流行とやりたいの間には大きな壁がある。最近の日本代表の躍進を見て感じること。
午後3時半ごろ、児童館へと向かう子どもたちが「ててーて、てててー」と「呼び込み君」のメロディーを歌っていました。
事務所内で、それを耳にし、お茶を吹き出しました。
どうも、「いそいそ」と申します。
僕の職場は、学校や児童館、子ども園に近くて、「子どもの流行」を知ることができます。
幼児がYOASOBIの「アイドル」を歌っていたりと、世間と乖離していない子どもの流行に驚くことが多いです。
それはスポーツも同じこと。
聞くところによると、子どもたちの昼休みの遊びはバスケ一択だそうです。
今日は、そんなスポーツと流行について書いていこうかなと思います。
僕の生まれ年はサッカーが大バズり
僕は1998年生まれ。
サッカーW杯フランス大会の年に生まれ、4歳になる頃、日韓W杯が開催されました。
なんで、地元の少年団に入団した時も、小さな町にしてはたくさんの同級生が入団しました。
そして、あの炎をモチーフにしたW杯試合球のレプリカを持ってきた子が20人中11人と、凄まじい影響力を感じましたね。
今の子どもたちはバスケが流行りらしい
現在に戻って、クラブの子どもたちによると、昼休みの遊びはもっぱら、バスケットボール。
W杯の日本代表の躍進、映画「スラムダンク」に影響されたそうです。
もしかしたら、次はラグビーとバレーが来るかもしれません。
中学部活動で部員が最も多いのはソフトテニス部
ここまでの流れから意外に重いかもしれませんが、日本で最も選手数が多い部活はソフトテニス!
野球やサッカーに比べて、始めるハードルが低いのかもしれません。女子の競技人口が多いのも要因の一つでしょう。
つまり、「流行り」と「実際にやる」の間は、とても高い障壁があるということ。
そこに、習うためのお金、足、場所、人・・・・などなど色々な壁がある世の中になりました。
僕が子供の時のように、地元の少年団に入るのが当たり前ではありません。
スポーツのグラスルーツ(草の根)を担う、地域のスポーツクラブで働く身として、どう、この壁を低くするか、考えていかなくてはいけませんね。