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晴れその後 影る
晴れ間の話。
「白んできたなあ」、とカーテンの隙間から洩れる明るさで、思う。
やがて、日が当たってくると、いい天気の朝だと認識する。
晴れだと思ったら、洗濯が最優先。
それと、布団干し。
そして、日が陰ってくると、「今日も、一日いい天気だったなあ」っと、布団を入れて、洗濯物を入れる。
日常のあるあるなのだが…。
子供の頃や、引っ越し前に住んでいた所は、それが普通の当たり前=日常。
でも、今は、普通の当たり前に、「日常」と言うための、条件があると知った。
さすが、南北に長い日本列島。
海と山のある国だね。
今の住居、真冬になると、7時半前後で、ようやく朝日が顔を出す。
晴れ間のいい日当たりを、洗濯干しに使うなら、14時までが限度。
日差しが、山に遮られる。
冷え込んだ朝は、霜や、霜柱を気にしながらの洗濯干しになる。
霜や、霜柱が溶け、洗濯が干せるのは、9時が最速。
5時間の勝負。
「温かい」と感じる日差しで、5時間では、洗濯物が乾くのか微妙。
雲がでれば、はい!アウト。
家の周りには、自然が多い。
そして、高い木も多い。
ちなみに、道を挟んだお隣には、16時頃まで日が当たる。
立地とはいえ、真冬の2時間は大きいよね。
布団干しは、更に厳しい。
ベランダの向きの関係で、布団干しは、日の当たる時間が13時頃まで。
冬ほど、布団の枚数が増えるのに。
毎日のように干して、なんとかサラッとをキープできる。
そんな、状況になる。
「晴れ」以外は、もちろん、あきらめろだ。
晴天で、風も穏やかな日には、ゆったりするより、洗濯物と布団干しが気になっちゃう。
さらに、足しこまれる条件に気温がある。
晴れていても、最高気温0度。
夜は、氷点下の二桁。
この状態で、洗濯物、乾くのかしら?
布団、乾燥しているといえるかしら?
標高も高い、内陸住まい。
周囲には、高い山もある。
ほんと、環境って、すごいね。
子供の頃、1日で乾いた洗濯物が、3日かかるとか、除湿機が必須になるとか。
ちょっと、ため息。
今回、久しぶりに、快晴だと、忙しく布団を干した。
洗濯物も乾かしつつ、紅葉を愛でながら、お酒と、食事を楽しんだ。
それでも、乾ききらないかも?の厚手には、除湿機をお供にしながら、犬と過ごす、昼下がり。
真冬に向けて、さらに、ストイックに条件クリアを目指すことに。
夜の冷気を防ぐための、雨戸の明け閉めも必須になるからなあ。
日常に取り入れつつある、条件のクリア。
いや、環境適応、すごくねえ?…まあ、15年も住めば解ってきますとも。