいないんだかわからない。

こうなると、考えるのがめんどくさい。

一応、駅から旧市街まで歩いた人のブログは読んでいた。
「素直にバスに乗ればよかった」と書いてあったが、歩けないわけではない。
40分。 徒歩40分圏内

幸い雨は降っていない。曇りだ。

「寒い」と「冷たい」以外なら対処はできる。
GPSも生きている。
じゃあ、なんとでもなるべ。

歩けばいずれは着くのだから。

ブラチスラヴァ城らへんが目的地

続く。

個人的一人旅マイルール:タクシー使ったら負け。(全ての術がなくなった時と安い時だけ使ってOK)

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