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子どもがスポーツに親しむ意義とは

はじめまして。「いそいそ」と申します。
新聞記者を辞め、現在、北海道のスポーツクラブで働いております。
平日毎朝投稿の5日目、段々と習慣化できてきました。

スポーツとの向き合い方は人それぞれ違うと思います。
でも、小学生〜中学生の頃は、多くの人が部活動や習い事としてスポーツを実際にやった経験があるのではないでしょうか?

最近感じている、スポーツをする意義について書いていこうと思います。

スポーツの意義

部活動やクラブに入るなどして、スポーツ習慣をつくることにはどんな意味があるでしょう。
体力の向上、礼儀の獲得、社会性、、、色々あるのかなと思います。

スポーツの意義は「自己肯定感と他者肯定感を養う」ことにあると思っています。
試合に勝った、得点を決めた、タイムが縮んだ・・・
目に見える結果として、自分の成長を実感できる。
また、指導者や親、仲間といった多くの人が日常的に関わり、他人の存在を強く意識することができる。
ひいては他人を肯定できるように成長するのがスポーツの意義だと思います。

先日、小学生向けのスポーツ教室を開きました。種目はサッカー。
同じ会場で小学生がサッカーの練習試合をしていました。
スポーツ教室の子どもは常に何かを話していたり、芝生に座り込んだり、横入りしたなどと喧嘩したり。
一方、クラブの子どもは真剣に練習や試合に取り組み、真剣な眼差しでコーチやチームメイトの話を聞き、意見を出し合っていました。
「同じ年齢でこんなに違うのか」
素直に感心しました。

ただ、子どもらしく自由に過ごすのも素敵なことです。自分の思った子をそのまま口に出したり、行動に移せるのは大事です。どんな経験も成長の糧になります。

勝つから楽しい。楽しいから勝てる

最近は、運動会でも順位を決めないなど勝利至上主義が忌避される傾向にあると思います。
少子高齢化によって、子ども自体が少なくなっているため、子どもや親が離れないように、できる限り厳しくならない指導方針のクラブが多くなりました。

そうして育ったこどもは将来、スポーツを続けているのでしょうか?上のカテゴリーに上がるにつれて厳しさは増し、そのギャップでやめてしまう。

勝てるから楽しい。楽しいから勝てる。のだと思います。
厳しい、楽しいは両立できる。

指導の形はアップデートされるけども、昔の厳しさも、今の楽しさもいいとこどりの指導者を目指したいと思います

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