広島へ
先週の話。クット・アッテルベリの交響曲第5番「葬送交響曲」の日本初演を聴くために広島へ。
今年はアッテルベリ没後50年。節目の年に彼の曲がどこか近くで演奏されないかと期待したものの、とにかく日本ではマイナーなスウェーデンの作曲家。広島交響楽団がようやく演奏してくれると知り、新幹線の距離はなんのその。
コンサートの最大の良さは、音が五感で楽しめるところ。デジタル音源でしか聴くことのできなかった曲が、演者の躍動的な動きによって立体的に紡ぎ出されていく様子を目の当たりにして、ただ感動。
曲が終わってほしくない、時間よ止まれと思ったコンサートは初めてだった。