田舎のスポーツ環境を守りたい。スポーツで生きていくための気の抜けない日々#2
どうも、「いそいそ」と申します。
平日朝投稿の26日目、明日の仕事終わりにバイエルンvsマンチェスター・シティを観に行きます。
2回に1回のペースで連載を始めました。
地方の総合型地域スポーツクラブで生きていくための日々を書いていきます。
第1回は総合型地域スポーツクラブとは何かを書きました。
今回は、地域でスポーツをやる意義について書いていこうと思います。
日本人の多くは、スポーツを含めなんらかの習い事を経験したでしょう。
スポーツでいうなら、スポーツ少年団、クラブ、部活、サークルなど。
スポーツは文化の一つとして、身近な存在でなくてはいけない。
だから、どんな田舎でもスポーツ環境を守る必要があると考えています。
減っていくスポーツ環境
日本は少子高齢化社会。地方にいくとその傾向は顕著です。
小さな町では、スポーツ活動を維持する人が減り、解散する団体が増えています。
高い月謝を払って、片道1時間以上かけて都会のクラブに行く子どももいます。
そうなると、スポーツができる子どもとそうでない子どもの2極化が進み、文化として衰退していくのは目に見えています。
生まれ育った町でスポーツができる重要性
僕らのような地方のスポーツクラブでは、2極化の例えでいうと、中間層から下の子どもにスポーツの機会を提供していきたいと考えています。
スポーツを本気でやりたいという子ども、あるいはやらせたいという親は、高いお金を払ってもプロの下部組織や有名クラブに通わせます。
そこまではいかないがスポーツを楽しみたい、やってみたい、地元でやりたいという需要に応える存在が地域に必要なのです。
僕らのようなクラブが受け皿として機能することで、「スポーツを諦めなくてもいい環境」がその町につくつことができます。
まちづくりにもつながります。
持続可能なスポーツ環境を目指す
子どもがスポーツをやるだけのスポーツ環境は長続きしません。
指導者確保は?会計や申込といった事務局は?
大人の存在も大切です。
そのためには、大人にこそスポーツに親しんでもらうことが重要です。
仕事、家、スポーツ。田舎にスタバはないけれど、スポーツがサードプレイスになれるよう、僕らがコーディネートしなくてはいけません。
子どもから大人までごちゃ混ぜにスポーツを楽しむ土壌ができたら、そこから指導者やスタッフが生まれてくるのです。