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実践してみないとわからない。お客様の反応から得られるもの(2024/9/19)#114

先日、人生初のマルシェ出店をしたさくまるです。

マルシェでの最大の収穫はこちらに記載しています。

今日はそれ以外の「実践してみて気付いたこと。お客様の反応から得られるもの」についてです。



どんな内容で出店したの?

私は普段インクアートという絵を描いたり、アートを用いた雑貨やアクセサリーの制作をしたりしています。

今回のマルシェは、販売とアート体験ワークショップで出店しました。

手前がワークショップ
奥が販売コーナー



商品ラインナップのテーマ

初出店でどんなものが好評か不評かもわからない状態でしたので自分なりにテーマをもっていきました。

それは「秋カラー」です。

9月に入りまだまだ暑いですが、店頭のお店はすでに秋モード。

ハロウィングッズが並んでいたり、秋服や早いところでは冬用ダウンなんかも売っています。

ならば私も!と秋っぽい色をイメージして、赤、黄色、カーキなどの商品をメインに持っていきました。

またインスタで商品をアップしたときの反応や、友達に商品をお試ししてもらった時の反応を踏まえ、きっとお客様にお手に取っていただけるだろうという商品の在庫を多めに持っていきました。


予想外のことだらけ

結果は、、、

「これがいいー!」
と多くの方が手に取ってくださったのは全く予想外の商品でした。

在庫多めに持って行った商品は1つも売れませんでした。

さらに、秋カラーがよいのでは?と思ってラインナップを揃えていったのですが、それは少々見当違いだったようです。

みなさんどんなときも自分の好きな色、気に入った形、似合うものを求めてらっしゃるんですね。

スターバックスの季節限定ドリンクが来客の起爆剤となるためには、スタンダード商品が日頃から並んでいることが必要なのだと。

季節限定商品を出すのは、スタンダード商品があってこそ。

このお店には自分好みのものがある、似合うものがある等、なにかしらお客様と私の共通項を持ってからのほうが効いてくると思いました。

最終的には
「ほんとに秋カラーばっかりだね」
とも言われてしまいました^^;


ワークショップはどうだったか

体験アートしたものをアートフレームにいれて持ち帰れる、というワークショップを行いました。

前の週に行ったうちわ・扇子の色付け体験よりも難易度は高く、インクアートらしさを体験できるものにしました。


インクを垂らして
シュポシュポ風を送って広げます


こちらも思ったよりも体験者様が少なかったです。

場所が狭かったのでデモンストレーションができず、作品も複数展示することができなかったので、インクアート体験といってもお客様がイメージがしづらかったのだと思います。

料金とそれに見合う体験の価値を提案しきれなかったのが原因かと思います。

また、マルシェ来店者の様子を見ていると各出店者さんの固定のお客様が来店している様子で、みなさんお目当てのお店に張り付いて会話を楽しんだり商品を物色したりしているようでした。


番外編

思わぬ良かった点は、地域のグルメ系有名インスタグラマーの方(インスタフォロワー数3万人)の方がふらっとマルシェに来ていて、私のインクアートの様子をストーリーズにアップしてくれました。

カフェのオーナーさんから
「すごいラッキーだね!この人なかなか現れないんだよ!」
とお声かけいただき現場に出てみるといいこともあるもんだなぁと実感しました。



さいごに

マルシェ出店をしてみて、自分の思い込みとお客様の反応には大きく乖離があることがわかりました。

実際に目の前で反応をいただけたのは大変有益で、今後のラインナップに反映させていこうと思います。

マルシェの目的は、商品を販売することだけではありません。

出店者の方との繋がりを持つことも意識していました。

全員の方とお話しし、リラクゼーション系の方以外のお店ではお買い物もさせてもらいました(リラクゼーションは自分のお店を空ける時間が長くなってしまうため行けませんでした)。

商品を手に取り熱量や工夫を直接感じることができたのもよかったです。

今回の学びを次回の出店に活かしていきたいと思います。


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