![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120893155/rectangle_large_type_2_50cdf40bd2e3288e737ce6d41828e95c.jpg?width=1200)
秋の空
バカでかい雨が降る。
さっきまで日が出ていて、一緒に良い1日にしましょう。
という顔をしておきながら、ヒステリック途端に雨を降らす。
その国の女心を反映し、各国の天気などは成り立っているのだろうか、と少しばかり考える。
とりあえず今は、あなたが部屋から出られない事、それが今の良い1日の過ごし方なのです。という解釈でいこう。
洗濯物を干す。
洗濯物干し台をギリギリまでベランダの内側に寄せ、雨が当たらないようにする。
クイックルワイパーで床を掃除する。
クイックルワイパーを最初に考えた人にありがとうを言いたい。
ありがとう。
そういえばさっき、洗濯機に向かう途中で美しい人とすれ違った。
この前もすれ違った。嬉しい。
先週、意識にやられそうになった。
色々な物を遮断し、彼女に懇願し一緒に眠った。
眠った夜、叫んでいた。
夢の中で、何かに襲われ、恐怖すぎて声が出ない状態になる。
でも、ここで声を出さないと誰も助けてくれない、という護衛本能が働き、苦し紛れにウゥーと大きめの声で唸る。その自分の声で起きる。
謎の不安が僕を襲っていた。
不安が極限状態になるとこういう事になる。
大丈夫になった。
支え合わなくちゃ、助け合わなくちゃ、やっていけない事、
何度でも刻み込もう。