レーシングポニーの改造

ネット通販で購入したレーシングポニーで縫うときに便利なのですが、挟める長さが短いため、長物を縫うときは何回も挟み直す必要があります。
この挟む動作が曲者でねじの頭部分が滑りやすく、縫っていて動かない強さまで締めきるのがかなり難しいため、改造してみました。

購入したレーシングポニーはねじを回して革を挟む力を調整するのですが、常に挟む力がかかるよう外側にばねを配置する形に変更してみます。

下の写真が完成形です。
ホームセンターで六角ボルト、平座金2枚、圧縮力が一番強そうなばねを購入し、ボルトに平座金・ばね・平座金の順番で入れて元々ついていたナットに固定して完成です。挟む力は六角ボルトで調整します。革の脱着はレーシングポニーの稼働側を広げる要領で行うため、都度ねじを回す必要がなくなります。

元々の構造ではねじが回しにくく、長物を縫うときは挟む位置を変更するのに度々時間をかけていましたが、改造後は取り外すのにかかる時間を短縮でき、挟む強さも一定に管理できるため作業が楽になりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?