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書く習慣1ヶ月チャレンジ Day5 昔はどんな子どもだったのか

子どもの頃を振り返ると、
自分はあまり物怖じしない子どもだったと思う

新しく人と仲良くなることは得意だった。
小さい頃から何度も転校を経験していて、自己紹介が得意だった。新しい環境に適応するのも早かったと思う。
相手が子供であれ大人であれ、新しい人と関係を築いていくことに物怖じしなかった。

人前で話すことも得意だった。
小学生の頃は児童会の会長に、中学生の頃は生徒会書記に挑戦した。全校生徒の前で話す機会も何度もあった。でも、ほとんど緊張しなかった。
緊張しなかったのは、おそらく、ピアノを習っていたからだと思う。ピアノのコンクールでは、音楽ホールで大勢の聴衆や審査員を前にひとりで演奏するのだが、どんなに緊張していても舞台に立てば最後まで演奏するしかなくなる。何ヶ月も準備して一回の演奏に賭ける、しかも入賞するためにはミスも許されない、そんな状況でひとりでピアノを弾くのである。かなりのプレッシャーだ。
そんな経験を私は7歳の頃からやっていたので、人前で話すことを含む学校生活の大抵のことは、ピアノのコンクールに比べれば小さいことだった。

はじめてのことに挑戦するのも問題なかった。
私は小学生の頃から、両親にたくさんの習い事をさせてもらった。小学校にしか自分の世界がないような小学生という時期から、習い事を通して所属も年齢も違う人たちと関わり、小学校では学べないことに取り組んできた。
それらの経験のおかげで、全く新しいことに挑戦する時にも、「あの習い事のこの技術が活かせるかも」とか、「あれに比べれば簡単」とか、比較計量して考えることができた。
小さい頃に何かに挑戦して、成功した、または楽しかったという経験があったこと、これは大きい。物怖じしない性格は、中学生、高校生と年齢が進んでも変わらなかった。
大学生の頃は、一人で自転車に乗ってあてのない旅に出たし、大学卒業後は、全て自分で手続きをして中国に留学に行った。
自分がやりたいと思ったらやる、という精神は小さい頃から変わらなかったと思う。

何かに物怖じしてしまう人は、周りからの目を気にしていることが多いと思う。
自分がやりたいからやる、やりたくないからやらない、というスタンスでいれば、自分がどう思うかが主軸なので、人にどう思われるかはという視点はあまり重要ではない。
そもそも、どんなことでも自分がやりたくてやったことなら、結果的に成功しても失敗しても、なんらかの教訓を得られるという点で大成功なのである。成功したという経験を得た、失敗したという経験を得た、これだけで儲け物だ。
最近、私の友達は職場の人にスノーボードをしようと誘われて、一緒に行くかどうかを悩んでいた。その友達は九州出身で今までウィンタースポーツに縁がなく、スノーボード未経験だった。一緒に行く人たちはみんなスノーボード経験者だったので、自分が足を引っ張るかもしれないと思ったらしい。私は、やらないと得意か不得意かわからないから、やりたいならやってみればいいと言った。やって面白いと思えば、自分はスノーボードが得意だとわかるし、やって面白くなかったら、スノーボードは自分に向いてなかったとわかる。どっちも新しい発見があったという点で、大成功である。
実際に、この友達はスノーボードに挑戦して、とても楽しかったらしい。自分の新しい趣味になるかもしれないと喜んでいた。

物怖じしないことは、私の人生でプラスだった。
とりあえずやってみることに、なにも制限はない。やってみたあとのことは、やってから考えれば良い。まずは気軽にやってみる。

これから先、不安に襲われて何かに挑戦することができなくなることがあるかもしれない。そんな時は、「小さい頃から自分は何でも怖がらずにやってきた」という事実を思い出して、自分を奮い立たせたいと思う。

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