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スポーツは「生業」になるのか
スポーツを生業にしたい。
どうも、「いそいそ」と申します。
すっかり秋が深まり、北海道は冬の気配も感じる寒さです。
「スポーツが仕事」と言われて、どんな職業が思いつきますか?
監督
プロスポーツ選手
プロスポーツクラブ経営
インストラクター
では、思いついた中で、生きていくための収入を得ている「生業」となっている職業・人は一体でどれだけいるでしょうか?
最近、他のスポーツクラブ関係者と会うたびに思うのは、みんな本業が別にあること。(役場職員や先生が多い)
数十年前に比べ、かなり裾野が広がったスポーツ業界でも、生業にするには、まだまだ厳しい道のりだと痛感しました。
日本にとってのスポーツは「体育」
僕たち日本人にとって運動とは「体育」という認識が強いです。
今ですら、部活の顧問をやりたいという動機で学校の先生を目指す人も多いそう。
プロスポーツ選手や監督になれるのは、ほんの一握り。また、所謂、クラブとの期限付き契約職員で選手寿命も短いことから、一生分を稼ぐ選手や監督はその中に、どれくらいいるのか。
つまり、僕らにとって、スポーツは業界選択肢の一つではなく、習い事や余暇活動であり、仕事の片手間に行うボランティア意識が強いです。
仕事としてのスポーツ
では、スポーツを仕事にするにはどうするか。
一つは、高い月謝を払ってもらえるコンテンツをつくること。
元プロ選手など経歴のある人なら集客が期待できそう。
一つは、企業・団体によるサポートを受けること。
スポーツ業界は社会的役割が強く、スポンサードを受けやすいと言えるでしょう。
一つは、行政等の委託事業を受けること。
施設管理を委託される指定管理者や、自治体内のスポーツ事業を手掛けるなど。その委託料をベーシックインカムとし、事業収益を積んでいく形ですね。
大事なのは、生業としたいスポーツの仕事が、どんなポジションにあるのかを把握すること。
僕の仕事のポジションは
これを自分に当てはめると、現時点では企業等によるサポートを受けている状態でしょう。
次なる目標は拠点となる施設と収益を得る「指定管理」、となりますが、スポンサードや事業委託も高級的なものではありません。
いただく金額も最低限。これでは、スポーツ業界に夢はあまりないように思います。
やりがいと生活を両立させたい
はい。地方のスポーツクラブでもやりがいを持って、生活に困らないように収益を上げる。
それを通じて、持続可能なスポーツ環境の構築や、地域の、日本のスポーツ文化を盛り上げたい。
胸を張って、「スポーツクラブ経営専業です」と言いたい。
これを達成するために、ああでもない、こうでもないとやっています。