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あるいは、ユートピア

今回の映画チョイスは、役者の頃に一緒にお仕事した方が出演していたので、観てみました🤭
内容的には、好き嫌いが分かれそうな作品です。

観ている途中で、『なんだか自分には合わないな』って思ったら、やめていいと思います(笑)
個人的には悪くなかったけど、こういう作品が合わない人も一定数いると思うので(笑)

あらすじ

大量発生した謎の巨大生物によって、ホテルから出られなくなった人間たち。
非暴力&不干渉で助け合いながら平和に暮らしている。そんなある日。
1人の人物が遺体となって発見される。
逃げそびれたのか、逃げなかったのか、真面目なのか、ふざけているのか。
轟音が鳴り止まない。ここは地獄か、理想郷か。「非暴力、不干渉、相互扶助。以上です。この三つだけ守りませんか」


第37回東京国際映画祭「Nippon Cinema Now」部門でワールドプレミアとなった、金允洙(キム・ユンス)監督の長編デビュー作『あるいは、ユートピア』
2016年のndjc:若手映画作家育成プロジェクトに選出され『白T』を監督、2021年に『日曜日、凪』で第34回東京国際映画祭 Amazon Prime Video テイクワン賞を受賞した金允洙(キム・ユンス)監督のオリジナル脚本による長編デビュー作。

2024年、日本。地球は「大量発生した謎の巨大生物(アレ)」に支配されている。 国民保護サイレンと地鳴りのような轟音が響く外の世界。あるホテルで生き残った12人は、世界の終末を知りながら小さなコミュニティを形成し支え合いながら日々を過ごしていた。 小説家である牧雄一郎、家族を亡くした松岡徹。自殺志願者としてホテルに集まった宮田朝日、功刀啓介、末永明穂。ドラマの撮影でホテルに宿泊していた女優の大西美和子とマネージャーの瀬戸一花。出張でホテルに宿泊していた三好善司とその部下の柳紀子。自衛隊の救助隊としてホテルに来た山本宗介。ホテルの支配人である鶴見晃とオーナーの平山健。 2年後の2026年。ホテルの会長である平山健の死体が発見される。自殺なのか、他殺なのか。この事件をきっかけに、ホテル内での人間関係に亀裂が生じ始め、事件の真相を探る中で、それぞれの住人の過去や秘密が明らかになっていく。

ネタバレ

ホテルで生き残った12人。
それぞれの事情があって、避難しなかったり、避難しそびれたり、、

妻と息子に置いてきぼりにされた松岡が、自分の不満を周りに当たり散らして、みんなが怯える中、自衛隊の山本の銃声で静かになる。
オーナーの平山がその場を取り持ち、おさまる。

この後、それぞれの抱えている事情をかいま見ていくことになるのですが、みんなそれぞれ様々な状況で、途中眠くなってしまった(笑)

様々なことを抱えた人達、協力しながら、配給制、当番制に順応していく。
麻雀をしたり、卓球をしたり、運動したり、読書したり…

2年間は、なんとか?やってこれたけれど、ホテルオーナーの平山が死体で発見されてから、少しずつオカシクなっていく。
平山の遺体は氷風呂に入れて腐敗を遅らせたものの、遺書もスグには見当たらず、、、

しばらく経ってから、オーナーの遺書も無事に見つかり、みんなで葬儀を執り行う。
誕生日パーティーどころではなくなり、遺書がドコにあったかの話になり、牧が、身分を偽っていた事が判明😳

結局、アレが来る前より、今のがいいじゃないって話になって、みんな仲直り。
翌日には、オーナーの弔いと女優大西のバースデーパーティーを開催。
そこへ救助の自衛隊登場(笑)
早く指示に従えと言われて、その場で自殺する宮田。
他のみんなも抵抗するも、自衛隊の人たちに連れて行かれる…

【あるいは、ユートピア】ってタイトルが物語っている作品でしたね。

好き嫌いが分かれそうな作品だと思いますが、登場人物たちの気持ちにシンクロしてしまう部分が多かったから、個人的にはこんな状況も悪くないなと思う自分が居ました。

立場や状況によって、【何が自分にとって幸せなのか】って、変わるものですから。

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