つぶやき日記2️⃣7️⃣1️⃣
なんとなく目が覚めた。
窓の外には曇ってぼんやり見えている月。
今日は満月。
月を眺めていたら
娘の事を思いだした。
少しずつ当たり前ができるようになってきた
そのひとつひとつを嬉しそうに
LINEしてくる。
彼女の入院中とても悔しくて
情け無い事があった。
彼女の父親である夫は
東京に住んでいる。
彼が見舞いに来た日。
ちょうど入院費の請求がきた。
支払い日まで一週間ほどあるけど
娘とどうするか話し合っていた。
娘はその時会話は出来るけど動けない。
積み立てや解約に行く事ができないから
立て替えといてくれないかと
頭を下げる。
おばあちゃんが貸してくれるって言ってるし
わたしも出せるから大丈夫心配しないで
そういう話しをしているのに
彼は自分には関係ないって顔で
病室のTVをみてる。
彼は8月義母が亡くなって
遺産が入っている。
なのに自分が出すとも
立て替えるとも言わない。
その後何度か入院費の話しをするけど
一度も自分が出すとは言わなかった。
おばあちゃんですら
自分の無けなしのお金を出すと言ったのに。
自分の娘なのに。
娘がこんな状態にあれば
自分が借りてでもどうにかしようって
思わないのかな?
大切な娘ではないのかな?
わたしが間違っているのかな?
彼が帰ってから娘に
あんなお父さんでごめんねって言ったら
彼女はいいよお母さん
わたしには貯金あるし
お父さんは買いたいものがあるんだよ
カメラとかすきなもんをさ、、
どんな思いでそう言っているんだろ
悲しかった。
カメラと同じ?
娘の命。それ以下?
そう思ったら悔しくて
わたしは愛情もないこの人と
いる意味があったんだろうか?
子供達が結婚する時両親揃って送り出したい
そう思ってここまで我慢してきた日々は
なんだったんだろって
悔しかった。
わたしにそういう態度とるのは大丈夫
いくらだって。
だけど娘にそれ?って思ったら
感情の行き場がなかった。
誰かに聞いてもらいたかった。
そうじゃないと心が壊れそうだったから。
彼女がもう少し回復して
日常を暮らせるようになったら
彼と離婚しようと思う。
ここまで子供達を守らなきゃ
そう思ってきたけど
これからは自分を守るために
自分を生きるために
時間を使おうと決めた。
満月の月が優しく照らしている。
頑張れ大丈夫だよって…